JPH04215402A - 水抵抗器 - Google Patents

水抵抗器

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Publication number
JPH04215402A
JPH04215402A JP40241990A JP40241990A JPH04215402A JP H04215402 A JPH04215402 A JP H04215402A JP 40241990 A JP40241990 A JP 40241990A JP 40241990 A JP40241990 A JP 40241990A JP H04215402 A JPH04215402 A JP H04215402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
resistor
water resistor
electrode
electrodes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP40241990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kaneko
金子 芳夫
Akio Tsuruya
鶴谷 陽男
Masaaki Okabe
岡部 正章
Isamu Izawa
井澤 勇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP40241990A priority Critical patent/JPH04215402A/ja
Publication of JPH04215402A publication Critical patent/JPH04215402A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高圧発電機の負荷試験
を行う際等に用いる水抵抗器に関する。
【0002】
【従来の技術】高圧発電機や特に高圧の特高発電機を負
荷試験する場合、我が国では一般的に発電所において電
源系統を並列して運転させ、これを負荷としている。し
かしながら、東南アジア等では系統上から高圧発電機の
単独設備となるケースが多い。このため、負荷としての
役割を果す疑似負荷設備として水抵抗器が用いられる。
【0003】水抵抗器の種類としては円筒型電極を有す
るものと板状電極を有するものとがあり、大容量のもの
としては後者が適している。板状電極を有する水抵抗器
の従来の構造を図4〜図6に示す。水抵抗器は、枠体1
と枠体1の内部に一定の間隔をおいて固定した3枚の電
極2a,2b,2cとで構成されている。
【0004】枠体1は以下のように構成される。図4の
四隅とそれらの間の2ケ所に縦枠3が合計12本設けら
れ、これらの縦枠3の先端部どうしが水抵抗器の上下で
夫々4本の上枠4,下枠5によって結合される。そして
、上下面には夫々2本の上枠6と下枠(図示せず)とが
設けられている。更に、各枠の形状が略正方形になるよ
うに、側面には合計9本×4本=36本の水平枠7が設
けられ、上下面には合計6本×2=12本の水平枠8が
設けられる。2本の上枠6と2本の下枠と両側2本づつ
の縦枠3とで囲まれる部分には、枠体1の内部を3つに
仕切るために破線で示すように2枚の中性点電極9が設
けられるとともに中性点電極9の外側にも夫々中性点電
極9が設けられる。
【0005】枠体1の内部であって中性点電極9どうし
の間に前記の電極2a,2b,2cが夫々固定される。 各電極2a,2b,2cは、複数の碍子10を介して夫
々中性点電極9間に取り付けられる。碍子10は各電極
の片側に6個づつ設けられ、図6で示す位置に配置され
る。各電極には夫々2つの端子11が取り付けられ、端
子11には図示しないボルトを介してケーブル12が夫
々接続される。ケーブル12を2本にしたのは容量を増
すためであり、1本であってもよい。
【0006】中性点電極9は接地され、図5のように水
13の中に浸されたとき、各電極と中性点電極9との間
に位置する水が抵抗として作用する。このため、各電極
のうち水に浸る部分の面積を変化させることによって水
抵抗器の抵抗値を変えることができる。電極のうちの水
に浸る部分の面積を変えるには水位の高さを変える方法
と水抵抗器を昇降させる方法とがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以下のよう
な問題がある。各電極に三相交流電圧を印加すると、図
5の左側に矢印で示すように各電極から中性点電極9へ
向かって電気力線a,bが生じる。この電気力線は凸部
である端子11の近傍や電極の下端、あるいは温度が上
昇する(沸騰することもある)水面近傍で集中する。
【0008】この場合、常に水中にある部分については
問題ないが、水面近傍では気中部で線間短絡が生じて発
電機や水抵抗器を破壊させることがある。水面近傍に電
気力線が集中するのは、水の自然対流により水面近傍の
温度が上昇するためであり、電極高さの途中に水面がく
る場合は短絡を避けられない。
【0009】そこで本発明は、斯る課題を解決した水抵
抗器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本発明の構成は、三相分の電極が相互に一定の間隔を
保持するように平行に配置して構成した水抵抗器本体を
複数設けるとともに夫々の水抵抗器本体を完全に水中に
浸し、接続する水抵抗器本体の数を変えることで抵抗値
を調整するようにしたことを特徴とする。
【0011】
【作用】水抵抗器本体を完全に水中に浸すので、従来の
ように水面近傍に電気力線が集中することはなく、線間
短絡が生じることはない。抵抗値を調整するには接続す
る水抵抗器本体の数を変えてやればよく。従来のように
重い水抵抗器本体を昇降させたり、水位を上下させたり
する必要はない。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。なお、本実施例は従来の水抵抗器の一
部を改良したものなので、従来と同一部分には同一符号
を付して説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
【0013】本発明による水抵抗器の構成を、図1〜図
3に基づいて説明する。本発明による水抵抗器は、図4
〜図6に示す水抵抗器を水抵抗器本体とし、図1に示す
ように複数の水抵抗器本体を用いて構成される。即ち、
本実施例では、水面よりも上へ露出することなく全体が
水中へ浸った状態で使用する4つの水抵抗器本体14a
〜14dが遮断器26を介して水車発電機15に並列に
接続される。図中16,17,25は三相分が連動して
開閉する断路器である。
【0014】水抵抗器本体は全体を水中に浸して使用す
るために水面近傍で電気力線が集中するということはな
いが、本実施例では従来の水抵抗器本体に対して以下の
改良が加えられる。電極2a,2b,2cのうちの例え
ば電極2aは図2のように電極板16の全周にパイプ1
7を溶接して構成される。この電極2aの上部は、図2
,図3に示すように絶縁材である一対のFRP板18に
よって挟まれる。FRP板18の取り付けは、図3に示
すように電極板16を貫通する5本の絶縁ボルト19と
絶縁ナット20とリング状の一対の絶縁スペーサ21に
よってなされる。電極板16に溶接された端子11とケ
ーブル12とはボルト22とナット23とで結合されて
おり、ケーブル12とボルト22等が塩ビ管24によっ
て被われる。
【0015】なお、水抵抗器本体の接続方法や断路器を
設ける位置は、本実施例の場合に限らず色々なパターン
が考えられる。
【0016】次に、斯かる水抵抗器の作用を説明する。 水車発電機において、水抵抗器を接続する前の抵抗値が
R=∞であって電流が流れない状態から急に多くの電流
を流すと、水車の回転に逆らって加わる機械的抵抗が急
に大きくなって水車や水車へ水を導く導水路が破壊する
。このため、水抵抗器の抵抗値Rを大きいものから、徐
々に小さくしなければならない。
【0017】このため、以下の手順で水抵抗器本体14
a〜14dの接続を行う。まず最初は断路器16を閉じ
て断路器17,25を開いたのちに遮断器26を投入す
る。すると水抵抗器本体14aのみが接続された状態に
なる。このときの各水抵抗器本体の抵抗値をR1とする
と、全抵抗Rは、 R=1/(1/R1)=R1 となる。この状態で、図示しない電圧調整器により電圧
を小さな値から順に所定の電圧まで上げる。次に、遮断
器26を遮断したあとこの状態から断路器25を閉じ再
び遮断器26を投入して水抵抗器14a,14bが接続
された状態にする。このときの全抵抗Rは、R=1/(
1/R1+1/R1)=R1/2となる。この状態で、
前記と同様に電圧の操作を行う。 次に、遮断器26を遮断したあと断路器16,17を閉
じるとともに断路器25を開き、再び遮断器26を投入
して水抵抗器本体14a,14c,14dが接続された
状態にする。このときの全抵抗Rは、 R=1/(1/R1+1/R1+1/R1)=R1/3
となる。この状態で前記と同様に電圧の操作を行う。最
後に、遮断器26を遮断したあと全ての断路器16,1
7,25を閉じ、再び遮断器26を投入して水抵抗器本
体14a,14b,14c,14dが接続された状態に
する。このときの全抵抗は、 R=1/(1/R1+1/R1+1/R1+1/R1)
=R1/4となる。この状態で前記と同様に電圧の操作
を行う。即ち、全抵抗RをR1→R1/2→R1/3→
R1/4という順に徐々に小さくし、これらの各場合ご
とに電圧を小さい値から所定の値まで上げ、最終的に設
定された出力が得られる状態にする。本実施例では水車
発電機の電圧が11KV,発電容量が63000KWで
ある。
【0018】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、本発明に
よる水抵抗器によれば水抵抗器本体の全体を完全に水中
に浸すので、水面の温度が上昇しても従来のように電極
が水面近傍に位置することはなく水面近傍で電気力線が
集中することによる線間短絡が生じることはない。
【0019】一方、複数の水抵抗器本体の接続状態を変
えることで発電機等に接続する抵抗値を調整するので、
従来のように重量の大きい水抵抗器を昇降させたり水位
を変化させて電極のうちの水中に浸る部分の面積を変化
させる必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水抵抗器の接続回路を示す構成図
【図2】本発明に係る水抵抗器における電極の要部を示
す正面図。
【図3】図2のA−Aの拡大矢視図。
【図4】従来の水抵抗器の平面図。
【図5】従来の水抵抗器の正面図。
【図6】従来の水抵抗器の右側面図。
【符号の説明】
1…枠体 2a,2b,2c…電極 14a,14b,14c,14d…水抵抗器本体15…
水車発電機 16,17,25…断路器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  三相分の電極が相互に一定の間隔を保
    持するように平行に配置して構成した水抵抗器本体を複
    数設けるとともに夫々の水抵抗器本体を完全に水中に浸
    し、接続する水抵抗器本体の数を変えることで抵抗値を
    調整するようにしたことを特徴とする水抵抗器。
JP40241990A 1990-12-14 1990-12-14 水抵抗器 Pending JPH04215402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40241990A JPH04215402A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 水抵抗器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40241990A JPH04215402A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 水抵抗器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04215402A true JPH04215402A (ja) 1992-08-06

Family

ID=18512239

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40241990A Pending JPH04215402A (ja) 1990-12-14 1990-12-14 水抵抗器

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JP (1) JPH04215402A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102879738A (zh) * 2012-09-24 2013-01-16 唐山轨道客车有限责任公司 水阻试验系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102879738A (zh) * 2012-09-24 2013-01-16 唐山轨道客车有限责任公司 水阻试验系统

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