JPH04181116A - 傾斜計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の目的 ［産業上の利用分野］ 本発明は、傾斜計に関し、特に、透明ハウジングに収容
された液体の液面によって透明ハウジングの傾斜角度を
表示してなる傾斜計に関するものである。

［従来の技術］ 従来、この種の傾斜計としては、望遠鏡の枢支軸に錘を
枢支しておき、望遠鏡に付着した角度目盛と錘とのなす
角度によって望遠鏡によって視認した対象物の傾斜角度
（すなわち対象物と望遠鏡とを結ぶ線と水平面とのなす
角；俯角あるいは仰角）を表示してなるものが提案され
ていた。

［解決すべき問題点］ しかしながら、従来の傾斜計では、望遠鏡に角度目盛を
付着しかつ錘を枢支していたので、（ｉ１部品点数を削
減できず、大型化してしまう欠点があり、ひいては（１
１）運搬に不便という欠点があり、また（ｉｉｉ）望遠
鏡装置などに組込むことができない欠点があり、結果的
にｆｉｖｌ簡便に対象物の傾斜角度を視認ないし検知す
ることができない欠点があった。

そこで、本発明は、これらの欠点を除去する目的で、透
明ハウジングに収容された液体の液面によって透明ハウ
ジングの傾斜角度を表示してなる傾斜計を提供せんとす
るものである。

（２）発明の構成 ［問題点の解決手段］ 本発明により提供される問題点の解決手段は、「（ａ）
透明ハウジング（２１）と、 ｆｂｌ透明ハウジング（２１）に収容された液体（２２
）と、 （Ｃ）透明ハウジング（２１）に付着されており、液体
（２２）の液面によって透明ハウジング（２１）の傾斜
角度を表示するための角度目盛ｆ２１Ａｌと を備えてなる傾斜計Ｊ である。

［作用］ 本発明にかかる望遠鏡装置は、上述の［問題点の解決手
段］の欄に明示したごとく、透明ハウジングに収容され
た液体の液面によって透明ハウジングの傾斜角度を表示
しているので、 ｆｉ１部品点数を削減して小型化を可能とする作用 をなし、ひいては ｆｉｉｌ望遠鏡装置などに組込むことを可能とする作用 をなし、結果的に （ｉｉｉｌ対象物の傾斜角度を簡便に検知可能とする作
用 をなす。

［実施例］ 次に、本発明にかかる傾斜計ついて、好ましい実施例を
挙げ、添付図面を参照しつつ、具体的に説明する。

しかしながら、以下に説明する実施例は、本発明の理解
を容易化ないし促進化するために記載されるものであっ
て、本発明を限定するために記載されるものではない。

換言すれば、以下に説明される実施例において開示され
る各要素は、本発明の精神ならびに技術的範囲に属する
全ての設計変更ならびに均等物置換を含むものである。

」医住区国り 第１図は、本発明にかかる傾斜計の一実施例を示すため
の斜視図である。

第２図は、第１図実施例の■−■線にそって切断した状
態を示すための断面図である。

第３図は、第１図実施例の組込まれた望遠鏡装置を示す
ための斜視図であって、内部構造を明示するためにハウ
ジングが除去された状態を示している。

」！置皿の１虜り まず、第１図および第２図を参照しつつ、本発明にかか
る傾斜計の一実施例について、その構成を詳細に説明す
る。

銭は、本発明にかかる傾斜計であって、平板状の透明ハ
ウジング２１と、透明ハウジング２１の内部に収容され
た液体２２と、透明ハウジング２１に付着されており液
体２２の液面によって透明ハウジング２１の傾斜角度を
表示するための角度目盛２１Ａとを備えている。透明ハ
ウジング２１は、透明ガラスあるいは透明プラスチック
などによって作成すればよい。

液体２２の収容量は、透明ハウジング２１が鉛直面内に
保持されたとき、その液面が透明ハウジング２１の直径
にそって広がり透明ハウジング２１の傾斜角度を表示す
るよう調整されておれば、角度目盛２１Ａの付着作業を
容易化できるので、好ましい。

液体２２は、透明液体（たとえば純水）であれば、透明
ハウジング２１の透過光によって透明ハウジング２１の
傾斜角度を検知できるので、好ましい。

」去１ｔじパ！肚り 更に、第１図および第２図を参照しつつ、本発明にかか
る傾斜計の一実施例について、その作用を詳細に説明す
る。

本発明にかかる傾斜計銭は、透明ハウジング２１を傾斜
せしめたとき、液体２２の液面が水平面を維持している
ので、透明ハウジング２１に付着された角度目盛２１Ａ
によってその傾斜角度を表示できる。

二使１劃駁ヨ創又り 加えて、第１図ないし第３図を参照しつつ、本発明にか
かる傾斜計の一実施例について、その使用例の構成を詳
細に説明する。

匹は、本発明にかかる傾斜計堕の組込まれた望遠鏡装置
であって、第１の平面内に配置されており、物空間に存
在する対象物Ｍによって反射されもしくは発生された光
を通過せしめるための対物レンズ１１と、第１の平面と
第１の平面および第１の平面に直交され対物レンズ１１
の光軸を含む第２の平面に直交された第３の平面とに対
しともに４５度の角度もって交叉しており対物レンズ１
１を通過した光を反射せしめるための反射鏡１２と、第
１の平面と第３の平面とに対しともに４５度の角度をも
って交叉しかつ反射鏡１２に対し９０度の角度をもって
交叉しており反射鏡１２によって反射された光を反射せ
しめるための反射鏡１３と、第１の平面と第２の平面と
に対しともに４５度の角度をもって交叉しており反射鏡
１３によって反射された光を反射せしめるための反射鏡
１４と、第１の平面および第２の平面に対しともに４５
度の角度をもって交叉しかつ反射鏡１４に対し９０度の
角度をもって交叉しており反射鏡１４によって反射され
た光を反射せしめるための反射鏡１５と、反射鏡１５に
よって反射された光を通過せしめて対物レンズ１１の物
空間に存在する対象物Ｍの正立実像を結像せしめるため
の接眼レンズ１６とを備えている。対物レンズ１１の像
空間焦点および接眼レンズ１６の物空間焦点は、反射鏡
１４．１５の間に設定されている。

本発明にかかる傾斜計践は、第２の平面に平行しかつ対
物レンズ１１の像空間焦点の近傍でかつ接眼レンズ１６
の物空間焦点の近傍に位置するよう反射鏡１４．１５の
間に配置されている。

ｍ旧υ引− 併せて、第１図ないし第３図を参照しつつ、本発明にか
かる傾斜計の一実施例について、その使用例の作用を詳
細に説明する。

本発明にかかる傾斜計並の組込まれた望遠鏡装置用によ
って観察者が対物レンズ１１の物空間にある対象物Ｍを
視認すると、対象物Ｍによって反射されもしくは発生さ
れた光が、対物レンズ１１を矢印Ｘ　１．　Ｘ　２で示
すごとく通過して反射鏡１２に与えられる。対物レンズ
ＩＩを通過して反射鏡Ｉ２に与えられた光のもつ対象物
Ｍの情報　（すなわち対象物Ｍの像ｍ＋）は、正立実像
であって左右非反転状態（すなわち左右が対物レンズ１
１の光軸に関して対象物Ｍと一致する状態）にある。

反射鏡１２に与えられた光は・、反射されたのち、矢印
ｘ３で示すごと（反射鏡１３に与えられる。反射鏡１２
で反射されて反射鏡１３に与えられた光のもつ対象物Ｍ
の情報（すなわち対象物Ｍの像ｍ２）は、正立実像（こ
こでは対物レンズ１１の方向を正とする）であって、左
右非反転状態にある。

反射鏡１３に与えられた光は、反射されたのち、矢印ｘ
４で示すごとく反射鏡１４に与えられる。

反射鏡１３で反射されて反射鏡１４に与えられた光のも
つ対象物Ｍの情報（すなわち対象物Ｍの像ｍａｌは、倒
立実像であって、左右非反転状態にある。

反射鏡１４に与えられた光は、反射されたのち、矢印Ｘ
、で示すごと（本発明にががる傾斜計堕に与えられる。

反射鏡１４で反射されて傾斜計翻に与えられた光のもつ
対象物Ｍの情報　（すなわち対象物Ｍの像ｍ　４　］は
、倒立実像であって、左右非反転状態にある。

傾斜計銭に与えられた光は、通過したのち、傾斜計興で
反射された光とともに、矢印Ｘ６で示すごと（反射鏡１
５に与えられる。傾斜計輩を通過して反射鏡１５に与え
られた光のもつ対象物Ｍの情報（すなわち対象物Ｍの像
ｍｓ）は、傾斜計翻が対物レンズ１１の像空間焦点の近
傍にあるので、正立実像であって、左右非反転状態にあ
る。

傾斜計並で反射されて反射鏡１５に与えられた光のもつ
傾斜計銭の情報（すなわち傾斜計翻の像）は、正立実像
であって、左右非反転状態にある。

反射鏡１５に与えられた光は、反射されたのち、矢印Ｘ
７で示すごとく接眼レンズ１６に与えられる。反射鏡１
５で反射されて接眼レンズ１６に与えられた光のもつ対
象物Ｍの情報（すなわち対象物Ｍの像ｍｓ）は、正立実
像であって、左右非反転状態にある。

反射鏡１５で反射されて接眼レンズ１６に与えられた光
のもつ傾斜計神の情報（すなわち傾斜計輩の像）は、王
立実像であって、左右非反転状態にある。

反射鏡１６に与えられた光は、接眼レンズ１６を通過し
たのち、矢印ｘＩＩで示すごと（観察者に与えられる。

接眼レンズ１６を通過して観察者に与えられた光のもつ
対象物Ｍの情報（すなわち対象物Ｍの像Ｍ”）は、観察
者が接眼レンズ１６の像空間焦点の内側に位置するので
、正立実像であって、左右非反転状態にある。

接眼レンズ１６を通過して観察者に与えられた光のもつ
傾斜計■の情報（すなわち傾斜計践の像）は、観察者が
接眼レンズ１６の像空間焦点の内側に位置するので、正
立実像であって、左右反転状態にある。このとき、観察
者に与えられた傾斜計並の情報は、対象物Ｍの傾斜角度
を示している。

したがって、本発明にかかる傾斜計銭の組込まれた望遠
鏡装置■によれば、対象物Ｍの像Ｍ１とともに、その傾
斜角度も同時に視認できる。

（３）発明の効果 上述より明らかなように、本発明にかかる傾斜計は、透
明ハウジングに収容された液体の液面によって透明ハウ
ジングの傾斜角度を表示しているので、 ｆｉｔ部品点数を削減して小型化を可能とできる効果 を有し、ひいては ｆｉｉｌ望遠鏡装置などに組込むことを可能とできる効
果 を有し、結果的に （ｉｉｉｌ対象物の傾斜角度を簡便に検知可能とできる
効果 を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明にかかる傾斜計の一実施例を示すための
斜視図、第２図は第１図実施例の■−■線にそった拡大
断面図、第３図は第１図実施例の使用例を示すための斜
視図である。 １０・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・望遠鏡
装置１１・・・・・・・・・・・・・・・・・・対物レ
ンズ１２〜１５・・・・・・・・・・・・・・反射鏡１
６・・・・・・・・・・・・・・・・・・接眼レンズ２
０・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・傾斜計２
１・・・・・・・・・・・・・・・・・・透明ハウジン
グ２１Ａ・・・・・・・・・・・・・角度目盛２２・・
・・・・・・・・・・・・・・・液体特許出願人　　株
式会社　石神井計器製作所代理人　弁理士　　工　　藤
　　　　　隆　　夫第１図 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （ａ）透明ハウジング（２１）と、 （ｂ）透明ハウジング（２１）に収容された液体（２２
   ）と、 （ｃ）透明ハウジング（２１）に付着されており、液体
   （２２）の液面によって透明ハウジング（２１）の傾斜
   角度を表示するための角度目盛（２１Ａ）と を備えてなる傾斜計。