JPH04210458A - Fe―Pt感温磁性材料の製造方法 - Google Patents

Fe―Pt感温磁性材料の製造方法

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JPH04210458A
JPH04210458A JP34094190A JP34094190A JPH04210458A JP H04210458 A JPH04210458 A JP H04210458A JP 34094190 A JP34094190 A JP 34094190A JP 34094190 A JP34094190 A JP 34094190A JP H04210458 A JPH04210458 A JP H04210458A
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JP
Japan
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temperature
aging treatment
magnetization
subjected
magnetic material
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JP34094190A
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Koichiro Oura
大浦 好一郎
Masahiro Hiraoka
真寛 平岡
Yoshihito Sugimoto
杉本 由仁
Yoshiaki Shida
志田 善明
Wataru Takahashi
渉 高橋
Kunihiro Kawashima
川島 邦裕
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 L策上二利ユニ■ 本発明はFe−Pt感温磁性材料の製造方法に関し、よ
り詳しくは発熱体を癌腫瘍に埋め込んで高周波誘導加熱
をすることにより癌腫瘍を治療する温熱療法(ハイパー
サーミア)に用いられ、自己温度制御機能に優れるFe
−Pt感温磁性材料の製造方法に関する。
炙困工弦l 一般に癌細胞は熱に弱<43℃付近まで加熱されると死
滅するため、抗癌剤や放射線を使った治療では効果のな
い腫瘍に対しても有効な治療法と考えられている。しか
も癌の患部は血流が少ないので、周囲に比べて加熱され
易いため、癌の患部を局所的に加熱する温熱療法はきわ
めて有力な治療法となっている。
従来、癌の患部を加熱する方法として温水、超音波、マ
イクロ波、高周波などを使った非侵襲の治療法が試みら
れ、そのための装置の一部は製品化されている。これら
の方法はいずれも人体の組織そのものに直接熱を発生さ
せる方式であるため、生体の深部を加熱することは困難
で、深部癌の治療は不可能であった。また、測温センサ
ーを患部近傍に埋入しなければならず、苦痛を伴う他、
磁場内での正確な測温が困難である等の課題を有してい
た。更に口腔中のように金属が存在する場合には、高周
波による加熱はこの金属部分が過度に高温になるといっ
た危険性もある。
これに対し、より低い周波数になると人体は直接加熱さ
れず、発熱媒体を別に用いることで癌患部の局所的な加
温が可能となる。更にそのような低い周波数では、磁場
の生体組織による減衰が生じないので人体の奥深くまで
加温することも可能である。最近このような低い周波数
での加温実験が数多く行なわれており(日本ハイパーサ
ーミア誌3 (2):155〜163昭和62年他)、
例えばこれらの実験の発熱媒体(発熱体)にはNi−2
9at%Cu、 Ni−4wt%Si 、 Ni−71
at%Pd等が用いられている。
ところで、誘導加熱による交流磁場方向の単位長さあた
りの発熱量Pと各因子の関係は下記の(1)式で表わさ
れる。
pce  g−p・f・a・H−(1)ここで u  発熱体の比透磁率 p 発熱体の電気抵抗a 発
熱体(円柱)の半径 f 交流磁場の周波数 H交流磁場の大きさをそれぞれ
表わす。
上記Uとρは材料因子であり、ρは常温〜100℃程度
の低温域においては一般の金属材料の場合はとんど変化
しない。しかしμについては磁気変態点の近傍で大きく
変化する。すなわち磁気変態点以下では強磁性、磁気変
態点以上では常磁性となるため温度が上昇するとμは磁
気変態点を境としてその近傍で急激に低下する。その結
果誘導加熱で発熱体を加熱した場合、発熱量も磁気変態
点近傍で急激に小さくなる。ここで発熱体の磁気変態点
が癌細胞の死滅温度である43℃よりやや高めにあれば
、その温度付近で体内への放熱Iと自己発熱量のバラン
スがとれて温度制御がなされ、患部が適度な温度に加温
される。他方、発熱体の磁気変態点が高過ぎると、癌細
胞だけでなく周囲の正常細胞の温度まで上昇してしまい
正常細胞まで死滅してしまう。そのため磁気変態点が癌
細胞の死滅温度よりやや高めであるような材料を発熱体
として選ばなければならない。
以上のような理由から磁気変態点が癌細胞の死滅温度で
ある43℃よりやや高めにあるNi−29at%Cu、
 Ni−4wt%Si 、 Ni−71at%Pdがそ
の材料として選ばれて発熱体として実験に用いられてい
る。
しかしこのような発熱体においてはNiが主要な構成元
素となっているため、Niの発癌性への懸念が実用化に
対する障壁となっていた。
このような経緯からこれらNi合金に代わるものとして
特開昭63−103048号公報に示されているように
、Fe−Pt合金が感温磁性発熱材料として実験に使用
され始めている。Fe−Pt合金の磁気変態点が低いこ
とはインバー効果を示すことから既によく知られている
。また2元系平衡状態図からも、Pt量の加減により癌
細胞の死滅温度である43℃よりやや高めに磁気変態点
を制御することは可能であると考えられる。更にFe−
Pt合金はN1のような発癌性物質として疑われる物質
を含んでおらず、感温磁性材料として癌の温熱治療に用
いられることが期待されている。
明が解?しようとする課題 しかし従来のFe−Pt合金においては発癌性に対する
虞れは小さいものの、温度制御能力という点ではNi−
29at%Cu、  Ni−4wt%Si、  Ni−
71at%Pd等の感温磁性材料に比べて劣っているこ
とが本発明者らの追試から明らかになった。以下本発明
者らが行なった追試とその結果について説明する。
特開昭63−103048号公報の実施例に示されてい
るが如く、F e −(23,5−38,5) at%
Ptの溶製材を作成し、成分偏析を低減すること等を目
的として1100℃で均質化焼鈍処理を行ない、この後
800〜1100℃の温度域から炉冷あるいは水冷した
発熱体を試作し、ファントム(寒天)中に発熱体を挿入
して加熱実験を行なった。挿入した発熱体から15mm
離れた位置での昇温カーブをとったとこイ〕2種類の挙
動を示した。
すなわち、王として835℃以上の温度から水冷した場
合には、制御温度は100℃以下の比較的望ましい温度
にとどまるものの、その温度に到達して±1℃の温度範
囲で制御できるまでの時間が約30分と長< 、 Ni
−29at%Cuの約6倍であった。一方主として83
5℃以下の温度から水冷し7だ場合、または835℃以
上の温度から炉冷した場合には、所定温度に制御できる
までの時間は約5分とNi−29at、%Cuと同程度
ながら、制御温度が100〜150℃と高すぎた。これ
らの結果はいずれも徒釆のFe−Pt合金が温度制御能
力の点でNi−29at%Cuより劣ることを裏付けて
おり、従来のFe−Pt合金そのままでは癌の温熱治療
材料とし、で適し、7ているものとは言い難いとの結論
を得た。
た。
更に本発明者らは従来のFe−Pt合金の磁化−温度曲
線を採取しまたところ、第2図に示したごとく温度上昇
に伴う磁化の消失は100℃付近の低温域と、350℃
伺近の高温域の2段階で起こり、これら2段階の変化は
Fe−Pt合金が2つの結晶構造(α′、γ)の相より
なっていることに起因しておこることを見出した。
このことからFe−Pt合金では低温側の磁化変化率が
大きく、かつこの時の磁化変化温度(γ相の磁気変態点
)が適当な温度であることが感温磁性材料としての必要
な磁気特性であることを究明した。
更に従来のFe−Pt合金である800〜1100℃の
温度域で熱処理した感温磁性材料の磁化−温度曲線の作
成とX線回折を行なったところ以下のことを見出した。
温度制御できるまでに要する時間の長い感温磁性材料は
、磁化−温度曲線における低温側の磁化変化率が小さく
、800〜1100℃の比較的高温域(例えば835℃
以上)から急冷されたものであり、構成相の1つである
γ相が完全に不規則状態となっていた。これは第3図に
示したFe−P を系の状態図によれば、不規ti11
状態の)・相がそのままの状態で凍結されたことによる
と考えられる。
一方制御温度が高い感温磁性材料は、磁化−温度曲線に
おける低温側の磁化変化温度(γ相の田気変懸申、)が
高4ぎ、800〜1100℃の比較的低温域(例えば8
35℃以下)から急冷されたか、または高温域から徐冷
されたものであり、γ相が完全に規則状態どなっていた
。これは同様に第3図の状態図によれば、規則状態のγ
相がそのまま凍結されたか、または不規則状態の)・相
が徐冷の過程で規則化されたものと考えられる6以七の
実験結果から従来のFe−Pt合金を感温磁性材料とし
て用いる場合においては、Fe−Pt金合金γ相が完全
に不規則化状態であると、F’ e −P を合金の磁
化−温度曲線の低温側の磁化変化温度は適切な温度(1
00″C以下)に保たれるもののそのときの磁化変化率
が小さくなってしまい、加温実験を行なった場合の発熱
体の温度制御できるまでの時間が長くなり、温度制御能
力が不十分となる。一方γ相が完全な規則状態であると
、Fe−Pt合金の磁化−温度曲線の低温側における磁
化変化率は大きくなり、温度制御できるまでの時間は短
くなるもののそのときの磁化変化温度が高くなりすぎ、
加温実験を行なった場合の発熱体の制御温度が限界であ
る100℃を大きく上回ってしまうといった課題があっ
た。
本発明は上記した課題に鑑み発明されたものであって、
低温側における磁化変化率が大きく、磁化変化温度(γ
相の磁気変態点)が適切な温度(100℃以下)に保た
れるようなFe−Pt感温磁性材料の製造方法を提供す
ることを目的としている。
課 を解゛するための」二 Fe−Pt合金のγ相が完全な不規則状態と完全な規則
状態の中間にあるとき、つまり規則化が適度に進んだ状
態にあるときに、感温磁性材料としての必要磁気特性で
ある低温側での磁化変化率が大きいこと、及び磁化変化
温度が適切な温度に保たれることの両特性が満たされる
との知見から本発明は完成されるに至った。すなわち上
記目的を達成するために本発明に係るFe−Pt感温磁
性材料の製造方法は、重量%でPtを52〜60%含有
し、残部がFeと不可避的不純物とからなる合金の溶製
材を400〜600 ℃の温度範囲において10分間以
上時効処理することを特徴としており、 また、前記合金の溶製材を850 ℃以上の温度範囲に
おいて熱間加工後、空冷または油冷または水冷した後、
400〜600℃の温度範囲で10分間以上時効処理す
ることを特徴としており、さらには、前記合金の溶製材
または熱間加工材を850℃以上の温度で溶体化処理し
、空冷、油冷または水冷した後400〜600℃の温度
1囲において10分間以上時効処理することを特徴とし
ている。
旦 上記した方法によりFe−Pt感温磁性材料を製造した
場合、Pt量を52wt%以上にすることにより、Fe
−Pt合金の低温側の磁化変化の影響相であるγ相が高
温側の磁化変化の影響相であるa′相に比べて量が少な
くなりすぎることはなく、その結果磁化−温度曲線の低
温側の磁化変化率は大きくなり、磁気変態点近傍での発
熱!変化も大きくなり温度制御能力が上がる。一方Pt
Jlを60wt%以下にすることにより、Fe−Pt合
金の低温側の磁化変化温度が制御温度の限界である]0
0℃以下に抑えられる。
また時効処理を行なう前の状態はγ相を一度完全な不規
則状態にしなければならず、本発明における合金の組成
においてγ相を不規則状態にするには、850℃以上の
温度から空冷程度の冷却を行なうことで可能となる。
また熱間加工の温度範囲を850℃以上とし、空冷する
ことによりその後の冷却過程でのγ相の過度な規則化が
抑えられ、その結果低温側の磁化変化温度(γ相の磁気
変態点)が100℃以下に抑えられる。850℃未満の
?温度て熱間加工を行なうと、γ層の規則化が激しく生
し、その後の時効処理で適度な規則化を行なうことが不
可能となる。熱間加工温度の上限は特に限定されるもの
ではないが、1200℃以上で行なうと結晶粒の粗大化
が起こるため1200℃以下で行なうことが望ましい。
また空冷、油冷、水冷による溶体化処理温度を850℃
以上で行なったものについては上記と同様の理由により
γ相の不規則状態が十分に保たれる。
更に時効処理温度を400〜600℃とすることにより
、その前の処理でのγ相の不規則状態がある程度規則化
され、磁化−温度曲線の低温側の磁化変化率が大きくな
り、発熱量変化も大きくなり、温度制御能力が上がる。
一方、時効処理温度が400℃より低いと、その前の処
理での不規則化状態が変化せず、低温側の磁化変化率が
小さくなる。また時効温度が600℃を超えてしまうと
逆にγ相の規則化が進みすぎ、その結果として低温側の
磁化変化温度が高くなりすぎて制御温度が限界温度であ
る100℃を超えてしまう。
また時効処理の時間を10分以上とすることにより時効
処理前のγ相の不規則状態を適度に規則化させることが
でき、ひいては温度制御能力を上げることになる。時効
時間の上限は特に限定されるものではないが、100時
間以上時効処理を行なってもγ相の規則性の変化はほと
んど生じない。
夾且胴 以下、本発明に係る実施例を説明する。
純度99.9%以上のFe、Ptを使用し、52〜60
wt%Ptの割合でAr雰囲気中においてアーク溶解を
実施し、10t X 40w X 80β (重量的5
00grw)のインゴットを得た。またこれらのインゴ
ットうちの一部のものについては850〜1200℃の
温度で10t、X40w X80jより3t X40w
 X 2601に熱間圧延を施した。これらのインゴッ
トあるいは熱延板より1.0中×30eの棒状試験片を
5本切り出し、時効処理のみあるいは溶体化処理を行な
った後時効処理を実施した。溶体化処理としては850
〜1200℃で30分間水冷または油冷または空冷をし
、時効処理は400〜600℃で10分から100時間
の条件で行なった。
時効処理後1.1]中×302の棒状試験片のうちの1
本から約20mgの試験片を切り出し、磁化−温度曲線
の採取を行ない、残りの4本は加温実験に用いた。また
成分チエツクもこの時に実施した。
磁化−温度曲線は磁気天秤を用い、外部磁場5600G
 a、昇温速度3℃/mjnの条件で第1図に示したよ
うに作成した。このようにして得られた曲線からFe−
Pt感温磁性材料の必要磁気特性である低温側の磁化消
失温度と磁化消失率をそれぞれ求めた。その結果を第1
表に示す。
次に加温実験を図面に基づいて説明する。第4図に示し
たように100tx 200wx 3001の寒天ファ
ントム10の中心部に、1.0+X 30jの4本の棒
状試験片]lを10mm間隔で20mmの深さまで垂直
に挿入し、−その4本の棒状試験片11間の中心に光フ
アイバー製温度計12を差し込んだ。そしてこの寒天フ
ァン[−ム10を第5図に示すように対向接地された交
流磁場発生用装置13の磁極対14の間に置いた。この
時、棒状試験片11が交流磁場方向に垂直になっている
ことを確認し実験を行なった。実験条件は周波数100
kHz、棒状試験片11付近の磁場70Gaで行なった
。実験は磁場をかけてから4本の棒状試験片11間の温
度を、光フアイバー製温度計12により1分間隔で読み
取り、±1℃で飲料した時点の温度を制御温度とし、そ
の時までの時間及び前記制御温度を棒状試験片11すな
わち発熱体の自己温度制御能力を評価する性能値とした
以上の実験結果を第1表に示す。
実施例1〜23の棒状試験片11の制御温度は癌の死滅
温度である43℃より高く、100℃より低い44.5
〜80.5℃に制御されている。
しかも制御できるまでの時間は3〜7分程度と非常に短
かった。
比較立 比較例として本発明に係るFe−Pt感温磁性材料の製
造方法の範囲外である成分範囲、熱延温度範囲、溶体化
処理温度、冷却方法、時効処理温度、時効処理時間等の
条件下で製造された材料についても実施例の場合と同様
に実験を行なった。
実験結果を第1表に示す。
Pttが合金成分の下限を外れる比較例1、時効処理温
度の下限を外れる比較例5、時効処理時間が下限を外れ
る比較例7では温度制御できるまでに20分以上かかっ
た。またPt量が合金成分の上限を外れる比較例2、溶
体化処理温度が下限を外れる比較例3、冷却方法が異な
る比較例4、時効処理温度が上限を外れる比較例6、熱
延温度が下限を外れる比較例8では制御温度が100℃
以上となってしまった。
更に比較例として時効処理を行なわない方法で感温磁性
材料を作成し、実施例と同様に実験を行なった。
実験結果を第1表に示す。
時効処理を行なわないものについては比較例9.1O1
11ともに制御温度が高いかあるいは制御できるまでの
時間がかかりすぎている。
(以下余白) 光展1−9刃り里 息子の説明により明らかなように、本発明に係る方法に
より製造されたト’e−Pt感温磁性材料は、癌細胞の
死滅温度である43℃よりやや高めて、か一つ正常細胞
への影響の小さい100℃未濯の温度に短時間で自己温
度制御することが可能であり、従来のFe−Pt感温磁
性材料よりも温度制御能力が優れているため、癌患部の
局部的加熱が短時間で行なえることになる。従って発熱
媒体として感温磁性材料を用いた高周波誘導加熱による
2B熱治療の臨床化がこれにより促進されることが大い
に期待できる。
また本発明に係る方法により製造されたFe−Pt感温
磁性材料は、高周波で100℃以下の適切な温度に制御
できることから、生体への毒性も小さく電磁調理器用の
鍋等の発熱体等への利用も期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る方法により製造されたF e−P
 を感温磁性材料の磁化−温度曲線の1例を示すグラフ
、第2図は従来のF(・−P を感温もR竹材料の磁化
−温度曲線を示すブラシ、第3[ヌ1はFe−Pt系状
態図、第4区は加温実験時のF(−・−Pt感温磁性材
1−4で作成(、た棒状TPのファントムへの挿入方法
を示す概略斜視図、第5図!i 力[T温実験装置の構
成を示す概略正面図である。 特許出願人   住友金属T業株式会ネ4代 理 人 
: 弁理士  弁内 龍ニ第1区 i演(℃) ゑ廣(℃) 第3図 Wi ’10 Pt a t ”/+l P t 第4図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量%でPtを52〜60%含有し、残部がFe
    と不可避的不純物とからなる合金の溶製材を400〜6
    00℃の温度範囲において10分間以上時効処理するこ
    とを特徴とするFe−Pt感温磁性材料の製造方法。
  2. (2)重量%でPtを52〜60%含有し、残部がFe
    と不可避的不純物とからなる合金の溶製材を850℃以
    上の温度範囲において熱間加工後、空冷または油冷また
    は水冷した後、400〜600℃の温度範囲で10分間
    以上時効処理することを特徴とするFe−Pt感温磁性
    材料の製造方法。
  3. (3)重量%でPtを52〜60%含有し、残部がFe
    と不可避的不純物とからなる合金の溶製材または熱間加
    工材を850℃以上の温度で溶体化処理し、空冷、油冷
    または水冷した後400〜600℃の温度範囲において
    10分間以上時効処理することを特徴とするFe−Pt
    感温磁性材料の製造方法。
JP34094190A 1990-11-30 1990-11-30 Fe―Pt感温磁性材料の製造方法 Pending JPH04210458A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1724365A2 (en) * 2004-10-12 2006-11-22 Heraeus, Inc. Low oxygen content compositions

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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