JPH04205284A - ナンバープレート認識装置 - Google Patents

ナンバープレート認識装置

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JPH04205284A
JPH04205284A JP2329660A JP32966090A JPH04205284A JP H04205284 A JPH04205284 A JP H04205284A JP 2329660 A JP2329660 A JP 2329660A JP 32966090 A JP32966090 A JP 32966090A JP H04205284 A JPH04205284 A JP H04205284A
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和照 新貝
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財津 靖史
Mutsuhisa Hiraoka
睦久 平岡
Hiroshi Hoshikawa
星川 寛
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  • Image Processing (AREA)
  • Character Discrimination (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概   要〕 高速道路その他の有料道路の入口、出口において料金車
種判別をするためのナンバープレート認識装置に関し、 ナンバープレートの大きさ、車種番号および色を自動的
に識別可能とすることを目的とし、車両前面の少なくと
もナンバープレートを含む部分を撮像しディジタルの入
力画像を得る撮像手段と、入力画像に対して所定の画像
前処理を施す画像処理手段と、画像前処理が施された入
力画像に対して所定の大きさの第1のウィンドウを設定
し、ウィンドウ内の各構成画素の輝度データを切り出す
第1のウィンドウ設定手段と、切り出された輝度データ
に対応する値を少なくとも3層以上で構成され予め学習
された第1のニューラルネットワークの入力層の各ニュ
ーロンへ入力し、その出力層の各ニューロンの出力値に
基づいて入力画像の切り出された領域が少なくとも3種
類のナンバープレートのいずれであるか又はナンバープ
レートであるか否かを判定するナンバープレート種類判
定手段と、判定手段により入力画像の切り出された領域
がナンバープレートでないと判定された場合に、第1の
ウィンドウ設定手段に対して第1のウィンドウを所定の
画素数だけ平行移動させて切り出し動作を行わせ、続い
て、ナンバープレート種類判定手段に対して判定動作を
行わせる動作を繰り返すウィンドウ移動制御手段と、ナ
ンバープレート種類判定手段により入力画像の切り出さ
れた領域がいずれかの種類のナンバープレートであると
判定された場合に、現在の第1のウィンドウ内の、ナン
バープレートの種類によって固有な位置にある所定の文
字領域に第2のウィンドウを設定し、該ウィンドウ内の
各構成画素の輝度データを切り出す第2のウィンドウ設
定手段と、切り出された輝度データに対応する値を少な
くとも3層以上で構成され予め学習された第2のニュー
ラルネットワークの入力層の各ニューコンペ入力し、そ
の出力層の10個のニューロンの出力値に基づいて切り
出された領域が10種類の文字のいずれであるかを判定
する文字判定手段と、ナンバープレート種類判定手段に
より入力画像の切り出された領域がいずれかの種類のナ
ンバープレートであると判定された場合に、現在の第1
のウィンドウ内の一部の領域の各画素につき、RGBの
輝度レベルの組合せを比較することにより所定の色を検
出する色検出手段とを有するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高速道路その他の有料道路の入口、出口にお
いて料金車種判別をするためのナンバープレート認識装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、ナンバープレートの認識は、ナンバープレートの
検出から文字の認識まで専ら画像処理で行っていた。そ
の代表的な手順を以下に示す。
■車両下部にカメラの焦点を合わせておき、車両が通過
すると画面上部より下に向ってバンパー及びナンバープ
レート像が移動するようにする。
■画像を水平方向に微分し、微分ピークが多い、すなわ
ちナンバープレートの文字領域が差し掛かった時にナン
バープレートと判定する。
■濃度むらを補正する適当なフィルタによって文字を抽
出する。
■この抽出結果画像からラベリング処理によって順次数
字を取り出し、面積、周囲長、周辺分布などの特徴量を
求め数字を判定する。
〔発明が解決しようとする課題〕
料金車種判定のためには、少なくとも3つの要素、すな
わちナンバープレートの大きさ、車種番号、および色を
識別できなければならない。ところが、上述の従来例で
は、文字認識に主眼がおかれているため、車種番号しか
識別できないという問題点を有している。
また、ナンバープレートによっては、業務用プレートな
どのように、文字と下地の色が反転しているものもあり
、上述の従来例では、これらの識別は困難であるという
問題点を有している。
本発明は、ナンバープレートの大きさ、車種番号および
色を自動的に識別可能とすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は、本発明のブロック図である。
撮像手段101は、車両前面の少なくともナンバープレ
ートを含む部分を撮像しディジタルの入力画像を得る。
画像処理手段102は、入力画像に対して所定の画像前
処理を施す。同手段は、例えば、入力画像に対して少な
くともエツジ抽出処理及び画像圧縮処理を行う。
第1のウィンドウ設定手段103は、画像前処理が施さ
れた入力画像に対して所定の大きさの第1のウィンドウ
を設定し、該ウィンドウ内の各構成画素の輝度データを
切り出す。
ナンバープレート種類判定手段104は、上述の第1の
ウィンドウに基づい切り出された輝度データに対応する
値を、少なくとも3層以上で構成され予め学習された第
1のニューラルネットワークの入力層の各ニューロンへ
入力し、その出力層の各ニューロンの出力値に基づいて
入力画像の切り出された領域が少なくとも3種類のナン
バープレートのいずれであるか又はナンバープレートで
あるか否かを判定する。
ウィンドウ移動制御手段105は、上記判定手段106
により入力画像の切り出された領域がナンバープレート
でないと判定された場合に、第1のウィンドウ設定手段
103に対して第1のウィンドウを所定の画素数だけ平
行移動させて前述の切り出し動作を行わせ、続いて、ナ
ンバープレート種類判定手段104に対して前述の判定
動作を行わせる動作を繰り返す。
第2のウィンドウ設定手段106は、ナンバープレート
種類判定手段104により入力画像の切り出された領域
がいずれかの種類のナンバープレートであると判定され
た場合に、現在の第1のウィンドウ内の、ナンバープレ
ートの種類によって固有な位置にある所定の文字領域に
第2のウィンドウを設定し、該ウィンドウ内、の各構成
画素の輝度データを切り出す。
文字判定手段107は、切り出された輝度データに対応
する値を少なくとも3層以上で構成され予め学習された
第2のニューラルネットワークの入力層の各ニューロン
へ入力し、その出力層の10個のニューロンの出力値に
基づいて切り出された領域が10種類の文字のいずれで
あるかを判定する。
色検出手段10Bは、ナンバープレート種類判定手段1
04により入力画像の切り出された領域がいずれかの種
類のナンバープレートであると判定された場合に、現在
の第1のウィンドウ内の一部の領域の各画素について、
RGBの輝度レベルの組合せを比較することにより所定
の色を検出する。
ここで、上述の第1又は第2のニューラルネットワーク
の学習は、例えばハックプロパゲーション法により行わ
れる。
〔作   用〕
本発明では、ウィンドウ移動制御手段105の制御に基
づいて第1のウィンドウ設定手段103で設定される第
1のウィンドウ領域のそれぞれについて、ナンバープレ
ート種類の判定を第1のニューラルネットワークを使用
してナンバープレート種類判定手段104が行う。
そして、ナンバープレートの種類が特定された第1のウ
ィンドウ領域について、更に、第2のウィンドウ設定手
段106によって、ナンバープレートの種類により固有
な位置にある所定の文字領域に第2のウィンドウを設定
し、その文字の判定を第2のニューラルネットワークを
使用して文字判定手段107によって行う。
このように、ナンバープレート種類の判定とそれに続く
文字判定をニューラルネットワークによって行うことに
より、ナンバープレートの大きさ、車種番号を高速に行
うことが可能となる。
特に、バックプロパゲーション法が適用可能なニューラ
ルネットワークを使用することにより、本システムが使
用される状況に応して柔軟かつ高い認識率でナンバープ
レートの認識を行うことができる。
また、本発明では、同じナンバープレートの種類が特定
された第1のウィンドウ領域の一部について、色検出手
段10Bにおいて、RGBの輝度レベルの組合せを比較
することにより所定の色を検出する。これにより、ナン
バープレートの色についても安定して抽出することが可
能となる。
〔実  施  例〕
以下、図面を参照しながら本発明の実施例につき詳細に
説明する。
本発明では、車両のナンバープレートの認識装置を、画
像処理とバックプロパゲーション法に基づくニューラル
ネットワークを組合せて実現する点に最大の特徴がある
第1図は、本発明の実施例の構成図である。
光電管202a及び202bは、車両201の通過を検
知する。
CCDカラーカメラ203は、車両201の前面を撮像
する。
画像処理装置204は、CCDカラーカメラ203で撮
像されたRGBの3枚の色画像からなるカラー画像を内
部の特には図示しない画像メモリに記憶する。
CRT表示装置212は、画像処理装置204に記憶さ
れているカラー画像を表示する。
バス214には、画像処理装置204、CPU205、
第1のニューラルネットワーク206、第2のニューラ
ルネットワーク207、CRT表示装置208、プリン
タ209、ハードディスク装置210、キーボード21
3及びフロッピィディスク装置211等が接続される。
また、バス214は、特には図示しないインタフェース
装置を介して、本システムによるナンバープレートの認
識結果に基づいて他の処理を行うホストコンピュータに
接続される。
CPU205は、プログラムROM及びワーク用RAM
を内蔵し、同RAMを使用しながらプログラムROMに
記憶されたプログラムに従って後述する制御動作を行う
ニューラルネットワーク206は、ナンバープレート種
類の認識処理を行い、4個のコプロセッサを用いたリン
グ結合並列アーキテクチャを有するエミュレータである
ニューラルネットワーク207は、ナンバープレート内
の文字認識処理を行い、206と同様のエミュレータで
ある。
上記第2図の構成の実施例の動作について、以下に順次
説明する。以下の一連の処理は、CPU205が内蔵の
プログラムを実行することにより、CPU205自身が
実行する処理として、或いは他の各装置がCPU205
からの指示に基づいて実行する処理として実現される。
ステップ1:画像処理装置204は、車両201の前面
の特にナンバープレート位置近傍を、光電管202a、
202bを横切るタイミングで3板式CCDカラーカメ
ラ3で撮像し、得られたRGBの3画面からなるディジ
タル画像を、内部の特には図示しない画像メモリに記憶
する。
ステップ2:続いて、画像処理装置204は、RGBの
いずれかのディジタル画像に対して、エツジ抽出処理を
施し、エツジ抽出画像を再び画像メモリに記憶する。以
後、このエツジ抽出画像を原画像と呼ぶ。なお、エツジ
抽出処理のアルゴリズムとしては、例えばソーベル法を
用いる。
ステップ3:続いて、画像処理装置204は、大板ナン
バープレートの縦横の画素数がそれぞれ11と22にな
るように画像メモリの原画像全体を縮小(画像圧縮)し
、その結果得られる圧縮されたエツジ抽出画像を、原画
像とは別に画像メモリに記憶する。以後、これを圧縮画
像と呼ぶ。
ステップ4:続いて、CPU205は、ナンバープレー
ト認識用の第1のウィンドウを上記画像メモリに記憶さ
れている圧縮画像上に設定する。
二の場合、ウィンドウの大きさは11(縮)X22(横
)である。
ステップ5:続いて、CPU205は、画像処理装置2
04より出力された上記ウィンドウ内の各圧縮画像の画
素値を、次式に従って、“0パ〜1111+の範囲の実
数値1’ijに変換し、得られた各実数値をナンバープ
レート認識用の第1のニューラルネットワーク206に
入力する。
1 ” ij= (Iij−Twin) / (Ima
x −1m1n)上式において、“Iij”′は圧縮画
像の各画素の価(明度値)、’Nmax”は最大画素値
、”rIIlin”は最小画素値である。
ステップ6:続いて、CPU205は、ナンバープレー
ト種類(大板、普通板、小板)及びナンバープレート以
外に対応するニューラルネットワーク206の4個の出
力層ニューロン(後述する)の出力値を比較し、最大の
ものを現在の第1のウィンドウの判定結果とする。
ステップ7:CPU205は、ステップ6で、現在の第
1のウィンドウについてナンバープレート以外という判
定をした場合は、ステップ4の処理に戻り、前述の画像
メモリ内の圧縮画像上で第1のウィンドウを1画素分だ
け平行移動させる。
以後、CPU205は、ステップ6でいずれかの種類の
ナンバープレートの判定がでるまで、ステップ4→5→
6の処理を繰り返す。
ステップ8:CPU205は、ステップ6で、現在の第
1のウィンドウについてナンバープレートであるという
判定をした場合は、現在の第1のウィンドウを画像上で
固定し、同ウィンドウ内の、ナンバープレートの種類毎
に固有の車種番号上工桁の位置に、新たな文字認識用の
第2のウィンドウを設定する。詳細な設定動作について
は後述する。
ステップ9:続いて、CPU205は、文字認識用の第
2のウィンドウ内の各画素値をステップ5と同様にして
正規化し、文字認識用の第2のニューラルネットワーク
207に入力する。
ステップ10:続いて、CPU205は、文字認識用の
第2のニューラルネットワーク207の出力層ニューロ
ン(後述する)10個の出力値を比較して、パ0”〜パ
9”の整数を認識する。
ステップ11:続いて、CPU205は、ステップ6で
ナンバープレートが普通板であると判定した場合のみ、
前述の第1のウィンドウ内の普通板に相当する領域につ
いて色抽出を行い、黄色か否かの判定をする。この処理
については後に詳述する。
ステップ12:続いて、CPU205は、以上のように
して認識された3種類の判定結果(大きさの種類、車種
番号、黄色か否か)を総合的に判断して、料金車種をC
RT20 Bに表示すると共に、ハードディスク装置2
10、フロッピィディスク装置211及び特には図示し
ないホストコンピュータに出力する。
以上のステップ1〜ステツプ12の処理動作で示される
ナンバープレート認識処理で使用されるニューラルネッ
トワーク206及び207の基本構造を第3図に示す。
本実施例で使用されるニューラルネットワークは、第3
図のように、入力層、中間層及び出力層からなる3層構
造を有し、各層のニューロン数はナンバープレート認識
用と文字認識用とで異なり、第4図の表に示される通り
である。
入力層のニューロン数は、前述の第1及び第2のウィン
ドウの構成画素数に等しい数、中間層のニューロン数は
それぞれの入力層のニューロン数のほぼ1/3に設定さ
れる。また、出力層については、前述したように認識し
ようとする種類の数に等しい。
第3図の構成を有する第2図のニューラルネットワーク
206及び207においてナンバープレート種類及び文
字の認識を実現するためには、入力されるパターンにつ
いて予め学習を行っておく必要がある。この学習方式と
しては、バックプロパゲーション法を使用している。こ
の手法はニューラルネットワークにおける代表的な学習
手法であるため、その詳細なアルゴリズムは省略する。
なお、ナンバープレート種類を認識するためのニューラ
ルネットワーク206では、それぞれの認識結果の種類
について10個ずつの画像を学習用として入力し、それ
ぞれの出力を“工”とする教師パターンを与えて初期学
習とする。更に、実際の認識パターンで誤った認識をし
たものについては、逐次追加学習を行い認識率を向上さ
せる。文字認識用のニューラルネットワーク207でも
同様の初期学習を行う。実際に学習を行った結果では、
いずれの学習においてもほぼ数百回の学習で収束し、誤
差は0.001以下であった。
次に、前述のステップ8の処理について詳しく説明する
ナンバープレート認識用の前述の第1のウィンドウの大
きさはナンバープレートを認識できる必要最小限の画素
数となるように、ステップ3でエツジ抽出画像の圧縮を
行っている。これは、ニューラルネットワーク206の
入力数をできる限り少なくして認識速度を上げ、また、
画像上のウィンドウ走査回数を少なくするためである。
ところが、このような圧縮率では、車種番号の認識を行
う場合には画素分解能が低すぎて正確な車種番号上1桁
領域へのウィンドウ設定が困難であるばかりでなく、ニ
ューラルネットワークによる文字認識が困難となってし
ま−う。
そこで、本実施例では、文字認識用に使用される第2の
ウィンドウは、前述した原画像上で位置設定を行った後
、設定された第2のウィンドウ内で圧縮処理を施す。
上述の処理を行うための位置設定の仕方を第5図及び第
6図で説明する。
第5図は、前述のステップ6でナンバープレートである
と判定された時点のナンバープレート認識用の第1のウ
ィンドウの左上隅画素(以後、基点画素と呼ぶ)の近傍
を模式的に示した図である。
線BB′は、原画像上におけるナンバープレートの境界
線である。また、線CC゛及び線DD”は、圧縮処理後
のナンバープレート認識用の第1のウィンドウの境界線
である。基点画素401の中で取り得るナンバープレー
トの境界線の基点位置のばらつきによって、車種番号は
領域Fの中で第5図のようにばらつくことになり、ニュ
ーラルネットワーク207による文字認識が困難となる
そこで、ナンバープレート認識用の第1のウィンドウの
基点画素から原画像におけるナンバープレートの境界線
(輪郭)の基点を求める操作が必要となる。その手法を
第6図に示す。まず、ナンバープレート認識の第1のウ
ィンドウの基点画素間域401を新たに画像処理装置2
04の画像メモリ内の原画像上に設定する。この領域に
は、第6図(a)のように、必ずナンバープレートの真
の輪郭BB’と基点Aが含まれているはずであり、基点
Aを境に、水平方向と垂直方向に輪郭が伸びている。従
って、水平方向微分と垂直方向微分を順次施せば、第6
図(b) 、(C)のように、最終的に基点Aのみが残
ることになる。なお、多分に含まれるノイズ画素に対処
するため、基点Aは最大輝度もしくは最大画素数を占め
るものとする。
このようにして基点Aの原画像上での座標(al、a2
)が決定され、車種番号上1桁領域への文字認識用の第
2のウィンドウの基点座標B(bl、b2)が次式に従
って決定される。
bl=al +α b2=a2+β 但し、α、βは、ナンバープレート種類によって定まる
定数である。
このようにして文字認識用の第2のウィンドウの位置が
決定された後、前述したようにこの第2のウィンドウ内
で、圧縮後の第2のウィンドウの大きさが縦5画素、横
4画素の計20画素となるように、圧縮処理を施す。
以上説明したステップ8の詳細な処理動作がCPU20
5によって実行される。
次に、前述のステップ11における普通板と判定された
ナンバープレートが黄色か否かを抽出・判定する処理動
作について説明する。
第7図は、大板、普通板、小板のナンバープレートを基
点を重ねて示したものであり、縦横の寸法と共に、括弧
内にナンバープレート認識用の第1のウィンドウの画素
数を記しである。黄色を検出しなければならないのは、
ナンバープレート認識用のニューラルネットワーク20
6によってナンバープレートが普通板であると認識され
た場合のみであるから、普通板のナンバープレートの領
域の文字と下地の両方おん一部のみに対してRGBO色
抽出をすればよい。本実施例では、第8図に示されるよ
うに、車種番号を横切る1本の走査線上の画素について
のみ色抽出を行い、これにより黄色を検出する。
色抽出の原理について簡単に説明する。カラー画像の色
の表現は、各画素のRGBそれぞれの輝度レベルの組み
合わせを合成して行っている。従って、各画素のROB
の輝度レベルの組み合わせを調べれば、光学的な手段を
使わずに数値的な処理で所望の色の検出ができることに
なる。本実施例においては、この手法を用いて、予め設
定しておいた黄色と判定すべきRGBの輝度の組み合わ
せと逐次比較することにより黄色検出を行う。
以上説明した実施例により、最終的にナンバープレート
に関する3つの要素、すなわち、大きさの種類、車種番
号、色について認識した結果が出力される。全ての処理
に要する時間は、画像上のどこにナンバープレートがあ
るがで異なるが、概ね2〜3秒程度であり、高速道路又
はその他の有料道路の入口、出口における車種判別装置
として十分に実用に供することができる。 本実施例の
システムの認識率(正答率)は、初期学習では70%、
数回の追加学習で90%以上に向上した。
このように、本実施例では、バックプロパゲーション法
を使用した学習を施したニューラルネットワーク206
.207により認識を行っているため、容易に認識率を
向上させることができる。
上述の実施例のナンバープレート認識要のニューラルネ
ットワーク206では、出力層のニューロンとして、ナ
ンバープレートの3種類の大きさ及びナンバープレート
以外の4個を設定したが、これを3種類の大きさに対応
するニューロンのみとして、判定方式を工夫することに
より、同様の認識結果を達成することができる。その判
定方式として、第1の方式及び第2の方式の2方式を以
下に示す。
第1の方式:出力層のニューロンの最大値が所定の基準
値以下の場合はナンバープレート以外と判定する。
第2の方式:出力層のニューロンの出力値に対して、以
下の変換を施す。
そして、Piに対して上記第1の方式と同様の判断を行
う。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ナンバープレート種類の判定とそれに
続く文字判定をニューラルネ・ントワークによって行う
ことにより、ナンバープレートの大きさ、車種番号を高
速に行うことが可能となる。
特に、バックプロパゲーション法が適用可能なニューラ
ルネットワークを使用することにより、本システムが使
用される状況に応じて現場で適宜な追加学習を行わせる
ことにより、柔軟かつ高い認識率でナンバープレートの
認識を行うことが可能となる。
また、RGBの輝度レベルの組合せを比較して所定の色
を検出することにより、ナンバープレートの色について
も安定して抽出することが可能となる。
以上の効果により、現在1車線に1人の監視員を必要と
している高速道路の料金所等において、大幅な省力化を
図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のブロック図、 第2図は、本発明の実施例の構成図、 第3図は、ニューラルネットワークの構成図、第4図は
、ニューラルネットワークの構造を示した図表、 第5図は、ナンバープレート認識用ウィンドウの基点近
傍を原画像と重ね合せた図、 第6図は、ナンバープレート基点位置を画像処理によっ
て求める手順の説明図、 第7図は、ナンバープレートの3種類の基点を一致させ
て重ね合せた図、 第8図は、普通板ナンバープレートにおいて色抽出をす
る位置を示した図である。 101・・・撮像手段、 102・・・画像処理手段、 103・・・第1のウィンドウ設定手段、104・・・
ナンバープレート種類判定手段、105・・・ウィンド
ウ移動制御手段、106・・・第2のウィンドウ設定手
段、107・・・文字判定手段、 108・・・色検出手段。 特許出願人   富士電機株式会社 ;F発B月の隻)←例の伊じ浅凹 第2図 B+            82 ニユ一ラル守/トワークn講戒図 @3図 ニューラルネッ)ワークの構造を示した図表第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)車両前面の少なくともナンバープレートを含む部分
    を撮像しディジタルの入力画像を得る撮像手段(101
    )と、 該入力画像に対して所定の画像前処理を施す画像処理手
    段(102)と、 該画像前処理が施された入力画像に対して所定の大きさ
    の第1のウィンドウを設定し、該ウィンドウ内の各構成
    画素の輝度データを切り出す第1のウィンドウ設定手段
    (103)と、 該切り出された輝度データに対応する値を少なくとも3
    層以上で構成され予め学習された第1のニューラルネッ
    トワークの入力層の各ニューロンへ入力し、その出力層
    の各ニューロンの出力値に基づいて前記入力画像の切り
    出された領域が少なくとも3種類のナンバープレートの
    いずれであるか又はナンバープレートであるか否かを判
    定するナンバープレート種類判定手段(104)と、該
    判定手段により前記入力画像の切り出された領域がナン
    バープレートでないと判定された場合に、前記第1のウ
    ィンドウ設定手段(103)に対して前記第1のウィン
    ドウを所定の画素数だけ平行移動させて前記切り出し動
    作を行わせ、続いて、前記ナンバープレート種類判定手
    段(104)に対して前記判定動作を行わせる動作を繰
    り返すウィンドウ移動制御手段(105)と、 前記ナンバープレート種類判定手段(104)により前
    記入力画像の切り出された領域がいずれかの種類のナン
    バープレートであると判定された場合に、現在の前記第
    1のウィンドウ内の、ナンバープレートの種類によって
    固有な位置にある所定の文字領域に第2のウィンドウを
    設定し、該ウィンドウ内の各構成画素の輝度データを切
    り出す第2のウィンドウ設定手段(106)と、 該切り出された輝度データに対応する値を少なくとも3
    層以上で構成され予め学習された第2のニューラルネッ
    トワークの入力層の各ニューロンへ入力し、その出力層
    の10個のニューロンの出力値に基づいて前記切り出さ
    れた領域が10種類の文字のいずれであるかを判定する
    文字判定手段(107)と、 前記ナンバープレート種類判定手段(104)により前
    記入力画像の切り出された領域がいずれかの種類のナン
    バープレートであると判定された場合に、現在の前記第
    1のウィンドウ内の一部の領域の各画素について、RG
    Bの輝度レベルの組合せを比較することにより所定の色
    を検出する色検出手段(108)と、 を有することを特徴とするナンバープレート認識装置。 2)前記第1又は第2のニューラルネットワークの学習
    は、バックプロパゲーション法により行われることを特
    徴とする請求項1記載のナンバープレート認識装置。 3)前記画像処理手段は、前記入力画像に対して少なく
    ともエッジ抽出処理及び画像圧縮処理を行うことを特徴
    とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のナンバー
    プレート認識装置。
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