JPH0420154B2 - - Google Patents
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- JPH0420154B2 JPH0420154B2 JP59126143A JP12614384A JPH0420154B2 JP H0420154 B2 JPH0420154 B2 JP H0420154B2 JP 59126143 A JP59126143 A JP 59126143A JP 12614384 A JP12614384 A JP 12614384A JP H0420154 B2 JPH0420154 B2 JP H0420154B2
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- containment vessel
- pipe
- seal bellows
- reactor containment
- diaphragm floor
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Diaphragms And Bellows (AREA)
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は原子炉格納容器に係り、特に原子炉格
納容器に設けられたダイヤフラムフロアシールベ
ローズ装置に関する。
納容器に設けられたダイヤフラムフロアシールベ
ローズ装置に関する。
例えば、マーク型原子炉格納容器あるいはマ
ーク型改良型原子炉格納容器においては、その
原子炉格納容器の内部はダイヤフラムフロアによ
つて2分されている。
ーク型改良型原子炉格納容器においては、その
原子炉格納容器の内部はダイヤフラムフロアによ
つて2分されている。
第4図はこのうち特にマーク改良型原子炉格
納容器を示しており、この原子炉格納容器1内に
はその中央にペデスタル2aが立設され、またこ
のペデスタル2aの上部には原子炉圧力容器2b
が支持されている。一方、ペデスタル2aの外周
にはダイヤフラムフロア3が設けられており、こ
のダイヤフラムフロア3によつて、原子炉格納容
器1の内部は原子炉圧力容器2bおよび原子炉1
次系等を内蔵するドライウエル1aと冷却材喪失
事故時の圧力抑制のためのサプレツシヨンチエン
バ1bとに上下に区画されている。なお、このダ
イヤフラムフロア3の支持はペデスタル2a、お
よびサプレツシヨンチエンバ1b内に突設された
コラムサポート4によつてなされている。
納容器を示しており、この原子炉格納容器1内に
はその中央にペデスタル2aが立設され、またこ
のペデスタル2aの上部には原子炉圧力容器2b
が支持されている。一方、ペデスタル2aの外周
にはダイヤフラムフロア3が設けられており、こ
のダイヤフラムフロア3によつて、原子炉格納容
器1の内部は原子炉圧力容器2bおよび原子炉1
次系等を内蔵するドライウエル1aと冷却材喪失
事故時の圧力抑制のためのサプレツシヨンチエン
バ1bとに上下に区画されている。なお、このダ
イヤフラムフロア3の支持はペデスタル2a、お
よびサプレツシヨンチエンバ1b内に突設された
コラムサポート4によつてなされている。
ところで、このような原子炉格納容器1におい
ては、原子炉運転時に原子炉格納容器1とダイヤ
フラムフロア3との間に熱膨脹差が生じることか
ら、原子炉格納容器1とダイヤフラムフロア3と
を直接接合することができず、原子炉格納容器1
の内周面とダイヤフラムフロア3の外周面との間
に環状間隙が形成されているのが普通である。し
かし、一方、原子炉格納容器1においてドライウ
エル1aとサプレツシヨンチエンバ1bとを完全
に分断する必要があり、このため原子炉格納容器
1とダイヤフラムフロア3との間にダイヤフラム
フロアシールベローズ装置5を設けることが行な
われている。
ては、原子炉運転時に原子炉格納容器1とダイヤ
フラムフロア3との間に熱膨脹差が生じることか
ら、原子炉格納容器1とダイヤフラムフロア3と
を直接接合することができず、原子炉格納容器1
の内周面とダイヤフラムフロア3の外周面との間
に環状間隙が形成されているのが普通である。し
かし、一方、原子炉格納容器1においてドライウ
エル1aとサプレツシヨンチエンバ1bとを完全
に分断する必要があり、このため原子炉格納容器
1とダイヤフラムフロア3との間にダイヤフラム
フロアシールベローズ装置5を設けることが行な
われている。
このダイヤフラムフロアシールベローズ装置5
を第5図に基づいて説明すれば、ダイヤフラムフ
ロア3の上面には原子炉格納容器1の半径方向に
所定の間隔を隔てて同心状に2個のシールベロー
取付用リング6,7が突設されている。一方、原
子炉格納容器1の内周面にはダイヤフラムフロア
3の上方にこのダイヤフラムフロア3の上面と平
行して延在するようにダイヤフラムフロアシール
リング8が突設されている。また、このダイヤフ
ラムフロアシールリング8には原子炉格納容器1
の半径方向において前記シールベロー取付用リン
グ6,7と交互に配置されるように他の2個のシ
ールベロー取付用リング9,10が垂設されてい
る。さらに、ダイヤフラムフロア3の上面に突設
された各シールベロー取付用リング6,7と、原
子炉格納容器1の半径方向外側において各シール
ベロー取付用リング6,7に隣り合うダイヤフラ
ムフロアシールリング8の各シールベロー取付用
リング9,10との間には断面円弧状のベロー1
1,12がそれぞれ両端を接合されて設けられて
おり、このベロー11,12、ダイヤフラムフロ
ア3およびダイヤフラムフロアシールリング8等
よつて環状封止空間13が形成されている。な
お、第5図において符号3a,3bはそれぞれダ
イヤフラムフロアコンクリート、ダイヤフラムフ
ロア鉄骨梁を示す。
を第5図に基づいて説明すれば、ダイヤフラムフ
ロア3の上面には原子炉格納容器1の半径方向に
所定の間隔を隔てて同心状に2個のシールベロー
取付用リング6,7が突設されている。一方、原
子炉格納容器1の内周面にはダイヤフラムフロア
3の上方にこのダイヤフラムフロア3の上面と平
行して延在するようにダイヤフラムフロアシール
リング8が突設されている。また、このダイヤフ
ラムフロアシールリング8には原子炉格納容器1
の半径方向において前記シールベロー取付用リン
グ6,7と交互に配置されるように他の2個のシ
ールベロー取付用リング9,10が垂設されてい
る。さらに、ダイヤフラムフロア3の上面に突設
された各シールベロー取付用リング6,7と、原
子炉格納容器1の半径方向外側において各シール
ベロー取付用リング6,7に隣り合うダイヤフラ
ムフロアシールリング8の各シールベロー取付用
リング9,10との間には断面円弧状のベロー1
1,12がそれぞれ両端を接合されて設けられて
おり、このベロー11,12、ダイヤフラムフロ
ア3およびダイヤフラムフロアシールリング8等
よつて環状封止空間13が形成されている。な
お、第5図において符号3a,3bはそれぞれダ
イヤフラムフロアコンクリート、ダイヤフラムフ
ロア鉄骨梁を示す。
さらにダイヤフラムフロアシールベローズ装置
5について説明すれば、第6図に示すように、こ
のダイヤフラムフロアシールベローズ装置5には
シールベローズ漏洩試験用配管14の一端が環状
封止空間13に開口するようにして接続されてい
る。このシールベローズ漏洩試験用配管14は原
子炉格納容器1を貫通して該原子炉格納容器1外
に延在し、このシールベローズ漏洩試験用配管1
4の他端は図示しないシールベローズ漏洩試験装
置に接続されている。なお、シールベローズ漏洩
試験用配管14には原子炉格納容器1外に延在す
る部分に原子炉格納容器1側からシールベローズ
漏洩試験装置に向かつて仕切弁15、隔離弁1
6,17がこの順に介装されている。また、ダイ
ヤフラムフロアシールベローズ装置5には第4図
に示すようにシールベローズ加圧用配管18の一
端が環状封止空間13に開口するようにして接続
されている。このシールベローズ加圧用配管18
は原子炉格納容器1を貫通して該原子炉格納容器
1外に延在し、このシールベローズ加圧用配管1
8の他端は図示しないシールベローズ加圧装置に
接続されている。なお、このシールベローズ加圧
用配管18の原子炉格納容器1外に延在する部分
には隔離弁19,20が介装されている。
5について説明すれば、第6図に示すように、こ
のダイヤフラムフロアシールベローズ装置5には
シールベローズ漏洩試験用配管14の一端が環状
封止空間13に開口するようにして接続されてい
る。このシールベローズ漏洩試験用配管14は原
子炉格納容器1を貫通して該原子炉格納容器1外
に延在し、このシールベローズ漏洩試験用配管1
4の他端は図示しないシールベローズ漏洩試験装
置に接続されている。なお、シールベローズ漏洩
試験用配管14には原子炉格納容器1外に延在す
る部分に原子炉格納容器1側からシールベローズ
漏洩試験装置に向かつて仕切弁15、隔離弁1
6,17がこの順に介装されている。また、ダイ
ヤフラムフロアシールベローズ装置5には第4図
に示すようにシールベローズ加圧用配管18の一
端が環状封止空間13に開口するようにして接続
されている。このシールベローズ加圧用配管18
は原子炉格納容器1を貫通して該原子炉格納容器
1外に延在し、このシールベローズ加圧用配管1
8の他端は図示しないシールベローズ加圧装置に
接続されている。なお、このシールベローズ加圧
用配管18の原子炉格納容器1外に延在する部分
には隔離弁19,20が介装されている。
また、原子炉格納容器1のドライウエル1aに
は、第4図および第6図に示すように、例えば原
子炉格納容器圧力検出用配管21の一端が開口さ
れている。この原子炉格納容器圧力検出用配管2
1は原子炉格納容器貫通部21aを介して原子炉
格納容器1を貫通し、この原子炉格納容器圧力検
出用配管21の他端は図示しない原子炉格納容器
圧力検出装置に接続されている。なお、この原子
炉格納容器圧力検出用配管21には原子炉格納容
器1側から原子炉格納容器圧力検出装置に向かつ
て仕切弁22、隔離弁23,24がこの順に介装
されている。
は、第4図および第6図に示すように、例えば原
子炉格納容器圧力検出用配管21の一端が開口さ
れている。この原子炉格納容器圧力検出用配管2
1は原子炉格納容器貫通部21aを介して原子炉
格納容器1を貫通し、この原子炉格納容器圧力検
出用配管21の他端は図示しない原子炉格納容器
圧力検出装置に接続されている。なお、この原子
炉格納容器圧力検出用配管21には原子炉格納容
器1側から原子炉格納容器圧力検出装置に向かつ
て仕切弁22、隔離弁23,24がこの順に介装
されている。
さらに、シールベローズ漏洩試験用配管14に
おける仕切弁15および隔離弁16間と原子炉格
納容器圧力検出用配管21における仕切弁22お
よび隔離弁23間とは配管25によつて連通され
ている。
おける仕切弁15および隔離弁16間と原子炉格
納容器圧力検出用配管21における仕切弁22お
よび隔離弁23間とは配管25によつて連通され
ている。
続いて、ダイヤフラムフロアシールベローズ装
置5の作用について説明すれば、原子炉の運転時
においては、シールベローズ漏洩試験用配管14
の隔離弁16,17、シールベローズ加圧用配管
18の隔離弁19,20および原子炉格納容器圧
力検出用配管21の隔離弁23,24が閉とさ
れ、一方シールベローズ漏洩試験用配管14の仕
切弁15および原子炉格納容器圧力検出用配管2
1の仕切弁22が開とされる。そして、これによ
つてダイヤフラムフロアシールベローズ装置5の
環状封止空間13とドライウエル1aとが連通さ
れ両者の圧力平衡が図られる。
置5の作用について説明すれば、原子炉の運転時
においては、シールベローズ漏洩試験用配管14
の隔離弁16,17、シールベローズ加圧用配管
18の隔離弁19,20および原子炉格納容器圧
力検出用配管21の隔離弁23,24が閉とさ
れ、一方シールベローズ漏洩試験用配管14の仕
切弁15および原子炉格納容器圧力検出用配管2
1の仕切弁22が開とされる。そして、これによ
つてダイヤフラムフロアシールベローズ装置5の
環状封止空間13とドライウエル1aとが連通さ
れ両者の圧力平衡が図られる。
また、シールベローズ漏洩試験時においては原
子炉格納容器圧力検出用配管21の仕切弁22が
閉とされ、一方シールベローズ加圧用配管18の
隔離弁19,20が開とされ、環状封止空間13
にシールベローズ加圧装置から高圧の気体が送り
込まれる。また、シールベローズ漏洩試験用配管
14の隔離弁16,17が開とされ、シールベロ
ーズ漏洩試験装置により環状封止空間13内の圧
力変化が調べられ、ベロー11,12の漏洩の有
無が検出される。
子炉格納容器圧力検出用配管21の仕切弁22が
閉とされ、一方シールベローズ加圧用配管18の
隔離弁19,20が開とされ、環状封止空間13
にシールベローズ加圧装置から高圧の気体が送り
込まれる。また、シールベローズ漏洩試験用配管
14の隔離弁16,17が開とされ、シールベロ
ーズ漏洩試験装置により環状封止空間13内の圧
力変化が調べられ、ベロー11,12の漏洩の有
無が検出される。
しかし、このような原子炉格納容器1における
ダイヤフラムフロアシールベローズ装置5におい
てはドライウエル1aと環状封止空間13との圧
力平衡のため設けた配管25が原子炉格納容器1
外に置かれ、しかもこの配管25は原子炉格納容
器バウンダリを形成しているため原子炉格納容器
バウンダリが広くなり、また万一の事故時に配管
25の破断や仕切弁15,22等の故障が生じた
場合、放射性物質が原子炉格納容器の外部に放散
される危険性がある。
ダイヤフラムフロアシールベローズ装置5におい
てはドライウエル1aと環状封止空間13との圧
力平衡のため設けた配管25が原子炉格納容器1
外に置かれ、しかもこの配管25は原子炉格納容
器バウンダリを形成しているため原子炉格納容器
バウンダリが広くなり、また万一の事故時に配管
25の破断や仕切弁15,22等の故障が生じた
場合、放射性物質が原子炉格納容器の外部に放散
される危険性がある。
また、ドライウエル1aと環状封止空間13と
を連通させるに際し、原子炉格納容器圧力検出用
配管21のような既設の系統配管を利用できない
場合には、配管構成が複雑化すると共に原子炉格
納容器貫通部が新たに必要となるという難点があ
る。
を連通させるに際し、原子炉格納容器圧力検出用
配管21のような既設の系統配管を利用できない
場合には、配管構成が複雑化すると共に原子炉格
納容器貫通部が新たに必要となるという難点があ
る。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、配
管構成が簡単で原子炉格納容器バウンダリが狭く
また万一の事故時にも放射性物質が原子炉格納容
器の外部に放散されることのないダイヤフラムフ
ロアシールベローズ装置を提供することを目的と
する。
管構成が簡単で原子炉格納容器バウンダリが狭く
また万一の事故時にも放射性物質が原子炉格納容
器の外部に放散されることのないダイヤフラムフ
ロアシールベローズ装置を提供することを目的と
する。
特許請求の範囲第1項記載の発明は、原子炉格
納容器内をドライウエルおよびサプレツシヨンチ
エンバに区画するダイヤフラムフロアと原子炉格
納容器との間に2個のベローにより環状封止空間
を形成し、この環状封止空間にシールベローズ加
圧用配管およびシールベローズ漏洩試験用配管の
一端を開口させたダイヤフラムフロアシールベロ
ーズ装置において、前記シールベローズ加圧用配
管およびシールベローズ漏洩試験用配管の少なく
とも一方の前記ドライウエル内に延在する部分に
ドライウエル内にのみ延在し一端がドライウエル
内に開口する他の配管の他端を接続し、この配管
の途中に仕切弁を介装したものである。
納容器内をドライウエルおよびサプレツシヨンチ
エンバに区画するダイヤフラムフロアと原子炉格
納容器との間に2個のベローにより環状封止空間
を形成し、この環状封止空間にシールベローズ加
圧用配管およびシールベローズ漏洩試験用配管の
一端を開口させたダイヤフラムフロアシールベロ
ーズ装置において、前記シールベローズ加圧用配
管およびシールベローズ漏洩試験用配管の少なく
とも一方の前記ドライウエル内に延在する部分に
ドライウエル内にのみ延在し一端がドライウエル
内に開口する他の配管の他端を接続し、この配管
の途中に仕切弁を介装したものである。
また、特許請求の範囲第3項記載の発明は、原
子炉格納容器内をドライウエルおよびサプレツシ
ヨンチエンバに区画するダイヤフラムフロアと原
子炉格納容器との間に2個のベローにより環状封
止空間を形成するダイヤフラムフロアシールベロ
ーズ装置において、前記環状封止空間にドライウ
エル内にのみ延在し一端がドライウエル内に開口
する配管の他端を接続し、この配管の途中に仕切
弁を介装したものである。
子炉格納容器内をドライウエルおよびサプレツシ
ヨンチエンバに区画するダイヤフラムフロアと原
子炉格納容器との間に2個のベローにより環状封
止空間を形成するダイヤフラムフロアシールベロ
ーズ装置において、前記環状封止空間にドライウ
エル内にのみ延在し一端がドライウエル内に開口
する配管の他端を接続し、この配管の途中に仕切
弁を介装したものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説
明する。なお、従来のものと同一部分については
同一符号を付してその説明は省略する。
明する。なお、従来のものと同一部分については
同一符号を付してその説明は省略する。
第1図および第2図は特許請求の範囲第1項お
よび第2項記載の発明を適用した原子炉格納容器
1を示しており、この原子炉格納容器1のダイヤ
フラムフロアシールベローズ装置5にはシールベ
ローズ漏洩試験用配管14の一端が環状封止空間
13に開口されるようにして接続されている。こ
のシールベローズ漏洩試験用配管14の他端は図
示しないシールベローズ漏洩試験装置に接続され
ている。なお、このシールベローズ漏洩試験用配
管14には原子炉格納容器1外に延在する部分に
隔離弁16A,17Aが介装されている。一方、
このシールベローズ漏洩試験用配管14のドライ
ウエル1a内に延在する部分には常開弁である仕
切弁26の介装された他の配管27の一端が接続
されている。この配管27はドライウエル1a内
にのみ延在し、その他端はドライウエル1a内に
開口している。また、ダイヤフラムフロアシール
ベローズ装置5には、第1図に示すように、シー
ルベローズ加圧用配管18の一端が環状封止空間
13に開口するようにして接続されている。この
シールベローズ加圧用配管18は原子炉格納容器
1を貫通して該原子炉格納容器1外に延在してお
り、このシールベローズ加圧用配管18の他端は
図示しないシールベローズ加圧装置に接続されて
いる。なお、このシールベローズ加圧用配管18
には原子炉格納容器1外に延在する部分に隔離弁
19,20が介装されている。
よび第2項記載の発明を適用した原子炉格納容器
1を示しており、この原子炉格納容器1のダイヤ
フラムフロアシールベローズ装置5にはシールベ
ローズ漏洩試験用配管14の一端が環状封止空間
13に開口されるようにして接続されている。こ
のシールベローズ漏洩試験用配管14の他端は図
示しないシールベローズ漏洩試験装置に接続され
ている。なお、このシールベローズ漏洩試験用配
管14には原子炉格納容器1外に延在する部分に
隔離弁16A,17Aが介装されている。一方、
このシールベローズ漏洩試験用配管14のドライ
ウエル1a内に延在する部分には常開弁である仕
切弁26の介装された他の配管27の一端が接続
されている。この配管27はドライウエル1a内
にのみ延在し、その他端はドライウエル1a内に
開口している。また、ダイヤフラムフロアシール
ベローズ装置5には、第1図に示すように、シー
ルベローズ加圧用配管18の一端が環状封止空間
13に開口するようにして接続されている。この
シールベローズ加圧用配管18は原子炉格納容器
1を貫通して該原子炉格納容器1外に延在してお
り、このシールベローズ加圧用配管18の他端は
図示しないシールベローズ加圧装置に接続されて
いる。なお、このシールベローズ加圧用配管18
には原子炉格納容器1外に延在する部分に隔離弁
19,20が介装されている。
続いて、この実施例のダイヤフラムフロアシー
ルベローズ装置5の作用を説明すれば、原子炉の
運転時には、シールベローズ漏洩試験用配管14
の隔離弁16A,17Aとシールベローズ加圧用
配管18の隔離弁19,20とが閉とされ、一方
配管27に介装された仕切弁26が開とされる。
そして、これによつてダイヤフラムフロアシール
ベローズ装置5の環状封止空間13とドライウエ
ル1aとが連通され両者の圧力平衡が図られる。
この結果、例えば原子炉冷却材喪失事故時におい
て環状封止空間13とドライウエル1aとの間に
差圧を生じることがなくなり、ベロー11,12
の健全性が図られることになる。
ルベローズ装置5の作用を説明すれば、原子炉の
運転時には、シールベローズ漏洩試験用配管14
の隔離弁16A,17Aとシールベローズ加圧用
配管18の隔離弁19,20とが閉とされ、一方
配管27に介装された仕切弁26が開とされる。
そして、これによつてダイヤフラムフロアシール
ベローズ装置5の環状封止空間13とドライウエ
ル1aとが連通され両者の圧力平衡が図られる。
この結果、例えば原子炉冷却材喪失事故時におい
て環状封止空間13とドライウエル1aとの間に
差圧を生じることがなくなり、ベロー11,12
の健全性が図られることになる。
また、シールベローズ漏洩試験時においては配
管27の仕切弁26が閉とされ、一方、シールベ
ローズ加圧用配管18の隔離弁19,20が開と
され、環状封止空間13にシールベローズ加圧装
置から高圧の気体が送り込まれる。またシールベ
ローズ漏洩試験用配管14の隔離弁16A,17
Aが開とされ、シールベローズ漏洩試験装置によ
り環状封止空間13内の圧力変化が調べられ、ベ
ロー11,12の漏洩の有無が検出される。
管27の仕切弁26が閉とされ、一方、シールベ
ローズ加圧用配管18の隔離弁19,20が開と
され、環状封止空間13にシールベローズ加圧装
置から高圧の気体が送り込まれる。またシールベ
ローズ漏洩試験用配管14の隔離弁16A,17
Aが開とされ、シールベローズ漏洩試験装置によ
り環状封止空間13内の圧力変化が調べられ、ベ
ロー11,12の漏洩の有無が検出される。
このダイヤフラムフロアシールベローズ装置5
によれば、ドライウエル1a内に配管27を設け
ているため、従来原子炉格納容器1外に設置され
ていた配管25(第4図、第6図)が不要とな
る。この結果、原子炉格納容器バウンダリを構成
する配管の数を減らすことができるので原子炉格
納容器バウンダリを狭くすることが可能である。
によれば、ドライウエル1a内に配管27を設け
ているため、従来原子炉格納容器1外に設置され
ていた配管25(第4図、第6図)が不要とな
る。この結果、原子炉格納容器バウンダリを構成
する配管の数を減らすことができるので原子炉格
納容器バウンダリを狭くすることが可能である。
また配管27はドライウエル1a内にのみ延在
しているので、配管27の破断時においても放射
性物質が外部に漏洩されることはない。
しているので、配管27の破断時においても放射
性物質が外部に漏洩されることはない。
さらに、配管構成が簡単になるという利点を有
すると共に、第6図に示す原子炉格納容器貫通部
21aが不要となるという利点がある。
すると共に、第6図に示す原子炉格納容器貫通部
21aが不要となるという利点がある。
なお、前記においてはシールベローズ漏洩試験
用配管14のドライウエル1a内に延在する部分
に配管27の一端が接続されているものについて
説明してきたが、特許請求の範囲第1項記載の発
明はかかるものに限定されず、シールベローズ加
圧用配管18のドライウエル1a内に延在する部
分に配管27の一端を接続したものであつても良
いものである。
用配管14のドライウエル1a内に延在する部分
に配管27の一端が接続されているものについて
説明してきたが、特許請求の範囲第1項記載の発
明はかかるものに限定されず、シールベローズ加
圧用配管18のドライウエル1a内に延在する部
分に配管27の一端を接続したものであつても良
いものである。
また、第3図は特許請求の範囲第3項および第
4項記載の発明の実施例を示すもので、この実施
例のダイヤフラムフロアシールベローズ装置5は
環状封止空間13とドライウエル1aとが仕切弁
26Aの介装された配管27Aにより直接連通さ
れるようになされている。その他の構成について
は第1図および第2図のものと同様であり、この
実施例によつても前述の実施例と同様の効果を得
ることができる。
4項記載の発明の実施例を示すもので、この実施
例のダイヤフラムフロアシールベローズ装置5は
環状封止空間13とドライウエル1aとが仕切弁
26Aの介装された配管27Aにより直接連通さ
れるようになされている。その他の構成について
は第1図および第2図のものと同様であり、この
実施例によつても前述の実施例と同様の効果を得
ることができる。
以上説明したように特許請求の範囲第1項およ
び第3項記載の発明によれば、環状封止空間とド
ライウエルとの圧力平衡を図るための配管が、従
来のように原子炉格納容器外に設置されず、ドラ
イウエル内に設置されているので、原子炉格納容
器バウンダリを構成する配管の本数を減らすこと
ができ、したがつて全体として原子炉格納容器バ
ウンダリが狭くなるという利点がある。また、前
記配管がドライウエル内にのみ延在しているの
で、該配管が万一の事故等により破断した場合に
あつても放射性物質が外部に放散されることはな
い。さらの配管構成が全体として簡単になるとい
う利点を有する。
び第3項記載の発明によれば、環状封止空間とド
ライウエルとの圧力平衡を図るための配管が、従
来のように原子炉格納容器外に設置されず、ドラ
イウエル内に設置されているので、原子炉格納容
器バウンダリを構成する配管の本数を減らすこと
ができ、したがつて全体として原子炉格納容器バ
ウンダリが狭くなるという利点がある。また、前
記配管がドライウエル内にのみ延在しているの
で、該配管が万一の事故等により破断した場合に
あつても放射性物質が外部に放散されることはな
い。さらの配管構成が全体として簡単になるとい
う利点を有する。
第1図は特許請求の範囲第1項および第2項記
載の発明を適用した原子炉格納容器の縦断面図、
第2図は第1図のダイヤフラムフロアシールベロ
ーズ装置近傍の拡大図、第3図は特許請求の範囲
第3項および第4項記載の発明を示す第2図と同
様の図、第4図は従来の原子炉格納容器の縦断面
図、第5図はダイヤフラムフロアシールベローズ
装置の断面斜視図、第6図は第4図のダイヤフラ
ムフロアシールベローズ装置近傍の拡大図であ
る。 1……原子炉格納容器、2a……ペデスタル、
3……ダイヤフラムフロア、5……ダイヤフラム
フロアシールベローズ装置、26,26A……仕
切弁、27,27A……連通配管。
載の発明を適用した原子炉格納容器の縦断面図、
第2図は第1図のダイヤフラムフロアシールベロ
ーズ装置近傍の拡大図、第3図は特許請求の範囲
第3項および第4項記載の発明を示す第2図と同
様の図、第4図は従来の原子炉格納容器の縦断面
図、第5図はダイヤフラムフロアシールベローズ
装置の断面斜視図、第6図は第4図のダイヤフラ
ムフロアシールベローズ装置近傍の拡大図であ
る。 1……原子炉格納容器、2a……ペデスタル、
3……ダイヤフラムフロア、5……ダイヤフラム
フロアシールベローズ装置、26,26A……仕
切弁、27,27A……連通配管。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原子炉格納容器内をドライウエルおよびサプ
レツシヨンチエンバに区画するダイヤフラムフロ
アと原子人手格納容器との間に2個のベローによ
り環状封止空間を形成し、この環状封止空間にシ
ールベローズ加圧用配管およびシールベローズ漏
洩試験用配管の一端を開口させたダイヤフラムフ
ロアシールベローズ装置において、前記シールベ
ローズ加圧用配管およびシールベローズ漏洩試験
用配管の少なくとも一方の前記ドライウエル内に
延在する部分にドライウエル内にのみ延在し一端
がドライウエル内に開口する他の配管の他端を接
続し、この配管の途中に仕切弁を介装したことを
特徴とするダイヤフラムフロアシールベローズ装
置。 2 前記他の配管に介装される仕切弁は常開弁で
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のダイヤフラムフロアシールベローズ装置。 3 原子炉格納容器内をドライウエルおよびサプ
レツシヨンチエンバに区画するダイヤフラムフロ
アと原子炉格納容器との間に2個のベローにより
環状封止空間を形成するダイヤフラムフロアシー
ルベローズ装置において、環状封止空間にドライ
ウエル内にのみ延在し一端がドライウエル内に開
口する配管の他端を接続し、この配管の途中に仕
切弁を介装したことを特徴とするダイヤフラムフ
ロアシールベローズ装置。 4 前記他の配管に介装される仕切弁は常開弁で
あることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載
のダイヤフラムフロアシールベローズ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59126143A JPS614994A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | ダイヤフラムフロアシ−ルベロ−ズ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59126143A JPS614994A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | ダイヤフラムフロアシ−ルベロ−ズ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS614994A JPS614994A (ja) | 1986-01-10 |
JPH0420154B2 true JPH0420154B2 (ja) | 1992-03-31 |
Family
ID=14927737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59126143A Granted JPS614994A (ja) | 1984-06-19 | 1984-06-19 | ダイヤフラムフロアシ−ルベロ−ズ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS614994A (ja) |
-
1984
- 1984-06-19 JP JP59126143A patent/JPS614994A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS614994A (ja) | 1986-01-10 |
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