JPH04149127A - いびき防止剤および防止用具 - Google Patents

いびき防止剤および防止用具

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JPH04149127A
JPH04149127A JP27480990A JP27480990A JPH04149127A JP H04149127 A JPH04149127 A JP H04149127A JP 27480990 A JP27480990 A JP 27480990A JP 27480990 A JP27480990 A JP 27480990A JP H04149127 A JPH04149127 A JP H04149127A
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JP
Japan
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snore
geraniol
citral
preventing
snoring
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Pending
Application number
JP27480990A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruji Oshio
大塩 春治
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Takeda Chemical Industries Ltd
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Publication date
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  • Orthopedics, Nursing, And Contraception (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は快眠を促進するための、いびき防止剤および該
いびき防止剤を施した寝具やパジャマのような衣類の如
きいびき防止用具に関する。
〔従来の技術および課題〕
いびきは、鼻の奥やのどの奥が狭すぎたり、上気道にた
るみや障害物がある場合、睡眠によって筋肉が弛緩する
ために、呼吸の際に空気が通過するごとに振動音を出し
、その音が鼻やのどの奥で共鳴して発生する。あお向け
に、しかも、あごをつき出した姿勢で寝たり、酒に酔っ
たり、疲れのひどいときに特にいびきがひどくなるとき
がある。
また、扁桃腺炎やアデノイド、鼻翼などの生理的に空気
の通路を狭めるような疾病も、いびきをひどくする原因
となる。
いびきは同じ部屋で寝る人にとって、大変迷惑なもので
ある。前記のごとく、いびきは仰向けに寝ているときに
ひどくなる事から、従来、いびきを防止するために、い
びき音や頭部の角度を感知して機械的刺激によって横向
けに誘導する方法が開発されている。しかしながら、こ
れらの方法には、誘導の際に加えられる刺激によって目
が覚めたり、不快感を伴ったりするなど、使用者にとっ
て不都合な面がある。また、他人と同じ室内でやすむ機
会の多い旅行者や入院患者などは使用しにくいことがあ
る。
近年、漢方薬の柴胡桂枝湯を服用するといびきが防止で
きることが報告されている〔竹迫賢−ら、第41回日本
東洋医学会講演要旨集、87ページ、福岡、■990年
〕。この方法は手軽に目的を達成することができること
から、有用性の高いいびき防止法であると考えられる。
しかしながら、柴胡桂枝湯は胃腸薬、風邪薬としてよく
知られた漢方薬で、このような治療薬を不特定多数が医
師の診断なしに長期にわたって服用を続けることには問
題がある。
さらに、就寝前に鼻からある種の薬物を投与していびき
を防止する方法も開発されているが、この方法は意識的
に投薬行為を行う必要があり、特に、疲労時や飲酒時に
は忘れたり、煩雑感を持つ場合が多い。
〔課題を解決するための手段〕 本発明者は、いびきが睡眠中に起こることに着目し、薬
枕ζこよるその防止を鋭意研究した結果、辛夷およびレ
モングラスを用いると極めて有効にいびきが防止される
ことを見出した。さらに、両者の成分のうち、シトラー
ルおよび/またはゲラニオールが有効であることが判明
した。
すなわち、従来から、主として芳香性生薬および芳香性
ハーブを枕に入れ、就寝中に揮発性成分を吸入すること
によって鎮静、安眠、健康増進などの効果をあげるもの
として、薬枕あるいはハーブビロウが知られている。ハ
ーブビロウは1種もしくは2〜3種の芳香性ハーブを用
い、安眠、鎮静効果などを期待する場合が多い。一方、
薬枕は芳香性以外の生薬も含み、通常10種内外の生薬
が配合され、薬効は安眠、鎮静効果なとの他に、目の疲
れ、眩量、耳なり、咳、喘息、高血圧、神経衰弱の治療
など多岐にわたって使用されているが、いびき防止のた
めの有効な薬枕の処方はこれまで知られていない。本発
明者は、多数の生薬ならびにハーブの組合せの中から、
いびきを防止する枕には辛夷および/またはレモングラ
スが必要であることを見出し、さらに両者の精油成分の
シトラールおよびゲラニオールがその有効成分であるこ
とを認め、本発明を完成するに至った。
かくして、本発明は、 シトラールおよび/またはゲラニオールが持続的に揮散
する形態を有することを特徴とするいびき防止剤、 シトラールおよび/またはゲラニオールが持続的に揮散
する状態で付着されていることを特徴とするいびき防止
用寝具、および シトラールおよび/またはゲラニオールが持続的に揮散
する状態で付着されていることを特徴とする衣類、 を提供するものである。
本発明によれば、該いびき防止剤を寝室等、特に枕元に
置くことにより、また、該いびき防止用の寝具や衣類を
使用することにより、シトラールおよび/またはゲラニ
オールが持続的に頭部周辺に揮散し、これを持続的に吸
入することにより、いびきが防止できる。
本発明のいびき防止剤および防止用具に用いるシトラー
ルおよびゲラニオールは辛夷、レモングラス、ノトロネ
ラ等のこれらの成分を含有する生薬やハーブ、それらか
ら得られる精油あるいは、さらに精製、単離されたシト
ラールおよびゲラニオール等のいずれのものでもよく、
シトラールまたはゲラニオール単独でも、両者の混合物
でも、いずれでもよい。本発明におけるシトラールおよ
び/またはゲラニオールの持続的な揮散とは、寝室等の
室内の温室以上でシトラールおよび/またはゲラニオー
ルが自然に揮散しつづける状態をいい、本発明のいびき
防止剤は、このような状態を生じさせる形態を有する。
例えば、本発明のいびき防止剤は室内に置くことにより
、室内をシトラールおよび/またはゲラニオールの芳香
雰囲気にする形態のものが挙げられ、いわゆる公知の液
体または固体の室内芳香剤の形態とすることができる。
例えば、シトラールおよび/またはゲラニオール1〜I
O重量%を含有するエチルアルコールのような溶剤溶液
とすることができる。また、適当量の生薬やハーブ自体
を適宜の容器や袋Iこ入れ、室内に置けるようにしたも
のでもよい。
しかし、室内を芳香雰囲気にする場合には、比較的多量
の成分が必要となるので、鼻および口の近傍に濃い成分
濃度を作り出し、効果的に吸入させることが望ましく、
このために、枕、枕カバー布団カバーなどの寝具や、パ
ジャマ、ナイトキャップ、シャツなどの衣類に直接、シ
トラールおよび/またはゲラニオールが持続的に揮散す
る状態で付着させることが好ましい。
かかる寝具や衣類としては、例えば、内部に生薬および
/またはハーブを入れ、就寝時に自然に揮発性精油成分
を吸入せしめる枕が挙げられる。
その他に枕カバー、布団カバーなどの寝具に直接または
袋詰めにした生薬および/またはハーブをぬい付は等に
より付着させ、就寝時に自然に揮発性精油成分を吸入せ
しめる様にしたものなども好適に使用することができる
。さらに、ナイトキャンプ、パノヤマ、ンヤツなどに直
接材料を取り付+−するかあるいは袋詰めにした材料を
ポケットなどに入れて付着させることもできる。生薬お
よび/またはハーブの使用量は材料の品質および使用者
の好みによって調節することができるが、通常、生薬当
たり2〜20gが適当である。
また、シトラール、ゲラニオールあるいは前記の生薬お
よびハーブから得られる精油の単独もしくは混合物は、
通常液体であることから、枕そのほか前記の寝具および
就寝時に身につける衣類の布地に噴霧などの手段によっ
て直接染み込ませる等付着させてもよい。さらに、布類
、紙類などに含浸させたり、活性炭、サイクロデキスト
リン、精油を包接できる合成樹脂類などに吸着もしくは
包接させて徐放性を具備させたもの、公知の容易に破壊
される適当な皮膜を用いたマイクロカプセルに封じ込め
たものおよび円筒形の繊維に詰めてその両端から精油が
揮発するようにしたものなどの加工品を、その特性に応
じて枕そのほか前記の寝具および就寝時に身につける衣
類の布地の素材としたり、布地に塗布したりあるいは袋
詰めにして使用することができる。シトラール、ゲラニ
オールあるいは精油の使用量は加工品と最終形態および
使用者の好みによって異なるが、通常、−生薬当たり2
〜20gに相当する芳香が得られる必要がある。例えば
、活性炭には通常1g当たり100〜1000Mgの精
油を、またβ−サイクロデキストリンには通常1g当た
り50〜500Hの精油を吸着させた後、2〜IOgを
布製または通気性のよい紙製の袋に入れ、例えば、枕カ
バーに取り付けたポケットに入れて使用することができ
る。
本発明によれば、従来から安眠、鎮静および鎮痛効果の
知られている生薬類やその香気成分を前記のシトラール
および/またはゲラニオールと同時に吸入させると、い
びきの防止効果が増強され、さらに鼻づまり、肩こりや
、頭痛か軽減らしくは解消されて快適な睡眠か得られる
ことか判明した。
したかって、シトラールおよび/またはゲラニオールに
加え、さらに安眠、鎮静、鎮痙、抗炎症、鎮咳、発汗、
駆風および/または鎮痛効果を有することか公知の、例
えば、紫蘇、薄荷、香附子、細辛、陳皮、菊花、文集、
飛昇、当帰、用キュウ、厚朴、桂皮、琵琶葉、ラベンダ
ー、カミツレ、アニス、バジル、メリッサ、サルビア、
ジャスミン、オレンジ花等の生薬やハーブやその精油等
、また、賦香の目的で、るり葉、丁香、白檀、磨香など
も適宜添加することができる。
〔実施例〕
つぎに実施例を挙げて、本発明をさらに詳しく説明する
が、これによって本発明を制限するためのものではない
実施例1 辛夷、紫蘇孔、薄荷葉、香附子、細辛、陳皮、菊花、文
集、飛昇、琵琶葉、るり葉、ラベンダーカミツレおよび
タイムを4メツシユ以下の大きさに粉砕した後、各々5
gずつ和紙製の袋に入れた。
別に両端にI 2cmX I 5cmのポケットをとり
つけた3 5cmX 15cmの布を用意し、第1表に
示した処方に従って紙袋をポケットに入れ、枕と枕カバ
ーの間に挟んで使用した。結果を第1表に示す。
第1表 実施例2 辛夷、紫蘇葉、薄荷葉、ラヘンダー、カミツレおよびタ
イムを4メツシユ以下の大きさに粉砕した後、第2表に
示した処方に従い、材料を混合し和紙製の袋に入れた。
別に両端に12cmX 15cmのポケットをとりつけ
た3 5cmx l 5cmの布を用意し、同一処方の
袋を左右のポケットに1袋ずつを入れ、枕と枕カバーの
間に挟んで使用した。結果を第2表に示す。
第2表 実施例3 ントラールの5%アセトン溶液100m(2に粒状活性
炭50gを加えてよく混和し、吸着させた後、風乾した
。ゲラニオールについても同様の処理を行って活性炭に
吸着させた後、風乾した。各々5gずつを和紙製の袋に
入れ、実施例1と同様に紙袋をポケットに入れ、枕と枕
カバーの間に挟んで使用した。結果を第3表に示す。
実施例4 実施例2の処方番号12および処方番号13に従って調
合した混合材料のアセトンエキスを調製した。その3%
アセトン溶液100m12にβ−サイクロデキストリン
50gを加え、よく混和してから風乾した。各々5gず
つを和紙製の袋に入れ、実施例1と同様に紙袋をポケッ
トに入れ、枕と枕カバーの間に挟んで使用した。結果を
第4表に示す。
第4表 〔発明の効果〕 本発明によれば、ントラールおよび/またはゲラニオー
ルもしくはこれらを含む植物の精油成分を直接吸入させ
ることにより、使用者になんら苦痛ないしは不快感を与
えることなく、極めて効果的にいびきを防止することが
できる。また、自体公知の生薬またはハーブを同時に吸
入させることにより不眠、肩こり、頭痛、鼻づまりなど
の解消もしくは軽減を図ることが可能となり、快適な睡
眠を得ることができる。
特許出願人武田薬品工業株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シトラールおよび/またはゲラニオールが持続的
    に揮散する形態を有することを特徴とするいびき防止剤
  2. (2)シトラールおよび/またはゲラニオールが持続的
    に揮散する状態で付着されていることを特徴とするいび
    き防止用寝具。
  3. (3)シトラールおよび/またはゲラニオールが持続的
    に揮散する状態で付着されていることを特徴とするいび
    き防止用衣類。
JP27480990A 1990-10-11 1990-10-11 いびき防止剤および防止用具 Pending JPH04149127A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006282624A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Univ Nihon 鼻の閉塞感を改善する香または線香
JP2011101809A (ja) * 1998-06-18 2011-05-26 J Cronk Peter 鼻拡張器
JP2021038267A (ja) * 2020-12-03 2021-03-11 株式会社ファンケル マッサージ用化粧料

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011101809A (ja) * 1998-06-18 2011-05-26 J Cronk Peter 鼻拡張器
JP2006282624A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Univ Nihon 鼻の閉塞感を改善する香または線香
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