JPH04166328A - 異方性を有する短繊維混入ゴム構造体 - Google Patents
異方性を有する短繊維混入ゴム構造体Info
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- JPH04166328A JPH04166328A JP2294036A JP29403690A JPH04166328A JP H04166328 A JPH04166328 A JP H04166328A JP 2294036 A JP2294036 A JP 2294036A JP 29403690 A JP29403690 A JP 29403690A JP H04166328 A JPH04166328 A JP H04166328A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、弾性率、熱伝導性、電気伝導性、制振性、膨
潤性などの各種特性において、異方性を有する短繊維混
入ゴム構造体に関する。
潤性などの各種特性において、異方性を有する短繊維混
入ゴム構造体に関する。
(従来の技術)
従来より各種のゴム構造体が知られているが、それらが
持つ弾性率、熱伝導性、電気伝導性、制振性、膨潤性な
どの特性は、等方性を示すのが通例である。
持つ弾性率、熱伝導性、電気伝導性、制振性、膨潤性な
どの特性は、等方性を示すのが通例である。
ところで、そのようなゴム構造体を用いる防ゲン材、免
震ゴム、支承ゴム、ブーツ、バンパー、耐圧ホース等に
おいて弾性率の異方性を利用したいという要求がある。
震ゴム、支承ゴム、ブーツ、バンパー、耐圧ホース等に
おいて弾性率の異方性を利用したいという要求がある。
また、熱交換シート、放熱ンート、熱ロール、融雪材、
面発熱材、ヒートパイプ、風呂桶等において熱伝導性の
異方性を利用したいという要求があり、また、導電マッ
ト、導電床材、導電ロール、感圧ゴム等において電気導
電性の異方性を利用したいという要求があり、さらに防
ゲン材、吸音材、免震ゴム、支承ゴム、バンパー等にお
いて制振性の異方性を利用したいという要求があり、シ
ール、ガスケット、パツキン、止水材等においても膨潤
性の異方性を利用しだいという要求がある。
面発熱材、ヒートパイプ、風呂桶等において熱伝導性の
異方性を利用したいという要求があり、また、導電マッ
ト、導電床材、導電ロール、感圧ゴム等において電気導
電性の異方性を利用したいという要求があり、さらに防
ゲン材、吸音材、免震ゴム、支承ゴム、バンパー等にお
いて制振性の異方性を利用したいという要求があり、シ
ール、ガスケット、パツキン、止水材等においても膨潤
性の異方性を利用しだいという要求がある。
そこで、短繊維をゴム構造体中に混入分散させることが
考えられるが、異方性を確保するためには、無規則に混
入分散させるのではなく、例えば特公昭53−1426
9号公報に記載される押出し成形等により規則的に短繊
維を配向する必要がある。
考えられるが、異方性を確保するためには、無規則に混
入分散させるのではなく、例えば特公昭53−1426
9号公報に記載される押出し成形等により規則的に短繊
維を配向する必要がある。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、短繊維を規則的に配向するにしても、明
瞭に異方性を持たせるためには、単に規則的に短繊維を
配向するだけでは足りず、X軸、Y軸、Z軸の三次元系
において、各軸方向において短繊維の配向率に一定の関
係が必要であると考えられる。
瞭に異方性を持たせるためには、単に規則的に短繊維を
配向するだけでは足りず、X軸、Y軸、Z軸の三次元系
において、各軸方向において短繊維の配向率に一定の関
係が必要であると考えられる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、各種特性に
おいて、X軸、Y軸、Z軸の三次元系において、明瞭な
る異方性を有する短繊維混入ゴム構造体を提供すること
を目的とする。
おいて、X軸、Y軸、Z軸の三次元系において、明瞭な
る異方性を有する短繊維混入ゴム構造体を提供すること
を目的とする。
(課題を解決するための手段)
上述したところの目的を達成するために、請求項(1)
の発明は、所定のゴム配合の弾性基材に対して、所定量
の短繊維が混入分散されてなり、上記短繊維か、X軸、
Y軸、Z軸の三次元系において、少なくとも特定の一軸
方向の配向率50%以上又は20%以下となるように配
向されている構成とする。
の発明は、所定のゴム配合の弾性基材に対して、所定量
の短繊維が混入分散されてなり、上記短繊維か、X軸、
Y軸、Z軸の三次元系において、少なくとも特定の一軸
方向の配向率50%以上又は20%以下となるように配
向されている構成とする。
また、請求項(2)の発明は、短繊維の繊維長さを10
mm以下とし、さらに、請求項(3)の発明は、短繊維
の混入分散量か2〜30容量%とするものである。
mm以下とし、さらに、請求項(3)の発明は、短繊維
の混入分散量か2〜30容量%とするものである。
(作用)
請求項(1)の発明によれば、X軸、Y軸、Z軸の三次
元系において、短繊維が配向された少なくとも特定の一
軸方向は、他の方向に対して顕著な特異性が示される。
元系において、短繊維が配向された少なくとも特定の一
軸方向は、他の方向に対して顕著な特異性が示される。
また、請求項(2)の発明によれば、短繊維の繊維長さ
が10m11以下であるから、短繊維の加工性がよく、
弾性基材への短繊維の分散性及び配向性もよい。さらに
、請求項(3)の発明によれば、短繊維の混入分散量が
2〜30容量%であるから、短繊維が一様に混入分散さ
れ、上記各種特性についての異方性も確保される。
が10m11以下であるから、短繊維の加工性がよく、
弾性基材への短繊維の分散性及び配向性もよい。さらに
、請求項(3)の発明によれば、短繊維の混入分散量が
2〜30容量%であるから、短繊維が一様に混入分散さ
れ、上記各種特性についての異方性も確保される。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に沿って詳細に説明する。
本発明に係る異方性を育する短繊維混入ゴム構造体は、
周知のゴム配合に対して、2〜b%の短繊維を混入分散
し、カレンダー、押出機等の加工機を用いて、上記短繊
維が、X軸、Y軸、Z軸の三次元系において、少なくと
も特定の一軸方向の配向率が50%以上又は20%以下
となるように配向されるようにし、各種特性に異方性を
持たせるようにしたものである。
周知のゴム配合に対して、2〜b%の短繊維を混入分散
し、カレンダー、押出機等の加工機を用いて、上記短繊
維が、X軸、Y軸、Z軸の三次元系において、少なくと
も特定の一軸方向の配向率が50%以上又は20%以下
となるように配向されるようにし、各種特性に異方性を
持たせるようにしたものである。
上記ゴム構造体に用いる原料ゴムとしては、天然ゴム、
スチレンブタジェンゴム、タロロブレンゴム、イソプレ
ンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、アクリ
ルニトリルブタジェンゴム、シリコンゴム、ウレタンゴ
ム、弗素ゴム、ハロゲン化ブチルゴム、水素化NBR,
クロロスルフォン化ポリエチレン等の架橋ゴム、及びポ
リオレフィン系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポ
リアミド系、ポリウレタン系等の熱可塑性エラストマー
等から適宜選択される。また、カーボンブラック等の補
強剤やシリカ、炭酸カルシウム、タルク、クレイ等の無
機充填剤も任意に選択し得る。
スチレンブタジェンゴム、タロロブレンゴム、イソプレ
ンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、アクリ
ルニトリルブタジェンゴム、シリコンゴム、ウレタンゴ
ム、弗素ゴム、ハロゲン化ブチルゴム、水素化NBR,
クロロスルフォン化ポリエチレン等の架橋ゴム、及びポ
リオレフィン系、ポリエステル系、ポリエーテル系、ポ
リアミド系、ポリウレタン系等の熱可塑性エラストマー
等から適宜選択される。また、カーボンブラック等の補
強剤やシリカ、炭酸カルシウム、タルク、クレイ等の無
機充填剤も任意に選択し得る。
さらに、必要に応じてゴム用伸展油、ゴム用薬品及びゴ
ム用添加剤が配合される。ゴム用伸展油としては、アロ
マチック系、ナフテン系、パラフィン系のものが好まし
い。また、ゴム用薬品及びゴム用添加剤としては、硫黄
、パーオキサイド等の架橋剤、亜#Q華、ステアリン酸
等の加硫促進助剤、スルフェンアミド系、チウラム系、
チアゾール系、グアニジン系等の加硫促進剤、アミン系
、フェノール系、硫黄系、リン系等の老化防止剤または
酸化防止剤、紫外線吸収剤、オゾン劣化防止剤、粘着付
与剤、可塑剤等が各々防振ゴム組成物の使用目的に応じ
て使用される。
ム用添加剤が配合される。ゴム用伸展油としては、アロ
マチック系、ナフテン系、パラフィン系のものが好まし
い。また、ゴム用薬品及びゴム用添加剤としては、硫黄
、パーオキサイド等の架橋剤、亜#Q華、ステアリン酸
等の加硫促進助剤、スルフェンアミド系、チウラム系、
チアゾール系、グアニジン系等の加硫促進剤、アミン系
、フェノール系、硫黄系、リン系等の老化防止剤または
酸化防止剤、紫外線吸収剤、オゾン劣化防止剤、粘着付
与剤、可塑剤等が各々防振ゴム組成物の使用目的に応じ
て使用される。
混入分散される短繊維としては、繊維長さが101以下
で、例えばデュポン社製のケブラー、帝人製のテクノー
ラ等のバラ系アラミド繊維、デュポン社製のノーメック
ス、音大製のコーネックス等のメタ系アラミド繊維、ク
ラレ製のベクトラ等の芳香族繊維、ビニロン、ポリエス
テル、ポリプロピレン、ナイロン6、ナイロン6.6、
綿、モサント製のサントウェブ等のセルロース繊維等の
合成、天然、及び半合成繊維、並びにガラス、カーボン
、セラミック、宇部興産製のチラノ繊維、ボロン等の無
機繊維、鋼、ステンレス、銅等の金属繊維から適宜選択
される。
で、例えばデュポン社製のケブラー、帝人製のテクノー
ラ等のバラ系アラミド繊維、デュポン社製のノーメック
ス、音大製のコーネックス等のメタ系アラミド繊維、ク
ラレ製のベクトラ等の芳香族繊維、ビニロン、ポリエス
テル、ポリプロピレン、ナイロン6、ナイロン6.6、
綿、モサント製のサントウェブ等のセルロース繊維等の
合成、天然、及び半合成繊維、並びにガラス、カーボン
、セラミック、宇部興産製のチラノ繊維、ボロン等の無
機繊維、鋼、ステンレス、銅等の金属繊維から適宜選択
される。
なお、短繊維の繊維長さは長い方が望ましいか、10m
mを越えると、著しく加工性が損なわれるので、10m
m以下とする必要かある。また、各種の異方性について
は、使用されるゴムの種類については全く限定されず、
短繊維の種類についても特に限定されないが、弾性率の
異方性の場合には、パラ系アラミド繊維、メタ系アラミ
ド繊維等の高弾性率の繊維が主として用いられ、熱伝導
性の異方性の場合には、ピッチ系カーボン繊維、PAN
系カーボン繊維、気相成長炭素繊維等の熱伝導率の高い
無機繊維、金属繊維か主として用いられ、さらに電気伝
導率の異方性の場合には、金属繊維、カーボン繊維及び
導電性物質を表面に被覆した金属被覆繊維、カーボン被
覆繊維及び導電性物質を内部に混入したカーボン複合繊
維等が主として用いられる。
mを越えると、著しく加工性が損なわれるので、10m
m以下とする必要かある。また、各種の異方性について
は、使用されるゴムの種類については全く限定されず、
短繊維の種類についても特に限定されないが、弾性率の
異方性の場合には、パラ系アラミド繊維、メタ系アラミ
ド繊維等の高弾性率の繊維が主として用いられ、熱伝導
性の異方性の場合には、ピッチ系カーボン繊維、PAN
系カーボン繊維、気相成長炭素繊維等の熱伝導率の高い
無機繊維、金属繊維か主として用いられ、さらに電気伝
導率の異方性の場合には、金属繊維、カーボン繊維及び
導電性物質を表面に被覆した金属被覆繊維、カーボン被
覆繊維及び導電性物質を内部に混入したカーボン複合繊
維等が主として用いられる。
続いて、上記短繊維混入ゴム構造体の具体例について説
明する。
明する。
(i)弾性率の異方性について
表1
上記表1の配合を密閉式混練機で混合し、さらに3++
+m長さにカットしたメタ系ポリアミド繊維を所定量混
入分散した混入分散物を、ロールにて圧延した後、列理
方向を揃えて積層した後、プレスにて加硫した。加硫後
、加硫ブロックから1辺15II1mの立方体を列理方
向に沿って切り出し、第1図に示すように、短繊維11
が3次元的に弾性基材12中に配向されたブロック形状
の試料13を得た。第1図に示す試料13のx、 y、
z方向の5%圧縮応力と、短繊維含有量(容量%)
との関係を第2図に示す。
+m長さにカットしたメタ系ポリアミド繊維を所定量混
入分散した混入分散物を、ロールにて圧延した後、列理
方向を揃えて積層した後、プレスにて加硫した。加硫後
、加硫ブロックから1辺15II1mの立方体を列理方
向に沿って切り出し、第1図に示すように、短繊維11
が3次元的に弾性基材12中に配向されたブロック形状
の試料13を得た。第1図に示す試料13のx、 y、
z方向の5%圧縮応力と、短繊維含有量(容量%)
との関係を第2図に示す。
第2図より、X方向の弾性率と、Y、X方向の弾性率と
の比は最大5:1となり、弾性率について異方性を示す
ことがわかる。なお、短繊“維含有量は2容量%未満で
は短繊維を混入分散させる効果が十分に出ず、また、3
0容量%を越えるとパンバリミキサー等の通常の混線方
法によっては均一に短繊維を混練させることができない
ことから、短繊維含有量は2〜30容量%の範囲である
。
の比は最大5:1となり、弾性率について異方性を示す
ことがわかる。なお、短繊“維含有量は2容量%未満で
は短繊維を混入分散させる効果が十分に出ず、また、3
0容量%を越えるとパンバリミキサー等の通常の混線方
法によっては均一に短繊維を混練させることができない
ことから、短繊維含有量は2〜30容量%の範囲である
。
さらに、上述した表1に示す配合に平均長さ31mにカ
ットしたナイロン6.6繊維を15容量%混合し、カレ
ンダロールにて分出しを行い、それから第3図(a)に
示すように長さ方向に短繊維21が配向した1mrA厚
さのシート22を作成した。シート22を第3図(b)
に示すように長さ方向に円柱状に巻き上げ、その状態で
加硫加圧を行った後、第3図(C)に示すように1辺か
15fflI11の立方体を切り出し、ブロック状の試
料23を作成し、上述した場合と同じ測定を行った。
ットしたナイロン6.6繊維を15容量%混合し、カレ
ンダロールにて分出しを行い、それから第3図(a)に
示すように長さ方向に短繊維21が配向した1mrA厚
さのシート22を作成した。シート22を第3図(b)
に示すように長さ方向に円柱状に巻き上げ、その状態で
加硫加圧を行った後、第3図(C)に示すように1辺か
15fflI11の立方体を切り出し、ブロック状の試
料23を作成し、上述した場合と同じ測定を行った。
その結果は次の表2に示す通りである。
表2
上記表2より、配合例1においては、弾性率か、特定の
二軸方向(X軸方向及びY軸方向)において高く、短繊
維配向率が20%以下である一軸方向(Z軸方向)にお
いて低く、弾性率について顕著な異方性を示すことがわ
かる。また、配合例2においては、いずれの軸方向にお
いても、配向率が20%を越え50%未満であり、弾性
率について顕著な異方性が得られないことがわかる。
二軸方向(X軸方向及びY軸方向)において高く、短繊
維配向率が20%以下である一軸方向(Z軸方向)にお
いて低く、弾性率について顕著な異方性を示すことがわ
かる。また、配合例2においては、いずれの軸方向にお
いても、配向率が20%を越え50%未満であり、弾性
率について顕著な異方性が得られないことがわかる。
また、次の表3に示すゴム配合に対し、平均繊維長さ3
aunのポリエステル繊維を所定量混入して、上記方法
と同様に加工して、ブロック形状の試料を得て、x、y
、z方向の5%圧縮応力と、短繊維含有量(容量%)と
の関係を調べた。その結果を第4図に示す。
aunのポリエステル繊維を所定量混入して、上記方法
と同様に加工して、ブロック形状の試料を得て、x、y
、z方向の5%圧縮応力と、短繊維含有量(容量%)と
の関係を調べた。その結果を第4図に示す。
表3
第4図に示す結果より、前述した実施例と同様に、X方
向の弾性率と、Y、 X方向の弾性率とについて異方
性を示すことかわかる。
向の弾性率と、Y、 X方向の弾性率とについて異方
性を示すことかわかる。
(if)熱伝導性の異方性について
まず、本発明例1.2の試料及び短繊維を混入していな
い比較例1の試料を用意した。本発明例1.2及び比較
例1の試料は一辺の長さが100IHIの立方体で、弾
性基材としては次の表4に示すゴム配合のものを用い、
本発明例1の試料31Aは繊維長さ3 m m s直径
20μの炭素繊維からなる短繊維32を弾性基材33に
対し15容量%の割合で混入し、かつX軸方向に配向率
50%以上でもって配向させたものである(第5図参照
)。また、本発明例2の試料31Bは短繊維32をX−
Y軸で囲む平面内ではランダム(したかって配向率20
%以下)に、他の2面では各々一方向に配向させている
ほかは上記本発明例1と同じである(第6図参照)。比
較例1は短繊維を混入せずに弾性基材のみで成形したも
のである。
い比較例1の試料を用意した。本発明例1.2及び比較
例1の試料は一辺の長さが100IHIの立方体で、弾
性基材としては次の表4に示すゴム配合のものを用い、
本発明例1の試料31Aは繊維長さ3 m m s直径
20μの炭素繊維からなる短繊維32を弾性基材33に
対し15容量%の割合で混入し、かつX軸方向に配向率
50%以上でもって配向させたものである(第5図参照
)。また、本発明例2の試料31Bは短繊維32をX−
Y軸で囲む平面内ではランダム(したかって配向率20
%以下)に、他の2面では各々一方向に配向させている
ほかは上記本発明例1と同じである(第6図参照)。比
較例1は短繊維を混入せずに弾性基材のみで成形したも
のである。
表4
試験は、第7図に示すように、各試料例えば試料31A
の各々の測定方向に直交する試料面(例えば第4図では
X軸方向に直交するY−Z軸で囲む面)の一方の面を一
定温度(例えば25℃)に保ち、他方の面に発熱量が一
定に設定されたヒータ等の熱源41を接触させ、定常状
態になったときの温度を測定することにより、熱伝導率
を求めた。なお、この際、上記2面以外の他の面は断熱
材42.42で覆うようにした。
の各々の測定方向に直交する試料面(例えば第4図では
X軸方向に直交するY−Z軸で囲む面)の一方の面を一
定温度(例えば25℃)に保ち、他方の面に発熱量が一
定に設定されたヒータ等の熱源41を接触させ、定常状
態になったときの温度を測定することにより、熱伝導率
を求めた。なお、この際、上記2面以外の他の面は断熱
材42.42で覆うようにした。
試験結果は次の表5に示す通りである。
表5
上記表5より、本発明例1ては、短繊維配向率50%以
上である短繊維の配向方向(X軸方向)の熱伝導率が2
.55W/m−にと他の2つに非配向方向(Y軸方向、
Z軸方向)よりも高くなり、本発明例2では、短繊維配
向率20%以下である非配向方向(Z軸方向)の熱伝導
率か0.39W/m−にと他の2つの配向方向(X軸方
向、Y軸方向)よりも低くなっていた。
上である短繊維の配向方向(X軸方向)の熱伝導率が2
.55W/m−にと他の2つに非配向方向(Y軸方向、
Z軸方向)よりも高くなり、本発明例2では、短繊維配
向率20%以下である非配向方向(Z軸方向)の熱伝導
率か0.39W/m−にと他の2つの配向方向(X軸方
向、Y軸方向)よりも低くなっていた。
したかって、上記のように構成すれば、短繊維混入ゴム
構造体中において、短繊維か、少なくとも特定の一軸方
向に配向率50%以上又は20%以下となるように配向
することにより、その短繊維が配向率50%以上又は2
0%以下となるように配向された軸方向は、それ以外の
軸方向に対して、弾性率、熱伝導性について顕著に異な
る特性を示すこととなり、それらの特性について明瞭な
る異方性を発揮させることか可能となる。また、同様に
短繊維を配向することにより、電気導電性、制振性(減
衰特性)、膨潤性等のその他の各種特性においても、明
瞭なる異方性を発揮することか確認されている。
構造体中において、短繊維か、少なくとも特定の一軸方
向に配向率50%以上又は20%以下となるように配向
することにより、その短繊維が配向率50%以上又は2
0%以下となるように配向された軸方向は、それ以外の
軸方向に対して、弾性率、熱伝導性について顕著に異な
る特性を示すこととなり、それらの特性について明瞭な
る異方性を発揮させることか可能となる。また、同様に
短繊維を配向することにより、電気導電性、制振性(減
衰特性)、膨潤性等のその他の各種特性においても、明
瞭なる異方性を発揮することか確認されている。
X軸、Y軸、Z軸の三次元系において、特定の一軸方向
に顕著な特異性が出てくる配向率の組合せの例を次に示
す。
に顕著な特異性が出てくる配向率の組合せの例を次に示
す。
(X、Y、Z)−(20,40,40)(0,50,5
0) (50,25,25) (80,10,10) また、x、 y、 zの三軸系において、三軸方向に
特異性が出てくる組合せの例を次に示す。
0) (50,25,25) (80,10,10) また、x、 y、 zの三軸系において、三軸方向に
特異性が出てくる組合せの例を次に示す。
(X、 Y、 Z)−(10,30,60)(発明
の効果) 請求項(1)の発明によれば、上記のように、短繊維が
、少なくとも特定の一軸方向に配向率50%以上又は2
0%以下となるように配向したので、その短繊維の配向
軸方向とそれ以外の軸方向との間において弾性率、熱伝
導性、電気導電性、制振性(減衰特性)、膨潤性等の各
種特性について特性か顕著に異なることとなり、各種特
性について明瞭なる異方性を発揮させることか可能とな
る。
の効果) 請求項(1)の発明によれば、上記のように、短繊維が
、少なくとも特定の一軸方向に配向率50%以上又は2
0%以下となるように配向したので、その短繊維の配向
軸方向とそれ以外の軸方向との間において弾性率、熱伝
導性、電気導電性、制振性(減衰特性)、膨潤性等の各
種特性について特性か顕著に異なることとなり、各種特
性について明瞭なる異方性を発揮させることか可能とな
る。
請求項(2)の発明によれば、短繊維の繊維長さを10
IIIn以下としているので、短繊維の加工性がよく、
弾性基材への短繊維の分散性及び配向性もよい。
IIIn以下としているので、短繊維の加工性がよく、
弾性基材への短繊維の分散性及び配向性もよい。
請求項(2)の発明によれば、短繊維の混入分散量か2
〜30容量%であるから、弾性基材に対して短繊維を一
様に混入分散することができ、上記各種特性についての
異方性も確保される。
〜30容量%であるから、弾性基材に対して短繊維を一
様に混入分散することができ、上記各種特性についての
異方性も確保される。
図面は本発明の実施例を示し、第1図はブロック形状の
試料の斜視図、第2図は短繊維含有量と5%圧縮応力と
の関係を示す図、第3図(a)〜(C)は試料の製造方
法の説明図である。第4図は他の実施例についての第2
図と同様の図である。第5図及び第6図はさらに他の試
料の説明図、第7図は試験方法の説明図である。 11.21.32・・・・・・短繊維 12.33・・・・・・弾性基材 11.21.32・・・・・・短繊維 12.33・・・・・・弾性基材 知濡雑含有量 (Vol@1.) 第2図 で坊雑含有量(Vol@/e) 篤4図 第5図 第6図 第7図
試料の斜視図、第2図は短繊維含有量と5%圧縮応力と
の関係を示す図、第3図(a)〜(C)は試料の製造方
法の説明図である。第4図は他の実施例についての第2
図と同様の図である。第5図及び第6図はさらに他の試
料の説明図、第7図は試験方法の説明図である。 11.21.32・・・・・・短繊維 12.33・・・・・・弾性基材 11.21.32・・・・・・短繊維 12.33・・・・・・弾性基材 知濡雑含有量 (Vol@1.) 第2図 で坊雑含有量(Vol@/e) 篤4図 第5図 第6図 第7図
Claims (3)
- (1)所定のゴム配合の弾性基材に対して、所定量の短
繊維が混入分散されてなり、 上記短繊維が、X軸、Y軸、Z軸の三次元系において、
少なくとも特定の一軸方向の配向率が50%以上又は2
0%以下となるように配向されていることを特徴とする
異方性を有する短繊維混入ゴム構造体。 - (2)短繊維の繊維長さが10mm以下であるところの
請求項(1)記載の異方性を有する短繊維混入ゴム構造
体。 - (3)短繊維の混入分散量が2〜30容量%であるとこ
ろの請求項(1)又は請求項(2)記載の異方性を有す
る短繊維混入ゴム構造体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2294036A JPH04166328A (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 異方性を有する短繊維混入ゴム構造体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2294036A JPH04166328A (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 異方性を有する短繊維混入ゴム構造体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04166328A true JPH04166328A (ja) | 1992-06-12 |
Family
ID=17802439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2294036A Pending JPH04166328A (ja) | 1990-10-30 | 1990-10-30 | 異方性を有する短繊維混入ゴム構造体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04166328A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008136912A1 (en) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Massachusetts Institute Of Technology | Polymer sheets and other bodies having oriented chains and method and apparatus for producing same |
| JP2009215404A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Teijin Ltd | シート状熱伝導性成形体 |
-
1990
- 1990-10-30 JP JP2294036A patent/JPH04166328A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008136912A1 (en) * | 2007-05-07 | 2008-11-13 | Massachusetts Institute Of Technology | Polymer sheets and other bodies having oriented chains and method and apparatus for producing same |
| JP2009215404A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Teijin Ltd | シート状熱伝導性成形体 |
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