JPH04137271U - 発電機付き放流バルブ - Google Patents

発電機付き放流バルブ

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JPH04137271U
JPH04137271U JP1991044857U JP4485791U JPH04137271U JP H04137271 U JPH04137271 U JP H04137271U JP 1991044857 U JP1991044857 U JP 1991044857U JP 4485791 U JP4485791 U JP 4485791U JP H04137271 U JPH04137271 U JP H04137271U
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JP
Japan
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discharge valve
discharge
generator
opening
opened
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Application number
JP1991044857U
Other languages
English (en)
Inventor
博史 松村
Original Assignee
株式会社クボタ
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Publication date
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20—Hydro energy

Landscapes

  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 放流バルブ２を備えた放流通路１において、
放流バルブ２を開弁した場合に生じる水の流下エネルギ
ーを利用して発電する。 【構成】 放流バルブ２によって開閉される開口１Ａを
形成した放流通路１内に、発電機５の回転軸５Ａに取り
付けられた回転体（プロペラ）６を配置している。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案は、ダムなどの放流設備における放流通路に適用される発電機付き放流 バルブに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、図２に示すような、たとえば、ダムなどの放流設備における放流通 路１の開口１Ａは、放流通路１に外嵌した放流バルブ２を上下方向に移動させる ことによって開閉され、放流バルブ２の開度によって放水量を設定するようにし ている。
【０００３】 ところで、従来の放流バルブ２を備えた放流設備では、放流バルブ２の開弁時 において水のエネルギーを利用することなく流下させて放流しているため、エネ ルギーロスの大きい無駄がある。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、放流バルブの開弁時において生じる水の流下エネ ルギーを利用することなく放流しているため、エネルギーのロスが大きい無駄を 有している点である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本考案は、放流バルブによって開閉される開口を形成した放流通路内に、発電 機の回転軸に取り付けられて前記放流通路を通る放流水によって回転させられる 回転体が配置されていることを特徴とするものである。
【０００６】
【作用】
本考案によれば、放流バルブの開弁によって放流通路内の水を開口から放流さ せることにより、回転体および発電機の回転軸を回転させて発電することができ る。また、発電機の出力は、放流バルブの開度を調整することによって任意に設 定することができる。
【０００７】
【実施例】
図１は、本考案に係る発電機付き放流バルブの一実施例を示す縦断面図であり 、この図において、放流通路１の下端部に開口１Ａが形成されている。この開口 １Ａは、放流通路１に外嵌した放流バルブ２の上下移動によって開閉される。放 流バルブ２は、ステム３，３を介して図示されていない放流バルブ開閉機構に連 結されている。放流通路１の開口１Ａの内側には、放流通路１と同心にコーンス リーブ４が配置されており、このコーンスリーブ４の内部に発電機５が液密に格 納されている。発電機５の回転軸５Ａは、コーンスリーブ４の頂部を液密、かつ 回転自在に貫通して、放流通路１内に垂直に延出され、その先端部にプロペラ６ が取付けられている。また、回転軸５Ａは、放射状のリブ７を介して放流通路１ に取付けられたスリーブ８によって回転時に芯振れしないように保持されている 。
【０００８】 このような構成であれば、放流バルブ１を開弁して放流通路１内の水を開口１ Ａから放流することにより、プロペラ６および発電機５の回転軸５Ａを回転させ て発電することができる。つまり、放流バルブ２の開弁時において生じる水の流 下エネルギーを利用して、プロペラ６および発電機５の回転軸５Ａを回転させて 発電することができる。そのために、従来のようなエネルギーロスが大きい無駄 を生じない。しかも、発電設備の別途設置が省略されるので放流設備の簡素化を 図ることができるとともに、放流バルブ２の付加価値を向上させることができる 。また、放流バルブ２の開度調整によって発電機５の出力を任意に設定すること ができるので実用上きわめて便利である。
【０００９】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の発電機付き放流バルブは、きわめて簡単な構造 によって放流バルブの開弁時において生じる水の流下エネルギーを有効に利用し て発電できるようにしているので、従来のようなエネルギーロスが大きい無駄を 生じない。しかも、発電設備の別途設置を省略できるから、放流設備の簡素化を 図れるとともに、放流バルブの付加価値を向上させることができ、さらに、放流 バルブの開度調整によって発電機の出力を任意に設定することができるなどの利 点がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係る発電機付き放流バルブの一実施例
を示す縦断面図である。
【図２】放流バルブの従来例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
１ 放流通路 １Ａ 開口 ２ 放流バルブ ５ 発電機 ５Ａ 発電機の回転軸 ６ プロペラ（回転体）

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】 放流バルブによって開閉される開口を形
    成した放流通路内に、発電機の回転軸に取り付けられて
    前記放流通路を通る放流水によって回転させられる回転
    体が配置されていることを特徴とする発電機付き放流バ
    ルブ。
JP1991044857U 1991-06-14 1991-06-14 発電機付き放流バルブ Pending JPH04137271U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544159A (ja) * 2005-07-08 2008-12-04 アロイス・ヴォベン 水力発電設備用のタービン

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008544159A (ja) * 2005-07-08 2008-12-04 アロイス・ヴォベン 水力発電設備用のタービン
JP2011102592A (ja) * 2005-07-08 2011-05-26 Wobben Aloys 水力発電設備用のタービン
US8294291B2 (en) 2005-07-08 2012-10-23 Aloys Wobben Turbine for a hydroelectric power station

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