JPH04141993A - 放電ランプ点灯装置 - Google Patents

放電ランプ点灯装置

Info

Publication number
JPH04141993A
JPH04141993A JP26283590A JP26283590A JPH04141993A JP H04141993 A JPH04141993 A JP H04141993A JP 26283590 A JP26283590 A JP 26283590A JP 26283590 A JP26283590 A JP 26283590A JP H04141993 A JPH04141993 A JP H04141993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge lamp
control
voltage
output
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26283590A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Takahashi
啓二 高橋
Kiyoteru Kosa
清輝 甲佐
Fuminori Nakaya
文則 仲矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP26283590A priority Critical patent/JPH04141993A/ja
Publication of JPH04141993A publication Critical patent/JPH04141993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、直流電源と放電ランプとの間に、可飽和変流
器により自励発振するインバータを設けた放電ランプ点
灯装置に関する。
(従来の技術) 照明器具等に用いられる放電ランプの点灯装置として、
直流電源と放電ランプとの間に、可飽和変流器により自
励発振するインバータを設けた装置が広く用いられるよ
うになった。この種の装置は、上記可飽和変流器に制御
巻線を設け、この制御巻線に流れる制御電流の大きさに
よりインバータの出力を制御するように構成されている
従来、この種の装置では、放電ランプが点灯した後の点
灯中も、点灯前の2次電圧発生時も、共に同一の制御電
流で動作するように構成されている。
ここで、可飽和変流器の飽和レベルはこの制御電流によ
って決まるため、これを一定にすると、必要な2次電圧
を得るためには、放電ランプと並列に接続される予熱用
のコンデンサの値を調節しなければならない。しかし、
このコンデンサは点灯中の予熱電圧に大きく影響するの
で、これを簡単に変更することは困難である。このため
、これら2つを満足しようとすると、回路設計上の自由
度が大幅に狭められてしまう。
(発明が解決しようとする課II) このように、点灯中も、2次電圧発生時も、同一の制御
電流で動作させることは回路設計上の自由度が狭められ
てしまうという問題を有している。
本発明の目的は、可飽和変流器の制御巻線に流れる制御
電流の値を制御可能としたことにより、設計の自由度が
増し、ひいてはコストダウンに繋がり、応用設計も簡単
に行うことができる放電うンブ点灯装置を提供すること
にある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1記載の放電ランプ点灯装置は、直流電圧をスイ
ッチングするスイッチング素子を負荷回路に設けられた
可飽和変流器の出力にてオン・オフ制御してなるインバ
ータによって放電ランプを付勢する放電ランプ点灯装置
において、前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設け
られ、この制御巻線に流れる電流を制御する制御素子と
、前記放電ランプが点灯状態になったことを検出する点
灯検出回路と、この点灯検出回路の検出信号に応じて、
前記制御素子を制御することによって、前記放電ランプ
の始動前および始動後における制御巻線に流れる電流を
異ならせる制御回路とを備えたものである。
請求項2記載の放電ランプ点灯装置は、直流電圧をスイ
ッチングするスイッチング素子を負荷回路に設けられた
可飽和変流器の出力にてオン・オフ制御してなるインバ
ータによって放電ランプを付勢する放電ランプ点灯装置
において、前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設け
られ、この出力側に流れる電流を制御する制御素子とし
て、ドレイン・ソース間が前記制御巻線の出力側に直列
に設けられ、かつゲートおよびソースに前記直流電源電
圧を基にしたバイアスが加わるように構成された電界効
果トランジスタを用いると共に、前記放電ランプを全光
から調光に切換える調光回路を設け、全光時には電界効
果トランジスタのゲート・ソース間電圧を、前記インバ
ータが全光状態の出力を生ずるように設定し、調光時に
は電界効果トランジスタのゲート電位が低下するように
構成されたものである。
請求項3記載の放電ランプ点灯装置は、直流電圧をスイ
ッチングするスイッチング素子を負荷回路に設けられた
可飽和変流器の出力にてオン・オフ制御してなるインバ
ータによって放電ランプを付勢する放電ランプ点灯装置
において、前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設け
られ、この出力側に流れる電流を制御する制御素子を有
し、この制御素子のバイアス端子の低電位側には前記直
流電源電圧に基づく可変電圧を加えたものである。
請求項4記載の放電ランプ点灯装置は、直流電圧をスイ
ッチングするスイッチング素子を負荷回路に設けられた
可飽和変流器の出力にてオン・オフ制御してなるインバ
ータによって放電ランプを付勢する放電ランプ点灯装置
において、前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設け
られ、この制御巻線に流れる電流を制御する制御素子と
して、ドレイン・ソース間が前記制御巻線の出力側に設
けられた電界効果トランジスタを用いると共に、前記放
電ランプの両端電圧の異常上昇を検出する異常検出回路
を設け、さらにオン動作により前記電界効果トランジス
タのゲートに対するバイアスを短絡するスイッチング素
子を設け、前記異常検出回路の動作出力により上記スイ
ッチング素子をオン動作させ、前記電界効果トランジス
タをオフ動作させるように構成したものである。
請求項5記載の放電ランプ点灯装置は、直流電圧をスイ
ッチングするスイッチング素子を負荷回路に設けられた
可飽和変流器の出力にてオン・オフ制御してなるインバ
ータによって放電ランプを付勢する放電ランプ点灯装置
において、前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設け
られ、この制御巻線に流れる電流を制御する制御素子を
有し、この制御素子のバイアス端子の低電位側には前記
直流電源電圧に基づく可変電圧を加えて、前記放電ラン
プ点灯時のインバータ出力を得る前記制御素子の制御レ
ベルを設定すると共に、前記放電ランプが点灯状態にな
ったことを検出する点灯検出回路を設け、この点灯検出
回路の検出結果から、放電ランプが点灯前の予熱状態の
ときに前記制御レベルを切り離し、前記低電位側に予熱
時に適した別の制御レベルを加える切換回路を設けたも
のである。
(作用) 請求項1記載の放電ランプ点灯装置では、前記可飽和変
流器の制御巻線の出力側に制御素子を設け、点灯検出回
路で放電ランプの点灯を検出し、この制御素子を、放電
ランプの点灯前は大電流を流すように制御し、放電ラン
プの点灯後は小電流を流すように制御し、制御巻線に同
一の制御電流を流すものに比べ、設計の自由度およびコ
ストダウンを図る。
請求項2記載の放電ランプ点灯装置は、制御素子として
用いられる電界効果トランジスタのゲート電位を、調光
回路の動作に従って調光時は低下するようにしたので、
全光・調光の切換が少ない部品で可能となり、かつ電源
電圧の変動補償を容易に行える。
請求項3記載の放電ランプ点灯装置は、制御素子のバイ
アス端子の低電位側に可変電圧を加えたので、制御素子
のゲインの設計が容易になり、部品点数が減少してコス
トを特徴する 請求項4に記載の放電ランプ点灯装置は、制御素子とし
て電界効果トランジスタを用いたのでそのオン・オフ制
御が電圧動作形となり、その結果、従来のように制御素
子に対する動作電流が充分確保できないために不動作と
なることはなく、確実に動作を特徴する 請求項5に記載の放電ランプ点灯装置は、制御素子のバ
イアスとして、放電ランプ点灯時のインバータ出力を得
る制御レベルを設定すると共に、点灯前の予熱状、態の
ときには前記制御レベルを切り離し、前記低電位側に予
熱時に適した別の制御レベルを加えるので、適正な予熱
および確実な始動が可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図において、11は直流電源で、交流電源I2から
の交流出力を全波整流器13により整流し、かつコンデ
ンサC1により平滑して直流出力を生じる。
15はインバータで、このインバータ15は2つのNP
N型トランジスタ旧、Q2を持っており、これらのコレ
クターエミッタ間は、前記直流電源11の出力端間に直
列接続されている。これらトランジスタQ1.Q2の中
間点は、コンデンサc2、インダクタL1および可飽和
変流器CTIの1次巻線CTImを介して放電ランプF
Lの一方のフィラメントFLaに接続されている。また
、放電ランプFLの他方のフィラメントFLbは、前記
トランジスタQ2のエミッタと接続されており、さらに
、この放電ランプFLの両フィラメントFLI、 FL
b間には、始動用のコンデンサC3が接続されている。
上記各トランジスタQl、Q2のベース・エミッタ間に
は、可飽和変流器CTIの駆動巻線CTlbCTIcの
対応して、それぞれコンデンサC4,C5を介して接続
されている。さらに、各トランジスタ旧。
Q2のベース◆エミッタ間には図示極性のダイオードD
I、D2および抵抗111.R2がそれぞれ接続されて
いる。
すなわち、インバータ15は、放電ランプFLとの間に
可飽和変流器CT1を設けており、この可飽和変流器C
TIにより自励発振し、高周波出力を放電ランプFLに
供給する。また、この可飽和変流器CTIは制御巻線C
T1dを有しており、この制御巻線CTIdに流れる電
流値によりインバータ15の出方が制御される。この制
御巻線CTldには、その電流値を設定すべく、全波整
流器16を介して制御素子。3が接続されている。この
制御素子Q3は定電流制御回路として機能するもので、
例えば、NPN型のトランジスタを用い、そのコレクタ
は前記全波整流器16の正極端子に接続され、エミッタ
は全波整流器16の負極端子に抵抗R3を介して接続さ
れる。
上記制御素子であるトランジスタQ3の制御用として制
御回路17を設ける。この制御回路17は、抵抗R4,
R5,116を直列接続したもので、その一端は抵抗R
7を介して前記直流電源11の正極側電路に接続され、
他端は直流電源11の負極側電路に接続されている。そ
して、上記抵抗R4,gsmを前記トランジスタQ3の
ベースに接続し、この点に生じる電圧vcをトランジス
タQ3のベースに印加する。なお、この制御回路17に
対しては、図示極性のツェナーダイオードZ01および
ソフトスタート用のコンデンサC6が、それぞれ並列接
続されている。
Illは点灯検出回路で、この点灯検出回路18は放電
ランプFLの図示上端電位を大刀し、その電位の変化に
よって放電ランプFLが点灯状態になったことを検出し
、出力を生じる。この点灯検出回路18の出力端子は、
NPN型トランジスタQ4のベースに接続されており、
前記検出出力によりこのトランジスタQ4をオン動作さ
せる。このトランジスタQ4は、そのコレクタを前記抵
抗R6の一端に、エミッタをこの抵抗R6の他端に接続
しており、そのオン動作によって抵抗R6を短絡し、前
記トランジスタQ3のベースに加わる電圧Vcを低下さ
せる。
上記構成において、放電ランプFLの始動時、図示しな
い電源スィッチをオンさせると、インバータ15は可飽
和変流器CTIにより自励発振を開始し、コンデンサC
6によりソフトスタートする。このとき、始動用コンデ
ンサC3はバラストのインダクタと共振し、高電圧を発
生して放電ランプFLのフィラメントFLr、 FLb
を予熱する。また、点灯検出回路18はこのとき不動作
状態であり、トランジスタQ4はオフ状態であるので、
制御素子であるトランジスタQ3のベースに加わる電圧
は高<、トランジスタQ3は、その定電流制御機能によ
り、可飽和変流器CTIの制御巻線CTIdに比較的大
電流を流すように動作する。このとき制御巻線CTII
に流れる電流の大きさによりインバータ15の出力電圧
が決定される。
上記動作により、放電ランプFLが点灯すると、これを
点灯検出回路18が検出し、トランジスタQ4をオン動
作させる。このため、トランジスタQ3のベースに加わ
る電圧は低くなり、トランジスタQ3は、その定電流制
御機能により、可飽和変流器CTIの制御巻線CTId
に比較的小電流を流すように動作する。このとき制御巻
線CT1dに流れる電流の大きさにより点灯時に放電ラ
ンプFLに流れる電流値l、が決定される。
このように、制御素子であるトランジスタQ3のベース
に加わる電圧vcのレベルを変えるだけで、回路の動作
を決定することができる。したがって、主回路の設計に
自由度が増す。
なお、第1図におけるトランジスタQ4に代えて、第2
図に示すように、PNP型のトランジスタQ5を用い、
そのエミッタを抵抗R4の一端に、コレクタを抵抗R4
の他端にそれぞれ接続し、かつベースを点灯検出回路1
8の出力端子に接続しても良い。この場合は、放電ラン
プFLが点灯したら、制御電圧が高くなり、点灯中に多
くの電流を流す動作となる。
この第2図に示すように構成した場合、放電ランプFL
が点灯していないときはトランジスタQ5はオフ状態で
あり、抵抗R4が短絡されていないためトランジスタQ
3のベースに加わる電圧vcは低く、トランジスタQ3
は、その定電流制御機能により、可飽和変流器CTIの
制御巻線CTIdに比較的大電流を流すように動作する
。これに対し、放電ランプFLが点灯すると、点灯検出
回路18が動作するため、トランジスタQ5はオン状態
となり、抵抗R5の短絡状態されるためトランジスタQ
3のベースに加わる電圧vcは高(なり、トランジスタ
Q3は、その定電流制御機能により、可飽和変流器CT
Iの制御巻線CT1dに比較的小電流を流すように動作
する。すなわち、第1図の回路と同様の制御機能が得ら
れる。
第3図で示す実施例では、インバータ15と放電ランプ
FLとの間に変圧器Ttlを介在させて絶縁タイプとし
ている。また、放電ランプFLの点灯検出は、インダク
タLと直流電源11の負極側電路との間に直列に設けら
れた2つのコンデンサC7,C8と、このコンデンサC
8にダイオードD3を介して並列接続されたコンデンサ
C9を用い、放電ランプFLの点灯前の2次電圧発生時
は、このコンデンサC9の端子電圧値が高くなり、点灯
後はこのコンデンサC9の端子電圧値が低くなるように
して、点灯状態を検出するようにしている。なお、前記
コンデンサC8には図示極性のダイオードD4も並列接
続されている。
放電ランプFLの点灯状態により端子電圧が変化する上
記コンデンサC9の図示上端は、制御素子としてのトラ
ンジスタQ3に対する制御回路17の図示上端に接続す
る。この制御回路17は、抵抗R8゜R9により前記コ
ンデンサC9の端子電圧を分圧するものであり、これら
の中間点に生じる電圧V、がトランジスタQ3のベース
に印加される。
この実施例は放電ランプFLの端子電圧V0.の変化に
合わせて、制御素子Q3に対する基準電圧Vcが変動す
ることを利用したもので、放電ランプFLが点灯する以
前の2次電圧が発生されているときは、前述のようにコ
ンデンサC9の端子電圧が高くなり、従ってトランジス
タQ3のベースに印加される電圧vcも高くなる。トラ
ンジスタQ3は、その定電流制御機能により、可飽和変
流器CTIの制御巻線CTIdに比較的大電流を流すよ
うに動作する。これに対し、放電ランプFLが点灯する
と、コンデンサC9の端子電圧が低くなり、トランジス
タQ3のベースに加わる電圧vcも低くなる。トランジ
スタQ3は、その定電流制御機能により、可飽和変流器
CTIの制御巻線CT1dに比較的小電流を流すように
動作する。
第4図の例は、第3図における制御回路17のとコンデ
ンサC9との間に図示極性のツェナダイオードZ02お
よびダイオードD5を直列に設けると共に、コンデンサ
C9に対して抵抗R11および図示極性のツェナダイオ
ードzD3からなる直列回路を並列接続し、さらに上記
ツェナダイオードzD3のカソードと前記ダイオードD
5のカソードとの間を図示極性のダイオードD6で接続
したものである。
この回路の場合、放電ランプFLの点灯前の2次電圧発
生時は、コンデンサC9の端子電圧が高くなるので、抵
抗R1+に生じる電圧によりツェナーダイオードzD2
をオン動作させ、トランジスタQ3のベースに加わる電
圧vcの値を高くしている。
これに対し放電ランプFLの点灯時は、コンデンサC9
の端子電圧が低くなり、トランジスタQ3のベースに加
わる電圧V、も低く不安定となるが、これをツェナダイ
オードzD3により安定化させている。
第5図の例は、第3図における制御回路17のとコンデ
ンサC9の間に抵抗R12を設けると共に、制御回路1
7に対して抵抗RI3およびツェナダイオード2D4か
らなる直列回路を並列接続している。
この構成では、前記コンデンサC9の端子電圧が変化す
ると、ツェナダイオードzD4に流れる電流が変化する
ので、この電流を抵抗R13により電圧値として検出し
、トランジスタQ3のベースに加わる電圧値■、を変化
させようとするものである。
第6図の回路は、制御素子Q3として、ドレイン・ソー
ス間が前記制御巻線CTIIの出力側に直列に設けられ
電界効果トランジスタを用いている。
すなわち、電界効果トランジスタQ3のドレインを抵抗
R14を介して全波整流器16の正極端子に接続すると
共に、ソースは抵抗RI5を介して同整流器16の負極
端子に接続している。
上記電界効果トランジスタQ3に対するバイアス回路は
、次のように構成する。すなわち、まず、抵抗R16の
一端を直流電源11の正極側電路に接続すると共に、他
端はツェナダイオードzD5を介してアースに接続し、
定電圧回路を構成する。このツェナダイオードXD5の
カソード側を、抵抗R1?、調光用可変抵抗R18、全
光用可変抵抗!119を介して前記直流電源11の負極
側電路に接続する。そして、上記抵抗R17と調光用可
変抵抗R1gとの間を電界効果トランジスタQ3のゲー
トに接続し、また、調光用可変抵抗R]8と全光用可変
抵抗R19との間を電界効果トランジスタQ3のソース
に接続する。
なお、この調光用可変抵抗R+8と全光用可変抵抗H9
との間と直流電源11の正極側電路との間に可変抵抗R
2Gを設ける。
21は調光回路で、この調光回路21は商用交流電源1
2との間に設けられたスイッチSWIをオン操作するこ
とにより動作し、放電ランプFLの点灯状態を全光状態
から調光状態に切換えるための出力を生じる。この切換
出力は、NPN型トランジスタQ6のベースに出力され
、このトランジスタQ6をオン動作させる。このトラン
ジスタQ6は調光切換用のもので、コレクタは前記調光
用可変抵抗RI8の可変接触子に接続し、エミッタは全
光用可変抵抗R19に接続される。なおインバータ15
の両トランジスタQl、Q2には、それぞれダイオード
DI、D2を図示極性で並列接続する。また、放電ラン
プFLに対し、コンデンサC1lを並列接続する。
上記構成において、放電ランプPLを全光状態で点灯さ
せているとき、トランジスタQ6はオフ状態であり、電
界効果トランジスタq3に対しては、調光用可変抵抗R
I8からゲートに電圧が印加され、また全光用可変抵抗
RI9より調整された電圧がソースに印加される。この
ゲート・ソース間電圧は、インバータ15が、放電ラン
プFLの全光状態を満足する出力を生じるように設定さ
れる。
これに対し、調光を行う場合は、スイッチSWIをオン
操作し、調光回路21を動作させ、トランジスタQ6を
オン動作させる。この動作により、調光用可変抵抗RI
8の可変接触子から負極側電路に至る部分(全光用可変
抵抗R19を含む)、すなわち、ゲート・ソース間電圧
設定用抵抗の一部が短絡されるので、ゲートの電位は低
くなり、調光状態となる。
この構成では、電源電圧の変動が生じても、バイアス回
路自体でその変動補償を行うので、電源電圧の変動に容
易に対応することができ、特別の変動補償回路を設ける
必要はない。また、全光状態から調光状態への切換えを
トランジスタQ6のみで行うことができ、一般に良く用
いられる反転機能用のトランジスタを別に設ける必要は
なく、少ない部品点数が可能となった。
次に第7図で示す例を説明する。この例は、電源電圧の
変動を制御素子Q3の動作により補償しようとするもの
である。すなわち、前述のように、可飽和変流器CTI
の制御巻線CTIdのインピーダンスを小さくし、そこ
に流れる電流を大きくすると、インバータ15の出力は
増大する。また反対に、制御巻線CTIdのインピーダ
ンスを大きくシ、そこに流れる電流を小さくすると、イ
ンバータ15の出力は減少する。そこで、この現象を利
用し、直流電源11の出力電圧が変動してもインバータ
15の出力電圧が変化しないように補償することが考え
られる。例えば、直流電源11の電圧が上昇した場合は
、制御巻線CT1dに流れる電流値を絞るべく、その出
力側回路に設けられた制御素子Q3を制御する。反対に
、直流電源11の電圧が低下した場合は、制御巻線CT
Idに流れる電流値を絞るべく、その出力側回路に設け
られた制御素子Q3を制御する。
このように制御素子Q3を制御するためには、通常、ト
ランジスタ等を用いた反転回路を用いる必要がある。例
えば、電源電圧が上昇した場合は制御素子Q3のバイア
ス電圧を低下させる必要があるため、上記反転回路によ
り信号関係を反転させる必要がある。
しかし、反転回路を設けることはトランジスタ等の部品
点数が増大することを意味し、回路構成の複雑化および
コストアップを招(。
そこで、このような反転回路を用いること無く、電源電
圧の変動を補償しようとするのが第7図に示す回路であ
る。
この回路では、制御素子Q3として電界効果トランジス
タを用いている。そして、この制御素子Q3のバイアス
端子の高電位側であるゲートには、一定電圧を加える固
定バイアスとする。すなわち、抵抗R16およびツェナ
ダイオードzD5からなる直列回路を、前記直流電源1
1の正極側電路とアース間に接続し、上記ツェナダイオ
ード2D5のカソード側に生じる一定電圧をアースとの
間に接続された抵抗R2+、 R22で分圧し、制御素
子である電界効果トランジスタq3のゲートに加えてい
る。
これに対し、制御素子Q3のバイアス端子の低電位側で
あるソースには、前記直流電源11の電圧変動に基づく
可変電圧を加える。すなわち、直流電源11の正極側電
路と負極側電路との間に抵抗R23と調整抵抗R24を
直列接続し、これら抵抗R23,R24,間に生じる電
圧をダイオードD6を介して電界効果トランジスタQ3
のソースに加える。なお、上記調整抵抗R24に対して
は抵抗R25およびコンデンサCI2をそれぞれ並列接
続し、安定化を計っている。
上記構成において、例えば、直流電源11の出力電圧が
上昇した場合、制御素子である電界効果トランジスタQ
3のゲートに加わる電圧はツェナダイオードZD5の働
きにより変化することはない。
これに対し、ソースに加わる電位は、直流電源11の出
力電圧の上昇に従って上昇するので、結果的に電界効果
トランジスタQ3のゲート・ソース間電位は低下し、電
界効果トランジスタQ3に流れる電流は絞られ、インバ
ータ15の出方は低下する。反対に、直流電源11の出
方電圧が低下した場合は、電界効果トランジスタQ3の
ゲートに加わる電圧は同様に変化しないが、ソースに加
わる電位は、直流電源11の出力電圧の低下に伴って低
下するので、結果的に電界効果トランジスタQ3のゲー
ト・ソース間電位は上昇し、電界効果トランジスタQ3
に流れる電流は増え、インバータ15の出力は上昇する
このように電源電圧の変動を制御素子Q3の動作により
補償することができるのでインバータ15の出力を常に
一定に制御することができる。
第8図の例は、制御素子Q3としてNPN型のトランジ
スタを用いているが、基本的に第7図で示したものと同
じである。すなわち、制御素子Q3のバイアス端子の高
電位側であるベースは固定バイアスとし、低電位側であ
るエミッタには調整抵抗R24に生じる電圧、つまり直
流電源11の電圧変動に基づ(可変電圧を加える。
この構成によっても、電源電圧の変動を、制御素子であ
るトランジスタQ3の動作により補償することができる
ので、インバータ15の出力を常に一定に制御すること
ができる。
次に、放電ランプFLに異常が生じたため、制御素子を
オフ方向に動作させ、インバータ15の出力を絞る場合
を説明する。放電ランプPLの異常は、その端子電圧■
、の上昇として生じるので、この電圧■、を監視し、そ
の上昇によって制御素子Q3をオフ方向に制御すればよ
い。ここで、制御素子Q3としてNPN型のトランジス
タを用いていた場合、このトランジスタQ3は、通常点
灯時におけるインバータ15の出力を維持するため、所
定の電流を流しているので、インバータ15の出力を絞
るためにはこの制御素子としてのトランジスタQ3のコ
レクタ電流をオフ方向に制限する必要があり、このトラ
ンジスタQ3のベース電流をゼロ方向に低下させる必要
がある。このため、放電ランプFLの端子電圧vLの上
昇に伴い、制御素子としてのトランジスタのベース・エ
ミッタ間に設けた別のトランジスタをオンさせ、この別
のトランジスタにより、制御素子としてのトランジスタ
Q3のベース電流をバイパスさせて、ベース電流を低下
させることが考えられる。
しかし、放電ランプFLの端子電圧VLの検出回路から
みた電源インピーダンスが高いため、この検出回路に供
給される電流値が少なく、上記バイパス用のトランジス
タQ3をオン動作させるに充分なベース電流を確保する
ことが難しい。このため、電圧VLの検出回路以降をダ
ーリントン構成にしたり、或いはバッファを入れて電流
増幅しなければならず、回路構成の複雑化やコスト上昇
を招くことになった。
第9図に示す回路は、このような問題が生じないように
構成したもので、放電ランプFLの端子電圧vLを、抵
抗R31,R32、) ンテン? C16,C17、ダ
イオードDI1.DI2を図示のように構成して検出し
、この電圧V、の異常上昇時に抵抗R33を介して異常
検出回路を構成するコンデンサCI8が充電されるよう
に構成している。コンデンサCI8はツェナダイオード
zDlOを介してスイッチング素子としてのNPN型ト
ランジスタQllのベースに接続されている。また、こ
のトランジスタQllのベース・エミッタ間には抵抗R
34が接続されている。
この回路では、制御素子q3として電界効果トランジス
タを用いており、そのドレイン・ソース間は、制御巻線
CTIdの出力回路側に直列に接続されている。また、
ゲートには直流電源11の出力電圧を、図示のように構
成された抵抗R35,R36とツェナダイオード2D1
+とで分圧した電圧が印加される。ここで、制御素子Q
3としての電界効果トランジスタは、電圧制御型なので
、上記抵抗R35,136は高抵抗値でよい。前記トラ
ンジスタQ11は電界効果トランジスタQ3のゲートに
対するバイアスを短絡するスイッチング素子として機能
するもので、そのコレクタは電界効果トランジスタQ3
のゲートに接続し、またエミッタは電界効果トランジス
タQ3のソース側に接続する。
上記構成において、放電ランプFLに異常が発生し、そ
の端子電圧vLが異常上昇すると、コンデンサC18の
電圧が上昇し、ツェナダイオードXDIIをオン状態に
し、スイッチング素子としてのトランジスタQllをオ
ン動作させる。このトランジスタQ11のオン動作によ
り抵抗R36は短絡され、電界効果トランジスタQ3の
ゲート電圧は低下し、可飽和変流器CTIの制御巻線C
Tldに流れる電流を絞る。このため、インバータ15
の出力はを低下し、安全機能が達成される。
ここで、前述のように抵抗R36は高抵抗値であるため
、トランジスタQllのコレクタ電流は少なく、従って
このトランジスタQ11のベース電流も極めて僅かでよ
く、ツェナダイオード2DI+を通って流れる電流、す
なわち、電圧vLの検出によって供給される電流が少な
くてもトランジスタQllを確実にオン動作させること
ができる。
次に第10図で示す例を説明する。ここで、本発明で用
いているインバータ15は可飽和変流器CTIを用いて
自励発振させるものである。インバータ15としてはこ
の他に他励のものがあり、この他励のものでは、負荷の
条件が異なっても任意の周波数に制御することが可能で
ある。しかし、自励発振によるものは、負荷の条件によ
り周波数が変化してしまう。負荷が放電ランプFLの場
合、予熱時に点灯時と同じ電圧を制御素子Q3に与えて
も、可飽和変流器CTIの1次巻線CHI側に流れる電
流が増大するため、周波数が低下してしまう。これは、
可飽和変流器CTIの飽和速度が早くなるためである。
このように周波数が低下すると出方電圧も低下してしま
い、放電ランプFLの始動時に必要な電圧が得られなく
なってしまう。
したがって、放電ランプFLの予熱時には、点灯時とは
違ったレベルの電圧を制御素子Q3に与える必要がある
。そのためには、−旦、点灯時のレベルを切ってから別
の予熱用のレベルを作る必要がある。第10図の回路は
このような機能を満足するものである。
図において、制御素子Q3としては電界効果トランジス
タを用いている。この制御素子Q3のバイアス端子の高
電位側、すなわち、電界効果トランジスタQ3のゲート
には、直流電源11の出力電圧を抵抗R41とツェナダ
イオード2DI2で分圧した一定電圧が印加され、固定
バイアスとなっている。また、制御素子Q3のバイアス
端子の低電位側、すなわち、電界効果トランジスタQ3
のソース側には、直流電源11の出力電圧を抵抗R42
,R43で分圧した電圧、すなわち、直流電源11の出
力電圧の変化に対応した可変電圧が、ダイオードD16
を介して印加される。
22は放電ランプFLの端子電圧vLを検出するランプ
電圧検出回路で、その出力端子(放電ランプFLが点灯
前の予熱状態のとき高レベルになる)は、抵抗R47お
よびツェナダイオード2016を介してNPN型トラン
ジスタQllのベースに接続されている。このトランジ
スタQllのベース・エミッタ間には抵抗R44が接続
され、また、そのコレクタ・エミッタ間は前記抵抗R4
3に並列接続されている。
前記ランプ電圧検出回路22の出力端子は、ダイオード
017および抵抗R45を介して、前記ダイオード01
6のカソード側にも接続している。また、電界効果トラ
ンジスタQ3のソースとアースとの間には抵抗R46を
接続する。
上記構成において、放電ランプFLが点灯前の予熱状態
の場合、電圧VLは高レベルであり、ツェナダイオード
2016を介してトランジスタQllはオン状態になっ
ている。このため抵抗R43は短絡され、抵抗R42と
抵抗R43とで分圧されていた点灯時の制御レベルはダ
イオードR16により逆阻止される。そして、電圧vL
を基にした予熱用の制御レベルが電界効果トランジスタ
Q3のソースに印加される。従って、ダイオード016
が切換回路として機能する。この予熱用の制御レベルは
前記点灯時の制御レベルより低く設定してあり、またゲ
ート電位は固定バイアスにより一定であるので、電界効
果トランジスタQ3のゲート・ソース間電圧は高くなり
、可飽和変流器CHの制御巻線CTldにはより多くの
電流が流れ、インバータ15の出力を増大させる。この
ため放電ランプFLの始動に適した充分な電圧を供給す
ることができる。
放電ランプFLが点灯状態になると、電圧V。
が低下するので、ツェナダイオード2DI6の働きによ
りトランジスタQ11はオフ状態となる。すなわち、こ
のツェナダイオード2016およびトランジスタQ11
が点灯検出回路として機能する。トランジスタQllが
オフ状態になると、電界効果トランジスタQ3のソース
には、直流電源11の出力電圧を抵抗R42,R43で
分圧した電圧が点灯時の制御レベルとして加わる。この
点灯時の制御レベルは、前記予熱時の制御レベルより高
く設定しであるので、電界効果トランジスタQ3のゲー
ト・ソース間電位は低くなり、制御巻線CTldに流れ
る電流値を制限する。このためインバータ15は、前記
予熱時の出力より低い、点灯時の所定の出力を生じる。
このように、自励型のインバータ15であっても、負荷
である放電ランプPLの予熱時と点灯時とで、制御素子
Q3に加わる制御レベルを切換えることにより、予熱お
よび点灯にそれぞれ適した出力を得ることができる。
第11図の回路は、基本的に上述した第10図の例と同
様であるが、これに調光機能を加えている。
図において、制御素子である電界効果トランジスタQ3
のゲートには、図示しない定電圧電源の出力電圧V *
 t Fを抵抗!151.1152. R53により分
圧する分圧回路の、前記抵抗R51と抵抗R52との間
が接続してあり、一定電圧による固定バイアスを受ける
また上記抵抗R52と抵抗R53との間は、電界効果ト
ランジスタQ3のソースに接続されている。この電界効
果トランジスタq3のソースは、直流電源11の出力端
子間に接続された抵抗R54と全光用調整抵抗R55と
の間にタイオード021を介して接続しており、電圧V
CCをこれら抵抗R54,R55およびR53により分
圧した値が印加される。また上記抵抗R54と全光用調
整抵抗R55との間は、ダイオードD22および点灯検
出用トランジスタQ11を介してアースに接続している
調光回路21は第6図で示したものと同様に、スイッチ
SW1をオン操作することにより調光信号ヲ出力し、ト
ランジスタQ4をオン動作させるものテする。このトラ
ンジスタQ4のコレクタは電界効果トランジスタQ3の
ゲートに接続し、エミッタはアースに接続している。な
お、このトランジスタQ4のベース・エミッタ間には抵
抗R56が接続されている。また、このトランジスタQ
4のベースはダイオードD23を介して前記トランジス
タQllのコレクタと接続している。
上記構成において、放電ランプFLが点灯前の予熱状態
の場合、電圧VLは高レベルであり、ツェナダイオード
zD16を介してトランジスタQllはオン状態になっ
ている。このため、抵抗1155は短絡され、抵抗R5
4,R55,R53で分圧されていた点灯時の制御レベ
ルは切換回路としてのダイオード021により逆阻止さ
れる。そしてこれに代って、電圧V□、を基にした予熱
用の制御レベルが抵抗R52と抵抗R53との間から電
界効果トランジスタQ3のソースに印加される。この予
熱用の制御レベルは前記点灯時の制御レベルより低く設
定してあり、またゲート電位は固定バイアスにより一定
であるので、電界効果トランジスタQ3のゲート・ソー
ス間電圧は高くなり、可飽和変流器CTIの制御巻線C
TIdにはより多くの電流が流れ、インバータ15の出
力を増大させる。このため放電ランプFLの始動に適し
た充分な電圧を供給することができる。
放電ランプFLが点灯状態になると電圧V、が低下する
ので、ツェナダイオードzDI6の働きによりトランジ
スタQ11はオフ状態となる。このようにトランジスタ
Qllがオフ状態になると、電界効果トランジスタQ3
のソースには、電圧VCCを抵抗R54R55、R53
で分圧した電圧が点灯時の制御レベルとして加わる。こ
の点灯時の制御レベルは、前記予熱時の制御レベルより
高く設定しであるので、電界効果トランジスタQ3のゲ
ート・ソース間電位は低くなり、制御巻線CT1dに流
れる電流値を制限する。このためインバータ15は、前
記予熱時の出力より低い、点灯時の所定の出力を生じる
調光回路21が動作すると調光信号によりトランジスタ
Q4オン動作し、電界効果トランジスタQ3のベース電
位を低下させ、制御巻線CTIdの電流値を減少させ、
インバータ15の出力を調光状態に対応した出力に制御
する。
なお、前述した予熱状態において、調光回路21を動作
させ、調光信号を出力しても、この調光信号はダイオー
ドD23によりトランジスタQ11を介してアースされ
るので、調光用のトランジスタQ4が動作することはな
い。したがって予熱状態で誤って調光回路21を動作さ
せても、インバータ15の出力が低下することはなく、
放電ランプFLを始動し、点灯させることができる。
すなわち、制御回路17は、2次電圧発生時と放電ラン
プFLの点灯の出力を変化させるもの、あるいは、異な
る値をあらかじめ別個に設定するもののいずれでもよい
〔発明の効果〕
以上のように請求項1記載の放電ランプ点灯装置によれ
ば、インバータの出力を制御する可飽和変流器の制御巻
線の出力側に、制御電流値を変化させる制御素子を設け
たので、放電ランプの始動前と始動後とで、制御電流値
を変化させることができ、設計の自由度が広がると共に
コストダウンが可能となり、応用設計も容易となる。
請求項2記載の放電ランプ点灯装置では、電界効果トラ
ンジスタのゲート電位を、調光回路の動作に従って調光
時は低下するようにしたので、全光・調光の切換えが少
ない部品で可能となり、電源電圧の変動に対する補償も
容易に行うことができる。
請求項3記載の放電ランプ点灯装置では、全光時には電
界効果トランジスタのゲート・ソース間電圧を、インバ
ータが全光状態の出力を生ずるように設定し、調光時に
は電界効果トランジスタのゲート電位が低下するように
構成されたので、電源電圧の変動に対して、反転回路等
を用いること無く、簡単な回路構成により確実に補償を
行うことができる。
請求項4記載の放電ランプ点灯装置では、放電ランプの
両端電圧の異常上昇を異常検出回路で検出し、スイッチ
ング素子をオン動作させ、バイアスを短絡させて、電界
効果トランジスタをオフ動作させるので、放電ランプの
異常を検出した場合、その検出回路からの供給電流が少
なくても確実に動作して、インバータの出力を低下させ
ることができる。
請求項5に記載の放電ランプ点灯装置では、点灯検出回
路により、放電ランプの点灯を検出し放電ランプの予熱
時に、点灯時とは別の予熱に適した制御レベルを制御素
子に与えるようにしたので、点灯時および予熱時のそれ
ぞれに対応した出力を行なうインバータ出力を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本発明の一実施例を示す回路図で、第1図
、第2図、第3図、第4図および第5図は請求項1記載
の発明の一実施例を示し、第6図は請求項2記載の発明
の一実施例を示し、第7図および第8図は請求項3記載
の発明の一実施例を示し、第9図は請求項4記載の発明
の一実施例を示し、第10図および第11図は請求項5
記載の発明の実施例を示している。 15・・インバータ、17・・制御回路、18・・点灯
検出回路、21・・調光回路、114 ・・切換回路を
構成するダイオード、CTI  ・・可飽和変流器、C
TId・・制御巻線、C10・・異常検出回路を構成す
るコンデンサ、Qll  ・・スイッチング素子として
のトランジスタ、Qll 、 XD16・・点灯検出回
路として機能するトランジスタおよびツェナダイオード
、PL・・放電ランプ、Q3・・制御素子であるトラン
ジスタ、電界効果トランジスタ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電圧をスイッチングするスイッチング素子を
    負荷回路に設けられた可飽和変流器の出力にてオン・オ
    フ制御してなるインバータによって放電ランプを付勢す
    る放電ランプ点灯装置において、 前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設けられ、この
    制御巻線に流れる電流を制御する制御素子と、 前記放電ランプが点灯状態になったことを検出する点灯
    検出回路と、 この点灯検出回路の検出信号に応じて、前記制御素子を
    制御することによって、前記放電ランプの始動前および
    始動後における制御巻線に流れる電流を異ならせる制御
    回路と を備えたことを特徴とする放電ランプ点灯 装置。
  2. (2)直流電圧をスイッチングするスイッチング素子を
    負荷回路に設けられた可飽和変流器の出力にてオン・オ
    フ制御してなるインバータによって放電ランプを付勢す
    る放電ランプ点灯装置において、 前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設けられ、この
    出力側に流れる電流を制御する制御素子として、ドレイ
    ン・ソース間が前記制御巻線の出力側に直列に設けられ
    、かつゲートおよびソースに前記直流電源電圧を基にし
    たバイアスが加わるように構成された電界効果トランジ
    スタを用いると共に、前記放電ランプを全光から調光に
    切換える調光回路を設け、 全光時には電界効果トランジスタのゲート・ソース間電
    圧を、前記インバータが全光状態の出力を生ずるように
    設定し、調光時には電界効果トランジスタのゲート電位
    が低下するように構成された ことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  3. (3)直流電圧をスイッチングするスイッチング素子を
    負荷回路に設けられた可飽和変流器の出力にてオン・オ
    フ制御してなるインバータによって放電ランプを付勢す
    る放電ランプ点灯装置において、 前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設けられ、この
    出力側に流れる電流を制御する制御素子を有し、この制
    御素子のバイアス端子の低電位側には前記直流電源電圧
    に基づく可変電圧を加えたことを特徴とする放電ランプ
    点灯装置。
  4. (4)直流電圧をスイッチングするスイッチング素子を
    負荷回路に設けられた可飽和変流器の出力にてオン・オ
    フ制御してなるインバータによって放電ランプを付勢す
    る放電ランプ点灯装置において、 前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設けられ、この
    制御巻線に流れる電流を制御する制御素子として、ドレ
    イン・ソース間が前記制御巻線の出力側に設けられた電
    界効果トランジスタを用いると共に、前記放電ランプの
    両端電圧の異常上昇を検出する異常検出回路を設け、さ
    らにオン動作により前記電界効果トランジスタのゲート
    に対するバイアスを短絡するスイッチング素子を設け、
    前記異常検出回路の動作出力により上記スイッチング素
    子をオン動作させ、前記電界効果トランジスタをオフ動
    作させるように構成した ことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
  5. (5)直流電圧をスイッチングするスイッチング素子を
    負荷回路に設けられた可飽和変流器の出力にてオン、オ
    フ制御してなるインバータによって放電ランプを付勢す
    る放電ランプ点灯装置において、 前記可飽和変流器の制御巻線の出力側に設けられ、この
    制御巻線に流れる電流を制御する制御素子を有し、この
    制御素子のバイアス端子の低電位側には前記直流電源電
    圧に基づく可変電圧を加えて、前記放電ランプ点灯時の
    インバータ出力を得る前記制御素子の制御レベルを設定
    すると共に、前記放電ランプが点灯状態になったことを
    検出する点灯検出回路を設け、この点灯検出回路の検出
    結果から、放電ランプが点灯前の予熱状態のときに前記
    制御レベルを切り離し、前記低電位側に予熱時に適した
    別の制御レベルを加える切換回路を設けた ことを特徴とする放電ランプ点灯装置。
JP26283590A 1990-09-29 1990-09-29 放電ランプ点灯装置 Pending JPH04141993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26283590A JPH04141993A (ja) 1990-09-29 1990-09-29 放電ランプ点灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26283590A JPH04141993A (ja) 1990-09-29 1990-09-29 放電ランプ点灯装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04141993A true JPH04141993A (ja) 1992-05-15

Family

ID=17381278

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26283590A Pending JPH04141993A (ja) 1990-09-29 1990-09-29 放電ランプ点灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04141993A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998038840A1 (fr) * 1997-02-28 1998-09-03 Toshiba Lighting & Technology Corporation Materiel d'eclairage et systeme d'eclairage a lampe a decharge
KR100375696B1 (ko) * 1999-07-26 2003-03-28 주식회사 레스텍 방전등용 안정기

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998038840A1 (fr) * 1997-02-28 1998-09-03 Toshiba Lighting & Technology Corporation Materiel d'eclairage et systeme d'eclairage a lampe a decharge
KR100375696B1 (ko) * 1999-07-26 2003-03-28 주식회사 레스텍 방전등용 안정기

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2200903C (en) Circuit arrangement for operating electric lamps, and an operating method for electric lamps
US3611021A (en) Control circuit for providing regulated current to lamp load
US7436124B2 (en) Voltage fed inverter for fluorescent lamps
US6479949B1 (en) Power regulation circuit for high frequency electronic ballast for ceramic metal halide lamp
EP0948245A2 (en) Dimmable ballast with complementary converter switches
JPH07101638B2 (ja) スイツチブリツジとして構成されたインバータを有する電子式補助スイツチング装置
KR970002289B1 (ko) 형광등 제어장치
US6867553B2 (en) Continuous mode voltage fed inverter
US6198231B1 (en) Circuit configuration for operating at least one discharge lamp
EP1001662A2 (en) Gas discharge lamp ballast with output voltage clamping circuit
JP3349150B2 (ja) スイッチングモード電源
US6281641B1 (en) Electronic ballast for one or more lamps
US6288500B1 (en) Circuit arrangement for detecting rectification of discharge lamps
JPH04141993A (ja) 放電ランプ点灯装置
EP2283704B1 (en) Voltage fed programmed start ballast
US5528117A (en) Electronic lamp ballast with driving frequency between load resonant frequencies
US6057648A (en) Gas discharge lamp ballast with piezoelectric transformer
US6674251B2 (en) Multiple discharge lamp ballast with equalizer voltage protection
US6150769A (en) Gas discharge lamp ballast with tapless feedback circuit
US5903110A (en) Igniting circuit operated by varying the impedance value of the controller
US5045758A (en) Solid state regulated power supply for luminescent lamp
US5075601A (en) Power supply dynamic load for traffic and pedestrian signal
JPH0521190A (ja) 放電灯点灯制御装置
JP2817137B2 (ja) 放電灯点灯装置
JP2868240B2 (ja) 放電灯点灯装置