JPH0415262Y2 - - Google Patents

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JPH0415262Y2
JPH0415262Y2 JP1984171797U JP17179784U JPH0415262Y2 JP H0415262 Y2 JPH0415262 Y2 JP H0415262Y2 JP 1984171797 U JP1984171797 U JP 1984171797U JP 17179784 U JP17179784 U JP 17179784U JP H0415262 Y2 JPH0415262 Y2 JP H0415262Y2
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pachinko
pachinko balls
belt
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pachinko ball
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、パチンコ遊技場において遊技に使用
されるパチンコ玉を所定の位置へ移送するパチン
コ玉移送装置に関し、特に該移送装置の駆動部を
作動させるパチンコ玉移送装置のスイツチに関す
る。
[従来技術] 従来パチンコ遊技場は合理化、省力化のために
パチンコ玉の自動循環システムを設置し、多量の
パチンコ玉の処理を行つている。
この自動循環システムの主要部を構成するもの
がパチンコ玉移送装置であり、パチンコ玉を貯留
するタンクや遊技を行うパチンコ台間で適宜パチ
ンコ玉を移送し、補給経路を形成するのである。
即ち、各パチンコ台で使用されたパチンコ玉を
貯留のためのタンクへ移送したり、また、残量の
少ないパチンコ台へパチンコ玉を補給したりする
ことを全て自動的に実行するのであり、いわゆる
ベルトコンベア等からなるパチンコ玉移送装置の
作動によつてパチンコ玉を適宜所望の箇所へ移動
させているのである。
[考案が解決しようとする問題点] しかしながら、上記のごとき従来のパチンコ玉
移送装置を備える自動循環システムにおいても未
だに充分なものではなく、以下のごとき多くの問
題点を有していた。
即ち、パチンコ玉移送装置は単にパチンコ玉を
ある位置から所定の位置まで移送するだけの機能
を有しているだけであり、常にパチンコ玉を移送
するために作動しているのである。例えば、移送
の必要があるパチンコ玉がパチンコ玉移送装置に
乗せられている状態で現に移送作業を行う時以外
に、そのようなパチンコ玉がない時でもベルトコ
ンベアは作動を続けているのである。これは省エ
ネルギーの面から好ましいものでないばかりか、
パチンコ玉移送装置の動力源である電動機等の寿
命が短くなり、移送装置の機構部品の磨耗による
保守の面等からも不便であつた。
また、近年の電子技術を利用して光学的にパチ
ンコ玉の存在を確認し、パチンコ玉がパチンコ玉
移送装置に乗せられた時のみ作動を開始するよう
なパチンコ玉移送装置の光学的スイツチのような
ものが考えられている。しかし、このようなもの
においても、パチンコ玉がほんの数個だけ存在す
るような場合でも、それらがある程度集団となつ
て光学的検知を行う検知部に検出されると該パチ
ンコ玉移送装置が作動を開始し、稼働率を高める
ことには困難があつた。しかも、光学的検出は単
に光の遮断を検出するものであるから人が誤つて
その検出部に手をかざしたり、物を落したときに
はあたかもパチンコ玉がパチンコ玉移送装置に乗
せられたと検出する、いわゆる誤検出の可能性が
高く、装置の作動の安全性の面からも未だに問題
点を有していた。
本考案は上記問題点を解決するためになされた
もので、パチンコ玉移送装置の製品寿命を長く
し、保守の負担を軽減できるとともに、その稼働
率をも高いものとして一層安全性の高い装置とす
るための優れたパチンコ玉移送装置のスイツチを
提供することをその目的とするものである。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために本考案の構成した
手段は、 パチンコ玉を乗せる搬送部を駆動部によつて移
動させるパチンコ玉移送装置において、 前記搬送部に乗せられたパチンコ玉の自重によ
つて変位する可動片と、該可動片の変位状態を検
出する変位状態検出手段と、 該変位状態検出手段が検出した変位状態に応じ
て前記駆動部による前記搬送部の移動量を増減す
る移動量増減手段と を備えることを要旨とする。
[作用] 本考案の搬送部とは、移送を必要としているパ
チンコ玉を乗せる箇所である。従つて、ベルト状
のものであり、平面的な移送を行うものでも、あ
るいはパチンコ玉を高所へ移送するために箱状を
したものであつてもよい。
上記搬送部に移送するためのパチンコ玉が乗せ
られたとき、該パチンコ玉の自重によつて変位す
るものが本考案の可動片である。即ち、可動片の
変位は上記搬送部に乗せられたパチンコ玉の自
重、パチンコ玉の数によつて変化するものであ
り、自重が大きいとき、即ちパチンコ玉の数が多
いときにはより変位が大きいものとなる。
変位状態検出手段は、可動片と対向した位置に
固定されたもので、その位置は可動片とは相違し
て移送するパチンコ玉の量には関せず一定であ
る。従つて、変位状態検出手段は、搬送部に乗せ
られるパチンコ玉の量に応じて変位する可動片の
変位状態を検出する。
移動量増減手段は、変位状態検出手段の検出し
た可動片の変位状態に応じて、駆動部による搬送
部の移動量を増減する。従つて、搬送部に乗せら
れるパチンコ玉の量に応じて、搬送部の移動量が
増減される。
例えば、搬送部にパチンコ玉が乗せられていな
い場合には、搬送部が停止状態にされ、搬送部上
のパチンコ玉の量が多くなると、搬送部の移動量
が増大される。
以下、本考案をより具体的に説明するために実
施例を挙げて詳述する。
[実施例] 本考案の一実施例の構成を第1〜3図によつて
説明する。
カウンター1の店員側にはカウンター1上に置
かれたパチンコ玉計数装置2からのパチンコ玉3
をパチンコ玉回収タンク4まで移送するためのベ
ルトコンベア5からなるパチンコ玉移送装置が水
平に設置され、該ベルトコンベア5は次のように
構成されている。
即ち、カウンター1の長さに対応して形成され
た断面コの字状上部フレーム6の両端部にピロー
ブロツク等の軸受装置7を介して回転可能に指示
された駆動ローラ8と従動ローラ9間には、無端
の帯状ベルト10が張つて掛装されるとともに、
上部フレーム6を指示する下部フレーム11には
パチンコ玉移送装置の駆動部であるベルト駆動用
モータ軸12が取付けられている。該モータ12
の回転はモータ軸13に取付けられた駆動プーリ
14と下部フレーム11にピローブロツク等の軸
受装置15を介して回転可能に取付けられた中間
プーリ16,17と前記駆動ローラ8の軸18に
取付けられた従動プーリ19との間に掛装された
ベルト20,21を介して駆動ローラ8に伝達さ
れてベルト10を第1図に点線で示す矢印方向に
回動させる。
また、22は中間ローラでベルト10の動きを
滑かにするためのものである。この中間ローラ2
2の間にはパチンコ玉移送装置のスイツチとして
の可動片23、および変位状態検出手段と移動量
増減手段としての接触片24とからなるリミツト
スイツチ25が配設されている。
第3図がこのリミツトスイツチ25とベルト1
0との関係を説明するための拡大斜視図である。
(A)図に示すように、ベルト10上の何ら負荷がか
からない状態ではベルト10はほぼ水平状態を保
つ。このためリミツトスイツチ25の可動片23
は、自己のもつ弾性力のためベルト10に接する
まで上方に跳上がつた状態で静止しておく、接触
片24から離れている。しかし、(B)図のように多
量のパチンコ玉3がベルト10にのせられ、ベル
ト10がその重量に従つて撓むと、該ベルト10
によつて可動片23は下方へ押し下げられ接触片
24と接触するまで変位する。可動片23の弾性
力を有するバネ部23aがベルト10によつて押
されるため、該バネ23aの支点近傍から接触片
24へ向かつて突設されている導電部23bも下
方へ変位して接触片24に接触するのである。こ
の接触片24も導電性の材質、例えば金属から形
成されており、これによつてリミツトスイツチ2
5は閉成することとなる。
第4図はこのリミツトスイツチ25によつて構
成される本実施例の電気回路図である。図のよう
に、本実施例では中間ローラ22の間に多数配設
されるリミツトスイツチ25を全て並列に接続し
たスイツチ群26をベルト駆動用モータ12の電
力供給路に直列に挿入している。このため、いず
れかのリミツトスイツチ25が閉成するとベルト
駆動用モータ12への電力供給が開始され、ベル
ト10は前述したように矢印方向へ回動されるも
のである。
即ち、本実施例のパチンコ玉移送装置のスイツ
チによれば、ベルト10にパチンコ玉が乗せら
れ、その重量が可動片23を接触片24に接触さ
せるほどの変位を可動片23に生じさせるもので
あるときにのみパチンコ玉移送装置が稼働するの
である。
これにより、可動片23のバネ部23aの弾性
力や接触片24の固定位置等を適宜選択すること
によりパチンコ玉が所望量パチンコ玉移送装置の
ベルト10上に乗せられたときにのみ稼働させる
ことができる優れたパチンコ玉移送装置のスイツ
チとなるのである。
なお、第4図に示したスイツチ群26と並列に
手動の開閉スイツチを設ければ、作業員がベルト
10を所望に応じて駆動させることができるた
め、例えばパチンコ遊技場の閉店時に全てのパチ
ンコ玉の移送を完了したいとき等に有効である。
次に第5図に第2の実施例としてのパチンコ玉
移送装置のスイツチを表わす。第5図は前記実施
例と同様にリミツトスイツチ40の可動片41が
弾性を有するバネ部41aとそのバネ部41aの
支点近傍から突設される導電部41bとから構成
されている。そして変位状態検出手段としての接
触片42が前述の例では1個のみ設けられていた
ものが本実施例では2個設けている。このような
リミツトスイツチをパチンコ玉移送装置の搬送
部、例えば前述の例によるベルト10の下方に配
設すれば、ベルト10に乗せられるパチンコ玉の
量に応じて以下のようなスイツチング動作を行
う。
まずベルト10上に何らパチンコ玉が乗せられ
ていないとき、このときは(A)図のように可動片4
1は弾性力により上方へ跳上がり、ベルト10の
下部と接触する位置で静止する。
ここで、ある程度、例えば500個程度のパチン
コ玉がベルト10と乗せられたとき、前述のごと
く可動片41はパチンコ玉の自重によつて押し下
げられ接触片42の上部接点42aと接するまで
変位する(B図)。
更にベルト10上に多くのパチンコ玉(例えば
1000個)が乗せられると、ベルト10の撓みは大
きくなり可動片41は大きく変位する。そしてそ
の導電部41bは下部接点42bと接触して(c)図
のようになる。
従つて、このようなリミツトスイツチ40を用
いて第6図のような移動量増減手段としての電気
回路を構成すると、ベルト10にパチンコ玉が何
ら乗せられていないときにはモータ12には電力
の供給がなくパチンコ玉移送装置は停止したまま
であるが、500個程度のパチンコ玉が乗せられる
と抵抗Rでモータ12へ供給される電力が制限さ
れて、ベルト10は小さな速度で駆動される。そ
して、この小さな速度の駆動ではパチンコ玉の移
送が間に合わずベルト10上にパチンコ玉がたま
り、1000個程度になるとリミツトスイツチ40は
接点42bを介して閉回路を形成する。すると抵
抗Rによるモータ12への電力の制限がなくなり
モータ12は高速の回転を始めベルト10の移送
量は大きなものとなる。
このように、接触片42を多段階的に構成し、
その段階に応じたベルト10の移送量を選択すれ
ばパチンコ玉移送装置の稼働率は更に向上するの
である。
また、上記第1、第2の実施例では、単にリミ
ツトスイツチ25,40をモータ12の電力供給
量の制限にのみ使用しているが第7図のように自
己保持型のリレー50のコイルを励磁する回路の
スイツチとして用い、一旦リミツトスイツチが閉
成するとリレー50の動作によりモータ12を所
定時間だけ動作するように構成すれば第1の実施
例の第1図に示したように多数のリミツトスイツ
チ25を設けなくてもベルト10にパチンコ玉が
乗せられる位置、例えばパチンコ玉計数装置2か
らのパチンコ玉排出位置にのみ設けるだけでその
ベルト10上の乗せられたパチンコ玉を所定位置
まで移送することが可能である。
[考案の効果] 以上、実施例を挙げて詳述したように、本考案
のパチンコ玉移送装置のスイツチは、搬送部に乗
せられるパチンコ玉の量に応じて、搬送部の移動
量を増減する。
従つて、例えば搬送部上のパチンコ玉の量が少
ない間は、搬送部を停止状態とし、搬送部上のパ
チンコ玉の量が多くなると搬送部の移動量を増大
させることができる。このためパチンコ玉移送装
置の作動を必要なときに必要なだけ実行させるこ
とが可能となり、パチンコ玉移送装置の稼働率を
向上させ装置の寿命を長くし、保守が簡単で誤動
作することのない安全なパチンコ玉移送装置を構
成することができる優れたパチンコ玉移送装置の
スイツチとなるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の構成図、第2図はそ
の側面図、第3図A,Bは第1の実施例の動作説
明図、第4図はその電気回路図、第5図A,B,
C、は第2の実施例の動作説明図、第6図はその
電気回路図、第7図はその他の実施例の電気回路
図を示す。 2……パチンコ玉計数装置、10……ベルト、
12……モータ、25,40……リミツチスイツ
チ、23,41……可動片、24,42……接触
片、50……リレー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 パチンコ玉を乗せる搬送部を駆動部によつて移
    動させるパチンコ玉移送装置において、 前記搬送部に乗せられたパチンコ玉の自重によ
    つて変位する可動片と、 該可動片と対向した位置に固定され、該可動片
    の変位状態を検出する変位状態検出手段と、 該変位状態検出手段が検出した変位状態に応じ
    て前記駆動部による前記搬送部の移動量を増減す
    る移動量増減手段と を備えることを特徴とするパチンコ玉移送装置。
JP1984171797U 1984-11-12 1984-11-12 Expired JPH0415262Y2 (ja)

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JP1984171797U JPH0415262Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

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JPS6185278U JPS6185278U (ja) 1986-06-04
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4429242B2 (ja) * 2005-09-06 2010-03-10 株式会社エース電研 遊技球補給装置
JP4749487B2 (ja) * 2009-11-20 2011-08-17 株式会社エース電研 遊技球補給装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5057584U (ja) * 1973-09-26 1975-05-29
JPS5827667Y2 (ja) * 1979-12-24 1983-06-15 ブラザー工業株式会社 製麺機における麺支持装置

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JPS6185278U (ja) 1986-06-04

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