JPH04138329A - 力平衡式圧力変換器 - Google Patents

力平衡式圧力変換器

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JPH04138329A
JPH04138329A JP26173390A JP26173390A JPH04138329A JP H04138329 A JPH04138329 A JP H04138329A JP 26173390 A JP26173390 A JP 26173390A JP 26173390 A JP26173390 A JP 26173390A JP H04138329 A JPH04138329 A JP H04138329A
Authority
JP
Japan
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pressure
force
current
proportional
magnetic
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Pending
Application number
JP26173390A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazushige Kobayashi
小林 一茲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Publication of JPH04138329A publication Critical patent/JPH04138329A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、測定すべき圧力を電気信号に変換する力平
衡式圧力変換器に関する。
(ロ)従来の技術 従来の力平衡式圧力変換器の原理構造を第4図に示して
いる。この圧力変換器では、測定すべき圧力PMが、薄
膜41に作用し、梃子゛42の左端42aを下方に押す
。その結果、梃子42の右端42bがわずかに上方に移
動し、位置検出器43の出力Eが変化する。増幅器44
は、この出力Eの変化を増幅し、出力電流■を増加させ
て、フォースモーク45に流れる電流が増加する。これ
によりフォースモーク45に発生する力は梃子46の右
端46bを押し上げるように働く。その結果、梃子46
の右端46aが下げられ、応じて梃子42の右端42b
も下方に引き戻される。そして梃子42は圧力PMによ
るモーメントとフォースモーク45によるモーメントが
等しくなった時に平衡する。フォースモーク45の発生
する力が電流Iに比例するならば、圧力PMと電流Iと
は比例することになる。つまり、力平衡により圧力は電
流に変換されることになる。なお、バネ49は、測定範
囲のゼロ点調整用の初圧を与える。また、47.48は
支点であり、梃子46の支点48を移動することにより
、平衡ループのフィードバック率を変化して、測定範囲
のレンジを調整する。
(ハ)発明が解決しようとする課題 上記した従来の力平衡式圧力変換器は、測定すべき圧力
を梃子機構などの機構部を通して取り出し、また第2の
既知の力を別途発生させて、それも梃子機構を介して伝
達し、それら2つの力を平衡させて測定値を求めるもの
であるから、変換器の特性は機構部の摩擦・ガタや力学
的負荷などの影響を受ける。これらは検出感度や精度を
低下させるだけでなく、平衡ループの時定数も大きくし
安定性を劣化させる欠点もあり、高性能を得るために、
高度な平衡機構部を必要とし、コストの上昇を招くとい
う問題があった。
この発明は、上記問題点に着目してなされたものであっ
て、非接触の力平衡を実現し、安価で高性能な力平衡式
圧力変換器を提供することを目的としている。
(ニ)課題を解決するための手段及び作用この発明の力
平衡式圧力変換器は、測定すべき圧力が加えられる磁性
流体と、この磁性流体に対して磁力を与え、その力が測
定すべき力を打ち消すような方向に設定される電磁石と
、測定すべき圧力と電磁石による力が平衡するように電
磁石に流れる電流を制御する電流制御部とを備えている
この力平衡式圧力変換器では、測定すべき圧力が磁性流
体に加えられると、この圧力と反対方向に電磁石による
力が加えられており、両者の力が打ち消し合う。今、圧
力の方が大きいと、これを打ち消し、平衡させるために
、電流制御部により、電磁石に流れる電流を大きくする
。これにより、電磁石の力と圧力が平衡すると、その時
の電流が圧力に応じた出力電流となる。
(ホ)実施例 以下、実施例により、この発明をさらに詳細に説明する
第1図は、この発明の一実施例を示す力平衡式圧力変換
器の構成図である。同図において、筒状のボディ1の上
端部と下端部に薄膜2.3が設けられ、薄膜2の上方は
被測定圧力PMを受ける受圧室4となっている。薄膜2
と3間のボディ1内には磁性流体5が収納されている。
ボディ1、薄膜2.3は非磁性体の材料で製作されてい
る。ボディ1の下端部の薄膜3が内部に位置するように
、方形リング状の磁芯6が設けられ、この磁芯6の、薄
膜3に対面する位置の辺にフィードバック用の線輪7が
巻回される他に、この磁芯6にはバイアス用の線輪8も
巻回されている。また薄膜3の下面に歪検出器9が設け
られ、この歪検出器9の検出出力に応じて電流制御を行
う電流制御用の増幅器10、この増幅器10と線輪7間
に接続される乗算器11、線輪7の分流用抵抗器12が
備えられている。
この圧力変換器において、測定すべき流体の圧力PMが
薄膜2に加えられると、この圧力が磁性流体5に伝達さ
れて圧力PLに置換される。この時の圧力PLは圧力P
Mに比例する。この圧力PLは薄膜3に作用し、力FL
を発生する。力FLは圧力PLに、したがってPMに比
例した大きさとなる。
一方J舐芯6と線輪7で構成する電磁石は、磁性流体5
を図の上方に吸引する。そのため、力FFが発生する。
この力FFは、力FLを打ち消す方向となる。この力F
Fは、電流IFに依存し、IFの2乗に比例する。薄膜
3に生じる歪は、2つの力の差(FL−FF)に比例す
るから、この歪を歪検出器9で検出し、この歪検出器9
と電流制御増幅器10とによって(FL−FF)がOと
なるように、電流IFを制御する。
力F Lは圧力PMに比例し、力FFは電流IFの2乗
に比例するから、この実施例のように構成した閉ループ
回路が平衡したときに、電流IFは圧力PMの平方根に
比例する。つまり圧力PMは電流IFに変換される。
なお、乗算器11によって、増幅器10の出力IOを2
乗してIFとすれば、IOはPMに比例し、リニア特性
の変換器となる。また、線輪8に流す電流IBによって
測定し、レンジのゼロ点を求めることができる。また、
分流用抵抗器12によって測定レンジの調整を行うこと
ができる。線輪7の巻数によっても測定レンジの大きさ
を変換することができる。
第2図は、第1図の実施例とは異なる他の受圧部側を示
した断面図である。この受圧部では第1図の受圧部の薄
膜2に代えて、ピストン21を備え、磁性流体5に圧力
を伝達する。この実施例受圧部において、ピストン21
を永久磁石とするが、ボディ1のA部を磁化しておくと
、磁性流体5は、この部分にも吸引されるから、圧力変
換器の回路部の電源断でフィードバンクが行われない場
合でも、ピストン21とボディ1の隙間から磁性流体5
が漏れ出すのを防止できる。この実施例ではピストン2
1の断面積と薄膜3の断面積の比を適当に選ぶことによ
って、同一の磁力平衡部を用いても、大幅に測定レンジ
の変更を行うことができる。
第3図は、この発明の他の実施例の構成を示す図であり
、この実施例は、絞り機構の差圧を測定して流量を知る
流量計用の差圧変換器に適用したものである。この差圧
変換器は、非磁性材料のパイプ1に磁性流体5を入れ、
その両端に絞りの上流側及び下流側の圧力PMI、PM
2を導入している。また、パイプ1に入れた磁性流体5
を鉄心とし、1次線輪り8.2次線輪り、からなる差動
トランス32が設けられ、さらにパイプlの上方にコ字
形の磁芯6が設けられ、この磁芯6に線輪7が巻回され
ている。この磁芯6と線輪7で電磁石が構成されている
。差動トランス32の1次コイルLSに交流電源31が
接続され、2次コイルし、には、増幅器10が接続され
、増幅器1oより線輪7に出力電流IOが流されるよう
になっている。
この実施例差圧変換器において、いま、差圧DP=PM
1−PM2が増加すると磁性流体5は差圧DPに比例す
る力を受け、図の右方に移動する。
その結果差動トランス32の2次側に不平衡電圧が発生
する。増幅器10は、この不平衡分を増幅して線輪7に
流れる直流電流IOを増加させる。
この線輪7に流れる電流■0と磁芯6とで構成する磁石
による力FFは、磁性流体5を図の左方に引き戻すよう
に働く。この力FFと差圧DPによる力とは等しいとき
、この系は平衡する。磁力FFは電流IOの2乗に比例
し、差圧DPは流量の2乗に比例するから、電流■0は
流量に比例する。
したがって、この差圧変換器を用いると、一般の差圧変
換器の場合に必要な開平演算器を用いることなく、流量
に正比例した信号を得ることができる。
(へ)発明の効果 この発明によれば、磁性流体に加えられる測定すべき圧
力と、磁性流体に加えられる電磁石の磁力を非接触で力
平衡させるものであるから、■平衡機構に梃子機構など
の摩擦・ガタがなく、力学的負荷も小さくできるので、
高感度・高精度が得られる。
■平衡ループの時定数は、例えば第1図の実施例の場合
、薄膜3の弾性係数と磁性流体5の質量によって定まる
から、従来技術ムこよるものでは不可欠な梃子機構など
のモーメントオブイナーシャなどによる付加時定数がな
い。したがって従来のものより時定数を小さくすること
ができるので、平衡系の安定性及び即応性が向上する。
すなわち、変換器の時定数が短くなり、高速な応答を実
現できる。
■同一の力平衡構造・寸法であっても、フィードバック
用の線輪の巻数を変更選択することにより、用途に応じ
検出感度を広い範囲に選ぶことができる。
■この発明を絞り機構による流量測定の差圧変換器に適
用した場合、開、平演算器を用いることなく流量比例特
性の出力が直接得られる。
■機構が簡単なので、コスト低減が図れる。
等の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す力平衡式圧力変換
器の構成図、第2図は、同力平衡式圧力変換器の受圧部
の他の例を示す断面図、第3図は、この発明の他の実施
例を示す力平衡式差圧変換器の構成図、第4図は、従来
の力平衡式圧力変換器の構成図である。 ■:ボディ、      2・3:薄膜、5:磁性流体
、    6:磁芯、 7:線輪、      9:歪検出器、10:増幅器、
     21:ピストン、31:交流電源、 32:差動トランス。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)測定すべき圧力が加えられる磁性流体と、この磁
    性流体に対して磁力を与え、その力が測定すべき力を打
    ち消すような方向に設定される電磁石と、測定すべき圧
    力と電磁石による力が平衡するように電磁石に流れる電
    流を制御する電流制御部とを備え、非接触の磁力で力平
    衡を行うようにしたことを特徴とする力平衡式変換器。
JP26173390A 1990-09-29 1990-09-29 力平衡式圧力変換器 Pending JPH04138329A (ja)

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JP26173390A JPH04138329A (ja) 1990-09-29 1990-09-29 力平衡式圧力変換器

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JP26173390A JPH04138329A (ja) 1990-09-29 1990-09-29 力平衡式圧力変換器

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JPH04138329A true JPH04138329A (ja) 1992-05-12

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JP26173390A Pending JPH04138329A (ja) 1990-09-29 1990-09-29 力平衡式圧力変換器

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JP (1) JPH04138329A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015505363A (ja) * 2011-12-06 2015-02-19 ローズマウント インコーポレイテッド 強磁性流体を充填流体に用いた圧力伝送器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015505363A (ja) * 2011-12-06 2015-02-19 ローズマウント インコーポレイテッド 強磁性流体を充填流体に用いた圧力伝送器

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