JPH04203639A - 自動車用ホイールおよびホイール用バランスウエイト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、発泡樹脂製装飾体を表面に固着した自動車用
ホイールとそのバランスウェイトに関するものである。

（従来の技術） 従来、自動車用ホイールＱ２）には第６図に示すように
、鉛製のウェイト本体Ｑ６）に略Ｕ字状に曲折した鉄製
のクリップ０５）の一端を埋設して成るバランスウェイ
ト０４）がリムフランジ０３）の縁部にウェイト本体０
６）とクリップいとにより挟持するようにして固着され
ていた。

（発明が解決しようとする課題） 上記のように形成されたバランスウェイトＯａおよびバ
ランスウェイト（＋４１を取付けた自動車用ホイール０
２）では、ホイールＱ２）のリムフランジ０３）の縁部
に係合したバランスウェイト圓のクリップ０５）がフラ
ンジ端縁に臨んでいるため、フランジ縁部が道路の縁石
に擦られたり、縁石に乗り上げたりしたとき、クリップ
０５）が変形したり、時に切断して、バランスウェイト
（１４＋がリムフランジθ３）から脱落し、ホイールＱ
２）のバランスが悪くなるという問題があった。

また、表面に発泡樹脂製装飾体を固着した自動軍用ホイ
ールにおいては、装飾体が邪魔になって、上記従来技術
のバランスウェイトを取付けることが出来ないという問
題があった。

本発明は、上記従来技術の問題を解決するために成した
ものであり、その目的とするところは、ホイールのフラ
ンジ縁部が縁石を擦ったり、あるいは縁石に乗り上げて
も、バランスウェイトが脱落せず、しかも簡単に取付は
可能にした自動車用ホイールおよびホイール用バランス
ウェイトを提供するにある。

（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明の第１の発明である
自動車用ホイールは、発泡樹脂製装飾体をディスク表面
に固着した自動車用ホイールにおいて、上記装飾体の裏
面に中央開口部より外周に延びる溝を放射状に形成し、
上記谷溝が装飾体とディスクとの間でバランスウェイト
用取付穴を構成するようにしたものである。

また、上記取付穴の１つに、バランスウェイトを挿着し
て自動車用ホイールを形成する。

更に、本発明の第２の発明であるホイール用バランスウ
ェイトは、上記取付穴の幅より少し大なる幅を有する立
体状又は球体状の錘と、この錘の一部りこ取外し用の紐
を固着して成る。

（作用） 上記のように構成された自動車用ホイールにタイヤを装
着して、タイヤホイールのアンバランスを修正するとき
、アンバランス測定器にタイヤホイールをセットして計
測すると、アンバランス量（バランスウェイトの重量）
と位置（バランスウェイトを取付ける位置）が表示され
、この表示された位置に一番近い取付穴にアンバランス
量に相当するバランスウェイトを挿入し、最奥位置まで
押し込むことにより取着でき、タイヤホイールのバラン
ス修正ができる。

また、バランスウェイトの錘は、装飾体を形成した発泡
樹脂の弾性によって確実に固定される。

また、タイヤが摩耗して新しいタイヤと交換するときな
どには、タイヤホイールのアンバランスを再修正する必
要がある。この場合、既に取着されているバランスウェ
イトは不用になるため、取付穴の取付口より紐を引っ張
ることにより、バランスウェイトを取外すことができる
。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

図において、自動車用ホイール（１）は、リム（２）と
一体に固着したディスク（３）の表面に発泡樹脂製装飾
体（４）を接着したもので、ディスク（３）と装飾体（
４）との間に、装飾体（４）の中央開口部（５）から外
周に向って延びるバランスウェイト用取付穴（６）を放
射状に形成する。

上記取付穴（６）は、装飾体（４）の裏面に放射状に設
けた断面路Ｕ状の溝とディスク（３）とにより構成した
ものである。また取付穴（６）は、装飾体（４）の中央
開口部（５）側に取付口（７）を有し、この取付口（７
）よりバランスウェイト（８）を挿入可能にして成る。

上記バランスウェイト（８）は、取付穴（６）の幅ａよ
りやや大なる幅すを有する略直方体状の錘（９）の−部
に紐０ωを固着したものである。なお、図中、（１０は
、装飾体（４）の中央開口部（５）に着脱自在に装着し
たセンターキャップである。

ところで、上記実施例において、バランスウェイト（８
）の錘（９）は、略直方体状にしたが、多面体や球体状
にすることもある。

また、錘（９）には鉛を、紐Ｏωにはナイロン系を使用
したが、他のものを用いることも可能である。

（発明の効果） 本発明は上記構成になしたので、発泡樹脂製装飾体を固
着したホイールにおいて、バランスウェイトをホイール
表面に露出しない状態で簡単に取着でき、また、バラン
スウェイトの脱落が防止でき、常に走行安定性を確保で
きる。また、構造が極めて簡単で、ホイールに取付ける
ためのクリ・７プを有していないため、安全性に優れ、
取り扱いも容易である。さらに、バランスウェイトがホ
イール表面から見えないため、ホイールの美観を損なう
ことがないなど優れた効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による自動車用ホイールの正面図、第２
図は第１図のｌ−Ａ線断面図、第３図は同Ｂ−Ｂ線断面
図、第４図は本発明によるホイール用バランスウェイト
の斜視図、第５図は本発明のバランスウェイトの装着状
態を示す要部断面図、第６図は従来の自動車用ホイール
のバランスウェイトを示す要部断面図である。 （１）・・・・・・ホイール、（２）・・・・・・リム
、（３）・・・・・・ディスク、（４）・・・・・・発
泡樹脂製装飾体、（５）・・・・・・中央開口部、（６
）・・・・・・取付穴、（７）・・・・・・取付口、（
８）・・・・・・バランスウェイト、（９）・・・・・
・錘、００）・・・・・・紐、（１０・・・・・・セン
ターキヤ特許出願人　　金　井　宏　之　−） 牛　ラ　）７ ：ｉ−４　　霞 牛　Ｓ１ヨ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）発泡樹脂製装飾体をディスク表面に固着した自動
   車用ホィールにおいて、上記装飾体の裏面に中央開口部
   より外周に延びる溝を放射状に形成し、上記各溝が装飾
   体とディスクとの間でバランスウェイト用取付穴を構成
   したことを特徴とする自動車用ホィール。
2. （２）上記取付穴の１つに、バランスウェイトを挿着し
   た請求項１記載の自動車用ホィール。
3. （３）上記取付穴の幅より少し大なる幅を有する立体状
   又は球体状の錘と、この錘の一部に紐を固着したホィー
   ル用バランスウェイト。