JPH04160333A - プロペラシャフトのオンザカーバランス測定装置 - Google Patents

プロペラシャフトのオンザカーバランス測定装置

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JPH04160333A
JPH04160333A JP2285131A JP28513190A JPH04160333A JP H04160333 A JPH04160333 A JP H04160333A JP 2285131 A JP2285131 A JP 2285131A JP 28513190 A JP28513190 A JP 28513190A JP H04160333 A JPH04160333 A JP H04160333A
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JP
Japan
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unbalance
propeller shaft
unbalance amount
correction
vehicle
Prior art date
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Application number
JP2285131A
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English (en)
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Shinji Taura
田浦 眞二
Toru Yagi
徹 八木
Masaru Honda
賢 本田
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両製造での組立ライン等に適用され、車載
状態のプロペラシャフトか修正を必要とする程度に回転
方向のマスアンバランスを持つかどうかを測定するプロ
ペラシャフトのオンザカーバランス測定装置に関する。
(従来の技術) 従来、プロペラシャフトのオンザカーバランス測定装置
としては、例えば、第20図に示す測定手順により行な
う装置が知られている。
即ち、車載状態のプロペラシャフトのバランス状態を測
定する従来の測定手順は図示のように、フォトセンサー
の取り付け→振動ピックアップの取り付け→FFTのセ
ット→振動レベルと位相の測定−〇°既知ウェイトの取
り付は−振動レベルと位相の測定−0°既知ウエイトの
取り外し→180°既知ウェイトの取り付け→振動レベ
ルと位相の測定→アンバランスあ計算→アンバランス量
の判定という手順となっている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来のプロペラシャフトのオンザカ
ーバランス測定装置にあっては、下記に列挙するような
問題があった。
■ 従来のプロペラシャフトのオンザカーバランス測定
手法は、測定ラインと修正ライン(アンバランス判定時
に修正ウェイトによりアンバランスを修正するライン)
゛が一連のラインとなっている為、測定ラインにおいて
アンバランス量のみならずアンバランス位置まで測定す
る必要があり、測定作業が複雑であると共に、測定作業
に長時間を要する。
即ち、第20図に示すように、2箇所に対する既知ウェ
イトの取り付は取り外し作業と、3回の振動測定作業と
、ベクトル図を描いて位相誤差を補正しながらアンバラ
ンス量及びアンバランス位置の計算が行なわれる。
■ 上記の測定作業が複雑で長時間を要する為、1工程
゛時間か規定される車両製造の組立ラインや検査ライン
等にプロペラシャフトとディファレンシャルとを組み合
わせた状態でバランスチエツクができる装置を導入出来
ない。
この結果、一部の高級車等でのみのバランスチエツクと
なり、ライン製造の車両においては、プロペラシャフト
単体のバランスチエツクに留まり、車載状態での最終バ
ランスの確認が行なわれない場合が多く、ライン製造の
車両で最終バランスの確認によるドライブトレーン系の
高い静粛性向上を確保することが出来ない。
一方、プロペラシャフト単体でバランスチエツクが行な
われている場合、車載状態での最終バランスチエ・ンク
においてアンバランス量が許容値以上であると判定され
るのは数パーセントに過ぎず、よってアンバランスか否
かを測定し、アンバランス量が許容値以内であれば、測
定作゛業のみを行い、修正作業はアンバランス量が許容
値以上と判定された数少ない車載のプロペラシャフトに
対して行なえば良い。
本発明は、上述のような問題に着目してなされたもので
、バランス測定作業の単純化と短時間化により、プロペ
ラシャフトの最終バランスチエツクを車両製造の組立ラ
イン等で行なうことができる装置を櫂供することを課題
とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明のプロペラシャフトの
オンザカーバランス測定装置では、測定ラインと修正ラ
インとを分割し、プロペラシャフトの取付点でのアンバ
ランスに起因する振動レベル測定と、その点における振
動レベルとアンバランス量の相関関係を示すアンバラン
ス量特性に基づいて測定ラインではアンバランス判定の
みを行なう手段とした。
即ち、第1図のクレーム対応図に示すように、振動レベ
ルに対するアンバランス量の特性を車種や仕様毎に予め
複数設定したアンバランス量特性設定手段aと、測定し
ようとする車種や仕様に対応するアンバランス量特性を
選択するアンバランス量特性選択手段すと、車両に組付
られているプロペラシャフトCの取付点位置にセットさ
れる振動波形センサdと、振動波形センサ信号に基づい
てアンバランスに起因する振動レベルを検出する振動レ
ベル検出手段eと、前記振動レベル検出値と選択された
アンバランス量特性に基づいてアンバランス量を計算す
るアンバランス量計算手段fと、アンバランス量計算値
と所定の判定値との比較によりアンバランスかどうかを
判定するアンバランス判定手段9とを備えていることを
特徴とする。
(作 用) 車両製造の組立ライン等においてプロペラシャフトCの
最終バランスチエ−ツク時には、まず、ラインに送られ
てきた車両の車種や仕様の入力情報に基づき、アンバラ
ンス量特性選択手段すにおいて、振動レベルに対するア
ンバランス量の特性を車種や仕様毎に予め複数設定した
アンバランス量特性設定手段6から測定しようとする車
種や仕様に対応するアンバランス量特性が選択される。
一方、ラインに送られてきた車両に組付けられているプ
ロペラシャフトCの取付点位置に振動波形センサdをセ
ットし、振動レベル検出手段eにおいて、振動波形セン
サ信号に基づいてアンバランスに起因する振動レベルが
検出される。
そして、アンバランス量計算手段fにおいて、振動レベ
ル検出値と選択されたアンバランス量特性に基づいてア
ンバランス量が計算され、アンバランス判定手段9にお
いて、アンバランス量計算値と所定の判定値との比較に
よりアンバランスかどうかが判定される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
第2図は車両の組立ラインに適用される本発明第1実施
例のプロペラシャフトのオンザカーバランス測定装置を
示す全体システム図である。
1は図外のエンジンに連結されたトランスミッション、
2は第1プロペラシヤフト、3は第2プロペラシヤフト
、4はリヤディファレンシャルであり、各連結部にはユ
ニバーサルジヨイント5゜6.7が設けられている。
8はリヤディファレンシャル4の先端位置(又はトラン
スミッション後端位置)にマグネット吸着等により取付
けられた測定アンプ付振動ピックアップ(振動波形セン
サ)であり、この測定アンプ骨振動ビ・ンクアップ8に
は、振動ピックアップと振動アンプとテレメータ送信部
と電源部とを有する。
9は受信器であり、測定アンプ付振動ピックアップ8か
らのディファレンシャル先端振動に応じた振動送信信号
を受信する。
10はトラッキングFFTであり、前記受信器8からの
振動波形信号とプロペラシャフト回転信号と後述する2
次処理装置11からの条件設定信号を入力し、振動波形
検出値とプロペラシャフト回転検出値に基づいてアンバ
ランスに起因する振動波形だけを取り出して2次処理装
置11に出力する。
尚、プロペラシャフト回転信号は、トランスミッション
(又はシャシダイナモ)の出力部に既設の車速センサか
らライン信号や無線信号により得ても良いし、また、測
定条件が定車速である場合には設定車速に応じた一定周
期の信号を与えるようにしても良い。
11は2次処理装置であり、CPUやメモリを有する演
算処理回路であり、そのメモリ(アンバランス量特性設
定手段)には、振動レベルに対するアンバランス量の特
性(第6図)での車両ゲインをあられす比例定数と、車
両固有の位相特性に依る誤差分を補正する位相補正係数
と、アンバランスか否かのしきい値となる判定値とが車
種及び仕様毎に予めテーブルデータとして複数設定され
ている(第5図)。
また、測定しようとする車両の車種や仕様をIDカード
等により読み込んだ場合、その車種及び仕様に対応する
テーブルデータを選択するメモリ情報選択部(アンバラ
ンス量特性選択手段)と、前記トラッキングFFTl0
から入力されるアンバランスに起因する振動波形の振動
レベルを平均値処理により計算する振動レベル計算部(
振動レベル計算手段)と、この振動レベル計算値と選択
された比例定数に基づいてアンバランス量を計算するア
ンバランス量計算部(アンバランス量計算手段)と、ア
ンバランス量計算値と選択された判定値との比較により
アンバランスかどうかを判定するアンバランス判定部(
アンバランス判定手段)を有する。
12は表示器であって、前記2次処理装置11でのアン
バランス判定結果を、0に表示あるいはNG表示する。
第3図は組立ラインとは別に設定され、上記バランス測
定装置においてアンバランスと判定された時にのみ適用
される本発明第1実施例のプロペラシャフトのオンザカ
ーバランス修正装置を示す全体システム図である。
13は振動ピックアップであり、リヤディファレンシャ
ル4の先端位置にマグネット吸着等により取付けられる
14は反射テープであり、第1プロペラシヤフト2の外
周に貼着される。
15はフォトセンサであり、前記反射テープ14に対応
する位置に配置される。
16はトラッキングFFTであり、上記トラッキングF
FTl0と同様の構成であり、前記振動ピックアップ1
3からの振動波形信号と前記フォトセンサ15からの基
準位置信号をライン信号により入力し、振動波形信号と
基準位置信号に基づいてアンバランスに起因する振動波
形だけを取り出して2次処理装置17に出力する。
17は2次処理装置であって、上Me、2次処理装置1
1と同様に、比例定数と位相補正係数と判定値が車種及
び仕様毎に予めテーブルデータとして複数設定されてい
るメモリと、メモリ情報選択部と、振動レベル計算部と
、アンバランス量計算部を有すると共に、アンバランス
修正に必要な各種の計算部やマスボルト位置選択部を有
する。
尚、アンバランス修正は、ユニバーサルジヨイント7の
連結に使用されるコンパニオンフランジの取付ボルト(
90度等角で4箇所)として、重さの異なる複数の種類
の修正ボルトを用意し、必要とする修正量と修正位置に
応じて修正ボルトが選択されることで行なわれる。
18は表示器であって、4箇所の修正位置での修正ボル
ト情報が表示される。
次に、作用を説明する。
第4図は2次処理装置11で行なわれるアンバランス測
定処理作動の流れを示すフローチャートで、以下、各ス
テ・ンブについて説明する。
ステップ40では、組立ラインに送られてきた車両の車
種及び仕様がIDカード等により読み込まれる。
ステップ41では、車種及び仕様毎に予め複数設定され
ているチーフルデータ(第5図)と前記ステップ40で
読み込まれた車両データに基づきその測定しようとする
車両の車種や仕様に対応するテーブルデータが読み込ま
れる。
ここで、テーブルデータのうち比例定数は、まず車載プ
ロペラシャフトのアンバランスとデフ先端振動とは比例
関係になることが分かつている。加えて、その比例定数
は、例えば、リヤサスペンション重量やりャサスベンシ
ョンメンバモーメントやワインドアップ剛性やプロペラ
シャフト重量や等により変化する。以上により、第6図
に示すように、例えば、同一車種でも仕様の違いによっ
て比例定数を変えるようにしていて、この比例定数の値
は実験等により得ている。
ステップ42では、トラッキングFFT 10から入力
されるアンバランスに起因する振動波形の測定データが
読み込まれる。
尚、トラッキングFFTl0においてアンバランスに起
因する振動波形のみを取り出すのは、振動ピックアップ
で得られるセンサ信号には、リヤサスペンションワイン
ドアップ共振等のように、特定のプロペラシャフト回転
時に発生する振動成分が含まれる為、これを取り除く必
要があることによる。その手法としては、アンバランス
による振動はプロペラシャフトの1回転に対し周期的に
あられれる性質を利用する。
ステップ43では、トラッキングFFTl0から入力さ
れるアンバランスに起因する振動波形の振動レベルを平
均値処理により計算する。
ステ・ンプ44では、振動レベル計算値と選択された比
例定数に基づき、下記の式によりアンバランス量が計算
される。
アンバランス量=比例定数×振動レベル計算値ステップ
45では、ステップ44で求められたアンバランス量と
判定値とが大小比較される。
ステ・ンプ46では、アンバランス量5判定値の場合に
Oにでアンバランス量〉判定値の場合にNGという判定
基準に基づいてアンバランスかどうかが判定され、OK
と判定された場合にはステップ47へ進み、表示器12
にOK表示がなされ、NGと判定された場合にはステ・
ンブ48へ進み、表示器12にNG表示がなされる。
第7図は2次処理装置17で行なわれるアンバランス修
正処理作動の流れを示すフローチャートで、以下、各ス
テップについて説明する。
修正ラインにおいては、再度アンバランス量を測定する
。従って、ステップ70〜ステツプ74は第4図のフロ
ーチャートのステップ40〜ステツプ44に対応する。
但し、ステップ74では、アンバランス量のみならず、
アンバランス位置も測定される。このアンバランス位置
は、フォトセンサ15から得られる基準位置信号と振動
ピックアップ13から得られる振動波形信号との対比に
より知ることが8来る(第8図)。
ステップ75では、ステップ74で求められたアンバラ
ンス位置の位相データと車種及び仕様により選択された
テーブルデータの位相補正係数により位相補正計算がな
される。
この位相補正が必要な理由は、第8図に示すように、ト
ラッキングFFT16に入力される振動波形信号と基準
位置信号による位相情報は、車両固有の位相特性(リヤ
サスペンションワインドアップ共振等)による誤差分も
含んでいるもので、これにより、第9図に示すように、
同じ位置にアンバランスがあったとしてもプロペラシャ
フトの回転数により位相が変化することによる。この誤
差による影響を無くす為、従来の手法では、0°−18
0°測定結果をベクトル図を作成して行なっていたが、
本実施例のシステムでは、測定回転数での位相補正係数
を車種及び仕様毎にチーフルデータに設定しておき、こ
れを取り出して補正をかけるので1回の測定でアンバラ
ンス位置を求めることが出来る。
例えば、第10図に示すように、位相データPdが47
°であり位相補正係数Pkが83°の時には、補正位相
PはP =Pd+Pk= 130°として求められる。
ステップ76では、ステップ74で求められたアンバラ
ンス量と修正ボルトの種邪により修正ボルトが選択され
る。
例えば、アンバランス量が50gcmである時で、M1
= 10gcm、 M2= 20gcm u3= 30
gcmの修正量を持つ修正ボルトが用意されている時に
は、修正ボルトμ3が選択されることになる。
ステップ77では、ステップ75で得られだ補正位相デ
ータに基づき修正ボルト位置が選択される。
例えば、第11図に示すようなアンバランス位置である
時には、その反対位置が真のアンバランス修正位置とな
るが、アンバランス修正位置4箇所のボルト取付位置に
限られるので、より近いボルト取付位置である位置■が
修正ボルト位置として選択される。
即ち、第14図に示すように、反射テープ14の取付位
置を位置■とし、時計周りに位置■1位置■7位置■と
した場合、第15図に示すように、(P−180°)の
値によって、各位置のいずれかが選択される。
ステップ78では、修正ボルトを選択位置に取付けた場
合の残留アンバランスが計算される。
例えば、第12図に示すように、アンバランス量が50
gcmであり、ボルト修正量が30gcmである時には
、ベクトル合成により33.19gcmの残留アンバラ
ンス量となる。
ステップ79では、ステップ78で求められた残留アン
バランス量と判定値とが比較される。
例えば、判定値が25gcmである場合には、具体例で
は33. +9gcrnの残留アンバランス量を持つ為
、ステップ80でNGと判定され、ステップ81〜ステ
ツプ83の再修正処理に進む。
尚、0にである場合には、ステップ84及びステップ8
5へ進み修正処理は終了する。
ステップ81では、新たに複数の修正ボルト位置が選択
される。
例えば、第13図に示す具体例の場合では、真のアンバ
ランス修正位置が位置■と位置■とのほぼ中間位置にあ
る為、同位置■、■が修正ボルト位置として選択される
ステップ82では、アンバランス量に対して両選択位置
■、■で修正する場合の各位置■、■での分力が計算さ
れる。
例えば、第13図で示す場合には、位置■での分力は3
2.14gcmであり、位置■での分力は38.30g
cmとなる。
ステップ83では、前記分力計算結果に基づいて修正ボ
ルトが選択される。
例えば、第13図で示す場合には、開位置■、■にそれ
ぞれ30gcmの修正量を持つ修正ボルトM3が選択さ
れる。
ステップ84では、修正′清報が出力され、表示器18
には4箇所の修正位置での修正ボルト情報が表示される
この表示に従って、修正マスボルトの取付は作業が行な
われる。
ステップ85では、上記修正処理による測定結果が保存
される。
尚、この具体例では、logcm、 20gcm、 3
0gcrnの3種類の修正量を持つ修正ボルトMl、 
12. M3が用意されている例を示し゛たが、第16
図に示すように、さらのきめ細かく4種類の修正ボルト
を用意するようにしても良い。
以上説明してきたように、第1実施例のプロペラシャフ
トのオンザカーバランス測定装置にあっては、下記に列
挙するような効果が得られる。
■ 測定ラインと修正ラインとを分割し、プロペラシャ
フトの取付点でのアンバランスに起因する振動レベル測
定と、その点における振動レベルとアンバランス量の相
関関係を示すアンバランス量特性の比例定数に基づいて
測定ラインではアンバランス判定のみを行なう装置とし
た為、バランス測定作業の単純化と短時間化を図ること
が出来る。
この結果、プロペラシャフトの最終バランスチエツクを
車両製造の組立ラインにおいて行なうことが出来、きめ
細かなバランス取りを可能とすることで、ドライブトレ
ーン系の高い静粛性向上が確保される。
■ 測定ラインでは測定アンプ骨振動ピフクアップ8を
リヤディファレンシャル4に対しマグネット吸着により
取付けるようにした為、′ラインを流れてくる車両に容
易に測定アンプ骨振動ピフクアップ8を取付けることが
出来る。
■ 振動ビ・ンクアップを測定アンプ付振動ピックアッ
プ8どし、振動波形信号を無線によりトラフキングFF
Tl0に取り込む装置とした為、受信器9.トラッキン
グFF丁10,2次処理装置11、表示器12が設けら
れる測定コントロールボ゛ックスと測定される車両との
間の配線が必要ではなく、走行する車両に対し支障なく
アンバランス測定作業を行なうことが出来る。
■ アンバランス修正は、ユニバーサルジョイシト7の
連結に使用されるコンパニオンフランジの取付ボルト(
90度等角で4@所)として、重さの異なる槽数の種類
の修正ボルトを用意し、必要とする修正量と修正位置に
応じて修正ボルトが選択されることで行なわれる゛装置
とした為、アンバランス修正位置に溶接やねじ込み等に
より修正マスを外部付加する場合に比べ、重さの真なる
多数のマスを用意しておく必要が無く、作業性も良好で
あるし、外゛部突出による近接部材との干渉も無く、し
かも外観的にも非修正のものとほとんど変わらない。
次に、第2実施例装置について説明する。
第1実施例装置は、第2図及び第3図に示したように、
測定ラインと修正ラインとを別のラインに分割した装置
例であるのに対し、この第2実施例装置は、測定ライン
と修正ラインとを同じライン上に配置し、測定と修正の
両方を組立ラインにて行なおうとする例である。
まず、構成を説明する。
第17図は車両の組立ラインに適用される本発明第2実
施例のプロペラシャフトのオンザカーバランス測定及び
バランス修正装置を示す要部システム図、□第18図は
りャディファレンシャル部を下方から見た斜視図、第1
9図は反射テープを示す図である。
1は図外のエンジンに連結されたトランスミッション、
2は第1プロペラシヤフト、3は第2プロペラシヤフト
、4はリヤディファレンシャルであり、各連結部にはユ
ニバーサルジヨイント5゜6.7が設けられている。
20はリヤディファレンシャル4の先端位置にマグネッ
ト吸着により取付けられた振動ピックアップであり、2
1は車両の車種及び仕様をバーコードにより印刷されて
いる反射テープ、22は振動アンプとフォトセンサとバ
ーコードリーダとテレメータ送信部と電源部とを有する
測定アンプ、23は車両が通過する床の上に設けられた
受信コイルである。
前記振動ピックアップ20と測定アンプ22とは線24
により接続され、測定アンプ22は、マクネット部25
aを有するブラケット25に設けられている。
そして、ブラケット25は、パーキングツレーキワイヤ
ー26に設けられた位置決めスタットポルト27に対し
前記マグネット部25aを位置合わせして差し込むこと
により車体に対してマグネット吸着により取付けられる
尚、第18図において、28はインロー合わせマーク、
29は消音器である。
また、処理装置としては、第1実施例装置のトラッキン
グFFT10,16と、2次処理装置11.17の機能
を全て兼ね備える処理装置30が受信コイル23に接続
されている。
次に、作用を説明する。
第2実施例装置では、第4図のアンバランス測定処理作
動と第7図のアンバランス修正処理作動が一連の作動と
して行なわれる。
尚、その処理内容に関しては、第1実施例装置と同様で
あるので説明を省略する。
以上説明してきたように、第2実施例のプロペラシャフ
トのオンザカーバランス測定装置にあっては、第1実施
例装置での■、■の効果に加え、下記に列挙するような
効果が得られる。
■ ブラケット25をマグネット吸着により取付けるだ
けで、振動ピックアップ20とフォトセンサとを同時に
取付ける装置としている為、これらの取付作業が簡略化
されるし、アンバラス修正を要する車両でも取付は作業
を改めて行なう必要かない。
■ 反射テープ21に車両の車種及び仕様を示すバーコ
ードを印刷した為、IDカートによる車両の車種及び仕
様の読み込み操作が不要となる。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体的
な構成はこの実施例に限られるものではない。
例えば、実施例では組立ラインにアンバランス測定装置
を導入した例を示したが、検査ラインやオフラインにお
いても実施例装置を適用することが出来る。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のプロペラシャフトの
オンザカーバランス測定装置にあっては、測定ラインと
修正ラインとを分割し、プロペラシャフトの取付点での
アンバランスに起因する振動レベル測定と、その点にお
ける振動レベルとアンバランス量の相関関係を示すアン
バランス量特性に基づいて測定ラインではアンバランス
判定のみを行なう手段とした為、バランス測定作業の単
純化と短時間化を図ることが出来るという効果が得られ
る。
この結果、プロペラシャフトの最終バランスチエツクを
車両製造の組立ライン等で行なうことが出来、ドライブ
トレーン系の高い静粛性の向上が確保される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプロペラシャフトのオンザカーバラン
ス測定装置を示すクレーム対応図、第2図は第1実施例
のプロペラシャフトのオンザカーバランス測定装置を示
す全体システム図、第3図は第1実施例のプロペラシャ
フトのオンザカーバランス修正装置を示す全体システム
図、第4図は第1実施例装置の2次処理装置で行なわれ
るバランス測定処理作動の流れを示すフローチャート、
第5図はテーブルデータの一例を示す図、第6図はデフ
上端振動レベルとアンバランス量との相関特性図、第7
図は第1実施例装置の2次処理装置で行なわれるバラン
ス修正処理作動の流れを示すフローチャト、第8図はセ
ンサ信号により得られる振動波形信号及び基準位置信号
の特性図、第9図はプロペラシャフト回転数に対する位
相特性図、第10図、第11図、第12図、第13図は
修正処理での具体例を示す説明図、第14図は修正ボル
トの取付位置を示す図、第15図はアンバランス位置に
対する修正ボルト取付位置の関係表を示す図、第16図
は修正ボルトとして用意する他側を示すボルト仕様及び
修正量の関係表を示す図、第17図は車両の組立ライン
に適用される本発明第2実施例のプロペラシャフトのオ
ンザカーバランス測定及びバランス修正装置を示す要部
システム図、第18図はりャディファレンシャル部を下
方から見た斜視図、第19図は反射テープを示す図、第
20図は従来のアンバランス測定処理作動の流れを示す
フローチャートである。 a・−・アンバランス!特性設定手段 b・・・アンバランス量特性選択手段 C・・・プロペラシャフト d・・・振動波形センサ e・・・振動レベル検出手段 f・・・アンバランス量計算手段 9・・・アンバランス判定手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)振動レベルに対するアンバランス量の特性を車種や
    仕様毎に予め複数設定したアンバランス量特性設定手段
    と、 測定しようとする車種や仕様に対応するアンバランス量
    特性を選択するアンバランス量特性選択手段と、 車両に組付られているプロペラシャフトの取付点位置に
    セットされる振動波形センサと、振動波形センサ信号に
    基づいてアンバランスに起因する振動レベルを検出する
    振動レベル検出手段と、 前記振動レベル検出値と選択されたアンバランス量特性
    に基づいてアンバランス量を計算するアンバランス量計
    算手段と、 アンバランス量計算値と所定の判定値との比較によりア
    ンバランスかどうかを判定するアンバランス判定手段と
    、 を備えていることを特徴とするプロペラシャフトのオン
    ザカーバランス測定装置。
JP2285131A 1990-10-23 1990-10-23 プロペラシャフトのオンザカーバランス測定装置 Pending JPH04160333A (ja)

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JP2285131A JPH04160333A (ja) 1990-10-23 1990-10-23 プロペラシャフトのオンザカーバランス測定装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006057704A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Honda Motor Co Ltd 回転動力伝達部材の回転バランス調整方法
CN112683529A (zh) * 2020-12-04 2021-04-20 东风汽车股份有限公司 一种汽车传动轴弯曲耐久试验装置及其方法

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