JPH04145301A - 電柱の支線角度の事前測定用器具 - Google Patents

電柱の支線角度の事前測定用器具

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JPH04145301A
JPH04145301A JP27128790A JP27128790A JPH04145301A JP H04145301 A JPH04145301 A JP H04145301A JP 27128790 A JP27128790 A JP 27128790A JP 27128790 A JP27128790 A JP 27128790A JP H04145301 A JPH04145301 A JP H04145301A
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Japan
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mirror
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JP27128790A
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Nobuo Mori
信夫 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電柱を支持する支線を張設する前に、予め支
線を張る支線角度(支線と鉛直線のなす角度)を測定し
て地面における支線下端固定箇所を位置決めする測定用
器具に関するものである。
[従来の技術] 前記支線下端固定箇所は、電柱に作用する架線による張
力に対抗できる方向に位置することや、該固定箇所が道
路や立ち木や塀等の障害物による制約を受けないこと等
の条件により定められる。
そのため、まず上記条件をみたす場所が支線下端を固定
する固定箇所として仮決めされる。
さらに、電柱の支線角度は、転倒に対する安全性を高め
るため、支線下端固定箇所の土質、耐風圧による地域区
分、電柱の種類等によって基準が設けられ、一般に35
度〜45度を標準とし、25度以下を避けることとして
いる。
従って、この支線角度も考慮して支線下端固定箇所を最
終的に決める必要があるため、実際に電柱から前記仮決
めされた固定箇所までの水平距離を測定し、この水平距
離と電柱の支線上端固定箇所の高さとに基づいて三角関
数表や計算機を利用して支線角度を計算して該支線角度
が前記基準内におさまるか否かを確認していた。
[発明が解決しようとする課題] ところが、支線が支持する電柱から前記仮決められな固
定箇所までの水平距離の測定は、面倒な上に途中に障害
物がある等により困難な場合があった。また、支線角度
を計算して出すことも面倒であった。
本発明の目的は、上記問題を解決し、電柱から支線下端
固定箇所までの水平距離を測定したり、支線角度を計算
したりすることなく、支線を張設する前に簡単に支線角
度を確認して支線下端固定箇所を位置決めすることがで
きる電柱の支線角度の事前測定用器具を提供することに
ある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の電柱の支線角度の
事前測定用器具は、電柱の支線上端固定箇所を視野に入
れるための第一の反射体と、地面の支線下端固定箇所を
視野にいれるための第二の反射体とを、その背面同志か
90度の挟角をなすように設け、前記支線下端固定箇所
に対する第二の反射体の光軸と鉛直線とがなす挟角を表
示する支線角度表示部材を設けてなるものとした。
ここで、「反射体」としては、例えば鏡、プリズム等を
挙げることができる。
[作用] 例えば、前記第一の反射体の反射面を左側に、第二の反
射体の反射面を右側にして、両反射面を眼前に対称に位
置させたとき、視線に対して両反射面は各々反対向きに
45度をなすので、左側及び右側の遠方にある各物体か
ら各々第一の反射体及び第二の反射体に入射する光は各
反射体で眼前に反射し、各物体は各反射体の視野に同時
に入ることができる。
この状態で、この事前測定用器具を左上がりに傾け、左
側の遠方にある電柱の支線上端固定箇所(例えば、電柱
上端部に締着された自在バンド)を第一の反射体の視野
に入れるとともに、右側にある地面の支線下端固定箇所
(例えば、目印として立設された杭)を第二反射体の視
野に入れる。
このときの事前測定用器具の傾きは、後に張設すべき支
線の傾きに等しいため、支線固定箇所に対する第二の反
射体の光軸と鉛直線とがなす挟角は後に張設するときの
支線角度と一致する。そこで、その挟角を前記支線角度
表示部材により表示すれば、前記支線角度を知ることが
できる。
[実施例] 以下、本発明の電柱の支線角度の事前測定用器具を具体
化した実施例について、第1図及び第2図を参照して説
明する。
本実施例の事前測定用器具1では断面コ字状で左右の端
部と手前側とが開放した横長の鏡筒2が形成され、該鏡
筒2の左右端部の開放しな略中夫には基準の印としての
線部材4が各々垂直に張設されている。また、この鏡筒
2の内側路中央部には背面同志が90度の挟角をなすよ
う左側の第一の鏡5と右側の第二の鏡6とが固定されて
いる。
これらの鏡5.6を眼前に対称に位置させたとき、視線
に対して両反射面は各々反対向きに45度をなすので、
左側及び右側の遠方にある各物体から各々の鏡5.6に
入射する光は各鏡5.6で眼前に反射し、各物体は各鏡
5.6の視野に同時に入ることができるようになってい
る。また、これらの第−及び第二の鏡5,6の鏡面中央
部には基準の印としての十字マーク7が設けられ、これ
らの十字マーク7と前記線部材4と前記左側及び右側の
遠方にある各物体とを視野の中で一致させることにより
、該各物体に対して事前測定用器具1を正確に一直線上
に配することができる。
また、前記鏡筒2の底面には支持角度表示部材8が固定
されている。この支持角度表示部材8は右側の遠方にあ
る物体に対する前記第二の鏡6の光軸と鉛直線とがなす
角度を表示する角度目盛りが設けられた半円形の分度器
9と、該分度器9の放射中心に回動自在に軸支されて常
に垂下する指示部材10とから形成されている。
次に、上記構成の電柱の支線角度の事前測定用器具の使
用方法について説明する。
(1)まず、支線3が支持すべき電柱11に作用する架
線による張力に対抗できる方向に位置すること、道路や
立ち木や塀等の障害物による制約を受けないこと等の条
件を満たしている場所を複数箇所選定して支線下端固定
箇所12として仮決めする。そして、該支線下端固定箇
所12に目印としての杭16を突設する。
(2)次に、該事前測定用器具1を左上がりに傾け、電
柱11の支線上端固定箇所13となる自在バンド14を
第一の鏡5の視野に入れるとともに、右側にある地面の
視線下端固定箇所12としての杭16を第二の鏡6の視
野に入れる。そして、各鏡5.6に設けられた十字マー
ク7と線部材4と自在バンド14及び杭16とを一致さ
せる。
(3)そして、その状態における該事前測定用器具1の
支線角度表示部材8の指示部材10の示す分度器9の目
盛りθを読取る。この目盛りθは支線角度と一致するた
め支線角度が基準内にあるかを確認することができる。
該支線角度が基準内にないときには、次の他の固定箇所
12に同様に合わせて支線角度が基準内にあるかを確認
する。
(4)基準内にあったときには、まず、前記杭16を引
き抜き、続いて、その引き抜いた位置に支線アンカ15
を打ち込む。そして、前記自在バンド14と支線アンカ
15との間に支線3を張設する。
従って、本実施例の電柱の支線角度の事前測定用器具1
によると、電柱11から支線下端固定箇所12までの距
離を測定したり、支線角度を計算したりしなくても簡単
に支線角度を確認することができ、支線下端固定箇所1
2を迅速に位置決めすることができる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない範
囲で任意に変更して具体化することもできる。
(1)鏡筒は、断面コ字状で左右の端面と手前面とが開
放した横長の箱状のものに限定されず、例えば断面C字
状でもよく、また、開放した箇所に透明ガラスが設けら
れているものでもよい。
また、鏡筒はなくてもよい。この場合、例えば二枚の鏡
に支線角度表示部材を直接固定させた構成とすることが
できる。
(2)支線角度表示部材は、半円形の分度器と指示部材
とにより構成されたものに限定されず、例えば一般に水
平を測定する水準器等に使用されるものと同じ原理によ
るもので、透明な容器に入れられな液体と気体とにより
構成され、液体と気体との境界面に対する角度から支線
角度を求めるものでもよい。
(3)鏡の光軸を合わせるための基準としての印は、鏡
筒の端部に垂直に張設した線部材と鏡面中央部に設けら
れた十字マークとによるものに限定されず、例えば、鏡
筒の端部にその中央で交差するよう斜めに張設された二
本の線部材と鏡面中央に設けられた点とから構成される
ものでもよい。
また、線部材はなくてもよい。この場合、鏡の鏡面に設
けられた十字マーク又は点と、その鏡面に写った自在バ
ンド及び杭とを一致させる。
[発明の効果] 本発明の電柱の支線角度の事前測定用器具は、上記の通
り構成されているので、電柱から支線下端固定箇所まで
の水平距離を測定したり、支線角度を計算したりしなく
ても、支線を張設する前に簡単に支線角度を確認して支
線下端固定箇所を位置決めすることができるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化した実施例の斜視図、第2図は
同じく使用状態を示す正面図、第3図は同じく鏡の視野
を示す部分正面図である。 1・・・事前測定用器具、 3・・・支線、5・・・第
一の鏡、    6・・・第二の鏡、8・・・支線角度
表示部材、11・・・電柱、12・・・支線下端固定箇
所、 13・・・支線上端固定箇所。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、電柱(11)の支線上端固定箇所(13)を視野に
    入れるための第一の反射体(5)と、地面の支線下端固
    定箇所(12)を視野にいれるための第二の反射体(6
    )とを、その背面同志が90度の挟角をなすように設け
    、前記支線下端固定箇所(12)に対する第二の反射体
    (6)の光軸と鉛直線とがなす角を表示する支線角度表
    示部材(8)を設けてなる電柱の支線角度の事前測定用
    器具。
JP27128790A 1990-10-08 1990-10-08 電柱の支線角度の事前測定用器具 Pending JPH04145301A (ja)

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JP27128790A JPH04145301A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 電柱の支線角度の事前測定用器具

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JP27128790A Pending JPH04145301A (ja) 1990-10-08 1990-10-08 電柱の支線角度の事前測定用器具

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JP (1) JPH04145301A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8421238B2 (en) 2009-03-27 2013-04-16 Panasonic Corporation Stacked semiconductor device with through via

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8421238B2 (en) 2009-03-27 2013-04-16 Panasonic Corporation Stacked semiconductor device with through via

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