JPH04137582U - テープカートリツジ - Google Patents

テープカートリツジ

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Publication number
JPH04137582U
JPH04137582U JP5229491U JP5229491U JPH04137582U JP H04137582 U JPH04137582 U JP H04137582U JP 5229491 U JP5229491 U JP 5229491U JP 5229491 U JP5229491 U JP 5229491U JP H04137582 U JPH04137582 U JP H04137582U
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JP
Japan
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pasting area
body case
main body
title label
tape cartridge
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Pending
Application number
JP5229491U
Other languages
English (en)
Inventor
伸一 加賀野
仁史 芝
Original Assignee
日立マクセル株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日立マクセル株式会社 filed Critical 日立マクセル株式会社
Priority to JP5229491U priority Critical patent/JPH04137582U/ja
Publication of JPH04137582U publication Critical patent/JPH04137582U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース成形時の樹脂の流動性およびタイトル
ラベルの剥離性を確保しながらタイトルラベルの貼りず
れ防止を図る。 【構成】 本体ケース1の外面にタイトルラベル4の貼
付領域面5を凹設する。貼付領域面5の長手方向の両端
5a・5aと、本体ケース1の外面1aとを傾斜面6で
つなぐ。これにより貼付領域面5と傾斜面6の交わる所
に境界線9をつくる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はオーディオやビデオのテープカートリッジに係り、より詳しくは本体 ケース外面に貼付されるタイトルラベルの貼付領域箇所の形状を改良したもので ある。
【0002】
【従来の技術】
この種のテープカートリッジでは、図4に示すように本体ケース1の外面に帯 状のタイトルラベル4の貼付領域面5を凹設している。 かかる貼付領域面5は本体ケース1の外面に段落ち状に形成されているので、 本体ケース成形品の肉厚が急変することで樹脂の流動性が低下したり、タイトル ラベル4の貼り替えに際しそのラベル端がつかみにくくて剥がし難いなどの問題 がある。 そこで従来は貼付領域面5の長手方向の両端と本体ケース1の外面1aとを比 較大きいアールRでつないでいた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記のように貼付領域面5の長手方向両端の隅がアールRをつけた湾 曲面に形成されていると、貼付領域面5の長手方向の端位置が不明確になる。そ のため、タイトルラベル4がその長手方向に位置ずれ状態で貼付されやすく、外 観が悪くなり、タイトルラベル4をずれないように貼るのが容易でなかった。
【0004】 本考案の目的は、タイトルラベルの貼付領域面に形状的な改善を加えることに より、本体ケース成形時の樹脂の流動性およびタイトルラベルの剥離性を確保し ながら、タイトルラベルを長手方向に位置ずれなく容易に貼付できるようにする にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案のテープカートリッジでは、図1に例示するように、タイトルラベル4 の貼付領域面5の、少なくとも長手方向一端5aと、本体ケース1の外面1aと を傾斜面6でつないだものである。 上記傾斜面6は鏡面にし、貼付領域面5を梨地などのつや消し面に形成できる 。また傾斜面6に凹または凸の位置指示点7を設けることができる。
【0006】
【考案の効果】
貼付領域面5と傾斜面6の交わる所には、貼付領域面5の端位置を明確にする 境界線9ができる。従って、この境界線9を目安にしてタイトルラベル4をその 長手方向に位置ずれなく貼付できる。貼付領域面5を梨地などのつや消し面に形 成し、傾斜面6を鏡面にすることにより、貼付領域面5の端位置はより明確にな る。傾斜面6に凹または凸の位置指示点7を設けることによっても、貼付領域面 5の端位置はより明確になる。 本体ケース1の外面1aと貼付領域面5とが傾斜面6でつながれているので、 本体ケース1の成形時に樹脂の流れが良好になり、成形性を向上できる。 またタイトルラベル4の端がつかみ易くて剥がし易くなる。
【0007】
【実施例】
図面は本考案をフィリップス型のテープカートリッジに適用した一実施例を示 す。 図1および図2において、これのプラスチック製の本体ケース1の内部にはテ ープ2が巻かれるハブ3を収納している。本体ケース1の外面1aの一部に、記 録内容を書き込む帯状のタイトルラベル4を貼付するための貼付領域面5が凹設 されている。 この貼付領域面5の深さdは、タイトルラベル4の厚みよりも少し大きい寸法 に、また貼付領域面5の幅wはタイトルラベル4の幅とほぼ同等または少し大き 目に、貼付領域面5の長手方向長さLはタイトルラベル4の長さとほぼ同等また は少し短か目にそれぞれ設定してある。
【0008】 貼付領域面5の長手方向の両端5a・5aと本体ケース1の外面1aとは、外 拡がり状の傾斜面6でつないだ形に形成した。傾斜面6は貼付領域面5の長手方 向の一端5aのみに形成し、他端5aは本体ケース1の外面1aと直壁面でつな いでもよい。 このように貼付領域面5の少なくとも一端5a側に傾斜面6を形成すると、本 体ケース1の成形時に樹脂の流れが良好となる。 また、貼付領域面5と傾斜面6の交わる所(入隅)に境界線9ができるので、 タイトルラベル4を貼付する時はその境界線9にタイトルラベル4の端が揃うよ うに貼付することにより、該ラベル4を長手方向に位置ずれなく貼付することが できる。
【0009】 貼付領域面5は梨地あるいは微細な凹凸をつけてタイトルラベル4を再剥離し やすくし、これに対し傾斜面6はそのような梨地などのつや消し面とは異なって 鏡面に仕上げることにより、貼付領域面5の端位置をより明確にすることができ る。
【0010】 貼付領域面5の端位置をより明確にするために、図3に示すように傾斜面6に 凹または凸の位置指示点7を設けることもできる。この場合その位置指示点7と してはA・B面表示を兼ねるマークであってもよい。 なお、貼付領域面5は図示例のごとく本体ケース1の上壁の表面に限られず、 ビデオのテープカートリッジのごとくその背面壁の外面に設けるものにも同様に 適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2におけるA−A線拡大断面図である。
【図2】全体の平面図である。
【図3】他の実施例を示す断面図である。
【図4】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース 1a 本体ケースの外面 2 テープ 4 タイトルラベル 5 貼付領域面 5a 貼付領域面の端 6 傾斜面 7 位置指示点

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ケース1の外面の一部に帯状のタイ
    トルラベル4が貼付される貼付領域面5が凹設されてい
    るテープカートリッジにおいて、貼付領域面5の、少な
    くともタイトルラベル4の長手方向一端に対応する一端
    5aと、本体ケース1の外面1aとを傾斜面6でつない
    だことを特徴とするテープカートリッジ。
  2. 【請求項2】 貼付領域面5をつや消し状に形成し、傾
    斜面6を鏡面に形成した請求項1記載のテープカートリ
    ッジ。
  3. 【請求項3】 傾斜面6に凹または凸の位置指示点7を
    設けた請求項1記載のテープカートリッジ。
JP5229491U 1991-06-10 1991-06-10 テープカートリツジ Pending JPH04137582U (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756383B2 (ja) * 1980-02-29 1982-11-29
JPH0242272B2 (ja) * 1983-06-23 1990-09-21
JPH03108175A (ja) * 1989-09-22 1991-05-08 Hitachi Maxell Ltd デイスクカートリツジ

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5756383B2 (ja) * 1980-02-29 1982-11-29
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JPH03108175A (ja) * 1989-09-22 1991-05-08 Hitachi Maxell Ltd デイスクカートリツジ

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A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970722