JPH0416204A - 回転固液分離装置 - Google Patents

回転固液分離装置

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JPH0416204A
JPH0416204A JP12049590A JP12049590A JPH0416204A JP H0416204 A JPH0416204 A JP H0416204A JP 12049590 A JP12049590 A JP 12049590A JP 12049590 A JP12049590 A JP 12049590A JP H0416204 A JPH0416204 A JP H0416204A
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JP
Japan
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filter
liquid
positive pressure
solid
rotating disk
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JP12049590A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Tsurumaki
義久 鶴巻
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Tokyo Seimitsu Hatsujo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Seimitsu Hatsujo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は固液分離装置に関し、特にフィルタを用いる切
粉と切削液とを分離する固液分離装置に関する。
従来技術の問題点 従来、フィルタを使用する固液分離装置には種々の形式
のものか知られている。フィルタを使用する固液分離に
おいて一般的に問題となることは、フィルタの目詰まり
の問題であるが、フィルタの目詰まりは、フィルタを交
換するか、フィルタを洗浄する必要を生ずる。フィルタ
の交換は、機械の運転を一時中断して交換する必要かあ
り、機械の処理能率を低下させる。またフィルタを使い
捨てとするためのコスト、即ちフィルタ自体のコストと
使用済みのフィルタの廃棄のコストとが固液分離コスト
を増加させる問題がある。
今日では機械の改善により、機械の連続稼働時間が大幅
に延長されており、また工場の無人化が進んでいる関係
から、メインテナンスフリーの固液分離装置が望まれて
いる。また、既存の工場においては、固液分離装置を設
置するスペースが極めて小さい。
メインテナンスフリーの方策としては、フィルタを連続
的に供給しつつ固液分離を行うか、少なくとも2系統の
固液分離装置を設け、一方が稼働している間に他方を作
業を中止してフィルタの交換を行わねばならない。前者
の方策は全ての固液分離装置に適用できるものではなく
、後者の方策は設備費か負担となる。
他の方策としては、フィルタの濾過性能を維持するため
に固液分離を行いつつフィルタを洗浄する方法がある。
この方策の一例としては、ディスク型の回転フィルタを
液面の上下にわたって配置して回転させ、液面下にある
フィルタ部分で固液分離を行い、その際に固体か付着し
た回転フィルタの部分は液面上に回転した際に流体で逆
洗して洗浄する(実開昭62−79509号)。この回
転フィルタの一つの欠点は、回転フィルタを平面上にお
いて回転させる必要があり、湾曲面には設置できないこ
と、及び設置面積当たりの濾過効率が低いことである。
他の一つの欠点は、固液混合相における液相の粘度が少
し高くなっただけでも、濾過効率が大幅に悪くなること
である。更に他の欠点は、フィルタ面から逆洗剥離され
た固体を自由落下させてフィルタ周辺の固液混合物中に
戻されていたためにせっかく分離された固体が回転フィ
ルタに再び付着することである。
本件出願人は切粉の搬出に適したスパイラルコンベアを
開発し、急速Iこ利用分野が拡大されて来ている。スパ
イラルコンベアは、パンチンク装置や旧式の旋盤なとの
ように切削液を用いない金属加工機械に用Q1られてい
た。スパイラルコンベアが、少量の切削液を用いる金属
加工機械に適用されるに及んで、スパイラルコンベアの
トラフにフィルタを設けることによって切粉と切削液と
の分離を行って来た。スパイラルコンベアはスクリュー
コンベアとは異なり、回転軸をもたず中空構造であるが
故に、極めて好都合に固液分離が行われた。
しかしながら、現在普及しているマシーニングセンター
のような高効率の金属加工機械では、多量の切削液を用
い、排出される固液混合相における液相が占める割合は
極めて大きい。また、切削液の性状も様々である。従っ
て、従来の対応策では切粉と切削液との分離は不充分で
あることが分かった。
従って、本発明者らはフィルタを用いる回転型の固液分
離装置の改良につき研究を重ね、その幾つかの改良につ
いては本件出願人と同一の出願人により特許願が提出さ
れている。
例えば、特願昭63−281021号においては、分離
されるべき固液混合相を収容する貯槽の液面下にある壁
面の少なくとも一部にフィルタを固定し、上記フィルタ
の外側面に沿って移動する流体噴射手段を設けた固液分
離機構が開示されている。この機構は、曲面にフィルタ
を設置できるメリットがあったが、フィルタの内側面に
は常に液圧がかかっており、流体噴射手段から噴射され
る流体の圧力がかなり大きくなければならず、またその
噴射流体圧を最大限に利用するために、フィルタにたい
して噴出口を気密に圧接する必要があり、フィルタの損
耗か激しい嫌いがあった。
また、特願昭63−294279号においては、固液混
合相を収容する貯槽の壁の少なくとも一部分に切り欠き
または窓を設け、多数の濾過孔を有する無端のベルトの
ループの一部分のベルト面を上記切り欠き又は窓に密接
させて回転せしめ、上記濾過ベルトの背面に流体を噴射
して濾過ベルト濾過性能を回復する手段を設けた固液分
離機構が開示されている。この分離機構においては、濾
過ベルトが液面上に移動した状態で流体を噴射すること
ができ、またフィルタの清掃に気体を用いる利点かあっ
たか、しかし、濾過ベルトの内側面に某かの固体が残存
した状態で切り欠きまたは窓のフレームに圧接、移動す
ることとなり、これが濾過ベルト及びフレームに過剰な
負荷及び損耗を与える虞れががあった。
特願平1−94201号においては、流体を噴射するこ
とによって一定の洗浄面を所望の態様で循環的に洗浄す
る洗浄装置であって、上記洗浄装置は、上記被洗浄面に
近接して配置されており。
相対的に回転可能に嵌合されて一つの加圧流体室を形成
している一対の円筒体と、上記一対の円筒体を相対的に
回転駆動させる駆動手段とを有し、上記一対の円筒体の
円筒状側壁の夫々に所望の断面形状を有する一つ以上の
噴出口を互いに異なるパターンで形成し、上記加圧流体
室に導通する一つ以上の加圧流体供給口を設けた循環洗
浄装置が開示されている。この洗浄装置は固定フィルタ
を洗浄するために用いる場合には、フィルタの内側面に
は常に液圧がかかつているために、流体噴射手段から噴
射される流体の圧力がかなり大きくなければならず、こ
れがフィルタの寿命を短縮させる嫌いがあり、またその
噴射流体圧を最大限に利用するためには、噴出口をフィ
ルタ面に近接して配置しなければならないが、噴出口は
スリット状に形成されるのでフィルタ面の形状が制限さ
れる問題があった。まt;、この装置においても洗浄の
ための液体が貯槽に戻される問題があった。
フィルタの濾過効率は、フィルタの内側面における被濾
過液に陽圧をかけるか、フィルタの外側面に陰圧をかけ
るかの何れかによって改善され得るが、この場合にフィ
ルタの両面間の差圧がフィルタに与える影響、差圧及び
分離されるべき液相の粘度と濾過効率との関係、差圧を
かけた場合のフィルタの目詰まり状態とその逆洗による
洗浄可能性に対する影響等についてのデータが皆無に近
く、その予測は極めて困難であった。殊に、金属の切粉
の寸法形状は、加工されるべき金属の材質。
金属加工の種類によって多様に変化し、また同一素材の
同一の加工9例えば切削加工であっても荒削りと仕上げ
削りとにおいては切粉の寸法形状が大幅に変化し、また
工具の摩耗状態によっても切粉の寸法形状が大幅に変化
する。これらの多様な切粉がメンシュの異なるフィルタ
に目詰まりを起こした場合における、逆洗による洗浄可
能性、特にフィルタの両面に差圧をかけた場合の洗浄可
能性に影響かあるかもしれないと予測されていた。
本発明者らは、これらのあらゆる種類の切粉を含む固液
混合相のフィルタによる固液分離に関して更に研究を継
続し、フィルタの両面間の差圧かフィルタに与える影響
は、フィルタの素材の選択及びフィルタの支持構造の改
善によりかなりの耐久性が得られること、差圧及び分離
されるべき液相の粘度と濾過効率との関係とフィルタの
目詰まりとその逆洗による洗浄に対する影響は、フィル
タを通過する液相の流率が等しいならば、たとえ粘度の
高い液相にたいして高い差圧をかけたとしても目詰まり
の状態及びその逆洗の可能性は粘度の低い液相にたいし
て同等の濾過効率を与える差圧をかけた場合とほぼ同等
であるらしいことを突き止めることができた。また、長
い螺旋状の切粉でないかぎり、チップ状の切粉の寸法形
状は、逆洗による洗浄可能性に影響を与えないことが判
明した。本発明は、これらの基礎的な研究に追うところ
が大きい。
問題点を解決する手段 本発明者らは、上述の研究の結果、比較的コンパクトで
効率の高いメインテナンスフリーの回転型固液分離装置
を開発するに至った。
本発明の基本的な実施例による回転固液分離装置におい
ては、回転軸をほぼ水平に配置された回転円板と、一端
が閉止され、他端が開放した複数の筒状フィルタとを有
する回転組み立て体と、上記回転円板を少なくとも一方
向に回転させる回転駆動手段と、上記筒状フィルタの内
部に陰陽圧を与える陰陰圧発生手段と、トラフ手段を少
なくとも有する。
上記複数の筒状フィルタの開口端部は上記回転円板の一
側面において、上記回転円板の回転中心を中心とする円
周に沿って配置された同数の開口と連通せしめられて片
持支持され、筒状フィルタを液面の上下にわたって回動
させている。
上記トラフ手段は、液面上に位置付けられた上記筒状フ
ィルタの下方で当該筒状フィルタの片持支持端部から自
由端部を越えて延長している。
上記陰陰圧発生手段は、上記筒状フィルタか上記トラフ
の上方に位置付けられている間に、上記回転円板の開口
を通じて陽圧を与え、上記筒状フィルタか液面下にある
間に上記回転円板の開口を通じて陽圧を与える。かくて
、陽圧を与えられた筒状フィルタの表面から固相が吹き
落とされ、その大半が上記トラフ上に受は取られる。ト
ラフ上の固相は様々な態様で他の場所に導かれる。
筒状フィルタは60メツシユまたはそれよりも細かい番
手のメッンユとすることが望ましい。メツシュがそれよ
りも粗いと、切粉がフィルタの目に絡み付く傾向が強く
なり、フィルタの浄化が困難となる。また、フィルタに
絡み付き易い寸法形状の切粉を予め除去した後、2次的
な固液分離装置として用いることが望ましい。
陽圧は、フィルタを重力によって標準的な液体(例えば
水)が通過する流速とほぼ等しい流速を与える程度とす
るのが望ましく、流速を極端に上昇させると切粉がフィ
ルタの目に刺さり込んで、フィルタの浄化か困難になる
傾向かある。フィルタに固体が付着すると孔隙率か低下
するので、定の陽圧を維持するよう配慮することが必要
である。
陽圧流体は気体が望ましいが液体であっても良い。気体
を用いる場合において、陽圧はフィルタ面に付着した固
体を、爆発的に吹き飛ばすほどの高圧は必要ではなく、
フィルタ面に付着した固体を吹き落とすに必要な程度の
比較的低い陽圧を瞬間的に与えるのが良い。次第に高い
陽圧を段階的に複数回瞬間的に与えることも可能である
。しかしながら気体を用いる場合には、筒状フィルタの
一部から固体が剥離すると、その部分から気体が逃げる
ので全面の清掃が困難であるので、上方から液体を吹き
掛けるなどの補助的な操作が必要である。液体を用いる
場合には、充分な洗浄が可能であるが、せっかく分離し
た液体の一部分を固液混合相に戻すことになるので、液
体で洗浄した後、気体の陽圧をかけて、戻される液体の
量を極力少なくすることも可能である。
作    用 筒状フィルタの使用によりフィルタ面積を増大させなか
らフィルタの設置スペースをコンパクト化することが可
能となった。
筒状フィルタが液面下にある間に陰陰圧発生手段は筒状
フィルタの内部に陽圧を与えて、積極的に液相を吸引し
て濾過効率か高められた。この際、フィルタを60メソ
/二またはそれよりも細かいメソンユとし、与えられる
陽圧は、所与の粘度の切削液に関して、水と切粉との混
合相か液面近辺において重力によって自然に濾過される
程度の流速でフィルタを通過するような陽圧を維持する
ことか重要である。
また、筒状フィルタが液面上にある間に陰陰圧発生手段
は筒状フィルタの内部に陽圧を与えて。
フィルタ面に付着した固体を剥離させる。
剥離された固体は、トラフによって筒状フィルタから離
れた位置に導かれる。
以上に本発明の基本的構成を述へたか、以下に本発明の
実施例を通して、本発明を更に詳述する。
実   施   例 第1図は、本発明の一実施例による固液分離装置を組み
込んだ切粉搬出装置を部分的に断面で示した正面図、第
2図は固液分離装置部分の平面図、第3図は固液分離装
置部分の立断面図である。
切粉搬出装置は、トラフlとスパイラル2とを有する第
1のスパイラルコンベアと、その下方に配置されたトラ
フ3とスパイラル4とを有する第2のスパイラルコンベ
アと、それらを収容している貯槽5とを有するものとし
て示されている。
トラフ1はU字状凹部laとその左右に傾斜板1bとを
有し、それらの上に落下した切粉と切削液とを重力によ
りU字状口部1aに集める。U字状口部1aには、多数
の濾過孔1cが設けられて、切削液と細かい切粉とは自
由に通過できる。濾過孔の形状寸法を適切に定めること
によって、液体成分が大きい固液混合相の1次的な固液
分離が効率的に行い得る。U字状口部1aに集められた
切粉は、スパイラル2によって搬出される。スパイラル
2は1、適切な回転駆動手段(図示せず)によって駆動
される。
第2のスパイラルコンベアのトラフ3もまたU字状口部
3aと傾斜板3bとを有する。しかしトラフ3には濾過
孔は設けられていない。トラフ3によって囲まれた部分
における固液混合相の標準液面はして示されている。ト
ラフ3内からの液体の排出は後述の固液分離装置6によ
って行われる。
第1のスパイラルコンベアにおけるトラフ1の濾過孔1
cを通過した切削液は細かい切粉を含んでおり、細かい
切粉は、切削液と切粉との相対的比重に応じて、異なっ
た時間をかけて沈降してU字状口部3aに集まり、スパ
イラル4によって搬出される。スパイラル4は、適切な
回転駆動手段(図示せず)によって駆動される。
本発明の固液分離装置6は、トラフ3内において適切な
孔隙をもった隔1!7で仕切られた室内に配置されてい
る。隔壁7の個々の孔隙の寸法を小さくすることにより
、フィルタとしの機能を持たせることも可能である。こ
れにより固液分離装置6に導かれる固液混合相中の固体
の含量及び寸法形状を更に小さくさせることができる。
本発明の固液分離装置6は、上述のように切削液を効率
良く分離するために、複数段階(少なくとも2段階)で
濾別して細かい切粉を含んだ固液混合相に適用した場合
に特に有効である。固液分離装置を第1のスパイラルコ
ンベアから濾過された細かい切粉を含む固液混合相の流
下領域の側方に配置することにより[2のスパイラルコ
ンベアにおいて切粉を可能な限り沈降させ、浮遊状態に
ある細かい切粉を含む液体を本発明の固液分離装置によ
って分離するようにしている。
本発明の固液分離装置6は、回転軸1]bをほぼ水平に
配置された回転円板1]と、一端が閉止され、他端か開
放した複数の筒状フィルタ12とを有する回転組み立て
体lOと、上記回転円板を少なくとも一方向に回転させ
る回転駆動手段20と、上記筒状フィルタ12の内部に
陰陽圧を与える陰陰圧発生手段30と、トラフ手段40
を有する。
各筒状フィルタ12は実質的に同一であり、従ってその
一つについて説明する。筒状フィルタの開放端部は、回
転円板1]の一側面(第2.3図の右側面)において、
上記回転円板1]の回転中心を中心とする円周に沿って
配置された同数の開口1]aと連通せしめられて片持支
持されている。
図示の実施例では、筒状フィルタ12は円錐台状外形を
有するものとして示されており、その閉止端部は、リン
グ状の部材12aに固定され、例えばネジなどの適切な
固定手段(図示せず)で固定されている。筒状フィルタ
12のメツシュは60メ7ンユまたはそれよりも細かい
メツシュとする。
回転駆動手段20は、いかなる形式のものであっても良
いが、この実施例では電動モータ(図示せず)から例え
ば、ギア機構、調帯、チェーンベルトなとの適切な回転
運動伝達手段(図示せず)を介して、回転円板1]の中
心に設けた回転軸1]bに固定されたギア21を回転駆
動するものとして示されている。
陰陰圧発生手段30もまたいかなる形式のものであって
も良いが、図示の実施例では一つの吸引ポンプ(図示せ
ず)と一つのニアコンプレッサ(図示せず)とよりなり
、夫々は後述の圧力分配手段3Iにおける陽圧室3]a
と陽圧室3]bとに接続されているものとして示されて
いる。
圧力分配手段3]は、回転円板1]の他側面(第2.3
図の左側側面)において、回転円板1]の回転を許し、
且つ気密に接続されている。詳述すれば、圧力分配手段
3]は、図示の実施例では、四角張ったブロック状の部
材として示されており、その−側面に整列したフランジ
が設けられている。
貯槽5に回転円板1]を受は入れる開口が形成され、そ
の外側面に圧力分配手段3]のフランジ部分がバッキン
グを介してボルトによって気密に固定されているものと
して示されている。圧力分配室3]は、回転軸1]bを
受は入れる軸受は孔3]cを有し、回転円板1]の周縁
部及び回転軸llbに近接した領域において、圧力分配
手段3]の対向面間にOリング3]d、3]eを、軸受
は孔3]cと回転軸1]bとの間に0リング3]fを介
在させているものとして示されている。
第4図は、圧力分配室3]を第2.3図の右側から見た
側面図である。この実施例では、圧力分配手段3]は一
つの陽圧室3]aと一つの陽圧室3]bとを有し、陽圧
室3]aには吸引ポンプからの配管3]gに接続され、
陽圧室3]bはニアコンプレッサからの配管3]hに接
続されている。
また、陽圧室3]aは、回転円板に対向する側面におい
て複数の開口1]a(図示の実施例では5m>と同時に
連通するよう円弧状の連通口3]iを有するものとして
示されている。陽圧室3]bは、回転円板に対向する側
面において一つの開口1]aと連通する連通口3]jを
有するものとして示されている。陽圧室1]aは常時陽
圧が与えられている。この際、陽圧は固液混合相におけ
る液体の粘度に応じて、水が60メツシユのフィルタを
重力によって自然に通過する程度の流速を与えるような
陽圧とするのが良い。流速を極端に大きくすると、切粉
がフィルタの目に強く刺さり込んで、エアによる吹き落
としが困難になる。二のため、フィルタ面への固体の付
着状態によって陽圧が変化しないよう圧力調整手段を設
けることか望ましい。かかる圧力調整手段は機械技術に
おいて周知であるので詳述しないが、例えば、ポンプの
上流側と下流側を結ぶフィードバック配管を設け、上流
側の圧力が予定値を越えたとき開弁する圧力調整弁をフ
ィードバック配管に設けることができる。強制吸引され
た液体は配管3]gからトラフ3の下方の貯槽5に排出
される。設置スペースにゆとりがあれば、固液分離装置
6を更に下方に配置することによって、トラフ3におけ
る液面りを下方に位置付けることができる。この際貯槽
5はトラフ3の下方に配置する必要はないことを理解す
べきである。
陽圧室13bは、連通口3]jと一つの開口llaとが
整列したときニアコンプレッサからの陽圧が与えられる
。この際、陽圧はフィルタ面積にもよるが、フィルタ面
に付着した固体を爆発的に吹き飛ばす程の高圧は必要は
なく、付着した固体を吹き落とせる程度の圧力で充分で
ある。瞬時的に陽圧を加えることにより、固体の吹き落
とし効果が良好になる。この整列検出と陽圧の導通/非
導通の切り替えは、機械技術において周知、慣用されて
いる様々な方式が利用でき、例えば、マイクロスイッチ
と電磁弁などあっても良いが、本発明による固液分離装
置が設置される環tX条件から、電気的な手段よりも機
械的な手段を用いるのが望ましい。例えば、回転円板の
周辺に筒状フィルタに対応して突部を設けてカムとして
利用し、それに圧接された従動ローラによってニアコン
プレッサからの配管を開閉する開閉弁の開閉機構を機械
的に作動させる事ができる。かかる機構は機械技術にお
いて周知であるので図示せず更に詳述しない。
しかしながら、陽圧気体を用いる場合には、筒状フィル
タ12の一部分から付着した固体が剥離すると、その部
分から気体が逃げてしまうので、上方に配置したノズル
(図示せず)から液体を吹き掛けて補助的な洗浄を行う
のが望ましい。
もはや明らかなように、陽圧室1]aの連通口1]iは
液面下に水没した筒状フィルタ12に陽圧を与えて液体
を積極的に吸引する。その際フィルタ表面に付着した固
体は、当該フィルタ12が液面上に位置付けられたとき
陽圧を与えられて吹き落とされる。
トラフ手段40は、筒状フィルタ12の自由端側から(
第2.3図において右側から)筒状フィルタ12の回転
運動奇跡が形成する円筒内に延長し1回転円板側から上
記筒状フィルタの自由端部側に向かって下方に傾斜して
配置されたトラフ41として示されている。かくて、フ
ィルタ12から吹き落とされた固体は、トラフ41によ
って集められて第2のスパイラルコンベアの下流側に運
ばれる。
上述の実施例は、単なる例示に過ぎず、本発明はその実
施例に限定されるものではない。例えば、回転円板1]
は、連続的に回転させずに、間欠的に回転させても良い
。また、液面が標準液面しよりも高くなった場合により
多くの液体を吸引し、低くなった場合により少ない液体
を吸引するために、液面レベルに応じて幾つかの筒状フ
ィルタ12を陽圧室3]aと開口1]aとの連通を導通
状態と非導通状態とに切り替える開閉弁を設け、液面レ
ベル検出手段によって切り換えるようにしても良い。
また、トラフ41にスパイラルコンベア、スクレーバな
どを配置して、積極的に細かい切粉を搬出することも可
能である。
更に、回転円板1]の各開口1]aにそれぞれ陰陰圧発
生手段を直接に接続することもできる。
この場合には、圧力分配手段は不要であり、開口1]a
の夫々を可撓性を有するチューブで陰陰圧発生手段に接
続すると共に、回転円板の回転を限られた角度(例えば
、はぼ360°)にわたって正逆回転させれば良い。
本発明の回転固液分離装置は、従来の固液分離装置例え
ば、ある程度の孔隙サイズの固液分離装置をもったスパ
イラルコンベアによって長い螺旋状切粉を排除した後の
細かい切粉を含む固液分離装置として用いる場合に特に
有効である。
また、陽圧流体として空気を用いるのが望ましい。空気
圧は筒状フィルタの内容積、フィルタ本来の孔隙率と固
体が付着した状態における孔隙率等によって変化するが
、図示の実施例においては、2〜6気圧程度で充分であ
ることが判った。陽圧の与え方は、ある程度瞬間的に急
激に与えるのが効果的であるが、陽圧が高く急激に過ぎ
ると、フィルタ面に付着した固体が爆発的に飛散し、ま
たフィルタ寿命が低下する。従って、比較的低い陽圧を
急激にかけるのが良い。段階的に高い陽圧を断続的に瞬
間的に与えることも可能である。圧縮空気による剥離を
補助するために、筒状フィルタの上方に配置したノズル
(図示せず)から僅かな量の液体(切削液)を散布また
は噴射することも可能である。
勿論切削液を用いて逆洗することも可能である。
陽圧液体を用いることにより洗浄を行う場合には、より
完全な洗浄が可能である。この際、陽圧液体で筒状フィ
ルタの表面の固体を浮き上がらせた後、陽圧気体に切り
替えることによって、固液混合槽に戻される液体を最小
にして、望ましい洗浄が可能となる。この際、縦に配置
された配管に所要量の液体を供給した後、上方から加圧
気体を送り込むことにより、筒状フィルタ内に所要量の
液体を気体で押し出した後、直ちに陽圧気体を送り込む
ことができる。
発明の効果 本発明の効果は下記のとおりである。
(1)  筒状フィルタの使用によりフィルタ面積を増
大させながらフィルタの設置スペースをコンパクト化す
ることが可能となった。
(2) 固液混合相における液相の性状が変化しても、
陽圧の変更により効率的に固液分離を行うことができる
。この際フィルタを通過する液体の流速を同一のメツシ
ュのフィルタを水と固体との混合相が重力によって通過
する程度の流速と同等になる程度の陽圧とすることによ
り、切粉のフィルタへの刺さり込み、絡み付きを最小に
させ、後のフィルタの洗浄を容易にさせる。
(3) 筒状フィルタを片持支持させることによリ、反
対側からトラフの挿入を許し、それによってフィルタか
ら剥離された固体をフィルタから離れた場所に導き、固
液分離を効率的にさせる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の固液分離装置を組み込んだ切粉搬出
装置の一部分を断面で示した正面図、@2図は、本発明
の固液分離装置の平面図、第3図は、本発明の固液分離
装置の立断面図、第4図は、圧力分配手段の側面図であ
る。 符号の説明 1.3: トラフ、2,4:スパイラルコンベア、5:
貯槽、6:固液分離装置、10:回転組み立て体、1]
:@転円板、12:筒状フィルタ、20:回転駆動手段
、21:ギア、30:陰陰圧発生手段、3]:圧力分配
手段、3]a:陽圧室、3]b:陽圧室、3]c:軸受
は孔、3]d、3]e、3]f :0リング、3]g、
3]h:配管、3]i、3]j:連通口、40ニドラフ
手段、41 : トラフ、 1a 手 続 補 正 書 (方式) ■、事件の表示 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 氏名又は名称 4、代理人 住所 平成2年特許願第120495号 回転固液分離装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]概ね水平方向に配向された回転軸の回りで回転す
    る回転円板と、一端が閉止され、他端が開放した複数の
    筒状フィルタとを有する回転組み立て体と、上記回転円
    板を少なくとも一方向に回転させる回転駆動手段と、上
    記筒状フィルタの内部に陰陽圧を与える陰陽圧発生手段
    と、トラフ手段とを少なくとも有し、 上記複数の筒状フィルタの開口端部は上記回転円板の一
    側面において、上記回転円板の回転中心を中心とする円
    周に沿って配置された同数の開口と連通せしめられて片
    持支持されて、固液混合槽の液面の上下にわたって上記
    筒状フィルタが回転運動し、 上記トラフ手段は、液面上に位置付けられた上記筒状フ
    ィルタの下方で当該筒状フィルタの片持支持端部に近接
    した領域から自由端部を越えて延長して固定配置されて
    おり、 上記陰陽圧発生手段は、上記筒状フィルタが上記トラフ
    の上方に位置付けられている間に、上記回転円板の開口
    を通じて陽圧を与え、上記筒状フィルタが液面下にある
    間に上記回転円板の開口を通じて陰圧を与えることを特
    徴とする回転固液分離装置。 [2]請求項第1項記載の装置において、 上記回転円板の他側面において上記回転円板の回転を許
    し、且つ気密に接続された圧力分配室が更に設けられ、
    上記圧力分配室は少なくとも一つの陰圧室と少なくとも
    一つの陽圧室とを有し、上記陰陽圧発生手段は、上記陰
    圧室に接続された陰圧発生手段と、上記陽圧室に接続さ
    れた陽圧発生手段とを有し、 上記陰圧室及び陽圧室は、上記回転円板が回転する際、
    上記複数の開口と整列されるよう配置された少なくとも
    一つの連通口を夫々有すること、を特徴とする回転固液
    分離装置。 [3]請求項第2項記載の装置において、 上記回転組み立て体上の少なくとも一点が予め定められ
    た少なくとも一つの固定点に到達したことを検知して、
    信号を発生する検知手段を設け、上記検知手段からの信
    号に応答して上記陽圧発生手段を動作を制御すること、 を特徴とする回転固液分離装置。
JP12049590A 1990-05-09 1990-05-09 回転固液分離装置 Pending JPH0416204A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4830043B1 (ja) * 2010-10-29 2011-12-07 株式会社ブンリ 濾過装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS532761A (en) * 1976-06-30 1978-01-11 Shin Meiwa Ind Co Ltd Continuous vcuum filtering device

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