JPH0417828A - 掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は清掃面の種類を正確に識別することができるよ
うにした掃除機に関するものである。

従来の技術 従来の掃除機の床面センサは、床ブラシに取り付けられ
た発光素子と受光素子と、この受光素子の出力の初期レ
ベルを検知するレベル検出手段と、このレベル検出手段
の出力により、清掃面の種類を判断する床面判断手段と
、床面判断手段の出力により制御される床ブラシモータ
を備え、発光素子が発光し清掃面で反射された反射光を
受光素子が受けてこの受光量に対応する信号を検知・識
別することにより、清掃面の種類を判断するものであっ
た。

発明が解決しようとする課題 しかしこの従来の方式は、清掃面の色によって発光素子
の反射光量が大きく変わり、清掃面の種類を正確に識別
することができず、清掃面の種類に応した床ブラシを駆
動することができないという課題かあった。

本発明は、このような従来の課題を解決しようとするも
ので、清掃面の色による反射光の変動による影響を避け
て、清掃面の種類を・正確に識別し、清掃面の種類に応
じた床ブラシの駆動が自動的にできる掃除機を提供する
ことを目的とする。

課題を解決するための手段 前記の目的を達成するために本発明の掃除機は、床ノズ
ルに取り付けられた発光素子および受光素子と、この受
光素子の出力の時間に対する変動量を検出する受光変動
量検出手段と、この受光素子の出力の初期レベルを検知
するレベル検出手段と、受光変動量検出手段とレベル検
出手段の出力により、清掃面の種類を判断する床面判断
手段と、床面判断手段の出力により制御される床ブラシ
モータを備えてなるものである。

作用 前記手段は以下のように作用する。使用者が床ノズルを
清掃面上で移動させれば、発光素子が発した光は、清掃
面で清掃面の色・種類に応じて反射され、受光素子がこ
の反射光を受光する。そこてレベル検出手段が、この受
光素子の初期出力のレベルを検知する。そしてこの検知
レベルの大小によって、例えばレベルが低い場合は絨穂
、レベルが高い場合は板床と清掃面の種類を仮に決定す
る。次に受光変動量検出手段により、床ノズルが床面上
を動く時の反射光量の時間に対する変動を検知する。変
動が少ない場合は板床、変動が多い場合には絨穂である
という様に仮に決定する。そこで床面判断手段は、レベ
ル検出手段が仮に決定した清掃面の種類の情報と、受光
変動量検出手段が検知した情報とから、最終的に清掃面
の種類を決定するものである。つまり、受光レベルが低
くて変動量か大きい場合には絨穂であると、受光レベル
か高くて変動量が少ない場合には板床であると、またこ
の両者の中間に位置する場合は畳であると判断するもの
である。

実施例 以下本発明の一実施例について第１図から第３図を基に
説明する。第１図において、■は反射型の発光素子で、
床ノズル】０に取り付けられており、／ｉ！を描面８に
対して光を発する。２は同様に床ノズル１０に取り付け
られており、前記発光素子１による光が清掃面８で反射
された反射光を受光し、この受光量に応じた信号を発生
する受光素子である。３は受光素子２の出力の一定時間
内での変動量を検出する受光変動量検出手段である。４
は受光素子２の初期出力のレベルを検知するレベル検出
手段である。５は前記受光変動量検出手段３とレベル検
出手段４との出力により清掃面８の種類を判断する床面
判断手段である。６は前記床面判断手段５の出力を受け
て駆動される床ブラシモータ、７は床ブラシモータ６に
よって駆動される床ブラシ、９は床ノズル１０が接続さ
れているホースである。なお、受光変動量検出手段３は
本実施例においてはマイコンで構成している。

以下本実施例の作用を説明する。使用者が床ノズル１０
を清掃面８上で前後に移動操作すると、発光素子ｌが発
生した光が清掃面８で反射され、清掃面８の状態に応じ
た量の反射光を受光素子２が受光する。受光素子２はこ
の受光量に応した信号を発生し、受光変動量検出手段３
とレベル検出手段４に出力する。レベル検出手段４は受
光素子２の初期出力レベルを検知する。この初期出力レ
ベルは第２図に示すように清掃面の種類に応じた顕著な
特性を有している。即ち、絨穂の場合は最もレベルが低
く、畳、板床の白色の順に高くなっている。これは清掃
面８が発光素子１による入射光線を反射する反射面とし
て作用する場合、例えば板床等の場合は表面か滑らかで
あるため、反射率か高く、従って初期出力しヘルも高く
てるものである。また板床の色か黒い場合は、光か吸収
されろため初期出力レベルは、絨穂や畳の場合よりも低
くてるものである。つまり、反射光のレベル検出手段４
による初期レベルの検知だけては、板床の色か影響して
絨穂・畳・板床の識別ができないものである。そこで本
実施例では受光変動量検出手段３により、一定時間内で
の受光量の変動量を検知している。この変動量の清掃面
に対する特性は第３図に示す通りである。つまり、絨穂
の場合は表面が柔らかく凸凹しているため、この変動量
は最も大きい。また板床やフロア−の場合は、表面か硬
く平坦であるため、この変動量は最も小さい、つまり、
反射光量の変動量を検知することを併用することによっ
て、清掃面８の識別が正確にてきるものである。そこで
本実施例ては床面判断手段５は、レベル検出手段４と受
光変動量検出手段３の情報から清掃面の種類を次のよう
に判断するようにしている。即ち、初期出力レベルが低
くて変動量が大きい場合は絨穂、初期出力レベルが高（
て変動量が小さい場合は板床、初期出力レベルも変動量
も中くらいの場合は畳と判断するものである。このよう
に床面判断手段５は、受光変動量検出手段３とレベル検
出手段４との情報から清掃面８の種類を判断し、これに
応じた信号を床ブラシモータ６に出力する。こうして床
ノズルのブラシは、清掃面の種類に適合した形で駆動さ
れる。

発明の効果 以上のように本発明の掃除機によれば、床ノズルに取り
付けられた発光素子および受光素子と、この受光素子の
出力の時間に対する変動量を検出する受光変動量検出手
段と、この受光素子の出力の初期レベルを検知するレベ
ル検出手段と、受光変動量検出手段とレベル検出手段の
出力により、清掃面の種類を判断する床面判断手段と、
床面判断手段の出力により制御される床ブラシモータを
備えてなるものであり、清掃面の色による影響を避ける
ことかでき、清掃面のＮ類を正確に識別し清掃面の種類
に応じた床ブラシの駆動か自動的にてきるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す掃除機の床面センサ部
の断面図、第２図は同清掃面の種類による反射光量の特
性を示す特性図、第３図は同清掃面の種類による反射光
量の一定時間内での変動特性を示す特性図である。 １・・・発光素子、２・・・受光素子、３・・・受光変
動量検出手段、４・・・レベル検出手段、５・・・床面
判断手段、６・・・床ブラシモータ、８・・・清掃面、
１０・・・床ノズル。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１８兇た左シ 労戴本シ Ｃ」シ１贋出参長 しへ“／ｌｋ士し到ｈλ 第２図 床７“うシ ジも峰面 ）１−（ス ４　）】１ノＵ 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　床ノズルに取り付けられた発光素子および受光素子と
   、この受光素子の出力の時間に対する変動量を検出する
   受光変動量検出手段と、この受光素子の出力の初期レベ
   ルを検知するレベル検出手段と、受光変動量検出手段と
   レベル検出手段の出力により、清掃面の種類を判断する
   床面判断手段と、床面判断手段の出力により制御される
   床ブラシモータを備えてなる掃除機。