JPH04183757A - 水性エアゾール塗料組成物 - Google Patents

水性エアゾール塗料組成物

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JPH04183757A
JPH04183757A JP31249390A JP31249390A JPH04183757A JP H04183757 A JPH04183757 A JP H04183757A JP 31249390 A JP31249390 A JP 31249390A JP 31249390 A JP31249390 A JP 31249390A JP H04183757 A JPH04183757 A JP H04183757A
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JP
Japan
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water
soluble
aerosol
resin
organic solvent
Prior art date
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Pending
Application number
JP31249390A
Other languages
English (en)
Inventor
Shizuo Maruyama
丸山 静男
Hiromasa Sugimoto
杉本 博昌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahipen Corp
Original Assignee
Asahipen Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は水性エアゾール塗料組成物に係り、その目的
は缶内に錆等が発生することなく、長期間安定に保存で
きる水性エアゾール用の塗料組成物を提供することにあ
る。
(従来技術及びその問題点) 従来より、エアゾール塗料としては、天然樹脂や合成樹
脂からなるビヒクル成分をトルエン、酢酸メチル、メチ
ルエチルケトン等の有機溶剤に溶解したものか広く使用
されていた。
しかしながら、このエアゾール塗料に用いられている有
機溶剤は、可燃性か強く、しかも人体に有害なものが多
いため取扱い上、或いは使用上多くの問題があった。
そこで非危険物とするために可燃性が弱いハロゲン化炭
化水素溶剤が使用されるようになった。
しかし、このハロゲン化炭化水素溶剤も、人体に対する
毒性の問題、オゾン層を破壊するという問題があり、エ
アゾール塗料に用いる溶剤としては充分なものではなか
った。
このようなことから、水溶性樹脂と水と親水性有機溶剤
とを用いる塗料組成物に噴射剤としてジメチルエーテル
を使用するエアゾール塗料が検討されるようになった。
しかしながら、この水性エアゾール塗料は、溶剤として
多量の水を使用しているため、長期間の保存中に缶の内
面に錆が発生し、中身の塗料が変色したり、光沢が落ち
たり、更に錆が進行すると缶壁に穴があき中身塗料が噴
出したりする等の問題があった。
より詳しく説明すれば、水溶性樹脂と水と親水性有機溶
剤とからなる系では、45℃の加温促進試験では約3週
間で、室温放置試験では約4か月で塗料の変色、光沢低
下、缶の内面に穴が開く等の錆の発生に起因する諸問題
が誘発された。
(発明の解決課題) 上記実情に鑑み、錆発生に伴う中身塗料の変色、光沢低
下、腐蝕による穴あき等を改善した水性エアゾール塗料
の創出が望まれていた。
(発明の解決手段) 上記課題に鑑み、この発明者らは鋭意検討した結果、水
溶性樹脂と水と親水性有機溶剤とラジカルスカベンジャ
ーとからなることを特徴とする水性エアゾール塗料組成
物か上記課題を悉く解決することを見い出し、この発明
を完成するに至った。
(発明の構成) この発明に係る水性エアゾール塗料組成物は、水溶性樹
脂と水と親水性有機溶剤とラジカルスカベンジャーとか
らなることを特徴とする水性エアゾール塗料組成物であ
る。
この発明に用いる水溶性樹脂としては、水溶性アクリル
樹脂、水溶性アクリルアルキド樹脂、水溶性アルキド樹
脂、水溶性エポキシ樹脂、水溶性ウレタン樹脂等が好適
に使用できる。
この水溶性樹脂の配合量は、固形分換算で15〜40重
量%、より好ましくは20〜35重量%が望ましい。
この理由は、15重量%未満では、量か少なく光沢が発
揮されず、4011を超えるとスプレー時の微粒化が悪
いからである。
この発明に使用する水は、上水又は脱イオン水が望まし
い。
この水の配合量は、10〜45重量%かよく、より好ま
しくは15〜45重量%が望ましい。
この理由は、10重量%未満では引火の危険性が高まり
、50重量%を超えると貯蔵安定性が悪くなるからであ
る。
この発明に用いる親水性有機溶剤としては、エチレング
リコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノ
エチルエーテル、エチレングリコールイソブチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコー
ルモノエチルエーテル等が好適に使用できる。
この親水性有機溶剤の配合量は、20〜45重量%が好
適に使用でき、より好ましくは25〜40重量%が望ま
しい。
この理由は、20重量%未満では貯蔵安定性が悪(なり
、45重量%を超えると引火の危険性が高まるからであ
る。
この発明に用いるラジカルスカベンジャーとしては、ジ
ブチル錫マレエート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチ
ル錫ジステアレート、ジオクチル錫メルカプチド、ジオ
クチル錫マレエート等の有機金属化合物類、ステアリン
酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウム、ラウリン酸
カルシウム、2−メチルヘキシル酸亜鉛等の脂肪族カル
ボン酸塩、エポキシ化大豆油、エポキシ化亜麻仁油、エ
ボ有し且つ水溶性樹脂と相溶するエポキシ化合物類、及
びこれらの混合物が好適に使用できる。
このラジカルスカベンジャーの添加量は、0.1〜5重
量%が好適に使用でき、より好ましくは0.2〜1重量
%が望ましい。
この理由は、0.1重量%未満ではフリーラジカルを捕
獲する効果が発揮できず錆発生に伴う変色、光沢の低下
、容器の腐蝕等の問題を引起すからであり、5重量%を
超えると貯蔵安定性が悪いからである。
この発明に用いる噴霧剤としては、ジメチルエーテル等
が好適に使用できる。
この発明に係る水性エアゾール塗料組成物と噴霧剤との
割合はエアゾール塗料として機能すればよく、各配合成
分の配合量等によって適宜設定すればよいが、通常は体
積比で1:1程度が汎用され、塗料の固型分濃度が高(
60〜65重量%であれば体積比が1:2.5までエア
ゾール塗料化が可能である。
更に、この発明に係る水性エアゾール塗料組成物は、そ
の他の添加剤、例えば着色顔料、防錆顔料、酸化防止剤
、レベリング剤、消泡剤等を適宜添加して用いることか
できる。
以下に実施例を示すことにより、この発明の効果をより
一層明確にする。
(実施例1〜3、比較例1) 第1表に示す処方の通りに水性エアゾール塗料組成物を
作成した。
(以下余白) 第1表 *5  BYK−0:BYK−ChemieジャパンW
G(実施例4〜6、比較例2) 第2表に示す処方の通りに水性エアゾール塗料組成物を
作成した。
(以下余白) 第   2   表 (実施例7〜10、比較例3) 第3表に示す処方の通りに水性エアゾール塗料組成物を
作成した。
(以下余白) 第   3   表 *10  スタビライザー KB:Bayer AG製
、2.6−ジ−ブチル−p−フレソール(以下余白) (実施例11〜14、比較例4) 第4表に示す処方の通りに水性エアゾール塗料組成物を
作成した。
(以下余白) (試験例) 実施例1〜14、及び比較例1〜4で得た水性エアゾー
ル塗料組成物を200−の蓋付き広口ビンに入れ、分散
用ガラスピーズを適量入れてペイントシェーカーで4時
間分散させて調整液とした。
この調整液150−をエアゾール用ブリキ缶に充填した
後、噴射剤としてジメチルエーテル15〇−を封入して
エアゾール塗料とした。
このエアゾール塗料を用いて、A、スプレー性(20℃
、一定期間エアゾール塗布して霧の状態を目視で観察)
、B、塗膜の外観(JIS K5400(1990)7
.1)、C1乾燥時間(分) (JIS K 5400
 (1990)6、5 +51 (b))、D、光沢(
JIS K5400(1990)7.6)、E、レベリ
ング(20℃、一定期間エアゾール塗布して塗面の状態
を目視で観察)、F、密着性(JIS K5400 (
1990)8,5.2)、G、容器の腐蝕(貯蔵後開缶
し缶内面の錆の有無を観察)の安定性について調べた。
尚、このエアゾール塗料を塗布する試験板としては、J
IS G 3141  の冷間圧延鋼板を使用した。
エアゾール塗料の調整直後に調べた試験結経第5−1表
に示し、45℃で3ケ月間貯蔵した加温促進試験の結果
を第5−2表に示し、室温で1年6力月貯蔵した後の試
験結果を第5−3表に示した。
(以下余白) 第5−1表 但し、*El:少しハジキか認められた。
第5−2表 第5−3表 (発明の効果) この発明に係る水性エアゾール塗料組成物は、水溶性樹
脂と水と親水性有機溶剤とラジカルスカベンジャーとか
らなることを特徴とする水性エアゾール塗料組成物であ
るから、前記試験例で明らかな如く、長期間経過しても
錆発生に伴う諸問題、即ちスプレー性、塗膜の外観、乾
燥時間、光沢、レベリング、密着性、容器の腐蝕等がな
(八女定性のよい水性エアゾール塗料組成物である。
手続補正書(自発) 平成3年2月21日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水溶性樹脂と水と親水性有機溶剤とラジカルスカ
    ベンジャーとからなることを特徴とする水性エアゾール
    塗料組成物。
JP31249390A 1990-11-17 1990-11-17 水性エアゾール塗料組成物 Pending JPH04183757A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31249390A JPH04183757A (ja) 1990-11-17 1990-11-17 水性エアゾール塗料組成物

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31249390A JPH04183757A (ja) 1990-11-17 1990-11-17 水性エアゾール塗料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04183757A true JPH04183757A (ja) 1992-06-30

Family

ID=18029881

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31249390A Pending JPH04183757A (ja) 1990-11-17 1990-11-17 水性エアゾール塗料組成物

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JP (1) JPH04183757A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10703920B2 (en) 2016-09-28 2020-07-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Corrosion-resistant epoxidized vegetable oil can interior coating

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10703920B2 (en) 2016-09-28 2020-07-07 Ppg Industries Ohio, Inc. Corrosion-resistant epoxidized vegetable oil can interior coating
US11332303B2 (en) 2016-09-28 2022-05-17 Ppg Industries Ohio, Inc. Corrosion-resistant epoxidized vegetable oil can interior coating

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