JPH04191468A - 可動羽根水車の最適運転設定方法 - Google Patents
可動羽根水車の最適運転設定方法Info
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- JPH04191468A JPH04191468A JP2316090A JP31609090A JPH04191468A JP H04191468 A JPH04191468 A JP H04191468A JP 2316090 A JP2316090 A JP 2316090A JP 31609090 A JP31609090 A JP 31609090A JP H04191468 A JPH04191468 A JP H04191468A
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- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 title description 8
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 39
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 claims description 3
- 238000005457 optimization Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 11
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 6
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 4
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Control Of Water Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は水力発電所の可動羽根水車に於いて、運転時の
ガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合せ位置を
求める可動羽根水車の最適運転調整方法及び最適運転状
態を監視する最適運転状態監視装置に関する。
ガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合せ位置を
求める可動羽根水車の最適運転調整方法及び最適運転状
態を監視する最適運転状態監視装置に関する。
(従来の技術)
可動羽根水車の概略の構成を第9図に示す。
本図に於いて水圧鉄管路より導かれた流水はケーシング
1に入り、流水量の調整が可能なように油圧又は他の動
力で開閉機構が接続されたガイドベーン2を通り、ラン
ナ3に複数個配備され、油圧又は他の動力で開閉可能な
ランナ羽根4に作用し、ドラフトチューブ5を通り図示
しない放水路へ排呂される。
1に入り、流水量の調整が可能なように油圧又は他の動
力で開閉機構が接続されたガイドベーン2を通り、ラン
ナ3に複数個配備され、油圧又は他の動力で開閉可能な
ランナ羽根4に作用し、ドラフトチューブ5を通り図示
しない放水路へ排呂される。
この様な水車の場合、運転時の使用水量に応じてランナ
羽根4の角度とガイドベーン2の開度のそれぞれを最適
な組合せで運転する必要がある。
羽根4の角度とガイドベーン2の開度のそれぞれを最適
な組合せで運転する必要がある。
これは、ガイドベーン2によって調整された流水量に応
じてランナ羽根角度を開閉させ、ランナ羽根出力端に於
いて絶対流速のベクトルを垂直方向に向かせ、ランナ羽
根4を出た流水が旋廻成分を有する事がない様にする必
要がある為である。
じてランナ羽根角度を開閉させ、ランナ羽根出力端に於
いて絶対流速のベクトルを垂直方向に向かせ、ランナ羽
根4を出た流水が旋廻成分を有する事がない様にする必
要がある為である。
第6図にランナ羽根出口端に於ける流速のベクトル線図
を示す。図中に於いて、ランナ羽根周速度成分Uは一定
であり、又ランナ3から流出する絶対流速成分Vはラン
ナ羽根4の出口角度の方向ベクトルを有する。第6図(
A)は相対流速成分が垂直方向を向いており、旋廻成分
を有しない最適組合せ状態を示している。第6図(B)
はランナ羽根角度が過量状態であり、効率低下を招きド
ラフトチューブ内に大きな渦が発生し、振動騒音が過大
になり、特に主軸の水車の回転速度より遅い周期での振
れが大きく不安定な運転状態となる。−方、第6図(C
)の状態はランナ羽根角度が過小であり、同様に効率低
下を供ない振動や騒音が過大となり第6図(B)と同様
な現象が生しる。
を示す。図中に於いて、ランナ羽根周速度成分Uは一定
であり、又ランナ3から流出する絶対流速成分Vはラン
ナ羽根4の出口角度の方向ベクトルを有する。第6図(
A)は相対流速成分が垂直方向を向いており、旋廻成分
を有しない最適組合せ状態を示している。第6図(B)
はランナ羽根角度が過量状態であり、効率低下を招きド
ラフトチューブ内に大きな渦が発生し、振動騒音が過大
になり、特に主軸の水車の回転速度より遅い周期での振
れが大きく不安定な運転状態となる。−方、第6図(C
)の状態はランナ羽根角度が過小であり、同様に効率低
下を供ない振動や騒音が過大となり第6図(B)と同様
な現象が生しる。
従来、ランナ羽根角度とガイドベーン開度との適正な組
合せを求める方法として、インデックス試験法(指数法
)による水車の相対効率曲線を行ない最適な組合せを求
めていた。
合せを求める方法として、インデックス試験法(指数法
)による水車の相対効率曲線を行ない最適な組合せを求
めていた。
すなわち、現地発電所に於いて、水車入ロ圧力H1水車
吸出し高さH2、水車流量Q、ガイドベーン開度a、ラ
ンナ羽根角度θ及び発電機出力P6を測定する。このう
ち水車流量は一般的にケーシングに設置されたピエゾメ
ータタップの圧力差ガを計測することにより、 Q=Jメ で相対流量として求める事が出来る。又有効落差Hは、 H= Hl−H2 となり、水車出力は、P=PG/η6となる。ここで、
ηGは発電機効率である。
吸出し高さH2、水車流量Q、ガイドベーン開度a、ラ
ンナ羽根角度θ及び発電機出力P6を測定する。このう
ち水車流量は一般的にケーシングに設置されたピエゾメ
ータタップの圧力差ガを計測することにより、 Q=Jメ で相対流量として求める事が出来る。又有効落差Hは、 H= Hl−H2 となり、水車出力は、P=PG/η6となる。ここで、
ηGは発電機効率である。
従って、水車の相対効率εは、
で求める事が出来る。
次に、この試験に於いて最適組合せを求める方法につい
て述べる。先ず、ガイドベーン開度aを任意な開度a0
に固定する。次にランナ羽根角度を01、に固定し、前
記した各部の測定を実施し水車効率εを求める。次にラ
ンナ羽根角度をθ、2に調整し同様に測定を行い、この
様な作業を羽根角度4〜5種類について行う。そして、
ガイドベーン開度をa2に調整し同様な作業を次々行な
う。この様にしてガイドベーン開度を4〜6種類につい
て行ない、それぞれのガイドベーン開度aについて水車
相対効率ε、水車出力P及びランナ羽根角度を求め、第
8図に示す線図を作成する。この図に於いて、それぞれ
9力イトベーン開度aの相対効率曲線を包絡する最適効
率曲線ε。を描く。次に、任意のガイドベーン開度a1
〜a4 のE0曲線が接するランナ羽根角度を図中の2
〜0曲線に下ろし。
て述べる。先ず、ガイドベーン開度aを任意な開度a0
に固定する。次にランナ羽根角度を01、に固定し、前
記した各部の測定を実施し水車効率εを求める。次にラ
ンナ羽根角度をθ、2に調整し同様に測定を行い、この
様な作業を羽根角度4〜5種類について行う。そして、
ガイドベーン開度をa2に調整し同様な作業を次々行な
う。この様にしてガイドベーン開度を4〜6種類につい
て行ない、それぞれのガイドベーン開度aについて水車
相対効率ε、水車出力P及びランナ羽根角度を求め、第
8図に示す線図を作成する。この図に於いて、それぞれ
9力イトベーン開度aの相対効率曲線を包絡する最適効
率曲線ε。を描く。次に、任意のガイドベーン開度a1
〜a4 のE0曲線が接するランナ羽根角度を図中の2
〜0曲線に下ろし。
羽根角度θ、〜θ、を求める。この時のガイドベーン開
度a0〜a4に対応する最適組合せ羽根角度がθ、〜θ
4となり、第7図に示す最適組合せ曲線2(一般にオン
カム曲線と呼ばれている)が決定される。
度a0〜a4に対応する最適組合せ羽根角度がθ、〜θ
4となり、第7図に示す最適組合せ曲線2(一般にオン
カム曲線と呼ばれている)が決定される。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、このようなインデックス試験法による効率試
験でガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合せ決
定する方法では、試験時に多大の人力が必要となり、又
測定データを解析する手間が必要となり、最適組合せに
長時間を必要としていた。又、決定された組合せ状態も
長時間に於ける運転による狂いが発生しても運転中に発
見する事ができなかった。
験でガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合せ決
定する方法では、試験時に多大の人力が必要となり、又
測定データを解析する手間が必要となり、最適組合せに
長時間を必要としていた。又、決定された組合せ状態も
長時間に於ける運転による狂いが発生しても運転中に発
見する事ができなかった。
本発明は可動羽根水車のガイドベーン開度とランナ羽根
角度の最適組合せ設定値を現地に於ける効率試験に依ら
ず、簡便で短時間に於いて求める事が出来、又、求めら
れた各種データを基に水車の運転中の異常監視する方法
を提供するものである。
角度の最適組合せ設定値を現地に於ける効率試験に依ら
ず、簡便で短時間に於いて求める事が出来、又、求めら
れた各種データを基に水車の運転中の異常監視する方法
を提供するものである。
(111題を解決するための手段)
本発明の可動羽根水車の最適運転調整方法は。
水車軸に対向して90°の位相差を持たせて軸振れ測定
センサーを配置し、この二つのセンサー出力により軸振
れリサージュ計測する軸振れ解析装置−を設け、水車の
ガイドベーンを所定の開度に固定しランナ羽根角度を開
方向又は閉方向に調整せしめ、前記軸振れ解析装置によ
る軸振れリサージュが最小となる羽根角度をあらかじめ
固定されたガイドベーン開度との最適位置とせしめるも
のである。
センサーを配置し、この二つのセンサー出力により軸振
れリサージュ計測する軸振れ解析装置−を設け、水車の
ガイドベーンを所定の開度に固定しランナ羽根角度を開
方向又は閉方向に調整せしめ、前記軸振れ解析装置によ
る軸振れリサージュが最小となる羽根角度をあらかじめ
固定されたガイドベーン開度との最適位置とせしめるも
のである。
また、本発明の可動羽根水車の最適運転状態監視装置は
、軸振れの周波数及びリサージュの水平方向及び垂直方
向の大きさとその時のガイドベーン開度とを設定入力デ
ータとし、通常の運転に於いて軸振れ解析装置より計測
される計測値と対比せしめ設定データより過大の軸振れ
入力及び回転速度より低い周波数が検出された場合、警
報又は主機を停止させるようにしたものである。
、軸振れの周波数及びリサージュの水平方向及び垂直方
向の大きさとその時のガイドベーン開度とを設定入力デ
ータとし、通常の運転に於いて軸振れ解析装置より計測
される計測値と対比せしめ設定データより過大の軸振れ
入力及び回転速度より低い周波数が検出された場合、警
報又は主機を停止させるようにしたものである。
(作 用)
本発明では、あるガイドベーン開度にガイドベーンを固
定し、ランナ羽根角度を変化せしめ。
定し、ランナ羽根角度を変化せしめ。
ドラフトチューブ内に渦流が発生しない状態で、かつ回
転速度より遅い周期の軸の振れまわりが最小の状態であ
るときを最適組合せと設定する。また最適運転状態の監
視は、最適組合せの設定値と比較し1回転同期以下の周
波数成分が発生した場合、および軸振れの直行2方向の
振れの大きさがそれぞれ最適組合せ位置を決定した時の
値より増大した場合を基準として異常状態を知るように
する。
転速度より遅い周期の軸の振れまわりが最小の状態であ
るときを最適組合せと設定する。また最適運転状態の監
視は、最適組合せの設定値と比較し1回転同期以下の周
波数成分が発生した場合、および軸振れの直行2方向の
振れの大きさがそれぞれ最適組合せ位置を決定した時の
値より増大した場合を基準として異常状態を知るように
する。
(実施例)
以下1本発明の一実施例を説明する。本発明では可動羽
根水車のガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合
せを求めるにあたって、水車の特性を利用する。
根水車のガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合
せを求めるにあたって、水車の特性を利用する。
すなわち、第6図に示す如く水車はガイドベーン開度と
ランナ羽根角度の最適組合せ状態を逸脱するとランナ下
に渦流が発生するので、この渦流によりランナ全体が振
られ、水車軸に過大な振れを生じせしめる事になる。特
に可動羽根水車の場合1回転体が第5図に示す様に軸系
の先端に比較的重量があり又渦流の影響を受は易いラン
ナを保持している為、軸振れが発生しやすい。そこで。
ランナ羽根角度の最適組合せ状態を逸脱するとランナ下
に渦流が発生するので、この渦流によりランナ全体が振
られ、水車軸に過大な振れを生じせしめる事になる。特
に可動羽根水車の場合1回転体が第5図に示す様に軸系
の先端に比較的重量があり又渦流の影響を受は易いラン
ナを保持している為、軸振れが発生しやすい。そこで。
本発明ではこの様な水車の特性を考慮し任意のガイドベ
ーン開度にガイドベーンを固定し、ランナ羽根角度を変
化せしめ、ドラフトチューブ内に渦流が発生しない状態
で、かつ回転速度より遅い周期の軸の振れまわりが最小
の状態であるときを最適組合せと設定する。
ーン開度にガイドベーンを固定し、ランナ羽根角度を変
化せしめ、ドラフトチューブ内に渦流が発生しない状態
で、かつ回転速度より遅い周期の軸の振れまわりが最小
の状態であるときを最適組合せと設定する。
第1図(A)、 (B)に本発明の一実施例の構成を示
す。先ず、水車軸6に対向して2ケ(X方向、Y方向)
の軸振れ計測センサー7.8を90°の位相差を持たせ
て配置せしめる。
す。先ず、水車軸6に対向して2ケ(X方向、Y方向)
の軸振れ計測センサー7.8を90°の位相差を持たせ
て配置せしめる。
それぞれの軸振れ計測センサー7.8は出力増幅器9を
介してその出力は軸振れ解析装置10に接続せしめる。
介してその出力は軸振れ解析装置10に接続せしめる。
更に調整後の運転監視として調整時 。
に決定されたデータを記憶するメモリー装[11及び運
転中のデータと調整時のデータを対比させ異常の有無を
判別する演算装置12と異常発生を知らしめる警報出力
装置13によって構成される。
転中のデータと調整時のデータを対比させ異常の有無を
判別する演算装置12と異常発生を知らしめる警報出力
装置13によって構成される。
軸振れ解析装置10では第2図に示すX方向、Y方向の
軸振れの状態が記録される。これらの図から同一時間に
於けるX方向、Y方向の振れ量をそれぞれ円グラフ上に
点記していくと、第3図に示す軸振れのりサージュを描
くことが出来る。リサージュは軸振れ解析装置10によ
り演算出力され、軸振れ解析装置10に内蔵せる8力装
置又は別置された8力装置にて出力せしめる。 − 次にガイドベーン開度を任意の開度a1に固定し、ラン
ナ羽根角度を任意の角度に調整せしめ、軸振れリサージ
ュが最小になる時のランナ羽根角度θ1を求める。第4
図(A)、 (B)に実機に於けるリサージュの状態を
示す。第4図(A)はガイドベーン開度とランナベーン
角度の組合せが不適切で回転速度より遅い周期で発生す
る渦流の影響を受けて軸の大きな振れまわり現象が発生
している。第4図(B)は最適な組合せ状態を示してお
り、リサージュが小さく単純な形状を示している。この
様にして、次々とガイドベーン開度を別位置に固定し、
それぞれのガイドベーン開度に於いてリサージュか最小
になるランナ羽根角度を選択すれば。
軸振れの状態が記録される。これらの図から同一時間に
於けるX方向、Y方向の振れ量をそれぞれ円グラフ上に
点記していくと、第3図に示す軸振れのりサージュを描
くことが出来る。リサージュは軸振れ解析装置10によ
り演算出力され、軸振れ解析装置10に内蔵せる8力装
置又は別置された8力装置にて出力せしめる。 − 次にガイドベーン開度を任意の開度a1に固定し、ラン
ナ羽根角度を任意の角度に調整せしめ、軸振れリサージ
ュが最小になる時のランナ羽根角度θ1を求める。第4
図(A)、 (B)に実機に於けるリサージュの状態を
示す。第4図(A)はガイドベーン開度とランナベーン
角度の組合せが不適切で回転速度より遅い周期で発生す
る渦流の影響を受けて軸の大きな振れまわり現象が発生
している。第4図(B)は最適な組合せ状態を示してお
り、リサージュが小さく単純な形状を示している。この
様にして、次々とガイドベーン開度を別位置に固定し、
それぞれのガイドベーン開度に於いてリサージュか最小
になるランナ羽根角度を選択すれば。
第7図に示す最適組合せ曲Ii!zを得る事が出来る。
次に、上記の方法によって求められたガイドベーン開度
、ランナ羽根角度リサージュ図のX方向の大きさやX方
向の大きさ及び軸振れの周波数を入力データとして記憶
させ運転に入る。運転中に発生する軸振れの大きさを監
視し、調整時に採取した入力データと対比を行ない、も
し運転時のデータが記憶データを越えたり、回転速度よ
り遅い振れまわり成分が検出された場合、異常状態が発
生した事になり警報を発するか、その差があらかじめ決
めたレベル以上である場合、主機を停止せしめる。
、ランナ羽根角度リサージュ図のX方向の大きさやX方
向の大きさ及び軸振れの周波数を入力データとして記憶
させ運転に入る。運転中に発生する軸振れの大きさを監
視し、調整時に採取した入力データと対比を行ない、も
し運転時のデータが記憶データを越えたり、回転速度よ
り遅い振れまわり成分が検出された場合、異常状態が発
生した事になり警報を発するか、その差があらかじめ決
めたレベル以上である場合、主機を停止せしめる。
以上の様にこの実施例でのガイドベーン開度とランナ羽
根角度の最適組合せ点を求める方法では、小数の人員で
しかも短時間に最適運転状態を決定する事が出来又採取
されたデータをそれまま監視データの基準とする事が出
来るから、信頼性の高い運転監視が可能となる。
根角度の最適組合せ点を求める方法では、小数の人員で
しかも短時間に最適運転状態を決定する事が出来又採取
されたデータをそれまま監視データの基準とする事が出
来るから、信頼性の高い運転監視が可能となる。
以上のように本発明によれば、短時間で確実な可動羽根
水車のガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合せ
を求め調整する事が出来る。この事から不適切な組合せ
によって生じる軸系の振動過大現象を回避する事が出来
、軸振れ過大によって生じる軸受の損傷や寿命の短縮を
防止するばかりでなく、ランナ羽根が固定側リングに接
触する重大事故防止にも大きく寄与する。又1本発明に
よる運転監視方法および装置により水車運転中に生じた
不具合も最小の内に発見する事が出来、重大事故への進
展も未然に防止出来る等、多大の効果が得られる。
水車のガイドベーン開度とランナ羽根角度の最適組合せ
を求め調整する事が出来る。この事から不適切な組合せ
によって生じる軸系の振動過大現象を回避する事が出来
、軸振れ過大によって生じる軸受の損傷や寿命の短縮を
防止するばかりでなく、ランナ羽根が固定側リングに接
触する重大事故防止にも大きく寄与する。又1本発明に
よる運転監視方法および装置により水車運転中に生じた
不具合も最小の内に発見する事が出来、重大事故への進
展も未然に防止出来る等、多大の効果が得られる。
第1図(A)、 (B)は本発明の一実施例を示す構成
図、第2図は軸振れ解析装置で測定された軸振れの状態
を90°位相を持って配置されたセンサX方向、X方向
について示す特性図、第3図は2個のセンサーによって
集録されて得られるリサージュ図、第4図(A)は実機
水車によって記録された組合せ不適切な状態を示すリサ
ージュ図、第4図(B)は適正組合せを示すリサージュ
図、第5図は可動羽根水車の軸系のドラフトチューブ内
に発生した渦流の説明図、第6図(A)、 (B)、
(C)は第5図に示される渦流の発生原因を示すランナ
羽根呂口端に於ける流速ベクトル図、第7図は最適組合
せ曲線の特性図、第8図は従来実施されている最適組合
せを求めるインデックス試験を示す説明図、第9図は可
動羽根水車の構成図である。 1・・ケーシング 2・・・ガイドベーン3・・
ランナ 4・・・ランナ羽根5・・・ドラフ
トチューブ 6・・・水車軸7・・・軸振れ計測センサ
X方向 8・・・軸振れ計測センサX方向 9・・・増幅器 10・・軸振れ解析装置1
1・・メモリー装置 12・・・演算装置13・・
警報出力装置 14・・・水平軸受け15・発電機 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 第1図 第2図 第3図 (A) CB)第4図 第5図 (A) (8) ”第6図 第7図 第8図 第9図
図、第2図は軸振れ解析装置で測定された軸振れの状態
を90°位相を持って配置されたセンサX方向、X方向
について示す特性図、第3図は2個のセンサーによって
集録されて得られるリサージュ図、第4図(A)は実機
水車によって記録された組合せ不適切な状態を示すリサ
ージュ図、第4図(B)は適正組合せを示すリサージュ
図、第5図は可動羽根水車の軸系のドラフトチューブ内
に発生した渦流の説明図、第6図(A)、 (B)、
(C)は第5図に示される渦流の発生原因を示すランナ
羽根呂口端に於ける流速ベクトル図、第7図は最適組合
せ曲線の特性図、第8図は従来実施されている最適組合
せを求めるインデックス試験を示す説明図、第9図は可
動羽根水車の構成図である。 1・・ケーシング 2・・・ガイドベーン3・・
ランナ 4・・・ランナ羽根5・・・ドラフ
トチューブ 6・・・水車軸7・・・軸振れ計測センサ
X方向 8・・・軸振れ計測センサX方向 9・・・増幅器 10・・軸振れ解析装置1
1・・メモリー装置 12・・・演算装置13・・
警報出力装置 14・・・水平軸受け15・発電機 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 第1図 第2図 第3図 (A) CB)第4図 第5図 (A) (8) ”第6図 第7図 第8図 第9図
Claims (2)
- (1)可動羽根水車のガイドベーン開度とランナ羽根角
度との最適組合せで運転する可動羽根水車の最適運転調
整方法において、水車軸に対向して90゜の位相差を持
たせて軸振れ測定センサーを配置し、この二つのセンサ
ー出力により軸振れリサージュ計測する軸振れ解析装置
を設け、水車のガイドベーンを所定の開度に固定しラン
ナ羽根角度を開方向又は閉方向に調整せしめ、前記軸振
れ解析装置による軸振れリサージュが最小となる羽根角
度をあらかじめ固定されたガイドベーン開度との最適位
置とせしめる可動羽根水車の最適運転調整方法。 - (2)前記軸振れの周波数及びリサージュの水平方向及
び垂直方向の大きさとその時のガイドベーン開度とを設
定入力データとし、通常の運転に於いて軸振れ解析装置
より計測される計測値と対比せしめ設定データより過大
の軸振れ入力及び回転速度より低い周波数が検出された
場合、警報又は主機停止指令を発する事を特徴とした可
動羽根水車の最適運転状態監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316090A JP2747108B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 可動羽根水車の最適運転設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2316090A JP2747108B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 可動羽根水車の最適運転設定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04191468A true JPH04191468A (ja) | 1992-07-09 |
JP2747108B2 JP2747108B2 (ja) | 1998-05-06 |
Family
ID=18073133
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2316090A Expired - Fee Related JP2747108B2 (ja) | 1990-11-22 | 1990-11-22 | 可動羽根水車の最適運転設定方法 |
Country Status (1)
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---|---|
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108708818B (zh) * | 2018-04-11 | 2019-12-03 | 中国长江电力股份有限公司 | 一种调速器水头与空载开度协联曲线自修正自适应控制方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6187979A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-06 | Hitachi Ltd | 水車ランナ障害検出装置 |
JPS62139981A (ja) * | 1985-12-11 | 1987-06-23 | Hitachi Ltd | 可動翼水車の制御方法 |
-
1990
- 1990-11-22 JP JP2316090A patent/JP2747108B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS6187979A (ja) * | 1984-10-05 | 1986-05-06 | Hitachi Ltd | 水車ランナ障害検出装置 |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2747108B2 (ja) | 1998-05-06 |
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