JPH04215049A - 建物用雨センサー - Google Patents

建物用雨センサー

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JPH04215049A
JPH04215049A JP41022590A JP41022590A JPH04215049A JP H04215049 A JPH04215049 A JP H04215049A JP 41022590 A JP41022590 A JP 41022590A JP 41022590 A JP41022590 A JP 41022590A JP H04215049 A JPH04215049 A JP H04215049A
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JP
Japan
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resist film
electrodes
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substrate
resistance
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JP41022590A
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Nobuyoshi Iwasaki
岩崎 信義
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Tostem Corp
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Tostem Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓及び天窓等による開
口部の開閉動作、又は物干等の出し入れ動作を降雨の有
無に応じて制御するため、降雨を検出する電極間抵抗検
出型の雨センサーに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は前記天窓等に使用される従来の雨
センサーの一例を示す斜視図であり、例えば樹脂製基板
1上に対をなす電極2a、2bを接着等により固定し、
該基板1を台3上に固定してなるもので、電極2a、2
bは、図4に示すように、銅板4にニッケルメッキ層5
と金メッキ層6とを形成してなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の雨
センサーによると、電極2a、2bと基板1との境界部
aにおいて、太陽光線中の紫外線や、大気中あるいは雨
水中の腐食物質(例えば窒素酸化物や硫黄酸化物あるい
は塩分等)により基板1そのものが劣化し、又、境界部
aの密着性が悪いために、該境界部aから腐食が始まり
、銅板が露出して緑錆が発生すると共に、電極2a、2
bと基板1との密着性もさらに悪くなって電極2a、2
bの剥離が発生するという問題点があった。
【0004】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、耐候姓、耐食性に優れた長期
使用に耐える雨センサーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、メッキを施した櫛歯状電極を基板上に配
置してなる電極間抵抗検出型の建物用雨センサーにおい
て、前記電極と前記基板との境界部をレジスト膜により
覆ったことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明の雨センサーは、上述のように、電極と
基板との境界部がレジスト膜により覆われているので、
雨水や空気中に含まれる腐食物質等の境界部への浸入や
太陽光線の電極や基板への直接的な照射が防止される。
【0007】
【実施例】図1は本発明による雨センサーの一実施例を
示す図2のA−A断面図であり、図2は該実施例の部分
平面図である。図1および図2において、1は樹脂製基
板であり、例えばエポキシ系、ポリアミド系、BS系、
AES系、AS系、PP系その他の耐候性のある樹脂が
用いられる。対をなす櫛歯状電極2a、2bを形成する
銅板4は、例えば印刷法あるいは接着等により基板1上
に固定されるもので、その上にニッケルメッキ層5と金
メッキ層6が形成される。そして、その上から、印刷法
により、レジスト膜7を、電極2a,2bと基板1との
境界部aを覆うように形成する。なお、実施例において
は、レジスト膜7の材料としては、太陽インキ製造株式
会社製の熱硬化型無臭性ソルダレジストインキS−40
(エポキシ樹脂を主成分とし、他にフィラー、硬化剤、
着色顔料、溶剤、添加剤を含む)を使用した。
【0008】本発明による雨センサーと従来品の耐候性
、耐食性の試験を行なった。なお、この試験において、
本発明によるものは、銅板4を基板1上に印刷法によっ
て形成したものを用い、基板1には両者ともエポキシ樹
脂を用い、他のレジスト膜7以外の点では同じ材質、寸
法として試験した。以下にその試験内容の概略と結果を
述べる。
【0009】 〔耐候性試験〕 日照による抵抗値の変化を行なった。日照時間は500
時間とし、抵抗値の測定は、日照前(新品)と日照後に
ついて、乾燥時と、水中浸漬時と、水から引上げ直後に
ついてそれぞれ行なった。その結果、本発明によるもの
と従来品のいずれも、日照前、日照後の乾燥時の抵抗値
は無限大であり、また、水中浸漬時の抵抗値はほぼ同じ
であった。しかしながら、引上げ直後の抵抗値の変化に
は大きな差が発生した。すなわち、従来品の場合、日照
前の引上げ直後の抵抗値に比較し、日照後の引上げ直後
の抵抗値は、約1/10〜1/20に低下し、抵抗値の
低下が顕著であったが、本発明によるものは、日照前の
引上げ直後の抵抗値に比較し、日照後の引上げ直後の抵
抗値は約1/3 となり、従来品に比較し、抵抗値の低
下度合は少なく、耐候性の向上が見られた。
【0010】また、本発明によるものは、日照により、
レジスト膜7の変色と光沢の変化が見られ、また、金メ
ッキ層6の若干の変色が見られたが、境界部近傍の基板
1の変色は少なかった。一方、従来品の場合、基板1に
著しい変色が見られ、金メッキ層6にも若干の変色が見
られた。
【0011】 〔耐食性試験〕 本発明によるものと、従来品に対し、塩化ナトリウムと
塩化第2銅と酢酸とを含む水を48時間、96時間、1
44時間、192時間噴霧し、乾燥時と、水中浸漬時と
、水から引上げ直後について抵抗値の測定をそれぞれ行
なった。その結果は次の通りであった。
【0012】 (48時間試験) 乾燥時の抵抗値は、本発明によるものは、新品も48時
間噴霧後のものも抵抗値は無限大で変化しなかった。一
方、従来品の場合、新品に対し、48時間噴霧後のもの
は抵抗値の低下が見られた。
【0013】また、水中浸漬における測定の場合、本発
明によるものは、新品の抵抗値に対し、48時間噴霧後
の抵抗値は約27%〜30%程度に低下し、一方、従来
品の場合、新品の抵抗値に対し、48時間噴霧後の抵抗
値は約27%〜30%程度に低下した。
【0014】また、水から引上げ直後における測定の場
合、本発明によるものは、新品の抵抗値に対し、48時
間噴霧後の抵抗値は約7%〜12%程度に低下したが、
従来品の場合、新品の抵抗値に対し、48時間噴霧後の
抵抗値の割合は約10%〜17%に低下した。このよう
に、抵抗値の低下の割合は、従来品と本願発明品とであ
まり差は無かったが、抵抗値の絶対値は本願発明品が従
来品より高く、約2倍であった。
【0015】なお、外観上は従来品における緑青の発生
ははなはだしく、一方本願発明品における緑青の発生の
度合いはわずかであった。
【0016】 (噴霧時間経過に伴う抵抗値の変化) 従来品の場合、新品の浸漬時の抵抗値に対し、96時間
噴霧後の抵抗値は約2.5%〜8%程度に急激に低下し
、また、引上げ直後の抵抗値も、新品に対し、約0.7
%〜1.3%に低下し、用途に耐えないものとなった。 そして、噴霧時間が長くなるに従って、電極の腐食、溶
解の進行によって抵抗値がかえって増大した。一方本願
発明品では、192時間噴霧後の前記各抵抗値も、48
時間噴霧後の各抵抗値の約半分程度の値を維持した。こ
の結果から分るように、本発明によるものは、従来品に
比較して耐食性が顕著に向上する。
【0017】以上の説明は、電極4が銅であり、メッキ
層5、6がニッケルおよび金でなる場合について行なっ
たが、電極としては、アルミニウムや黄銅等を用い、メ
ッキには白金等他の金属を用いても良い。また、実施例
においては基板の電極形成面以外の全面にレジスト膜で
覆ったが、基板1と電極2a、2bの境界部のみを覆う
ようにしても良い。その他、本発明の要旨を逸脱しない
範囲において、各構成部について種々の変更、付加が可
能である。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、電極と基板との境界部
をレジスト膜により覆ったため、境界部における電極の
腐食が防止できる。また、境界部における基板の露出が
なくなり、劣化はまずレジスト膜の劣化が先になり、そ
れから基板が劣化するので、耐候性が向上する。また、
境界部における基板の劣化が防止され、電極の剥離を防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による雨センサーの一実施例を示す第2
図のA−A断面図である。
【図2】該実施例の雨センサーの平面図である。
【図3】本発明を適用する雨センサーの一例を示す斜視
図である。
【図4】従来の雨センサーを示す断面図である。
【符号の説明】
1  基板 2a、2b  電極 3  台 4  銅板 5  ニッケルメッキ層 6  金メッキ層 7  レジスト膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  メッキを施した櫛歯状電極を基板上に
    配置してなる電極間抵抗検出型の建物用雨センサーにお
    いて、前記電極と前記基板との境界部をレジスト膜によ
    り覆ったことを特徴とする建物用雨センサー。
JP41022590A 1990-12-11 1990-12-11 建物用雨センサー Expired - Fee Related JPH0692949B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012241474A (ja) * 2011-05-23 2012-12-10 Kureatera:Kk 散水システム
CN105842296A (zh) * 2016-02-29 2016-08-10 漳州国绿太阳能科技有限公司 一种简易雨水检测传感器
CN106525934A (zh) * 2016-11-15 2017-03-22 惠州市力道电子材料有限公司 一种雨量实时监控装置
EP2860759B1 (en) * 2012-06-06 2019-03-06 Kabushiki Kaisha Nihon Micronics Electrode structure of solid type rechargeable battery

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CN106525934B (zh) * 2016-11-15 2023-10-31 惠州市力道电子材料有限公司 一种雨量实时监控装置

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