JPH04212412A - 特定のターゲット浸食プロフィールのための、回転する幾何学的磁石配列を有するスパッタリング装置 - Google Patents

特定のターゲット浸食プロフィールのための、回転する幾何学的磁石配列を有するスパッタリング装置

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JPH04212412A
JPH04212412A JP2382191A JP2382191A JPH04212412A JP H04212412 A JPH04212412 A JP H04212412A JP 2382191 A JP2382191 A JP 2382191A JP 2382191 A JP2382191 A JP 2382191A JP H04212412 A JPH04212412 A JP H04212412A
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ロバート・エル・アンダーソン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパッタリング装置に
関するもので、特に定められた浸食プロフィールを与え
る、幾何学的に配列された回転可能な磁石の列を有する
スパッタリング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】平坦なマグネトロンは、半導体処理の業
界において集積回路の製造中にシリコンウェーハをいろ
いろな材料、たとえばアルミニウムでコートするための
スパッタリング装置において使用されている。
【0003】平坦な固定マグネトロンを有するスパッタ
リング装置は、典型的に、ダイオードスパッタリング、
あるいは蒸発技術に基づく装置を越えた素晴らしい改良
点をもつ効率の高いスパッタリング装置である。しかし
、平坦な固定マグネトロンを有するスパッタリング装置
は実際上の欠点をもち、その最も問題となるのはプラズ
マ放電によりターゲットに細い溝が浸食されることであ
る。
【0004】さまざまな試みが(いくつかは部分的に成
功している)、このようなスパッタ源を改良してターゲ
ットの浸食を広げるため、およびスパッタされた原子の
分布をより一様にするためになされてきた。たとえば、
米国特許第4,444,643号には、機械的に回転さ
せられる永久磁石組立体を有するスパッタリング装置が
開示されている。永久磁石組立体の回転はターゲットの
広い範囲わたって浸食を生じさせる。
【0005】他の試みは、拡張された磁場を使用するこ
とにより、より広い表面領域にわたって浸食を広げるた
めのものである。このアプローチに必要な磁石は大きく
、複雑なもので、磁石の性質がターゲットの浸食につれ
て変化しないようにすることが困難である。したがって
、最終的に生じる浸食のパターンを予測することが困難
である。
【0006】磁石を特別に配列することもまた、より一
様な浸食を形成するために提案された。一つの配列は、
欧州特許第211,412号(名称「マグネトロンスパ
ッタリング装置」、1987年2月25日発行)に説明
されている。他の配列は特開昭62−211375号(
1986年3月11日公開)に説明されている。これら
の文献のいずれの配列も一様な浸食を形成するのではな
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、スパッタリング装置においてターゲットの浸食が一
様とならない点である。
【0008】
【課題を解決するための手段】マグネトロンスパッタリ
ング装置は回転可能な磁石を備えている。一つの実施例
において、マグネトロンのターゲット表面が凹状または
凸状となっている。この実施例において、磁石が磁石の
中心線の部分が円筒座標系(z、r、θ)で数5の方程
式に記述される形状をしている。
【数5】 ここでξ(r)は予め選択された正規化された浸食プロ
フィールを、Cは選択された定数を、z(r)は回転表
面を表す。
【0009】一般に、上記定積分は数値積分を用いて計
算される。
【0010】予め選択された浸食プロフィールが一定で
あるという重要で特別の場合は、上記方程式はつぎのよ
うに書ける。
【数6】
【0011】磁気手段の中心線は対称性のある閉曲面と
して構成され得る。一つの実施例では、中心線の第1の
部分はθ0≦θ≦θ0+πの範囲にわたって上記方程式
の1つにより定義され、閉中心線は対称に構成される。 実質的に一定の幅および強度をもつ磁石が形状付けられ
、z軸線のまわりで回転するとき、スパッタリング装置
により生じるターゲットの浸食プロフィールは予め選択
された浸食プロフィールとなる。
【0012】磁気手段の中心線の実質的な部分は上記方
程式のいずれかにより定義される。閉中心線が、実質的
な部分の端点(endopoint)を上記方程式を満
たさない1またはそれ以上の曲線と連結することで構成
され得るが、しかし、この場合生じる浸食プロフィール
は予め選択されたプロフィールから多少ずれることにな
る。
【0013】一定の浸食プロフィールを形成する一実施
例において、磁気手段は同じ寸法および強度をもち、中
心が上記方程式の後者により定義される曲線に沿うよう
に配置される複数の磁石を含む。磁場は、回転面と共形
で、磁石を保持し磁気手段の磁気曲線を形成する磁気材
料の保護器を使用することで一様になる。
【0014】
【実施例】図1は平坦な固定マグネトロン2を含む従来
のスパッタリング装置1の略示部分斜視図を示す。マグ
ネトロン2はアースされたアノード4および負の高電圧
源に接続されたカソード(ターゲット)6を含む。ター
ゲット6は環状で、最初は(すなわちスパッタリングが
行われる前)平坦な上面6aを有する。図1に示された
複数の永久磁石8がターゲット6の下に円形に配置され
ている。低圧の不活性ガス、たとえば5ミリトールのア
ルゴンガスが、ガス入口3を通ってマグネトロン2を含
む真空チェンバ5の中へと導入される。真空チェンバ5
は不活性ガスが導入される前に、チェンバ内を排気する
ために真空源(図示せず)に連結される。
【0015】ウェーハWがチェンバ5に取り付けられた
適当なウェーハ保持手段により保持され、コートされる
ウェーハの平坦な表面が露出され、ターゲット6の平坦
な表面6aに平行となっている。
【0016】動作中、矢印Bにより示された磁力線は環
状領域12への放電を限定する。ここで、放電でエネル
ギをもったイオンがターゲット6をたたき、アルミニュ
ウム原子を追い出してターゲット6を浸食する。アルミ
ニュウム原子はウェーハWの平坦な表面をコートする。 エネルギをもったイオンが上述したようにターゲット6
に環状溝13を浸食し、この局在化した浸食はスパッタ
された原子の分布を不均一なものとする。
【0017】図3のAは、従来のVersamag(商
標)スパッタリング源14の略示図を示す。このスパッ
タリング源14はバリアン・アソシエイツ・インコーポ
レイテッドより市販されている。図1に関連して説明し
たように、スパッタリング源14が真空チェンバ(図示
せず)内に配置され、不活性ガスがチェンバ内に導入さ
れる。
【0018】スパッタリング源14は矢印Aにより示さ
れているように軸線20のまわりにシャフト23を回転
させるモータ16を含む。磁石支持シャフト19がシャ
フトから垂直に伸張し、そこに取り付けられた磁石組立
体21を支持している。従って、石組立体21の中心軸
線24は軸線20から距離Rだけ離れている。
【0019】磁石組立体21は、円の上に配列された図
2のものに似た磁石の配列を含み、磁力線Bにより限定
された円形で環状の放電15が動作中に形成される。
【0020】ターゲット(カソード)17はディスクの
形をし、負の高電圧源(図示せず)に接続されている。 真空チェンバ(図示せず)に取り付けられたプラズマシ
ールド22は接地されゼロ電位になり、アノードとして
機能する。ターゲット17は受け板18に接着されてい
る。ハウジング26に取り付けられている受け板18は
ターゲット17を支持している。ハウジング26は受け
板18と一緒になってターゲットを冷却するための水槽
を保持する水密なチェンバ28を形成する。
【0021】ウェーハWは真空チェンバに取り付けられ
たウェーハ支持体(図示せず)により支持され、ウェー
ハWのコートされるべき上面Waがターゲット17の下
で、かつ平行になっている。
【0022】動作中、モータ16がシャフト23を回転
させ、全磁石組立体21が軸線20のまわりを回転する
。この回転によりターゲット17に生じた浸食パターン
は単純な溝よりも複雑になる。図3のB(図3のAと垂
直方向に整合している)は、一定の速度で何度も軸線2
0のまわりで磁石組立体21を回転させることにより生
じたターゲット17の浸食の深さのプロフィールが示さ
れたターゲット17の部分断面(ただし、垂直方向に誇
張されている)を示す。一点鎖線27は軸線24の経路
を示す。放電15が図3のBに初期の場所で示されてい
る。もちろん、軸線24に関する放電15は軸線20の
まわりを回転する。図3のBに示されているように、タ
ーゲット17の浸食は環状の放電15が回転するとき一
定ではない。
【0023】本発明は、図3のAに示す構造の磁石組立
体21に取って替わる磁石組立体に関するもので、軸線
20のまわりを回転したとき、ターゲット17の所定の
浸食プロフィールを生じる磁石組立体に関するものであ
る。特に注目しているのは、浸食プロフィールが一定の
深さをもつように選択される場合である。
【0024】本発明の理論的根拠は図3のAに示す浸食
プロフィールが一様でない理由をまず考慮することによ
りより理解され得るであろう。図3のAに示す磁石組立
体21は第1図に示すように円にそって配置された磁石
8をもつことで、生じる円形の放電15(図3のAに示
す)は、ターゲットの近接した放電領域30で一様な分
布(実際の強度の分布はほぼガウス分布である)の強度
をもつと仮定できる。
【0025】磁石の配列21が固定して保持されるなら
、ターゲット17の浸食プロフィールは図4のAと整合
した図4のBに示された形状をもつと仮定できる。すな
わち、浸食に深さは環状の領域30の幅全体にわたって
一定である。もちろん、浸食の実際の深さは放電の強度
および放電がターゲット全体に維持されている時間の長
さに依存する。
【0026】磁石の配列が回転の軸線20(軸線20は
図4のAにおいて紙面に対して垂直である)に関して一
定の角速度で回転するとき、ターゲット17の浸食表面
上の点r(この点はターゲット17上の放電領域30に
おける完全な回転毎により生じるターゲットの中心から
直線でRの距離の地点)における浸食量(E(R)で示
す)は、点rを通って回転する領域30での弧の全長、
すなわち回転の軸線から距離Rにおける弧の全長に正比
例する。図3のAにおいて、一つの弧の部分、Arc(
R1)は各回転の間点r1を通って回転する。二つの弧
の部分、Arc1(R2)、およびArc2(R2)は
各回転の間点r2を通って回転する。一つの弧の部分、
Arc(R3)は点r3を通って回転する。原点から距
離Rにおける弧の部分の全長はΣL(Arc(R))と
示される。したがって、E(R)はΣL(Arc(R)
)に正比例する。
【0027】一方、回転の軸線から距離Rにおける点を
通って回転する単位長さ当たりの弧が要する時間はRの
逆数で変化するので、浸食E(R)はRに反比例する。
【0028】したがって、     E(R)=kΣL(Arc(R))/R   
                       7と
なる。ここで、kは放電強度および他の因子に依存する
比例定数である。
【0029】図4のCにおいて、図4のBに示す磁石の
配列21が回転するため浸食の形は、弧の長さを測定す
ることにより、数7を使用することにより(ここでk=
1と設定した)、図示されている。図4のBに示す個々
の弧の長さが自在定規により測定され図4のCに示す。
【0030】図4のBの固定浸食パターンに対して使用
した近似にもかかわらず、図3のCの予測した平均浸食
パターンは測定値に近いものとなっている。固定浸食パ
ターンが狭ければ狭いほど、近似はより良くなり、回転
により得られる結果は固定浸食プロフィールの正確な形
に依存しなくなる。
【0031】数7が第1近似として、総和が一回転に対
する弧の長さにわたって取られようとも、あるいは総和
がN回転に対する弧の長さにわたって取られようとも妥
当であると仮定する。言い換えると、N回転に対する浸
食の深さは EN(R)=kΣL(Arc(R))/R(ここで、総
和はN回転に対する弧の長さについて取っている)、お
よび EN(R)=k・NΣL(Arc(R))/R(ここで
、総和は一回転に対する弧の長さについて取っている)
により与えられる。
【0032】この重ね合わせの原理より、二つの浸食プ
ロフィールは一方が他方のスカラー積となるならば同等
である。
【0033】第1近似では、定数k(これは中でも放電
の強度に比例する)が、たとえば因子2だけ増加するな
らば、回転数を因子2だけ減少させることで全深さが同
じ浸食が得られる。
【0034】第1近似として、数7が、総和が一回転ま
たはそれ以上の回転にわたってとられようとも妥当なも
のであるとの仮定は、図4のCに示す予測された浸食パ
ターンに近接したものとなった、実験的に測定されたパ
ターン(Joseph Co とJohn Helme
rによるガーテックスパッタリング源の浸食モデル(バ
リアンリサーチセンター)1985年9月)を参照)に
より実証された。
【0035】数7が、放電15に対して閉経路(これは
、経路が回転するとき一様な(平均して一定な)浸食を
もたらす)を幾何学的に構成するために利用され得る。 このような構成は図5に示されている。図5において、
回転中心は0で示されている。その構成は次のようにし
て達成される。0から360°の範囲が等角度(図5に
おいて22.5°)に分割される。
【0036】長さ1の第1の半径R1が原点から0°線
にそって右に伸びている。Arc(R1)は−22.5
°の線から+22.5°の線へと伸び、L(Arc(R
1))/R1=π/4である。一般に、i=1、・・8
に対してRi+1=Ri+1/2である。Arc(R2
)は22.5°と45°との間の部分Arc1(R2)
および−22.5°と−45°との間の部分Arc2(
R2)を有する。これらは等しいものである。ΣL(A
rc(R2))/R2=π/4となる。同様に、Arc
1(R3)は45°の線と67.5の線との間に伸び、
Arc2(R3)は−45°の線と−67.5°との間
に伸び、L(Arc1(R3))=L(Arc2(R3
))となる。ΣL(Arc(R3))/R3=π/4と
なる。すべての弧がこのように描いたとき、第1のスム
ーズな曲線C1が一組みの弧の先端を連結して描かれ、
第2のスムーズな曲線C2が図5に示すように弧の先端
を連結して描かれる。この構成は、曲線C1と曲線C2
との間の領域の幅が一定とならない欠点がある。
【0037】浸食のプロフィールを、強度および幅が変
わる磁場の形状に関係付けることは知られてはいないが
、今日、有望なモデルがGu等により提唱されている(
“平坦はマグネトロン放電における光学的な放出の軸線
方向の分布”、J.Vac Sci Technol.
 A6(5), p2960, 9月/10月(198
8))。したがって、ここで磁石の形状の幅が一定であ
る異なるアプローチを採用した。これは浸食の経路にそ
って一様な磁場を形成するマグネトロン磁石構造の構成
、および浸食の予測性を容易にする。
【0038】したがって、一様な浸食を形成するために
、解析的に進め以下の数8を満たす浸食経路を見い出し
た。 E(R)=kΣL(Arc(R))/R=K、    
                    8ここでK
は任意の定数であり、経路の幅が一定wであるという付
加的な性質をもつ。
【0039】図6は、数が極座標でR=R(θ)により
表される中央線をもつ経路の要素Pを示す。経路の幅w
が一定とする。曲線R=R(θ)と点(θ、R(θ))
での弧部分Arc(R)との間の鋭角をαとする。その
弧部分Arc(R)は経路部分Pの外端から経路部分の
内端へと伸びている。
【0040】   E(R)=kL/R=K、           
                         
    9とする。ここでL=L(Arc(R))で、
k、Kは定数である。k1=K/kとして、   L/R=k1                 
                         
          10図6から分かるように、ta
nα≒tanα′≒w/dであるからtanα≒w/√
(L2−w2)となる。
【0041】この近似は経路幅wに対して良いもので、
  tanα=w/√(L2−w2)        
                         
     11とおく。一方、図6からtanα≒ΔR
/RΔθということができる。
【0042】曲線R=R(θ)が点(θ、R(θ))で
微分可能であると、
【数12】 または
【数13】                          
                         
                13となる。
【0043】数11および13から
【数14】                          
                         
                14となり、数10
からL=k1Rを代入すると、
【数15】 または
【数16】                          
                         
                16を得る。
【0044】   R0=w/k1                
                         
           17を定義する。R<w/k1
のとき、√{〔(k1/w)R〕2−1}は虚数となる
から、R0は半径Rの最小値である。実際上、R0は、
k1が任意であるから設計上任意に選択することができ
る。
【0045】   r=R/R0                 
                         
            18を定義すると、   dr=dR/R0               
                         
          19となる。このとき、数16は
【数20】 となる。これは、
【数21】                          
                         
                21または
【数22】                          
                         
                22という既知の解
をもつ微分方程式である。ここでCは積分定数である。
【0046】数21は、正のrに対し、r≧1、すなわ
ちR=R0のとき実の解をもつことを示す。C=0を選
ぶと、r=1、すなわちR=R0のとき、θ=0である
。このようなCの選択に対し、θ=0のとき、R、R0
の最小値が生じる。
【0047】図7のAは、C=0のときの数21すなわ
ち数23
【数23】                          
                         
                23により定義され
るθとr=R/R0との関係を示す。
【0048】経路の中央線が螺旋となって外に向かって
いることに注意することが重要であり、故に、数9、E
(R)=kL/R=Kを満たし、どの点でも微分可能な
一定の幅wをもつ閉じたループ経路を構成することが不
可能である。
【0049】しかし、対称性を利用し、限定され数の点
(また当該点の近傍で一様でない幅の経路がある)の微
分可能性の条件を緩和することにより、等しい長さおよ
び幅の磁石の中央線が、経路の中央を定義する線上に配
置されるとき、実際上一様な浸食を産する閉ループを構
成でき、一様な幅の浸食経路(微分可能性のない点を除
く)を形成する。磁力線(第1図および図10に示す)
がターゲットの表面と平行であるところで最大の浸食が
生じる。これは磁気手段の中央線であると定義される。 この中央線は数23により定義される曲線と一致する。 たとえば、図7のBに示す曲線の上半分Aは0≦θ≦π
で数23により定義される。その曲線の下半分Bは、極
軸に関して上半分の鏡像を取ることにより得られる。最
終的な閉曲線は、2つの点(0,1)、(π,r(π)
)で微分できない。
【0050】他の閉ループ経路(図示せず)がθ0≦θ
≦θ0+πで、θ0>0が任意の角度で数23により定
義される曲線のいずれかの180°部分を取ることによ
り、そして線θ=θ0に関してこの部分の鏡像をとるこ
とにより定義され得る。
【0051】図7のCは、上部曲線Aの大部分を中心と
して一定の幅wをもつ部分P1と下部曲線Aの大部分を
中心とした部分P1とから成る経路Pを定義した図7の
Bの拡大図である。注意する点は、一定の幅をもつ経路
を微分不可能な点の近傍N1、N2で定義し得ないこと
である。しかし、図7のCに示すように、これらの点で
一点鎖線により経路を閉じる。これら二つの別個の点の
近傍における一様でない経路幅の効果を無視できること
を実証した。
【0052】図9のAおよび図8のBは磁石の中央線の
位置に対する複数の葉の形を取る他の実施例を示す。図
8のAの第2の四分円の中央線C2はπ/2≦θ≦πで
数23により定義される。曲線C3を得るために、極軸
に関して曲線C2の鏡像をとる。曲線C1およびC4を
得るために、π/2の線に関して曲線C2およびC3の
鏡像をとる。
【0053】図8のBにおいて、中央線は0≦θ≦27
0°に対して数23により、BとCの間の帰路部分に対
して数22により定義される。AとBとの間およびCと
Dとの間の短い部分が、閉じた経路を形成するために任
意に選択された。
【0054】一枚の葉のような、ハート形の磁石を越え
た複数の葉のような磁石の利点は次の通りである。 a.平均化を取るために速く回転させる必要がない。二
葉磁石であれは1/2速度の回転で、三葉磁石であれば
1/3速度の回転にすればよい。 b.磁石は回転中心に関して対称であり、機械的にバラ
ンスがとれている。 c.葉および関連したカスプの付加は、それらを所望に
個別的に調節できるので自由度の付加をもたらす。たと
えば、カスプは個々にターゲットの正に中心に浸食をも
たらしうる。 d.固定した浸食溝の長さがより長いので、スパッター
源の電気的なインピーダンスはより小さくなる。
【0055】図8のBに示す設計は、浸食が図8のAの
経路よりスパッター源の中心により接近して伸びること
が自然に許される場合に有用である。この磁石は最も長
い固定浸食プロフィールをもつことになり、したがって
最も低いインピーダンスをもつことになる。非常に大き
な直径のスパッター源に対して、設計上の変更を行いう
る。
【0056】以下の設計事項を考慮に入れて、図7のB
に示す曲線に基づくスパッタリング装置を構成した。 a.磁石は軽量で、比較的構成することが容易であるべ
きである。 b.磁場は数学的な予見が妥当となるように一様で、狭
くなければならない。 c.設計は、所望の形状が正確に追随されるようになさ
れなければならない。 d.磁場は、スパッター源のインピーダンスを低く維持
するために高くなければならない。
【0057】図9のAは、このような条件を満たすよう
に構成された磁石の設計のレイアウトを示す。この磁石
は図3のAの磁石配列21に対して使用し得る。M1か
らM14までの永久磁石は磁石を所定の場所に維持する
鉄製の保護器31、33の間に挟まれ、磁場を磁石にそ
って一様に分布させ、かつ磁石の形状を正確に定義する
ために機能する。保護器は磁石支持体に点熔接してもよ
い。ほかに、磁気手段は保護器31、33により定義さ
れる形状をもつ一体の磁石であってもよい。
【0058】図7のBに示す曲線A、Bは各磁石の中心
を貫通し、各磁石の中央線Ciが曲線A、Bに垂直であ
る。保護器の厚さは、それが必要な形状に曲げるのに十
分な程度に柔軟であるように非常に小さいことが都合良
い。鉄製の保護器に対して必要な厚さを調べるために試
験が行われた。永久磁石はいろいろ異なる厚さの保護器
の間に配置された。使用された磁石は3/4″×3/4
″×0.32″の寸法で、エネルギプロダクツが18M
GOのサマリウムコバルトである。多くの場合、二つの
磁石が、各ユニットを形成し、磁石の厚みが0.64″
となるように用いられる。磁石間の間隔もまた変化させ
る。これらの試験から1/16インチ(0.16cm)
の厚さが十分であることが分かった。
【0059】
【表1】
【0060】磁場はホールプローブにより測定され、そ
の結果が図10に示されている。測定は、0.4インチ
(1.02cm)の磁石の間隔をもつ、厚さが1/16
インチ(0.16cm)を使用する前の試験において使
用された磁石配列でなされた。磁石の上方1/2インチ
(1.27cm)の所(これらはターゲットおよび受け
板に対して通常必要とされる距離である)の最大磁場が
500ガウス以上である。これは必要とされる以上に強
い磁場である。より強い磁石により、この磁場はより高
くなり、必要に応じて厚いターゲットの使用が可能とな
る。磁力線の形から、非常に狭い固定した浸食溝が予見
される。これは、固定した浸食プロフィールをよく定義
でき、予見できるので設計する上で利点となる。
【0061】ここで重要なのは、磁石の運動によりター
ゲットおよび受け板に生じる渦電流が磁場を弱め、スパ
ッタリング源の動作に悪影響を与えることである。これ
らの影響は実験的に決定される。二つのディスク(一つ
がアルミニュム製で、他が銅製で、それぞれ1/4イン
チ(0.64cm)の厚さをもつ)が共にボルト付けさ
れスパッリング源のターゲットおよび受け板に似たもの
となる。ディスクは旋盤に取り付けられ、速度を変えて
回転させられる。第10Aに示す磁石組立体は一方の側
において取り付けられ、他方の側にはホールプローブが
取り付けられている。図示するように、測定は磁石のい
ろいろな場所A−Hでなされる。VersamatTM
スパッタリング源での通常の動作において、磁石は57
rpmまたそれ以下で回転する。これらの回転数で、渦
電流の効果は図11のBから分かるように小さいもので
ある。 予想通り、渦電流の効果は場所に依存する。また、形状
にそった場所A−Cに対し、渦電流の効果は図12のA
および図12のBから分かるように、磁力線を片側に移
動させることである。57rpm以下では、この効果を
無視し得ることは明らかである。
【0062】上記の分析および構成は一般化し得る。浸
食プロフィールが一定でない場合にも拡張することがで
きる。
【0063】固定放電経路の幅が一定でwとする。E(
R)を予め選択された、一様でない浸食プロフィールと
すると E(R)=kL(Arc(R))/R または     E(R)=kL/R            
                         
       24となり、ここでL=L(Arc(R
))である。前と同じように、図6から
【数25】 となる。
【0064】数24を使うと、
【数26】 となる。RE0(R0)/R=1とする。ここでR0は
最小の半径で、E(R0)はR=R0での浸食を表す。 数26は
【数27】                          
                         
                27となる。正規化
された半径とu=R/R0と、正規化された浸食をξ(
u)=E(R)/E(R0)と定義すると、
【数28】 となることから、
【数29】                          
                         
                29(ここで、rは
積分の上限である)、または
【数30】                          
                         
                30となる。
【0065】定積分
【数31】 が存在すること(特に、ξ(u)がこの範囲で連続的で
、ξ(u)u>1であるならば、満たされる)を除き、
予め選択された浸食プロフィールについて何も限定はな
い。
【0066】数29はθとrとの間の関係を定義し、数
29に必要な積分はθとrとの間の関係をグラフにする
ために、数値的に実行された。
【0067】以前に行ったように、選択された角度間隔
にわたって経路の中央線を定義するために、数29、数
30を用いて閉ループを構成することができる。たとえ
ば、数30が、0≦θ≦πに対して中央線部分を定義す
るならば、極軸に関してこの部分の鏡像をとることによ
り、閉じた曲線の中央線を構成し得る。
【0068】r≧π/2に対して、数31の便利な近似
を見付けた。
【数32】                          
                         
      32。
【0069】C(u)の形が、u≧u0に対してu2ξ
2≫1であるとき、数29が
【数33】                          
                         
      33により置き換えられることにより、示
される。一方、r≫1に対して、     θ=C(r)(r−π/2)        
                  34したがって
、数35により、
【数35】                          
                         
      35C(r)が定義される。
【0070】1≦r<πに対して、数30でC(r)=
1とする。これな一様な浸食のための方程式を作り出す
。この近似により、1≦r<πに対して一様な浸食を、
r>π/2に対して任意の浸食を与える経路を設計でき
る。
【0071】数32および数35を用いて、幾つかの浸
食プロフィールに対するある浸食プを生成するのに必要
な磁石の形状を計算した。図13のAから図13のEは
、これらの計算結果を示す。各形状の中央線(図示せず
)は数29により定義され、数32および数35により
近似化される。
【0072】図13のA乃至図13のEの第1欄は予め
選択された浸食プロフィールを示す。第3欄は第1欄の
予め選択された浸食プロフィールに対応する計算された
磁石の形を示す。数32および数35が磁石の中央線を
決定するために使われた。付録1は図13のAの一定な
浸食プロフィールに対応し、図13のBおよび図13の
Cに対応する中央線を計算するために適したコンピュー
タプログラムのリストを示す。
【0073】第2欄は上述したように、図4のCを構成
するために使用したテクニックにより得られた浸食プロ
フィールのグラフ化したシュミレーションを示す。設計
の示すプロフィール(第1欄)とグラフから得られたプ
ロフィール(第2欄)とは非常によく一致する。磁石の
形は一見したところ非常に似ているが、注意して見ると
、異なる浸食を引き起こす重要な違いがある。
【0074】予め選択された浸食プロフィールを考えつ
つ磁石を設計できることは重要なことである。なぜなら
ば、スパッタされた膜が所定の性質を有するように、浸
食の形を予見し、かつ制御しながら変えることができる
からである。最も重要なことは、スパッタされる膜の性
質および質が選択されていることである。最適でない浸
食プロフィールが、それがより一様な膜になり、または
他の選択された深さ特性をもつ膜になるとき、好適なも
のとなる。
【0075】浸食プロフィールを制御できることは、タ
ーゲットの高さおよびウェーハまでの距離をより小さく
して操作できるようになることである。特に、図9の磁
石配列により形成された一様な浸食プロフィールは、ウ
ェーハとターゲットとを近付けることができる。これは
、ガスの散乱を減少させ、スパッタリング速度を増加さ
せ、処理量が増加する。より大きなターゲットもまた、
スパッタ原子の側方損失がないので、利用できる。 一様な浸食により、ターゲットと磁石との間の距離は、
ターゲットが浸食され、ターゲットの寿命中にスパッタ
リング源の電気的な性質が一定に支持されるように(図
示されていない装置により)。変えることができる。
【0076】図9に示す磁石配列は、それを図3のBに
示すスパッタリング源の従来の磁石組立体の適切な場所
に使用することにより試験された。この新しいスパッタ
リング源が0.2ミリトールと同じぐらい低い圧力で操
作しうることがわかった。5アンペア電流および5ミリ
トールの圧力で、静的なインピーダンスは約70オーム
および動的なインピーダンスは約15オームである。
【0077】図14はこの新しいスパッタリング源の測
定された浸食プロフィールを示し、その結果と図4のA
および図4のBに関連して説明したシュミレーション技
術を用いて予測したプロフィールとを比較している。測
定浸食と予測浸食との間の一致は非常によい。
【0078】前述した欧州特許第211412号および
特開昭62−2111375号に示された実施例と比較
することは有益である。
【0079】図15のAは欧州特許第211412号の
支持に従って構成された磁石を示す。図15のBはこの
ような磁石に対する計算された浸食のプロフィールを示
す。その浸食が、半径が非常に小さいところで一様でな
いことに注目すべきである。
【0080】特開昭62−2111375号は、次の数
36     r=l−a+2a│θ│π         
                     36によ
り表されるハート形の閉曲線にそって配置された磁石が
一様な浸食(しかし膜の厚さは一様ではない)をもたら
すことを述べている。図16のAは、数36と一様な浸
食に対して導いた数23とを比較している。これらの曲
線は、それらが実質的に異なる浸食パターンにならしめ
るように異なるものである。図17は平坦な数23の浸
食プロフィールおよび数36に対応する浸食プロフィー
ル(これは一定ではなく、実際にRの同じ範囲にわたっ
て約48%変化している)を示す。
【0081】上述のよに与えられた構成において、ター
ゲットは平坦である。しかし、上述の構成は非平坦なも
のの場合にも拡張することができる。図18は、凹状の
ターゲットに対する本発明のマグネトロンスパッタリン
グ装置の一実施例の断面図を示す。
【0082】図18に示すマグネトロンスパッタリング
源44は矢印Aにより示されるように、軸線50に関し
シャフト53を回転させるモータを含む。シャフト53
はそれに付設された磁石配列組立体ハウジング51を支
持する。磁石配列組立体52(図19)はハウジング5
1を含む。
【0083】ターゲット(カソード)47は(ウェーハ
Wから見て)凹状ディスクの形をし、負の高電圧源(図
示せず)に接続されている。真空チェンバ(図示せず)
に取り付けられたプラズマシールド52は電気的にアー
スされ、アノードとして機能する。ターゲット47は受
け板48に接着されている。受け板48は、ハウジング
56に取り付けられ、ターゲット47を支持している。 ハウジング56は受け板48と一緒になって、ターゲッ
トを冷却する水路を保持するための液密なチェンバを形
成する。スパッタリング源44は、図1に関連して説明
した不活性ガスを導入する手段を有する真空チェンバ(
図示せず)内に含まれる。ウェーハWは、ウェーハWの
コートされるべき上面Waがターゲット47の下にあり
、ウェーハwの中心が凹状ターゲットの中心に整合する
ように、真空チェンバに取り付けられたウェーハ支持体
(図示せず)により支持されている。軸線Aはウェーハ
の表面に垂直である。
【0084】動作において、モータ46は、ハウジング
51および全磁石配列組立体52が軸線50(図19で
z軸である)のまわりを回転するようにシャフト53を
回転させる。
【0085】図19は、図18に示すスパッタリング源
の部分斜視図を示す。この構成において、磁石配列組立
体52は幅wが一定でターゲットの回転面と共形である
【0086】図18および図19に示されているように
、ポールピース(保護器)61および62が、ターゲッ
ト47の表面の後で、(その表面に垂直方向にそって測
定して)一定の距離dに配置され、かつ保護器(図19
を参照)のターゲット47の凹状表面への法線方向の投
影(ターゲットの表面に垂直方向)61′および62″
がターゲットの表面上で中央線に垂直な方向に測定して
、ターゲットの表面上の中央線から等間隔離れるように
、中央線から等間隔離れている。
【0087】ポールピース(保護器)61および62は
支持プレート70に取り付けられ、支持プレート70な
らびに保護器61および62およびそれらの間の磁石M
がターゲット47の表面と共形である。ターゲット47
の表面は、z=f(R)の形に表せる(ここでR>0に
対してf(R)>0)回転面とする。図20はターゲッ
ト47の表面上の中央線の投影方程式を導出するために
有用なターゲット47の表面上の拡大領域60を示す。
【0088】ターゲット47の表面上の三角形ACDか
ら、tanα≒W/ADである(ここでADはAからD
までの弧の長さを示す)。
【0089】L=AC(ACはAからCまでの弧の長さ
を示す)とすると、   tanα≒w/√(L2−w2)        
                      37と
なる。
【0090】一方、ターゲット47の表面上の三角形A
PBから、 tanα≒PB/RΔθ              
                         
 38(ここでPRは線分PBを示す)である。
【0091】PB=ΔR/cosβ(βはRz平面から
の表面の角度である)であるから、tanα≒ΔR/(
cosβ)Δθとなる。Δθ→0という極限を取ると、
α=dR/cosβdθ              
                     39とな
る。したがって、数37および数39を比較すると、
【数40】                          
                         
        40となり、
【数41】                          
                         
        41となる。
【0092】一様な浸食(ターゲット47の表面に垂直
に測定して)の条件に対して、   L/R=C                  
                         
   42とする(ここでCは定数を示す)。
【0093】R0を最小の半径の値として、  R0=
w/C                      
                        4
3と定義する。
【0094】前に、正規化したように、  r=R/R
0                        
                      44か
ら   dr=dR/R0               
                         
  45となり、数41は、
【数46】                          
                         
          46となる。
【0095】tanβ≒Δz/Δrで、zがrの微分可
能な関数とすると、 tanβ=dz/dr となる。
【0096】数46で、1+tan2β=sec2βを
使うと、
【数47】 となり、したがって、
【数48】                          
                         
        48となる(ここでCは積分定数であ
る)。
【0097】前で行ったように、対称性を使い、数48
により定義した曲線部分を利用するターゲットの表面上
に閉曲線を作る。
【0098】たとえば、数48のCの値をまず選択し、
たとえばC=0として閉じた中央線を作る。つぎに、θ
を0≦θ≦πの範囲に限定することにより、中央線の半
分を作る。中央線の他の半分は対称を取ることにより得
られる。
【0099】最大の浸食は、磁力線の接線がターゲット
の表面の接線に平行であるところで生じる。これは磁気
手段の中央線と定義される。
【0100】前で行ったように、数48は、どの所望の
浸食プロフィールξ(r)をも形成するための磁石配列
の中央線を得るために一般化することができ(ここで、
その浸食はターゲット表面に垂直に測定する)、
【数4
9】 となる。
【0101】図21はターゲットの表面が凸状(ウェー
ハwから見て)である場合の曲げられた実施例を示す。 この実施例は、シャフト63がシャフト53よりも長く
、ターゲット67および受け板68が凹状の回転表面で
、磁石ハウジング61およびそこに含まれる磁石配列が
ターゲット67と共形であることを除き、図18の実施
例と同様に構成される。図22は、ターゲット77の凹
状表面が厳格にどこでも凹状である必要ながない場合の
実施例を示す。
【0102】皿状(凹状または凸状)のターゲットは平
坦、すなわち平らなターゲットに勝る利点を有している
。より一様なウェーハカバレージは、ターゲットの不一
様な浸食を利用すれば、皿状ターゲットにより可能であ
る。このことは、より大きなサイズのウェーハにターゲ
ットの直径を増加させることなくコートできるという非
常に優れた改良点となる。皿状のターゲットを用いて、
ウェーハをプラズマから遠くに移し、そのウェーハのプ
ラズマによる損傷を減少させることができる。また、平
らでない対象をコートするときは、その対象の形と共形
となる、曲面を描くターゲットにより、より一様なコー
ティングをすることができる。スパッタ粒子の角度を利
用することで、特に半径のより大きいところで、改良さ
れたステップカバレージをなしえる。より大きなターゲ
ットの利用もまた可能で、このことはターゲットを再配
置するための無駄な時間を減少させる。
【0103】皿状ターゲットもまた、大径のターゲット
に対し特に重要な機械的利点をもつ。皿状ターゲットは
平坦なウェーハと比較して、非常に堅固なものとなる。 ターゲットは真空または水圧のためその重さを支えなけ
ればならない。この付加された強さにより、ターゲット
が非常に薄くなるまでターゲットの寿命がもつことから
、ターゲットを十分に利用することができる。通常、タ
ーゲットは、受け板に接着させて使用される。この設計
に伴う問題は、ターゲットと受け板との接着がターゲッ
トの加熱により駄目になることである。皿状のターゲッ
トを用いるとき、ターゲットが加熱され、膨張したとき
、接着の強度が増加し、ターゲットが受け板により機械
的に保持されるように、その接着を設計することができ
る。
【0104】ここで説明してきた本発明の実施例は例示
であり、限定するためのものではなく、当業者であれは
上記開示からいろいろな変形、変更をなしうること明ら
かである。
【図面の簡単な説明】
【図1】平坦な固定マグネトロンを含む従来技術のスパ
ッタリング装置の略示斜視図を示す。
【図2】図1に含まれるターゲットの下に配置された磁
石を示す。
【図3】回転磁石組立体を含む従来技術のスパッタリン
グ装置の略示図(図3のA)およびスパッタリング源に
より生成される浸食プロフィール(図3のB)を示す。
【図4】固定の環状磁気形状により生じたターゲット上
の浸食領域(図4のA)、図4のAの磁気組立体により
生成される静止浸食プロフィール(図4のB)、および
図4のAに示された磁気形状の回転により生成された浸
食プロフィール(図4のC)を示す。
【図5】一様でない幅wをもち、数E(R)=kΣL(
Arc(R))/R=K(ここでKは定数)を満たす浸
食領域のための幾何学的構成を示す。
【図6】一定の幅をもち、経路の中央線の方程式を導出
する関連した量をもつ経路要素を示す。
【図7】数22の解のグラフ(図7のA)、図7のAに
示す曲線部分を軸線に関して鏡像を取ることにより、図
7のAの曲線から得られた閉ループ曲線(図7のB)、
ならびに幅が一定でなくなるθ=0およびθ=πの比較
的小さな領域を除き、閉ループ曲線の上部分および下部
分を中央にして一定幅の経路を有する、図7のBの拡大
図を示す。
【図8】磁石の中央線の場所を示す、他の多葉形の実施
例を示す。
【図9】本発明の一の実施例(図9のA)、および図9
のAの実施例により生じた浸食プロフィール(図9のB
)を示す。
【図10】図9の実施例における磁場を示す。
【図11】渦電流の測定のために使用される環状の磁石
配列(図11のA)、および図11のAの磁石の回転中
におけるA−Hのより示された場所での渦電流の効果を
示す(図11のB)。
【図12】環状の磁石配列(図13のA)、および図1
3のAに示した場所A−Cの関数とした、図13のAの
磁石配列の回転による渦電流の効果を示す(図12のB
)。
【図13】予め選択された浸食プロフィールに対応した
本発明の磁気手段の中央線に対する他の実施例を示す(
図13のAから図13のE)。
【図14】予測したプロフィールと比較した図9の実施
例の測定浸食プロフィールを示す。
【図15】欧州特許第211412号の開示にしたがっ
て構成された磁石手段(図15のA)、および図15の
Aの磁石構造の計算された浸食プロフィールを示す。
【図16】ここで示した一様な浸食に対する方程式と特
開昭62ー211375号により示された一様な浸食に
対する方程式との比較を示す。
【図17】図16に示した二つの曲線に関連した浸食プ
ロフィールの比較を示す。
【図18】凹状のターゲット表面を有する本発明の実施
例の断面を示す。
【図19】図18の部分拡大図を示す。
【図20】図19の部分拡大図を示す。
【図21】凸状のカソード表面を有する本発明の実施例
を示す。
【図22】カソード表面が厳格に凹状でない本発明の実
施例を示す。
【符号の説明】
17    ターゲット 18    受け板 21    磁石組立体 28    チェンバ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マグネトロンスパッタリング装置であって
    、真空チェンバと、該真空チェンバ内に凹状の正面を有
    し、該正面が回転表面であるターゲットを保持する手段
    と、前記ターゲットの前記正面全体にわたって磁場を生
    じさせる、回転可能な磁気手段と、から成り、少なくと
    も前記磁気手段の正規化された中央線の第1の部分が、
    数1により 【数1】 表されるように前記磁気手段が形状付けられ、ここでξ
    (r)が前記磁気手段の回転の間に前記ターゲットに生
    ずべき予め選択され、正規化された浸食プロフィールで
    あり、z(r)が前記回転表面を定義し、Cが選択され
    た定数で、θが選択された範囲をもつ、ことを特徴とす
    るマグネトロンスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】請求項1のマグネトロンスパッタリング装
    置であって、前記予め選択された浸食プロフィールξ(
    r)が定数で、前記第1の部分が、数2により【数2】 表され、ここでCが選択された定数であることを特徴と
    するマグネトロンスパッタリング装置。
  3. 【請求項3】請求項1のマグネトロンスパッタリング装
    置であって、前記中央線が閉曲線を形成し、前記曲線が
    各部分が、Cの選択された値およびθの選択された範囲
    に対する数1により表される、ことを特徴とするマグネ
    トロンスパッタリング装置。
  4. 【請求項4】請求項1のマグネトロンスパッタリング装
    置であって、前記中央線の第2の部分が前記第1の部分
    に関して対称であることを特徴とするマグネトロンスパ
    ッタリング装置。
  5. 【請求項5】請求項1のマグネトロンスパッタリング装
    置であって、第1および第2のポールピースを有し、該
    ポールピースのそれぞれが、前記磁気手段により生じた
    磁場を前記第1の部分にそって一様に分布させるために
    、前記第1の部分から一様に離され、前記部分の大部分
    にわたって位置する、ことを特徴とマグネトロンスパッ
    タリング装置。
  6. 【請求項6】請求項5のマグネトロンスパッタリング装
    置であって、前記保持手段が柔軟である、ことを特徴と
    するマグネトロンスパッタリング装置。
  7. 【請求項7】マグネトロンスパッタリング装置であって
    、真空チェンバと、該真空チェンバ内に凸状の正面を有
    し、該正面が回転表面であるターゲットを保持する手段
    と、前記ターゲットの前記正面全体にわたって磁場を生
    じさせる、回転可能な磁気手段と、から成り、少なくと
    も前記磁気手段の正規化された中央線の第1の部分が、
    数3により 【数3】 表されるように前記磁気手段が形状付けられ、ここでξ
    (r)が前記磁気手段の回転の間に前記ターゲットに生
    ずべき予め選択され、正規化された浸食プロフィールで
    あり、z(r)が前記回転表面を定義し、Cが選択され
    た定数で、θが選択された範囲をもつ、ことを特徴とす
    るマグネトロンスパッタリング装置。
  8. 【請求項8】請求項7のマグネトロンスパッタリング装
    置であって、前記予め選択された浸食プロフィールξ(
    r)が定数で、前記第1の部分が、数4により【数4】 表され、ここでCが選択された定数である、ことを特徴
    とするマグネトロンスパッタリング装置。
  9. 【請求項9】請求項7のマグネトロンスパッタリング装
    置であって、前記中央線が閉曲線を形成し、前記曲線が
    各部分が、Cの選択された値およびθの選択された範囲
    に対する数1により表される、ことを特徴とするマグネ
    トロンスパッタリング装置。
  10. 【請求項10】請求項7のマグネトロンスパッタリング
    装置であって、前記中央線の第2の部分が前記第1の部
    分に関して対称であることを特徴とするマグネトロンス
    パッタリング装置。
  11. 【請求項11】請求項7のマグネトロンスパッタリング
    装置であって、第1および第2のポールピースを有し、
    該ポールピースのそれぞれが、前記磁気手段により生じ
    た磁場を前記第1の部分にそって一様に分布させるため
    に、前記第1の部分から一様に離され、前記部分の大部
    分にわたって位置する、ことを特徴とマグネトロンスパ
    ッタリング装置。
  12. 【請求項12】請求項11のマグネトロンスパッタリン
    グ装置であって、前記保持手段が柔軟である、ことを特
    徴とするマグネトロンスパッタリング装置。
  13. 【請求項13】マグネトロンスパッタリング装置であっ
    て、真空チェンバと、凹状の正面、および背面を有する
    、前記真空チェンバ内のカソード、前記正面全体にわた
    って磁場を形成し、前記背面の後方に配置される回転可
    能な磁気手段と、から成るマグネトロンスパッタリング
    装置。
  14. 【請求項14】請求項13のマグネトロンスパッタリン
    グ装置であって、前記回転可能な磁気手段が前記凹状正
    面と共形の部分を有することを特徴とするマグネトロン
    スパッタリングス装置。
  15. 【請求項15】請求項13のマグネトロンスパッタリン
    グ装置であって、前記カソードが前記真空チェンバの壁
    の一部を形成する凹状部分を有することを特徴とするマ
    グネトロンスパッタリング装置。
  16. 【請求項16】マグネトロンスパッタリング装置であっ
    て、真空チェンバと、凸状の正面、および背面を有する
    、前記真空チェンバ内のカソード、前記正面全体にわた
    って磁場を形成し、前記背面の後方に配置される回転可
    能な磁気手段と、から成るマグネトロンスパッタリング
    装置。
  17. 【請求項17】請求項16のマグネトロンスパッタリン
    グ装置であって、前記回転可能な磁気手段が前記凸状正
    面と共形の部分を有することを特徴とするマグネトロン
    スパッタリングス装置。
  18. 【請求項18】請求項17のマグネトロンスパッタリン
    グ装置であって、前記カソードが前記真空チェンバの壁
    の一部を形成する凸状部分を有することを特徴とするマ
    グネトロンスパッタリング装置。
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