JPH0417573A - 電源回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、交流を直流に変換してインバータ負荷に電力
を供給する電源回路にかかり、特に雷サージ等による回
路素子の破損防止方法に関する。

〔従来の技術〕

従来においては、交流電圧を全波整流しインバータ負荷
に電力を供給する場合、インバータ負荷でのスイッチン
グ動作によるノイズを吸収するために、全波整流器の出
力端に直列に設けたチヨ−りとコンデンサからなるフィ
ルター回路によって、ノイズが電源ラインに帰還するの
を防止する。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、電源のオン時あるいはサージ電圧が印
加された場合に、電源ライン間に発生する急な電圧の立
ち上がりにより、−前記チョークとコンデンサにより振
動電流が形成される。この電流は、全波整流器出力端よ
りチョークを通してコンデンサに充電され、次にコンデ
ンサから、チョークを通して、全波整流器のダイオード
のオフ特性により、リカバリー電流として流れる。その
後、ダイオードの遮断特性により電流が急激に減少し、
チョークに高い電圧が発生するが、それが全波整流器の
素子耐圧を超えると金波整流器は破損する。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は上記目的を達成するために、全波整流器端にも
サージ吸収器を設けたものである。

〔作用〕

サージ吸収器は、金波整流器のダイオードにチョークを
通して流れていた逆電流を、ダイオードの遮断時に吸収
する。これにより、全波整流器の素子の耐圧を超える電
圧の発生を防止するので、全波整流器の保護がなされる
。

〔実施例〕

以下本発明の一実施例を第１図により説明する。

第１図によれば、交流電源１をスイッチ素子２により印
加する。この時交流電源電圧にサージ等で高い電圧が発
生すると、サージ吸収器３により制限され、全波整流器
４に印加され、全波整流器の出力端から、チョーク５と
コンデンサ６の直列回路に電圧が印加され、チョーク５
とコンデンサ６による振動電流が流れる。この時、コン
デンサ６に充電された電荷は、インバータ負荷７に供給
される。チョーク５とコンデンサ６の振動電流がコンデ
ンサ６からチョーク５を通して全波整流器４の出力端に
向って流れると、全波整流器４は、そのダイオード特性
により電流を遮断する。この時、チョーク５に流れてい
る電流をサージ吸収器８に流す。このことにより、全波
整流器４に過電圧が発生するのを防止し、破損を防ぐ。

サージ吸収器８の動作電圧は、サージ吸収器３の動作電
圧と同等以上に設定する。このことにより、サージ電圧
発生時に全波整流器４を通してサージ吸収器８に流れる
電流を抑える効果がある。

サージ吸収器８としては、アバランシェダイオード、ツ
ェナーダイオード、バリスタ等があり、吸収するエネル
ギー耐量により選定されるものである。〔発明の効果〕 電源オンオフ及び、雷サージ等により全波整流器破損を
防ぐ効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示す回路図である。 １・・・交流電源、２・・・スイッチ素子、３・・・サ
ージ吸収器、４・・・全波整流器、５・・・チョーク、
６・・・コンデンサ、７・・・インバータ負荷、８・・
サージ吸収器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　交流電源と、電源のライン間に接続されたサージ吸収
   器と、全波整流器と、全波整流器出力に直列に接線され
   たチョークおよびコンデンサと、前記コンデンサの電圧
   で動作するインバータ負荷とを備えたものにおいて、全
   波整流器の出力端に前記のものとは別のサージ吸収器を
   設けたことを特徴とする電源回路。