JPH04219126A - 中空糸ステープル及び中空糸パッケージの製法、及び流体からのガスの分離法並びに濾過法 - Google Patents

中空糸ステープル及び中空糸パッケージの製法、及び流体からのガスの分離法並びに濾過法

Info

Publication number
JPH04219126A
JPH04219126A JP3020877A JP2087791A JPH04219126A JP H04219126 A JPH04219126 A JP H04219126A JP 3020877 A JP3020877 A JP 3020877A JP 2087791 A JP2087791 A JP 2087791A JP H04219126 A JPH04219126 A JP H04219126A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow fiber
hollow
hollow fibers
fibers
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3020877A
Other languages
English (en)
Inventor
Claus Schneider
シュナイダー クラウス
Rudi Wollbeck
ルーディ ヴォルベック
Thomas Zang
トーマス ツァンク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo NV filed Critical Akzo NV
Publication of JPH04219126A publication Critical patent/JPH04219126A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D19/00Degasification of liquids
    • B01D19/0031Degasification of liquids by filtration
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • B01D63/021Manufacturing thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • B01D63/021Manufacturing thereof
    • B01D63/0233Manufacturing thereof forming the bundle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • B01D63/026Wafer type modules or flat-surface type modules
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D63/00Apparatus in general for separation processes using semi-permeable membranes
    • B01D63/02Hollow fibre modules
    • B01D63/04Hollow fibre modules comprising multiple hollow fibre assemblies
    • B01D63/043Hollow fibre modules comprising multiple hollow fibre assemblies with separate tube sheets

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は中空糸が相互に平行な平
面に配置されており、各平面の中空糸は主に平行で少な
くとも1部は相互に間隔をあけて配置されており、隣接
する平面の中空糸は交差し、中空糸の隣接する末端域は
少なくとも点状に相互に結合している、中空糸ステープ
ルの製法に関する。
【0002】
【従来の技術】西ドイツ特許公開第3823858号公
報は中空糸の多孔性壁を介してガス状又は液状分散体を
濾過するための装置を開示しており、ここでは多孔性中
空糸が多数の積ねて設けられた中空糸層として配置され
ており、中空糸の開放末端が環状に構成された埋封材料
中に埋めこまれており、この埋封材料は濾過すべき分散
体のための流動溝を包囲し、かつ分散液を透過しない。 この公知装置の中空糸の配置は通常の中空糸平面構造体
、すなわち例えば中空糸マット、中空糸織物、中空糸積
層体等の個々のフィルター要素から打ち抜いて、積み重
ね、このようにして得られた中空糸パッケージに埋封法
を行ない、中空糸末端を埋封するということにより達せ
られる。この際、中空糸パッケージの層の中で多孔性中
空糸が有利に平行に設けられているのが良い。更に、隣
接層の中空糸が交差しているのが有利であろう。フィル
ター要素の打抜を切断部位の同時の融着において行なう
こともできる。
【0003】この公知法においては、中空糸が主に目の
つんだ結合体に構成されており、こうして中空糸の配置
が、すなわち例えば平行配置が平面構造体において失な
われることなく、この平面構造体を例えばクルクルと巻
いて、運搬して、巻きを解いて、広げて、積み重ねる等
、安全に操作することができるように、まず中空糸平面
構造体を製造しなければならない。こうして、これから
得られる濾過要素のための製法は費用がかかり、更に中
空糸がすでに中空糸平面構造体の製造の際に、及び/又
は後の操作の際に損なわれるという危険をともなう。 しばしば、この種の中空糸平面構造体は中空糸の保持の
ための手段、例えばたて糸又はよこ糸を有し、これは必
然的に中空糸パッケージ中に、こうして濾過装置中に残
り、これは常に所望されるわけでも、利点でもない。
【0004】ヨーロッパ特許第0093677号明細書
からは中空糸束の製法が公知であり、ここでは少なくと
も1つのリールから中空糸を糸ガイド装置を用いてドラ
ム上にこのドラムのそれぞれ外側末端方向に交互に巻取
り、この際中空糸は連続する層を形成し、1つの層から
他の層に交差し、この中空糸をドラムの軸に平行である
縦平面に沿って所望の束の長さにほぼ相当する規則的な
間隔で切断し、これにより多数の中空糸マットを交差す
る中空糸から形成するが、これはほぼ平面であり、その
両側末端は開放されており、かつこのように構成された
中空糸マットのそれぞれは、多くの中空糸束を形成する
ためには渦旋状に自体で長さ方向に巻かれる。
【0005】この刊行物からは、中空糸ステープルの製
造は示唆されない。更に、そこでは中空糸マットが巻き
上がることによりはじめに製造された均質な中空糸の配
置は部分的に再びくずされる。それというのも中空糸の
切断末端部を少なくとも一時的に支持体上に固定すべき
、この刊行物中に記載された手段は、中空糸のずれや位
置移動を阻止することができないためである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は冒頭部に記載された種類の中空糸を簡単な方法で、か
つこうして著しく経済的に製造することを可能とし、か
つ中空糸を保持するための手段を全く有さない方法を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、少なく
とも1本の中空糸を縦軸を中心として回転する多角形横
断面を有するドラム上に往復運動する(絞振りする)糸
ガイド装置を用いてら旋状に巻取り、かつ積み重ねられ
たほぼ平面の中空糸層を形成するが、その際ある層(平
面)の中空糸断片(巻き)は隣接する上下の層(平面)
の中空糸断片と交差するが、層(平面)内では相互にほ
ぼ平行であり、かつ少なくとも一部は相互に間隔をおい
て延びているように形成し、次いで所望の数の中空糸層
が達せられた後巻取り工程を終了し、かつそのように形
成された中空糸巻物のほぼ平面の範囲から切片(中空糸
ステープル)を任意の形で分離し、この際又はその直後
に中空糸の隣接する末端部分を少なくとも点状に相互に
結合することにより、本発明において解決する。
【0008】本発明方法は流体からガスを分離するため
に好適な中空糸から中空糸ステープルを製造するために
特に好適である。
【0009】流体とは本発明の範囲において天然又は人
工的に生じたガス混合物、例えば空気又は天然ガス、も
しくは液体であり、その中にガス(ガス混合物)が気泡
の形で又は溶解した形で、もしくは化学的に結合した形
で存在するものを表わし、この際この流体が蒸気状成分
を含有していてもよい。
【0010】例えばガス分離の目的は、著しく、可能な
かぎり完全に、天然に存在するガス混合物、例えば天然
ガス又は空気を又は生成物として又は廃棄生成物(廃ガ
ス)として生じる、すなわち人工的に生じたガス混合物
をその各成分に分離し、取得(回収)することである。
【0011】例えば、液体の脱ガスの目的は液体中に溶
けているか、又は化学的に結合した、又は気泡の形で存
在するガス(ガス混合物)のできるかぎり可能な完全な
分離である。液体中に溶けているガス(ガス混合物)の
分離は透過膜濃度勾配もしくは(部分)圧力勾配の保持
により行なうことができる。
【0012】流体からのガスの分離に好適な中空糸は(
半透過)膜として作用する壁を有する。この際、中空糸
形の膜が重要であり、中空糸膜、中空ファイバー膜又は
キャピラル膜を挙げることもできる。
【0013】中空糸形の膜を用いる流体からのガスの分
離並びにこれに好適な膜材料は自体公知である。
【0014】ガス混合物からのガス成分の分離にはいわ
ゆる非多孔性膜を、これに対して液体からの気泡の分離
には一般に多孔性〜微細多孔性の非湿潤性膜を使用する
。液体から溶けているか、又は化学的に結合しているガ
スを除去する際には、多孔性であるか、又は非多孔性膜
を使用し、この際この膜は湿潤性であっても非湿潤性で
あってもよい。
【0015】流体からのガスの分離は、例えば処理すべ
き液体の外側に中空糸を設け、分離したガス成分もしく
は分離したガス(ガス混合物)を中空糸の内部(孔)か
ら抜き取るという方法で行なう。
【0016】前記の例として短かく概略を示した方法を
できるだけ経済的に実施することを可能にするため、ガ
ス分離に作用する膜面をできるかぎり小さい空間に配置
することが必要である。このことを達成するために、中
空ファイバー直径及び中空糸間隔をできるだけ小さくし
なければならない。このことは処理すべき流体のための
流動溝中での中空糸のできるだけ密で、しかもその際組
織だった配置により達せられる。本発明方法により、こ
の要求をみたす中空糸モジュールもしくは分離装置のた
めの中空糸ステープルが容易に製造される。
【0017】こうして、本発明により製造した中空糸ス
テープルから、主に流動方向に鉛直、すなわちモジュー
ルの軸方向に鉛直である平面に中空糸が配置されており
、かつ中空糸の末端部が注型材料中に埋封されている中
空糸モジュールを製造することができ、この際注型材料
は環状又は管状体として構成されていてよく、かつ中空
糸がこれを横切って導びかれており、かつその両端部で
外側外套面(周囲面)上に開口する流動溝を形成する。 この種の中空糸モジュールは自体公知である。
【0018】本発明により製造された中空糸ステープル
から製造された中空糸モジュールもしくは装置は使用し
た中空糸の種類により、もしくは選択した実施方法もし
くは方法パラメーターの種類により、液体のガス処理に
も、濾過(限外濾過及びマイクロ濾過をも含む)にも、
又は熱交換器としても好適である。
【0019】中空糸ステープルの製造のためには、単独
の中空糸を本発明により巻取ることができる。しかしな
がら、多くの中空糸を同時に巻取ることもでき、この際
中空糸を束ねた形で、又は糸群として巻取ることも可能
である。中空糸束の巻取りの際に、ドラム上への載置は
一層の隣接する中空糸束断片(巻き)の間に間隔が保持
されるように行なわなければならない。中空糸群の巻取
りはクシ状の往復運動する糸ガイド装置を用いて行なわ
れ、この際中空糸群は相互に巻取ドラム上に間隔をもっ
て巻取られる多くの単独の中空糸から、又は多くの中空
糸群からなっていてよい。
【0020】本発明による方法は新らしく紡糸される中
空糸を中空糸ステープルに加工するために、すなわち直
接中空糸紡糸装置に使用するのが特に有利である。この
際、単独の中空糸だけでなく、例えば多孔ノズルから紡
糸される多くの中空糸を束として、又は糸群としてドラ
ム上に巻取ることも同様に可能である。
【0021】新らしく紡糸した中空糸を紡糸装置で直接
加工することは、直接加工しない場合には通常、場合に
よっては多数回行なわれる中空糸の巻返しを行なわない
でよいという大きな利点を提供する。この巻返しの際に
は中空糸は糸ガイド装置を介して行なわれる変化する引
張応力、多数回の方向転換及びすべりにさらされる。こ
うして、中空糸ステープルにとっての製造費用の著しい
減少と共に、中空糸を著しく大切に扱う加工が達せられ
る。更に、新らしく紡糸した中空糸の加工の際には、中
空糸を糸ガイド装置を介して案内する際の中空糸の保護
のために全く亜美剤を必要としないか、又は著しく少量
の亜美剤で十分である。このことは、亜美剤がのちの中
空糸の埋封の際に中空糸と埋封材との間の接着強さにマ
イナスに影響するので、大きな利点である。
【0022】該方法の特に有利な実施形は、巻取ドラム
上への巻取り速度を一部は高い紡糸速度に容易に、例え
ばドラム回転数を変えることにより、適合させることが
できるので、可能である。
【0023】しかしながら、他の実施形も可能である、
こうして例えば多くの中空糸をまず束ねた形に巻き付け
、のちに1つ以上の束として、又は糸群として、前記の
ように巻取ドラム上に巻取ることができる。
【0024】更に、本発明方法はパッキング密度ともい
われる充填度を広い範囲で調節することを可能とし、そ
の際非常に均質な幾何学的に配置された中空糸ステープ
ルの構成を達成し、これは中空糸モジュールの全中空糸
パッケージの良好で均質な流動を達成する。充填度の変
化は簡単な方法で、例えばドラム回転数を変化させない
で、糸ガイド装置の絞振り速度の変更により達せられる
。この絞振り速度の上昇、すなわち絞振り装置のより高
い(ダブル)ストローク数はドラム上でのより大きな巻
き間隔に導びき、こうしてより小さな充填度に導びく。 充填度とは、中空糸によって満たされた容積のモジュー
ルの全容積に対する比をパーセントで表わしたものであ
る。
【0025】多角形巻取ドラム上への中空糸の均質な分
配を達成するために、ドラム回転数及び絞振り速度もし
くは絞振り幅を、方向転換点の位置が毎回巻取ドラムの
異なる位置にある、すなわち巻取ドラムの周囲方向にお
いてだけでなく、軸方向においても移動するように、相
互に調節するか、もしくは常に変化させなければならな
い。このことは、中空糸がまず常に巻取ドラムの縁にの
み載置され、中間時点でなお載置されていない中空糸断
片は全く巻取ドラムと接触しないので必要である。
【0026】中空糸ステープルの製造は、所定の巻きの
厚さが巻取ドラム上に達せられた後、多角ドラムの各平
面上で自動的に又は手動で1つ又は多数の例えば円形又
は多角形の、例えば四角又は六角形の切片(中空糸ステ
ープル)を切断するか又は打ち抜くという方法で行なわ
れる。このことは、例えば機械的に、超音波又は熱によ
り行なうことができる。
【0027】中空糸ステープルの分離取り出しは、中空
糸の完全な分離と同時に中空糸末端部を十分に又は完全
に封鎖(融着)することにより行なうことができ、この
ことは中空糸の末端域ののちに行なう埋封において、中
空糸内部(孔)中への埋封材(注型材)の圧入を阻止す
るという利点を有する。この際隣接する中空糸の端部を
同時に少なくとも点状に相互に結合することができる。 このようにして、中空ステープルは1工程で製造され、
この際中空糸はすでに十分に強力な結合を形成し、この
強力な結合は、この中空糸ステープルを確実に処理する
こと、及びあらかじめ得られた著しく均質で組織だった
中空糸の配置が損なわれることなく搬送すること及び中
空糸モジュールに加工することを可能とする。
【0028】しかしながら、中空糸の隣接する末端域を
中空糸の完全な分離の後すぐに、できれば巻取ドラムか
ら中空糸ステープルを取りのぞく前に、少なくとも点状
に相互に、例えば接着剤等の担持(噴霧)により結合す
ることも可能である。
【0029】これらすべての工程は完全自動、すなわち
オンライン法で実施することができる。
【0030】中空糸モジュールは本発明により製造され
た1つ又は多数の中空糸ステープルから製造することが
できる。この際、多数のこれら中空糸ステープルを積み
重ねることができ、この際隣接する中空糸ステープルを
形成すべき中空糸パッケージの縦軸の回りを一定の角度
で相互に回転移動して配置することもできる。このよう
にして、中空糸が均質で一様に分配されて設けられてい
る中空糸パッケージが得られる。
【0031】個々の中空糸ステープル又はあらかじめ記
載した方法で形成した中空糸パッケージから中空糸モジ
ュールを製造することは、中空糸の末端域を硬化性埋封
材(注型材)中に埋封するという方法で行なうが、例え
ばこのことは遠心注型により行なうことができる。モジ
ュールの外側周囲の硬化した埋封材(注型材)の1部を
取り去ることにより引き続き中空糸の孔は露出する。次
いで、このモジュールをその寸法に相応する、必要なパ
ッキン及び処理すべき流体の供給用接続及び処理した流
体及び分離した透過物質、例えばガス成分、ガス混合物
等の導出用接続を備えるケーシング中に組み込むことが
できる。しかしながら、多くのモジュールを同一のケー
シング中に並列接続及び/又は直列接続で配置すること
もできる。
【0032】円板状モジュール、いわゆる円板モジュー
ルは中空糸を介して外側から内側への分離工程が行なわ
れる時特に有利である。それというのも、その際強力な
混合、こうして強力な物質交換が中空糸の外側に生じ、
かつ透過物質を中空糸中に取っておかなければならない
道程は最高で中空糸の長さの半分である。この利点は多
数の積み重ねた円板モジュールから構成された分離装置
においても保持される。それというのもこの際分離を促
進する短かい透過路が保持されるためである。
【0033】
【実施例】数値例:12穴ノズルから溶融紡糸した中空
糸12本を6角形の横断面を有する巻取ドラム上に同時
に容易に絞振りで巻取ることができた。多角形ドラムの
巻取りから中空糸ステープルの分離取り出しまでの通常
の経過時間は約20分である。より厚い中空糸ステープ
ルに導びくより長い経過時間にも調節することができる
。40ダブルストローク/分の糸ガイド装置の絞振り速
度において、中空糸外径20μmで中空糸ステープル積
層25において約20mmのステープル高さが達せられ
た。ステープルの好適な外径は300mmであった。 実際に著しく優れていると評価されたモジュールは例え
ば800枚まで積層された本発明により製造された中空
糸ステープルからなる。円板モジュールは膜面1000
m2まで示す。有効径250mmで長さ400mmのモ
ジュールを空気分割において効果的に使用した。外径3
3μmの溶融紡糸中空糸を中空糸ステープルに効果的に
加工し、この際紡糸速度、従って巻取り速度は約100
0m/分であった。本発明により製造した中空糸ステー
プルから構成された中空糸モジュールの充填度は30〜
50%であったが、25%又は75%であってもよい。 充填度とは中空糸により満たされた容積のモジュールの
総容積に対する比をパーセンテージで表わしたものであ
る。
【0034】次に図面につき本発明を詳細に説明する。
【0035】図1は新たに紡糸した中空糸を用いる方法
の特に有利な実施形を示す、すなわち紡糸ノズル1から
巻取ドラム7までの中空糸2の道である。中空糸2は多
孔ノズル1から糸群として紡糸され、ほぼ平行な中空糸
2を有するケーブル束にまとめられる。集合位3では個
々の中空糸2を薄い滑層で包囲する保護亜美剤(等)を
供給することもできる。紡糸する中空糸2の寸法を押出
機又はギヤーポンプ(測量ポンプ)を介して供給する時
間単位あたりのポリマー量、ガイドギャレット4を介す
る中空糸2の引き出し速度及び中空糸2の孔中に調節し
て配量する流体流により決定する。中空糸カーベル束は
ガイドギャレット4からテンション補償装置5及び絞振
り糸ガイド6を介して巻取ドラム7に達する。
【0036】示した例においては巻取ドラム7は6角形
の横断面を有し、これにより6つの平面を有し、この平
面上に所望の巻き厚さまで巻取った後、中空糸ステープ
ルを切断分離するか、又は打ち抜く。
【0037】巻取形状のために、巻取るべきケーブル束
中に張力最大位が生じ、これはテンション補償装置5を
介して均質とされるか、又は中空糸2の使用したポリマ
ーの伸長特性を介して受けとめられる。
【0038】巻取ドラム7上の巻の厚さが増すと共に、
一定のドラム回転数において巻取張力は常に高まる。こ
の欠点を回避するために、巻きサイクルの間ドラム回転
数を段階的に、又は連続的に下げることにより、所定の
張力許容範囲において巻き取ることができる。この目的
のためにテンション補償装置5はドラム回転数に作用し
、かつ張力により制御された巻取を生ぜしめる出力シグ
ナルを備える。
【0039】絞振糸ガイド6は例えばU−型に構成され
ていてよく、中空糸カーベル束に自体回転する巻取ドラ
ム7上への載置のために必要な操作を授けるか、又はク
シ状に、構成されており、中空糸2を個々に、主に平行
に並列して、巻取ドラム7上に載置することができる。
【0040】巻取ドラム軸に平行に往復運動をする絞振
糸ガイド6の速度を介して、載置された中空糸カーベル
束もしくは、中空糸2の交差角度、こうして中空糸ステ
ープルの容積及び密度に影響を与える。
【0041】図2は6角形の横断面を有する、中空糸2
で巻かれた巻取ドラム7(6角ドラム)を透視図として
示す。中空糸ステープルは例えばステンシルを用いて、
例えば線8に沿って円形の平面要素として超音波及び/
又は熱的もしくは機械的装置により分離する。
【0042】個々の中空糸層もしくはカーベル束層を6
角ドラム7上に固定するために、あらかじめ巻取った中
空糸2もしくは中空糸カーベルを好適な装置9を用いて
それぞれ縁19で組織だった巻取層に保持する。
【0043】中空糸ステープルの分離の際に、切断位で
液化するポリマーが中空糸2の孔を閉じる。同時に冷却
の際に硬化するポリマーは隣接する中空糸2を結合し、
良好な操作性の平面構造体が生じ、同時にこの平面構造
体においては巻取の際に生じた中空糸2の位置は完全に
保持される。
【0044】図3はモジュール組立てのために用意した
中空糸ステープル10を示す。幾何学的に組織だった中
空糸2はその末端部11で液化したポリマーで閉じられ
ており、同時の少なくとも点状の結合により隣接する中
空糸層12をその位置に固定する。このように生じた中
空糸ステープル10は自体自動装置での更なる加工に十
分に安定であり、かつ同時に例えば液体注型用樹脂で埋
封するために必要な容積を示す。
【0045】図4は多くの中空糸ステープル13からの
予組立て中空糸モジュール(プレモジュール)を示す。 個々の中空糸ステープル13は(ばらに)積み重ねられ
ている。これらのステープルは場合により完成の更なる
工程においてはじめてすべての空洞の間に押し入る注型
樹脂等によりその位置を固定される。
【0046】図5は例えば2つの連続する中空糸ステー
プルをモジュールに組立てる際にモジュール軸を中心に
相互に回転移動して配置することができることを示す。 示した例においては回転角90°である。回転角は任意
に変化させることができる。回転角60°においては6
番目の中空糸ステープルで再たび最初の位置が達せられ
る。このようにして、この中空糸モジュールを流動空間
(外側空間)中でのできる限り僅かな圧力損失及び流体
の均質な分配に最適化する(できるだけブロック流)。
【0047】図6は管状に構成されたモジュールを透視
図法によって示す。このようなモジュールの製造は中空
糸2を図4による予組立中空糸モジュールの管状外側域
14において硬化性注型材中に埋封し、かつ中空糸2の
孔15の解放のために硬化した注型材の一部を取り除く
ことにより行なわれる。第1の流体、例えば処理すべき
流体の流動方向を矢印16により示した。モジュールの
通過の際に、例えば第1の流体の1種又はそれ以上の成
分は中空糸2の膜壁を介して透過し、かつ第2の流体(
透過物)として中空糸2の開放された孔15を通って流
出する。この工程は側方の矢印17により示される。 処理された、例えば透過物の減少した、第1の流体(濃
縮物)はモジュールの末端に導出される(矢印18)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形を示す図である
【図2】多角巻
取ドラムを示す図である
【図3】本発明により製造され
た中空糸ステープルを示す図である
【図4】中空糸ステープルより構成されたプレモジュー
ルを示す図である
【図5】2つの相互に回転移動して設けられた中空糸ス
テープルを示す図である
【図6】中空糸モジュールの管状実施形を示す図である
【符号の説明】
1    紡糸ノズル 2    中空糸 3    集合位 4    ガイドギャレット 5    テンション補償装置 6    絞振糸ガイド 7    巻取ドラム 8    線 9    装置 10    糸ステープル 11    末端部 12    中空糸層 13    中空糸ステープル 14    管状外側域 15    孔 16,17,18    矢印

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  中空糸が相互に平行な平面に配置され
    ており、各平面の中空糸は主に平行で少なくとも1部は
    相互に間隔をあけて配置されており、隣接する平面の中
    空糸は交差し、中空糸の隣接する末端域は少なくとも点
    状に相互に結合している、中空糸ステープルの製法にお
    いて、少なくとも1本の中空糸を縦軸を中心として回転
    する多角形横断面を有するドラム上に往復運動する(絞
    振りする)糸ガイド装置を用いてら旋状に巻取り、かつ
    積み重ねられたほぼ平面の中空糸層を形成するが、その
    際ある層の中空糸断片(巻き)は隣接する上下の層の中
    空糸断片と交差するが、層内では相互にほぼ平行であり
    、かつ少なくとも1部は相互に間隔をおいて延びている
    ように形成し、次いで所望の数の中空糸層が達せられた
    後巻取り工程を終了し、かつそのように形成された中空
    糸巻物のほぼ平面の範囲から切片を任意の形で分離し、
    この際又はその直後に中空糸の隣接する末端域を少なく
    とも点状に相互に結合することを特徴とする中空糸ステ
    ープルの製法。
  2. 【請求項2】  流体からガスを分離するために好適な
    中空糸少なくとも1本を用いて実施する請求項1記載の
    製法。
  3. 【請求項3】  濾過に好適な中空糸少なくとも1本を
    用いて実施する請求項1記載の製法。
  4. 【請求項4】  複数の束ねた形の又は糸群として配置
    された中空糸を用いて実施する請求項1から3までのい
    ずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】  新たに紡糸された中空糸少なくとも1
    本を用いて実施する請求項1から4までのいずれか1項
    記載の方法。
  6. 【請求項6】  中空糸を巻取りの前にテンション補償
    装置を介して案内する請求項1から6までのいずれか1
    項記載の方法。
  7. 【請求項7】  巻きが厚くなるとともに、中空糸の巻
    取テンションが所定の範囲に保持されるようにドラムの
    回転数を段階的に、又は連続的に減少させる請求項1か
    ら6までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】  ドラムの回転数の減少を請求項6によ
    るテンション補償装置の出力シグナルを介して行なう請
    求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】  巻取られた中空糸を切片の分離前にド
    ラムの縁に固定する請求項1から8までのいずれか1項
    記載の製法。
  10. 【請求項10】  請求項1から9までのいずれか1項
    記載の方法により製造された中空糸ステープルを積み重
    ねることにより中空糸パッケージを製造するための方法
    において、隣接する中空糸ステープルを形成すべき中空
    糸パッケージの縦軸を中心として一定の角度相互に回転
    移動することを特徴とする中空糸パッケージの製法。
  11. 【請求項11】  請求項1から9もしくは10のいず
    れか1項記載の方法により製造された中空糸ステープル
    もしくは中空糸パッケージを使用することを特徴とする
    流体からのガスの分離法。
  12. 【請求項12】  請求項1から9もしくは10のいず
    れか1項記載の方法により製造される中空糸ステープル
    もしくは中空糸パッケージを使用することを特徴とする
    濾過法。
JP3020877A 1990-02-17 1991-02-14 中空糸ステープル及び中空糸パッケージの製法、及び流体からのガスの分離法並びに濾過法 Pending JPH04219126A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4005132.3 1990-02-17
DE4005132A DE4005132A1 (de) 1990-02-17 1990-02-17 Verfahren zum herstellen von hohlfadenstapeln

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04219126A true JPH04219126A (ja) 1992-08-10

Family

ID=6400463

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3020877A Pending JPH04219126A (ja) 1990-02-17 1991-02-14 中空糸ステープル及び中空糸パッケージの製法、及び流体からのガスの分離法並びに濾過法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US5126053A (ja)
EP (1) EP0443206B1 (ja)
JP (1) JPH04219126A (ja)
AT (1) ATE119802T1 (ja)
AU (1) AU629457B2 (ja)
BR (1) BR9100620A (ja)
CA (1) CA2036399A1 (ja)
DE (2) DE4005132A1 (ja)
ES (1) ES2068988T3 (ja)
FI (1) FI910710A (ja)
NO (1) NO910577L (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4210154A1 (de) * 1992-03-27 1993-09-30 Akzo Nv Hohlfadenbündel sowie Verfahren und Vorrichtung zu seiner Herstellung
DE59301346D1 (de) * 1992-03-27 1996-02-15 Akzo Nobel Nv Hohlfadenbündel sowie verfahren und vorrichtung zu seiner herstellung
SI9400107A (en) 1994-03-02 1995-10-31 Lek Tovarna Farmacevtskih New process of the isolation of clavulanic acid and its pharmaceutical salts from fermented broth of streptomyces sp.p 6621 ferm p 2804.
SI9500074A (en) * 1995-03-10 1996-10-31 Lek Tovarna Farmacevtskih Process for preparation of alkani salts of clavulanic acid.
US6271023B1 (en) 1997-02-04 2001-08-07 Akzo Nobel N.V. Module made of at least two-type hollow fibres, and production of same
EP1882512A1 (en) * 2006-07-26 2008-01-30 Vlaamse Instelling Voor Technologisch Onderzoek (Vito) Planar capillary membrane filtration module and method of its production
US7964049B2 (en) * 2006-07-28 2011-06-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Processes for making fiber-on-end materials
JP2008273763A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Aisin Seiki Co Ltd 改質装置および燃料電池システム
CN102514981B (zh) * 2011-12-13 2013-06-26 天邦膜技术国家工程研究中心有限责任公司 双六边轮自动收丝机
CN113440930B (zh) * 2021-07-16 2022-09-09 宜宾海丝特纤维有限责任公司 一种粘胶纤维生产用滤芯裹布捆扎机

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2222134A1 (en) * 1973-03-19 1974-10-18 Rhone Poulenc Sa Appts for permeation through hollow fibres - allows simple construction and efficient separation and mixing processes
FR2351041A1 (fr) * 1976-05-10 1977-12-09 Rhone Poulenc Ind Appareil a fibres creuses
ZA777700B (en) * 1977-12-29 1979-09-26 W Stinnes Improvements in and relating to winding of fibres
US4267630A (en) * 1979-06-28 1981-05-19 Albany International Corp. Method of fabrication of coreless hollow filament separatory module
FR2525487B1 (ja) * 1982-04-27 1988-04-22 Hospal Sodip
US4572446A (en) * 1984-03-23 1986-02-25 Omnis Surgical Inc. Process for making a fiber bundle
KR880004144A (ko) * 1986-09-19 1988-06-01 로널드 케이 실버스텐 분리가능한 복수 섬유들의 패키지를 형성하는 방법 및 장치, 그리고 이렇게 형성된 섬유들의 패키지
DE3803693A1 (de) * 1987-03-10 1988-09-22 Akzo Gmbh Mehrlagiger hohlfadenwickelkoerper
DE3823858A1 (de) * 1988-07-14 1990-02-22 Akzo Gmbh Verfahren und vorrichtung zum filtrieren von gasfoermigen oder fluessigen dispersionen

Also Published As

Publication number Publication date
DE4005132C2 (ja) 1992-08-06
EP0443206A2 (de) 1991-08-28
NO910577L (no) 1991-08-19
DE4005132A1 (de) 1991-08-22
DE59008723D1 (de) 1995-04-20
EP0443206B1 (de) 1995-03-15
FI910710A (fi) 1991-08-18
AU629457B2 (en) 1992-10-01
US5126053A (en) 1992-06-30
CA2036399A1 (en) 1991-08-18
BR9100620A (pt) 1991-10-29
ES2068988T3 (es) 1995-05-01
ATE119802T1 (de) 1995-04-15
AU7111791A (en) 1991-08-22
EP0443206A3 (en) 1991-10-02
FI910710A0 (fi) 1991-02-13
NO910577D0 (no) 1991-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Wan et al. Design and fabrication of hollow fiber membrane modules
US10926225B2 (en) Hollow fiber cartridges and components and methods of their construction
US4207192A (en) Hollow filament separatory module and method of fabrication
US3690465A (en) Permeation separation element
US5143312A (en) Multilayer hollow fiber wound body
KR102370290B1 (ko) 바이오필름 지지용 맴브레인 조립체
EP2448658B1 (en) Non-braided, textile-reinforced hollow fiber membrane
EP0009374A2 (en) Process for the separation of constituents of gas/gas, liquid/liquid, or liquid/solid mixtures or solutions
US4631128A (en) Permselective hollow fiber bundle
US4210536A (en) Hollow filament separatory module
WO2007040036A1 (ja) 中空糸スダレ状物、中空糸束の製造方法、筒型中空糸膜モジュールおよび浸漬型中空糸膜モジュール
IE53948B1 (en) Hollow-fibre apparatus
WO1998028065A1 (fr) Module de type membrane a des fibres creuses et procede de fabrication
JPH04219126A (ja) 中空糸ステープル及び中空糸パッケージの製法、及び流体からのガスの分離法並びに濾過法
EP0177510A4 (en) BEAM WINDING SYSTEM.
US4220489A (en) Method of fabricating a hollow filament separator module
AU760364B2 (en) A method and apparatus for manufacturing wound tube bundles
JPH04227030A (ja) 選択透過性中空繊維束及びそれを内蔵した流体分離装置
CA1170194A (en) Hollow filament separatory module and method of fabrication
JPH0257981B2 (ja)
CA1199280A (en) Microporous hollow fiber membrane assembly and its method of manufacture
JPH05245348A (ja) 一体式乱流プロモーターを有する渦巻き形中空繊維膜織物カートリッジ及びモジュール