JPH04177327A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH04177327A
JPH04177327A JP2307557A JP30755790A JPH04177327A JP H04177327 A JPH04177327 A JP H04177327A JP 2307557 A JP2307557 A JP 2307557A JP 30755790 A JP30755790 A JP 30755790A JP H04177327 A JPH04177327 A JP H04177327A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の利用分野J 本発明は、アクティブ型液晶表示装置に関するもので、
特にそれぞれの画素に相補型に2つの薄膜型絶縁ゲイト
電界効果トランジスタ(以下TPTという)を設けた液
晶パネルに関するものである。
「従来の技術」 従来、TPTを用いたアクティブ型の液晶表示装置が知
られている。この場合、TPTにはアモルファスまたは
多結晶型の半導体を用い、1つの画素にPまたはN型の
いずれか一方の導電型のみのTPTを用いたものである
。即ち、一般にはNチャネル型TPT(NTFTという
)を画素に直列に連結している。
その代表例を第1図に示す。
第1図において、液晶(12)を有し、それに直列に連
結してNTFT(11)を設けている。これをマトリッ
クス配列せしめたものである。一般には640×480
または1260 X 960と多くするか、この図面で
はそれと同意味で単純に2×2のマトリックス配列をさ
せた。このそれぞれの画素に対し周辺回路(16)、 
(17)より電圧を加え、所定の画素を選択的にオンと
し、他の画素をオフとした。するとこのTPTのオン、
オフ特性か一般には良好な場合、コントラストの大きい
液晶表示装置を作ることかできる。しかしながら、実際
にかかる液晶表示装置を製造してみると、TPTの出力
即ち液晶にとっての入力(液晶電位という)の電圧VL
−(10)は、しばしば“1”(High)とするべき
時に1”(High)にならず、また、逆に”O” (
Low)となるべき時に’0”(L。
W)にならない場合かある。液晶(12)はその動作に
おいて本来絶縁性であり、またTPTかオフの時に液晶
電位(VL、)は浮いた状態になる。この液晶(12)
は等測的にキャパシタであるため、そこに蓄積された電
荷によりVLCか決められる。この電荷は液晶がRLC
で比較的小さい抵抗となったり、ゴミ、イオン性不純物
の存在によりリークしたり、またTPTのゲイト絶縁膜
のピンホールによりR6,(15)か生じた場合にはそ
こから電荷かもれ、■、。は中途半端な状態になってし
まう。このため1つのパネル中に20万〜500万個の
画素を有する液晶表示装置においては、高い歩留まりを
成就することかできない。特に液晶(12)は一般には
TN(ツィステッドネマティック)液晶が用いられる。
その液晶の配向のためにはそれぞれの電極上にラビング
した配向膜を設ける。このラビング工程のため発生ずる
静電気により弱い絶縁破壊か起こり、隣の画素との間ま
たは隣の導線との間てリークしたり、またゲイト絶縁膜
か弱く、リークをしたりしてしまう。 アクティブ型の
液晶表示装置においては、液晶電位を1フレームの間は
たえず初期値と同し値として所定のレベルを保つことか
きわめて重要である。しかし実際は不良か多く、必ずし
も成就しないのが実情である。
また液晶材料か強誘電性液晶であると、注入電流を大き
く必要とする。このためにはTPTを大きくして電流マ
ージンを大きくとらなければならないという欠点かある
r発明の目的」 本発明はこのような問題を解決し、相補型としても液晶
装置のパネルの開口率を従来の1つのTPTを用いた方
式と同一または実質的に同一として構成を有せしめた。
V L Cが“1”、“0”に充分安定して固定させ、
lフレーム中にそのレベルがドリフトしないようにした
ものである。
「発明の構成」 本発明は、マトリックス構成したそれぞれの画素の一方
の透明導電膜の電極に相補型のTPTの出力端子を連結
せしめたものである。即ちマトリックス配列したすべて
の画素にPチャネル型のTPT(以下(PTFTという
)とNTFTとを相補型(以下C/TFTという)とし
て連結したものである。
その本発明の代表例を第3図に回路として示す。
また実際のパターンレイアウト(配置図)の例を第5図
に示す。
本発明の説明として、第2図の2×2のマトリックスの
例を示す。PTFTとNTFTとのゲイトを互いに連結
し、さらにY軸方向の線V。。(22)、またはVoG
・(23)に連結した。またC/TPTの共通出力を液
晶(12)に連結している。PTFTの入力(Vss側
)をX軸方向の線V DD(18)、 V oo(18
’ )i:連結し、NTFTの入力(Vss側)を接地
(19)、 (19’ )させている。するとVDD(
18)、VG。(22)か1“の時、液晶電位(10)
は“0”となり、またVoo(18)か°’1” 、V
ac(22)かO”の時液晶電位(10)は1”となる
。そして液晶の画素(12)は反対の電極電位(13X
一般には接地電位)に比べて“1”となるとき、オンと
なる。逆に液晶電位(10)が“O”のとき液晶はオフ
となる。
そして液晶電位(10)はVoo(18)、または接地
またはV、、(19)のいずれかに固定させるため、フ
ローティングとなることがない。
第3図の本発明の例においては、X軸方向の配線(18
)、 (18’)に対し、接地端子(19)、 (19
”)もX軸方向に配線した。すると、第2図における(
19)。
(19”)を共通にしてVss(19)か得られる。2
×2のマトリックスを構成せんとする時、VSS(19
)はその上側の画素とその下側の画素との共通配線とし
ている。
この場合、液晶電位■、。はVDDかまたはy ssか
に固定させることかできる。PTFT(21)、NTF
T(11)とは相補であるため、R1゜(14)にゴミ
、イオン性のリークかあっても問題とならない。
また隣の配線との間に少しのリークがあってもV、cに
はたえずVbo(18)またはVSS(19)から電荷
か提供されるため、フローティングではなく、フレーム
内でのレベルを一定とすることができる。
以下に実施例に基づき、本発明を示す。
「実施例1」 この実施例は第3図、第5図および第6図を用いて示す
ガラス基板にC/TPTを作らんとした時の製造工程を
第6図に基づき示す。
第6図において、ANガラス、パイレックスガラス等の
約600°Cの熱処理に耐え得るガラス上にマグネトロ
ンRF(高周波)スパッタ法を用いてブロッキング層と
しての酸化珪素膜(3′)を1000〜3000人の厚
さに作製した。
プロセス条件は酸素100%雰囲気、成膜温度150°
C1出力400〜800W、圧力0.5Paとした。タ
ーゲットに石英または単結晶シリコンを用いた成膜速度
は30〜100人/分であった。
さらにこの上にシリコン膜をLPGVD(減圧気相)法
、スパッタ法またはプラズマCVD法により形成した。
減圧気相法で形成する場合、結晶化温度よりも100〜
200°C低い450〜550°C1例えば530℃て
ジシ−7:/ (Si□Hs)まタハ) ’J シラン
(Si3Hs)をCVD装置に供給して成膜した。反応
炉内圧力は30〜300Paとした。成膜速度50〜2
50人/分てあった。NTETとPTFTとのスレッシ
ュホールド電圧(Vth)を概略同一に制御するため、
ホウ素をジボランを用いてlXl014〜I X 10
I10l7”の濃度として成膜中に添加してもよい。
スパッタ法で行う場合、スパッタ前の背圧を1xlO−
”Pa以下とし、単結晶シリコンをターゲットとし、ア
ルゴンに水素を20〜80%に混入した雰囲気で行った
。例えばアルゴン20%、水素80%とした。成膜温度
は150°C1周波数は13.56MHz、スパッタ出
力400〜800Wとした。圧力は0.5Paであった
プラズマCVD法により珪素膜を作製する場合、その温
度は例えば300°Cとし、モノシラン(SiH,)ま
たはジシラン(S12H@)を用いた。これらをPCV
D装置内に導入し、13.56MH2の高周波電力を加
えて成膜した。
これらの方法によって形成された被膜は、酸素か7 X
 10”cm−3以下、好ましくはI XIO”cm−
3以下の濃度であることが好ましい。その代表的な結晶
化をさせる場合、結晶化の程度を助長させ得るからであ
る。例えばSIMS(二次イオン質量分析)法における
不純物として酸素が8 X 10’ ”cm−”、炭素
3 X 10”cm−’を得た。また水素は4 X 1
0”cm−’てあり、珪素4 X 1022cm−”と
して比較すると1原子%であった。
かくしてアモルファス状態の珪素膜を500〜3000
人、例えば1500人の厚さに作製の後、450〜70
0°Cの温度にて12〜70時間非酸化物雰囲気にて中
温の加熱処理した。例えば窒素または水素雰囲気にて6
00°Cの温度で保持した。
この珪素膜の下の基板表面にアモルファスの酸化珪素膜
が形成されているため、この熱処理で特定の核か存在せ
ず、全体が均一に加熱アニールされる。即ち、成膜時は
アモルファス構造を有し、また水素は単に混入している
のみである。
このア二〜ルにより、珪素膜はアモルファス構造から秩
序性の高い状態に移り、その一部は結晶状態を呈する。
特にシリコンの成膜時に比較的秩序性の高い領域は特に
結晶化をして結晶状態となろうとする。しかしこれらの
領域間に存在する珪素により互いの結合がなされるため
、珪素同志は互いにひっばりあう。結晶としてもレーザ
ラマン分光により測定すると、単結晶の珪素のピーク5
22cm−’より低周波側にシフトしたピークが観察さ
れる。それの見掛は上の粒径は半値巾から計算すると、
50〜500人とマイクロクリスタルのようになってい
るが、実際はこの結晶性の高い領域は多数あってクラス
タ構造を有し、その各クラスタ間は互いに珪素同志で結
合(アンカリング)かされたセミアモルファス構造の被
膜を形成させることができた。
結果として、この被膜は実質的にグレインバウンダリ(
GBという)がないといってもよい状態を呈する。キャ
リアは各クラスタ間をアンカリングされた個所を通じ互
いに容易に移動し得るため、いわゆるGBの明確に存在
する多結晶珪素よりも高いキャリア移動度となる。即ち
ホール移動度(μh) =10〜200cm”/Vse
c 、電子移動度(μe ) =15〜300cm’/
Vsecが得られる。
他方、上記の如く中温でのアニールではなく、900〜
1200°Cの温度での高温アニールにより被膜を多結
晶化すると、核からの固相成長により被膜中の不純物の
偏析かおきて、GBには酸素、炭素、窒素等の不純物が
多くなり、結晶中の移動度は太きいが、GBでのバリア
(障壁)を作ってそこでのキャリアの移動を阻害してし
まう。そして結果としてはlOcが/Vsec以上の移
動度かなかなか得られないのが実情である。
即ち、本発明の実施例ではかくの如く、セミアモルファ
スまたはセミクリスタル構造を有するシリコン半導体を
用いている。
第6図(A)においては、この珪素膜を第1のフォトマ
スク■にてフォトエツチングを施し、PTFT用の領域
(21)を図面の右側に、NTFT用の領域(11)を
左側に作製した。
またこの上に酸化珪素膜をゲイト絶縁膜として厚さは5
00〜2000人例えば1000人に形成した。これは
ブロッキング層としての酸化珪素膜の作製と同一条件と
した。この成膜中に弗素を少量添加させてもよい。
さらにこの後、この上側にリンか1〜5X10”cF3
の濃度に入ったシリコン膜またはこのシリコン膜とその
上にモリブデン(Mo)、タングステン(W)。
MoSi2またはWSi2との多層膜を形成した。これ
を第2のフォトマスク■にてパターニングした。そして
PTFT用のゲイト電極(4)、 NTFT用のゲイト
電極(4′)を形成した。例えばチャネル長10μm、
ゲイト電極としてリンドープ珪素を0.2μm、その上
にモリブデンを0.3μmの厚さに形成した。
第2図(C)において、フォトレジスト(31”)をフ
ォトマスク■を用いて形成し、PTFT用のソース(5
)、ドレイン(6)に対し、ホウ素をI X 10”c
m−2のドーズ量をイオン注入法により添加した。
次に第6図(D)の如く、フォトレジスト(31)をフ
ォトマスク■を用いて形成した。そしてNTFT用のソ
ース(5゛)、ドレイン(6′)としてリンをI XI
O”cm””の量、イオン注入法により添加した。
これらはゲイト絶縁膜(3)を通じて行った。しかし第
6図(B)において、ゲイト電極(4)、 (4”)を
マスクとしてシリコン膜上の酸化珪素を除去し、その後
、ホウ素、リンを直接珪素膜中にイオン注入してもよい
次に、600°Cにて10〜50時間再び加熱アニール
を行った。そしてPTFTのソース(5)、ドレイン(
6)。
NTFTのソース(5°)、ドレイン(6゛)を不純物
を活性化してP+、N″″として作製した。
またゲイト電極(4)、 (4”)下にはチャネル形成
領域(7)、 (7°)がセミアモルファス半導体とし
て形成されている。
かくすると、セルファライン方式てありなからも、70
0°C以上にすべての温度を加えることかなく C/T
PTを作ることができる。そのため、基板材料として、
石英等の高価な基板を用いなくてもよく、本発明の大画
素の液晶表示装置にきわめて適しているプロセスである
熱アニールは第6図(A)、 (D)で2回行った。し
かし第6図(A)のアニールは求める特性により省略し
、双方を第6図(D)のアニールにより兼ねさせて製造
時間の短縮を図ってもよい。第6図(E)において、層
間絶縁物(8)を前記したスパッタ法により酸化珪素膜
の形成として行った。この酸化珪素膜の形成はLPCV
D法、光CVD法を用いてもよい。例えば0.2〜0.
4μmの厚さに形成した。その後、フォトマスク■を用
いて電極用の窓(32)を形成した。
さらにこれら全体をアルミニウムをスパッタ法により形
成し、リード(9)、 (9”)およびコンタクト(2
9)、 (29’ )をフォトマスク■を用いて作製し
た。
さらに第6図(F)に示す如く、2つのTPTを相補と
し、かつその出力端を液晶装置の一方の透明電極に連結
するため、スパッタ法によりITO(インジューム・ス
ズ酸化膜)を形成した。それをフォトマスク■によりエ
ツチングして、電極(33)を構成させた。このITO
は室温〜1−50°Cで成膜し、それを200〜400
°Cの酸素または大気中のアニールにより成就した。
かくの如くにしてPTFT(21)とNTFT(11)
と透明導電膜の電極(33)とを同一ガラス基板(1)
上に作製した。
かかるTPTの特性を略記する。
移動度(u cm2/Vs)  V th(V)PTF
T    20       −3NTFT     
30            +3かかる半導体を用い
ることにより、一般に不可能とされていたTPTに大き
な移動度を作ることかできた。そのため、初めて第3図
、第5図に示した液晶表示装置用の相補型TPTを構成
させることかできた。
「実施例2」 第5図(A)に第3図に対応した本発明の実施例を示す
。X軸方向にVoo(18)、Vss09)、y Do
’(18°)を有するX軸方向の配線(以下X線ともい
う)を形成した。なおY軸方向はVGG(22)、V 
ac、(23)とY軸方向の配線(以下Y線ともいう)
を形成した。
図面(A)は平面図であるが、そのA−A ’の縦断面
図を第5図(B)に示す。またB−B’の縦断面図を第
5図(C)に示す。
マf: PTPT(21) ヲX線VDD(18)とY
線VC,c(22L!:の交差部に設け、Vao(is
)とV cc’ (23)との交差部にも他の画素用の
PTFT(21’ )が同様に設けられている。またN
TFT(11)はV、5(19)とVac(22)との
交差部に設けられている。Vs=(19)とV、、(2
2)との交差部の下側には他の画素用のNTFT(11
°)か設けられている。C/TPTを用いたマトリック
ス構成を有せしめた。それらPTFTはソース(5)か
コンタクト(32)を介してX線Voo(18)に連結
され、ゲイト(4)は多層形成がなされたY線VG、(
22)に連結されている。ドレイン(6)はコンタクト
(29)を介して透明導電膜の電極(33)に連結して
いる。
他方、NTFTはソース(5°)かコンタクト(32)
“ を介してX線Vss(19)に連結され、ゲイト(
4′)はY線Vcc(22)ニ、ドレイ:/ (6’ 
)ハ:) ンタクト(29”)を介して透明導電膜(3
3)に連結している。かくして2本のX線(18)、 
(19)に挟まれた間(内側)に透明導電膜とC/TP
Tとにより1つのピクセルを構成せしめた。かかる構造
を左右、上下に繰り返すことにより、2×2のマトリッ
クスの1つの例またはそれを拡大した640 x480
.1280x960といった大画素の液晶表示装置を作
ることか可能となった。
ここでの特長は、1つのピクセルを挟むVDD、VS、
ノうちVssは他(7) V s s、VDD’ テ挟
まれる他のピクセルのV s sと共通させていること
である。
これを繰り返すことにより、1つのピクセルに2つのT
PTをつけても開口率は第1図の従来例と変わらないこ
とである。他の特長はV L (のレベルをVDDまた
はVB2に固定されることである。
その動作を第4図を用いて略記する。
液晶(12)を挟む一対の電極(33)、 (34)に
おいて、他方の電極(34)を接地電位(13)とし、
それに対しVDD(19)を例えば+7V、 Vss(
18)を例えば−7vとするとV、。(10)は+7v
または一7vと固定となることである。即ち第1図に示
された従来公知のNTFTのみを用いた液晶装置に比べ
、VLCはフローティングとならず、一定の電位を有す
ることである。
即ちVDD、 VSB、接地と3種類の電位を設定する
ことかでき、制御要素か1つ増えたことかわかる。
そのためたとえ第4図においてPTFT(21)または
NTFT(If)のいずれか一方が不用となり、オープ
ン状態またはリークぎみのためレーザで破壊してオーブ
ン状態としてもその程度は半分となるか、ある程度の液
晶(12)の駆動ができるという特徴を有している。
また第5図において、V、、(22)の配線を考えてみ
ると、オーバーライン配線(上側配線)としてのアルミ
ニウム配線(41)、ゲイト電極と同じ材料によるアン
ダーライン配線(43X下側配線)およびそれらのコン
タクト(42)を用いることにより、X線、Y線の交差
部での多層配線のために新たなフォトマスク数を増やす
必要かなくなっていることである。
また液晶(12)の一対の電極(33)、 (34)を
互いにより平行にかつ平坦にするには、第6図(P)の
工程において、アルミニウム配線を施し、その後ポリイ
ミド等の有機樹脂を用いて平坦な平面を形成し、その上
に透明導電膜を形成すれはよい。さらに透明導電膜(3
3)のコンタクト用の開口を追加のフォトマスクを用い
て作り、それを用いてコンタクト(29)、 (29°
)に連結すればよい。
第5図において、それら透明導電膜上に配向膜、配向処
理を施し、さらにこの基板と他方の液晶の電極(第4図
(34))を有する基板との間に一定の間隔をあけて公
知の方法により互いに配設をした。
そしてその間に液晶を注入して完成させた。
液晶材料にTN液晶を用いるならば、その間隔を約10
μm程度とし、透明導電膜双方に配向膜をラビング処理
して形成させる必要がある。
また液晶材料にFLC(強誘電性)液晶を用いる場合は
その動作電圧を±20Vとし、また、セル間隔を1.5
〜3.5μm例えば2.3μmとし、反対電極第4図>
 (34)上にのみ配向膜を設はラビング処理を施せば
よい。
分散型液晶またはポリマー液晶を用いる場合には、配向
膜は不用であり、スイッチング速度を大とするため、動
作電圧はを±10〜±15Vとし、セル間隔は1〜10
μmと薄くした。
特に分散型液晶を用いる場合には、偏光板も不用のため
、反射型としても、また透過型としても光量を大きくす
ることかできる。そしてその液晶はスレッシュホールド
かないため、本発明のC/TPTに示す如く、明確なス
レッシュホールド電圧か規定されるC/TPT型とする
ことにより大きなコントラストとクロストーク(隣の画
素との悪干渉)を除くことができた。
この実施例2は、C/TPTにおいてVDD側にPTF
Tを、Vss側にNTFTを形成した。するとその出力
はVDDまたはVssを作るため明確なレベルを決定て
きる。しかしV。6に対してはVLCはインバータとな
る。
このV。GとV LCとが同相(同じ向きの電極)とな
る場合を示す。
「実施例3」 この実施例は、C/TPTにおいて、V D D側にN
TFTを、Vss側にPTFTを連結した。するとその
出力であるvLcはv66と同相になり、出力電位はV
。。−vthで与えられる。かくすると、VGGをVD
Dより大にしなければならない欠点はあるか、ゲイト電
極とVLCとの間で多少のリークをあってもあまり気に
しなくてもよいという特長を有する。
かかる場合、第3図において、PTFT(21)とNT
FT(11)とは互いに逆に設ければよい。即ち第5図
においても同様にPTFTとNTFTとを互いに逆に設
ければよい。そのため、実施例2と第5図における製造
工程および開口率はまったく同じ値を作ることができる
「発明の効果」 本発明は相補型のTPTをマトリックス化された各画素
に連結することにより、 1)シきい値の明確化 2)■0、Vssを互いの画素で交互に配設して共通で
きるため、開口率の減少をまねかないスイッチング速度
の増加 3)動作マージンの拡大 4)不良TPTか一部にあってもその補償をある程度行
うことができる 5)作製に必要なフォトマスク数はNTFTのみの従来
例に比べて第6図(C)および(D)のフォトマスク■
か2回多くなるのみて可である という多くの特長を有する。
そのため、これまでのアクティブTPT液晶装置に比べ
て、数段の製造歩留まりと画面の鮮やかさを成就するこ
とかてきるようになった。
本発明においてかかるC/TPTに対し、半導体として
セミアモルファスまたはセミクリスタルを用いた。しか
し同じ目的のために可能であるならば他の結晶構造の半
導体を用いてもよい。またセルファライン型のC/TP
Tによることにより高速処理を行った。しかしイオン注
入法を用いずに非セルファライン方式によりTPTを作
ってもよいことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のアクティブ型TPT(薄膜型トランジス
タ)を用いた結晶装置を示す。 第2図、第3図は本発明の相補型TPTを用いたアクテ
ィブ型液晶装置の回路図を示す。 第4図は相補型TPTの動作を示す図面である。 第5図は第3図に対応した液晶表示装置の一方の基板の
平面図(A)、縦断面図(B)、 (C)を示す。 第6図は本発明の液晶装置に用いた相補型TPTの作製
方法を示す。 (1)  ・・・・ガラス基板 (2)、 (2“)・・シリコン半導体(3)・・・・
ゲイト絶縁膜 (3′)・・・・ブロッキング層 (4)、 (4“)・・ゲイト電極 (5)、 (5”)・・ソース (6)、 (6°)・・ドレイン (7)、 (7”)・・チャネル形成領域(10)・・
・・液晶電位(VL。) (11)・・・・Nチャネル型薄膜トランジスタ(NT
FT)(12)・・・・液晶 (14)、 (15)  ・リークをさせる抵抗(16
)、 (17)  ・周辺回路 (18)、 (18°)・V、、(X線の1つ)(19
)、 (19°)・■DD(〃  )(21)・・・・
Pチャネル型薄膜トランジスタ(PTFT)(22)、
 (23) −V、o、V、、’(Y線)(33)、 
(34)  ・透明電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、マトリックス構成を有する液晶表示装置において、
    一枚の絶縁基板上に設けたY軸方向の配線にゲイト電極
    を連結し、X軸方向の配線を正電圧と、接地または負電
    圧として交互に配設せしめ、Pチャネル型薄膜トランジ
    スタとNチャネル型薄膜トランジスタとを相補構成をせ
    しめて設け、該相補型薄膜トランジスタの出力端を透光
    性導電膜に電気的に連結した構成を有することを特徴と
    する液晶表示装置。 2、マトリックス構成を有する液晶表示装置において、
    一枚の絶縁基板上に設けたY軸方向の配線にゲイト電極
    を連結し、X軸方向の配線にPチャネル型薄膜トランジ
    スタとNチャネル型薄膜トランジスタとのソースまたは
    ドレインを連結せしめ、前記トランジスタのドレインま
    たはソースの出力端を透光性導電膜と電気的に連結した
    ことを特徴とする液晶表示装置。
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