JPH04167097A - 海洋センサにおける展張衝撃緩衝構造 - Google Patents

海洋センサにおける展張衝撃緩衝構造

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JPH04167097A
JPH04167097A JP29186190A JP29186190A JPH04167097A JP H04167097 A JPH04167097 A JP H04167097A JP 29186190 A JP29186190 A JP 29186190A JP 29186190 A JP29186190 A JP 29186190A JP H04167097 A JPH04167097 A JP H04167097A
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cables
outer container
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隆康 伊藤
Nobuo Asano
麻野 信夫
Kazuhiro Araki
荒木 和拓
Hiroshi Takada
博 高田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動展張、高速沈下する海洋センサにおける
展張時の衝撃緩衝構造に関する。
[従来の技術] 従来の海洋センサを図面を用いて以下に説明する。
第4図は収納状態を示す断面図、第5図は海中に投下さ
れた海洋センサから浮上部が外れた状態の断面図、第6
図は海洋センサが展張した状態の説明図、第7図はセン
サ部と信号ケーブルの状態を示す要部拡大側面図であり
、図において、1は筒状の外装容器であり、以下のもの
を収納する。
2はセンサケーブル3に間隔をあけて取り付けたセンサ
であり、海中から温度等の情報を得るものである。
4は浮上部であり、電波等により上記センサ2からの情
報を外部に受は渡す機能を有する。
5は信号ケーブルであり、上記センサケーブル3と結合
器6を介して電気的、機械的に結合されているものであ
り、センサ2の信号を浮上部4に送るものである。なお
、この信号ケーブル5はセンサケーブル3を延長させた
一体のものでもよいが、信号ケーブルが100mという
ような非常に長尺のものの場合、センサケーブル3を分
離させてセンサを取り付ける方が作業性に優れるためで
ある。
7は錘であり、センサ2が傾かないように垂直に保持し
てセンサ2の精度を上げるために設けである。
以上の構成によると、外装容器1内に上記の収納物を収
納した海洋センサを海中に投下すると、第5図に示す如
くまず、浮上部4が水面に向けて浮上を開始し、それと
同時に信号ケーブル5を繰り出しながら外装容器1は高
速で沈下を始める。
その後、信号ケーブル5がすべて繰り出されると、セン
サケーブル3が繰り出される。
このようにして外装容器1は高速沈下を続け、センサ2
をすべて繰り出すと、第6図に示す如く最後に錘7が外
装容器1から外れて展張が終了する。展張終了後も、外
装容器1は沈下を続ける。
〔発明が解決しようとする課題〕 以上の従来技術によると、海中に投下された外装容器は
その沈下に伴って収納されている各部品が順次外れてい
くが、最後の錘が外装容器から外れる際に大きな衝撃が
発生し、それによって信号ケーブルとセンサケーブルを
接続する接合器の個所で接続が切断されることがある。
そのような事故を防ぐためにケーブルの径を太くするこ
とが考えられるが、ケーブル長が例えば100m程有る
ような場合、収納容積が大幅に増える問題があり、さら
に水中での抗力が増えてセンサが潮流等によって流され
て傾き、正確な情報が得られなくなる問題がある。
〔課題を解決する為の手段〕
そこで本発明は、センサを連設し、下端に錘を取り付け
たセンサケーブルと、上端に浮上部を取り付けた信号ケ
ーブルとを結合器を介して接続し、筒状の外装容器内に
収納した海洋センサにおける展張衝撃緩衝構造において
、信号ケーブルの下部にダンパーを配置し、このダンパ
ーと上端のセンサもしくはその近傍のセンサケーブルと
をショックコードで接続し、このショックコードに沿っ
て並べた信号ケーブルとセンサケーブルの端部の長さを
ショックコードの伸長に対応できる長さになるようにし
て結合器によって接続したことを特徴とする。
〔作  用〕
以上の構成によると、海中に投下された外装容器は、浮
上部、信号ケーブル、ダンパー、続いてショックコード
および結合器が繰り出されさらに続いてセンサケーブル
が繰り出され、最後に錘が外れるが、その錘が外れる際
の衝撃をダンパーおよびショックコードにより緩衝する
ことになり、浮上部、信号ケーブルおよび結合器への衝
撃の影響を少なくすることができる。
〔実 施 例〕
以下に本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
なお、以下の説明において上記従来技術と同様の部位に
ついては同一符号を用いて説明する。
第1図はダンパーとショックコードの状態を示す拡大説
明図、第2図は収納状態を示す断面間、第3図は海洋セ
ンサが展張された状態の説明図であり、図において、8
は筒状の外装容器であり、下記のものを収納する。
2はセンサケーブル3に間隔をあけて取り付けたセンサ
であり、海中から温度等の情報を得るものである。
4は浮上部であり、電波等により上記センサ2からの情
報を外部に受は渡す機能を有する。
5は信号ケーブルであり、上記センサケーブル3と結合
器6を介して電気的、機械的に結合されているものであ
り、センサ2の信号を浮上部4に送るものである。
9はダンパーであり、信号ケーブル5の下部に位置させ
てあり、例えば第1図に示す如くリング状の鋼や合成樹
脂による薄板9aの表裏両面に布材9b、9cを張った
構造や図示しないが布製の筒状袋の両端に二枚の鋼製薄
板を付けたような構造であり、その他ダンパーの作用を
するもので、しかも小形に曲げたり折ったりしてそれが
復元できる材質、形状のものならどのようなものでもよ
い。この様なダンパー9を第2図に示す如く、す°  
ング状態を一回もしくは二回捻った状態で小型にして外
装容器8内に収納する。
10はコイルスプリング等による弾性体によるショック
コードであり、上記ダンパー9と上端のセンサもしくは
そのセンサの取り付は個所付近のセンサケーブル間に渡
して取り付けてあり、上記信号ケーブル5端とセンサケ
ーブル3端とを結合する結合器6がこのショックコード
10間にシロツクコードの伸長に対して両ケーブルの長
さに余裕を持たせた状態で配置しである。
7は錘であり、センサ2が傾かないように垂直に保持し
てセンサ2の精度を上げるために設けである。
以上の構成によると、外装容器8内に上記の収納物を収
納した海洋センサを海中に投下すると、まず、浮上部4
が水面に向けて浮上を開始し、それと同時に信号ケーブ
ル5を繰り出しながら外装容器8は高速で沈下を始める
その後、信号ケーブル5が繰り出されると、畳まれて収
納しているダンパー9が繰り出されて図示の如く拡がり
、続いてショックコード10および結合器6が繰り出さ
れ、さらに続いてセンサケーブル3が繰り出される。
このようにして外装容器8は高速沈下を続け、センサ2
をすべて繰り出すと、第3図に示す如く最後に錘7が外
装容器1から離れて展張が終了する。この錘7が外れる
時に大きな衝撃が生するが、その衝撃は、ダンパー9と
ショックコード10の作用によってダンパー9から上の
信号ケーブル5には伝わらない。
さらに、この衝撃はショックコードlOによって吸収さ
れ、その際のショックコード10の伸びも、ダンパー9
と上端のセンサとの間の結合器6を挟んだ信号ケーブル
5とセンサケーブル3の長さがその伸びに十分対応する
ことができる長さとなっているために結合器6の個所で
信号ケーブル5とセンサケーブル3との接続が切断する
ことはない。
展張終了後も、外装容器8は沈下を続ける。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明した本発明によると、センサを連設し、
下端に錘を取り付けたセンサケーブルと、上端に浮上部
を取り付けた信号ケーブルとを結合器を介して接続し、
筒状の外装容器内に収納した海洋センサにおける展張衝
撃緩衝構造において、信号ケーブルの下部にダンパーを
配置し、このダンパーと上端のセンサもしくはその近傍
のセンサケーブルとをショックコードで接続し、このシ
ョックコードに沿って並べた信号ケーブルとセンサケー
ブルの端部の長さをショックコードの伸長に対応できる
長さになるようにして結合器によって接続したことによ
り、錘が外装容器から外れるときの衝撃を緩衝して衝撃
力を信号ケーブルとセンサケーブルおよび浮上部に伝え
ない効果を有し、それにより信号ケーブルとセンサケー
ブルの径を細くすることができる。これによって外装容
器の収納容積を少なくすることができ、外装容器の小型
化が可能となり航空機等からの投下時における風の影響
を少なくすることができて正確な投下が可能となる効果
がある。
また、細径としたことにより、展張したケーブルに対す
る海流の影響が少なく、センサの傾きを小さくして信顛
性の高いデータを収集することができる効果を有する。
さらに、結合器に衝撃が伝わらないために信号ケーブル
とセンサケーブルとの接続が切断することがなく信顛性
のある装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すダンパーとショックコー
ドの状態を示す拡大説明図、第2図は収納状態を示す断
面図、第3図は海洋センサが展張された状態の説明図、
第4図は従来例の収納状態を示す断面図、第5図は海中
に投下された海洋センサから浮上部が外れた状態の断面
図、第6図は海洋センサが展張された状態の説明図、第
7図はセンサ部と信号ケーブルの状態を示す要部拡大側
面図。 2・・・センサ 3・・・センサケープル 4・・・浮上部 5・・・信号ケーブル 6・・・結合器 7・・・錘 8・・・外装容器 9・・・ダンパー 10・・・ショックコード 特許出願人        沖電気工業株式会社代理人
      弁理士金倉喬ニ 展張状態の説明図 睡 3  国 ド ダンパーとショックコードの拡大説明図紬 1  回 実施例の収納状態を示す断面図 輸  2 国 浮上部が外れた状態の断面 睡 5 国 展張した状態の説明図 輸 6 国

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、センサを連設し、下端に錘を取り付けたセンサケー
    ブルと、上端に浮上部を取り付けた信号ケーブルとを結
    合器を介して接続し、筒状の外装容器内に収納した海洋
    センサにおける展張衝撃緩衝構造において、 信号ケーブルの下部にダンパーを配置し、 このダンパーと上端のセンサもしくはその近傍のセンサ
    ケーブルとをショックコードで接続し、このショックコ
    ードに沿って並べた信号ケーブルとセンサケーブルの端
    部の長さをショックコードの伸長に対応できる長さにな
    るようにして結合器によって接続したことを特徴とする
    海洋センサにおける展張衝撃緩衝構造。
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