JPH0417753Y2 - - Google Patents

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JPH0417753Y2
JPH0417753Y2 JP1985051026U JP5102685U JPH0417753Y2 JP H0417753 Y2 JPH0417753 Y2 JP H0417753Y2 JP 1985051026 U JP1985051026 U JP 1985051026U JP 5102685 U JP5102685 U JP 5102685U JP H0417753 Y2 JPH0417753 Y2 JP H0417753Y2
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door
opening
warehouse
airtight
packing
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JP1985051026U
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、倉庫気密扉装置に、また特に、この
種気密扉の開閉に伴う気密面係合/離脱装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
気密式の倉庫、例えば燻蒸倉庫や保温たは保冷
倉庫等の気密扉は、閉鎖時には庫外の雰囲気と庫
内との通気を完全に遮断する必要がある。特に燻
蒸倉庫においては、庫内に例えば青酸ガス等の危
険有毒ガスを充満するので、100%通気遮断しな
ければならず、法令に定められた検査を完全に満
足させる必要がある。なおかつこの密封機能を長
期にわたつて維持することが要求される。
上記の目的を達成するための手段として、従来
から、扉用の倉庫開口部表面にパツキンを貼り付
けて扉の裏面を機械式もしくは油圧シリンダ等に
より圧着させて気密を保持するように構成されて
いる。
しかしながら、この種倉庫の扉は一般に大形
(例えば3.5m×3.5m等)であり、かつ重量も1t以
上あることが多く、また開扉する際には前記パツ
キン面から離脱させる必要があるため、扉の開閉
機構には従来から種々の提案がなされている。
第3図に、従来の気密扉の開閉機構の一例の概
要垂直断面図を示す。本例は頭上レール上を水平
方向に転動するハンガー組立体から扉を懸垂し、
閉扉時には扉を外側から油圧シリンダ(ジヤツ
キ)により倉庫開口部周囲のパツキンに押付け、
開扉時には、扉の自重により、このパシン面から
自動的に離脱するよう振子式に揺動するよう構成
したものである。Gは地表、Fは倉庫の床、Cは
倉庫の天井、PKは、倉庫の開口部Oの周囲表面
に貼付けられたパツキンである。また、Dは気密
扉で、倉庫の開口部O上部の天井Cと支柱S間に
固設された頭上梁Bの下面のレール(軌条)T上
を開口部O平面に沿つて水平に転動し得るローラ
Rを備えたトラベリングハンガーHに、ピンPa
とリンクLを介して支持ピンPで懸垂されてい
る。扉Dの重心位置はCGで示す位置にあり、開
扉時、自重で垂下しているときは、重心位置CG
は、支持ピンPの垂直下方に定置され、扉Dは図
の実線に示す姿勢をとり、パツキンPK面から離
れて、ハンガレールT上を走行可能の状態とな
る。
Jは、支柱Sに固定して配設された油圧シリン
ダで、そのピストンロツド(プランジヤ)により
扉DをパツキンPK面に押付けて扉Dの気密を維
持するように構成されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、以上のような従来例にあつて
は、気密扉DがリンクLを介して支持ピンPによ
り振子式に懸垂されているので、扉の開閉時に、
好ましくない余分の揺動を伴なう傾向があり、か
つ開扉状態のときに、外気に風があるとき風圧に
よつて揺動してパツキンPK面に押付けられる可
能性がある。また、閉扉および開扉の際には、リ
ンクLは、支持ピンPを中心とする円弧を描きな
がら揺動するので、扉Dの裏面は、上下方向の分
力を伴つてパツキン面に圧着もしくは離脱するの
で、パツキンPK表面を損傷し易いという欠点が
あつた。このことは、扉Dの表面を押付けるピス
トンロツド先端についても同様で、上下方向の分
力により当接部の摩耗を生ずることになる。
本考案は、以上のような従来例の問題点に着目
してなされたもので、上述諸欠点を解消するよう
気密扉を、倉庫開口部に向つて水平方向に移動す
るように構成することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案においては、気密扉をトラベ
リングハンガー上を、倉庫の開口部に対して水平
方向に移動する手段と、開口部と反対側方向に偏
倚するばね手段とを設けるよう構成したものであ
る。
〔実施例〕
以下に本考案を実施例に基づいて説明する。第
1図は、本考案による気密扉開閉機構要部の垂直
断面図(第3図相当)、第2図a,b,cはそれ
ぞれトラベリングハンガーHの側面図(一部断
面)、正面図(一部断面)およびb図のx−x線
矢視図である。第1図、第2図とも、前出従来例
第3図と同一または相当構成要素は、同一符号で
示し、重複説明は省略する。
本実施例の特徴は、トラベリングハンガーHの
気密扉Dの懸垂ブラケツト2の上部に、ハンガー
本体の底部材3上を倉庫開口部Oに向つて垂直な
水平方向に転動可能な一対のローラ1を設け、上
記懸垂ブラケツト2を倉庫開口部Oから離れる方
向に、圧縮コイルばね4によつて常時偏倚させる
ようにした構成にある。
気密扉Dは、懸垂ブラケツト2の下縁フランジ
部へボルトにより固定されている。5は扉の高さ
調整用スペーサ(シム)である。懸垂ブラケツト
2の上部には、一対の球軸受形のローラ1が回転
可能に取付けられて、ハンガー本体の底部材3上
に支持されている。底部材3には、懸垂ブラケツ
ト2が扉平面と垂直方向に移動し得るよう切欠き
みぞ3aが刻設されている。また、懸垂ブラケツ
ト2の上部には、厚板部材2aが溶接固着され、
その上端に固着された案内ピン4aと、ハンガー
本体の倉庫開口部O側の側板3cに螺設された取
付けねじ4b間に、圧縮コイルばね4が配設さ
れ、懸垂ブラケツト2を、前記底部材みぞ3aの
奥端3b部に向つて常時押付け、扉Dを倉庫開口
部Oの周囲パツキンPKから離れる方向に偏倚さ
せている。4cは、取付けねじ4bのロツクね
じ、また、6は、ハンガー本体面側面間の一対の
スペーサを示す。
図中Mは、扉D内に充填された断熱材、また7
は下部ガイドローラ、8はローラ用ガイドで、扉
Dの閉鎖位置において、シリンダJによりパツキ
ンPK方向に扉Dが移動できるよう、パツキン側
のガイドが局部的に開隔を拡げてある。
〔作用〕
以上の構成によつて明らかなように、気密扉D
を閉扉する際には、第1図における支柱Sに配設
された複数の油圧シリンダJ(ジヤツキ)を作動
させて、シリンダロツド(プランジヤ)Jaを扉
Dの表面に当接させ、前記ばね4の偏倚力に抗し
て扉を倉庫開口部周囲に配設されたパツキンPK
表面に垂直方向に均一に押付けて気密を確保す
る。
開扉に際しては、油圧シリンダJのプランジヤ
Jaを引込めて初期位置に復元させると、扉Dは、
ばね4の弾性力により、扉Dを前記ローラ1を介
して、パツキンPK表面から垂直方向に均一に離
脱して、前記懸垂ブラケツト2をハンガー本体底
部材3のみぞ奥端3b部に当接する位置まで平行
に移動させ、ついでトラベリングハンガーのレー
ルT上の移動を許す状態となる。
以上のように、気密扉Dは、その開/閉扉時に
はいずれもパツキンPK面に対して垂直方向に均
一に水平移動するため、パツキンPKならびにピ
ストンロツド当接部を上下方向の分力によつて損
傷する怖れがなく、また、風等による扉Dの好ま
しくない揺動をも減少させることができる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案によれば、気
密扉の開扉/閉扉運動を、倉庫開口部に対して垂
直方向に均一に平行移動するよう構成したため、
パツキン面への扉の当接/離脱に上方方向分力を
伴うことがないため、パツキンの気密機能および
寿命を向上させることができ、また、油圧シリン
ダのロツド端部への悪影響や、風圧による動揺に
対しても有利となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による気密扉開閉機構要部の
垂直断面図、第2図a,b,cは、それぞれトラ
ベリングハンガーの側面図、正面図およびb図の
x−x線矢視図、第3図は、従来の気密扉の開閉
機構の一例の第1図相当図である。 1……ローラ、2……懸垂ブラケツト、3……
トラベリングハンガー本体底部、4……圧縮コイ
ルばね、D……気密扉、H……トラベリングハン
ガー、O……倉庫開口部、PK……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下部に気密扉を懸垂固定した懸垂ブラケツト
    に、倉庫開口部平面に沿つて移動するトラベリン
    グハンガー本体上を上記平面に垂直な水平方向に
    転動可能なローラ手段を設け、かつ、前記懸垂ブ
    ラケツトを、前記トラベリングハンガー本体に対
    して前記倉庫開口部と反対側の前記水平方向に常
    時偏倚させるばね手段を備えたことを特徴とする
    倉庫気密扉装置。
JP1985051026U 1985-04-08 1985-04-08 Expired JPH0417753Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985051026U JPH0417753Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JP1985051026U JPH0417753Y2 (ja) 1985-04-08 1985-04-08

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JPS61168279U JPS61168279U (ja) 1986-10-18
JPH0417753Y2 true JPH0417753Y2 (ja) 1992-04-21

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ID=30569707

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734139Y2 (ja) * 1989-05-30 1995-08-02 重十史 冨永 遮音扉

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4813128U (ja) * 1971-06-27 1973-02-14
JPS516341A (ja) * 1974-07-05 1976-01-19 Kohan Sendan Kikai Kk Kimitsutobirasochi

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