JPH0416184Y2 - - Google Patents
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- JPH0416184Y2 JPH0416184Y2 JP9391986U JP9391986U JPH0416184Y2 JP H0416184 Y2 JPH0416184 Y2 JP H0416184Y2 JP 9391986 U JP9391986 U JP 9391986U JP 9391986 U JP9391986 U JP 9391986U JP H0416184 Y2 JPH0416184 Y2 JP H0416184Y2
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- Japan
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- sound
- distance
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- field
- measuring device
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- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 27
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000002360 preparation method Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 1
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- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案は、エンジン等の音響インテンシテイ測
定装置に関し、エンジン等の騒音発生体の表面の
凹凸形状のいかんに関わらず、リアルタイムで正
確に各近接音場の音響インテンシテイを測定でき
るようにするものである。
定装置に関し、エンジン等の騒音発生体の表面の
凹凸形状のいかんに関わらず、リアルタイムで正
確に各近接音場の音響インテンシテイを測定でき
るようにするものである。
〈従来技術〉
従来、エンジン等の騒音発生体の騒音源を探査
するために使用される音響インテンシテイ測定装
置は、例えば第6図に示すように、集音装置(こ
の場合はマイクロフオンのみで構成される)1を
トラバース装置2によつて、騒音発生体(この場
合はエンジン)3に対向するxy平面上を移動さ
せ、このxy平面上に配置された多数の測定点P
でそれぞれの近接音場から放散される音を集音し
て音響インテンシテイを測定するように構成され
るのが通例である。
するために使用される音響インテンシテイ測定装
置は、例えば第6図に示すように、集音装置(こ
の場合はマイクロフオンのみで構成される)1を
トラバース装置2によつて、騒音発生体(この場
合はエンジン)3に対向するxy平面上を移動さ
せ、このxy平面上に配置された多数の測定点P
でそれぞれの近接音場から放散される音を集音し
て音響インテンシテイを測定するように構成され
るのが通例である。
又、上記集音装置を騒音発生体の表面に倣つて
人手あるいは機械的な倣い装置によつて移動さ
せ、騒音発生体から一定の距離で集音する手法が
採用されることもある。
人手あるいは機械的な倣い装置によつて移動さ
せ、騒音発生体から一定の距離で集音する手法が
採用されることもある。
〈考案が解決しようとする問題点〉
しかしながら、上記のようにマイクロフオン1
がxy平面上を移動するように構成された従来の
エンジン等の音響インテンシテイ測定装置では、
騒音発生体3の表面に凹凸がある場合や、騒音発
生体3の表面が平面であつてもマイクロフオン1
を移動させるxy平面と騒音発生体3の表面とが
平行でない場合には、マイクロフオン1をxy平
面上で移動させると各測定点Pにおける騒音発生
体3とマイクロフオン1との距離が一定にならな
いので、各近接音場における音響インテンシテイ
を正確に測定することができない。
がxy平面上を移動するように構成された従来の
エンジン等の音響インテンシテイ測定装置では、
騒音発生体3の表面に凹凸がある場合や、騒音発
生体3の表面が平面であつてもマイクロフオン1
を移動させるxy平面と騒音発生体3の表面とが
平行でない場合には、マイクロフオン1をxy平
面上で移動させると各測定点Pにおける騒音発生
体3とマイクロフオン1との距離が一定にならな
いので、各近接音場における音響インテンシテイ
を正確に測定することができない。
又、人手や機械的な倣い装置によつて集音装置
を騒音発生体の表面に倣つて移動させる場合は、
騒音発生体と集音装置との距離を一定にして正確
に音響インテンシテイを測定することができる
が、集音装置を正確に騒音発生体の表面に倣わせ
るために集音装置の移動速度が制限され、測定に
長時間を要するといつた問題がある。
を騒音発生体の表面に倣つて移動させる場合は、
騒音発生体と集音装置との距離を一定にして正確
に音響インテンシテイを測定することができる
が、集音装置を正確に騒音発生体の表面に倣わせ
るために集音装置の移動速度が制限され、測定に
長時間を要するといつた問題がある。
本考案は、上述の事情を考慮してなされたもの
であつて、各測定点ないし近接音場における騒音
発生体とマイクロフオンとの距離を一定にして、
正確に音響インテンシテイを測定できる、エンジ
ン等の音響インテンシテイ測定装置を提供するこ
とを目的とするものである。
であつて、各測定点ないし近接音場における騒音
発生体とマイクロフオンとの距離を一定にして、
正確に音響インテンシテイを測定できる、エンジ
ン等の音響インテンシテイ測定装置を提供するこ
とを目的とするものである。
〈問題点を解決するための手段〉
本考案に係るエンジン等の音響インテンシテイ
測定装置は、上記の目的を達成するために、エン
ジン等の騒音発生体の近接音場における音を集音
する集音装置と、この集音装置を支持して所定の
近接音場に移動させるトラバース装置とを備えた
エンジン等の音響インテンシテイ測定装置におい
て、目標とする近接音場における上記騒音発生体
と集音装置との距離を測定する距離測定装置と、
この距離測定装置の測定値に基づいて騒音発生体
と集音装置との距離が一定になるように上記トラ
バース装置を制御する制御装置とを設けたもので
ある。
測定装置は、上記の目的を達成するために、エン
ジン等の騒音発生体の近接音場における音を集音
する集音装置と、この集音装置を支持して所定の
近接音場に移動させるトラバース装置とを備えた
エンジン等の音響インテンシテイ測定装置におい
て、目標とする近接音場における上記騒音発生体
と集音装置との距離を測定する距離測定装置と、
この距離測定装置の測定値に基づいて騒音発生体
と集音装置との距離が一定になるように上記トラ
バース装置を制御する制御装置とを設けたもので
ある。
〈作用〉
このように構成されたエンジン等の音響インテ
ンシテイ測定装置によれば、制御装置によつて制
御されるトラバース装置が、集音装置をこれと騒
音発生体との間の距離が一定になるように制御さ
れるので、各近接音場における騒音発生体と集音
装置との距離が常に一定になり、リアルタイム
で、即ち、集音装置が各近接音場に到達すると同
時に騒音発生体と集音装置との距離が一定にされ
た状態で正確な音響インテンシテイを測定でき
る。
ンシテイ測定装置によれば、制御装置によつて制
御されるトラバース装置が、集音装置をこれと騒
音発生体との間の距離が一定になるように制御さ
れるので、各近接音場における騒音発生体と集音
装置との距離が常に一定になり、リアルタイム
で、即ち、集音装置が各近接音場に到達すると同
時に騒音発生体と集音装置との距離が一定にされ
た状態で正確な音響インテンシテイを測定でき
る。
〈実施例〉
以下、本考案の一実施例を第1図及ないし第5
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
第1図は本考案の一実施例に係るエンジンの音
響インテンシテイ測定装置を概略的に示す斜視図
であり、第2図はその要部の拡大縦断面図であ
る。このエンジンの音響インテンシテイ測定装置
は密閉された室内に配置され、図示しないテスト
ベンチ上に支持されたエンジン3の表面に対向さ
せた集音装置1と、この集音装置1を支持して所
定の近接音場に移動させるトラバース装置2と、
上記集音装置1とエンジン3の表面との距離を測
定する距離測定装置4と、上記トラバース装置2
の動作を制御する制御装置5とを備える。
響インテンシテイ測定装置を概略的に示す斜視図
であり、第2図はその要部の拡大縦断面図であ
る。このエンジンの音響インテンシテイ測定装置
は密閉された室内に配置され、図示しないテスト
ベンチ上に支持されたエンジン3の表面に対向さ
せた集音装置1と、この集音装置1を支持して所
定の近接音場に移動させるトラバース装置2と、
上記集音装置1とエンジン3の表面との距離を測
定する距離測定装置4と、上記トラバース装置2
の動作を制御する制御装置5とを備える。
上記集音装置1は、第2図に示すように、一対
のマイクロフオン1a,1bと室壁からこれらマ
イクロフオン1a,1bへの反射音を遮断する遮
音板1cとを有している。この集音装置1には更
に、遮音壁1cに向かう音を吸収する吸音パツド
1dを備える。又、この集音装置1は、上記制御
装置5に内蔵され、マイクロフオン1a,1bに
より集音された音声の周波数分布を分析する音声
分析回路6介して制御装置5の中央処理装置7に
接続されている。この音声分析回路6の分析結果
は中央処理装置7を介して記憶装置8に格納さ
れ、必要に応じて、プリントや表示を実行するた
めに読み出される。
のマイクロフオン1a,1bと室壁からこれらマ
イクロフオン1a,1bへの反射音を遮断する遮
音板1cとを有している。この集音装置1には更
に、遮音壁1cに向かう音を吸収する吸音パツド
1dを備える。又、この集音装置1は、上記制御
装置5に内蔵され、マイクロフオン1a,1bに
より集音された音声の周波数分布を分析する音声
分析回路6介して制御装置5の中央処理装置7に
接続されている。この音声分析回路6の分析結果
は中央処理装置7を介して記憶装置8に格納さ
れ、必要に応じて、プリントや表示を実行するた
めに読み出される。
上記距離測定装置4は可視レーザ光線をエンジ
ン3の測定部位に向かつて発射し、その反射光線
を受光し、その発射から受光までの時間を計測す
ることにより上記集音装置1とエンジン3の表面
との距離を測定するように構成される。即ち、レ
ーザ光線発射装置4aと、このレーザ光線発射装
置4aに光フアイバ4bを介して接続されたレー
ザ発射兼受光用光学素子(この場合は光学プリズ
ム)4cと、上記制御装置5に内蔵されたレーザ
光線発射指令回路4d、レーザ光線受光検出回路
4e及び距離演算回路4fを備えている。この距
離演算回路4fは上記中央処理装置7と別に設け
てもよいが、ここでは中央処理装置7に内蔵され
ている。上記光学素子4cは集音装置1の先端に
固定され、所定の方角(第2図中に矢印で示す)
に向かつてレーザ光線を出力し、その反射光線を
入力するように構成されている。
ン3の測定部位に向かつて発射し、その反射光線
を受光し、その発射から受光までの時間を計測す
ることにより上記集音装置1とエンジン3の表面
との距離を測定するように構成される。即ち、レ
ーザ光線発射装置4aと、このレーザ光線発射装
置4aに光フアイバ4bを介して接続されたレー
ザ発射兼受光用光学素子(この場合は光学プリズ
ム)4cと、上記制御装置5に内蔵されたレーザ
光線発射指令回路4d、レーザ光線受光検出回路
4e及び距離演算回路4fを備えている。この距
離演算回路4fは上記中央処理装置7と別に設け
てもよいが、ここでは中央処理装置7に内蔵され
ている。上記光学素子4cは集音装置1の先端に
固定され、所定の方角(第2図中に矢印で示す)
に向かつてレーザ光線を出力し、その反射光線を
入力するように構成されている。
上記トラバース装置2は、例えば、多関節ロボ
ツトからなり、制御装置5によつて上記距離測定
装置4を使つて検出された騒音発生体3と集音装
置1との距離が一定になるように制御される。即
ち、上記制御装置5は、第3図に示すように、任
意の設定距離を設定する距離設定回路5aと、中
央処理装置7内に組込まれ、上記距離測定装置4
の距離演算回路4fの演算結果と設定距離とを比
較してその偏差を演算する制御量演算回路5b
と、この偏差を解消するように上記トラバース装
置2に内蔵された各アクチユエータ(図示せず)
を正方向または逆方向に作動させる駆動回路5c
とが設けられる。この制御装置5には、更に、集
音装置1が所定の各測定点Pを通過するように上
記トラバース装置2に内蔵された各アクチユエー
タを正方向または逆方向に作動させるx軸方向位
置制御回路(図示せず)およびy軸方向位置制御
回路(図示せず)が設けられる。尚、上記制御装
置5は第5図に示すような制御シーケンスに従つ
て音響インテンシテイ測定装置の各部の動作を制
御するように構成されている。
ツトからなり、制御装置5によつて上記距離測定
装置4を使つて検出された騒音発生体3と集音装
置1との距離が一定になるように制御される。即
ち、上記制御装置5は、第3図に示すように、任
意の設定距離を設定する距離設定回路5aと、中
央処理装置7内に組込まれ、上記距離測定装置4
の距離演算回路4fの演算結果と設定距離とを比
較してその偏差を演算する制御量演算回路5b
と、この偏差を解消するように上記トラバース装
置2に内蔵された各アクチユエータ(図示せず)
を正方向または逆方向に作動させる駆動回路5c
とが設けられる。この制御装置5には、更に、集
音装置1が所定の各測定点Pを通過するように上
記トラバース装置2に内蔵された各アクチユエー
タを正方向または逆方向に作動させるx軸方向位
置制御回路(図示せず)およびy軸方向位置制御
回路(図示せず)が設けられる。尚、上記制御装
置5は第5図に示すような制御シーケンスに従つ
て音響インテンシテイ測定装置の各部の動作を制
御するように構成されている。
上記の構成において、制御装置5の始動後、ま
ず、最初の測定点を基準とする他の測定点の位置
(x方向及びy方向へのピツチ)、エンジン3から
マイクロフオン1a,1bまでの設定距離の設
定、測定領域の設定、測定レベルの設定、マイク
ロフオン1a,1bの初期位置、すなわち、エン
ジン3の最初に測定すべき近接音場に対向する測
定点の設定等の準備が行われる(F1)。マイクロ
フオン1a,1bの初期位置の設定は、レーザ光
線をレーザ発射装置4aから発射させ、エンジン
3の表面に設定されたマークにそのレーザ光線が
当たるようにマイクロフオン1a,1bを自動ま
たは手動により移動させる。この場合、レーザ光
線として可視レーザ光線を使用しているので、集
音装置1がエンジン3の最初に測定すべき近接音
場に正確に対向させられているかどうかを、正確
に、かつ、容易にしることができる。これらの準
備が完了すると、測定作業者によつて測定指令が
与えられ、測定指令の入力が確認されると
(F2)、レーザ光線発射装置4aを発動させ、光
学素子4cを介してレーザ光線がエンジン3の表
面に照射される(F3)。このレーザ光線はエンジ
ン1の表面に当たつて反射し、この反射光線をレ
ーザ発射兼受光用光学素子4cが受光したことを
確認すると(F4)、エンジン3の表面とマイクロ
フオン1a,1bの距離が距離演算部4fで演算
される(F5)。次いで、この演算結果が設定距離
と等しいか否かを判別して(F6)、距離が設定距
離と等しくないときには制御演算回路5bにより
実際距離と設定距離との偏差を演算し、この偏差
を解消するように、駆動回路5cを介してトラバ
ース装置2の各アクチユエータを作動させて距離
を修正させる(F7)。このようにしてエンジン3
の表面とマイクロフオン1a,1bの距離が設定
距離に一致したことを確認してから(F6)、集音
装置1によつてエンジン3の近接音場の音を集音
し、音声分析回路6でその周波数分布を分析する
ことにより、その測定点Pでの音響インテンシテ
イを測定する(F8)。その測定点Pでの測定が終
了すると、次に測定すべき測定点Pがあることを
確認してから(F9)、x軸方向位置制御回路およ
びy軸方向位置制御回路を作動させ、駆動回路5
cを介してトラバース装置2の各アクチユエータ
を作動させて、マイクロフオン1a,1bを次の
測定点Pに移動させ(F10)、移動が終了すれば
(F11)、測定指令を自動的に出力し(F12)、これ
を受ける段階(F2)以降のプログラムが繰り返
される。次の測定点Pが残つていない時にはプロ
グラムは終了される。
ず、最初の測定点を基準とする他の測定点の位置
(x方向及びy方向へのピツチ)、エンジン3から
マイクロフオン1a,1bまでの設定距離の設
定、測定領域の設定、測定レベルの設定、マイク
ロフオン1a,1bの初期位置、すなわち、エン
ジン3の最初に測定すべき近接音場に対向する測
定点の設定等の準備が行われる(F1)。マイクロ
フオン1a,1bの初期位置の設定は、レーザ光
線をレーザ発射装置4aから発射させ、エンジン
3の表面に設定されたマークにそのレーザ光線が
当たるようにマイクロフオン1a,1bを自動ま
たは手動により移動させる。この場合、レーザ光
線として可視レーザ光線を使用しているので、集
音装置1がエンジン3の最初に測定すべき近接音
場に正確に対向させられているかどうかを、正確
に、かつ、容易にしることができる。これらの準
備が完了すると、測定作業者によつて測定指令が
与えられ、測定指令の入力が確認されると
(F2)、レーザ光線発射装置4aを発動させ、光
学素子4cを介してレーザ光線がエンジン3の表
面に照射される(F3)。このレーザ光線はエンジ
ン1の表面に当たつて反射し、この反射光線をレ
ーザ発射兼受光用光学素子4cが受光したことを
確認すると(F4)、エンジン3の表面とマイクロ
フオン1a,1bの距離が距離演算部4fで演算
される(F5)。次いで、この演算結果が設定距離
と等しいか否かを判別して(F6)、距離が設定距
離と等しくないときには制御演算回路5bにより
実際距離と設定距離との偏差を演算し、この偏差
を解消するように、駆動回路5cを介してトラバ
ース装置2の各アクチユエータを作動させて距離
を修正させる(F7)。このようにしてエンジン3
の表面とマイクロフオン1a,1bの距離が設定
距離に一致したことを確認してから(F6)、集音
装置1によつてエンジン3の近接音場の音を集音
し、音声分析回路6でその周波数分布を分析する
ことにより、その測定点Pでの音響インテンシテ
イを測定する(F8)。その測定点Pでの測定が終
了すると、次に測定すべき測定点Pがあることを
確認してから(F9)、x軸方向位置制御回路およ
びy軸方向位置制御回路を作動させ、駆動回路5
cを介してトラバース装置2の各アクチユエータ
を作動させて、マイクロフオン1a,1bを次の
測定点Pに移動させ(F10)、移動が終了すれば
(F11)、測定指令を自動的に出力し(F12)、これ
を受ける段階(F2)以降のプログラムが繰り返
される。次の測定点Pが残つていない時にはプロ
グラムは終了される。
このようにして、各測定点Pにおいてエンジン
3の表面とマイクロフオン1a,1bの距離が設
定距離に一致したことを確認してから音響インテ
ンシテイを測定するので、エンジン3の表面とマ
イクロフオン1a,1bの距離が一定で正確な音
響インテンシテイを測定することができる。又、
エンジン3の表面とマイクロフオン1a,1bの
距離による測定値の補正をする必要がないので、
リアルタイムで音響インテンシテイを測定できる
ことになる。
3の表面とマイクロフオン1a,1bの距離が設
定距離に一致したことを確認してから音響インテ
ンシテイを測定するので、エンジン3の表面とマ
イクロフオン1a,1bの距離が一定で正確な音
響インテンシテイを測定することができる。又、
エンジン3の表面とマイクロフオン1a,1bの
距離による測定値の補正をする必要がないので、
リアルタイムで音響インテンシテイを測定できる
ことになる。
上記の一実施例では、エンジン3とマイクロフ
オン1a,1bの距離調整が各測定点Pにおいて
実行されるように構成されているが、エンジン3
とマイクロフオン1a,1bとの距離調整をマイ
クロフオン1a,1bの移動と並行して制御する
ことも可能である。
オン1a,1bの距離調整が各測定点Pにおいて
実行されるように構成されているが、エンジン3
とマイクロフオン1a,1bとの距離調整をマイ
クロフオン1a,1bの移動と並行して制御する
ことも可能である。
以上説明したように、本考案のエンジン等の音
響インテンシテイ測定装置では、距離測定装置に
よりエンジン等の騒音発生体の表面と集音装置と
の距離を測定し、この測定値にもとづいて騒音発
生体の表面と集音装置との距離が一定になるよう
にトラバース装置が制御されるので、騒音発生体
の表面と集音装置との距離が常に一定となり、正
確な音響インテンシテイ測定を実行でき、又、測
定値に対して騒音発生体の表面と集音装置との距
離による補正をする必要がないので、リアルタイ
ムで音響インテンシテイを測定することができ
る。
響インテンシテイ測定装置では、距離測定装置に
よりエンジン等の騒音発生体の表面と集音装置と
の距離を測定し、この測定値にもとづいて騒音発
生体の表面と集音装置との距離が一定になるよう
にトラバース装置が制御されるので、騒音発生体
の表面と集音装置との距離が常に一定となり、正
確な音響インテンシテイ測定を実行でき、又、測
定値に対して騒音発生体の表面と集音装置との距
離による補正をする必要がないので、リアルタイ
ムで音響インテンシテイを測定することができ
る。
第1図は本考案の一実施例の概略を示す斜視
図、第2図はその集音装置の拡大断面図、第3図
はその電気回路を概略的に示すブロツク図、第4
図はその要部のブロツク図、第5図はその制御装
置の制御の流れを示すフロー図、第6図は従来例
の概略を示す斜視図である。 1……集音装置、2……トラバース装置、3…
…騒音発生体(エンジン)、4……距離測定装置、
5……制御装置。
図、第2図はその集音装置の拡大断面図、第3図
はその電気回路を概略的に示すブロツク図、第4
図はその要部のブロツク図、第5図はその制御装
置の制御の流れを示すフロー図、第6図は従来例
の概略を示す斜視図である。 1……集音装置、2……トラバース装置、3…
…騒音発生体(エンジン)、4……距離測定装置、
5……制御装置。
Claims (1)
- エンジン等の騒音発生体3の近接音場における
音を集音する集音装置1と、この集音装置1を支
持して所定の近接音場に移動させるトラバース装
置2とを備えたエンジン等の音響インテンシテイ
測定装置において、目標とする近接音場における
上記騒音発生体3と集音装置1との距離を測定す
る距離測定装置4と、この距離測定装置4の測定
値に基づいて騒音発生体3と集音装置1との距離
が一定になるように上記トラバース装置2を制御
する制御装置5とを設けたことを特徴とする、エ
ンジン等の音響インテンシテイ測定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9391986U JPH0416184Y2 (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9391986U JPH0416184Y2 (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63230U JPS63230U (ja) | 1988-01-05 |
JPH0416184Y2 true JPH0416184Y2 (ja) | 1992-04-10 |
Family
ID=30956910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9391986U Expired JPH0416184Y2 (ja) | 1986-06-19 | 1986-06-19 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416184Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-19 JP JP9391986U patent/JPH0416184Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63230U (ja) | 1988-01-05 |
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