JPH04199416A

JPH04199416A - タッチパネル入力方法

Info

Publication number: JPH04199416A
Application number: JP2333297A
Authority: JP
Inventors: Isamu Haneda; 勇羽田; Shuichi Kawabata; 川端　修一; Hiroshi Tsujioka; 寛辻岡
Original assignee: Sharp Corp
Current assignee: Sharp Corp
Priority date: 1990-11-29
Filing date: 1990-11-29
Publication date: 1992-07-20
Anticipated expiration: 2012-02-26
Also published as: JP2584535B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野コ本発明は、例えば電子メモや多機能電卓の如くタッチパ
ネル入力方式を採用しているシステムにおいて、特にペ
ンまたは指による入力が可能なタッチパネル入力方法に
関する。

［従来の技術］従来、この種のタッチパネルにおいてペンによる手書き
入力を行なう場合、その画面の一部、例えば最上行には
アイコン（ＩＣＯＮ・像）も同時に表示され、このアイ
コンを指示することにより他のモードに制御か移行した
り、他の機能に制御を移すことができるようになってい
るのが一般的である。

［発明が解決しようとする課題］ところで、このアイコンをペンたけでなく指でも操作で
きるようにしようとすると、画面が描画されるのかアイ
コンによる入力なのかを判別しなければならないが、従
来はペンと指の双方による入力とを明確に区別して処理
できるものが無く、かかる入力方式の出現が望まれてい
た。

［課題を解決するための手段］少なくともタッチパネルのタッチ位置とそこにかかる押
し圧とを検出し、前記タッチ位置からタッチパネルへの
最初の入力が手書き入力領域内と判断されたときは、ペ
ン入力モードに切り換えて前記押し圧が所定設定値以上
のもののみを読み取り、それ以外のときは指入力モード
にして押し圧を前記所定設定値よりも低い値で読み取る
。

なお、ペン入力モードから指入力モードへの切り換えは
、例えば１回の描画が終わった時（−度、ペンが離れた
時）に行なわれる。また、手書き以外の領域（範囲）で
は指入力モードである。

［作用］上記の如くすることにより、ペンまたは指による入力を
明確に区別して処理できるようにする。

なお、押し圧はペンの場合はペン先が細いために高く、
指の場合はタッチパネルにかかる面積が広いために低く
なることを利用してそれぞれ検出する。つまり、押し圧
の高低をタッチパネル間の接触抵抗値の大小に応じた電
圧信号に変換して検出することとする。

［実施例コ第１図は本発明の実施例を示すフローチャート、第２図
は本発明が実施される装置外観図、第３図はタッチパネ
ルの構成概要図、第４図はタッチパネルの等価回路図、
第５図は押し圧検出方法を説明するための概要図である
。

まず、第２図から第５図につき説明する。

すなわち、電子メモ等のシステムは第２図に示すように
、表示体の上にタッチパネルを載せた表示部１と、キー
ボード部２とを有し、中央処理装置（ＣＰ　Ｕ）を内蔵
して構成される。

タッチパネルは第３図に示すように、上下２枚のパネル
３ａ、３ｂ（同図（Ａ）は上パネル、同図（Ｂ）は下パ
ネルをそれぞれ示す）を張り合わせたものからなり、こ
こでは抵抗（Ｒ１のろ図示されている）を利用しその押
下位置をアナログ式で検出する、良く知られたタイプの
ものが用いられる。

すなわち、第４図の等価回路からも明らかなように、タ
ッチパネル３はＸ座標検出用上パネルの電極４．５、Ｘ
座標検出用下パネルの電極６，７、各電極に電圧を印加
するための制御回路８，９゜１０．１１等から構成され
、タッチした位置の検出は以下のように行なわれる。

（イ）上パネルの電極４．５に電圧を印加する。

このため、制御回路８の制御信号Ｃ１をハイにして電極
４に正電圧Ｖｃｃを印加する。一方、制御回路９の制御
信号Ｃ２をハイにして電極５に抵抗Ｒ３を通してＯＶに
接続する。

（ロ）電極４と５の間にはリニアな抵抗Ｒ１か分布して
おり、これにより押下した位置に相当する電圧が、電極
７を介してアナログ信号Ａ／Ｄ２として取り出される。

この信号は、Ａ／Ｄ　（アナログ／ディジタル）変換さ
れて図示されないＣＰＵに与えられので、Ｃ’Ｐ　Ｕは
このディジタル量から押下したＸ座標を知ることができ
る。

（ハ）Ｘ座標も、上記と同様にして知ることかできる。

すなわち、制御回路１０の制御信号Ｃ３をハイにして電
極６に正電圧ＶＣＣを印加する一方、制御回路１１の制
御信号Ｃ４をハイにして電極７に抵抗Ｒ４を通してＯｖ
に接続する。

（ニ）電極６と７の間にはリニアな抵抗Ｒ２が分布して
おり、これにより押下した位置に相当する電圧が、電極
５を介してアナログ信号Ａ／Ｄ１として取り出され、Ｃ
ＰＵはこのアナログ信号へ／′Ｄ１をディジタル量に変
換した値から、押下したＸ座標を知ることかできる。

次に、押し圧の検出方法につき第５図を参照して説明す
る。

（１）同図（Ａ、　）の如く、電極４に電圧ＶＣＣを印
加し、電極７には外部抵抗Ｒ４を介してＯＶに接続する
。このとき、制御回路９と１０はオフしておく。

（２）同図（Ｂ）に示すように、上、下パネル３Ａ、３
Ｂの押す強さにより、その上下間の接触抵抗値Ｒ５が変
化する。したがって、この抵抗値を知ることにより押し
圧を検出することができる。

（３）すなわち、同図（Ａ）の如く接続すれば、接触抵
抗値Ｒ５と外部抵抗Ｒ４とで抵抗分割された電圧値Ａ／
Ｄ２が得られるので、これをＡ／Ｄ変換してＣＰＵに与
えることにより、ＣＰＵは押し圧を判断することができ
る。そして、ＣＰＵはこの押し圧を知ることでタッチパ
ネル入力を知り、入力有りと判断されたら、Ｘ座標、Ｘ
座標の読み取りを開始するわけである。

つぎに、本発明による入力方法につき第１図を参照して
説明する。

このルーチンは一定期間間隔の割り込みルーチンで処理
され、アプリケーションプログラム（単にアプリともい
う）からコールするか、しないかを決めることができる
。なお、このルーチンのコール時には、次のフラグは既
に設定されているものとする。

手書き待ちフラグ・手書きモードを示す。

（ＬＥＶＥＬ）フラグ　二〇にしてコールする。

（ＫＥＹＯ）フラグ　　：アイコンの場合はチャツタ−
カウンタとして使用し、０にしてコールする。

なお、手書き入力待ちの時は、押された位置が描画範囲
（領域）内かどうか判断する。

リターン結果は、手書き描画範囲のときは、１−　（ＬＥＶＥＬＩＩデー
タ有りのときは、１→ＣＦとする。

各ステップについて説明する。

（ステップ１）まず、既に手書きの描画中かどうかを判
断し、描画中（Ｎ）ならばステップ６へ進む。

（ステップ２）タッチパネル入力があるかどうかを通常
のレベルでチエツクし、入力が無いときはステップ１５
へ進む。

（ステップ３）手書きモードの描画待ちかどうかをチエ
ツクする。そうでない場合はステップ１１へ進む。

（ステップ４）手書きの描画範囲をチエツクするため、
位置を上述の如き方法で読み取る。

（ステップ５）手書きの描画範囲でないときは、ステッ
プ１２に進む。

（ステップ６）押し圧を上記のようにして検出し、それ
が一定レベル（Ｌ２）以上であるかどうかをチエツクす
る。手書きの描画レベル（Ｌｌ：ＬｌくＬ２）以下のと
きは、押されていないと判断してステップ１６に進む。

なお、アプリはリターン時ニ（ＬＥＶＥＬ）　＝　１　
テ、ＣＦ＝０ならば、描画は終ワッたものと判断する。

（ステップ７）描画中であることを示すために、１−　
（ＬＥｖＥＬＨとする。

（ステップ８）位置を読み取る。もし、位置が描画範囲
外のときは、アプリで判断して表示も行なわない。

（ステップ９）データかあることを示すために、１−Ｃ
Ｆとする。

（ステップ１０）コールされたもとのルーチンに戻る。

（ステップ１１）手書き待ちでない場合は、位置を読み
取る。

（ステップ１２）読み取った位置にアイコンがあるかど
うかをチエツクし、ない場合はステップ１５へ進む。

（ステップ１３）アイコンのチャツタ−をチエツクする
ために、フラグ（ＫＥＹＯ）をプラス１する。

（ステップ１４）この値が所定値ＫＥＹＯＫに達したな
らばアイコンを有効にし、そうでなければステップ１６
へ進む。

（ステップ１５）入力位置がアイコンの位置でない場合
は、０→（ＫＥＹＯ）とし、入力無しを示す。

（ステップ１６）データが無いことを示すために、０−
ＣＦとする。

（ステップ１７）コールされたもとのルーチンに戻る。

このように、タッチパネルのタッチ位置とそこにかかる
押し圧とを検出し、前記タッチ位置からタッチパネルへ
の最初の入力が手書き入力領域内と判断されたときは、
ペン入力モードに切り換えて前記押し圧が所定設定値（
Ｌ２）以上のものだけを読み取り、それ以外のときは指
入力モードにして押し圧を前記所定設定値よりも低い値
（Ｌｌ）で読み取ることにより、ペンまたは指による入
力を明確に区別して処理することができる。

［発明の効果コ本発明によれば、ペンまたは指による入力を明確に区別
して処理することができるので、操作性が著しく向上す
る利点が得られる。また、押し圧が検出できるので、指
入力を軽いタッチで実行することができ、ペン入力の場
合は描画中の不安定なデータの読み取りを回避すること
が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示すフローチャート、第２図
は本発明が実施される装置外観図、第３図はタッチパネ
ルの構成概要図、第４図は夕・ソチ／ぐネルの等価回路
図、第５図は押し圧検出方法を説明するための概要図で
ある。１・・・表示部、２・・・キーボード部、３・・・夕・
ソチ１＜ネル、３ａ・・・上パネル、３ｂ・・・下パネ
ル、４〜７・・・電極、８〜１１・・・制御回路、０１
〜Ｃ４・・・制御信号、Ｒ１−Ｒ５・・・抵抗。第３図第２図箒４図第１図Ｓ　Ｇ　　　　＜　Ａ）第５図

Claims

【特許請求の範囲】

少なくともタッチパネルのタッチ位置とそこにかかる押
し圧とを検出し、前記タッチ位置からタッチパネルへの
最初の入力が手書き入力領域内と判断されたときは、ペ
ン入力モードに切り換えて前記押し圧が所定設定値以上
のもののみを読み取り、それ以外のときは指入力モード
にして押し圧を前記所定設定値よりも低い値で読み取る
ことを特徴とするタッチパネル入力方法。