JPH04214085A - 土壌に供給する微量元素含有組成物 - Google Patents

土壌に供給する微量元素含有組成物

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JPH04214085A
JPH04214085A JP3053229A JP5322991A JPH04214085A JP H04214085 A JPH04214085 A JP H04214085A JP 3053229 A JP3053229 A JP 3053229A JP 5322991 A JP5322991 A JP 5322991A JP H04214085 A JPH04214085 A JP H04214085A
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JP
Japan
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coal
composition according
trace elements
oxidized
soil
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Application number
JP3053229A
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English (en)
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Heerden Van Der Watt Hendrik Van
ヘンドリク ファン ヒールデン ファン デル ワット
Robin Oxley Barnard
ロビン オキシレイ バーナード
Izak Johannes Cronjet
アイザク ヨハネス クロンジェト
Johannes Dekker
ヨハネス デッカー
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NATL ENERG COUNCIL
Original Assignee
NATL ENERG COUNCIL
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05FORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C, e.g. FERTILISERS FROM WASTE OR REFUSE
    • C05F11/00Other organic fertilisers
    • C05F11/02Other organic fertilisers from peat, brown coal, and similar vegetable deposits
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05DINORGANIC FERTILISERS NOT COVERED BY SUBCLASSES C05B, C05C; FERTILISERS PRODUCING CARBON DIOXIDE
    • C05D9/00Other inorganic fertilisers
    • C05D9/02Other inorganic fertilisers containing trace elements

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は既知の微量元素、例えば
Fe, Zn, MnおよびCuの吸収に問題のある土
壌の植物にこれ等の微量元素を供給する方法に関するも
のである。 【0002】数種の微量元素、特にFeおよびZnの有
効性は高いpHで減少し、かかる条件下で栄養の問題が
おこることはよく知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】これ等の問題を解決す
るため、しばしば合成有機キレートが使用され、土壌に
添加されているが、キレートは高価であるとともに著し
い効果はない。或いはまた、葉に添加される。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明において、土壌の
場所、特に塩基性土壌に供給する組成物は、次のいずれ
か一方また両方の形態でFe, Zn, Mn若しくは
Cuのような微量元素を含む: 1.水性媒質中で石炭から誘導したフミン酸と懸濁させ
たかまたは複合した形態、 2.酸化石炭に捕獲された形態。 【0005】更に、本発明においては、微量元素を塩基
性土壌の位置に供給する方法は、上記の如き組成物をそ
の位置に供給することを含む。 【0006】尚更に、本発明においては、塩基性土壌の
場所からの植物による微量元素の吸収を改善する方法は
植物の付近の場所に上記の如き組成物を供給する工程を
含む。 【0007】酸化石炭は酸化が低度乃至中程度に格付け
された石炭であるのが好ましい。かかる石炭の例は、亜
歴青炭および歴青炭である。酸化石炭は好ましくは米国
特許第4,912,256 号明細書に記載されている
湿式酸化法により製造される。この方法によりフミン酸
を含む酸化石炭が生成する。酸化石炭は酸性pH、例え
ば2〜3の範囲のpHを有する。微量元素は、この酸化
石炭を微量元素の水溶液と接触させることにより酸化石
炭により捕獲される。代表的には水溶液は硫酸塩溶液で
ある。微量元素は酸化石炭により捕獲され、次いでアル
カリ性土壌で成長する植物に利用されるようになる。 【0008】湿式酸化法を使用する酸化石炭の製造にお
いて、また若干の水溶性フルボ酸が生成する。フルボ酸
は微量元素の水溶液で処理する前に酸化石炭から除去す
ることができる(濾過)。然しフルボ酸を酸化石炭から
除去することは必要でない。 【0009】本発明を実施するためには、フミン酸は酸
化石炭から、特に酸化が低度乃至中程度に格付けされた
石炭から生成するのが好ましい。フミン酸を微量元素の
水溶液と混合する。微量元素はフミン酸と複合化させる
かまたはフミン酸と一緒に懸濁させるが両方の場合水性
媒質中で行う。微量元素はこの形態で用いて土壌の場所
に適用する。 【0010】石炭誘導フミン酸および酸化石炭は、代表
的には次の元素分析値を示す(空気乾燥基準)。 【0011】石炭誘導フミン酸および酸化石炭は、代表
的には次の官能基の分析値を示す: 【0012】微量元素、特に鉄および亜鉛は、塩基性土
壌から植物により容易には吸収されない。この理由は微
量元素またはその一部分がかかる土壌中に不溶性形態で
存在するからである。本発明の組成物における微量元素
は、一面ではこれ等の塩基性土壌から植物によって吸収
され得る形態にあり、これにより微量元素は植物の代謝
プロセスに容易に受け入れ易くされる。 【0013】 【実施例】本発明を次の実施例により説明する。 200gの歴青炭と400ml の水を2lの反応器内
でかきまぜてスラリーにした。反応器を酸素で8.0M
Paに加圧し、外部バー(bar) ヒーターで200
 ℃に加熱した。酸素を4l/分の速度でスラリを通し
て流した。1時間後に酸素流をとめ、反応器を常温に冷
却し、圧力を開放して大気圧とした。 【0014】スラリーは酸化石炭(水に不溶性で、以後
「オキシコール」と言う)およびフルボ酸の水溶液を含
有した。濾過により、オキシコールをフルボ酸の水溶液
と分離した。水中のフルボ酸の濃度を測定したところ8
.45%(質素/容器基準)であった。オキシコールは
次に示す元素分析(空気乾燥基準)および官能基分析値
を有することを見出した。 【0015】オキシコールスラリーを水酸化ナトリウム
水溶液と一緒に5時間還流することによりフミン酸を得
た。不溶性残留物を遠心分離により除去し、上澄み液の
酸性沈澱によりフミン酸を回収した(収率80%) 、
これを「オキシフミン酸」と称する。 【0016】オキシフミン酸は、次に示す元素分析(空
気乾燥基準)および官能基分析結果を有することを確か
めた。 【0017】FeおよびZnオキシフミン酸組成物オキ
シフミン酸を硫酸鉄および硫酸亜鉛の0.1 モル溶液
と混合して組成物中のFeおよびZnの濃度がそれぞれ
7.21meq/mlおよび8.44meq/mlとな
った。 【0018】FeおよびZnオキシコール組成物オキシ
コールを硫酸鉄と硫酸亜鉛の0.1 モル溶液と混合し
た。このようにして処方したオキシコールを濾別し、乾
燥した。処方したオキシコールを分析し10.4%の鉄
と0.37%のZnを含有することを見出した。 【0019】適用法 ミッチェルリッヒ植物容器で4Kgの石英を用い砂栽培
実験を行った。窒素をNH4 およびNO3 として含
むが、FeおよびZnを含まないホアグランド(Hoa
gland)栄養溶液を最初に供給し、成長時期中増し
た。鉄を0.5mg/dm3 の割合、または亜鉛を0
.05mg/dm3の割合で適当な処理中容器に種々の
給源:対照(0)、硫酸塩、EDTA, オキシフミン
酸およびオキシコールとして供給した。2つの水準の石
灰処理:炭酸カルシウム(AR)を深さ300mm に
10t/haおよび20t/ha当量で使用し、実験を
開始する前に十分に混和した。トウモロコシ(Zea 
 mays  cv TX24)を供試穀物として用い
植物をポット当り5本とし、各処理を3回繰り返した。 植物の成長を監視し適当な成長段階で写真をうつした。 【0020】植物の頂部と根を約14週間で取り入れ、
乾燥(65 ℃) 量を測定した。またFeとZnを、
頂部と根においてバーナード, アール. オー. と
フェルシャー, ダブリュー. ジェイ. 1988,
 グロス・オブ・レグムメス(Legumes) アッ
ト  ディファレント  レベルス  オブ  ライミ
ング, トロップ・アグリック〔トリニダド(Trin
idad)〕65(2) :113 〜116 の方法
に従って測定した。 【0021】標準の統計的分析で、実験の2点,Feお
よびZnを、夫々のデータの表し方を別々に考慮した。 スチール, アール. ジィー. ディー. およびト
リ, ジェイ. エッチ.,1980, 「プリンシプ
ルス・アンド. プロセデュアース・オブ・スタティス
ティックス」マックグロウ‐ヒル  ブック  コーポ
レーション, ニューヨークに従って5%レベルでトウ
キイ(Tukey) 試験を行った。 【0022】結  果 鉄に対する試験結果を表1および2、亜鉛に対する試験
結果を表3および4に示す。 【0023】表  1 種々のFe処理を用いた場合のトウモロコシの頂部成長
の収量およびFe分 ─────────────────────────
───────────              
          頂部成長収量         
     頂部成長のFe分    処理(T)   
         (g/ポット)         
       (mg×100/ポット)      
                 10t     
20t     T−          10t  
   20t     T−            
        CaCO3   CaCO3   平
  均        CaCO3   CaCO3 
  平  均───────────────────
─────────────────対照−Fe   
         58.05   59.24   
58.64         357      39
7     375硫酸塩             
 57.08   56.89   56.98   
      227      340     28
3EDTA            71.55   
64.29   67.92         214
      225     219オキシフミン酸 
     66.85   68.50   67.6
8         267      380   
  324オキシコール        64.19 
  61.41   62.80         3
69      338     353──────
─────────────────────────
─────石灰量(L) 平均      64.69
   63.83                 
296      343─────────────
───────────────────────LS
DT (%) 処理(T)           9.62     
                    168 石
灰量(L)         3.69       
                   64 C.V
.  %             8.3     
                      29.
0  【0024】表  2 種々のFe処理を用いた場合のトウモロコシの根の収量
およびFe分 ─────────────────────────
───────────              
            根  収  量      
              根のFe分    処理
(T)            (g/ポット)   
             (mg×100/ポット)
                       10
t     20t     T−         
 10t     20t     T−      
              CaCO3   CaC
O3   平  均        CaCO3   
CaCO3   平  均─────────────
───────────────────────対照
−Fe            22.70   22
.25   22.47          736 
    990     863硫酸塩       
       21.50   25.67   23
.58          943     659 
    801EDTA            28
.11   21.58   24.85      
   1277     661     969オキ
シフミン酸      25.28   27.55 
  26.42          519    1
624    1071オキシコール        
26.58   24.92   25.75    
     1099     670     885
─────────────────────────
───────────石灰量(L) 平均     
 24.93   25.86           
       923    1175───────
─────────────────────────
────LSDT (5%) 処理(T)           6.15     
                    1208石
灰量(L)         2.35       
                   462C.V
.  %            13.0     
                       62
.0 【0025】表  3 種々のZn処理を用いた場合のトウモロコシの頂部の収
量およびZn分 ─────────────────────────
───────────              
          頂部成長収量         
     頂部成長のZn分    処理(T)   
         (g/ポット)         
       (mg×100/ポット)      
                 10t     
20t     T−          10t  
   20t     T−            
        CaCO3   CaCO3   平
  均        CaCO3   CaCO3 
  平  均───────────────────
─────────────────対照−Zn   
         74.94   68.15   
71.55          180      8
2     131硫酸塩             
 67.95   75.28   71.62   
        74      84      7
9EDTA            82.03   
78.40   80.22       (なし) 
   78  (なし)オキシフミン酸      7
8.89   93.19   86.04     
     308     323     315オ
キシコール        80.23   88.7
1   84.47          453   
  470     461────────────
────────────────────────石
灰量(L) 平均      77.72   82.
69                 (293) 
   236───────────────────
─────────────────LSDT (5%
) 処理(T)           7.72     
                         
    101石灰量(L)         2.9
6                        
           72C.V.  %     
        5.0              
                      14.
0 【0026】表  4 種々のZn処理を用いた場合のトウモロコシの根の収量
およびZn分 ─────────────────────────
───────────              
            根  収  量      
              根のZn分    処理
(T)            (g/ポット)   
             (mg×100/ポット)
                       10
t     20t     T−         
 10t     20t     T−      
              CaCO3   CaC
O3   平  均        CaCO3   
CaCO3   平  均─────────────
───────────────────────対照
−Fe            19.62   27
.67   23.65           35 
     33      34硫酸塩       
       27.99   21.31   24
.65           68      24 
     46EDTA            29
.16   28.21   28.69      
     40      36      38オキ
シフミン酸      23.92   22.97 
  23.45          229     
174     201オキシコール        
25.61   25.57   26.59    
      253     263     258
─────────────────────────
───────────石灰量(L) 平均     
 25.80   25.70           
       149     134───────
─────────────────────────
────LSDT (5%) 処理(T)           6.31     
                      49石
灰量(L)         2.93       
                    19C.V
.  %            14.0     
                       19
.0 【0027】 【発明の効果】表1〜4に示す結果から、多くの場合、
pH値の高い土壌からの鉄および亜鉛の優れた吸収がオ
キシフミン酸およびオキシコールの場合に達せられるこ
とがわかる。然し、植物により吸収された鉄及び亜鉛の
分量は植物に有効にされる鉄および亜鉛の分量を必ずし
も真に反映しない。オキシコールおよびオキシフミン酸
は植物に対し鉄および亜鉛の優れた代謝を与え、これは
植物の外観に反映する。例えば鉄および亜鉛オキシコー
ル並びにオキシフミン酸で処理したトウモロコシは、鉄
および亜鉛EDTAまたは硫酸鉄および硫酸亜鉛で処理
したトウモロコシより品質が著しく良好であった。植物
は一層健全な外観を示し、葉が輝き、濃緑色を呈し、酸
化石炭誘導生成物から吸収した鉄および亜鉛が植物に、
植物の代謝プロセスに対し、鉄および亜鉛の受け入れら
れる給源を与えることを示す。また、鉄および亜鉛ED
TA生成物と比較して鉄および亜鉛オキシコールを使用
する場合コストが著しく大きい費用の利点、即ち10倍
以上である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】  微量元素を次のいずれかの形態; (
    1) 水性媒質中で石炭誘導フミン酸と懸濁させたかま
    たは複合した形態;  (2) 酸化石炭に捕獲された形態; (3) (1) および(2) のまざった形態で含有
    したことを特徴とする土壌に供給する微量元素含有組成
    物。 【請求項1】  微量元素が鉄、亜鉛、銅、マンガンま
    たはこれ等の混合物であることを特徴とする請求項1記
    載の組成物。 【請求項3】  微量元素が鉄、亜鉛またはこれ等の金
    属の混合物であることを特徴とする請求項1記載の組成
    物。 【請求項4】  フミン酸が誘導された石炭が、酸化が
    低度乃至中程度に格付けされた石炭であることを特徴と
    する請求項1,2または3記載の組成物。 【請求項5】  酸化石炭が、酸化が低度乃至中程度に
    格付けされた石炭であることを特徴とする請求項1,2
    または3記載の組成物。 【請求項6】  フミン酸および酸化石炭が次の元素分
    析値(空気乾燥基準で): を有することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つ
    の項に記載の組成物。 【請求項7】  フミン酸および酸化石炭が次に示す官
    能基分析値: 【請求項8】  酸化石炭が酸性pHを有することを特
    徴とする請求項1〜7のいずれか一つの項に記載の組成
    物。 【請求項9】  酸化石炭が2〜3のpHを有すること
    を特徴とする請求項8記載の組成物。 【請求項10】微量元素を塩基性土壌の場所に供給する
    に当り、請求項1〜9のいずれか一つの項に記載の組成
    物を供給する工程を含むことを特徴とする微量元素の供
    給方法。 【請求項11】塩基性土壌の場所からの植物による微量
    元素の吸収を改善するに当り、請求項1〜9のいずれか
    一つの項に記載の組成物を植物の付近の場所に供給する
    ことを特徴とする微量元素の吸収を改善する方法。
JP3053229A 1990-02-28 1991-02-26 土壌に供給する微量元素含有組成物 Pending JPH04214085A (ja)

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GB (1) GB2241498B (ja)
IT (1) IT1249342B (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102531765A (zh) * 2011-08-18 2012-07-04 杨栓明 有机植物营养矿质除残素及其制法
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