JPH0419711Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419711Y2 JPH0419711Y2 JP14753585U JP14753585U JPH0419711Y2 JP H0419711 Y2 JPH0419711 Y2 JP H0419711Y2 JP 14753585 U JP14753585 U JP 14753585U JP 14753585 U JP14753585 U JP 14753585U JP H0419711 Y2 JPH0419711 Y2 JP H0419711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jig
- base
- electron gun
- slider
- bead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 17
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は陰極線管の電子銃組立工程のうち、
電子銃を構成する各電極をビードガラスで固定す
る工程において、組立治具に装着した各電極を固
定するとともに、その組立治具を支承するビード
治具に関する。
電子銃を構成する各電極をビードガラスで固定す
る工程において、組立治具に装着した各電極を固
定するとともに、その組立治具を支承するビード
治具に関する。
第2図は従来のビード治具の正面図で、1はベ
ースで、中央部に電子銃組立治具2を保持してこ
れを支承する保持機構3が設けられている。5,
6は一端がベース1に、他端がハンドルホルダ6
に強固に固着されている支柱で、1,4,5,6
で枠体7を構成している。8はスライダで、両端
がボールブツシユ9を介して支柱4,5に支承さ
れており、ハンドル10とロツド11で構成され
ている進退機構12により、ベース1に対して平
行な姿勢でもつて進退するように構成されてお
り、スライダ8の中央部には、電子銃組立治具2
と協動して該電子銃組立治具2に装てんされてい
る各電極を押圧し、正確な位置に固定する固定治
具13が保持されている。
ースで、中央部に電子銃組立治具2を保持してこ
れを支承する保持機構3が設けられている。5,
6は一端がベース1に、他端がハンドルホルダ6
に強固に固着されている支柱で、1,4,5,6
で枠体7を構成している。8はスライダで、両端
がボールブツシユ9を介して支柱4,5に支承さ
れており、ハンドル10とロツド11で構成され
ている進退機構12により、ベース1に対して平
行な姿勢でもつて進退するように構成されてお
り、スライダ8の中央部には、電子銃組立治具2
と協動して該電子銃組立治具2に装てんされてい
る各電極を押圧し、正確な位置に固定する固定治
具13が保持されている。
このビード治具は、電子銃組立治具2に各電極
を所定の順序で装てんし、ハンドル10を操作し
てスライダ8をベース1に向つて進め、固定治具
13で当該組立治具2に装てんされている各電極
を押圧し、固定した各電極の各取付脚に、溶融し
たビードガラスを両側から挾持するように押圧し
て融着させ、冷却硬化させたのちスライダ8を後
退させて、組立治具2から電子銃を脱着するよう
に用いられる。
を所定の順序で装てんし、ハンドル10を操作し
てスライダ8をベース1に向つて進め、固定治具
13で当該組立治具2に装てんされている各電極
を押圧し、固定した各電極の各取付脚に、溶融し
たビードガラスを両側から挾持するように押圧し
て融着させ、冷却硬化させたのちスライダ8を後
退させて、組立治具2から電子銃を脱着するよう
に用いられる。
上記のようにして組立てられる電子銃は、組立
治具2と、固定治具13とにより正しい位置関係
でもつて、各電極が固定保持される必要があり、
このためには、スライダ8が、ベース1に対し
て、常に平行な位置関係を保つて進退することが
必要である。
治具2と、固定治具13とにより正しい位置関係
でもつて、各電極が固定保持される必要があり、
このためには、スライダ8が、ベース1に対し
て、常に平行な位置関係を保つて進退することが
必要である。
しかるに、従来のビード治具は、枠体7が4つ
の部材1,4,5,6を組立て、ボルト締などに
より一体に固着したものであるから、複数のビー
ド治具間のばらつきがあり、また、ボールブツシ
ユ9自体の精度およびその構造から、スライダ8
をベース1に対して平行に保つ精度が充分でない
ため、得られる電子銃の組立精度のばらつきが大
きいという問題点があつた。
の部材1,4,5,6を組立て、ボルト締などに
より一体に固着したものであるから、複数のビー
ド治具間のばらつきがあり、また、ボールブツシ
ユ9自体の精度およびその構造から、スライダ8
をベース1に対して平行に保つ精度が充分でない
ため、得られる電子銃の組立精度のばらつきが大
きいという問題点があつた。
この考案は、このような問題点の解決を目的と
してなされたもので、ばらつきの小さい電子鏡組
立を実現できるビード治具を得ることを目的とす
る。
してなされたもので、ばらつきの小さい電子鏡組
立を実現できるビード治具を得ることを目的とす
る。
この考案は、枠体を一体の部材で構成するとと
もに、スライダのガイド機構を、直線運動軸受機
構で構成したものである。
もに、スライダのガイド機構を、直線運動軸受機
構で構成したものである。
枠体を一体の部材で構成し、切削加工等を施し
て所定の寸法精度に仕上げたので、複数のビード
治具間の寸法のばらつきを、充分に小さいものと
することができる。
て所定の寸法精度に仕上げたので、複数のビード
治具間の寸法のばらつきを、充分に小さいものと
することができる。
また、スライダのガイド機構を、直線運動軸受
機構で構成したので、枠体の寸法精度の向上とあ
いまつて、スライダのベースに対する平行度の繰
返し精度を高くすることができる。
機構で構成したので、枠体の寸法精度の向上とあ
いまつて、スライダのベースに対する平行度の繰
返し精度を高くすることができる。
第1図はこの考案の一実施例の正面図で、枠体
7は、例えば厚鋼板かちら切削加工等による削り
出した部材で構成されており、7aはベース、7
b,7cは平行に形成されているスライダ8のガ
イド、7dはハンドルホルダを構成する。スライ
ダ8はガイド7b,7cと平行に形成されている
アーム8a,8bを有し、ガイド7b,7cとの
間に配設されているリニヤローラ軸受14を介し
て衝動可能に支承され、進退機構12により進退
するように構成されている。
7は、例えば厚鋼板かちら切削加工等による削り
出した部材で構成されており、7aはベース、7
b,7cは平行に形成されているスライダ8のガ
イド、7dはハンドルホルダを構成する。スライ
ダ8はガイド7b,7cと平行に形成されている
アーム8a,8bを有し、ガイド7b,7cとの
間に配設されているリニヤローラ軸受14を介し
て衝動可能に支承され、進退機構12により進退
するように構成されている。
このように構成されているビード治具は、枠体
7の寸法精度が、切削加工精度まで高められるの
で、ビード治具相互間のばらつきが小さくなると
ともに、従来のボールブツシユによる平行精度が
20μm程度が限度であつたものが、リニヤローラ
軸受では10μm以下になるので、これらが相まつ
て、電子銃の組立精度が大幅に向上する。
7の寸法精度が、切削加工精度まで高められるの
で、ビード治具相互間のばらつきが小さくなると
ともに、従来のボールブツシユによる平行精度が
20μm程度が限度であつたものが、リニヤローラ
軸受では10μm以下になるので、これらが相まつ
て、電子銃の組立精度が大幅に向上する。
なお、上記実施例では、枠体7を一体の厚鋼板
から削り出したが、溶接により枠体を形成し、そ
の後所望精度の加工を施したものでもよい。
から削り出したが、溶接により枠体を形成し、そ
の後所望精度の加工を施したものでもよい。
また、上記実施例では、ガイド機構をリニヤロ
ーラ軸受で構成したが、この例に限られるもので
はなく、リニヤボールベアリング等の直線運動軸
受機構が広く適用できる。
ーラ軸受で構成したが、この例に限られるもので
はなく、リニヤボールベアリング等の直線運動軸
受機構が広く適用できる。
この考案は、電子銃組立治具を保持するベース
およびスライダのガイド部材を構成する枠体を一
体の部材で構成するとともに、上記スライダを、
直線運動軸受機構を介して上記ガイド部材で支承
する構成としたので、複数のビード治具の枠体間
の寸法精度のばらつきが少なくなるとともに、ビ
ード治具のスライダのベースに対する平行度の繰
返し精度も向上するので、このビード治具を用い
て組立てた電子銃の組立精度のばらつきを小さく
することができる。
およびスライダのガイド部材を構成する枠体を一
体の部材で構成するとともに、上記スライダを、
直線運動軸受機構を介して上記ガイド部材で支承
する構成としたので、複数のビード治具の枠体間
の寸法精度のばらつきが少なくなるとともに、ビ
ード治具のスライダのベースに対する平行度の繰
返し精度も向上するので、このビード治具を用い
て組立てた電子銃の組立精度のばらつきを小さく
することができる。
第1図はこの考案の一実施例の正面図、第2図
は従来の電子銃ビード組立治具の正面図である。 2……電子銃組立治具、3……保持機構、7…
…枠体、7a……ベース、7b,7c……ガイド
部材、8……スライダ、12……進退機構、13
……固定治具、14……リニヤローラ軸受。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、または
相当部分を示す。
は従来の電子銃ビード組立治具の正面図である。 2……電子銃組立治具、3……保持機構、7…
…枠体、7a……ベース、7b,7c……ガイド
部材、8……スライダ、12……進退機構、13
……固定治具、14……リニヤローラ軸受。 なお、図中、同一符号はそれぞれ同一、または
相当部分を示す。
Claims (1)
- 一体の部材で構成され、ベースを形成する一辺
と、このベースの両側辺でスライドガイド部材を
形成する枠体と、上記ベースに設けられている電
子銃組立治具の保持機構と、両端が直線運動軸受
機構を介して上記スライドガイド部材に支承され
上記電子銃組立治具と協動する固定治具を保持し
ているスライダと、このスライダを上記ベースに
対して進退させる機構とを備えた電子銃組立用ビ
ード治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14753585U JPH0419711Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14753585U JPH0419711Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6254454U JPS6254454U (ja) | 1987-04-04 |
JPH0419711Y2 true JPH0419711Y2 (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=31060987
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14753585U Expired JPH0419711Y2 (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419711Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP14753585U patent/JPH0419711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6254454U (ja) | 1987-04-04 |
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