JPH04201884A

JPH04201884A - カセット収納装置

Info

Publication number: JPH04201884A
Application number: JP2331476A
Authority: JP
Inventors: Harue Shiyouji; 東海林　はる江
Original assignee: Sony Corp
Current assignee: Sony Corp
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、例えばいわゆるメタルテープを用いたビデオ
カセットやコンパクトカセット等に適用して好適なカセ
ット収納装置に関する。

［発明の概要］本発明は、例えばいわゆるメタルテープを用いたビデオ
カセットやコンパクトカセット等に適用して好適なカセ
ット収納装置に関し、軟質の合成樹脂からなり、カセッ
トの収納または取り出しのための開閉自在の開閉部を有
する中袋と、硬質の合成樹脂からなるカセットケースと
を有し、カセットのカセットケースへの収納時には、開
閉部よりカセットを中袋に収納し、更にカセットケース
に収納するようにしたことにより、カセットのテープの
磁性体の酸化による腐食を防止し、カセットのテープの
長期保存を行うことができるようにしたものである。

［従来の技術］従来、例えば３ｍｍビデオカセット等では第３図Ａに示
すように、プラスチック製のビデオカセット収納ケース
（２）を構成するケース本体（２ｂ）にビデオカセット
（この例においてはｇｍ＋＋＋ビデオ力セツ））（１）
を矢印ａで示すように滑り込ませて装着し、この後、ビ
デオカセット収納ケース（２）を構成する蓋（２ａ）を
矢印すで示すように回転させ、蓋（２ａ）をケース本体
（２ｂ）に押し付ける。かくすると、同図Ｂに示す如く
蓋（２ａ）の凹部（２ｃ）にケース本体（２ｂ）の凸、
部（２ｄ）が嵌合されて、蓋（２ａ）及びケース−本体
（２ｂ）が互いに保持され、ビデオカセット（１）を収
納することができる。

［発明が解決しようとする課題］ところで、上述の８ｆｆｌｆｆｌビデオカセツト等のよ
うにいわゆるメタルテープを使用している場合は、この
メタルテープの磁性体が酸化して腐食しやすいので、な
るべく密閉性が高く、ビデオカセットの出し入れの際に
も内部の空気があまり移動しないようなビデオカセット
収納ケース（２）が望まれている。

しかしながら、上述のようなビデオカセット収納ケース
（２）では、ビデオカセットを収納した状葬にふいて、
第３同日に示すように、蓋（２ａ）及びケース本体（２
ｂ）との間に隙間Ｃを有し、密閉性に欠ける。また、ビ
デオカセット（１）の出し入れの際にも、第３図Ａに示
すように、蓋（２ａ）を太き（開けなければならなく、
内部の空気の移動が大となる。

一従−っ′てビデオカセットのテープの磁性体の酸化に
よ、る腐食を早め、ビデオカセットのテープの長期保存
ができなくなる不都合があった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、カセットの
テープの磁性体の酸化による腐食を防止し、カセットの
テープの長期保存を行うことのできるカセット収納装置
を提案しようとするものである。　　− ［１課題を解決するための手段；本発明カセット収納装置は例えば第１図及び第２．１！
ｌに示す如く、軟質の合成樹脂からなり、カセッ）　（
１）の収納または取り出しのための開閉自在の開閉部（
３ａ）を有する中袋（３）と、硬質の合成樹脂からなる
カセットケース（２）とを有し、カセット（１）のカセ
ットケース（２）への収納時には、開閉部（３ａ）より
カセット（１）を中袋（３）に収納し、更にカセットケ
ース（２）に収納するようにしたものであ′る。

［作用］上述せる本発明によれば、カセット（１）のカセットケ
ース（２）への収納時には、開閉部（３ａ）よりカセッ
ト（１）を中袋（３）に収納し、更にカセットケース（
２）に収納するようにしたので、カセットのテープの磁
性体の酸化による腐食を防止し、カセットのテープの長
期保存を行うことができる。

［実施例コ以下に、′！Ｊ１図を参照して本発明カセット収納ケー
スの中袋について詳細に説明する。

この第１ｆ！ｉにおいて、（３ｅ）は軟質の合成樹脂（
例えば塩化ビニール）よりなる収納部で、図に示すよう
に、この収納１ｓ（３ｅ）の角部分（３ｄ）を硬質の合
成樹脂（例、えば塩化ビニール）で構成する。

尚、この角部分−（３ｄ）は別個に用意した部材をこの
収納部（３ｅ）に溶着または接着するようにしても良い
。

そして、図に示す如く、この軟質の合成樹脂の収納部〈
３ｅ〉及び硬質の合成樹脂の角部分（３ｄ）より構成さ
れる中袋（３）の図において手前部分をファスナ（３ａ
）によって開閉自在とする。そしてこの中袋（３）のフ
ァスナ（３ａ）によりこの中袋（３）の全面部分を開き
、ビデオカセット（１）を収納する。そして第２図に示
すように、プラスチック製のビデオカセット収納ケース
（２）を構成するケース本体（２ｂ）に中袋（３）に収
納したビデオカセット　（この例においては釦ｍビデオ
力セツ））（１）を矢印ａで示すように滑り込ませて装
着し、この後、ビデオカセット収納ケース（２）を構成
する蓋（２ｂ）を矢印すで示すように回転させ、蓋（２
ａ）をケース本体（２ｂ）に押し付ける。かくすると、
同同日に示す如く蓋（２ａ）の凹部（２Ｃ）にケース本
体（２ｂ）の凸部（２ｄ）が嵌゛合されて、蓋（２ａ）
及びケース本体（２ｂ）が互いに保持され、中袋（３）
に収納されたビデオカセット０）　ヲ収納することがで
きる。

さて、このようにビデオ力セッ゛ト（１）を中袋（３）
に収納し、更にビデオカセット収納ケース（２）にこの
中袋（３）に収納したビデオカセット（１）を収納する
ようにしたので、空気の移動が小となると共に、第２図
に示すように収納時に隙間Ｃがあっても密閉性を保持す
ることができる。従って、ビデオカセット（１）のテー
プの磁性体の酸化による腐食を防止することができ、テ
ープの長期保存を行うことができる。

また、この例においては、中袋（３）の角部分（３ｄ）
を硬質の合成樹脂としたので、この中袋（３）に収納し
たビデオカセット（１）をビデオカセット収納ケース（
２）に収納する際にスムーズに収納でき、ビデオカセッ
ト収納ケース（２）に収納された中１袋（３）に収納し
たビデオカセット（１）をこのビデオカセット収納ケー
ス（２）より取り出す際にもスムーズに取り出すことが
できる。

尚、上述の例においては釦ｍビデオカセットについて説
明したが、メタルテープのように酸化によって腐食しや
すいテープを使用しているカセットであれば上述と同様
の効果を得ることができる。

また、中袋（３）の角部分（３ｄ）を硬質の合成樹脂と
したが、例えば中袋（３）の側面部分や底面部分を硬質
の合成樹脂としても良い。

また、本発明は上述の実施例に限ることなく本発明の要
旨を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得るこ
とは勿論である。

［発明の、効果コ上述せる本発明によれば、カセットのカセ−／　）ケー
スへの収納時には、開閉部よりカセットを中袋に収納し
、更にカセットケースに収納するようにしたので、カセ
ットのテープの゛磁性体の酸化による。腐食を防止し、
カセットのテープの長期保存を行うことができる利益が
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明カセット収納装置の構成図、第２図はカ
セットの収納の方、法を示す線図、１３図は従来のカセ
・トの収納男性を示す線図である。（１）はビデオカセット、（２）はビデオカセット収納
ケース、（３）は中袋、（３ａ）はファスナ、（３ｄ）
は角部分、（３ｅ）は収納部である。カｔ・／Ｉ−０収Ａ第！油方法丘示す線図２図従来−力ｔ・ｙｈ／）帽！的方諸丘示す績図

Claims

【特許請求の範囲】軟質の合成樹脂からなり、カセットの収納または取り出
しのための開閉自在の開閉部を有する中袋と、硬質の合成樹脂からなるカセットケースとを有し、カセットの上記カセットケースへの収納時には、上記開
閉部よりカセットを上記中袋に収納し、更に上記カセッ
トケースに収納するようにしたことを特徴とするカセッ
ト収納装置。