JPH04208723A - 移動全二重無線装置の送受共用回路 - Google Patents

移動全二重無線装置の送受共用回路

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JPH04208723A
JPH04208723A JP2341060A JP34106090A JPH04208723A JP H04208723 A JPH04208723 A JP H04208723A JP 2341060 A JP2341060 A JP 2341060A JP 34106090 A JP34106090 A JP 34106090A JP H04208723 A JPH04208723 A JP H04208723A
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Japan
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circulator
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Masamitsu Hashimoto
正光 橋本
Hiroyuki Homitsu
穂満 弘幸
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Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Fujitsu Ltd
Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 移動全二重無線装置の送受共用回路に関し、帯域が互い
に接近した2波を使用して、移動局間の全二重無線通信
を行なう場合において、使用可能な帯域を有効に利用し
、かつ、自局の送信波の回り込み、あるいは通信相手で
ない他局の送信波の侵入による悪影響のない送受共用回
路を提供することを目的とし、 送信機からの信号をアンテナへ供給し、アンテナからの
信号を受信機へ供給する分離手段と、使用可能な2波の
帯域をそれぞれを少なくとも2分割するように通過帯域
が設定された少なくとも4種の帯域フィルタ手段と、送
信機からアンテナへの信号およびアンテナから受信機へ
の信号をそれぞれ該帯域フィルタ手段のいずれかに通過
せしめ、かつ、それぞれの通過帯域どうしの周波数の差
が一定となるように切り換えるスイッチ手段を具備して
構成する。
〔産業上の利用分野] 本発明は周波数の異なる2つの帯域を使用して双方向の
移動無線通信を行なう移動全二重無線装置に適した送受
共用回路に関する。
近年、移動通信などに使用する無線方式も、従来の半二
重方式(単体方式)の通信から全二重方式(複信方式)
の通信へとそのニーズが変化してきている。また、その
周波数の使用についても、従来の特定チャンネルだけを
使用する機器構成よりも、い(つかのチャンネルを切替
えて使用できるような機器構成が求められている。
〔従来の技術〕
1本のアンテナを共用して送信機および受信機に接続す
るための送受共用回路としては第6図に示す構成が考え
られる。
送信機60からの信号は帯域フィルタ160およびイン
ピーダンス調整のためのサーキュレータ200を経てサ
ーキュレータ120へ供給される。サーキュレータ12
0はサーキュレータ200からの送信信号をアンテナへ
供給するとともに、アンテナからの受信信号をサーキュ
レータ122へ供給する。サーキュレータ122は受信
信号を帯域フィルタ161へ供給するとともに帯域フィ
ルタ161ではね返された不要電波をダミーロード12
4へ供給して消費させる。帯域フィルタ161を通過し
た信号はインピーダンス調整のためのサーキュレータ2
01を経て、受信機70へ供給される。
固定局間の通信のように、チャンネルの変更が必要ない
場合には、帯域フィルタ160および帯域フィルタ16
1の通過帯域幅はそれぞれ送信チャンネルおよび受信チ
ャンネルの周波数を中心として狭く設定されて、自己の
送信波の回り込みによる干渉および抽チャンネルの受信
波による干渉が回避されている。
ところが、移動局間の通信の場合、受信波の周波数帯域
と同一の帯域を送信波として使用する他局が接近して干
渉することに備えて、受信波および送信波のチャンネル
を使用可能な帯域内で任意に切り換え可能とすることが
できる必要がある。
この場合、第6図の構成の回路で、これを実現するとす
れば、第7図に示す如< BPF 160および161
の帯域を、使用可能な2波の帯域幅にとり、それらの範
囲内で送信機60における搬送波の周波数を切り換え、
受信機70の同調周波数を切り換えることによって送信
機および受信機の使用チャンネルを任意に切り換えるこ
とが考えられる。
その場合において、図にf、とfl′で示す様に、送信
波と受信波の周波数の差が常に一定になる様に、すなわ
ち、送信波と受信波の周波数がそれぞれの帯域における
相対的な位置が同じになる様に設定されるのが一般的で
ある。
〔発明が解決しようとする課B] 前述のような構成において、使用可能な周波数帯域が送
信波と受信波とで互いに接近するようにとらざるを得な
い場合、送信周波数fI′を図に示すように受信帯域に
近い側にとると、帯域フィルタ161の通過帯域に近い
ために自局の送信電波が受信側に回り込み、帯域フィル
タ161を通って受信機70に入って増幅器に悪影響を
及ぼしてしまうという問題を生じる。
また、移動の結果、自局の受信周波数と同一の帯域を使
用している、通信相手でない他局に接近し、その送信波
が帯域フィルタ161を通って受信機70に入り込んで
増幅器に悪影響を及ぼすという問題もある。
したがって本発明の目的は、帯域が互いに接近した2波
を使用して、移動局間の全二重無線通信を行なう場合に
おいて、使用可能な帯域を有効に利用し、かつ、自局の
送信波の回り込み、あるいは通信相手でない他局の送信
波の侵入による悪影響のない送受共用回路を提供するこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明に係る移動全二重無線装置に適した送受
共用回路の原理構成を表わす図である。
分離手段12は送信機からの信号をアンテナへ供給する
とともに、アンテナからの信号を受信機へ供給する。帯
域フィルタ手段16は使用可能な2波の帯域をそれぞれ
少なくとも2分割するように通過帯域が設定された少な
くとも4種の帯域フィルタ手段である。スイッチ手段1
4は送信機からアンテナへの信号およびアンテナがら受
信機への信号をそれぞれ該帯域フィルタ手段16のいず
れかに通過せしめ、かつ、それぞれの通過帯域どうしの
周波数の差が一定となるように切り換えるものである。
〔作用〕
第2図に示すように周波数の高い側の帯域(高群)をH
a、 Hb (Ha<Hb)の2N域に分割し、周波数
の低い側の帯域(低群)をLa 、 Lb (La <
 Lb)の2領域に分割し、それぞれを4種の帯域フィ
ルタのそれぞれの帯域とするものとする。この場合、送
信用として例えばHaを選択するとき受信用にはそれか
ら光分離れたLaが選択されるので、自己の送信波の回
り込みがな(なる。また、他局の送信波の影響を受ける
恐れがあるときは、LaまたはLb、からLbまたはL
aへの切り替えおよびHaまたはHb、からHbまたは
Haへの切り替えあるいはまた高群と低群の入れ替えに
よりそれを回避することができる。
〔実施例〕
第3図は本発明の送受共用回路の第1の実施例を表わす
図である。この送受共用回路は移動型の全二重無線装置
に使用される。
サーキュレータ120.122およびダミーロード12
4は第6図で説明したものと同一である。サーキュレー
タ202〜209は帯域フィルタ162〜169と対で
用いられ、インピーダンスの調整を行なうものである。
帯域フィルタ162.166は第2図Laの通過帯域を
有し、163.167はLb、164.168はHa、
165、169はnbの通過帯域を有している。
切換スイッチ140および142は送信@60からの送
信信号を帯域フィルタ162〜165のいずれかに通過
させてサーキュレータ120へ供給するように、手動に
よる切換を行なう。切換スイッチ141および143は
切換スイッチ140および142と連動して、サーキュ
レータ122からの受信信号を帯域フィルタ166〜1
69のいずれかに通過させ、かつ送信側のフィルタの通
過帯域と受信側のフィルタの通過帯域との周波数の差が
常に一定になるように切り換えを行なう。
第3図に示した構成においては、送信側および受信側の
いずれにおいても高群および低群のいずれの領域も使用
可能である。
第4図は本発明の第2の実施例を表わす図である。
切換スイッチ144および146は送信機6oがらの送
信信号を帯域フィルタ162.163のいずれかに通過
させてサーキュレータ120へ供給するように、手動に
よる切換を行なう。切換スイッチ145および147は
切換スイッチ144および146と連動して、サーキュ
レータ122からの受信信号を帯域フィルタ168.1
69のいずれかに通過させ、かつ送信側のフィルタの通
過帯域と受信側のフィルタの通過帯域との周波数の差が
常に一定になるように切り換えを行なう。
第4図に示した構成においては、受信側は高群内のいず
れかから、送信側は低群側のいずれががらのフィルタの
選択を行なう。したがって、通信の相手方もこれと同様
な構成であれば、受信側は高群から、送信側は低群から
選択する構成をとる必要がある。
第5図は本発明の第3の実施例を表わす図である。
スイッチ148および153はトランスファタイプのス
イッチである。スイッチ148において、送信機60か
らスイッチ149へ至る経路を選択したとき、同時にサ
ーキュレータ122からスイッチ150へ至る経路が形
成される。送信機60からスイッチ150へ至る経路を
選択したときは、同時にサーキュレータ122からスイ
ッチ149へ至る経路が形成される。スイッチ153は
スイッチ148に連動しており、スイッチ148が送信
機60からスイッチ149へ至る経路を選択したとき、
スイッチ151からサーキュレータ120へ至る経路を
選択し、同時にスイッチ152から受信機70へ至る経
路を形成する。スイッチ148が送信機60からスイッ
チ150へ至る経路を選択したとき、スイッチ152か
らサーキュレータ120へ至る経路を選択し、同時にス
イッチ151から受信機70へ至る経路を形成する。
スイッチ149とスイッチ151は連動して、スイッチ
149とスイッチ151の間で経由する帯域フィルタを
162または163のいずれかに選択する。スイッチ1
50とスイッチ152は互いに連動するとともに、スイ
ッチ149とも連動し、帯域フィルタ162を選択した
ときは帯域フィルタ164を選択し、帯域フィルタ16
3を選択したときは帯域フィルタ165を選択する。
第5図に示した例は第3図に示した例と同様に送信側と
受信側いずれにおいても高群および低群のいずれかの領
域の選択が可能であるが、第3図の例では帯域フィルタ
が8個必要であるのに対して、4個で充分である。
なお、これまでに説明した例では、高群および低群をそ
れぞれ2分割する場合を説明してきた。
自己の送信波の回り込みを防止するためにはこれで充分
であるが、3分割以上にすればそれだけ他局との干渉を
防止するための切り換えの選択の幅が広がる。
〔発明の効果〕
以上述べてきたように本発明によれば、移動型の全二重
無線装置において、使用可能な領域の全範囲を有効に利
用することができ、自局の送信波の回り込み、あるいは
他局の送信波の侵入による悪影響がなくなる。また、帯
域を分割することで各帯域フィルタの帯域幅が狭まるこ
とにより、フィルタの特性をより急峻にすることが可能
となり、妨害排除特性がより向上する効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、 第2図は本発明に係る回路の動作を説明するための図、 第3図は本発明の第1の実施例を表わす図、第4図は本
発明の第2の実施例を表わす図、第5図は本発明の第3
の実施例を表わす図、第6図は従来の送受共用回路を表
わす図、第7図は第6図の回路の動作を説明するための
図。 図において、 140〜153・・・スイッチ、160〜169・・・
帯域フィルタ、120.122.202〜209・・・
サーキュレータ。 第6図 シ成 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、送信機からの信号をアンテナへ供給し、アンテナか
    らの信号を受信機へ供給する分離手段(12)と、 使用可能な2波の帯域をそれぞれを少なくとも2分割す
    るように通過帯域が設定された少なくとも4種の帯域フ
    ィルタ手段(16)と、 送信機からアンテナへの信号およびアンテナから受信機
    への信号をそれぞれ該帯域フィルタ手段(16)のいず
    れかに通過せしめ、かつ、それぞれの通過帯域どうしの
    周波数の差が一定となるように切り換えるスイッチ手段
    (14)を具備することを特徴とする移動全二重無線装
    置の送受共用回路。
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