JPH04161020A - 分電盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、幹線に挿入された主幹ブレーカと、幹線から
分岐された分岐回路に夫々挿入された分岐ブレーカとを
備える漏電警報システムに関するものである。

［従来の技術］ 漏電警報システムとしては、２００ｖ単相３線式の幹線
に挿入された主幹ブレーカと、幹線から分岐された１０
０■（あるいは２００Ｖ）単相２線式の分岐回路に夫々
挿入された複数の分岐ブレーカとを備え、主幹ブレーカ
として過電流（短絡電流及び過負荷電流）が検出された
際に電路を遮断すると共に、漏電検出時にも同様に電路
の遮断を行う所謂漏電ブレーカを用い、分岐ブレーカと
して漏電検出機能を持たないブレーカを用いたものがあ
る。

この漏電警報システムにおいては、いずれかの分岐回路
で漏電が発生すると、この漏電を主幹ブレーカが検出し
て幹線を遮断すると共に警報信号を出力するようになっ
ている。

ところが、このような漏電警報システムでは、分岐回路
で漏電が発生した際にはすべての電路が遮断されてしま
うので、どの分岐回路で漏電が発生していたかを検出す
るためには、夫々の分岐回路毎にチエツクを行う必要が
あるという問題があった。

そこで、分岐ブレーカとして主幹ブレーカよりも漏電検
出感度の高い漏電ブレーカを用いることが考えられる。

このようにすれば、いずれかの分岐回路で漏電が発生し
た場合、その分岐回路に挿入された分岐ブレーカが電路
の遮断を行うため、漏電が発生した分岐回路だけが遮断
され、しかもその分岐ブレーカのトリップ状態を見れば
、ａｍが発生した分岐回路を容易に発見することができ
る。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述のようにすると、主幹ブレーカでは
漏電を検出できないことになり、漏電警報システムが機
能しなくなるという問題があった。

本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、漏電警報機能が正常に動作し、しか
も漏電発生箇所を容易に発見できる漏電警報システムを
提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明は幹線に挿入された
主幹ブレーカと、幹線から分岐された分岐回路に夫々挿
入された複数の分岐ブレーカとに漏電を検出する漏電検
出回路を夫々設け、分岐ブレーカに漏電検出時に漏電の
発生を表示する表示器を設け、主幹ブレーカの検出回路
の出力を移報出力として用いである。

［作用］ 本発明は、上述のように構成することにより、主幹ブレ
ーカ及び分岐ブレーカで共にｓＴＫを検出し、主幹ブレ
ーカからの移報出力により漏電の発生を知り、分岐ブレ
ーカの表示器により漏電箇所を容易に判定できるように
したものである。

［実施例］ 第１図乃至第３図に本発明の一実施例を示す。

本実施例の漏電警報システムは、分電盤３に第２図に示
すように配置される主幹ブレーカｌ及び複数の分岐ブレ
ーカ２を用いてあり、主幹ブレーカ１は第１図に示すよ
うに２００Ｖ単相３線式の幹線ムに押入され１分岐ブレ
ーカ２は幹線１０から分岐された１００Ｖあるいは２０
０■の単相２線式の分岐回路１１に夫々挿入され、主幹
ブレーカ１から漏電検出時に警報信号を出力するもので
ある。

なお、第３図は分電盤３内に収められた取付板１０への
主幹ブレーカ１及び分岐ブレーカ２の取付状態を示す図
である。

本実施例の主幹ブレーカｌ及び分岐ブレーカ２は夫々過
電流（短終電流及び過負荷電流）が検出された際に電路
を遮断する開閉接点ｒｌ＋ｒ２を備えると共に、零相変
流器ＺＣＴの出力から漏電を検出する漏電検出回路４．
５を備えている。なお、最近のようにＯＡ機器やロボッ
ト等が多用されるようになると、漏電発生時に不用意に
電路を遮断すると問題が起こる恐れが高いので、漏電発
生時にも不用意に電路を遮断しないようにしてほしいと
いう要望が多い、そこで、主幹ブレーカ１及び分岐ブレ
ーカ２として漏電が検出されても電路を遮断しないもの
を用いである。しかも、このようなブレーカを用いれば
、分岐ブレーカ２として漏電ブレーカを用いた場合のよ
うに主幹ブレーカ１が漏電を検出できなくなるといった
ことがない、そして、本実施例では分岐ブレーカ２に漏
電検出時に漏電表示を行う表示器６を設けである。ここ
で、分岐ブレーカ２のｓｔ検出回路５は漏電が一旦検出
されると表示器６を点灯維持する機能を有するため、漏
電の復旧時あるいは漏電の再確認時に表示器６を消灯さ
せるためにリセット手段としてのスイッチ７を設けであ
る。なお、上記表示器６及びスイッチ７は、第３ｒｙＪ
に示すように、この分岐ブレーカ２の開閉接点ｒ２を開
閉するハンドル９の両側に夫々設けである。また、主幹
ブレーカ１にはテストスイッチ８を設け、このテストス
イッチ８を押すことにより漏電警報システムの動作試験
を行うことができるよう（しである。

本実施例では漏電が発生すると主幹ブレーカ１及び分岐
ブレーカ２で共に漏電が検出され、主−幹プレーカ１が
らは警報信号が出力され、分岐ブレーカ２では表示器６
を点灯して漏電の発生を表示する。従って、主幹ブレー
カ１からの警報信号により漏電の発生を知ることができ
、しかも分岐ブレーカ２の表示器６を見ればどの分岐回
路１．に漏電があるかを容易に判断できる。

なお、上述の説明では主幹ブレーカ１及び分岐ブレーカ
２として漏電は検出するが漏電時に電路は遮断しないブ
レーカを用いた場合について説明し、たが、甚だしい漏
電状層で電路を遮断するものであってもよい。

（発明の効果コ 本発明は上述のように、幹線に挿入された主幹ブレーカ
と、幹線から分岐された分岐回路に夫々挿入された複数
の分岐ブレーカとに漏電を検出する漏電検出回路を夫々
設け、分岐ブレーカに漏電検出時に漏電の発生を表示す
る表示器を設け、主幹ブレーカの検出回路の出力を移報
出力として用いであるので、主幹ブレーカ及び分岐ブレ
ーカが共に漏電を検出でき、このため主幹ブレーカから
の移報出力により漏電の発生を確実に知ることができ、
つ嘘りは漏電警報が正常に機能し、且つ分岐ブレーカの
表示器により漏電箇所を容易に判定できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の漏電警報システムの構成図
、第２図は同上を組み込んだ分電盤の斜視図、第３図は
主幹ブレーカ及び分岐ブレーカの取付状態を示す斜視図
である。 １は主幹ブレーカ、２は分岐ブレーカ、４．５は漏電検
出回路、６は表示器、１０は幹線、１．は分岐回路であ
る。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）幹線に挿入された主幹ブレーカと、幹線から分岐
   された分岐回路に夫々挿入された複数の分岐ブレーカと
   に漏電を検出する漏電検出回路を夫々設け、分岐ブレー
   カに漏電検出時に漏電の発生を表示する表示器を設け、
   主幹ブレーカの検出回路の出力を移報出力として用いて
   成ることを特徴とする漏電警報システム。