JPH0420302A - 蓋付きのコップ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、コツプ内の液体がこぼれないように、蓋をし
たまま飲めるように改善した蓋付きのコツプに関する。

（従来の技術） 第８図乃至第１０図を参照して、従来例を説明する。第
８図は本発明の従来例を示す蓋付きのコツプの斜視図、
第９図は第８図の分解斜視図、第１０図は第９図で示す
蓋の断面図である。

第８図で示すように、従来例で示す蓋付きのコツプ１は
、−数的な形状のコツプ本体２に、Ｍ６を被せたもので
ある。

第９図を参照して更にこれらを説明すると、コツプ本体
２は開口３を有する円筒状であり、開口３の外周には、
線状の周縁４を設け、コツプをつかんだ時に、コツプ本
体２の変形を防止するように、強度を考慮している９ コツプ本体２は、紙や軟質の合成樹脂等で形成され、Ｍ
６の材質も同様な簡易コツプである。

蓋６は、コツプ本体２の開口３を覆うものであり、その
外周部内側には、第１０図で示すような溝８を設けて、
この溝８とコツプ本体に設けた周縁４と嵌合するように
設定している。

講８は、蓋の上面に凹み７を設けることで形成され、こ
の凹み７は、コツプ本体の開口面と略同じ高さに設定さ
れている。

このように形成した蓋付きのコツプ１は、主に自動販売
機用として、または遠足等に於ける戸外や移動中の車内
で、簡便なコツプとして使用される９このコツプ本体に
蓋を設けたのは、自動販売機の例でもわかるように、簡
便なコツプは、飲物を入れた状態で、所定の場所まで持
ち運ぶことが多く、床面、車内、衣服等にこほしてしま
い汚すことが非常に多いからである。

（発明が解決しようとする課題） このように構成した盆付きのコツプ］によれば、所定の
場所へ持ち運んでも、こげずことがなく安心である。し
かし、小さな子供は、盆付きのコツプを使用しても、コ
ツプ自体が軟らかく不安定なので、注意するようにいわ
れても、なにかの拍子に蓋を飛ばしたり、コツプを握り
つぶしなりして、中身をこは゛してしまうことが良くあ
った。

また、車での移動中に、車内で飲食する機会も多い。車
内で飲む時は、蓋を取り外して注意しなから用いるが、
車の揺れ等によってやはりこぼすことが多かった。特に
、酒やビール等のアルコール類を飲むと、注意力も散漫
になり、特にひどい状態であった。

本発明は、このような不具合を解消するなめになされた
ものであり、コツプに蓋をしたまま飲むことができ、し
かも、こぼれにくい蓋付きのコツプを、提供することを
目的とする。

「発明の構成」 （課題を解決するための手段） 上記不具合を解決するために、本発明は次のような構成
としている。

コツプ本体の上部筒内に、容器型の蓋を挿入すると共に
、この容器型の蓋の一部に流通口を設けたものである９ （作用） 蓋を容器型として、コツプ本体の上部筒内に挿入するこ
とによって、液体面との空間を少なくし、実際の揺れよ
りも、液体の揺れを少なくした。

また、蓋の一部に流通口を設けることにより、蓄をした
まま飲めるように配慮したものである。

（実施例） 本発明の実施例について、図面を参照して説明する。

第１図は本発明の菩付きのコツプを示す斜視図、第２図
は第１−図の分解斜視図、第３図は第２図で示す容器型
の諮の説明図である。

第１図で示すように、本発明で示す蓋付きのコツプ１０
は、従来例と同様に、紙や軟質の合成樹脂よりなる一般
的な形状のコツプ本体１２に、容器型のＭ２Ｏを被せた
ものである。

第２図を参照して、更にこれらを詳細に説明する。コツ
プ本体１２は、開口１３を有する円筒状であり、開口１
３の外周には、線状の周縁１４を設けることで、コツプ
を持った時に、コツプ本体の変形を防止するよう強度的
な配慮をしている。

蓋は、コツプ本体］２の最」二部と路間−の容器型であ
り、コツプ本体の上部内に嵌合して、収り付けできるよ
うに設定している。本発明の蓋付きのコツプ１０は、こ
の蓋に特徴がある。

容器型の蓋２０は、線状の周縁２２に一体化した円周面
２３と、蓋底２４とからなる容器型であイ、。円周面２
３は、コツプ本体の筒をなす円周面２３と接合し、蓋底
２４は傾斜面に設定している。

周縁２２は、コツプ本体の周縁１４と重合し、容器型の
Ｍ２Ｏかコツプ本体に被さることで、両者が一体化され
、コツプ全体の強度が更に向」−するように設定してい
る。

傾斜面よりなる蓋底２４の中央部には、第２図及び第３
図で示すように、円形のミシン口よりなる切り収り口２
６を設け、必要に応じて切り取り口２６を収り去ること
ができる。また、傾斜面の最も深い部分には、流通口２
５を設けており、コツプ本体内の液体を流通させること
ができる。

このように構成した蓋付きのコツプ１０の使用例として
、第４図乃至第７図を参照して説明する。

第４図乃至第７図は、蓋付きのコツプの使用説明図であ
る９ 第４図で示すように、コツプ本体１２に飲料水となる液
体３０を入れ、容器型のＭ２Ｏを被せて持ち運ぶもので
ある。

飲料水を飲む時は、第５図で示すように、蓋底２４の一
番深い位置に設けた流通口２５が、下側となるようにし
て、コツプ本体１２を傾ける。すると流通口２５より液
体３０が流れ出るから、蓋をしたまま飲むことができる
。

一口飲んでコツプ本体１２を正立させると、蓋底２４上
に流れ出た液体３０は、流通口２５からコツプ本体内に
もどることができる。蓋底２４は傾斜面よりなり、傾斜
面の深い位置に流通口２５があるから、コツプ本体を正
立させるだけで、液体は自然にコツプ本体内にもどるも
のである。

流通口２５を小さく形成すると、液体３０の流出量が少
なくて、頼り無く感じることがある。このような場合は
、ミシン目から切り取り口２６を削除することにより、
流出量を多くすることができる。

切り収り口２６をあけると、第６図で示すように、液体
の継ぎ足しを容易にすることができる。

これは、ビールを飲む時に切り取り口２６をあけ、酒を
飲む時は塞いだままにしておく等、飲物の種類によって
選択使用することができる。もちろん、流通口２５だけ
からも、飲物の継ぎ足しをすることができるし、第７図
で示すように、揺れる車内での飲食には、こぼれにくい
から選択使用できることは非常に便利である。

容器型の蓋２０は、コツプ本体の上部と円周面が接合し
て、二重に形成できるから、コ・ツブ本体の強度が向上
し、強く握っても変形することが少ない。よって、移動
する車内でしつかり保持することができるので、従来の
ようにそっと持つこともなく、瞬間的な揺れにも対応し
やすい。

液体が揺れ動いても蓋の存在によって、液面を安定化さ
せることができるし、例え流通口から液体が流れ出ても
、容器型の蓋としたことにより、流れ出た液体は、容器
内に溜り、蓋の外へ飛び出すことは少ない９ また、流れ出た液体は、蓋の中で確認できるから、液面
を安定化させるため第７図の矢印で示す方向に傾ける等
して、すばやく対処することができる。

［発明の効果］ 以」−説明したように本発明によれば、コツプ本体に容
器型の蓋を被せ、この蓋の一部に流通口を設けることに
より、多くの効果を得ることができた。

すなわち、蓋をつけたまま飲むことができるから、常に
揺れのともなう電車や自動車等の車内でも、安心して飲
食を楽しむことができるようになっな。

紙製や軟質の合成樹脂よりなる簡易コツプは、変形しな
いようにそっと保持する程度であり、しつかり握ること
はできなかった。よって、ちょっとした何かの衝撃でコ
ツプを落したり、変形させたりしてこぼすことが多かっ
たが、容器型の蓋を被せることにより、特に変形しやす
い簡易コツプの開口部分が補強されるから、しっかり保
持することができるようになった。

また、容器型の蓋は、液体とコツプ内の空間を狭くする
から、コツプ内での液体の揺れ動きも、蓋により押えら
れ、揺れ自体を小さくして安定化することができる。た
とえ、揺れによって流通口から、あふれ出たとしても、
容器型の蓋内部であるから、そのまま直接外へ飛び出す
こともほとんと無く、蓋の容器内に留まり安心して使用
することができる９ この容器型の蓋によれば、蓋をつけたまま飲んだり、継
ぎ足しをしたりできるだけでなく、液体のこぼれに対す
る安全装置としての役目も併せて持っている。

従って、この蓋付きのコツプによれば、強度の向」二と
こぼれ防止の効果が得られたから、注意力の乏しい子供
から酔った者にも、安心して使用させることができる等
、多くの効果を得ることができた。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の蓋付きのコツプを示す斜視図、第２図
は第１図の分解斜視図、第３図は第２図で示す容器型の
蓋の説明図、第４図乃至第７図は蓋付きのコツプの使用
説明図、第８図は本発明の従来例の蓋付きのコツプを示
す斜視図、第９図は第８図の分解斜視図、第１０図は第
９図で示す蓋の断面図である。 ］０・・−・蓋付きのコツプ、 １２−・・・−・コツプ本体、 １３−・・・・開口、 ］４・−・−・・周縁 ２０−・・−・・容器型の蓋、 ２３−・・−・円周面 ２４・・・・・・蓋底、 ２５−ｍ−・・流通口、 ２６−・−・・切り収り口、 ３０・・・−・液体、 ■ ■ Ｃす 口 流ｊ ０葺 Ｅ口 ンミイコ士−５

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 筒状の容器よりなるコップ本体と、 このコップ本体の上部筒内に挿入する容器型の蓋と、 この蓋の前記容器内に設けた流通口とからなることを特
   徴とする蓋付きのコップ。