JPH0420327Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 （産業上の利用分野） この考案は、コームつきクリツプに関する。

（従来の技術） 従来、頭髪をカールするクリツプは、種々存在
するが、櫛で髪を梳かせながらクリツプに平均に
挟持してカールするため、櫛とクリツプの両方を
使用している。

また、髪を適当な長さに揃えてカツトしてから
クリツプに挟む場合もあり、その都度髪の長さ
は、感にたよつてカツトしており、その作業は煩
雑であつた。

（考案が解決しようとする問題点） そこでこの考案は、一個のクリツプで櫛の役目
も果たし、クリツプに均一に髪を挟むことがで
き、髪の長さも一々スケールを持ち出すまでもな
く計れ、しかもクリツプに髪を挟み易いコームつ
きクリツプを提供するものである。

〔考案の構成〕 （問題点を解決するための手段） 以下、この考案の一実施例を図面に従つて説明
すると、上・下に重合され、バネにより密着する
よう付勢された頭髪用クリツプ本体１を設け、該
クリツプ本体１の一片１ａに櫛２を形成し、他片
１ｂの裏面にスケール３を設け、両片１ａ，１ｂ
を平行に開閉するよう構成したものより構成され
る。

尚、スケール３は、頭髪用クリツプ本体１の側
面に設けてもよい。

又、両片１ａ，１ｂが平行に開く一手段として
リンク機構４を示したがこの構造に限定されるこ
とはない。

（考案の効果） この考案によると、クリツプ本体１は、リンク
機構４により平行に開くため髪を挟む際に便利で
あると共に、片片１ａに櫛２を設けているため髪
の厚みを平均にしてクリツプ本体１に挟むことが
出来、また、スケール３を設けたため髪の長さを
計る際にも便利である等極めて有益なる効果を奏
する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、この考案の一実施例を示す平面図、
第２図は、この考案の一実施例を示す底面図、第
３図は、この考案の一実施例を示す側面図であ
る。 １……頭髪用クリツプ本体、１ａ……一片、１
ｂ……他片、２……櫛、３……スケール、４……
リンク機構。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上・下に重合され、バネにより密着するよう付
   勢された頭髪用クリツプ本体１を設け、該クリツ
   プ本体１の一片１ａに櫛２を形成し、他片１ｂの
   裏面にスケール３を設け、両片１ａ，１ｂを平行
   に開閉するよう構成したことを特徴とするコーム
   つきクリツプ。