JPH04201695A - フラップを備えた回転翼ヘリコプター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ　発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明は、ヘリコプタ−の回転翼の前縁または後縁に付
設したフラップと、シーソー効果を発生する補助翼との
相互作用により１回転翼のフラッピングおよびドラッギ
ングを防ぎ、胴体の振動をぐ安定した飛行を可能とする
ヘリコプタ−に関するものである。

（従来の技術） およそ、ヘリコプタ−の垂直１１ヲ行は、各回転翼の揚
力が等しいので安定している。

しかし、水平飛行の開始時は、ピッチ角の大きい後退翼
の揚力が、前進翼より大きい。

しかし、飛行かすすめは、対気速度の太きし）前進翼の
揚力が、後退翼より逆に大きくなる。

この不均衡揚力のため、ジャイロ効果およびコリオリ効
果により、フラッピングおよびドラッギング　が起こり
、１Ｍ体の振動がおきる。

これらは、ヘリコプタ−固有の欠点である。

このため、ヘリコプタ−商品名ヒラ−およびベルでは、
スタビライザーを採用した。

これらは、ヘリコプタ−の姿勢の変化に応じ各回転翼の
ピッチ角を変化させ安定をはかる機構である。しかし回
転ごとに回転力が変化するので、前記の欠点は、解決さ
れなかった。

（発明が解決しようとする課題） 、本発明は、従来のヘリコプタ−固有の欠点を解決し、
安定したヘリコプタ−を得ることを目的とするものであ
る。

Ｂ　発明の構成 （問題点を解決するための手段） 基本的考え方としては、各回転翼の揚力を常に等しくな
る手段を考える。先端に補助翼のあるシーソー棒の一部
分と、フラップをを連接する。補助翼の揚力をフラップ
に作用させ、シーソー効果により各回転翼の揚力を均等
化させる方法を採用する。

（作　用） 一つの回転翼とその真上にある補助翼は、空気力学上の
条件では同じである。

回転翼の揚力が大きいと、補助翼の揚力も大きくなる。

そのため、補助翼は水平基準より上り、この動きは、シ
ーソー棒および連接棒を通して、フラップに連動し、フ
ラップは回転翼のヒンジを介し上向きになり、フラップ
効果は小さくなる。

反対側の補助翼は、球状シーソーヘッドを支点としたシ
ーソー効果により、水平基準より下がり、これに連動し
た付設のフラップも下がり、フラップ効果は大きくなる
。

したがって、各回転翼の揚力は均等化される。

（実　施　例） 第１図および第２図について説明する。　　“□（ａ）
　　動力伝動について ヘリコプタ−１の原動機の動力は、垂直軸２に伝えられ
、さらに垂直軸Ｅ部の回転翼ヘッド５のシンバル機構内
輪５ａに、さらに外輪５ｂにつたえられ、回転翼動力と
なる。

なお、回転翼３および回転翼４は、回転翼ヘッドの外輪
５の外縁の左右に、一定のピッチ角で取り付けられる。

なお、各回転翼の前縁には、それぞれフラップ６および
フラップ７が付設される。

スワッシュプレート１７の可動スター１７ｂ前部分上部
と１回転ヘッド５の外輪前部５ｂ前部分とを、前方傾斜
用の連接棒１５で連接する。また可動スター１７ｂの側
部分上部と、回転翼ヘッド５の外輪５ｂの側部分子部と
を、左右傾斜用連接棒１６で連接する。

（し）峰操縦について主 コントロールステイク２１を操作し、スワッシュプレー
ト１７の固定スター１７ａを前後に、または左右に傾斜
させれば、可動スター１７ｂも同時に同様傾斜する。こ
の動きは連続棒６を、あるいは連絡棒７を通して回転ヘ
ッド５を前後あるいは左右に傾斜させ、ヘリコプタ−の
前進後進あるいは左右飛行を可能ならしめる。

（Ｃ）　　補助翼とフラップについて 前述のとおり頭部が自在に動くシーソーヘッド９９の上
部を、中心支点とするシーソー棒１０の両端にそれぞれ
一定のピッチ角で補助翼　１１および補助翼１２を取り
付ける。シーソー　棒の一部分と、フラップ６およびフ
ラップ７は、それぞれ連接棒１３および連接棒１４で連
接され、補助翼の揚力の差は、自動的に均等化される。

（ｄ）　　その他 なお、尾部回転翼２０およびｌ−ルク効果調整について
は１通常の設備を具備するものとする。

Ｃ発明の効果 本発明は１回転翼にフラッピングおよびドラッギンクが
起こらず、コリオリ効果およびジャイロ効果の発生もな
い。

したがって、胴体の振動も軽減され、安定飛行が可能と
なる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、実施例を示すヘリコプタ−の１ａｔａ面図 第２図は、回転翼ヘッドと回転翼を示す平面図１　ヘリ
コプタ−２回転軸

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ヘリコプター胴体（１）の上方に位置する回転翼
   （３）および回転翼（４）を、回転翼ヘッド（５）の外
   縁に一定のピッチ角で固定し、これらの回転翼は、ヘリ
   コプター胴体に設置した原動機の回転軸軸（２）から、
   回転力を受ける機構とし、回転翼（３）および回転翼（
   ４）に、それぞれフラップ（６）およびフラップ（７）
   を付設じ、両回転翼の付根から上方に垂直の支持枠（８
   ）を設け、その頂点に球状シーソーヘッド（９）を取り
   付け、球状シーソヘッドの上部を支点とし、シーソー棒
   （１０）を設け、その両端に、それぞれ一定のピッチ角
   で補助翼（１１）および補助翼（１２）取り付ける。シ
   ーソー棒の左右それぞれの一部分とフラップを、それぞ
   れ連接棒（１３）および連接棒（１４）で連接し、補助
   翼とフラップを連動させ、補助翼の揚力によるシーソー
   効果により、揚力の大きい回転翼のフラップ効果を小に
   し、揚力の小さい回転翼のフラップ効果を大にし、各回
   転翼のピッチ角の相違、あるいは各回転翼の進行方向の
   対気速度の相違による回転翼揚力の差を、フラップの動
   作により自動的に均等にし、各回転翼のフラッピングお
   よびドラッギングを軽減するとともに、ヘリコプター胴
   体の振動を防ぎ、安定した飛行を可能とするヘリコプタ
   ー。