JPH04160385A - 移動物標判別装置 - Google Patents

移動物標判別装置

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JPH04160385A
JPH04160385A JP2285863A JP28586390A JPH04160385A JP H04160385 A JPH04160385 A JP H04160385A JP 2285863 A JP2285863 A JP 2285863A JP 28586390 A JP28586390 A JP 28586390A JP H04160385 A JPH04160385 A JP H04160385A
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vehicle
frequency
vibration
vibration pattern
pattern
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Kunihiko Mano
邦彦 真野
Fumio Nakamura
文夫 中村
Yoshiharu Sasaki
佐々木 芳春
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、フィールドにおいて、現在移動している物体
が何であるかをその移動物体の振動と音響によって自動
的に判別する装置に関するものである。
[従来の技術] 第8図は従来の移動物標判別装置の概略構成図である。
図、において、(1)はフィールドの歩行者又は走行者
(以下総称して人という) 、(2)は装軌車、(3)
は車両、(5)は光学カメラ、(6)は赤外線カメラ、
(7)は赤外線カメラ(6)の赤外線センサ(図示せず
)を冷却する冷却部、(8)は光′学カメラ(5)又は
赤外線カメラ(6)の映像信号を伝送する画像伝送部、
(9)は画像伝送部(8)からの映像信号を伝送する伝
送ケーブル、(10)は伝送ケーブル(9)を介して映
像信号を受信する画像受信部、(11)は画像受信部(
10)からの信号から必要な映像を取り出す等をし、ビ
デオ信号に変換する画像信号処理部、(12)はビデオ
信号に対応する映像を表示するCRTデイスプレィ、(
13)は観測者である。
上記のように構成された移動物標判別装置について以下
に動作を説明する。
例えば第8図に示すように、フィールドに人(1)、装
軌車(2)及び車両(3)がいる場合に、光学カメラ(
5)を用いてその映像をとらえて、光信号を電気信号に
変換し、画像伝送部(8)により伝送ケール(9)を通
して遠隔地に伝送する。
伝送された信号は画像受信部(lO)により受信されて
画像信号処理部(11)で、目標物だけの拡大、縮小、
目標物以外の背景の除去処理などを施した後、CRTデ
イスプレィ(12)に表示する。
CRTデイスプレィ(12)の表示内容を観測者が見て
、対象物が何であるか判断をしていた。
また、光学系カメラ(5)以外に、冷却部(7)を抱い
た赤外線カメラ(8)で観測する場合も同様であった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、光学系カメラの場合、有視界でさらに、
太陽光のある昼間以外は使用できないという問題点があ
った。
また、赤外線カメラの場合は、有視界で目標物の温度と
背景の温度の差がある場合に限られるという問題点があ
った。
その他共通としては、雨・霧など、天候に大きく影響を
受けるという問題点があった。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたもので
、有視界にかかわらず、昼夜・天候の影響を浸けず移動
する物体の音響又は振動によって自動的に判別できる移
動物標判別装置を目的とする。
C課題を解決するための手段] 本発明に係る移動物標判別装置は、伝搬′する振動を検
出し、振動信号として出力するように埋設された振動セ
ンサと、振動信号を増幅し、デジタ小信号に変換し、第
1の振動データとして出力する変換部と、変換部からの
第1の振動データの周波数を分析し、その分布を第1の
振動ノくターンとする周波数分析部と、第1の振動(タ
ーンのピークレベルか2カ所あれば、そのピークに追従
するパターンをそれぞれ第2の振動パターン及び第3の
振動パターンに分離する分離手段と、第1の振動パター
ン又は第2の振動パターン及び第3の振動パターンのピ
ークレベルの周波数を求めるピーク周波数算出手段と、
第1の振動パターン、第2の振動パターン又は第3の振
動パターンが所定の基準周波数以上であれば、その振動
パターンを人による振動パターンと判別し、また基準周
波数以下である場合は、その振動パターンを装軌車及び
装輪型を含む車両であると判別する人・車両判別手段と
を備えたものである。
また、人・車両判別手段が車両と判別した振動パターン
の最低周波数のレベルとピークレベルの差が第1の所定
レベル以上であれば装軌車と判定する装輪車判定手段と
を備えたものである。
また、人・車両判別手段が車両と判別した振動パターン
の最低周波数のレベルとピークレベルの差が第1の所定
レベル以下で第2の所定レベル以上であれば装輪型と判
定する装輪型判定手段とを備えたものである。
さらに、空中を伝搬する音波を検出し、音響信号として
出力する音響センサと、音響信号を増幅し、デジタル信
号に変換し、音響データとして出力する変換部と、変換
部からの音響データの周波数を分析し、その分布を音響
パターンとして出力する周波数分析部と、音響パターン
のピークレベルの周波数を自己相関して基本周波数を求
め、そのピークレベルの周波数及び基本周波数からエン
ジンの気筒数を求める気筒数算出手段と、求めた気筒数
が第1の所定の気筒数以上であれば装軌車と判別し、ま
た第2の気筒数以下であれば装輪型と判別する装軌車・
装輪車判定手段とを備えたものである。
さらに、種類の相違する装軌車の車種毎に、ピークの周
波数、基本周波数及びエンジンの気筒数とが対応されて
格納された第1のデータベースと、種類の相違する装輪
型の車種毎に、ピークの周波数、基本周波数及びエンジ
ンの気筒数とを対応されて格納された第2のデータベー
スとを有して、気筒数算出手段でエンジンの気筒数を求
めた後に、第1のデータベース及び第2のデータベース
のピークの周波数、基本周波数及びエンジンの気筒数と
照合し、一致した車種を装軌車又は装輪型の車種と判定
する車種判別手段とを備えたものである。
[作用] 本発明においては、埋設された振動センサから振動が振
動信号として出力されると、変換部が第1の振動データ
として出力する。
すると、周波数分析部が周波数分析し、その分布を第1
の振動パターンとして出力する。
そして、分離手段が第1の振動パターンのピークレベル
が2カ所あれば、そのピークに追従するパターンをそれ
ぞれ第2の振動パターン及び第3の振動パターンに分離
する。
次に、ピーク周波数算出手段が第1の振動パターン又は
分離された第2の振動パターン及び第3の振動パターン
のピークレベルの周波数を求める。
次に、人・車両判別手段が第1の振動パターン、第2の
振動パターン又は第3の振動パターンが所定の基準周波
数以上であれば、その振動パターンを人による振動パタ
ーンと判別し、また基準周波数以下である場合は、その
振動パターンを装軌車及び装輪型を含む車両であると判
別する。
また、人・車両判別手段が車両と判別した振動パターン
の最低周波数のレベルとピークレベルの差が第1の所定
レベル以上であれば装輪車判定手段が装軌車と判定する
また、人・車両判別手段か車両と判別した振動バタ、−
ンの最低周波数のレベルとピークレベルの差が第1の所
定レベル以下で第2の所定レベル以上であれば装輪型判
定手段が装輪型と判定する。
さらに、音響センサから音響信号が出力すると、変換部
が音響データとして出力する。  。
周波数分析部が音響データの周波数を分析し、その分布
を音響パターンとして出力する。
すると、気筒数算出手段が音響ノくターンのピークレベ
ルの周波数を自己相関して基本周波数を求め、そのピー
クレベルの周波数及び基本周波数からエンジンの気筒数
を求める。
そして、装軌車・装輪車判定手段が求めた気筒数が第1
の所定の気筒数以上であれば装軌車と判別し、また第2
の気筒数以下であれば装輪車と判別する。
さらに、第1のデータベースに種類の相違する装軌車の
車種毎に、ピークの周波数、基本周波数及びエンジンの
気筒数とを対応して格納し、第2のデータベースに種類
・の相違する装輪車の車種毎に、ピークの周波数、基本
周波数及びエンジンの気筒数とを対応して格納し、車種
判別手段が気筒数算出手段でエンジンの気筒数を求めた
後に、第1のデータベース及び第2のデータベースのピ
ークの周波数、基本周波数及びエンジンの気筒数と照合
し、一致した車種を装軌車又は装輪車の車種と判定する
[実施例コ 第1図は本発明の一実施例の移動物標判別装置の概略構
成図である。
図において、(1)〜(3)は上記第8図と同様なもの
であり、(14)及び(16)は地中に埋められた振動
センサであり、所定の間隔で設置されている。
(15)は振動センサ(14)及び(15)の間に設置
され、アダプタ等により空中に配置された音響センサ、
(18)は中継部であり、以下に説明するものを有した
ものである。
(18a)は振動センサ(4)からの電気信号(以下振
動信号という)を増幅する増幅器、(18b)は音響セ
ンサ(15)からの電気信号(以下音響信号という)を
増幅する増幅器、(18c)は振動センサ(16)から
9電気信号(以下振動信号という)を増幅する増幅器で
ある。
(18e)ハ増幅器(18a)からのアナログの振動信
号をデジタル信号に変換し、振動データとして出力する
A/D変換器、(18f’) ハ増幅器(18b)カラ
のアナログの音響信号をデジタルに変換し、音響データ
として出力するA/D変換器、(II!g)は増幅器(
i8c)からのアナログの振動信号をデジタル信号に変
換し、振動データとして出力するA/D変換器、(18
h)はA/D変換器(18e) 、(18f’)及び(
18g)からの振動データ及び音響データを多重化して
効率よく伝送する伝送器である。、(20)は基地局で
あり、少なくとも以下に説明するものを有したものであ
る。
(20a)は伝送器(18h)を受信して音響データと
振動データとを分離する受信器、(20b)は受信器(
20a)からの振動データ及び音響データの周波数を分
析する周波数分析部(以下FFT分析器という)であり
、振動データの場合は分析した振動デ、−夕の周波数分
布を振動パターンとして出力し、音響データの場合は音
響パターンとして出力するものである。
(20c)は中央処理器であり、以下に説明する手段を
有するものである。    2 FFT分析器(20b)からの振動パターン(以下第1
の振動パターンという)のピークレベルが2カ所あれば
、そのピークに追従するパターンをそれぞれ第2の振動
パターン及び第3の振動パターンに分離する分離手段と
、 第1の振動パターン又は第2の振動パターン及び第3の
振動パターンのピークレベルの周波数を求めるピーク周
波数算出手段と、第1の振動パターン、第2の振動パタ
ーン又は第3の振動パターンが所定の基準周波数以上で
あれば、その振動パターンを人による振動パターンと判
別し、また基準周波数以下である場合は、その振動パタ
ーンを装軌車及び装輪車を含む車両であると判別する人
・車両判別手段と、人・車両判別手段が車両と判別した
振動パターンの最低周波数のレベルとピークレベルの差
が40dB以上で、かつ基準値M1以上、であれば装軌
車と判定する装輪車判定手段と、人・車両判別手段が車
両と判別した振動パターンの最低周波数のレベルとピー
クレベルの差が40dB以下で20dB以上で、かつ基
準値M2以上であれば装輪車と判定する装輪車判定手段
°と音響パターンのピークレベルの周波数を自己相関し
て基本周波数を求め、そのピークレベルの周波数及び基
本周波数からエンジンの気筒数を求める気筒数算出手段
と、求めた気筒数が12気筒数以上であれば装軌車と判
別し、また2気筒数以下であれば装輪車と判別する装軌
車・装輪型判別手段と、気筒数算出手段でエンジンの気
筒数を求めた後に、後述する第1のデータベース及び第
2のデータベースのピークの周波数、基本周波数及びエ
ンジンの気筒数と照合し、一致した車種を装軌車又は装
輪車の車種と判定する車種判別手段とを有したものであ
る。
(20d)は相関処理器であり、ピークの周波数Fが入
力すると自己相関をして音響データを形成している基本
周波数fを求めるものである。
(20e)はデータベースであり、以下に説明するもの
を有したものである。
種類の相違する装軌車の車種毎に、ピークの周波数、基
本周波数及びエンジンの気筒数とか対応されて格納され
た第1のデータベースと、種類の相違する装輪車の車種
毎に、ピークの周波数、基本周波数及びエンジンの気筒
数とを対応されて格納された第2のデータベースとを有
したものである。
第2図は本発明の説明に用いる人と車両の振動周波数の
エネルギー分布を説明する図である。
図において、(30)は装輪車(3)及び装軌車(2)
が発生する振動周波数のエネルギー分布を示す第2の振
動パターンである(以下車両の振動パターンという)。
(31)は歩行者(1)が発生する振動周波数のエネル
ギー分布を示す第3の振動パターンである(以下人の振
動パターンという)。このパターンは実験結果から得ら
れたもので、車両の振動音パターン(30)と人の振動
音パターンとを総称して第1の振動パターンとし、基準
の周波数をfmで分離されることを示すものである。
第3図は装軌車と装輪車の振動周波数のエネルギー分布
を示す図である。
図において、(30)は上記第2図と同様なものであり
、(32)は装軌車(2)のエンジン振動パターンであ
る。
同図は、エンジン振動パターン(32)はf、  〜f
6(H7)の帯域で、キャタピラの振動周波数帯域がf
 −f4(■Z)であることを示し、その振動パターン
の最低の周波数f、のレベルとピーク周波数f3のレベ
ル差が40dB以上で、かつ基準値レベル量1以上であ
れば装軌車(2)と判別できることを示すものである。
第4図は装輪車の振動周波数のエネルギー分布を説明す
る図である。
図において、(32)は第3図と同様なものであり(3
5)は装輪車の振動パターンである。
同図は装輪車の振動パターン(35)の最低の周波数の
レベルとそのピーク周波数f3のレベルの差が20dB
以上で、かつ基準値M2以上であれば装輪車と判別でき
ることを示すものである。
第5図は装軌車又は装輪車のなかの車種を判別するデー
タを説明する図である。
同図は装軌車(2)のエンジンサイクル数が4サイクル
であればエンジン気筒数が12気筒以上であることを示
し、さらに2サイクルであればエンジン気筒数か6気筒
以上であることを示すものである。
また、装輪車(3)はエンジンのサイクル数が4サイク
ルであれば、エンジン気筒数が2気筒以下であることを
示すものである。
さらに、12気筒数以上の装軌車(2)の種類の相違す
る装軌車を例えばASBとし、そのピークレベルの周波
数F1基本周波数f1高調波次数n(n −F / f
 )とすると、装軌車(2)のエンジン気筒数と高調波
次数nが一致することを示し、データベース(20e)
の第1のデータベースにそれぞれ車種毎に対応して格納
している。
また、2気筒数以下の装輪車(3)の種類の相違する装
軌車を例えばC,Dとし、そのピークレベルの基波数F
1基本周波数f1高調波次数n (n−F/f)とする
と、装輪車(2)のエンジン気筒数と高調波次数nが一
致することを示し、データベース(20e)の第2のデ
ータベースにそれぞれ車種毎に対応して格納している。
(20f)はローフアゲラム、(20g)はプリンタで
ある。
上記のように構成された移動物標判別装置について以下
に動作を説明する。
歩行者(1)、又はキャタピラで動く車両(例えば戦車
、装甲車、自走榴弾砲、以下装軌車(2)という)ある
いはタイヤで動く車両(例えばジープ、−トラック、以
下製軸車(3)という)が大地の上で移動する時はそれ
ぞれ特徴のある振動音又はエンジン音を発生する。その
特徴を捕らえて移動物体が何であるかを判別するのであ
る。また、この場合は装軌車(2)と装輪車(3)を総
称して車両とする。
例えば、第1図に示すように歩行者(1)、装軌車(2
)及び装軸車(3)(以下総称して移動物体という)が
それぞれ−列に移動しているとすると、地中を伝達する
振動音は空中より数倍速いので、初めに移動物体が図に
示す入方向から移動してくると、振動音は振動センサ(
4)にキャッチされ、次に振動センサ(IB)にキャッ
チされて最後に音響センサ(15)により、キ、ヤッチ
される。
従って、振動音のレベルの差を比較するとどちらから移
動してくるかが判別でき、かつ天候、地形、昼夜に影響
されずに目標の移動方向が判別できる。
この場合は、音響センサ(15)に既に音がキャッチさ
れたとして説明する。
次に、振動センサ(14)、(IB)及び音響センサ(
15)からの振動信号と音響信号は増幅器(18a)、
(18b)及び(18c)によりそれぞれ増幅され、A
/D変換器(18e) 、(18f’)及び(18g)
によつてデジタル変換されて、それぞれ振動音データ又
は音響データとして伝送器(18h)により多重化され
て伝送され、受信器(20a)で受信されて、それぞに
音響データ又は振動データに分離さる。
す、ると、FFT分析器(20b)により周波数分析さ
れて、その周波数分布を入カバターンとして中央処理器
(20e)に出力する。すると、中央処理器(20c)
は以下に説明する動作で処理される。
第6図(a)〜(b)は本発明の詳細な説明するフロー
チャートである。
初めに中央処理器(20c)は、例えばF F T (
20b)から第2図に示す入カバターンが入力すると、
その入カバターンを読み、音響データによる音響パター
ンであるか振動データによる振動パターンであるかの入
カバターンの判別をする(S3)。
゛こめ場合は、振動は音響より数倍速い速度で伝搬する
から振動データによる振動パターン(以下節1の振動バ
タニンという)であると判別したとする。
次に、分離手段が第1の振動パターンと判別すればその
振動パターンにピークが2カ所あるかを判断する(S4
)。この場合は第2図に示すように第1の振動パターン
はピークが2カ所であるから2カ所であると判断する。
そしで、第1の振動パターンからピークに追従する振動
パターンをそれぞれ第2の振動パターン及び第3の振動
パターンに分離する(8B)。
次に、ピーク周波数算出手段が分離した第2の振動パタ
ーン及び第3の振動パターンのピークを求め、その周波
数を求める(S8)。
次に、人・車両判別手段が求めたピーク周波数が所定の
周波数fm以上であるかを判断し、所定の周波数fm以
上の振動パターンを人による振動パターン(以下式の振
動パターン(81)という)と判定する(SIO’)。
また、fm以下の振動パターンを車両による振動パター
ン(以下車両の振動パターン(30)という)と判定す
る(S12)。
次に、車両を判別するかを判断しく814) 、判別し
ない場合は後述するステップ82gに制御を移す。
また、判別するようにされている場合は、第3図に示す
ように車両の振動パターンを抽出して、装輪車判定手段
がその振動パターンの最も低い周波数f1のレベルBを
求める(81B)。   。
そして、車両の振動パターン(30)のピークレベルA
とレベルBを比較しく81B) 、そのレベル差りが4
0dB以上かを判断する(820)。
40dB以上であると判断した場合は、ピークレベルA
は基準値M1以上かを判断しく821) 、基準値M1
以上でないと判断した場合は不明と判断しく522) 
、処理を終了する。
次に、40dB以上と判断した場合は車両の振動パター
ン(30)を装軌車(2)によるものと判定する(23
)。
次に、終了かを判断しく328) 、終了でない場合は
制御をステップSlに移す。
また、ステップS20でレベル差りが40dB以上でな
いと判断した場合は、装輪車判定手段が第4図に示すよ
うに20dB以上かを判断しく530)、20dB以上
でないと判断した場合はステップS22に制御を移し不
明と判断される。
次に、20dB以上と判断した場合はピークレベルAは
基準値M2以上かを判断しく532) 、基準値M2以
上でない場合はステップS22に制御を移し不明と判断
される。
次に、基準値M2以上であった場合は車両の振動パター
ン(30)を装軌車(3)によるものと判定しく534
) 、制御をステップ828に移す。
次に、ステップS4で第1の振動パターンのピークが2
カ所以下と判断された場合は、人・車両判別手段がその
1カ所のピーク周波数を求め(S35)、その周波数が
所定の基準周波数fm以上かを判断する(837)。
そして、ピーク周波数がfm以上であると判断した場合
は入力した振動パターンを人の振動パターンと判定しく
539) 、制御をステップ928に移す。
また、基準周波数fm以上でないと判断すれば制御をス
テップS12に移して、車両の振動パターンであると判
断される。
次に、ステップS3で入カバターンが音響パターンであ
ると判断した場合は、気筒数算出手段が音響パターンの
ピーク周波数Fを求め(S40) 、相関処理器(20
d)により、基本周波数fを求めさせる(S42) 、
次に、高調波次数n(n−F/f)を求める(S4;l
)。そして、第5図で説明したように高調波次数nとエ
ンジン気筒数は等しいので、初めに装軌車・装軌車判別
手段が求めた、高調波次数n(n−F/f)の値が12
以上かを判断する(846)。12以上であれば装軌車
(2)と判定しく84g)、制御を後述するステップ8
58に制御を移す。
また、12以上でないと判断すれば6以上かを判断しく
550) 、6以上であればステップ848に制御を移
して装軌車(2)と判定される。
次に、6以上ではないと判断した場合は2以下かを判断
し、2以下でないと判断すれば不明と判断する(S54
)。2以下であれば装軌車(3)と判定する(35B)
次に、車種を判別するかの判断をしく55111) 、
判断するようにされている場合は、車種判別手段が求め
たピーク周波数F1基本周波数f及び高調波次数n(n
=F/f)をデータベース(20e)の第1のデータベ
ース及び第2のデータベースのピーク周波数F1基本周
波数f及び高調波次数nと照合する(seo)。
そして、全て一致したものを判別する車種と判定する(
S62)。
これは、例えば求めたFが35、fが18の場合はnが
2と求められたときに、第5図に示すFlf、nとそれ
ぞれ照合し、全て一致すると、第5図に示すように装軌
車(3)はCの装軌車(3)と判別するのである。
また、Fが7.2でfが0.6でnが12の場合は同様
にして第5図に示すように装軌車(2)はBと判別する
ものである。
第7図は本゛発明を用いた場合の運用を説明する図であ
る。
図において、(1)〜(20)は上記と同様なものであ
る。
同図は例えば、第1図に示すように歩行者(1)、装軌
車(2)及び装軌車(3)がそれぞれ移動しているとす
ると、地中に設置した振動センサ(4)にキャッチされ
、次に振動センサ(16)にキャッチされて最後に音響
センサ(15)により、キャッチされて、それぞれ、基
地局(20)で移動物体がなんであるがを判別すること
を示すものである。このようにすると、遠距離であって
も容易に判別でき、がっ勝れた秘匿性で判別できる。
なお、nは気筒数の1倍または0.5倍の関係にある。
また、上記実施例では音響データと振動データが一緒に
入力したとして説明したが、それぞれ単独で入力しても
上記の本発明の処理をすれば容易に判別できる。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、埋設された振動センサに
より、移動物体の振動を検出し、その振動データの分布
のピークの周波数が所定の基準周波数以上であれば、そ
の振動パターンを人による振動パターンと判定し、また
基準周波数以下であれば装軌車及び装輪車を含む車両と
判別するようにしたので、天候、地形又は昼夜に影響さ
れずに□人、車両の判別が容易にできるという効果が得
られている。
また、車両と判別された振動パターンの最低周波数のレ
ベルとそのピークとのレベル差が予め設定されたレベル
以上であれば、装軌車又は装軸車であると判別できるよ
うにしたので、天候、地形又は昼夜に影響されずに装軌
車又は装輪車の判別が容易にできるという効果が得られ
ている。
さらに、音響センサにより移動物体の音響を検出し、そ
の音響データからエンジンの気筒数を求め、求めたエン
ジンの気筒数から装軌車又は装輪車の判別をするように
したので、天候、地形又は昼夜に影響されずに装軌車又
は装輪車の判別か容易にできるという効果が得られてい
る。
さらに、装軌車又は装輪車の判別をした後に、その種類
を、データベースのピーク周波数、基本周波数及びエン
ジンの気筒数に基づいて判別するようにしたので、装軌
車、装輪車の車種が容易に正確に判別できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の移動物標判別装置の概略構
成図、第2図は本発明の説明に用いる人と車両の振動周
波数のエネルギー分布を説明する図1.第3図は装軌車
と装輪車の振動周波数のエネルギー分布を説明する図、
第4図は装輪車の振動周波数のエネルギー分布を説明す
る図、第5図は車種を判別するデータを説明する図、第
6図(a)〜(c)は本発明の詳細な説明するフローチ
ャート、第7図は本発明を用いた場合の運用を説明する
図、第8図は従来の移動物標判別装置の概略構成図で゛
ある。 図において、(1)は人、(2)は装軌車、(3)は装
輪両、(5)は光学カメラ、(6)は赤外線カメラ、(
7)は冷却部、(8)は画像伝送部、(10)は画像受
信部、(11)は画像信号処理部、(12)はCRTデ
イスプレィ、1(14)は振動センサ、(15)は音響
センサ、(1B)は振動センサ、(18)は中継部、(
18a)は増幅器、(in)は増幅器、(18c)は増
幅器、(18e)はA/D変換器、(18f)はA/D
変換器、(18g)はA/D変換器、(18h) ハ伝
送器、(20)!、を基地局、(20a)は受信器、(
20b)はFFT分析器、(20c)は中央処理器、(
20d)は相関処理器、(20e)はデータベースであ
る。 特許出願人  沖電気工業株式会社 代理人 弁理士 佐 々 木 宗 治−ff浅数(Hz
l 1   第2因 周敦叡 〔Hお 翠岬九申と七」1車めセI功7!1濠蔓功伜A効空を捷
明り閃第3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)伝搬する振動を検出し、振動信号として出力する
    ように埋設された振動センサと、前記振動信号を増幅し
    、デジタル信号に変換し、第1の振動データとして出力
    する変換部と、前記変換部からの第1の振動データの周
    波数を分析し、その分布を第1の振動パターンとする周
    波数分析部と、 前記第1の振動パターンのピークレベルが2カ所あれば
    、そのピークに追従するパターンをそれぞれ第2の振動
    パターン及び第3の振動パターンに分離する分離手段と
    、 前記第1の振動パターン又は第2の振動パターン及び第
    3の振動パターンのピークレベルの周波数を求めるピー
    ク周波数算出手段と、 前記第1の振動パターン、第2の振動パターン又は第3
    の振動パターンが所定の基準周波数以上であれば、その
    振動パターンを人による振動パターンと判別し、また前
    記基準周波数以下である場合は、その振動パターンを装
    軌車及び装輪車を含む車両であると判別する人・車両判
    別手段とを有することを特徴とする移動物標判別装置。
  2. (2)前記人・車両判別手段が車両と判別した振動パタ
    ーンの最低周波数のレベルとピークレベルの差が第1の
    所定レベル以上であれば装軌車と判定する装軌車判定手
    段を有することを特徴とする請求項1記載の移動物標判
    別装置。
  3. (3)前記人・車両判別手段が車両と判別した振動パタ
    ーンの最低周波数のレベルとピークレベルの差が前記第
    1の所定レベル以下で第2の所定レベル以上であれば装
    輪車と判定する装輪車判定手段を有することを特徴とす
    る請求項1記載の移動物標判別装置。
  4. (4)空中を伝搬する音波を検出し、音響信号として出
    力する音響センサと、 前記音響信号を増幅し、デジタル信号に変換し、音響デ
    ータとして出力する変換部と、 前記変換部からの音響データの周波数を分析し、その分
    布を音響パターンとして出力する周波数分析部と、 前記音響パターンのピークレベルの周波数を自己相関し
    て基本周波数を求め、そのピークレベルの周波数及び基
    本周波数からエンジンの気筒数を求める気筒数算出手段
    と、 前記求めた気筒数が第1の所定の気筒数以上であれば装
    軌車と判別し、また第2の気筒数以下であれば装輪車と
    判別する装軌車・装輪車判別手段と を有することを特徴とする移動物標判別装置。
  5. (5)種類の相違する装軌車の車種毎に、ピークの周波
    数、基本周波数及びエンジンの気筒数とが対応されて格
    納された第1のデータベースと、種類の相違する装輪車
    の車種毎に、ピークの周波数、基本周波数及びエンジン
    の気筒数とを対応されて格納された第2のデータベース
    と、 前記気筒数算出手段でエンジンの気筒数を求めた後に、
    前記第1のデータベース及び第2のデータベースのピー
    クの周波数、基本周波数及びエンジンの気筒数と照合し
    、一致した車種を装軌車又は装輪車の車種と判定する車
    種判別手段を有する請求項4記載の移動物標判別装置。
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