JPH0415460Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0415460Y2
JPH0415460Y2 JP17704886U JP17704886U JPH0415460Y2 JP H0415460 Y2 JPH0415460 Y2 JP H0415460Y2 JP 17704886 U JP17704886 U JP 17704886U JP 17704886 U JP17704886 U JP 17704886U JP H0415460 Y2 JPH0415460 Y2 JP H0415460Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
pressure
compressor
inlet
cooling water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17704886U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6382530U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17704886U priority Critical patent/JPH0415460Y2/ja
Publication of JPS6382530U publication Critical patent/JPS6382530U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0415460Y2 publication Critical patent/JPH0415460Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はプラスチツク射出成形機等の金型を冷
却する金型冷温調機に関するものである。
(従来の技術) 従来、第2図に示すように熱交換器11と熱交
換器バイパス管12と該バイパス管12の中間に
バイパス締切弁12aとを設け、該熱交換器11
の上流側を金型20の冷却水出口部21に接続し
該熱交換器11の下流側を金型20の冷却水入口
部22に接続してなる水回路10と、凝縮器31
と圧縮機32とを連結し該凝縮器31の下流側を
前記熱交換器11の冷媒入口11a接続し該圧縮
機32の上流側を熱交換器11の冷媒出口11b
に接続してなる冷凍回路30とを備えた金型冷温
調機が知られており、図示しない圧縮機入口圧力
をモニターしながら、該モニター値が設定値を超
えると手動で前記バイパス締切弁12aを開けて
前記熱交換器11を流れる冷却水を減らし前記冷
媒の圧縮機32入口圧力を設定値以下に調節して
いた。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来の金型型冷温調機においては、圧縮機
入口圧力を常にモニターしながらモニター値が設
定値を越えるごとにその都度手動でバイパス締切
弁12aを開けて前記圧縮機入口圧力を設定値以
下にしなければならず、専任の操作員が必要とな
り人件費が嵩むとともに操作が繁雑で操作ミスを
生じ圧縮機32を損傷させる可能性も有るという
問題点があつた。
(考案の目的) 本考案は前記従来の問題点に鑑み、圧縮機入口
の圧力変動を検知し自動的に熱交換機バイパス量
を調節でき人件費が節約できるとともに操作ミス
を生じることのない安全な金型冷温調機を提供す
ることにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案は前記目的を達成するため、熱交換器の
上流側の金型の冷却水出口部に接続し該熱交換器
の下流側を金型の冷却水入口部に接続すると共に
熱交換器のバイパス管を設けてなる水回路と、膨
張機と凝縮器と圧縮機とを順次連結し該膨張機の
下流側を前記熱交換器の冷媒入口に接続し該圧縮
機の上流側を熱交換器の冷媒出口に接続してなる
冷凍回路とを備えた金型冷温調機において、前記
水回路の熱交換器上流側には、冷却水入口から熱
交換器に通じる通路と該冷却水入口からバイパス
管に通じる通路と該それぞれの通路の開閉手段と
該開閉手段の駆動部とを有する3方向制水装置を
設け、該3方向制水装置は駆動部の圧力が設定圧
力以下では該開閉手段が前記熱交換器に通じる通
路のみを開とし、該駆動部の圧力が設定圧力以上
では該開閉手段がバイパス管への通路も開とする
ように設定され、前記圧縮機入口には冷媒の圧力
変動を検出する検出手段を設け、該検出手段の圧
力が設定圧力以上になると前記バイパス管に冷却
水が流れるように該検出手段と3方向制水装置の
駆動部とを連結したことを特徴とする。
(作用) 本考案によれば、金型を冷却した水は金型冷却
水出口部より水回路に流入し3方向制水装置の熱
交換器への通路を通つて熱交換器に流れ熱交換器
内部にて冷媒との間で熱交換され冷却されて再度
金型冷却水入口部に流入し金型を冷却した後金型
冷却水出口部に循環される。一方前記熱交換器内
部で冷却水と熱交換され蒸発した冷媒は圧縮機か
ら凝縮器へと流れ液化され膨張弁を通つて熱交換
器に流入し蒸発して循環される。又金型から冷却
水の熱吸収量が多く金型の冷却水出口部より水回
路に流出する冷却水の温度が高い場合には熱交換
器で冷却水と熱交換された冷媒の蒸発温度が高く
なり圧縮機入口圧力が高くなる。そして冷媒の蒸
発温度上昇に伴なう圧力上昇は検出手段にて検出
され、該検出手段にて検出される圧縮機入口圧力
が設定圧力以上になると、該検出手段を連結され
ている3方向制水装置の駆動部の圧力が上昇して
設定圧力以上になるため、3方向制水装置のバイ
パス管への通路が開となり冷却水は一部がバイパ
ス管に流入する。従つて熱交換器へ流れる流量は
減るので、熱交換される冷媒の圧縮機入口温度が
低下し圧縮機入口圧力は設定値以下となり、3方
向制水装置のバイパス管への通路は閉となる。
(実施例) 第1図及び第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、従来例との同一構成部分は同一符号にて表
わす。即ち10は水回路で、熱交換器11と、該
熱交換器11のバイパス管12と、該熱交換器1
1とバイパス管12との結合点よりも下流に設け
られたヒータ13と、該ヒータ13の下流に設け
られたポンプ14と、該ポンプ14の下流に設け
られた入口水温センサ15と、該熱交換器11の
上流側で該バイパス管12との分岐点に連結され
た3方向制水装置例えば3方向制水弁16と、該
3方向制水弁16の上流側に設けられた水流セン
サ17と、該水流センサ17の上流に設けられた
出口水温センサ18とから成り、前記出口水温セ
ンサ18の上流側は遮断弁19aを介して金型2
0の冷却水出口部の部21に連結され前記入口水
温センサ15の下流側は遮断弁19aを介して金
型20の冷却水入口部22に連結されている。
30は冷媒回路で、凝縮器31と、該凝縮器3
1の下流に設けられた圧縮機例えばインバータ圧
縮機32と、該凝縮器31の下流に設けられた膨
張弁例えば電子リニア制御弁33と、該電子リニ
ア制御弁33の上流から分岐し該圧縮機32の入
口側に連結され中間にキヤピラリチユーブ34a
を設けた圧縮機冷却管34と、凝縮器31のフア
ンモータ35と、圧縮機32の駆動コントローラ
36とにより形成されている。
40は検出手段例えば圧力導管で、一端を圧縮
機入口配管に連結され他端は前記3方向制水弁1
6の駆動部例えば駆動軸16aにベローズ16b
を介して連結されている。
前記3方向制水弁16は冷却水入口16cと、
熱交換器11に通じる冷却水出口16dと、バイ
パス管12に通じる冷却水バイパス口16eの3
つのポートを有し、冷却水入口16cから冷却水
出口16dへの通路の中間には絞り16fが設け
られ、冷却水入口16cから冷却水バイパス口1
6eへの通路の中間には絞り16gが設けられて
いる。又前記駆動軸16aは該絞り16f,16
gをそれぞれ貫通して設けられ、該軸16aの一
端には前記ベローズ16bを連結し、他端には駆
動軸一6aを矢印B方向に付勢するコイルばね1
6hが取付けられている。又該駆動軸16aの中
間部には開閉板16iと16jが軸16aに直角
方向に設けられており、前記圧力導管40の内圧
が設定圧力例えば6Kg/cm2G以上になるとコイル
ばね16hの付勢力に抗してベローズ16bが延
び該駆動軸16aが矢印A方向に動き開閉板16
jが前記絞り16gを開口し、さらに該圧力導管
40の内圧が限界値に達すると開閉板16iが絞
り16fを遮蔽し、前記圧力導管40の内圧が6
Kg/cm2G以下になるとコイルばね16hの付勢力
により該駆動軸16aが矢印B方向に移動し、開
閉板16jが絞り16gを遮蔽するよう前記夫々
の開閉板16i,16jはその位置を設定されて
いる。
本実施例によれば、金型20から冷却水への熱
吸収量が多いと金型20の冷却水出口部21から
水回路に流入する冷却水の水温が高くなり3方向
制水弁16を通して熱交換器11に流入する冷却
水と熱交換される冷媒の熱吸収量は多くなる。そ
のため圧縮機32の入口での冷媒の温度は上昇し
冷媒は膨張するため圧縮機3の入口圧力も高くな
る。そして該圧縮機32の入口圧力が6Kg/cm2
以上になると圧力導管40及びベローズ16bの
内圧も6Kg/cm2G以上となり駆動軸16aはコイ
ルばね16hの付勢力に抗して矢印A方向に動く
ので開閉板16jが絞り16gを開口し、冷却水
はバイパス管12にその一部がバイパスして流れ
る。従つて熱交換器11に流入する冷却水流量が
少なくなるので、冷媒に熱交換されて吸収される
熱量は少なくなり圧縮機32の入口温度は低くな
り入口圧力は6Kg/cm2G以下となる。従つて前記
3方向制水弁16の駆動軸16aはばね付勢力に
より矢印B方向に動き開閉板16jは絞り16g
を遮蔽し冷却水はバイパス管12には流れなくな
る。
又本実施例によれば、圧縮機32の圧力変動を
検知し自動的に熱交換器バイパス量を調節でき圧
縮機32を常に最適な負荷運転にすることができ
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、金型から冷却水
への熱吸収量が多く金型の冷却水出口部より水回
路に流出する冷却水の温度が高い場合には熱交換
器で冷却水と熱交換された冷媒の温度が高くなり
圧縮機入口圧力が高くなる。そして冷媒の圧力上
昇は検出手段にて検出され、該検出手段と連結さ
れている3方向制水装置の駆動部の圧力が上昇し
て設定圧力以上になる。このため3方向制水装置
のバイパス管への通路が開となり冷却水は一部が
バイパス管に流入するので熱交換器へ流れる流量
は減り熱交換される冷媒の圧縮機入口温度は低下
し圧縮機入口圧力が設定値以下となり、3方向制
水装置のバイパス管への通路は閉となる。従つて
圧縮機の圧力変動を検知し自動的に熱交換器バイ
パス量を調節でき圧縮機を常に最適な負荷運転と
することができ冷凍回路の効率が向上するととも
に専任の操作員が必要なくなり人件費が節約とな
るという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃び第3図は本考案の一実施例を示すも
ので、第1図は本考案の金型冷温調機の回路図、
第2図は従来例を示す金型冷温調機の回路図、第
3図は本考案の3方向制水装置の断面図である。 図中、10……水回路、11……熱交換器、1
2……バイパス管、13……ヒータ、14……ポ
ンプ、15……入口水温センサ、16……3方向
制水弁、17……水流センサ、18……出口水温
センサ、20……金型、30……冷媒回路、31
……凝縮器、32……圧縮機、33……膨張弁
(電子リニア制御弁)、34……圧縮機冷却管、4
0……検出手段(圧力導管)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 熱交換器の上流側を金型の冷却水出口部に接
    続し該熱交換器の下流側を金型の冷却水入口部
    に接続すると共に熱交換器のバイパス管を設け
    てなる水回路と、膨張機と凝縮器と圧縮機とを
    順次連結し該膨張機の下流側を前記熱交換器の
    冷媒入口に接続し該圧縮機の上流側を熱交換器
    の冷媒出口に接続してなる冷凍回路とを備えた
    金型冷温調機において、前記水回路の熱交換器
    上流側には、冷却水入口から熱交換器に通じる
    通路と該冷却水入口からバイパス管に通じる通
    路と該それぞれの通路の開閉手段と該開閉手段
    の駆動部とを有する3方向制水装置を設け、該
    3方向制水装置は駆動部の圧力が設定圧力以下
    では該開閉手段が前記熱交換器に通じる通路の
    み開とし、該駆動部の圧力が設定圧力以上では
    該開閉手段がバイパス管への通路も開とするよ
    うに設定され、前記圧縮機入口には冷媒の圧力
    変動を検出する検出手段を設け、該検出手段の
    圧力が設定圧力以上になると前記バイパス管に
    冷却水が流れるように該検出手段と3方向制水
    装置の駆動部とを連結したことを特徴とする金
    型冷温調機。 (2) 検出手段が一端を圧縮機入口管に連結され他
    端を3方向制水装置の駆動部に連結された圧力
    導管であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第(1)項に記載の金型冷温調機。
JP17704886U 1986-11-18 1986-11-18 Expired JPH0415460Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17704886U JPH0415460Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17704886U JPH0415460Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6382530U JPS6382530U (ja) 1988-05-31
JPH0415460Y2 true JPH0415460Y2 (ja) 1992-04-07

Family

ID=31117883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17704886U Expired JPH0415460Y2 (ja) 1986-11-18 1986-11-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0415460Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6382530U (ja) 1988-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100279134B1 (ko) 자동차 공조 시스템
CN101178275A (zh) 利用电子膨胀阀控制温度的制冷机组
JPS6015215A (ja) 車輌用空気調和装置
CN110736276B (zh) 一种自然冷却制冷系统的控制方法
JPH0415460Y2 (ja)
JPS58185990A (ja) 圧縮機の除湿装置
CN111023414B (zh) 一种空调系统及除湿控制方法
JPH0344510Y2 (ja)
JP6906865B2 (ja) 空調システム
JP2013212768A (ja) 車両用空調装置
JPS6256427B2 (ja)
JPS6317969Y2 (ja)
CN219654847U (zh) 一种集成式水冷压缩机组装置
JP3546102B2 (ja) エンジン駆動式空気調和機
JP3326322B2 (ja) 空気調和機ならびにこの空気調和機を備えた空気調和システム
JP3303249B2 (ja) 加温機能付き冷凍ユニットの制御装置
JP2508758B2 (ja) 車両に搭載される冷凍・加温制御装置
JPS5930234Y2 (ja) 圧縮空気除湿装置
SU1557428A1 (ru) Устройство дл обработки воздуха
KR100371700B1 (ko) 냉매 과열방지를 위한 이베퍼레이터 구조
JPH0243014Y2 (ja)
JP2813225B2 (ja) 冷媒直膨式空調装置
JPS602547Y2 (ja) 冷凍装置
JPS60596Y2 (ja) 空気調和機
JPS6325265B2 (ja)