JPH04194301A - ターボ機械の翼面上付着物除去装置 - Google Patents

ターボ機械の翼面上付着物除去装置

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Publication number
JPH04194301A
JPH04194301A JP32291990A JP32291990A JPH04194301A JP H04194301 A JPH04194301 A JP H04194301A JP 32291990 A JP32291990 A JP 32291990A JP 32291990 A JP32291990 A JP 32291990A JP H04194301 A JPH04194301 A JP H04194301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vane
deposit
edge member
front edge
blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP32291990A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kato
泰弘 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH04194301A publication Critical patent/JPH04194301A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はターボ機械における性能及び信頼性改善に係り
、特に、翼面の付着物の除去装置に関する。
〔従来の技術〕
大気吸込みの圧縮機、送風機、ガスタービンなどのター
ボ機械では空気中の塵埃などの固形物が翼面上に付着し
やすい、空気中の塵埃は、まず、翼の前縁部より付着し
始め、この状態で運転を継続すると付着物は翼の全面に
増大していく。付着した固形物は翼表面に不均一に分布
し、結果的には翼の面粗さを増すことになる。このよう
な状態で使用していると、ターボ機械の大幅な性能低下
〜を招くだけでなく、作動点が設計点からずれることに
より、翼の失速現象を生じ、翼の共振による疲労破損な
どの不具合が発生することもある。従って、連続運転中
のターボ機械の性能低下、信頼性低下を未然に防ぐには
、翼面上の付着物を除去する必要がある。従来の付着物
除去装置は、特開昭53−178W号公報に記載されて
いる。上記付着物除去装置は静翼の周囲を付着物除去用
部材で間隙をもって囲み、静翼を運動機構で動かすこと
により付着物を除去している。
また従来の付着物除去装置には特開昭55−11489
9号公報に記載された例もある。この付着物除去装置は
翼の表面に多数の小孔を設け、回転軸内を通して空気又
は水を小孔より噴出させることにより、翼表面に固形物
が付着することを防いでいる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第一の従来例では運転中に付着物を除去する際。
静翼をケーシング外へ動かすため周方向の均一流れが乱
され、性能の低下を招くという問題がある。
第二の従来例では翼表面に多数の小孔を設ける必要があ
るため、製作コストが増し、また翼の強度が低下すると
いう問題があった。
本発明の目的は、真面上への付着物が堆積していく主要
因とな葛翼前縁部の付着物を簡便にかつ確実に除去でき
る装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち本発明はターボ機械の運転中に、翼前縁部に固
形物が付着すると、前記前縁部材を回動し、ケーシング
に固定された固定翼部材との接触により付着物を除去で
きるようにし、所期の目的を達成するようにしたもので
ある。
〔作用〕
すなわちこのように形成すると前縁部材に付着した付着
物が、ケーシングに固定された固定翼部材によりかき取
られるため、翼面上の付着物増大の原因となる前縁部の
付着物が確実に除去しうろことができる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図と第2図を用いて説明
する。第1図は本発明を実施した多段軸流圧縮機横断面
図を示すもので、第2図は第1図の■祖国を示す。多段
軸流圧縮機は第1図に示すようにケーシング1により構
成される環状流路2内のケーシング内面に取付けられた
静翼3と動翼4を配置して回転するロータ5をもって構
成され。
ロータ5は別置のモータやタービンなどにより駆動され
る。静翼3の向上流側に位置する静翼3aは、第2図に
示すように固定翼部材6と円形断面をもつ前縁部材7と
に分割されており、固定翼部材6はケーシング1に固定
さ九ている。一方、前縁部材7は支軸8で支持されてお
り、支軸8はケーシング1の周囲に設けられたリング9
と2ケのリンク機構10.10aと結合されている。
次にこのように形成された翼面上付着物除去装置の動作
を説明する。第3図に示すように真面付着物11の除去
が必要となった場合には、別置の駆動装置によりリング
10を周方向に動かすと、リンク機構10,10aを介
して、前縁部材7は支軸8を中心に回動する。
本発明により第4図に示すように、固形物が付着した前
縁部材7を回動させることにより、付着物11は固定翼
部材6によりかき取られ、飛散していくため、確実かつ
効果的に真面付着物を除去できる。本発明による翼面上
付着物除去を定期的に実施すれば圧縮機性能は計画状態
に維持出来、ひいては、駆動動力の浪費も防止できるた
め省エネルギにも寄与8来る。また、前縁部材の回動は
ケーシング外より行えるため、運転中でも付着物の除去
が可能となる利点もある。
以上の説明のように、本発明は従来のものに比べ、ター
ボ機械の性能、信頼性の低下を招くことなく、簡便に、
かつ、確実に翼前縁部の付着物を除去することが可能と
なる。翼面上の付着物の堆積は真前縁部から成長してい
くため、この領域での付着物除去は翼全面への付着物除
去と同等の効果をもっている。
なお、第1図に示した実施例では多段軸流圧縮機の上流
側静翼のみに本発明を適用した場合について説明したが
、下流側の静翼について実施すれば、性能改善はより効
果的に発揮される。
また、先の実施例では前縁部材の回動手段としてリンク
機構に基づいて説明したが、例えば、ラック・ピニオン
による回動手段や、モータ駆動による回動方式を採用し
ても良い。
また、連続運転中のターボ機械に対して1本発明による
付着物除去を実施する時期は、ターボ機械の効率や出力
の経時変化を記録し、予め定めた判定値により決定すれ
ば良い。
〔発明の効果〕
本発明は、ターボ機械の運転中に、前縁部材を回動し、
前縁部材に付着した固形物をケーシングに固定された固
定翼部材によりかき取るように形成したので、翼面上付
着物が確実にかつ効果的に除去できる。このようにして
、真前縁部での付着物堆積が除去されると、翼全面への
付着物堆積も回避されるため、長時間連続運転中のター
ボ機械も、その性能を設計状態に保つことが出来、また
失速による翼の疲労破損等も確実に回避することが出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の軸流圧縮機の横断面図、第
2図は第1図の■矢視図、第3図は翼面に固形物が付着
した状況の説明図、第4図は本発明の動作説明図で′あ
る。 1・・・ケーシング、3,3a・・・静翼、6・・・固
定翼部材、7・・・前縁部材、9・・・リング、10,
10a・・・リンク機構。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、環状流路を構成するケーシング内面に取り付けられ
    た静翼と、動翼を配置して回転するロータとを有するタ
    ーボ機械において、 前記静翼をケーシングに固定された固定翼部材と、円形
    断面から成る回動可能な前縁部材とに近接して分割し、
    前記前縁部材を回動せしめることにより、前縁部上の付
    着物を除去することを特徴とするターボ機械の翼面上は
    着物除去装置。
JP32291990A 1990-11-28 1990-11-28 ターボ機械の翼面上付着物除去装置 Pending JPH04194301A (ja)

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JP32291990A JPH04194301A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 ターボ機械の翼面上付着物除去装置

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JP32291990A JPH04194301A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 ターボ機械の翼面上付着物除去装置

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JPH04194301A true JPH04194301A (ja) 1992-07-14

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ID=18149094

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JP32291990A Pending JPH04194301A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 ターボ機械の翼面上付着物除去装置

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JP (1) JPH04194301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017040265A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ガスタービンエンジンのための空気流噴射ノズル

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017040265A (ja) * 2015-08-18 2017-02-23 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ ガスタービンエンジンのための空気流噴射ノズル

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