JPH04203566A - 油切り機構 - Google Patents

油切り機構

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Publication number
JPH04203566A
JPH04203566A JP2329331A JP32933190A JPH04203566A JP H04203566 A JPH04203566 A JP H04203566A JP 2329331 A JP2329331 A JP 2329331A JP 32933190 A JP32933190 A JP 32933190A JP H04203566 A JPH04203566 A JP H04203566A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
seal
shaft
labyrinth
leaked
Prior art date
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Pending
Application number
JP2329331A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadanobu Negishi
根岸 忠信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2329331A priority Critical patent/JPH04203566A/ja
Publication of JPH04203566A publication Critical patent/JPH04203566A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は遠心圧縮機の軸封部及び軸受潤滑部からの油漏
れを完全に防止し2、軸封油と潤滑油の混入を防止、及
び外部への漏れを防止する機構に関する。
〔従来の技術〕
従来の技術として、本機構に関連した一軸多段遠心圧縮
機の例を以下にあげる。
第2図に示すように、シャフト1.シャツ1−1に焼嵌
めされたスリーブ2.油の飛散製防止する油切り板3.
シール空気を吹き込むためのシール空気吹込みノズル4
より構成されている。
シャフトに焼嵌めされたスリーブ2は平滑に仕上げられ
ているため、漏肛てきた油はスリーブの表面を伝って反
対側へ漏れる可能性があった。
又、スリーブ2の外径面をフィン状に出張りを設けた形
状のものもあるが円周方向に油が飛散するため、ケース
の内面に伺着した油は、再度、スリーブ2の表面に落ち
て付着する構造であった。
スリーブ2の両側に配置したシールラビリンスにはドレ
ン孔が無いため、下半部のラビリンスに滞留した油はシ
ャフト表面を伝ってスリーブ2側へ漏れやすい形状であ
った。
シ発明が解決しようとする課題〕 上記従来技術では、シールラビリンスはガスの4、tt
を防止することを目的としているため、ラビiノ二ノス
トを部りこ漏油が滞留しやすい構造であった。
本発明ではラビリンス下半部にラビリンスの各溝ごとに
1−レジ孔を設け、漏れてきた油を配管により積極的に
外部へ排出する構造とした。
これに依りラビリンス以降への漏油は激減した。
又、従来技術では、シール空気を吹き込むことにより漏
油を防止しようとしていたが、油には粘性があるためシ
ール空気は油の表面を通過するのみで油を強制的に取り
除くことは出来なかった。
本発明では油切りリングのエツジをフィン状にとがらせ
、垂線に対し30°位外側に傾けることに依り飛散した
油が油切りリングの外側に戻されるよう番こしている。
更に、飛散した油がシャフト部に再度付着するのを防ぐ
ため、案内板を設は案内板下部しこは溝を追加し、油が
スムーズに一個所に集合し5排出されるような構造とし
ている。
一方、噴霧状の油分が漏れるのを防止するたぬ。
シール空気吹込みノズルを設け、積極的りこ油分の混入
を防止する構造とする。
シール空気吹込み部の中央にはフィン状の突起を設け、
シール空気が左右均等に流おるような構造とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、まず、第一にシールラビリ
ンスを伝って油が漏れるのを防止するため、ラビリンス
下半部にドレン孔を設けた。
ドレン穴はラビリンスの各溝ごとに設け、配管により積
極的に外部へ排出する構造とした。
第二にシャフトに焼成めされた油切りリングの外径端面
部をフィン状に突起させ、シャフト表面を伝ってきた油
を遠心力で振り切る構造とした。
突起部は垂線に対し外側に30’位傾は漏tてきた側に
戻されるようにした。
第三に飛散した油をスムーズに一ケ所に集合させ戻るよ
うにするため案内板を設けた。
第四に噴霧状の油分の漏九を防止するため、シール空気
吹込ノズルを設けるがシール空気吹込ノズルの中央部に
スリーブ側にフィン状の突起をつけ、シール空気が左右
均等に流れる構造とした。
〔作用〕
まず、第一にラビリンスf部の各部屋には漏れでき油が
満たされている。このためシャツ1〜の下部を伝って油
が漏肛やすい構造となっていた。
ラビリンス以降にトレン孔を設は外部ノ・取り出すごヒ
番−依り、ラビリンス側が常に圧力的に高い為ラビIj
 :、ス側から外部への流れができ、Ai油は積極的に
外部ノ\排出されラビリンス部には油は滞留しなくなる
第二にシャツ1−に焼成めされた油切りリングにフィン
状の突起を設け、この突起が外側に傾いているため、シ
ャフト表面を伝ってきた油は遠心力で振り切られ、漏れ
てきた側に飛散する。
ブーイシ状の突起が30°外側に傾いているため。
油が−の傾きと逆の方向に更に伝っていくことはす゛<
完全1油を切ることが出来る。
又、従来飛散した油が再度シャフトに付着する形状であ
ったが今回型に油切りリングの両側に案内板を設は飛散
した油がスムーズに一個所りこ集合し、排出される構造
としたため、シャフト表面から取り除かれた油は一定の
流れをもって排油ラインへ戻される構造とした。
第三にシール空気吹込部中央部にフィン状の突起を設け
たことに依り、シール空気は油切りリングの左右均一に
吹出す、ニアとが出来た。
従来技術では左右均等でないため、どちらかに余分にシ
ール空気が流れるため反対側のシールが十分でなかった
と考えられる。
〔実施例〕
以下、本発明の遠心圧縮機での実施例を第1−図により
説明する。
遠心圧縮機のシャフト1に焼成めされた油切りリング2
は外径の端面部をフィン状に突起させ1、二の突起部は
垂線に対し30°程度外側に傾ける。
又、油切りリング2の中央部にも垂直にフィン状の突起
部を設は油切りリング2の表面は油が付着しにくくする
ため、テフロンコーティングを施こず油切りリング2外
径端面の突起形状に依りシャフト表面を伝ってきた漏れ
油は遠心力で振り切らhる。突起部先端は鋭くとがって
いることと、又、表面を油分が着きにくくするためテフ
ロンコーティングしていることに依り完全に油を取り除
くことが出来る。次に、油切りリング2の外径面に設け
られたシール空気吸込みノズル3から吹出すシール空気
に依り噴霧状の油分も完全に除去され、ベンl−ノズル
7から外部へ運び出される。
油切りリング2中央部に設けた垂直の突起により、シー
ル空気吹込ノズル3から吹出したシール空気は左右均等
に流すことが出来る。
尚、スリーブ外径端面部の突起が垂線に対し30°外側
に傾いているので、シャフトの表面を伝ってきた油が油
切りリングの表面を伝って漏れるためには外側へ傾いて
いる突起部を乗り越え、更に、30”傾いている反対側
へ流れる必要があり、現実にはあり得ない。従って、油
切りリングの表面を伝って油が漏れることは不可能であ
る。
油切りリング2の両側に設けた案内板4に依り油切りリ
ング2の外径端面の突起部で振り切られた油が、再度6
シヤフ1−に付着しないように内径面と外径面にガイド
を持っており、スムーズに一個所に集合され、案内板4
、下部よりドレン排油口8より外部へ排出さム、る。
一方、シールラビリンス5、下部にはドレン孔6を設け
、シールラビリンス5へ漏れてきた油を、積極的に排出
する構造とした。
上記機能の組合せにより完全に油漏れを防止することが
可能とした油切り機構である。
本発明は遠心圧縮機に限らず、軸流圧縮機、ポンプ等の
回転軸を持つ機械の油漏れ防止餐所に広く適用出来ると
考える。
例として、毒性、腐蝕性のあるガスに接っした軸封油が
潤滑油に混入すると潤滑油の寿命が著しく短かくなると
共に軸封油タンクのレベルが低下し圧縮機が1−リップ
に入る可能性がある。
潤滑油が軸封油へ混入した場合も潤滑油タンクのレベル
が低下しトリップに入る可能性がある。
本実施例に依り、圧縮機の長期の安全で円滑な運転が可
能となった。
もし、現地で油漏れのトラブルが発生した場合、 ・根
本的な対策が無いため、シール空気の量を増やす等の処
置しか出来ないため、上述のように油の劣化が進み、5
000Q〜10000ffの油が8000時間使用可能
なものが1500時間で交換する必要等が生じる。又、
シール用空気も30ON m / H程度でよいものが
600 N m / H程度必要となり、顧客へ提出の
ユティリティも大幅に増加した値に修正する必要が生じ
る。
更に、油漏れの現象は解消さ扛ないため、例として潤滑
油が軸封油へ漏れ込んだ場合、軸封機構が正常に作動せ
ずにガスが漏れたり、ガス中に油が混入し、大事故に至
る、あるいはガスに油が混入することに依り製品の品質
を著しく低下させる要因となり、顧客に多大な損害を与
えることになる。
〔発明の効果〕
本発明によ九ば、軸封油と潤滑油の混入のトラブルはま
ったくなくなると共に軸端部からの油漏れ等のトラブル
も解消出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は従来技
術の油切り部の縦断面図である。 1・・・圧縮機の回転体であるシャフト、2・・・シャ
フトに焼成めさitだ油切りリング、3・・・シール空
気吹込ノズル、4・・・油を一個所に集合させるだめの
案内板、5・・・シールラビリンス、6・・・シールラ
ビリンスに設けたドレン孔、7・・・ベント、8・・・
ドレわ       ぉ f、z 房

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、遠心力を利用した油切り機構において、漏れてきた
    油を遠心力で振り切り、漏れてきた側に戻す油切りリン
    グをシャフトに焼嵌めし、前記油切りリングは、前記シ
    ャフトの表面を伝わってきた油を強制的に切る機能をも
    ち、 噴霧状の油分が漏れるのを防ぐため、シール空気を吹き
    込むシールノズルを設け、 前記油切りリングに依り振り切られた油をスムーズに排
    油ラインに導く為の案内板を設け、前記油切りリングの
    両側に配置されたシールラビリンスの下部にドレン孔を
    設け、ラビリンス部に滞留した漏れ油を積極的に排出す
    る構造としたことを特徴とする油切り機構。
JP2329331A 1990-11-30 1990-11-30 油切り機構 Pending JPH04203566A (ja)

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JP2329331A JPH04203566A (ja) 1990-11-30 1990-11-30 油切り機構

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JPH04203566A true JPH04203566A (ja) 1992-07-24

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ID=18220260

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103362722A (zh) * 2013-07-31 2013-10-23 东方电气集团东风电机有限公司 水轮发电机外加动力的气密封装置
JP2022510477A (ja) * 2018-12-13 2022-01-26 ミバ・グライトラーガー・オーストリア・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 風力発電機用ナセル
US11746757B2 (en) 2018-12-13 2023-09-05 Miba Gleitlager Austria Gmbh Nacelle for a wind turbine
US11761429B2 (en) 2018-12-13 2023-09-19 Miba Gleitlager Austria Gmbh Slide bearing, in particular for a gearbox of a wind turbine
US11808247B2 (en) 2018-12-13 2023-11-07 Miba Gleitlager Austria Gmbh Planetary gear set for a wind turbine
US11940006B2 (en) 2018-12-13 2024-03-26 Miba Gleitlager Austria Gmbh Method for changing a sliding bearing element of a rotor bearing of a wind turbine, and nacelle for a wind turbine

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