JPH0415004B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0415004B2 JPH0415004B2 JP15319384A JP15319384A JPH0415004B2 JP H0415004 B2 JPH0415004 B2 JP H0415004B2 JP 15319384 A JP15319384 A JP 15319384A JP 15319384 A JP15319384 A JP 15319384A JP H0415004 B2 JPH0415004 B2 JP H0415004B2
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- JP
- Japan
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- wind
- water
- distribution pipe
- blade
- annular plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 26
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
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- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 2
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- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Separating Particles In Gases By Inertia (AREA)
- Separation Of Particles Using Liquids (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(発明の目的)
本発明は含じんガス通路に多層の噴射水を作用
させるようにしたガス洗浄装置の改良に係るもの
である。
させるようにしたガス洗浄装置の改良に係るもの
である。
含じんガス通路に多層の噴射水を作用させる場
合、 (イ) 揚水ポンプよりの洗浄水を各層においてほぼ
均一の流速で噴射させること、 (ロ) 噴射水を含じんガス中に充分混入させその中
の粉じんを霧粒子中に合理的に捕促させるこ
と、 (ハ) 作用済の水滴は速やかにガス通路より排出さ
せ、通風路及び送風翼面上に残留させず、また
送風翼下方へも滴下させないこと、 等の条件に適合する機種が要望されているが、在
来のスクラバーにはこのようなものがなかつた。
合、 (イ) 揚水ポンプよりの洗浄水を各層においてほぼ
均一の流速で噴射させること、 (ロ) 噴射水を含じんガス中に充分混入させその中
の粉じんを霧粒子中に合理的に捕促させるこ
と、 (ハ) 作用済の水滴は速やかにガス通路より排出さ
せ、通風路及び送風翼面上に残留させず、また
送風翼下方へも滴下させないこと、 等の条件に適合する機種が要望されているが、在
来のスクラバーにはこのようなものがなかつた。
本発明は前記の諸条件を充たす湿式ガススクラ
バーを得る目的でなされたものである。
バーを得る目的でなされたものである。
(発明の構成)
本発明多層型噴射ノズルつきスクラバーは、風
胴の入口部に翼側に水止めを設けた渦流発生翼を
放射状に配設し、該風胴の中心部に圧力水の分配
管を引込み、該分配管内部に上段に向うに従い内
径を順次に縮小させた通孔を有する数段の環状板
を取付けるとともに、各環状板体の直下部にそれ
ぞれ数個づつの噴射ノズルを設け、前記分配管の
外側に対向させて風胴壁に排水用スリツトを形成
させたものである。
胴の入口部に翼側に水止めを設けた渦流発生翼を
放射状に配設し、該風胴の中心部に圧力水の分配
管を引込み、該分配管内部に上段に向うに従い内
径を順次に縮小させた通孔を有する数段の環状板
を取付けるとともに、各環状板体の直下部にそれ
ぞれ数個づつの噴射ノズルを設け、前記分配管の
外側に対向させて風胴壁に排水用スリツトを形成
させたものである。
本発明の構成を図面について更に詳しく説明す
ると、 第1図は右前半部を切取つた本発明多段噴水型
スクラバーの正面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は右前半部を切取つた圧力水分配管一部の拡大
図である。
ると、 第1図は右前半部を切取つた本発明多段噴水型
スクラバーの正面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は右前半部を切取つた圧力水分配管一部の拡大
図である。
図面において、
1は風胴で、その入口部に翼側に水止め3を設
けた固定式の渦流発生翼2を放射状に配設する。
けた固定式の渦流発生翼2を放射状に配設する。
水止め3の好ましい実施例としては翼側を斜後
上方へ折返して翼本体の表面にV字型袋部4を形
成させ、また各翼間空げき部をふさぐため風胴内
面に縁板5を付設したものがある。6は空間部を
示す。
上方へ折返して翼本体の表面にV字型袋部4を形
成させ、また各翼間空げき部をふさぐため風胴内
面に縁板5を付設したものがある。6は空間部を
示す。
11は揚水ポンプ(図外)より風胴1内と引込
まれた送水管でその前端に、前記渦流発生翼2の
上方において胴体中央に直立させた圧力水の分配
管12を接続させ、該管内部に上段に向うに従つ
て内径を順次縮小させた通孔14を有する数段の
環状板13を取付けるとともに、各板体の直下部
に定間隔を以てそれぞれ管壁を貫通する数個づつ
の噴射口15を設ける。
まれた送水管でその前端に、前記渦流発生翼2の
上方において胴体中央に直立させた圧力水の分配
管12を接続させ、該管内部に上段に向うに従つ
て内径を順次縮小させた通孔14を有する数段の
環状板13を取付けるとともに、各板体の直下部
に定間隔を以てそれぞれ管壁を貫通する数個づつ
の噴射口15を設ける。
21は前記分配管12の外側に対向する位置に
おいて風胴壁を切起して形成させた数条の縦方向
のスリツト、22は前記スリツトの外側において
風胴1の外部に配設し底部23を風胴1に接着さ
せた外筒で、該外筒の上部に排風口24をまた下
部外側に汚水の排出口25を設ける。
おいて風胴壁を切起して形成させた数条の縦方向
のスリツト、22は前記スリツトの外側において
風胴1の外部に配設し底部23を風胴1に接着さ
せた外筒で、該外筒の上部に排風口24をまた下
部外側に汚水の排出口25を設ける。
なお図中31は風胴1の出口部において外筒内
に配設した二次分離筒を示す。
に配設した二次分離筒を示す。
(作用、効果)
含じんガスが風胴1中に流れ込むと、渦流発生
翼2を通過するとき渦流となつて風胴1上部へ流
通する。同時に送水管11より分配管12へ送水
すると、各環状板13がせき止めた高圧水は各段
の噴射口15より数層の水膜を形成させつつ風胴
壁に向つて放射状に噴射し、渦流となつて上昇す
る含じんガスと激しく気液接触が行なわれる。
翼2を通過するとき渦流となつて風胴1上部へ流
通する。同時に送水管11より分配管12へ送水
すると、各環状板13がせき止めた高圧水は各段
の噴射口15より数層の水膜を形成させつつ風胴
壁に向つて放射状に噴射し、渦流となつて上昇す
る含じんガスと激しく気液接触が行なわれる。
なお各段の環状板13の通孔14の内径を適当
に設定することにより各層の水量、水圧等を均等
又は目的に応じた数値に設定することができる。
に設定することにより各層の水量、水圧等を均等
又は目的に応じた数値に設定することができる。
含じんして風胴1内壁に吹付けられた汚水は、
各スリツト21より外筒22内を降下し排出口2
5より外部へ流出される。
各スリツト21より外筒22内を降下し排出口2
5より外部へ流出される。
また渦流発生翼2上に降下する水滴は水止めの
袋部4中に入るが、翼軸上部は低圧となつている
ので直ちに該低圧部に吸込まれ、その後渦流中に
混入して風胴1の上方へ送られるため、翼下方へ
降水するようなことができない。
袋部4中に入るが、翼軸上部は低圧となつている
ので直ちに該低圧部に吸込まれ、その後渦流中に
混入して風胴1の上方へ送られるため、翼下方へ
降水するようなことができない。
なお風胴1上方に二次分離筒31を設けておく
と一次分離で残存する粉じん等をも完全に捕促す
ることができる。
と一次分離で残存する粉じん等をも完全に捕促す
ることができる。
(効果)
本発明スクラバーは、装置内に運動する機構が
なくかつ汚水は速やかに装置外に排出されるの
で、装置内を常に清浄な状態として長期間使用し
得るのみならず、高圧噴水は風胴内各部へ均等に
散布され風胴内を渦流となつて通過する含じんガ
スとの間に強力な気液接触が行なわれるので、浄
化率が極めて高い。
なくかつ汚水は速やかに装置外に排出されるの
で、装置内を常に清浄な状態として長期間使用し
得るのみならず、高圧噴水は風胴内各部へ均等に
散布され風胴内を渦流となつて通過する含じんガ
スとの間に強力な気液接触が行なわれるので、浄
化率が極めて高い。
第1図は右前半部を切取つた本発明多段噴水型
スクラバーの正面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は右前半部を切取つた圧力水分配管一部の拡大
正面図である。 1:風胴、2:渦流発生翼、3:水止め、1
2:分配管、13:環状板、14:通孔、15:
噴射孔、21:スリツト。
スクラバーの正面図、第2図は第1図のA−A線
断面図、第3図は第1図のB−B線断面図、第4
図は右前半部を切取つた圧力水分配管一部の拡大
正面図である。 1:風胴、2:渦流発生翼、3:水止め、1
2:分配管、13:環状板、14:通孔、15:
噴射孔、21:スリツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 風胴の入口部に、翼側に水止めを設けた渦流
発生翼を放射状に配設し、該風胴の中心部に圧力
水の分配管を引込み、該分配管内部に内径を順次
に縮小させた通孔を有する数段の環状板を取付け
るとともに、各環状板の直下部にそれぞれ数個づ
つの噴射ノズルを設け、前記分配管の外側に対向
させて風胴壁に排水用スリツトを形成させた多段
噴水型スクラバー。 2 渦流発生翼の各翼側辺を上方へ折返して翼板
本体の上面にV字型の水止めを形成させた特許請
求の範囲第1項に記載の多段噴水型スクラバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15319384A JPS6133213A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 多段噴水型スクラバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15319384A JPS6133213A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 多段噴水型スクラバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133213A JPS6133213A (ja) | 1986-02-17 |
JPH0415004B2 true JPH0415004B2 (ja) | 1992-03-16 |
Family
ID=15557078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15319384A Granted JPS6133213A (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | 多段噴水型スクラバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133213A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105056667A (zh) * | 2015-08-05 | 2015-11-18 | 宁波海辰天力机械制造有限公司 | 气雾稳压分配器 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105727661A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-07-06 | 刘海明 | 一种自保护工业废气净化装置 |
TWI614057B (zh) * | 2017-06-20 | 2018-02-11 | 友達光電股份有限公司 | 氣體淨化裝置 |
CN110975547A (zh) * | 2019-12-26 | 2020-04-10 | 浙江浙能迈领环境科技有限公司 | 一种适用于船舶废气洗涤塔的高效旋流塔盘 |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP15319384A patent/JPS6133213A/ja active Granted
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105056667A (zh) * | 2015-08-05 | 2015-11-18 | 宁波海辰天力机械制造有限公司 | 气雾稳压分配器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133213A (ja) | 1986-02-17 |
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