JPH0414673Y2 - - Google Patents

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JPH0414673Y2
JPH0414673Y2 JP3051685U JP3051685U JPH0414673Y2 JP H0414673 Y2 JPH0414673 Y2 JP H0414673Y2 JP 3051685 U JP3051685 U JP 3051685U JP 3051685 U JP3051685 U JP 3051685U JP H0414673 Y2 JPH0414673 Y2 JP H0414673Y2
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JP
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hanger
band
vibration
side plate
hangers
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JP3051685U
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JPS61146643U (ja
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  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば船舶の如く振動する本体に
配設される電子機器であつて、ハンガータイプの
ものの防振構造に関する。
(従来の技術) 第2図はハンガータイプ電子機器を示すもの
で、同図イは平面図、ロは右側面図である。図に
おいて、21は例えば航海計器や漁撈計器等の舶
用電子機器で、22はそのハンガーである。2
3,24はハンガー22を電子機器21の両側面
図に半固定するための固定軸材及び固定つまみで
ある。このように半固定化することにより、電子
機器を最適な角度に設定して観測者の便に共する
ようになされている。
又、この種の機器は側面25,25に同図イの
如く抜き勾配が形成されているのが一般的で、こ
れにより電子機器21のハンガー22への着脱が
容易に行えるようになされている。
このような機器は固定軸23に防振ゴム材(図
示せず)等が嵌入され、船体の振動を抑圧するよ
うなされているが、振動周波数との関係で共振現
象を生じる場合も少なくなく、このため同図ロの
如く、経験則的に共振の防止が最も抑圧できると
思われるハンガー22の両側面内側適所に防振ゴ
ム板26等を予め貼付していた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、電子機器21は前述したように
抜き勾配25が形成してあるため、ゴム板26を
固定化すると機器21の傾斜如何によりハンガー
22と機器21間の距離が、例えば同図ロに示す
如く機器21を下方に向けて点Pがゴム板26に
当接する場合と上方に向けて点Qがゴム板26に
当接する場合とでは異なるため、常に一定の当接
力が得られず安定した防振効果を期し難いという
欠点がある。
(問題点を解決するための手段) この考案は上記に鑑みてなされたもので、その
相対位置に肉厚の(高さの高い)当接部と肉薄
(高さの低い)の当接部(突起部)が形成された
防振バンドを可動式にハンガーに掛け、機器の傾
斜に基づくハンガーと機器との距離の変化に応じ
て適切な当接部の方を防振のために用いるように
したものである。
(実施例) 第1図は、この考案の一実施例を示す防振バン
ドをハンガー22に掛けた状態を示す斜視図であ
る。図において、1はゴム材等弾性を有する無端
の防振バンドで、2は肉厚の当接部、3は略反対
位置に形成された肉薄の当接部である。
機器21を下方に向けて点P(第2図ロ)がハ
ンガー側面内側に位置するような場合は前記抜き
勾配25との関係上ハンガー22と機器21との
距離は小さくなるため、この場合は肉薄の当接部
により機器21との当接を行う。逆に、上方に向
けて点Qがハンガー側面内側に位置するような場
合はハンガー22と機器21との距離は大きくな
るため、この場合は防振バンド1を回転して肉厚
の当接が機器21に当接するようにする。
なお、この実施例では当接部を2個しか設けて
いないが、機器21の前側(点Qに対し点P側)
より肉薄、中肉、肉厚の順に当接部を略等分して
3個若くはそれ以上形成したものでも良い。この
場合は肉厚の変化割合を抜き勾配25と一致させ
ておけば、全ての当接部で均一の防振が図れる。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案によれば、機器
の傾斜に基づくハンガーと機器との距離の変化に
応じて適切な肉厚の当接部を無端バンド形状によ
つて容易に供給し得るため常に一定均一な防振効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す防振バンド
をハンガーに掛けた状態を示す斜視図である。第
2図は、電子機器の取付状態及び従来の防振方法
を説明するためのもので、同図イは平面図ロは右
側面図である。 1は防振バンド、2は肉厚の当接部、3は肉薄
の当接部、21は電子機器、22はハンガー、2
5は抜き勾配。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 振動本体に配設さ振動本体に対し垂直で且つ互
    いに平行な平板で構成される二つのハンガーにそ
    れぞれ挿入保持されこれら二つのハンガー間に配
    置される前後方向にのみ傾斜した平板の側板を有
    する機器の側板を圧接する防振バンドにおいて、 弾性を有する無端バンドの外面に、このバンド
    を長手方向に略複数等分した箇所に、その先端部
    が前記機器の側板に圧接される順次高さの異なる
    突起部を形成したことを特徴とする防振バンド。
JP3051685U 1985-03-04 1985-03-04 Expired JPH0414673Y2 (ja)

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JP3051685U JPH0414673Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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JP3051685U JPH0414673Y2 (ja) 1985-03-04 1985-03-04

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Publication Number Publication Date
JPS61146643U JPS61146643U (ja) 1986-09-10
JPH0414673Y2 true JPH0414673Y2 (ja) 1992-04-02

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JPS61146643U (ja) 1986-09-10

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