JPH04205409A - 自然語処理方法および自然語処理システム - Google Patents

自然語処理方法および自然語処理システム

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JPH04205409A
JPH04205409A JP2337091A JP33709190A JPH04205409A JP H04205409 A JPH04205409 A JP H04205409A JP 2337091 A JP2337091 A JP 2337091A JP 33709190 A JP33709190 A JP 33709190A JP H04205409 A JPH04205409 A JP H04205409A
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博之 絹川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機と人間とのインタフェースを自然語に
より司る自然語インタフェースにおける自然語処理方法
およびそのシステムに関する。
[従来の技術] 本発明に関連する技術は、日経エレクトロニクス、19
85.9.9号第225頁から第243頁までに、〔自
然な日本語でワークステーションの操作法を尋ねられる
質問応答システム」として記載されている。
この文献では、画面に表示されている情報に応じて、操
作のガイダンスができるとされている。
具体的には、日本語による質問文の構文や意味を解析し
、解答を出力する。助詞の誤りを訂正したり、ワークス
テーションに関する常識を使って単語の省略を補う機能
がある。質疑応答の流れを話題メモリに蓄え、話題の流
れを把握した解答を生成すると記されている。
[発明が解決しようとする課題] 上記従来技術は、質問文およびその回答に関する流れに
関する情報を参照して、解答を生成するので、質問文の
中に解消できない多義が存在する場合や、動作中のある
時点で条件を満たしたときのみ質問文の解釈ができるよ
うな場合に関する自然語処理は困難であった。
また、上記従来技術は、計算機(ワークステーション)
の操作のガイダンスのためのものであり、今操作してい
る対象そのものを動作させる二とに関しては配慮されて
いない。
本発明の目的は、操作している対象に対する自然語文に
よる入力を受付け、その入力に対応して操作対象を動作
させることが可能な自然語処理方法およびそのシステム
を提供することにある。
本発明の他の目的は、計算機を用いた種々のアプリケー
ションシステムに自然語インタフェースとして適用でき
る自然語処理方法および自然語処理システムを提供する
ことにある。
本発明のさらに他の目的は、当業者によって、本願明細
書及び添付する図面から理解されるだろう。
[課題を解決するための手段] 上記目的は以下のようにして達成される。
自然語による文字列を入力装置から入力し、その入力に
応答して、計算機システムの動作状態に関する情報を用
いて、入力された文字列の意味を解析し、解析の結果に
応じた処理を実行し、その実行結果を出力装置に出力す
ることによって達成される。これを実行する計算機シス
テムは、自然語に関する辞書と計算機の動作状態に関す
る情報とを格納する記憶装置、自然語による文字列を入
力するための入力装置および出力装置とから構成される
より詳しくは、入力された文字列から、文字列を構成す
る自然語要素が有する概念間の関係を表わす機能連鎖構
造を生成し、機能連鎖構造と計算機が実行し得る言語で
ある操作指示言語の形態との対応関係の規則を格納した
規則テーブルを参照し、生成した機能連鎖構造から処理
の実行が可能な形態に変換し、計算機システムの動作状
態に関する情報を、変換した形態に組み込むことにより
、操作指示言語を得、その操作指示言語を実行すること
により達成される。
なお、上述では計算機と人間とのインターフェイスとし
て一般的な双方向性を考慮に入れているので、実行結果
を出力装置に出力するようにしているが、実行結果は必
ずしも出力装置に出力されなくともよい。
[作用] 上記目的は次のようにして達成される。
計算機システムの動作状態に関する情報が更新され、そ
の履歴が管理されているので、入力された文字列の意味
の解析の際に、更新され、その履歴が管理されている情
報を用いることにより、次に実行すべき処理の多様性を
減少させることができ、その多様性が減少した処理の中
から最も妥当と評価できる処理に対応する操作指示言語
を生成できることによる。
また、入力される自然語文に代名詞、指示詞または指示
を目的に使われる単語が含まれていても、計算機システ
ムの動作状態に関する情報を参照してそれが何を指して
いるかを判別できるので、本発明による自然語処理方法
またはシステムを利用するユーザは、日常的に使用して
いる自然語(英語2日本語など)を用いて計算機を動作
させることができる。
日常的に使用している自然語には、用言や体言の省略や
部分否定表現などの従来技術では解析困難な表現が多く
含まれるが、本発明によれば、それらの特別な表現に対
する解釈のルールを予め設けておき、そのルールに基づ
いて解釈できるので、入力される自然語文は会話文のよ
うな表現でも許される。
また、本発明が、計算機のアプリケーションへの依存度
を少な〈実施できるのは、本発明を実施するための自然
語に関する辞書や各種処理に用いる規則がテーブル化さ
れており、手続きとしてプログラム化されている場合に
比べて、それらのテーブルの内容を容易に書き換えるこ
とができるからである。
以上の如く本発明によれば、計算機に対して従来与えて
いたような形式言語(計算機向けに決められた特別な言
語、コマンド)や操作指示語(計算機向けに決められた
所定の形式のコマンド)を用いずに、通常の日本語や英
語なとの自然語(−般に文であるが、場合によっては単
語でもよい。)による入力を与えることで、計算機に所
望の動作をさせることができるという顕著な効果を得る
ことができる。
[実施例1 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
本実施例は、本発明を意思決定支援システムに適用した
場合のものである。意思決定支援システムとは、たとえ
ば意思決定のために、データベース検索機能とそのデー
タベース検索機能の動作に伴う結果をグラフや一覧表に
したり、さらにその結果を表示、消去1編集するような
機能の実行を、ユーザが指示できるシステムである。こ
のような意思決定支援システムの具体例としてEXCE
ED2(日立製作新製)がある。本発明を適用しない場
合は、このような意思決定支援システムを動作させるた
めには、そのシステムを動作させるために用意された言
語やコマンドをユーザは入力しなければならない。この
ような用意された言語やコマンドを本明細書の説明では
操作指示語と呼ぶ。
本実施例において、ユーザから計算機に入力される自然
語文は、主として操作を指示する文(計算機の動作を指
示する文)である。それは一般に操作指示の対象と操作
指示の種類と含む自然語文である。たとえば、ユーザの
観点からの計算機に対する間合せなども、この操作指示
に含まれる。
第1図は、本実施例における処理の概要を示す。
最初に、入力装置から自然語文を入力する(ステップ1
)。例えば、自然語文として[これを左下に移動せよ。
」とユーザが入力する(ステップ2欄)。
次に、入力された自然語文を基に、計算機への操作指示
語を生成する(ステップ3)。操作指示語とは、たとえ
ば本システムを実行するために用いる計算機に対する実
行コマンドである。ステップ3は、次のいくつかのステ
ップを含む。
最初に、辞書8を用いて、入力された自然語文の形態素
解析、多義解消および意味解析を実行する。(ステップ
11)。ステップ11は、入力された自然語文[これを
左下に移動せよ。」から、機能連鎖構造(図中、ステッ
プ12に示す構造)を作る。機能連鎖構造については後
述する。またステップ11の詳細は、第6図を用いて後
述する。
意味構造変換規則テーブル9を用いて、機能連鎖構造を
基に意味構造変換(ステップ13)を行う。ここで、意
味構造変換規則とは、ステップ12の欄に示すような自
然語文の機能連鎖構造の部分構造を、操作指示言語のテ
ンプレートヘマッピングするためのルールである。具体
例は後述するが、ルールの条件部は機能連鎖構造の部分
構造に関する条件を示し、ルールの帰結部(結論部)は
操作指示語のテンプレートを示す。さらに、意味構造変
換とは、自然語から生成した機能連鎖構造の部分構造と
最も良くマツチする意味構造変換規則を選択することで
ある。すなわち、ステップ13では、機能連鎖構造(デ
ータ例12)から、操作指示語のテンプレート(ステッ
プ14欄)を構成する。
続いて、具体化用データテーブルl○を用いて具体化を
行う(ステップ15)。ここで、具体化用データとは、
自然語の概念と実際のデータの所在との対応を記述した
テーブルlOにあるデータである。したがって、ステッ
プ15では、具体化用データテーブルlOを用いて、操
作指示語のテンプレート(ステップ14欄)から操作指
示語(ステップ4欄)を生成する。
次に、操作指示語(ステップ4欄)を実行しくステップ
5)、その実行結果を出力装置に表示する(ステップ6
)。
最後に、ステップ6によって表示された内容に基づいて
、具体化用データテーブル10の内容を更新する。
ユーザからの自然語文の入力が繰り返されるならば、そ
れらの入力に対応して、以上の一連の処理を繰り返す。
第2図は、木構造で表現した機能連鎖構造の基本構造の
一つを示す。機能連鎖構造とは、一つの自然語の概念を
一つのノードとして、自然語の概念間の関係をノード間
のリンク(ブランチ)で表現したネットワーク構造であ
る。したかって、自然語の機能連鎖構造は一般に基本構
造をいくつか含む。もちろん一つの場合もある。
第2図に示す機能連鎖構造の基本構造は、機能を示すノ
ード100の子ノード101かその機能100への入力
のデータや条件に関するノード(入力lからn)であり
、機能を示すノード100の親ノード102がその機能
からの出力のデータや条件に関するノード(出力1から
m)である。
図中、ノードを四角で囲んで表現し、ノードの関係を子
ノードから親ノードに向かう有向リンクでつないで表現
している。以下では、機能を示すノードを特に操作指示
ノードということがある。
機能連鎖構造を別の方法で表現すると、ある機能Aの出
力結果が他の機能Bの入力データまたは入力条件となる
といろことを表現するとき、その機能Aの出力結果のノ
ードを機能Bの入力データまたは入力条件のノードとす
ることで表現できる。
これと同等の作用を有する機能連鎖構造の別の表現とし
て、意味ネットワーク構造などのグラフ構造を用いても
よい。
なお、処理の都合上、実際の機能連鎖構造の中に、ルー
トノード(根ノード)を設けたり、あるノードを修飾限
定するノードを設けたりすることがある。
各ノードは、次のような情報を持っている。それは、(
1)ノードを識別するためのノードID(識別子)、(
2)他のノードとのリンク関係に関する情報、および(
3)そのノード自体の用途を示すアトリビュート(属性
)等である。さらに次のような情報を持つ場合がある。
(4)自然語表記に関する情報、(5)付属語に関する
情報、(6)正規操作指示語糸に関する情報、(7)こ
れらの情報(データ)が意味する意味ラベルに関する情
報、(8)これらの情報(データ)に付随する範囲に関
する情報、(9)これらの情報(データ)の、元の自然
語文中における格関係に関する情報などである。これら
の情報に関しては、後述する具体例の中で詳述する。
上記(3)のノードの用途を示すアトリビュートによっ
て、ノードは以下のような種類に分類される。第1はシ
ステム用ノードである。これは、本構造を処理(V理、
変形など)するために用いるノードである。例えば、ル
ート(根)を表わすためのノード(アトリビュートとし
て「ルート」を付与する)がある。第2は操作指示ノー
ドである。これは、アプリケーションを操作指示する機
能を表現するためのノードである。これには、アトリビ
ュートとして「機能」を付与する。第3は、コンデイシ
ョンアンドコンクルージョンノード(Conditio
n and Conclusion Node )であ
る。これは、操作指示ノードに対して、入力条件、入力
データまたは出力結果を表現するためのノードである。
例えば、データベースのテーブル、フィールド、セルデ
ータなどを表現するためのノードであり、それぞれアト
リビュートとして「テーブル」。
「フィールド]、 EセルデータJを付与する。以上の
他にも、引用のためのデータを表現するためのノード(
アトリビュートとして「引用語句」を付与する)、間接
的にデータを表現するためのノード(アトリビュートと
して「代名詞」を付与する)、体言や用言の省略を補填
するための知識源として用いる意味構造変換規則の探索
空間を狭めるためのノード(アトリビュートとして「条
件Jを付与する)などがある。
第3図は、機能連鎖構造の具体例である。入力された自
然語による例文として、「売り上げを棒グラフにしてこ
れを左下に移動せよ。」を表現したものである。図中、
円で囲んだ部分がそれぞれ機能連鎖構造の基本構造であ
る。詳細説明は後述する。
第4図は、本実施例の詳細な処理手順を示すフローチャ
ートである。
最初に、ユーザがシステムの使用モードを選択する(ス
テップ16)。使用モードには、自然語文を解釈し実行
する「実行モード」と、これを実行するためのデータを
保守する「保守モード」とがある。
選択された使用モードに応じて分岐する(ステップ17
)。「実行モード」のときはステップ1へ、「保守モー
ド」のときはステップ20へ分岐する。
「実行モード」の場合は、ユーザに自然語を入力させる
(ステップl)。ユーザによる自然語の入力はキーボー
ドの打鍵による。入力される自然語は、テキスト形式の
自然語文字列である。なお、入力方法としては、この他
に、予め用意した文を選択する方法9手書き文字入力に
よる方法、音声認識による入力方法やOCR(Opti
cal CharacterRecognition 
)による入力方法などでも容易に代替可能である。
次に、入力された自然語文字列から辞書8を用いて機能
連鎖構造を構成する(ステップ11)。
次に、組立られた機能連鎖構造の中に未処理の操作指示
ノードがあるかどうかをチエツクする(ステップ18)
。未処理の操作指示ノードがあれば、処理をステップ1
9に分岐する。該当するノードがなければ、処理を終了
する。または、別のモードにを選択するためにステップ
16の前に処理を分岐してもよい。または、別の自然語
文を解析するためにステップ1の前に処理を分岐しても
よい。ここで、操作指示ノードとは、機能連鎖構造にお
けるノードのうち、特に、機能的属性の強い(すなわち
、用言的性格の強い自然語に対応する)ノードを指して
言う。機能的属性が強いかどうかを調べるには、簡単に
は、予め辞書8に自然語の属性として機能的属性の強弱
を登録しておき、そのノードに対応する自然語を介して
調べる方法がある。
次に、ステップ18で指示されるところの操作指示ノー
ドを中心とした機能連鎖構造の部分構造を抽出する(ス
テップ19)。操作指示ノードを中心とした機能連鎖構
造の部分構造とは、ある一つの注目した操作指示ノード
に関し、そのノードからのリンクを通して順にノードを
見つけて構造を広げて行き、別の操作指示ノードまたは
ルートノードを含まないようにした構造の中で、ノード
を最も多く含む構造のことである。
次に、ステップ19で抽出した機能連鎖構造の部分構造
に基づいて、意味構造変換規則テーブル9の中から適切
な意味構造変換規則を選択する(ステップ13)。
次に、ステップ13で選択した意味構造変換規則の帰結
部である操作指示語のテンプレートから、具体化用デー
タテーブル10に基づいて、実際の操作指示語に変換す
る(ステップ15)。ここで得られる操作指示語には、
アプリケーションへの操作指示語と、機能連鎖構造自身
にデータを送る操作指示語がある。
次に、ステップ15で得られたアプリケーションの操作
指示語を実行する(ステップ5)。
辞書8は、各形態素あるいはそれに準する自然語の構成
要素毎に、少なくとも、形態論的属性に関する情報(表
記、活用など)、構文論的属性に関する情報(修飾機能
、格支配機能など)、および意味論的属性に関する情報
(機能的属性の強弱。
データ的属性の強弱1条件的属性の強弱、正規操作指示
語糸、意味ラベルなど)を具備するテーブルである。
二こで、正規操作指示語糸とは、その形態素(主として
、用言)に関する機能を代表する概念である。また、意
味ラベルとは、その形態素(主として、体言)に関する
データや条件などを代表する概念である。これらの意味
ラベルを適切に結んだ意味ネットワーク構造によって、
対象世界を表現することができる。
なお、ステップ1において、音声認識による自然語入力
を行なう場合は、この辞書8に音素論的属性に関する情
報や音韻論的属性に関する情報をも一緒に具備すればよ
い。
意味構造変換規則テーブル9は、機能連鎖構造の部分構
造を操作指示語に変換するための意味構造変換規則を登
録したテーブルである。
具体化用データテーブル10は、すでに説明したように
、意味ラベルと実際のデータの所在との対応を示すテー
ブルである。
ステップ17で「保守モード」を選択したときは、保守
するテーブルを選択する(ステップ20)。
ユーザによって保守することが可能なテーブルは、辞書
8、意味構造変換規則テーブル9および具体化用データ
テーブル10である。これらの選択に応じて、それぞれ
ステップ21.ステップ22゜ステップ23に分岐し、
選択されたテーブルを保守する(ステップ21,22.
23)。
ステップ21.22および23の各ステップは、テーブ
ルの項目に関し、任意のデータを作成し、追加し、削除
し、更新することができるエディタの機能を実行する。
ユーザに表示するデータ表現と実際に格納されているデ
ータ表現とは異なっていても構わない。エディタに関し
ては、多くの文献に記載されているので詳細な説明を省
略する。
さて、以上の処理手順とは別のプロセス(一連の処理で
あり、タスクまたはプログラムとよんでも良い。)によ
って、以下の処理(ステップ24とステップ25)が実
行される。これらのステップは、上記のプロセスが起動
していなくても画面に関する履歴を具体化用データテー
ブルlOに格納できるようにするために設けである。
最初に、計算機が表示している画面の状態に関する情報
を取得し、得られた情報を具体化用データテーブルIO
に格納する(ステップ24)。
次に、ステップ24を終了するかどうかをユーザに問い
合わせる(ステップ25)。続けるならば、再び、ステ
ップ24へ分岐する。なお、便宜のため、特に割込み(
ユーザからの実行中断入力)がない限り、ステップ24
へ繰り返す方が望ましい。
これらの処理によって、操作指示語への具体化を行なう
ときには常に、具体化用データテーブル10が最新のも
のに更新される。この更新により、本発明の特徴の一つ
である、代名詞やそれに類する表現を適切に解析するこ
とが可能になる。また、状況に応じて文の意図の解釈が
異なる場合であっても、最新の具体化用データテーブル
10を用いることによって解析することが可能になる。
これらの理由は、後述する説明から明らかになるだろう
第5図は、本実施例におけるハードウェア構成図である
。プロセッサ28と、それに接続する記憶装置29.入
力装置26及び出力装置27から構成される。記憶装置
29には、操作指示語生成プログラム30.操作指示語
実行プログラム31゜システムの情報を管理するプログ
ラム32.ワークエリア33.辞書8.意味構造変換規
則テーブル9.具体化用データテーブル10が格納され
る。
第5図および以上の簡単な説明から、当業者であれば、
本発明を実施するためのハードウェアは、いわゆる計算
機であれば良いことに気付くであろう。大型の計算機に
限らず、ワークステーションやパーソナルコンピュータ
と呼ばれるものであっても良い。ただし、操作指示語に
対応する処理を記述した操作指示語実行プログラム30
を実行できなければならない。とは言え、操作指示語実
行プログラム31を実行できれば良く、その実行のため
の計算機が別にあって、操作指示語生成プログラム30
を実行する計算機と接続されている分散システムの計算
機構成であっても良い。計算機間の接続は、記憶媒体を
介して機能的に接続したものであっても良いが、本発明
の性質上、好ましくはない。
ここで、操作指示語生成プログラム30は第4図に示す
ステップ16から始まる「実行モード」と「保守モード
」との一連の処理を実行するプログラムである。ただし
、第4図のステップ5は、操作指示語に対応した処理を
実行しても良いが、プログラム構成上(開発効率や実行
効率の観点で)、実際に実行するプロセス(タスクまた
はプログラム)に実行の契機を与える(起動する)処理
を実行しても良い。なお、操作指示語生成プログラム3
0におけるステップ5の意味は、その実行の開始を意味
し、その実行の終了を必ずしも意味している訳ではない
操作指示語実行プログラム32は、実際の操作指示語を
実行する、または実行し続ける(ステップ5)ためのプ
ログラムである。マルチプロセス(マルチタスキング)
を用いて、複数の操作指示語に対応する、それぞれの処
理を各プロセスで実行するソフトウェア構造としてもよ
い。
システムの情報を管理するプログラム32は、第4図に
示すステップ24および25を実行するためのプログラ
ムである。
第6図は、本実施例における機能連鎖構造の構成処理(
第1図または第4図のステップ11)の詳細フローチャ
ートである。
先ず、ステップ1で入力したテキスト形式の自然語文字
列を辞書8を用いて形態素に分割する形態素解析の処理
をする(ステップ1110)。
形態素解析処理(ステップ1110)では、形態素、構
文、意味などに関する情報を格納している辞書8に基づ
いて形態素に分割する(ステップ1101)。なお、便
宜上、意味のまとまった成句を1つの形態素として見な
す場合もある。
なお、従来の形態素解析方法をステップ1110の処理
として用いてもよい 次に、ステップ1110で分割された各形態素の意味の
範囲を限定する多義解消の処理を実行する(ステップ1
111)。
多義解消処理(ステップ1111)では、先ず、構文の
特徴(例えば、主従関係や修飾被修飾関係など)を利用
して意味の範囲を限定する(ステップ1102)。
共起的語法を利用して意味の範囲を限定する(ステップ
1103)。この共起的語法に関する情報は、共起辞書
として別に提供してもよいし、辞書8に格納しておいて
もよい。共起的語法の利用による多義解消とは、例えば
、「500円の商品」を解析する場合、「商品」を契機
にして「500円」の意味を「販売価格」に限定すると
いうような方法である。
入力された自然語の表記上の位置、特に、表記的に隣接
する形態素(または、文節)は、意味的にも近いものと
して意味の範囲を限定する(ステップ1104)。
さらに、対象分野における慣用的な意味の使われ方を優
先にして意味の範囲を限定する(ステップ1105)。
ステップ1102から1105までのステップにおいて
、各形態素の意味がある程度確定する毎に、ステップ1
102から評価しなおすという多義解消処理方法や、ス
テップ1102からステップ1105までのステップの
順序を入れ替えてそれぞれのシステムにあわせた多義解
消処理方法も容易に代替方法となり得る。
次に、多義解消処理(ステップ1111)で意味の範囲
を限定した各形態素の意味と各形態素の構文情報とに基
づいて、操作指示ノード中心の機能連鎖構造を組立てる
意味解析処理を実行する(ステップ1112)。
意味解析処理(ステップ1112)では、先ず、機能連
鎖構造の原形を組み立てる(ステップ1106)。すな
わち、ステップ1111までの処理で得られた、形態素
に分割され、意味の範囲が限定された自然語に対して、
自立語2句読点。
引用符などを一つのノードとし、交尾をルート(木構造
の根)側に、文頭を末端(木構造の葉)側にした木構造
を作る。なお、この木構造は、各ノードは両端にある場
合を除き、親ノードと子ノードをそれぞれ一つずつもつ
木構造でもある。
次に、自然語文中の特殊な表現を解析する(ステップ1
107)。このとき、必要があれば、意味構造変換処理
9を解析のための知識源として用いてもよい。なお、自
然語文中の特殊な表現に関する処理は後述する(第7図
、第8図、第9図)。
次に、機能連鎖構造を組み立てる(ステップ1108)
。すなわち、ステップ1107までの処理で得られた木
構造を、帰りがけ順の深さ優先探索(良く知られた木構
造探索の一方法であり、説明を省略する。)し、操作指
示ノードを見つける。そして、その操作指示ノードが見
つかるまでに通過したノードをその操作指示ノードの子
ノードとする。また、必要があれば、操作指示ノードと
その親ノードの間に操作指示結果代入用のノードを補う
なお、この機能連鎖構造に操作指示ノードが2つ以上あ
るときは、再度この機能連鎖構造、または、この機能連
鎖構造に基づいて再構成された機能連鎖構造を用いて探
索する。この時の処理は、それまでに、意味構造変換処
理のために使ったことがある操作指示ノードや、その操
作指示ノードの子ノード以下のノードを無視して、操作
指示ノードを探索する。
第7図、第8図および第9図は、自然語文中の特殊な表
現に関する処理の具体例である。これらの処理は、解析
精度や解析能力(速度)の低下と引き換えに省略が可能
な処理である。
本実施例では、第7図、第8図および第9図の1107
(A)から1107(G)に示す処理を実行するか否か
をチエツクし、必要があれば実行する。一つの処理はそ
れぞれの条件を満たせば、何回でも適用する。なお、処
理の順序は1107(A)からz07(G)が望ましい
と考えられるが、順序を入れ替えても構わない。さらに
、本実施例では、1107(A)から1107(G)ま
での7つの処理を自然語文中の特殊な表現に関する処理
の例として説明しているが、この他にも、自然語文中の
特殊な表現に関する処理を追加して意味解析することは
構わない。
第7図、第8図および第9図では、処理名(処理種別)
に対応して、自然語文の例、その例に関する処理前のノ
ードの状態および処理後のノードの状態を示している。
以下、自然語文中の特殊な表現に関する処理について述
べる。なお、特に断らないかぎり「削除する」とは、機
能連鎖構造の原型からそのノードを切り離し、そのノー
ドの親ノードとそのノードの子ノードとを繋ぎ直すこと
である。
処理1107(A)は、引用語句の認定の処理である。
機能連鎖構造の原型の中に、引用すべき語句、例えば引
用符に囲まれている語句(図中、「温故知新」)などが
あれば、それを一つのノードにまとめ、属性情報として
「引用語句」をそのノードに持たせる。図中では、処理
前は3ノードで表されている「温故知新Jを、1ノード
で表わし、その自然語表記を「温故知新」とし、属性情
報(アトリビュート)を「引用語句」としている。
なお機能連鎖構造の原型の中に、引用符のみを表わすノ
ードがあれば、これを削除する。
処理1107(B)は、未知語の削除の処理である。機
能連鎖構造の原型の中に、未だに意味が確定していない
(未知語)ノード(特に、辞書に存在しない用語に対応
したノード)があれば、そのノードを削除する。図示内
容は、説明するまでもないであろう。・ 処理1107(C)は、数値と単位とを結合させる処理
である。機能連鎖構造の原型の中に、数値と単位とが隣
接して表現されていれば、それらを一つのノードにまと
め、属性情報として「数値千単位」をそのノードにもた
せる。図中では、数値であるr1989Jと単位である
「年」とを一つのノードで表わし、その意味ラベル(記
述)として「年」を示している。属性情報(アトリビュ
ート)の図示を省略しである。
処理1107(D)は、句読点の解析の処理である。機
能連鎖構造の原型の中に、句読点表現をもつノードがあ
れば、元の自然語文は、重文に相当する表現であったと
し、そのノード以下をルートノード直下に移動させる。
具体的に第8図を用いて説明する。自然語文「計算し、
印刷する。」の機能連鎖構造の原型は、図示するように
、ルートノードに向かって、「計算」、「、」、「印刷
」および「。」の各々の自然語表記に対応する4つのノ
ードで表わされる。ここでの処理は、「、」および[。
Jに対応するノードを省略し、「計算」および「印刷」
に対応するノードを属性情報(アトリビュート)がルー
トであるノードの直下(図中、処理後欄参照)に移動す
る。なお、句読点のみを表現するノードがあるならば、
それを削除する。
処理1107(E)は、数値と結合した比較表現9部分
否定表現および起点や終点に関する表現を解析する処理
である。機能連鎖構造の原型の中に、数値と比較との隣
接表現(隣接して表現されている状態)があれば、それ
らを一つのノードにまとめ、属性の情報として「数値十
比較表現」をそのノードに持たせる。
部分否定表現があれば、否定表現のノードと否定される
対象のノードとを一つのノードにまとめ、属性情報とし
てF部分否定表現」をそのノードに持たせる。
起点表現や終点表現かあれば、一つのノードにまとめ、
属性情報として「起点表現」または「終点表現」そのノ
ードに持たせる。第8図には、起点表現および終点表現
に関する例を示している。
自然語文「6月から7月」に対応して、その機能連鎖構
造の原型は図示するように、3つのノードで表わされて
いる。自然語文「からJに対応するノードに基づいて、
「6月」が起点であると解析する。起点があれば、終点
があるものと判断しく終点を表わす「まで」が省略され
ていると仮定し)、「7月」が終点であると解析する。
すなわち、「6月」および「7月」が起点および終点で
ある範囲を示すものとして、自然語文「から」に対応す
るノードを削除すると共に、[6月Jおよび「7月」に
対応するノードに範囲関係を示す情報として、「以上」
および「以下」を付与する。
処理1107(F)は、体言や用言の省略を補填する処
理である。機能連鎖構造の原型の中に、他のノードの内
容から推定し、あるべき操作指示ノードがないならば、
省略されていると仮定される操作指示ノードを補填する
。また、機能連鎖構造の原型の中に、他のノードから推
定し、あるべき操作指示ノード以外のノードがないなら
ば、省略されていると仮定される操作指示ノード以外の
ノードを補填する。なお、この処理1107(F)の推
定に用いる情報は、意味構造変換規則の条件部に記述さ
れた情報を利用しても構わない。
処理1107(F)の具体例欄は、出力装置27に、例
えば表形式で何らかのデータが表示されているのに対し
て、入力装置26から「棒グラフ」と入力された場合を
示している。この場合、入力された自然語「棒グラフ」
は、自然語表記が「棒グラフ」であり、アトリビュート
が「条件」として、その機能連鎖構造が表わされる。こ
れに対して、正規操作指示言語糸「グラフ化」、アトリ
ビュート「機能」のノードと、出力装置27に表示され
ているデータを指す意味の、アトリビュート「代名詞」
、意味ラベル「近称」のノードとを補填する。後者のノ
ードは、自然語で表現すれば、「これを」を表わす。
処理1107(G)は、論理結合表現を解析する処理で
ある。機能連鎖構造の原型の中に、論理積(AND)結
合表現や論理和(OR)結合表現があれば、論理結合の
対象となっている一組のノードまたはノード群(以下、
「ノード群」で代表させる。)を検出する。検出した一
組のノード群を支配する操作指示ノード以下の構造(操
作指示ノードから見て、木構造の葉(leaf nod
e )側)の中で、論理結合の対象となった一組のノー
ド群以外の構造をコピーして生成する。第9図の中で言
えば、正規操作指示語糸が「検索」であり、アトリビュ
ートが「機能」であるノードをコピーすることである。
この2つの構造(コピー元の構造とコピーによって生成
した構造)を操作指示ノードである親ノードの元で分岐
してつなげ、もともと論理結合の対象となった一組のノ
ード群のあった構造の位置にそれぞれ別のノード群を配
置する。
図の具体的説明は省略するが、図示内容から容易にわか
るであろう。なお、論理積結合のみまたは論理和結合の
みを表現するノードがあるならば、それを削除する。
第10図は、意味構造変換の処理(ステップ13)の詳
細フローチャートである。
意味構造変換の処理は、第4図およびその説明中に示し
たように、抽出した機能連鎖構造の部分構造毎に、その
部分構造に対応した規則を意味構造変換規則テーブル9
 (以下、個々の規則と区別するために意味構造変換規
則テーブル9とする。)から選択する処理である。
最初に、意味構造変換規則テーブル9にある意味構造変
換規則を初めから探索するに当たってパラメータを初期
化する(ステップ1301)。意味構造変換規則テーブ
ル9の例を第14図および第15図に示す。パラメータ
の初期化は、第14図に示すルールID番号が「001
」の規則からルールID番号の上昇順に各規則を探索で
きるように、例えばポインタをセットすることである。
次に、未処理(探索していない)の意味構造変換規則が
意味構造変換規則テーブル9の中にあるかどうかを調べ
る(ステップ1302)。意味構造変換規則テーブル9
に該当する意味構造変換規則か存在しないならば、ステ
ップ1305に分岐する。
ステップ1302で探索した意味構造変換規則の条件部
36を、自然語文から導いた機能連鎖構造の部分構造が
満たすかどうかを調べる(ステップ34)。なお、この
ステップの詳細は後述する。
ステップ34で部分構造が意味構造変換規則の条件部の
内容を満たすならば、ステップ1304に分岐し、満た
さないならば、ステップ1302に分岐する(ステップ
1303)。
ステップ34で部分構造が意味構造変換規則の条件部の
内容を満たす場合、その意味構造変換規則のルールID
番号35を得る(ステップ1304)。
得られたルールID番号35は後の処理で用いられる。
ステップ1302で意味構造変換規則テーブル9に該当
する意味構造変換規則が存在しないとき(すべての意味
構造変換規則を探索してしまったとき)は、エラーフラ
グを立てる(ステップ1305)。ここではエラーフラ
グを立てて、対応するエラー処理は別途実行するように
しているが、ステップ1305の中で、エラー処理を実
行しても良い。
第11図は、第1O図の説明で概略を述べた意味構造変
換規則の適合性を評価する処理(ステップ34)、すな
わち自然語文から導いた機能連鎖構造の部分構造が、探
索された意味構造変換規則の条件部36を満たすかどう
かを調べる処理の詳細フローチャートである。
最初に、適合度関係表を初期化する(ステップ3401
)。適合度関係表は、第1要素をステップ19で抽出さ
れたデータや条件に関するノードとし、第2要素をステ
ップ1302で選択された意味構造変換規則(第14図
)の自然語条件部38の子ノード条件42とした2次元
マトリックスで表現することができる。適合度関係表に
は、第1要素と第2要素とに関する適合度が格納される
。ここで適合度とは、入力自然語文からの機能連鎖構造
のデータや条件に関するノード(第1要素)が、着目し
ている意味構造変換規則の自然語条件部の子ノード条件
(第2要素)をどの程度溝たしているかを数値で表現し
たものである。この適合度は、以下の手順によって求め
る。
次に、ステップ19で抽出された操作指示ノードの正規
操作指示語糸と1302で選択された意味構造変換規則
の正規操作指示語糸40とが一致するかどうか調べる(
ステップ3402)。一致すればステップ3403に分
岐し、一致しなければステップ3423に分岐する。
ステップ3402において正規操作指示語糸が一致する
場合、ステップ19で抽出されたデータや条件に関する
ノードと意味構造変換規則の自然語条件部38の子ノー
ド条件42との組み合わせがあるか否かを判定する(ス
テップ3403)。
ステップ3402において、組み合わせがないときは、
ステップ3420に分岐する。
さらにステップ3403において、以下で使う適合度を
ここで初期化しておく。適合度の初期値k。はOである
ことが望ましい。
次に、ステップ3403で検出された組み合わせにおい
て、その意味構造変換規則の自然語条件部38の子ノー
ド条件42に自然語表記条件が含まれているかどうかを
調べる(ステップ3404)。
含まれていればステップ3405に分岐し、含まれてい
なければ適合度に値に3  を加える(ステップ340
6)。自然語表記条件が含まれている場合、その自然語
表記条件に自然語表記が一致するかどうかを調べる(ス
テップ3405)。一致すれば適合度に値に3  を加
える(ステップ3407)。
一致しなければ適合度に値に、を加える(ステップ34
08)。以上のように、ステップ3406からステップ
3408は、自然語表記条件の有無等の状況に依存して
、適合度の初期値k。に、重み値に、、 k、またはに
、を加える処理である。
次に、ステップ3403で検出された組み合わせにおい
て、その意味構造変換規則の自然語条件部38の子ノー
ド条件42にアトリビュート条件が含まれているかどう
かを調べる(ステップ □3409)。含まれていれば
ステップ3410に分岐し、含まれていなければステッ
プ34J5に分岐する。
ステップ3409でアトリビュート条件が含まれている
場合、ステップ3403で検出された組み合わせにおい
て、ノードのアトリビュートとアトリビュート条件とが
一致するかどうか調べる(ステップ3410)。一致す
れば適合度に値に4 を加える(ステップ3412)。
一致しなければステップ3411に分岐する。ステップ
3410でアトリビュート条件が一致する場合、ステッ
プ3403で検出された組み合わせにおいて、ノードの
アトリビュートおよび意味構造変換規則内のアトリビュ
ート条件との少なくとも一方が「代名詞」であるかどう
かを調べる(ステップ3411)。F代名詞Jであれば
適合度に値k。
を加える(ステップ3413)。そうでなければ適合度
に値に6 を加える(ステップ3414)。
以上のように、ステップ3412からステップ34I4
は、すでに自然語表記条件の有無等の状況に基づいて求
められた適合度に、アトリビュート条件の有無等の状況
に依存して、さらに重み値に、、 k、またはに、を加
える処理である。
次に、ステップ3403で検出された組み合わせにおい
て、操作指示語の付属語と意味構造変換規則の自然語条
件部38の子ノード条件42に含まれる付属語表記条件
とが一致するがどうが調べる(ステップ3415)。一
致すればステップ3416に分岐し、一致しなければス
テップ3419に分岐する。
ステップ3415で付属語表記条件が一致する場合、ス
テップ3403で検出された組み合わせにおいて、付属
語付加条件が「必須」であるがどうか調べる(ステップ
3416)。「必須」であれば適合度に値に、を加える
(ステップ3417)。そうでなければ適合度に値に、
を加える(ステップ3418)。以上のように、ステッ
プ3417およびステップ3418は、すでに求められ
た適合度に、付属語付加条件の状況に依存して、さらに
重み値に、またはに、を加える処理である。
次に、現在の適合度を適合度関係表の該当箇所に格納す
る(ステップ3419)。
さて、ステップ19で抽出されたデータや条件に関する
ノードと意味構造変換規則の自然語条件部38の子ノー
ド条件42との組み合わせのうち、以下のステップ34
04からステップ3419で未処理の組み合わせがなく
なった場合、適合度関係表の中で高い適合度の順にペア
(データや条件に関するノードと意味構造変換規則の自
然語条件部38の子ノード条件42との組み合わせ)を
決める(ステップ3420)。ただし、すてペアになっ
た要素(即ち、すでにペアになったステップ19で抽出
されたデータや条件に関するノードと、すでにペアにな
った意味構造変換規則の自然語条件部の子ノード条件と
)は、他のペアの要素にはならない。
次に、ステップ3420で決まったペアの組が、130
2で選択された意味構造変換規則に適合しているかどう
かを調べる(ステップ3421)。
適合度の計算によれば、ステップ342oで決まったペ
アの組の全ての適合度が正の値なら条件を満たしている
。このときはステップ1303に知らせるための[合格
Jのフラグをたてる(ステップ3422)。そうでない
ときはステップ1304に知らせるための「不合格」の
フラグをたてる(ステップ3423)。
以上の説明した、適合度を求める過程の重み値としては
、以下の(特に、(1)から(6)の)条件を満たすこ
とが望ましい。
即ち、 (1)自然語表記条件の不一致は許されない。
−に、)k、十に、十に4千に、十に、+k。
(2)アトリビュート条件の不一致は許されない。
−に、)k、十に、十に4十に、+に、十k。
(3)自然語表記条件の一致は他のどの一致条件(アト
リビュート条件等)よりも優先される。
k、)m a X (k、、 k4t ke、kqp 
ke)(4)自然語表記条件が含まれていなくとも、そ
の組み合わせは適合する可能性がある。
k、)k。
(5)アトリビュート条件の一致は、一方のアトリビュ
ートが「代名詞」であるとき、より優先される。
k、)k。
(6)付属語付加条件は「必須」である方が、そうでな
いときより優先される。
k、)k。
(7)付属語に関する条件はアトリビュートに関する条
件より強い。
mi n (k、、 k、) )max (k、、  
k、)以上の条件を満足する値(望ましい例)として、
たとえば、次のような重み値の組み合わせがある。
k、=O,に、=1.に、=32゜ k、=−64,に4=4.に、=2゜ k、=−64,k、=16. k、=8第12図は、本
実施例における操作指示語への具体化処理(ステップ1
5)の詳細フローチャートである。
最初に、未処理の操作指示語のテンプレートを、ステッ
プ13で選択された意味構造変換規則から順に取り呂す
(ステップ1501)。もし、ステップ13で選択され
た意味構造変換規則に該当する操作指示語のテンプレー
トがないならば、この操作指示語への具体化処理(ステ
ップ15)を終了する。
次に、ステップ1501で取り出した操作指示語のテン
プレートから、具体化関数を取り出す(ステップ150
2)。もし、その操作指示語のテンプレートに該当する
具体化関数がないならば、この操作指示語のテンプレー
ト自体を操作指示語としてステップ1505に分岐する
ここで、具体化関数とは、具体化用データテーブル10
内のデータを参照し、文字列を加工するための処理であ
る。具体化関数は、プログラムで言うところの、関数形
式の処理ルーチンで実現される。具体化関数の例を以下
に説明する。
本実施例では、具体化関数として、”Table” 。
”F i e 1 d”、  ”P 1 a c e”
および”NewnBme”を用いる。具体化関数は、必
要に応じて追加すればよい。
具体化関数”Table”は、意味ラベルに対応して、
具体化用データ10(第18図)内のTableの欄6
4に格納されているデータを出力する。。
具体化関数“Field”は、意味ラベルに対応して、
具体化用データ10内のFieldの欄65に格納され
ているデータを出力する。
具体化関数“’Place”は、意味ラベルに対応して
、具体化用データlo内のPlaceの欄66に格納さ
れているデータを出力する。
具体化関数″’Newname ’″は、現在システム
が用いていない、新たな名称を生成し、出力する。
以上の具体化関数には、それぞれ、文字列の間に適当な
旬切り(たとえば、スペース)を挿入する処理なども含
んでいる。なお、必要に応じて追加される具体化関数は
次のようなものである。アプリケーションに依存して文
字列の加工が必要となる場合がある。そのような場合の
例として、文字列を変換した後、変換後の文字列の間に
接続詞(例えばrandJ)を挿入する具体化関数や、
具体化用データテーブル10のデータを参照して再変換
する具体化関数などがある。
次に、ステップ1502で取り比された具体化関数と具
体化用データテーブル10のデータとに従って、意味ラ
ベルを実データに変換する(ステップ1503)。
次に、具体化関数に従って、ステップ1503で変換さ
れた操作指示語のテンプレートに含まれるの実データ(
特に、文字列)を加工する(ステップ1504)。
次に、ステップl 502で得られた操作指示語をステ
ップ5で使うために出力する(ステップ1505)。
第13図は、本実施例におけるシステムの情報、特に画
面にすでに出力している情報を取得する処理(ステップ
24)の詳細フローチャートである。
最初に、具体化用データテーブル10を初期化する(ス
テップ2401)。但し、履歴に関するデータは初期化
しない方が望ましい。
次に、画面上に処理の対象とすべき情報が表示されてい
るかどうかを調べる(ステップ2402 )。
あるならばステップ2403に分岐する。なければ、処
理(ステップ24)を終了する。
次に、ステップ2402で選択された対象が、表および
グラフのいずれかであるかどうかを調べる(ステップ2
403)。表およびグラフのいずれかであるならば、ス
テップ2404に分岐する。
そうでなければ、ステップ24o5に分岐する。
ステップ2403で選択された表およびグラフのいずれ
かに関して、その表またはグラフとそれに含まれ、表示
されているフィールド(表であるならば、その表中や表
を説明するの欄など。グラフであるならば、グラフその
ものや軸を説明する欄など。)との関係を具体化用デー
タテーブル10に格納する(ステップ2404)。
次に、ステップ2402で選択された対象の表示位置に
関する情報を具体化用データテーブル10に格納する(
ステップ2405)。
次に、ステップ2402で選択された対象と具体化用デ
ータテーブル10内の操作履歴の操作対象に関する意味
ラベルとの対応関係を更新し具体化用データテーブル1
0に格納する(ステップ2406)。ここで、操作履歴
の操作対象に関する意味ラベルとは、例えば、自然語に
おける「さっきのもの」などの概念に対応する意味ラベ
ルである。
以上第13図の説明で、あたかも画面に表示されている
情報を読むかのように説明したが、実際は画面出力情報
やその出力を管理する情報(出力位置や、色、出力の経
緯など)は記憶装置29に格納されているものを利用す
れば良い。これは、当業者にとって説明されるまでもな
いことである。
第14図および第15図は、すでに引用して若干の説明
をした意味構造変換規則テーブル9の一例である。第1
5図は、第14図に連続するものとして示しである。
意味構造変換規則テーブル9は、意味構造変換規則毎に
、意味構造変換規則の識別子としてルールID番号35
と条件部36と帰結部37とから構成される。条件部3
6は、自然語条件部38とアプリケーション条件部39
とから構成される。
自然語条件部38は、正規操作指示語糸40と優先順位
41と適当な数(n個)の子ノード条件42とから構成
される。各子ノードの条件42は、仮変数名、自然語表
記条件、アトリビュート条件。
付属語表記条件および付属語付加条件とから構成される
。仮変数名は、同一の意味構造変換規則内では重複した
名称を使わないことが望ましい。また、仮変数名は、操
作指示語のテンプレートの中で、ノードを間接的に指示
するために用いられる。
アプリケーション条件部39は、適当な数(m個)の条
件から構成される。
帰結部37は、自然語帰結部43とアプリケーション帰
結部44とから構成される。自然語帰結部43は適当な
数(k個)の操作指示語のテンプレートから構成される
。アプリケーション帰結部44も適当な数(図中、1個
)の操作指示語のテンプレートから構成される。
以下では、第4図から第31図を用いて、本実施例をさ
らに具体的なデータに基づいて、処理内容を詳細に説明
する。
本実施例におけるアプリケーション、即ち意思決定支援
システムは、ユーザの指示に基づいて、データベース検
索機能と、グラフの作成、加工。
表示、消去機能と、画面表示物に関する情報提供機能な
どを実行するシステムである。本実施例では、「意思決
定」を「意志決定」と同義語として扱う。
初めに、出力装置27の画面が第17図のようになって
いたとする。第17図は、出力装置27の画面に売上デ
ータ61が円グラフで表示されているときに、自然語文
が[売り上げを棒グラフにしてこれを左下に移動せよ。
」50が入力された状態を示す。
まず、画面の情報を取得し格納する処理(第4図ステッ
プ24)により、具体化用データテーブル10を初期化
(第13図ステップ2401)する。例えば、第17図
に示す画面のうち、入力に応答した表示50が出力され
ていない状態とする。
第18図に具体化用データテーブルIOの一部を初期化
した例を示す。具体化用データテーブル10は、意味ラ
ベル62と具体化方法63から構成される。具体化方法
63は、具体化関数Tableを実行する場合に参照す
るデータを格納するTable64、具体化関数Fie
ldを実行する場合に参照するデータを格納するFil
ed65、具体化関数Placeを実行する場合に参照
するデータを格納するPlace66などから構成され
る。各具体化関数は本来、データの参照手続きやデータ
の加工手続きが記述されるが、ここでは、簡単のために
、単に該当する具体化用データテーブル10の当該具体
化関数の欄を参照する処理だけを実行する関数とする。
データの参照手続きや加工手続きがプログラムの形態で
記述されている場合については、手続きの内容が使用と
して明らかにされれば容易にプログラム化できるので、
説明を要しないであろう。
例えば、「売上実績」なる概念のデータが「商品マスタ
」というデータベースの「売上実績」というフィールド
に格納されている場合、第18図に示す具体化用データ
テーブル10において、第5レコードのように、意味ラ
ベル62が「売上実績J、Table64が「商品マス
タJ 、Field65が「売上実MJと初期化される
。また、第2から第4レコードの意味ラベル62、すな
わち、「右上」、「中央」および「左下Jはそれぞれ、
P1ace66が「右上」、「中央」および「左下」と
初期化される。画面上に円グラフ61があるので、これ
を選択(第13図ステップ2402)する。ここで、円
グラフ61は、これを表示した段階の記憶エリアの内容
(意思決定支援システムとしては、出力装置に表示した
、又は表示している情報および表示するための情報(位
置や色など)を必要に応じて、記憶装置に格納しておく
。)から、「ワークテーブルl」という名称のグラフで
あり、それが「右上」に表示されているということ認識
し、第2レコードに示すように、Table64に「ワ
ークテーブルl」を格納(ステップ2405 )する。
また、表示されている対象が1つなので、「近称」なる
概念をこの円グラフ61に対応させて、第2レコードの
ようにTable64に「ワークテーブル1」を格納(
ステップ2406)する。なお、具体化用データテーブ
ル10は、ステップ24からステップ25の処理で常に
更新を受けている。すなわち、画面への表示状況や入力
状況に応じて更新される。
ユーザは、入力装置26から、「実行モードJを選択(
ステップ16)し、自然語文「売り上げを棒グラフにし
てこれを左下に移動せよ。」を入力(ステップl)する
。出力装置27の画面が第17図のようになる。第17
図は、出力装置27の画面に売上データ61が円グラフ
で表示されているときに、自然語文が「売り上げを棒グ
ラフにしてこれを左下に移動せよ。J50が入力された
状態を示す。
入力された自然語文は、辞書8を参照した形態素解析(
ステップ1110)によって形態素に分割され、多義解
消処理(ステップl 111)によって各形態素の意味
の範囲が限定され、意味解析処理(ステップl 112
)によって操作指示ノード中心の機能連鎖構造に組立ら
れる。以下では、操作指示ノードとは、特に、アトリビ
ュートが「機能Jである機能連鎖構造のノードを指す。
意味解析処理(ステップ1112)をもう少し詳しく説
明する。多義解消処理の終った自然語文に関し、機能連
鎖構造の原型の組立処理(ステップ1106)では、機
能連鎖構造の原型が構成される。
第16図は、入力された自然語文50の中の特殊な表現
を解析して機能連鎖構造の原型を変形する処理(ステッ
プ1107)を実行した結果である。図中、各矩形はノ
ードを表わしている。ノード51は自然語文の「売り上
げを」に対応するノードであり、ノード51から出る有
向リンクはノード52へ続く。ノード52は用言省略補
填処理(第9図、ステップ1107(F))によって補
填された「検索」に関するノードである。ノード53は
ステップ1107(F)によって補われた操作指示結果
代入用のノードである。ノード54は例文の「棒グラフ
にして」に対応するノードである。ノード55は用言省
略補填処理(ステップ1107(F))によって補填さ
れた「グラフ化」に関するノードである。ノード56は
例文の「これを」に対応するノードである。ノード57
は例文の「左下に」に対応するノードである。ノード5
8は例文の「移動せよJに対応するノード′である。ノ
ード59はステップ1107(F)によって補われた操
作指示結果代入用のノードである。
ノード60はこの機能連鎖構造の原型のルートノードで
ある。各ノード間の有向リンクについて、逐次説明する
ことを省略したが、図から明らかであろう。
説明を戻して、機能連鎖構造の原型は、第16図に示す
機能連鎖構造において、上述したノード59、ノード5
5.ノード53およびノード52が補われていない構造
である。ノードを補う処理の説明を繰返す。ノード51
の「売り上げ」のデータの所在を確定するために、用言
「検索」をノード52として補う。ノード54の「棒グ
ラフ(にする)」をアプリケーション依存の操作指示語
(実行する計算機のコマンドやその計算機で実行される
応用プログラムに対するコマンド)に対応させるために
用言「グラフ化」をノード55として補う(第9図ステ
ップ1107(F)に対応)。
操作指示ノード(ノード52.ノード55およびノード
58)の結果を格納すべきノードの中で不足しているノ
ード(ノード53とノード59)を補う(ステップ11
07(F)に対応)、、この結果、第16図が得られる
機能連鎖構造抽出処理(第4図ステップ19)によって
第16図の機能連鎖構造から、第19図の部分構造(ノ
ード51,52および53)が抽出される。ステップ1
9では、参照するだけなので、実際に第16図の機能連
鎖構造から第19図に示す部分構造を切り離して機能連
鎖構造を変形させる訳ではない。
意味構造変換規則選択処理(第4図ステップ13)は、
第19図の部分構造に基づいて、意味構造変換規則テー
ブル9から意味構造変換規則を選択する。意味構造変換
規則テーブル9を初めから探索するためにパラメータ(
ルールID番号35を示すポインタ)を初期化(第10
図ステップ1301)する。最初に、意味構造変換規則
のルールID番号35がrooIJである意味構造変換
規則を選ぶ(ステップ1302)。そして、適合度関係
表内のデータをrOJに初期化する(ステップ3401
)。当該意味構造変換規則の正規操作指示語糸40がF
移動Jである(第14図参照)のに対し、第19図の操
作指示ノード52の正規操作指示語糸が「検索」である
ので(ステップ3402)、「不合格」のフラグが立て
られる(ステップ3423)。
その結果、ステップ1303の条件を満たさないことに
なり、再び、ステップ1302に戻り、意味構造変換規
則のルールID番号35がro02Jであるものを選ぶ
。適合度関係表内のデータを「0」に初期化する(ステ
ップ3401)。今度は、ルールID番号35がro0
2」である意味構造変換規則の正規操作指示語糸40が
「検索」であるので、操作指示ノード52のそれと一致
しくステップ3402)、ステップ3403へ進む。
処理すべき意味構造変換規則の子ノード条件42と操作
指示ノードの子ノードとの組み合わせとして、ルールI
D番号35がroO2Jの意味構造変換規則の1番目の
子ノード条件と操作指示ノードの子ノード51との組合
せがある(ステップ3403)。ここで、この組み合わ
せに関する適合度がk。 (例えば「0」)に初期化さ
れる。当該意味構造変換規則の子ノードの条件には自然
語表記条件が課せられていないので(ステップ3404
)、(ステップ3404)、適合度に重み値に1  を
加える(ステップ3406)。次に、当該意味構造変換
規則の子ノードの条件にはアトリビュート条件が課せら
れており(ステップ3409)、当該意味構造変換規則
の子ノードの条件のアトリビュート条件と操作指示ノー
ドの子ノード51のアトリビュートが共に「フィールド
」であるので(ステップ3410)、適合度に重み値に
、  (例えば、「4J)を加える(ステップ3412
)。次に、当該意味構造変換規則の子ノードの条件の付
属語表記条件と操作指示ノードの子ノード51の付属語
表記が「を」で一致しくステップ3415)−1当該意
味構造変換規則の子ノードの条件の付属語付加条件が「
任意」であることから(ステップ3416)、適合度に
重み値に、  (例えば、「8」)を加える(ステップ
3418)。以上の処理によt)、適合度はf)2rで
あり、これを適合度関係表に格納する(ステップ341
9)。
他には、処理すべき意味構造変換規則の子ノード条件4
2と操作指示ノードの子ノードとの組み合わせが無いの
で(ステップ3403)、適合度関係表のうち、適合度
の高い順にペアを決めていく(ステップ3420)。こ
こでは、意味構造変換規則の1番目の子ノード条件と操
作指示ノードの子ノード51との組合せが「12」を得
点した(他に得点した組み合わせが無い。)ので、この
ペアが決まる。ステップ3420で決まったペアは、適
合度として、正の値「12」をもつので(ステップ34
21)、「合格」のフラグを立てる(ステップ3422
)。結局、当該意味構造変換規則が「合格」であること
より(ステップ1303)、当該意味構造変換規則のル
ールID番号35(即ち、r002J)を、以降の処理
で参照するために返り値として出力する(ステップ13
04)  。
次に、操作指示語への具体化処理(ステップ15)に移
る。当該意味構造変換規則(ルールID番号35が「0
02」)の帰結部37の操作指示語のテンプレートを取
り出す(ステップ1501)。1番目の操作指示語のテ
ンプレートは、自然語帰結部43の操作指示語テンプレ
ートであり、今の場合、rreturn (テーブル)
」である。
これは、この操作指示語テンプレートは具体化関数を含
まないので(ステップ1502)、この操作指示語を出
力する(ステップ1505)。このrreLurrBと
いう操作指示語は、当該操作指示ノード52の親ノード
53のアトリビュート(この場合、「代名詞」)に対し
、この操作指示語の引数(この場合、[テーブルJ)で
書き換えるという操作指示語である。従って、以下で参
照される機能連鎖構造におけるノード53は第23図に
おけるノード53のようになる。
次に、当該意味構造変換規則(ルールID番号35がr
o02J)の帰結部37の操作指示語のテンプレートを
取り出す(ステップ1501)。
2番目の操作指示語のテンプレートは、アプリケーショ
ン帰結部44の操作指示語のテンプレートである。それ
は、rselect Field (objl) 1n
Table (objl) 1nto Newname
 Jである。ここで、objlは当該意味構造変換規則
内の子ノード条件42の仮変数名である。
ステップ1502の処理において、当該操作指示語のテ
ンプレートの中の1つの具体化関数はrField (
obj 1)Jである。具体化用データテーブル10(
第18図)を参照して、rField (obj L)
Jを「売上実績」に置き変える(ステップ1503)。
ステップ1502の処理において、当該操作指示語のテ
ンプレートの中の2つめの具体化関数はrTable 
(obj l)Jである。具体化用データテーブルl○
(第18図)を参照して、rTable (obj l
)Jを「商品マスタ」に置き変える(ステップ1503
)。
ステップ1502において、当該操作指示語のテンプレ
ートの中の3つめの具体化関数はrNewname J
である。現在システムに使われていない名称、例えば、
「ワークテーブル2」をNewnameに対して割り当
てる(ステップ1503)。
以上で当該操作指示語のテンプレートには、処理すべき
具体化関数がなくなったので、操作指示語を実行する操
作指示語実行プログラム31に、この操作指示語を出力
する(ステップ1505)。
第20図に示す操作指示語を出力する。
□  第20図に示す操作指示語は、意思決定支援シス
テムを実際に動作させるための操作指示語の文字列であ
る。意思快定支援システムの例を挙げれば、(株)日立
製作所のシステムであるEXCEEDを用いた意思決定
支援システムがある。EXCEEDでは、第20図に示
すような操作指示語を、システムに与えられたコマンド
として実行する。
次に、当該意味構造変換規則の帰結部37には、処理す
べき意味構造変換規則がないので(ステップ1501)
、操作指示語への具体化処理(ステップ15)を終える
ステップ5では、以上のようにして作成された操作指示
語を実行する。従って、出力画面27は、操作指示語実
行プログラム31第21図のようになる。この後、画面
の情報を取得し格納する処理(ステップ24)によって
、具体化用データテーブル10は第22図のように更新
される。
先程の操作指示語rreturn (テーブル)」で更
新を受けた機能連鎖構造をもとにして操作指示ノード中
心の機能連鎖構造を構成し直す(ステップ11)。
次に、機能連鎖構造の中にはまだ具体化すべき部分構造
がある(ステップ18)ので、機能連鎖構造抽出処理(
ステップ19)によって、機能連鎖構造から、第23図
の部分構造を抽出する。
前述と同様にして、意味構造変換規則テーブル9(第1
4図と第15図)から、ルールID番号35が「003
」の意味構造変換規則を選択する(ステップ13)。
次に、具体化用データテーブル10(第22図)を用い
て、rreturn (テーブル)」と第24図に示す
操作指示語とを得る(ステップ15)。
次に、操作指示語を実行しくステップ5)、先程と同様
にして機能連鎖構造の中の情報を更新する。
また、出力画面27は操作指示語実行プログラム31、
即ち意思決定支援プログラムによって第25図のように
なる。このとき、画面の情報を取得し格納する処理(ス
テップ24)によって、具体化用データテーブル10を
第26図のように更新する。
先程の操作指示語rreturn (テーブル)」で更
新を受けた機能連鎖構造をもとにして操作指示ノード中
心の機能連鎖構造を構成し直す(ステップ11)。
次に、機能連iIA#It造の中にはまだ具体化すべき
部分構造がある(ステップ18)ので、機能連鎖構造抽
出処理(ステップ19)によって、機能連鎖構造から、
第27図に示す部分構造を抽出する。
先程と同様にして、意味構造変換規則テーブル9(第1
4図と第15図)から、ルールID番号35がroo1
]の意味構造変換規則を選択する(ステップ13)。具
体化用データテーブル10(第26図)を用いて、操作
指示語rreturn (テーブル)」と第28図に示
す操作指示語とを得る(ステップ15)。次に、操作指
示語を実行しくステップ5)、先程と同様にして機能連
鎖構造の中の情報を更新する。出力画面27は操作指示
語実行プログラム31、即ち意思決定支援プログラムに
よって第29図のようになる。このとき、画面の情報を
取得し格納する処理(ステップ24)は、具体化用デー
タテーブル10を第30図に示すように更新する。
次に、機能連鎖構造の中には具体化すべき部分構造がな
い(ステップ18)ので、処理を終了する。
本実施例において入力された自然語文について、機能連
鎖構造の最終時点の構造は第31図のようになる。
以上の説明では、分かり易くするために動作を逐次的に
説明し、入力された自然語文に対応する最終結果(第2
9図)たけでなく、動作の途中結果(第21図及び第2
5図)をも出力するようにした。制御を簡単にするため
に途中結果を出力しても良いが、実際には途中経過を出
力しない方が望ましい。なぜならば、途中結果の出力画
面は、直ちに最終結果を表す画面に書換えられるからで
ある。装置の性能上、途中結果の出力画面をユーザが認
識できる程度の速度で書き替えられたとしても、ユーザ
はその内容を確認することは不可能であろう。逆に、ユ
ーザにとっては、画面のちらつきとして邪魔なものにな
るだろう。もし、ユーザが上述の途中経過に対応する画
面を必要とするならば、ユーザは必要とする画面が出力
されるように、自然語文を入力するであろう。
ただし、入力された自然語文が複数の画面をシーケンシ
ャルに出力するような要求、たとえば[売上げを一覧表
で示し、その内容をさらに棒グラフで表示せよ。」が゛
入力されたならば、売上げを一覧表で示した後、ユーザ
の確認の入力を要求し、確認入力に応答して、棒グラフ
表示をするようにすれば良い。また、−覧表や棒グラフ
の表示配置はシステムに任されていると解釈し、−覧表
と棒グラフとを並置することでも良い。このような複数
の文を処理するためには、初めにそれを一括して入力(
ステップ1)しても良いし、ステップ18でrNo]と
判定したときにステップ1に戻り、次の文を入力しても
正しく解釈することができる。以上のような代替案は、
これ以上の説明をしなくとも上述の説明から容易に理解
されるであろう。
以上のようにして、代名詞「これ」という照応表現は、
それ以前の日本語文に基づいて伎成された操作指示語の
実行結果に基づいて解釈する。したがって、この方法に
よれば、複数の文や長文をまとめて入力しても正しく解
釈することができる。
このようにして、ユーザが入力した自然語文はある程度
の範囲で不完全な文(即ち、代名詞やそれに類するもの
による照応表現を含む文や、省略されている単語を補う
必要がある文や、状況依存性を考慮した意味の多義解消
が必要な文)であっても、それに応じた操作指示語に具
体化することができる。したがって、アプリケーション
毎に異なる複雑な操作指示語体系や操作体系やデータ構
造体系を詳しく知ることなくして、ユーザは自然語を通
じて的確にアプリケーションを操作することが可能とな
る。
本実施例によれば、具体化用データテーブル10を更新
し続けているので、ユーザの状況(画面表示状態やオペ
レーション履歴など)に依存した非決定性(入力された
自然語文だけでは、その内容を一意に解釈できない)を
もつ自然語文を解釈することができる。
さて、ユーザが、入力装置26により、「保守モード」
を選択する場合について説明する。辞書8、意味構造変
換規則テーブル9.具体化用データテーブル10の中か
ら保守すべき表(テーブル。
ファイル)を、ユーザからの指定に基づいて選択しくス
テップ2o)、その選択に対応した処理、即ち、辞書8
の保守(ステップ21)、意味構造変換規則テーブル9
の保守(ステップ22)、具体化用データテーブル10
の保守(ステップ23)に分岐(ステップ20)する。
ここで、各保守処理は、ユーザの指示に従って該当する
表の各項目データに関する参照9作成、追加、更新、削
除。
保存などを行なうための編集機能を有する。編集機能の
詳細については、周知の技術で実現できるので説明を要
しないであろう。
上記実施例としては、本発明を意思決定支援システムに
適用した場合について説明したが、意味構造変換規則テ
ーブル8のデータ(特に、操作指示語のテンプレート)
を変更すれば、他のシステム(例えば、エキスパートシ
ステム、スケジュール管理システム、知識検索システム
、オペレーティングシステムなど)を動作させることが
できることは容易に分かるであろう。すなわち、本発明
は、計算機と人間のインターフェイスを自然語を用いて
実現しようとするシステムには、その用途に対応して意
味構造変換規則テーブル8および具体化用データテーブ
ル10の内容を変えれば(保守モードを利用して編集す
れば)、容易に適用できる。
前述の実施例の変形例として、入力とする自然語文の幅
を広げる(会話における極端な省略表現などへ拡張する
)場合について第32図を用いて説明する。
第32図において、第1図から第31図までの図面と同
じ参照番号は同じものを示す。
また、第32図では、主として自然語文中の省略表現の
解釈を行なう方法を説明するために、前の実施例と共通
する処理の説明を省略しているところがある。
自然語文として「棒グラフ表示。」 (図中、2)と入
力したとする。
この入力に応答して、操作指示語を生成する(ステップ
3)。ステップ3では、最初に、辞書8を用いて形態素
解析と多義解消を行う(ステップ80)。ステップ80
は、自然語文から、機能連鎖構造の原型(図中、81)
を構成する。ステップ80は、前述のステップ1110
,1111と同様の処理である。続いて、意味構造変換
規則テーブル9を用いて意味解析を行なう(ステップ1
112)。ステップ1112は、機能連鎖構造の原型か
ら、機能連鎖構造(図中、12)を構成する。機能連鎖
構造については前述した。続いて、意味構造変換規則テ
ーブル9と具体化用データテーブル10とを用いて意味
構造変換と具体化を行う(ステップ82)。ステップ8
2は、前述のステップ18,19,13.15と同様の
処理である。ステップ82は、機能連鎖構造から、操作
指示語(図中、4)を生成する。処理の説明としては以
上の説明で十分であろう。
本変形例の自然語文[棒グラフ表示。]は、省省略であ
ると考えられる。このような省略表現のタイプとその省
略を補填する具体的な方法とについて説明する。
省略表現の第1のタイプは、上記例文における「これを
」を省略した場合に相当するタイプである。即ち、格要
素の省略である。上の例文では、目的格が省略されてい
る。
この省略表現を解釈するために、意味構造変換規則テー
ブル9内に一つの省略表現の解釈に用いる複数の意味構
造変換規則を用意する。それらの中から適切な意味構造
変換規則を優先順位に従って選択する。この優先順位は
予め意味構造変換規則テーブル9内の各意味構造変換規
則に対応させて定義しておく。例えば、より一般的な意
味構造変換規則には低い優先順位を与え、より特殊な意
味構造変換規則には高い優先順位を与えておく。
ここで、より特殊な意味構造変換規則の定義に、格要素
を予め補って定義しておくことによって、このタイプの
省略表現を補うことができる。
省略表現の第2のタイプは、上記例文においては「で」
に相当する省略である。即ち、付属語の省略である。こ
の例文は、手段を示す助詞の省略の例である。
付属語の省略があると、意味構造変換規則を選択する際
に、所望の意味構造変換規則の適合度が低くなって、そ
の意味構造変換規則が選択されにくくなる。しかし、他
に最適な意味構造変換規則がないかぎり、助詞が省略さ
れていないときと同じ意味構造変換規則が選択され、結
果的に同じ解釈をすることになる。
省略表現の第3のタイプは、上記例文においては「グラ
フ化して」に相当する省略である。即ち、自立語の省略
である。この例文では、用言「グラフ化する」の省略の
例である。
この省略表現を解釈する方法は、予め、辞書8に中の省
略を伴い易い用語に、その旨(省略されやすい用法、用
例)を登録しておく。これによって、体言や用言の省略
の補填処理(1107(E))では、「棒グラフ」とい
う用語をきっかけにして、対応する意味構造変換規則か
ら用言「グラフ化するJ を補う。
省略表現の第4のタイプは、上記例文における「それを
」に相当する省略である。即ち、前の処理結果を照応す
る照応詞の省略である。この例文では、前の処理結果を
照応する代名詞の省略の例である。
この省略表現は、機能連鎖構造が前の処理結果を後の処
理の入力条件または入力データとすることから、自動的
に補われる。
省略表現の第5のタイプは、上記例文における「しろj
に相当する省略である。即ち、活用語尾の省略である。
この例文では、特にす変型名詞「表示」の命令形の活用
語尾の省略である。
この省略表現は、辞書8にす変型名詞「表示」は機能的
属性が強いことが登録されているので、その活用語尾を
省略しても用言として解釈することができる。
第33図に、さらに他の変形例を説明する。第33図に
おいて、第4図と同じ参照番号は同じものをさす。した
がって、第33図に特有な点を中心に以下説明する。
第4図に示す処理では、機能連鎖構造を構成するステッ
プ11は、ステップlから始まる処理で初めて構成する
場合と、ステップ5から引き続く処理で再構成する場合
とで、重複して実行される。
そこで、第33図に示した方法は、すでに構成された機
能連鎖構造を再利用し、必要な箇所のみ再構成する(ス
テップ83)ことを特徴としている。
ステップ83は、ステップ15で得られた機能連鎖構造
自身にデータを与える操作指示語に基づいて、機能連鎖
構造のノードのデータを更新することにより、機能連鎖
構造を再構成する。即ち、現在処理中の機能連鎖構造に
おいて、帰りがけ順の深さ優先探索することで、未だス
テップ19゜13.15,5.83の処理が未実行であ
る操作指示ノードを探索する。探索した操作指示ノード
の子ノードは、以下の2つの条件を満たすノードとする
。第1の条件は、探索した操作指示ノードが見つかるま
でに通過したノードであることである。第2の条件は、
ステップ19,13,15゜5.83においてすでに処
理したことのある操作指示ノードや、その操作指示ノー
ドの子ノード以下のノードではないことである。以上の
条件を満たすノードが、ステップ19,13,15,5
゜83の処理が未実行である操作指示ノードの子ノード
となるように機能連鎖構造を再構成する。
なお、ステップ5とステップ83は処理が互いに非依存
なので、処理を行なう順序が逆でも構わない。
第34図では、さらに他の変形例を説明する。
第34図は、第4図のステップ15の前にステップ24
を挿入したフローチャートである。第34図において、
第4図と同じ参照番号は同じものをさす。したがって、
第34図に特有な点を中心に以下説明する。
本実施例は、システムの状態の把握(第4図におけるス
テップ24)を、一つの操作指示語に対応して実行すれ
ば充分な場合は、ステップ11゜18.19,13,1
5,5のループ内で、操作指示語への具体化処理(ステ
ップ15)が実行されるまでに、少なくとも一回のシス
テムの情報、特に画面の情報を取得し格納する処理(ス
テップ24)を実行すればよいことをあられしている。
このようにすることによって、同じ情報を重複して取得
する(第4図におけるステップ24は操作指示語の処理
に同期せずに実行するので、同じ情報に対して重複処理
が発生する可能性が高い。)ことを防ぐことができる。
したがって、全体的な実行効率を向上させるという効果
を生じる。また第4図の処理において重複して取得する
情報に関する履歴管理が不要となるので、メモリの利用
効率も向上する(少ないメモリ容量で済む。)。さらに
、マルチタスキングなどのプログラミング技術を駆使す
る必要もないので、本発明の実施を容易にさせる効果も
生じる。この方法は、一つの操作指示語の実行に対応し
た結果が一つの静止画像で得られる場合において特に有
効である。
第35図を用いて、本発明を制御システムに適用した場
合の実施例を説明する。第35図において、第5図と同
じ参照番号は同じものをさす。
第5図で説明したものに加えて、入力装置26として音
声認識装置を伴ったマイクロホンも具備し、出力装置2
7として計器類や音声出力装置も具備する。入力された
自然語文はすでに十分な説明をした本発明による自然語
処理方法を実行する計算機84によって、制御装置85
に対する操作指示語(制御指令)に変換される。制御装
置85によって、制御される対象86が制御される。制
御される対象86の状態は、センサ87によって計測さ
れる。計測された状態情報は、計算機84を介し出力装
置27に出力されたり、次に入力される自然語文を解釈
するために具体化用データテーブル10に格納されたり
する。
制御装置85.制御対象86およびセンサ87は、従来
からあるものを変える必要がなく、本発明による自然語
処理方法を計算機84によって実行すれば、制御を担当
するオペレータは自然語によって制御対象を制御するこ
とができる。
本実施例によれば、入力装置26から入力された談話の
状況やその履歴に基づいて、入力される自然語文を解釈
する。従って、「もつと左」や「危ない!jや「ぎや一
つ」などの(オペレータは入力を意図しなくとも、入力
される)自然語文に対しても、制御装置85のための操
作指示語を生成することができる。
以上説明したいくつかの実施例、変形例によれば、次の
ような効果が得られる。
状況依存的な言語の発話内容の非決定性を解消するため
に自然言語解析の遅延評価を行なっているので、代名詞
やそれに類するものによる照応表現(具体的な対象を表
現する場合に、「これ」[さっきのJ 「右」 「赤j
などを用いた間接的な表現)を含む文や、状況依存性を
考慮した意味の多義解消が必要な文(同じ文字列で表現
された文でありながら、状況に応じて文の意図が異なる
文)から、操作指示語およびその内容をより適切に決定
できる。
また、上記と同じ理由により、複数の文や長文をまとめ
て入力しても適切に解釈することができる。
また、アプリケーション毎に異なり、複雑である操作指
示語の体系、操作の体系(操作の順序や代替操作など)
やデータ構造体系を詳しく知ることなくして、ユーザは
アプリケーション(データベース検索、ジョブの実行な
どの一般的な計算機アプリケーション、プラントや航空
機などの計算機による制御など)を操作することができ
る。
また、広範囲なアプリケーションに適用できるインタフ
ェースとして使用できる。したがって、上記自然語処理
を共通に利用することで、アプリケーションに自然語イ
ンタフェースを適用させる際の工数を減らすことができ
る。
[発明の効果] 本発明によれば、計算機に対して従来与えていたような
形式言語(計算機向けに決められた特別な言語、コマン
ド)や本実施例で言う操作指示語(計算機向けに決めら
れた所定の形式のコマンド)を用いずに、通常の日本語
や英語などの自然語(一般に文であるが、場合によって
は単語でもよい。)による入力を与えることで、計算機
に所望の動作をさせることができるという顕著な効果を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例の処理の概要を表わした図で
ある。第2図は、木構造で表現した機能連鎖構造の基本
構造を示す図である。第3図は、自然語文[売り上げを
棒グラフにしてこれを左下に移動せよ。」を機能連鎖構
造で表現した例を示す図である。第4図は、本実施例の
処理手順を詳細に示すフローチャートである。第5図は
、本実施例を実現する装置構成の一例を示す図である。 第6図は、第4図における機能連鎖構造の構成処理(ス
テップ11)の詳細フローチャートである。 第7図、第8図および第9図は、自然語文中の特殊な表
現に関する処理(第6図におけるステップ1107)の
具体例である。第10図は、第4図における意味構造変
換規則選択処理(ステップ13)の詳細フローチャート
である。第11図は、第4図における意味構造変換規則
適合評価処理(ステップ34)の詳細フローチャートで
ある。 第12図は、第4図における操作指示語への具体化処理
(ステップ15)の詳細フローチャートである。第13
図は、第4図におけるシステムの情報、特に画面の情報
を取得し、格納する処理(ステップ24)の詳細フロー
チャートである。第14図および第15図は、意味構造
変換規則テーブルの例を示す図である。第16図は、自
然語による例文「売り上げを棒グラフにしてこれを左下
に移動せよ。」に対する、機能連鎖構造の構成処理(第
4図におけるステップ1107)の結果である機能連鎖
構造の原型の例を示す図である。第17図、第21図、
第25図および第29図は、実施例において出力装置に
表示される画面例を示す図である。出力装置の画面には
、操作指示語の実行結果(例えば、図形など)を表示す
る他に、入力された自然語も表示する。第18図、第2
2図、第26図および第30図は、それぞれ第17図、
第21図、第25図および第29図に示す画面に対応し
た具体化用データテーブルの内容例を示す図である。第
19図、第23図および第27図は、第4図における機
能連鎖構造抽呂処理(ステップ19)の結果であり、操
作指示ノードとそれのデータ、条件、返り値などに関す
るノードとの機能連鎖構造の部分構造である。第20図
、第24図および第28図は、それぞれ、第19図。 第23図および第27図に示す機能連鎖構造の部分構造
に対応した操作指示語への具体化処理(第4図における
ステップ15)の結果であり、実施例として説明したア
プリケーションである意思決定支援システムを実際に動
作させるための操作指示語を示す図である。第31図は
、入力した自然語文から最終的に構成された機能連鎖構
造の例を示す図である。第32図は、本発明の詳細な説
明するための図であり、主として自然語文中の省略表現
の解釈を行なう方法を説明するための図である。第33
図は、本発明のさらに他の変形例を説明するための図で
あり、必要な箇所のみ機能連鎖構造を再構成する処理を
設けた処理手順を説明するフローチャートである。第3
4図は、本発明のさらに他の変形例を説明するための図
であり、同じ情報を重複して取得することを防ぐように
した処理手順を説明するフローチャートである。第35
図は、本発明のだの実施例を説明するための図であり、
制御システムに適用した場合の説明図である。 8・・・辞書、9・・・意味構造変換規則テーブル、1
0・・・具体化用データテーブル、26・・・入力装置
、27・・・出力装置、28・・・プロセッサ、29・
・・記憶第 1 図 第 3 区 ’f、4  口 第 5 図 第 6 冴 第 10 回 YrJ+t  図 ¥J 12 図 第 13  口 ′ v 14 区 況 ’f3  +5  v り 5 7d ¥Jtq  (2) ヨ ′fJ12t  図 第四図 第2θ 図 (八fθ ワーフブー7′ル2 第21  図 第 22  図 % 23 (2) 赳 第 24  図 Qどapkize   ワーフケーブル2 防−tk 
 オ率フ゛ラフO ¥125図 第27  図 猶23  口 〆θVE  ワーフケーブル2  to  左下   
 I第 29 z fJ30 図 ′fJ31 区 箔32 閃 ′fJ34  (2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力装置及び出力装置を有する計算機システムにお
    ける自然語処理方法であって、自然語による文字列を前
    記入力装置から入力し、前記入力に応答して、前記計算
    機システムの動作状態に関する情報を用いて、前記入力
    された文字列の意味を解析し、前記解析の結果に応じた
    処理を実行し、その実行結果を前記出力装置に出力する
    ことを特徴とする自然語処理方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の自然語処理方法におい
    て、前記文字列の意味の解析は、前記文字列から、前記
    文字列を構成する自然語要素が有する概念間の関係を表
    わす機能連鎖構造を生成し、機能連鎖構造と前記計算機
    が実行し得る言語である操作指示言語の形態との対応関
    係の規則を格納した規則テーブルを参照し、前記生成し
    た機能連鎖構造から、前記処理の実行が可能な形態に変
    換し、前記計算機システムの動作状態に関する情報を、
    前記変換した形態に組み込むことにより、前記解析の結
    果として前記操作指示言語を得ることを特徴とする自然
    語処理方法。 3、特許請求の範囲第2項記載の自然語処理方法におい
    て、前記機能連鎖構造から前記操作指示言語を得る処理
    は、前記機能連鎖構造から操作指示言語に対応して部分
    構造を抽出し、該抽出した部分構造毎に前記操作指示言
    語を得ることを特徴とする自然語処理方法。 4、特許請求の範囲第2項記載の自然語処理方法におい
    て、前記処理の実行の後に、必要が有れば、前記機能連
    鎖構造を再構成し、前記再構成した機能連鎖構造に対応
    して、前記操作指示言語を得ることを特徴とする自然語
    処理方法。 5、特許請求の範囲第2項記載の自然語処理方法におい
    て、前記計算機システムの動作状態に関する情報は前記
    計算機の記憶装置に格納されることを特徴とする自然語
    処理方法。 6、特許請求の範囲第5項記載の自然語処理方法におい
    て、前記計算機システムの動作状態に関する情報は、前
    記操作指示言語の実行に対応して、前記記憶装置に格納
    されることを特徴とする自然語処理方法。 7、特許請求の範囲第5項記載の自然語処理方法におい
    て、前記計算機システムの動作状態に関する情報は、前
    記実行される操作指示言語を得る処理とは独立に、前記
    記憶装置に格納されることを特徴とする自然語処理方法
    。 8、特許請求の範囲第5項記載の自然語処理方法におい
    て、前記計算機システムの動作状態に関する情報は、該
    情報の所在と前記自然語要素が有する概念との対応関係
    として、前記記憶装置に格納されることを特徴とする自
    然語処理方法。 9、特許請求の範囲第8項記載の自然語処理方法におい
    て、前記自然語要素の概念は、当該自然語の概念におけ
    る外延に、代名詞、指示詞および指示を目的に使われる
    単語の少なくとも一種を含むことを特徴とする自然語処
    理方法。 10、特許請求の範囲第8項記載の自然語処理方法にお
    いて、前記計算機システムの動作状態に関する情報の前
    記所在は、該情報の、画面上の表示位置、前記記憶装置
    内の格納位置、前記計算機に接続するデータベース内の
    格納位置を示すことを特徴とする自然語処理方法。 11、特許請求の範囲第2項記載の自然語処理方法にお
    いて、前記機能連鎖構造は、前記自然語要素が有する概
    念をノードとし、前記概念の関係を示すラベル付き有向
    リンクで当該ノード間を結合した意味ネットワーク構造
    であることを特徴とする自然語処理方法。 12、特許請求の範囲第2項記載の自然語処理方法にお
    いて、前記機能連鎖構造の生成は、前記入力された自然
    語の文字列を、形態素に分割するための形態素解析処理
    を実行し、前記分割された形態素の意味の範囲を限定す
    るための多義解消処理を実行し、前記計算機が有する記
    憶装置に予め辞書として格納されている、前記分割され
    た形態素の構文論的属性と意味論的属性とを用いて、意
    味解析処理を実行し、前記意味解析処理の結果から前記
    機能連鎖構造を生成することを特徴とする自然語処理方
    法。 13、特許請求の範囲第12項記載の自然語処理方法に
    おいて、前記多義解消処理は、前記分割された形態素に
    関して、前記入力された文字列中の当該形態素の位置、
    前記辞書に格納されている前記構文論的属性の少なくと
    も一つを用いて、該形態素のとり得る意味の範囲を限定
    することを特徴とする自然語処理方法。 14、特許請求の範囲第12項記載の自然語処理方法に
    おいて、前記意味解析処理は、前記分割された形態素の
    構文論的属性と意味論的属性とを用いて、前記機能連鎖
    構造に対して、引用語句表現の解析、未知語の削除、数
    値とその単位の結合表現の解析、句読点表現の解析、数
    値と比較表現との結合表現の解析、部分否定表現の解析
    、起点および終点表現の解析、用言の省略表現の補填、
    体言の省略表現の補填および論理結合表現の解析を選択
    的に実行することを特徴とする自然語処理方法。 15、特許請求の範囲第1項記載の自然語処理方法にお
    いて、前記計算機システムの動作状態に関する情報とし
    て、前記入力された自然語文字列の入力履歴に関する情
    報、前記解析の結果の履歴に関する情報および前記実行
    の結果の履歴に関する情報の少なくとも一つを含むこと
    を特徴とする自然語処理方法。 16、特許請求の範囲第15項記載の自然語処理方法に
    おいて、前記実行の結果の履歴に関する情報として、前
    記出力装置にすでに出力されている情報と前記出力装置
    への出力状況を管理するための情報とを含むことを特徴
    とする自然語処理方法。 17、特許請求の範囲第16項記載の自然語処理方法に
    おいて、前記出力装置への出力状況を管理するための情
    報は、画面に表示されている事項の、意味、表示位置、
    表示態様に関する情報を含むことを特徴とする自然語処
    理方法。 18、計算機による自然語処理システムであって、前記
    計算機は、自然語に関する辞書と前記計算機の動作状態
    に関する情報とを格納する記憶装置、自然語による文字
    列を入力するための入力装置および出力装置に接続し、
    前記計算機は、前記入力装置からの自然語による文字列
    の入力に応答して、前記記憶装置に格納されている前記
    計算機の動作状態に関する情報を用いて、前記入力され
    た文字列の意味を解析し、前記解析の結果に応じた処理
    を実行し、その実行結果を前記出力装置に出力すること
    を特徴とする自然語処理システム。 19、特許請求の範囲第18項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記計算機による前記文字列の意味の解析
    は、前記文字列から、前記文字列を構成する自然語要素
    が有する概念間の関係を表わす機能連鎖構造を生成し、
    機能連鎖構造と前記計算機が実行し得る言語である操作
    指示言語の形態との対応関係の規則を格納した、前記記
    憶装置内の規則テーブルを参照し、前記生成した機能連
    鎖構造から、前記処理の実行が可能な形態に変換し、前
    記計算機システムの動作状態に関する情報を、前記変換
    した形態に組み込むことにより、前記解析の結果として
    前記操作指示言語を得ることを特徴とする自然語処理シ
    ステム。 20、特許請求の範囲第19項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記計算機による前記機能連鎖構造から前
    記操作指示言語を得る処理は、前記機能連鎖構造から操
    作指示言語に対応して部分構造を抽出し、該抽出した部
    分構造毎に前記操作指示言語を得ることを特徴とする自
    然語処理システム。 21、特許請求の範囲第18項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記計算機システムの動作状態に関する情
    報は、該情報の所在と前記自然語要素が有する概念との
    対応関係として、前記記憶装置に格納されることを特徴
    とする自然語処理システム。 22、特許請求の範囲第21項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記自然語要素の概念は、当該自然語の概
    念における外延に、代名詞、指示詞および指示を目的に
    使われる単語の少なくとも一種を含むことを特徴とする
    自然語処理システム。 23、特許請求の範囲第21項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記計算機システムの動作状態に関する情
    報の前記所在は、該情報の、画面上の表示位置、前記記
    憶装置内の格納位置、前記計算機に接続するデータベー
    ス内の格納位置を示すことを特徴とする自然語処理シス
    テム。 24、特許請求の範囲第18項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記計算機システムの動作状態に関する情
    報として、前記入力された自然語文字列の入力履歴に関
    する情報、前記解析の結果の履歴に関する情報および前
    記実行の結果の履歴に関する情報の少なくとも一つを含
    むことを特徴とする自然語処理システム。 25、特許請求の範囲第24項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記実行の結果の履歴に関する情報として
    、前記出力装置にすでに出力されている情報と前記出力
    装置への出力状況を管理するための情報とを含むことを
    特徴とする自然語処理システム。 26、特許請求の範囲第25項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記出力装置への出力状況を管理するため
    の情報は、画面に表示されている事項の、意味、表示位
    置、表示態様に関する情報を含むことを特徴とする自然
    語処理システム。 27、特許請求の範囲第18項記載の自然語処理システ
    ムにおいて、前記計算機は、前記計算機の前記入力装置
    からの自然語による文字列の入力から、該文字列に対応
    した実行結果を前記出力装置に出力する一連の処理と、
    前記計算機システムの動作状態に関する情報を前記記憶
    装置に格納する処理とを並列的に実行することを特徴と
    する自然語処理システム。
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