JPH04164426A - 食器洗い機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は食器の洗浄を行う食器洗い機に関するものであ
る。

従来の技術 従来、この種の食器洗い機は、第３図に示すような構成
になっている。

すなわち、本体ｌ内部に洗浄槽２が設けられ、この洗浄
槽２内へ、給水弁３により水又は湯が供給される。装置
駆動時において洗浄水は、排水孔４の他側部に連通した
ポンプ室に取り付けられ、モータ５によって駆動される
洗浄ポンプ６により、前記洗浄槽２の内部を循環する。

すなわち、この循環は、洗浄水が前記排水孔４から洗浄
ポンプ６に吸いこまれ、この洗浄ポンプ６より前記洗浄
槽２内底部の洗浄ノズル７に供給され、ここから噴射さ
れ、食器を洗浄した後ふたたび排水孔４に戻るという経
路で行われる。洗浄ノズル７と洗浄槽２の底部との間に
は、洗浄水加熱用のヒータ８が装備されている。また、
洗浄ノズル７の上方には、食器を整然と配置でき、洗浄
水を効果的に食器に噴射するように設計された食器かご
９が設置されている。前記食器かご９には、複数の移動
用ローラが配設され、本体１の前面外部へ引き出し可能
になっている。また、前記洗浄槽２の前面部には、開閉
自在な１１１０が取り付けられている。また、前記洗浄
水を機外に排出するために、排水ポンプ１１も備えてい
る。

ここで、従来の洗浄ノズル７の構成を見てみると、第４
図に示すような構成になっている。すなわち、洗浄ポン
プ６の吐出口１２にノズル軸受け１３をねじ結合をする
。両者の間には洗浄槽２と、この部分からの洗浄水の漏
れを防止するためのゴムバッキング１４を配設している
。前記ノズル軸受け１３にしゅう動可能な洗浄ノズル７
を挿入し、上方への抜は止めとして、ノズルナツト１５
をねじ結合している、洗浄ポンプ６により加圧された洗
浄水は、洗浄ポンプの吐出口１２からノズル軸受け１３
の内部を通り矢印で示した経路により洗浄ノズル７へと
案内される。そして洗浄ノズル７の穴から、洗浄槽２内
部全体へ洗浄水が吐出され食器を洗浄する訳である。

発明が解決しようとする課題 しかしこのような構成の食器洗い機においては、洗浄ノ
ズル７、および洗浄ポンプの吐出口１２は、洗浄槽２の
ほぼ中央に配置する必要がある。

したがって、洗浄ポンプ６の食器洗い機の位置は必然的
に決定され、他の部品の配置に制約を生じる。また、最
近多くなってきたビルトインタイブ（システムキッチン
に組みこむタイプ）においては、配管工事のスペースを
より大きく確保するのが望ましいにもかかわらず、かな
りな制約が生ずる。

さらに、従来のような構成においては、一つの洗浄ノズ
ル７の洗浄性能の関係から、食器洗い機の平面形状は、
はぼ正方形に近い形状が必要である。したがって製品の
形態も幅と奥行きの関係において非常に多くの制約を受
けていた。

これらの問題を解決するためには、洗浄ポンプの吐出口
１２から洗浄ノズル７までの間に導水路を設け、両者の
位置を変える必要がある。また、食器洗い機の平面形状
が細長い長方形の場合には、第５図のように、小さな洗
浄ノズル７を２個配して洗浄性能を確保するといったこ
とも考えられる。このような場合においても前記と同様
洗浄ポンプの吐出口１２から洗浄ノズル７まで導水路１
６により洗浄水を供給する必要がある。

また、図のように導水路１６を洗浄槽２内部にて使用し
ているのは、洗浄槽２外部にてホース等により接続する
場合に比べて、洗浄槽２とのシール部分を極力少なくし
、洗浄槽２における水漏れの確立を下げるためである。

以上のように洗浄槽２内の導水路により、洗浄ポンプの
吐出口１２と洗浄ノズル７の位置を変える場合において
は、それぞれの位置を正確に置くことが必要である。と
いうのは、洗浄ノズル７の位置がずれると洗浄ノズル７
が洗浄槽２に当たったりして、洗浄性能を確保できない
場合が生じたりするからである。

そこで、本発明は洗浄ポンプの吐出口と洗浄ノ、　　ズ
ルの位置を正確に配置することにより、洗浄ノズルの洗
浄槽に対する位置を、所定の位置にすることを目的にし
ている。

課題を解決するための手段 そして上記の目的を達成するために本発明は、ノズル軸
受けを、前記導水路を洗浄ポンプの吐出口に対して所定
の位置に決める位置決め部と洗浄ポンプの吐出口への固
定を行う締めっけ部とからなるようにしたものである。

作用 本発明の食器洗い機は上記構成により、導水路の位置を
ノズル軸受けを介して洗浄ポンプの吐出口の位置に対し
て決定することができる。したがって、導水路の先端に
配置している洗浄ノズルの位置も洗浄槽に対して決定で
きる訳である。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図に基づい
て説明する。

図において、第３図〜第５図の従来例と同一符号は同一
部品、同一部分を示す。

図において、１７はノズル軸受けの位置決め部で、１８
はノズル軸受けの締めっけ部である。ノズル軸受けの位
置決め部１７は従来例と同様にその内部には洗浄水が通
過するようになっている。

また、ノズル軸受けの位置決め部１７には、それぞれ洗
浄ポンプの吐出口１２と導水路１６とに係合する、突起
部１７−ａ、および穴部１７−ｂを設けている。

前記突起部１７−ａと係合するのが洗浄ポンプの吐出口
１２の溝部１２−ａであり、穴部１７−ｂと係合するの
が導水路１６の突起部１６−ａである。これらの保合に
より、洗浄ポンプの吐出口１２に対してノズル軸受けの
位置決め部１７、および導水路１６の位置、角度が決ま
る。

また、ノズル軸受けの位置決め部１７を洗浄ポンプの吐
出口１２に対して固定するのがノズル軸受けの締めつけ
部１８である。ノズル軸受けの位置決め部１７を洗浄ポ
ンプの吐出口１２に、それぞれの保合部を合わせてセッ
トし、上からノズル軸受けの締めつけ部１８をねじ締め
することにより、ノズル軸受けの位置決め部１７を所定
の位置に固定すると共に、ゴムバッキング１４による洗
浄槽２のこの部分でのシールを行うことができる。

次に、ノズル軸受けの位置決め部１７の穴部１７−ｂに
対して係合する導水路１６の突起部１６−ａを係合させ
て、導水路１６をセットし、・　ビス１９にて固定する
。

このように組み立てることにより前述したように、洗浄
ポンプの吐出口１２に対しての、ノズル軸受けの位置決
め部１７、および、導水路１６の位置、角度が決まる訳
である。さらに、導水路１６の先端に洗浄ノズル７を取
りつけているので、洗浄ノズル７も洗浄ポンプの吐出口
１２に対して位置が決まる。したがって、洗浄槽２に対
して配設された洗浄ポンプ６に対する洗浄ノズル７の位
置が決まるので、洗浄槽２に対しての洗浄ノズル７の位
置が決定される訳である。

発明の効果 以上のように本発明は、ノズル軸受けを、前記導水路を
洗浄ポンプの吐出口に対して所定の位置に決める位置決
め部と洗浄ポンプの吐出口への固定を行う締めつけ部と
からなるようにしたものであるので、洗浄槽に対する洗
浄ノズルの位置が決まるので、食器洗い機としての洗浄
性能を確保することができる。

また、部品の配置が自由に設定できるので、食器洗い機
としての構成に対する制約が少なくなると共に、配管工
事のためのスペースを確保することができる。

また、洗浄ノズルに対する自由度も増えるために、食器
洗い機の形態も自由に設定でき、台所におけるスペース
も有効になるといったことも期待できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の食器洗い機の実施例の要部断面図、第
２図は同要部分解斜視図、第３図は従来の食器洗い機の
縦断面図、第４図は同要部断面図、第５図は同要部分解
斜視図である。 ２・・・・・・洗浄槽、６・・・・・・洗浄ポンプ、７
・・・・・・洗浄ノズル、１２・・・・・・洗浄ポンプ
の吐出口、１３・・・・・・ノズル軸受け、１６・・・
・・・導水路、１７・・団・ノズル軸受けの位置決め部
、１８・・・・・・ノズル軸受けの締めつけ部。 代理人の氏名　弁理士小蝦治明　はが２名Ｈｔ−−−ｆ
＊：Ｌｒ、’：デーＩＩ＋１乞０１９　　　　　　　　
　　　ｆＢ−−−ノス″ル！き堂１γめ神めフｌ↑番Ｐ
第３図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 洗浄槽と、前記洗浄槽の内底部から洗浄水を吸いこみ、
   洗浄ポンプにより洗浄水を噴射する洗浄ノズルと、前記
   洗浄ポンプの吐出口から洗浄ノズルへの洗浄水の導水路
   と、前記導水路への洗浄水を供給するノズル軸受けとを
   有し、前記ノズル軸受けは、前記導水路を洗浄ポンプの
   吐出口に対して所定の位置に決める位置決め部と洗浄ポ
   ンプの吐出口への固定を行う締めつけ部とからなる食器
   洗い機。