JPH0418282A

JPH0418282A - 多重セクション式保存容器

Info

Publication number: JPH0418282A
Application number: JP2290949A
Authority: JP
Inventors: Josef Seifert; ヨゼフ　ザイフェルト; Josef Kurz; ヨゼフ　クルツ
Original assignee: Kurz Kunststoffe GmbH
Current assignee: Kurz Kunststoffe GmbH
Priority date: 1990-04-12
Filing date: 1990-10-30
Publication date: 1992-01-22
Also published as: DE59106065D1; EP0453724A3; EP0453724B1; EP0453724A2; DE4011920A1; KR910019046A; US5161682A; ATE125636T1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、請求の範囲第１項の前文に記載の多重セクシ
ョン式保存容器に関する。又本発明は特に、個々の仕切
りを引張りあけるという意味で当該保存容器が開かれた
ときその中に収納されている記録媒体が容易に見える状
態になるような形で、複数の相互連結された剛性の仕切
り内にプレート形状の記録媒体を収納することのできる
保存容器に関する。

〔従来の技術〕

上述のタイプの既知の多重セクション式保存容器（ＤＢ
　８６０２８３８　ｕｌ、　ＤＥ−ＰＳ　３６０３３８
３）の場合、個々のプレート形記録媒体は、閉鎖状態で
１つのスタック（書架）を形成する個々の剛性ある仕切
りの中に収納される。各々１つのポケットを形成する個
々の仕切りは、開放プロセスの間に連結要素が平行四辺
形のガイドを形成し仕切りをその中間セクションと共に
開放状態に広がらせ、かくしてスタックはコンサーティ
ーナ式（伸縮自在型）に引き出されうろことになり、従
って仕切りは互いに対して一定の間隔をおいて平行に配
置される形で、第１形式の連結要素を用いて相互に連結
される。この機構は、少なくとも２つの連結要素が、近
傍の仕切りの各対の隣接する表面上で２つの平行なピン
を中心にして旋回するように配置される。

実際、この機構は、多重セクション式保存容器の異なる
仕切りの中に保存されている記録媒体又は個々のカセッ
トといったあらゆる物をｉｌ！！見ることができるよう
にし、又これらの物を識別する可能性を提供する。なお
この多重セクション式保存容器は閉じられるため、所要
保存空間は著しく減少される。しかしながら、このよう
な多重セクション式保存容器の製造は複雑で、又平行四
辺形のガイドのため、仕切りは伸縮形式に一つの予め定
められた方向にしか引きあけることができず、このため
機構全体が幾分硬いものとなるということは否めない。

ディスク形の記録媒体を収納するために用いられるもう
１つの既知の多重セクション式保存容器（Ｄ巳３２４７
７９６　Ａｌ）は、ひき出しの要領で引き出されうるス
ライド付きの箱形ハウジングを含んで成る。このスライ
ドは、フレーム形の設計のもので、ハウジングを完全に
閉じる前部パネルを有し、スライド上に配置されたプレ
ート形のホルダーが片側において、プレート形の記録媒
体が取り出されうる位置までスライドを引き出した時点
で個々のホルダーがロゼツト（ばら飾り）の形で開いて
広がりそのために全てのホルダーが扇状に、スライドに
おけるその旋回点から突出することになるような形で、
旋回される。実際、このような要領で記録媒体を個々に
開放した容器から取り出すことは可能であるものの、そ
れでもなお記録媒体を収納している仕切り又はホルダー
は片側に沿って互いに接触した状態に保たれ、そのため
、側面からの読みとりはかなりむずかしく又通常の読み
とり又は取り出し位置において個々のホルダーは広げら
れながらなお互いに重なり合うことから、例えばラベル
表面、表示又はそれに類するものの小さな部分だけが取
り出し位置において見える状態になりうる。その上、既
知の保存装置は、設計が複雑であり、個々の仕切りはス
ライドと結びついたハウジングの作用によってのみそれ
ぞれ一緒に折り畳まれて１つのスタックになったり広が
ったりできることから、いずれの場合でも別のハウジン
グを必要とする。

さらに、磁器テープカセット用の容器に関連して（ＤＢ
　２６０９８８１　Ａｌ）　、一方では中に収納されて
いる記録媒体を取り出すため引き出すことができ、又他
方ではその各々が極限の開放位置において下方に傾いた
位置でコンテナの前繰上に支持されているような形で（
すなわち、適切な連結手段すなわちとり囲むハウジング
によってコンパクトマガジンの形に統合されている一方
で、マガジンの中の記録媒体のための個々の容器は広げ
られ得ないような形で）、容器の中に仕切りを形成する
複数の引き出しを配置する方法も知られている。一般に
、平担な仕切り又は収容用ポケットから成る多重セクシ
ョン式保存容器を、全ての仕切りを包含する手段により
その下端部で統合させ、一方そのもう一方の端部は例え
ば閉鎖された中国式ランタンを開くやり方で開放状態に
広げるつまり折り畳まれたものを開放状態にすることが
できるようになっていてそのため、円形に配置され下方
及び内方にテーパーがかかった個々の容器ポケットは開
放されアクセス可能になるような方法も知られている。

しかしながら、このような容器には、それがきわめて薄
い物例えば数枚の用紙といったものを収納するためにし
か基本的に適しておらず、方このようなロセット様の容
器を閉じることができなくするような同じ厚みをその高
さ全体にわたり有している箱といった物を収納すること
は不可能である、といった欠点がある。

さらに、計算機又はコンピュータのためのいわゆるフロ
ッピーディスクといった成る種のプレート形の物体をス
タック（山積み）状に配置し保存することも知られてい
る。しかしながら、一定の与えられたフロッピーディス
クを取り・出そうとするとき、容器が開放された場合又
はいずれにせよ上に配置されたその他の容器が除去され
た場合にのみディスク上の表示を読むことができ又正し
い記憶ディスクを選択することができることから、これ
まで知られている保存手段では、例えばいわゆるＣＤ−
ＲＯＭボックスでもありうる利用可能なフロッピーディ
スク又はその他の保存手段のスタック全体を手でめくっ
て調べなくてはならない。

〔課題を解決するための手段〕

従って、本発明の目的は、単純な方法できれば単一の押
出し作業によって製造することができしかも剛性ある互
いに連結された仕切りを維持しながらその取り扱いにつ
いてはるかに大きい柔軟性を提供してくれるような冒頭
に記述した形式の多重セクション式保存容器を提供する
ことにある。

本発明は、請求の範囲第１項の特徴を用いてこの目的を
解決し、全体的構造を単純なものにしながら特に柔軟な
単一部品に剛性仕切りを連結する連結要素の各々を第３
の中央フィルム継手が作っているという利点を提供し、
さらに、個々の仕切りは、仕切りの上端部が最大限の距
離だけ広げられている一方で下端部は合わさった状態に
とどまるように、ロゼツトの形に開放されることもでき
るし又アコーデオン式に引き離されてもよいという有利
な可能性を提供する。

当該装置のもう１つの利点は、連結要素がこのようにし
て第３の継手を中心に合わせて折り畳まれた状態で容器
の外側を超えて突出しないものの、その内側方向に折り
畳まれ容器の周縁部域内に具備されたりセスの中に収納
され、そのため個々の仕切りは、合計の厚みが付加的に
連結要素によって増大させられることなく、スタックの
合計寸法が個々の仕切りの高さ又は厚み寸法の合計に等
しくなるような形で、互いの上に積み重ねることができ
る、ということにある。

本発明のその他の特徴及び改良は実施態様項の対象であ
り、その中に明記されている。

多重セクション式保存容器が単一の押出し成型行程によ
り一体成型品として適当なプラスチック材料で製造され
る場合、好ましくはカバーキャップの形でただ１つの付
加的な閉鎖要素が必要とされることになる。このカバー
キャップは仕切りの配置全体にわたって置くことができ
、このとき同時に多重セクション式容器を一緒に保持し
又その中味を保護する役目を果たす。キャップを除去す
ると、個々の仕切りは、連結要素のフィルム継手のため
、自動的に成る範囲まで広げられる。

ここで、本発明のいくつかの実施態様を、図面を参照し
ながらさらに詳しく説明する。

〔実施例〕

本発明の基本的構造は、第１図の斜視図を参照しながら
最も良く記述することができる。本発明に基づく多重セ
クション式保存容器１０は、予め定められた数の内側仕
切りｌｌａ　、　ｌｌｂ　、ｌｌｃ及び前端部仕切り１
２ならびに後端部仕切り１３を含んで成る。当然のこと
ながら、前端部及び後端部という語は、見る人の位置に
よって異なり、従ってこれらの語は本発明を制限するも
のとして理解されるべきではない。

各々の仕切りは、完全に又は部分的に閉じられた前部又
は後部パネルを含んでいる。第１図の斜視図を見ると、
内側仕切り１１ａ、１１ｂ・１１Ｃ・・・には後部パネ
ル１４が具備されており、このパネルから材料節約を理
由として大小の差のあるセクション１５を切りとること
ができる。各々の後部パネルの後ろには両側に、後部パ
ネルと単一の部品として形成されかつ場合によってはそ
の個々の保護用ボックスを伴っていることも考えられる
フロッピーディスク、ＣＤディスクといった収納すべき
記録媒体又は情報支持体の予め定められた厚みに適合さ
せられた幅をもつ側面パネル１６ａ、１６ｂが続いてい
る。

一般に、仕切りの数又は中に収納すべきプレート形の物
体（以下フロッピーディスクと呼ぶ）のタイプ及び構造
については、定まった規定は無い。

仕切りの各々は第１図に示されているように上部で開放
されているが、第６図の平面図を見れば最も良くわかる
、側面パネル１６ａ、１６ｂの続きを形成する底面パネ
ル１７が具備されている。この底面パネル１７、及び側
面パネル１６ａ・１６ｂの前縁部から内方へ突出し好ま
しくはこの点のみにおいて前部パネルの一部を形成して
いる部分的表面１８は、仕切り１１ａ、１１ｂ・１２及
び１３の各々の収容空間を補完している。各々の仕切り
のきわｔて狭い部分的前部パネルは、仕切り内に収納さ
れている情報支持体又はフロッピーディスクが多重セク
ション式保存容器が拡張した状態で前方へと（つねに第
１図の斜視図の方向に見る）こぼれないようにするため
にのみ役立つ。なおここで、折り畳まれた状態にある場
合、容器の中に収納されているフロッピーディスクはい
ずれにせよそれぞれの仕切りの前縁部に隣接する次の仕
切りの後部パネルによって保持されている。

当然のことながら、前述の個々の仕切りの構造は、さま
ざまな形で、特に個々の部分的壁パネル、後部パネル及
び側面パネルの設計に関して、本発明の全体的概念から
逸脱することなく修正及び変更を加えることのできるも
のである。

本発明の基本的な１つの特徴は、個々の仕切り１１ａ　
、ｌｌｂ　・ｌｌｃ・１２，１３が相互に一体となるべ
く連結要素１９によって相互連結されているという事実
に見られる。これらの連結要素は、例示されている実施
態様において内側仕切りｌｌａ、１１ｋ）・１１ｃの各
々には各側面の上下と前後に従って合計８本の連結要素
が備わり、−男前部及び後部の仕切りには当然のことな
がら難なくわかるようにそれぞれの隣接する仕切りの側
面で各々このような連結要素１９が計４本しか備わって
いないような形で、多重セクション式保存容器の各々の
側面の上部と下部に具備されている。

これらの連結要素は、フィルム継手２０を介して仕切り
に固定され、きわめて基本的に多重セクション式保存容
器に高い柔軟性と融通性を与えることに貢献する付加的
な中間継手２１がさらに具備された一種の平担な棒であ
る。

それぞれの連結要素１９は両側で仕切りの収容空間の外
側に位置づけられつまり側面方向外側に固定されており
、そのため全ての仕切りが例えば第８図に示されている
ような形になるまで折り畳まれたとき、中間継手２１に
よりこの位置に合わせて折り畳まれている連結要素１９
が容器全体の厚みを増大させることは決してない、とい
うことがわかる。

個々の平担な連結棒とその３つの継手の幅にほぼ一致す
る幅をもつ突出部２２が、全ての仕切りの周縁部に具備
されているのは、このような目的のためである。

図示されている実施態様の場合、前述の平担な連結棒は
前述のフィルム継手２０を介して（単一の押出しプロセ
スにより）上面及び底面で側面方向突出部の上に固定さ
れており、この側面方向突出部には連結要素１９を形成
する平担な連結棒の部域内で、折り畳まれた場合に平担
な連結棒を収納するための両側につまり前方及び後方に
向けて配置されたリセス２３が具備されている。この折
畳みプロセスの開、平担な連結棒は中間継手２１のため
自らのまわりに折り畳まれ、そのため中間フィルム継手
２１すなわち同じ側に配置された連結棒の中間継手は互
いに向かって方向づけされ、多重セクション式保存容器
の周囲を越えて外側へ突出することはない。このとき収
容リセス２３には付加的に、センタリングされた中間位
置で両側で内方に折り畳まれた平担な連結棒の一部分を
保持するため両側から突出する側面部品２４が具備され
てもよい。

側面方向突出部２２には同様に、その中央部域において
、例えば材料節約の理由又はユニットに人目をひく外観
を与える目的で望ましい場合などに、それ相応に大きい
リセス２２ａが具備されていてもよい。

当然のことながら、多重セクション式保存容器に閉鎖さ
れた前部及び後部パネルを与えるために、前部仕切り１
２及び後部仕切り１３の外側パネルひいては仕切り自体
が幾分か異なる設計のものである。

第１図に示されているように、後部仕切り１３の場合、
違いは、後部パネル１４′が連続した設計（つまりリセ
ス１５が備わっていない）のものであるという点にある
だけであるが〔なお前部仕切りの場合は、後部部分は内
側仕切り１１ａ、１１ｂなどの各々のものと同じように
設計されている〕、これに対して前部仕切りの場合内側
仕切りのきわめて小さな部分的前部パネル１８はこの側
で多重セクション式保存容器を閉鎖する完全に閉じられ
た前部パネル１４″にまで拡げられている。全体として
２５という番号で示されている図中破線で表わされた輪
郭（第２図も参照のこと）はリセスではなく、むしろ例
えばラベル、札又はそれに類するものを貼付するのに用
いることのできる、押出し成形行程によりマーキングさ
れた表面である。

このような要領で設計された多重セクション式保存容器
は、このとき、中にフロッピーディスクが配置された状
態で閉鎖された仕切り全体の上に置かれる下方に開放し
た箱形の上部カバーキャップ２６（例えば第３図又は第
８図参照）により有利にも閉じられている。この目的の
ため、カバーキャップ２６の縁部のための支持物として
役立つ付加的なストッパ２７が外側仕切り１２及び１３
の前部及び後部パネル上に具備される。一方、同様に外
側仕切りの前部及び後部パネル上に具備された中央突出
部分２８は、カバーキャップ内のりセス２９と係合して
キャップを多重セクション式保存容器上の所定の位置に
ロックすることができる。こうしてこのように形成され
た保存用ボックスは合わさった状態に保たれ、防塵状態
に閉鎖される。この防塵閉鎖は、ユニットが閉鎖された
状態で、側面方向突出部２２の外縁部が互いに隣接して
密に延びていること、又折り畳み式の平担な連結棒を収
容するためにリセス２３が形成されている部域において
、側面パネル１６ａ、１６ｂは上面までまっすぐに延び
この上面でこれらのパネルは隣接する後部面に支えられ
ていることによって、さらに確実なものとなっている。

このようにして、さまざまな仕切りキャビティから成る
完全に取り囲まれた内部が得られる。

第７図の図はさらに、さまざまな記録媒体特にフロゲピ
ーディスク３０亦仕切り内に収容される方法及び仕切り
が拡張された状態で視認のためはっきり展示される方法
を表わしている。ここにおいて、第９図を見ると、個々
の連結要素の継手の特殊な設計により、基本的に、フロ
ッピーディスク上の表示又はラベルが難なく見えるよう
に個々の仕切りが広げられ傾斜した配置で表わされてい
るものを含む拡張状態でのあらゆる望ましい形態を保存
容器に与えることが可能であるということがわかる。

３継手式連結要素の完全な柔軟性のため、このような保
存容器は当然のことながら、その上面が中国式ランタン
の要領で折り畳まれていたものを開放状態とする一方で
底面では完全に閉じられた状態に保たれるというふうに
、ロゼツトのような形で開放されることも可能である。

個々の連結要素１９がその中間継手２１を中心に折り畳
まれるやり方は、第５図の断面図と合わせて検討して、
第４図の表示に特に明確に示されている。第４図は、そ
れぞれのフィルム継手の旋回点の部域から内方に延びそ
れぞれの部分的連結棒を収容する目的をもつリセス、な
らびに両側に配置された突出部２４により前記リセス内
に部分的棒のために形成されたストッパを示している。

明細書、請求の範囲及び図面から導き出すことのできる
全ての特徴は、個別に及びそのあらゆる組合せの形で本
発明にとって最も重要なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はカバーキャップが除去された状態の、多重セク
ション式保存容器の一実施態様の斜視図、第２図はカバ
ーキャップが破線で示されている状態の、第１図の多重
セクション式保存容器の正面図、第３図は第２図の線ＩＩＩ−Ｉに沿って切りとった断面
図、第４図は連結棒が部分的に展開された状態にあって、考
えられる１つの広げられ引き出された態様での多重セク
ション式保存容器の側面図、第５図は、第４図の線Ｖ−
■に沿って切りとられた断面図、第６図は、上述の各図に示される多重セクション式保存
容器の平面図、第７図は、異なる仕切り内に収納された情報支持体が概
略的に示されており、かつ拡張された状態での多重セク
ション式保存容器の第４図のものに相応する断面図、第８図は、第７図の線■−■に沿って切りとった断面図
である。第９図は、個々の仕切りが側面方向に傾動した位置を占
めそのため仕切り内の情報支持体上の表示の見やすさが
改善されるような、異なる拡張態様での本発明に基づく
多重セクション式保存容器を示す。１０・・・保存容器１１ａ・ｌｌｂ・ｌｌｃ・・・内側仕切り１２．１３・
・・外側仕切り１４・・・後部パネル、１６ａ、１６ｂ・・・側面パネル、１８・・・部分的前部パネル１９・・・連結要素２０・・・フィルム継手２１・・・付加的な中央継手２２・・・側面方向突出部２３・・・リセス２６・・・カバーキャップ２７・・・ストッパ２８・・・ロック用ラグ

Claims

【特許請求の範囲】

１．記録媒体が保護ハウジング内の別々の剛性仕切り内
に収納されるような、複数のプレート形記録媒体用多重
セクション式保存容器において、前記仕切りは保存容器
が閉鎖された状態で１つのスタックを形成し、開放プロ
セスの間そのヒンジ留めされた連結要素を介して広げら
れ、各々の仕切りの各側面には、仕切りスタックが拡大
して間隔のとられた仕切りの１つの配置を形成しうるよ
うな形で上で旋回される少なくとも２つの間隔どりされ
た連結要素が具備される容器であって、連結要素（１９
）は仕切り（１１ａ，１１ｂ，１１ｃ；１２，１３）と
一体を成して形成され、フィルム継手（２０）を介して
この仕切りに連結されており、ほぼ中央には付加的な継
手（２１）が具備されこの継手（２１）によりこれらの
連結要素は保存容器（１０）が閉鎖状態にあるとき自ら
を中心に折り返されることを特徴とする多重セクション
式保存容器。
２．連結要素は平担な連結棒として構成され、これらの
連結要素を仕切り上で旋回させるフィルム継手は、容器
の相対する側に配置され平担な連結棒を二等分する中央
継手（２１）が閉鎖状態で互いの方に方向づけされる形
で、各仕切りのそれぞれ上縁及び下縁部上に配置されて
いることを特徴とする、請求項１に記載の多重セクショ
ン式保存容器。
３．連結要素のフィルム継手のフィルム継手連接部分の
旋回点は、各々の側で異なる高さのところに、但し、平
担な連結棒が中央継手（２１）のまわりに合わせて折り
畳まれたときに保存容器の周囲内にとどまるな間隔どり
を、具備することを特徴とする請求項１に記載の多重セ
クション式保存容器。
４．連結要素は１つの記録媒体のための各仕切りの収容
空間の側面方向外側に配置されていることを特徴とする
請求項１に記載の多重セクション式保存容器。
５．各々の仕切りには、連結要素がその上端部及び下端
部から突出している状態で、側面方向突出部（２２）が
具備されており、これらの突出部には、折り畳まれた状
態にあるそれぞれの平担な連結棒を収納するのに役立つ
リセス（２３）が具備されていることを特徴とする請求
項４に記載の多重セクション式保存容器。
６．同時に保存容器の前方及び後方パネルを形成する内
側仕切り（１１ａ，１１ｂ，１１ｃ）ならびに外側仕切
り（１２，１３）が具備され、内側仕切り（１１ａ，１
１ｂ，１１ｃ）には少なくとも１つの部分的後部パネル
、側面パネル（１６ａ，１６ｂ）及び後部パネル（１４
）から間隔どりされている周縁の部分的前部パネル（１
８）が具備されており、一方前部及び後部の仕切り（１
２，１３）は外側の完全な連続壁パネル（１４′，１４
″）を形成していることを特徴とする、請求項１に記載
の多重セクション式保存容器。
７．前部仕切り（１２）の部分的前部パネル（１８）は
、全面連続の端部パネル（１４″）を形成していること
を特徴とする請求項６に記載の多重セクション式保存容
器。
８．外側パネル（１４′，１４″）のうち少なくともそ
の１枚に下方に開放したカバーキャップ（２６）のため
のストッパ（２７）が設けられ、このカバーキャップ（
２６）はユニットが閉鎖された状態で仕切り全体を閉じ
込めてその上部区域を保護することを特徴とする請求項
７に記載の多重セクション式保存容器。
９．側面パネル（１６ａ，１６ｂ）は各仕切りの側面方
向突出部（２２）及びそれぞれの後部パネルと共に、閉
鎖状態において保存容器が、個々の仕切りにより分けら
れカバーキャップ（２６）により上部で閉じられている
ほぼ気密な１つの空間を形成することを特徴とする請求
項６に記載の多重セクション式保存容器。
１０．カバーキャップ（２６）内に配置されている内側
リセスと係合するため、前部パネル及び後部パネル（１
４′，１４″）上にはロック用ラグ（２８）が配置され
ていることを特徴とする請求項８に記載の多重セクショ
ン式保存容器。