JPH04191048A - ラミネートフイルム - Google Patents

ラミネートフイルム

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JPH04191048A
JPH04191048A JP32671590A JP32671590A JPH04191048A JP H04191048 A JPH04191048 A JP H04191048A JP 32671590 A JP32671590 A JP 32671590A JP 32671590 A JP32671590 A JP 32671590A JP H04191048 A JPH04191048 A JP H04191048A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は部分的に金属蒸着フィルム、銀色系フィルム、
及び白色系フィルムの少なくとも一種のフィルムがラミ
ネートされたフィルムであり、例えば観賞用植物の包装
、鉢植え植物の包装等に好適なラミネートフィルムに関
する。
〈従来の技術〉 従来より、金属蒸着フィルム、銀色系フィルムもしくは
白色系フィルムは、その表面の光沢性、装飾性が優れて
いるために包装材料、容器、ラベル、ステッカ−等とし
て使用されている。
金属蒸着フィルムを部分的に施されたフィルムは、全表
面に金属蒸着されたフィルムの一部分を、例えば水酸化
カリウム又は水酸化ナトリウム等のアルカリ溶液で蒸着
膜を溶解し、部分的に金属蒸着部分を除去する方法、或
は金属蒸着を施さない部分を予めプラスチックテープ、
紙テープ等で被覆し次いで蒸着を施して、その後被覆し
たプラスチックテープ、紙テープ等の被覆材を剥離する
方法等により作成されていた。しかし乍らがかる方法は
工数が多く作業もわずられしく、しかも非常に高価なも
のであった。
更に部分的に銀色部もしくは白色部を有するフィルムは
、適宜の熱可塑性フィルムに銀色系インキもしくは白色
系インキなどをグラビア印刷機等によって部分的に印刷
して作成されるが、この場合、印刷インキで印刷した銀
色もしくは白色は色調が悪く、色ムラが出やすい傾向が
あり、更に、フィルムは印刷インキによって、印刷され
る部分以外の部分にも印刷インキ類の飛散等によって汚
染されることもあり、見苦しいものになる等の問題があ
った。
〈発明の解決しようとする課題〉 こうした現状に鑑み、本発明者らは基材フィルムに部分
的に金属蒸着フィルム、銀色系フィルムもしくは白色系
フィルムの少なくとも一種のフィルムがラミネートされ
たフィルムを得るべ(鋭意検討を続けた結果ついに本発
明に到達した。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は基材フィルムに部分的に金属蒸着フィルム、銀
色系フィルム及び白色系フィルムがら選ばれた少なくと
も一種のフィルムがラミネートされた構成を有するラミ
ネートフィルムに関する。
本発明に係る基材フィルムは、特に制限はないが、ポリ
プロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン系重合体
、ポリエステル系重合体、ポリスチレン系重合体、ポリ
塩化ビニル系重合体、ポリカーボネート系重合体、これ
らの混合物等からなる無延伸フィルム、2軸又はl軸延
伸フィルム、これ等フィルムを含む複合フィルム等が例
示できる。基材フィルムに用いられる前記複合フィルム
としては前記した各重合体フィルムと感熱接着性樹脂フ
ィルムとから成るものが例示できる。この際、前記した
感熱接着性樹脂フィルムに用いる感熱接着性樹脂として
はエチレン−プロピレン共重合体、プロピレン−ブテン
共重合体、エチレン−プロピレン−ブテン共重合体、変
性ポリオレフィン系樹脂、アイオノマー樹脂、これらの
混合物等を例示でき、前記重合体フィルムと接着性を有
するものならば特に制限はない。
前記した変性ポリオレフィン系樹脂としては、オレフィ
ン類の単独又は共重合体等に例えばマレイン酸、フマル
酸、アクリル酸等の不飽和カルボン酸又はその酸無水物
、エステル若しくは金属塩等の誘導体を共重合1例えば
グラフト共重合した変性重合体を代表的なものとして例
示でき、上記変性重合体の単独又は他の成分、例えば他
のポリオレフィン系樹脂との混合物等も前記変性ポリオ
レフィン系樹脂の中に含まれる。この際前記したオレフ
ィン類とは高、中、低密度ポリエチレン、線状低密度ポ
リエチレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン
−ブテン共重合体、エチレン−エチル−アクリレート共
重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体等を例示できる
。好ましい基材フィルムの構成としては、特に制限はな
いが、2軸延伸ポリプロピレンフイルムもしくは2軸延
伸ポリプロピレンフイルムと例えば1軸延伸エチレン−
プロピレン共重合体フィルムとからなる積層フィルムを
例示できる。
本発明に係る基材フィルムに部分的にラミネートされる
金属蒸着フィルムは、基材フィルムと同種フィルム或は
異種フィルムの少なくとも一表面に適宜の方法で金属蒸
着が施されたものでよ(、好ましくは、真空蒸着を例示
できるが特に制限はない。真空蒸着とは、例えば高真空
下で金属を加熱蒸発させその蒸気を同じ真空下に置かれ
たプラスチックフィルムに凝縮させ金属薄膜を形成する
方法であって、使用される金属としては八!、Ag、Z
n等高真空下で加熱蒸発する金属であればこれ以外でも
よく、特に制限はない。
この際、蒸着膜の厚さは、特に制限はないが通常500
Å以上、好ましくは3000〜5000人程度を例示で
きる。この際500Å以下では金属光沢性が劣る場合が
あるが使用は可能である。更に蒸着膜の上に樹脂コーテ
ィングや適宜のプラスチックフィルムをラミネートして
もよいし、印刷を施しても差し支えなく特に制限はない
本発明に係る銀色系フィルムとは、特に制限はないがパ
ール調フィルムを例示できる。パール調フィルムとは例
えば、前記した基材フィルムと同種或は異種の重合体に
パール顔料、アルミニウム粉末等の金属粉及び充填剤等
をブレンドし成膜したもの、或は前記の基材フィルムと
同種或は異種の重合体に発泡剤を混入し微細な気泡を形
成させ、光の乱反射によてパール調にしたもの、又は前
記重合体に相溶しない他の樹脂をブレンド、例えばポリ
オレフィン系樹脂にポリスチレン系樹脂或は低密度ポリ
エチレン及び充填剤をブレンドした後成膜し光を乱反射
させパール調にしたもの、微細孔を付することによりバ
ール調にしたもの等を例示できる。更に該パール調フィ
ルムの表面に樹脂コーティングや適宜のプラスチックフ
ィルムをラミネートしてもよいし、適宜な印刷インキに
よる印刷を施してもよい。
本発明に係る白色系フィルムとは、特に制限はないがマ
ット調フィルムを例示できる。マット調フィルムとは、
平滑なプラスチックフィルムの表面を適宜な方法でマッ
ト状あるいはエンボス状に表面加工を施し艶消しをした
フィルムを例示でき、その方法は特に制限されないが1
例えば加熱された熱可塑性フィルムを表面が模様又は梨
地に彫刻されスチームまたは電熱等で加熱できるように
なっている金属ロールとゴムロール等の間を通過させる
際に適当な圧力で圧着し、該フィルムの表面にエンボス
する方法、又はプラスチックフィルムを適宜な溶液に浸
漬して表面を浸食させる方法もしくはフィルム表面にカ
ーボランダムまたは金属の粒子を圧搾空気で強力に吹き
つけて該フィルムの表面にキズをつけてマット化する方
法等を例示できる。また熱可塑性樹脂に白色微粒子を混
入してマット調としたものも例示できる。更に該白色系
フィルムの表面に樹脂コーティングや同種又は異種のフ
ィルムをラミネートしてもよいし、適宜な印刷インキに
よる印E11をしても装量にかまわない。
基材フィルムにラミネートされる上記金属蒸着フィルム
、銀色系フィルムもしくは白色系フィルムの素材として
は、基材フィルムに例示したものと同様の各種重合体、
共重合体等を例示でき、特に制限はない。
基材フィルムにラミネートされるフィルムとしては上記
の金属蒸着フィルム、銀色系フィルム、白色系フィルム
から選ばれた少なくとも一種のフィルム、或は上記各フ
ィルムに印刷を施された各フィルムから選ばれた少なく
とも一種のフィルムを例示できる。この際、前記印刷を
施されたフィルムの印刷面もしくは非印刷面に更に樹脂
コーティング及び各フィルムと同種或いは異種の樹脂か
らなるフィルムをラミネートしても装量に差しつかえな
く、これに制限されないことは勿論である。
上記の印刷とは適宜の印刷機等を用いて青、グリーン、
ブルー、ピンク等適宜の色彩を金属蒸着フィルム、銀色
系フィルムもしくは白色系フィルムの全面もしくは部分
的に施すことであり、この際印刷インキはグリーン、ブ
ルー、ピンク、その他適宜の色彩に印刷できるものであ
れば特に制限されない。
本発明に係る基材フィルムとラミネートされる金属N@
フィルム、銀色系フィルム、白色系フィルムの各フィル
ムに感熱接着性樹脂フィルム層が積層されていてもよい
し、また基材フィルムとうミネートされる金属蒸着フィ
ルム、銀色系フィルム、白色系フィルムもしくはこれら
の各フィルムに例えばブルー、グリーン、ピンク色系な
ど適宜の色彩に印刷された上記各フィルムの印刷面もし
くは非印刷面(印刷面と反対側の面)に感熱接着性樹脂
フィルム層が積層されていてもよいが、これのみに限定
されない。この際、感熱接着性樹脂フィルムに用いる感
熱接着性樹脂としては前記基材フィルムの項で例示した
ものと同様の各種重合体、共重合体等を例示でき、特に
制限はない。
本発明に係る基材フィルムと金属蒸着フィルム、銀色系
フィルム、白色系フィルム、もしくはこれらの各フィル
ムに色彩が印刷された各フィルムから選ばれた少なくと
も1種のフィルムとをラミネートするには特に制限され
ないが、接着剤を介してラミネートする方法、接着性樹
脂を用いた押出ラミネート法、ホットメルトラミネート
法、もしくは熱圧着ラミネート法等でラミネートすれば
よく、特に接着剤を介してラミネートする方法、熱圧着
ラミネート法が好ましいが、これのみに制限されない。
接着剤を介してラミネートする方法としては。
ドライラミネート法、ウェットラミネート法、無溶剤型
ラミネート法等を例示できるが特に制限はない。
ドライラミネート法とは、有機溶剤に可溶なビニール系
樹脂、セルロース系樹脂、エポキシ系樹脂、アクリル系
樹脂もしくは2液反応クイブ(ポリウレタン系樹脂とイ
ソシアネート系樹脂等)等を有機溶剤に溶した適宜の接
着剤を適宜の塗布機でプラスチックフィルムにコーティ
ングした後、乾燥ゾーンで乾燥し、その後加熱ロールで
別のフィルムと圧着してラミネートする方法を例示でき
、本発明では蒸着フィルム、銀色系フィルム、白色系フ
ィルムもしくは上記各フィルムに印刷が施された各フィ
ルムに接着剤をコートして基材フィルムに部分的に配置
されるように圧着しラミネートする方法を例示できる。
ウェットラミネート法は、コーティングした直後湿った
状態でラミネートし、その後乾燥する方法であり、本発
明では金属蒸着フィルム、銀色系フィルム、白色系フィ
ルムもしくは前記各フィルムに印刷を施した各フィルム
に接着剤をコーティングした直後に部分的に基材フィル
ムとラミネートし加熱乾燥する方法を例示できる。
無溶剤型ラミネートとは接着剤として無溶剤型のものを
用いラミネートする方法である。
この際、接着剤としては以上に例示したもの以外にも各
種のものが例示でき、特に制限はない。
又、溶融押出しラミネート法とは、特に制限はないが接
着性樹脂を押出機で加熱溶融したのちTダイスのスリッ
トから一定厚みにフィルム状に押出し、この溶融フィル
ム(即ち接着性樹脂)を介して、基材フィルムに、蒸着
フィルム、銀色系フィルム、白色系フィルムもしくは上
記の各フィルムに印刷を施された各フィルムを圧着、冷
却して部分的にラミネートする方法を例示できる。更に
ホットメルトラミネート法とは、特に制限しないが加熱
溶融した接着剤もしくは接着性樹脂を金属蒸着フィルム
、銀色系フィルム、白色系フィルムもしくは上記各フィ
ルムに印刷が施された各フィルムに適宜な方法でコーテ
ィングし、部分的に基材フィルムと熱圧着するラミネー
ト法などを例示できる。
また銀色系フィルムもしくは白色系フィルムを直接基材
フィルムに部分的に溶融押出ラミネートもしくはホット
メルトラミネートすることも出来る。以上記述したラミ
ネート法以外の方法、たとえば熱圧着ラミネート法など
も例示できる。
ここで熱圧着ラミネート法で行なう際は、加熱ロールと
圧着ロール等を有する適宜ピンチロール間で熱圧着する
方法を例示でき、加熱ロールとしては硬質クロームメツ
キされた金属ロールが好ましいが特に制限されない。圧
着ロールとしては加熱ロールと同径、異型の金属ロール
、弾性ロール、(たとえばゴムロール)等を例示できる
。加熱ロールの加熱温度は特に制限されないが110〜
160℃を例示できる。加圧ロールの圧力は特に制限は
ないが、線圧で10〜100kg/Cmを例示できる。
要するに基材フィルムと金12+:蒸着フィルム、銀色
系フィルム、白色系フィルムもしくは上記各フィルムに
印刷が施された各フィルム等との加熱・加圧ラミネート
が可能であれば、特に制限はない。この際熱圧着ラミネ
ートを行う場合は前記した通り基材フィルムおよび/ま
たは熱圧着される金属蒸着フィルム、銀色系フィルム、
白色系フィルムもしくは上記各フィルムに印刷が施され
た各フィルム等に感熱接着性樹脂フィルム層がラミネー
トされているのが好ましい。より好ましくは、熱圧着の
際に両フィルムの感熱接着性樹脂フィルム面どうしが接
するようにして行うのが望ましい。かかる感熱接着性樹
脂フィルムの厚さは特に制限はないが、好ましくは1〜
10μ程度を例示できる。
この際、金属蒸着フィルム、銀色系フィルム、白色系フ
ィルムもしくは上記各フィルムに印刷が施された各フィ
ルム等には適宜な方法でコロナ放電処理などを施しても
よく特に制限を受けるものではない。
本発明にかかる基材フィルムの厚みは特に制限されない
が、15〜100μ、好ましくは20〜70μ程度を例
示できる。又金属蒸着フィルム、銀色系フィルム、白色
系フィルム等の厚みは特に制限されないが、15〜I 
00u、好ましくは20〜70μ程度を例示できる。要
するに金属蒸着系フィルム、銀色系フィルム、白色系フ
ィルム等の特色が発揮される程度あればよい。
本発明は基材フィルムに部分的に金属蒸着フィルム、銀
色系フィルム、白色系フィルムもしくは上記各フィルム
に印刷が施された各フィルムから選ばれた少なくとも1
種のフィルムとをラミネートする事によって、始めて極
めて美麗なラミネートフィルムとなるのであって、従来
の如く熱可塑性フィルムに金5銀、白系インキを部分的
に印刷したものでは色調が悪く、本発明の如き美麗なフ
ィルムを得る事はできないのである。
本発明に係る部分的にラミネートするとは、例えば図面
の如く基材フィルムの少なくとも一部分に金属蒸着フィ
ルム、銀色系フィルム、白色系フィルムもしくは上言己
各フィルムに印刷が施された各フィルムから選ばれた少
なくとも1種のフィルムをラミネートすることで、例え
ば適宜に間隔を有してラミネート部分、非ラミネート部
分をランダムに線状又はしま模様に配置することにより
ラミネートしてもよいし、基材フィルムの一面と他面に
部分的にラミネートしてもよく、部分的ということに特
に制限を受けるものではない。
本発明は、特に制限されないが観賞用植物の包装、鉢植
え植物の包装に特に好適なものである。
ここで観賞用植物とは、園芸植物、その他の草木類、花
類、その他適宜の植物類を例示でき、好ましくは上記植
物類を適宜本に束ねた物を例示できる。鉢植え植物とは
、植木鉢に植えられた花類。
雑木類、草類その他適宜の植物類を例示出来る。
次に図面について説明する。
第1図(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は本発明に関する一実
施例の構成を示す断面図で、図中の(1)は基材フィル
ム、(2)は基材フィルム、金属蒸着フィルム、銀色系
フィルム、白色系フィルムのいずれかの感熱接着性樹脂
層、(3)は接着剤層、〔4)は金属蒸着フィルム、銀
色系フィルム、白色系フィルムのいずれかを示す。(5
)は印刷インキ層を示す。本発明は(イ)(ロ)(ハ)
(ニ)のみに制限さけず、種々の構成のものも含まれ、
例えば上記の構成で印刷インキ層がないものでもよい。
なお(イ)(ハ)(ニ)は熱圧着ラミネート法によりラ
ミネートされた例であり、この際、(イ)(ハ)(ニ)
の構成で接着剤を介してラミネートされていてもよい。
第2図はラミネートフィルムにおける透明部分(基材フ
ィルムのみの部分)(12)、不透明部分(例えば銀色
系フィルムなどがラミネートされている部分)を有する
ラミネートフィルムを観賞用植物の包装(植物は図示し
ない)に用いた一実施例である。
第3図は透明部分(基材フィルムのみの部分)(12)
に、不透明部分(例えば銀色系フィルムなどがラミネー
トされている部分)を有するラミネートフィルムを鉢植
え植物の包装(植物は図示しない)に用いたて実施例で
ある。
第2図、第3図はいずれも本発明のラミネートフィルム
の用途例を示したものであって特に制限されるものでな
く、他の種々の包装に使用可能である。また包装以外の
分野でも使用でき用途については特に制限はない。
第2図、第3図の用途例をより詳細に述べると、第2図
に示すは、第4図に示す如き本発明に係るラミネートフ
ィルムを、基材フィルム(1)のみからなる部分(12
)を被包装物の人口側(11)とし、少なくとも一方が
開口するように、かつ基材フィルム(1)部分が外側に
、ラミネートされた金属蒸着フィルム、銀色系フィルム
、白色系フィルム(4)もしくは上記各フィルムに全面
もしくは部分的に印刷(5)が施された各フィルムから
選ばれた少なくとも1種のフィルム部分が内側になるよ
うにして、第4図の矢印側からテーパー状に所定の回数
だけ巻いて円錐台状もしくは円錐状(図面から見たら逆
円錐台状もしくは逆円錐状である)の筒状体としたもの
である。この際、印刷部(5)は、特に制限はないが裏
面(包装体の内側表面)にくるようにするのがより好ま
しいが、第1図(ニ)の如く基材フィルム(1)側とし
表(外側)から直接型めるようにしてもよい。なおテー
パー状に所定の回数だけ巻いて円錐台状もしくは円錐状
とした筒状体が、元の状態に戻らないためには、一方の
末端を粘着テープ(9)等で固定部材でとめればよい。
以上はあくまで用途例であって、特に制限を受けるもの
でない。
本発明のラミネートフィルムを包装に用いる際の、包装
体の形状については第2図、第3図に限定されることな
(、適宜の形状としてもよい。例えば三角状の袋体(第
6図参照)もしくは四角状の袋体等の如き適宜形状の包
装体用としてもよく特に制限はない。またこのような適
宜形状の包装体にはヒートシールや接着剤で形成しても
よく、特に制限はない。
次に実施例について記述する。
〈実施例−1〉 2軸延伸ポリプロピレンフイルム40μ、巾48cm0
長尺の基材フィルムと、ポリプロピレン樹脂、低密度ポ
リエチレン樹脂及び炭酸カルシウムからなり、酢酸エチ
ルとトルエンの混合溶媒で溶解したアクリル系接着剤を
コートした後に乾燥させた接着層を有する2軸延伸パー
ル調フイルム30LL、巾16cmをドライラミネート
を行い厚さ70μの部分的にパール調フィルムがラミネ
ートされた帯状のラミネートフィルムを得た。
このラミネートフィルムは巾方向に対して16cmがラ
ミネート部分、32cmが非ラミネート部分であった。
〈実施例−2〉 実施例−1で得たラミネートフィルムを50cmの長さ
にカットし、少なくとも被包装物の入口側となる一方が
開口するように、かつパール調フィルムのラミネートさ
れた銀色部分が内側になるようにテーパー状に二重に巻
いた円錐台状の筒状体(第2図参照)にまき花束用包装
体とした。
かかる花束用包装体は、基材フィルムのみの部分が花の
部分、バール調フィルムがラミネートされた銀色部分が
茎の部分となるように包装したもので、更にこのような
ラミネートフィルムを用いた包状体にリボンをつけた。
該花束包装体は従来の花束包装体よりも装飾性が優れ、
花束の包装が容易であった。以上の通り本発明のフィル
ムは花束の包装用に好適なものである。
〈実施例−3〉 実施例1と同じ基材フィルム40μとポリプロピレン樹
脂、線状低密度ポリエチレン樹脂及び炭酸カルシウムか
らなる全面に淡いピンク調の印刷が施された2軸延伸パ
ール調フイルム20μとを、前記印刷面が表面を構成す
るように実施例−1と同様な方法で接着剤を付してドラ
イラミネート法により帯状のラミネートフィルムを得た
このラミネートフィルムを所定の長さにカットし、少な
くとも被包装物の入口側となる一方が開口するように、
かつ印刷面を有するバール調フィルムのラミネートされ
た部分が内側になるように、テーパー状に二重に巻いた
円錐台状の筒状体にまき(第3図参押)鉢植え植物を包
装した。この際、基材フィルムのみの部分が植物体の部
分を、淡いピンク調の印刷を施され2軸延伸パール調フ
イルムがラミネートされた部分が植木鉢の部分を包装し
た。該包装体は装飾性の優れた鉢植え植物包装に好適な
ものであった。以上の通り本発明のフィルムは鉢植え植
物の包装用に好適なものである。
〈実施例−4〉 2軸延伸ポリプロピレンフイルムと、熱接着性樹脂層と
して1軸延伸されたエチレン−プロピレンランダム共重
合体及びエチレン−プロピレン−ブテンランダム共重合
体の3:1の混合物とからなる複合構成の基材フィルム
40μ、巾100cmに、ポリプロピレン樹脂、低密度
ポリエチレン樹脂及び炭酸カルシウムからなる2軸延伸
パール調フイルムと感熱接着性樹脂層として1軸延伸エ
チレン−プロピレン−ブテンランダム共重合体フィルム
とが積層されたバール調フィルム30LL、巾34cm
を感熱接着性樹脂層同志が接するようにして、基材フィ
ルムの中央部に第5図のように部分的に熱圧着ラミネー
トを行い、中央部にパール調フィルムがピンチロール間
で熱圧着されたラミネートフィルムを得た。尚熱圧着ラ
ミネートの条件は、加熱金属ロール温度134℃、線圧
35k g / c m、ラミネート速度120m/m
inであった。かかるフィルムは中央部のラミネート部
分(非透明部分)34cm、両端部の基材フィルムのみ
からなる透明部分は各々33cmであった。この際、基
材フィルムを加熱金属ロール側にパール調フィルム(銀
色系フィルム)を圧着ロール側に供給した。
〈実施例−5〉 実施例−4で得た2軸延伸パール調フイルムにおいて感
熱性若竹樹脂フィルム層の反対面に淡いピンク色インキ
で全面印刷を施した。次いで実施例4と同様の方法で感
熱接着性樹脂層同志が接するように中央部に、同様にラ
ミネートを行った。
得られたラミネートフィルムを第5図鎖線で示す中央で
切断して二重し、一方が33cmの基材フィルムのみか
らなる透明部分、他方が17cmの印刷面を有するラミ
ネート部分(非透明部分)を有する帯状のラミネートフ
ィルムとした。かかるラミネートフィルムを50cmの
長さにカットし、印刷面が内側に来るようにテーパー状
に二重に巻いた円錐台状の包装体(第2図参照)を作成
し花束を包装した。この際、印刷面が内側に来るように
テーパ状に二重に巻いており、このため印刷面が包装体
の内側表面(裏面)を構成しているが、これを表(外側
)からみると、内側表面〔裏面)の印刷インキの影が淡
い色調となって望まれ、装飾効果が抜群であった。(こ
のことは実施例−3でも同様である。)かかる包装品は
装飾性があり、商品価値の高いものであった。以上の通
り本発明のフィルムは観賞用植物の包装用に好適なもの
である。
〈発明の効果〉 本発明は観賞用植物の包装用、鉢植え植物の包装用、ダ
イレクトメール、郵便用封筒、テレホンカード袋等の包
装用途を始めその他あらゆる分野に適応可能なラミネー
トフィルムであり、かかるラミネートフィルムを例えば
包装用とする場合、装飾性が付与され、極めて美しい包
装が確保される等の格別な効果を奏することが期待され
る。
【図面の簡単な説明】
第1区におけるCイ)0口)(ハ)(ニ)は本発明のラ
ミネー)−フィルムにおける一実施例の断面図、第2図
(イ)は観賞用植物の包装体の斜視図、第2図(ロ)は
そのA−A線での断面図、第3区は鉢植え植物の包装体
の斜視図、第4図は本発明のラミネートフィルムの一実
施例の斜視図、第5図は本発明のラミネートフィルムの
一実施例の平面図、第6図は三角状袋体の斜視図である
。 l、基材フィルム 2、感熱接着性樹脂フィルム層 3、接着剤層 4、金属蒸着フィルム、銀色系フィルムまたは白色系フ
ィルム 5、印刷インキ層 6、リボン 7、鉢木鉢 8.ラミネートフィルム 9、テープ 10、金属蒸着フィルム、銀色系フィルムまたは白色系
フィルムに印刷インキ層が形成されているフィルム 11、被包装物の入口側 12、ラミネートフィルムにおける透明部分(基材フィ
ルムのみの部分) 13、三角状の袋体 14、ヒートシール線 15、二つ折り部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材フィルムに部分的に、金属蒸着フィルム、銀
    色系フィルム及び白色系フィルムから選ばれた少なくと
    も1種のフィルムがラミネートされた構成を有すること
    を特徴とするラミネートフィルム。
  2. (2)前記ラミネートフィルムにおいて、金属蒸着フィ
    ルム、銀色系フィルム及び白色系フィルムから選ばれた
    少なくとも1種のフィルムの全面もしくは部分的に印刷
    が施されている請求項1に記載のラミネートフィルム。
  3. (3)前記ラミネートフィルムが接着剤を介してラミネ
    ートされた構成を有する請求書1もしくは2に記載のラ
    ミネートフィルム。
  4. (4)前記ラミネートフィルムがピンチロール間で熱圧
    着された構成を有する請求項1〜3のいずれかに記載の
    ラミネートフィルム。
  5. (5)前記ラミネートフィルムが観賞用植物の包装もし
    くは鉢植え植物の包装として適用されることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載のラミネートフィルム
  6. (6)少なくとも一方が開口するようにテーパー状に所
    定の回数だけ巻いて円錐台状もしくは円錐状の筒状体と
    し、観賞用植物の包装もしくは鉢植え植物の包装として
    適用されることを特徴とする請求項5に記載のラミネー
    トフィルム。
  7. (7)基材フィルム(1)のみからなる部分を被包装物
    の入口側とし、かつ基材フィルム部分が外側になるよう
    な構成とすることにより観賞用植物の包装もしくは鉢植
    え植物の包装として適用されることを特徴とする請求項
    5もしくは6に記載のラミネートフィルム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2014163067A1 (ja) * 2013-04-02 2017-02-16 三菱瓦斯化学株式会社 光学シートおよびその製造方法

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