JPH04135475A - たばこフィルター - Google Patents
たばこフィルターInfo
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- JPH04135475A JPH04135475A JP25542590A JP25542590A JPH04135475A JP H04135475 A JPH04135475 A JP H04135475A JP 25542590 A JP25542590 A JP 25542590A JP 25542590 A JP25542590 A JP 25542590A JP H04135475 A JPH04135475 A JP H04135475A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はシガレットに接続されるフィルターに関し、こ
こでフィルターという用語には、濾過機能を有するもの
の他、濾過機能を有しないマウスピースが含まれる。
こでフィルターという用語には、濾過機能を有するもの
の他、濾過機能を有しないマウスピースが含まれる。
[従来の技術]
通常のシガレットフィルターは、セルロースジアセテー
トなどの繊維濾過月を巻取紙を用いて円筒状に成型して
ロッドとなし、たばこ巻との接続には、チップペーパー
が使用される。近年では、フィルター吸口端を通過する
煙成分量を低減する為に、通気性のある巻取紙と、静電
気、レーザ等で開孔したチップペーパーとを組合わせた
開孔フィルターを用い、フィルター側面から空気を流入
させる手段が多用されている。このような開孔フィルタ
ーでは、吸口端においてフィルター周辺部から流入空気
が、中央部からたばこ煙が喫煙者の口腔内に導入される
。
トなどの繊維濾過月を巻取紙を用いて円筒状に成型して
ロッドとなし、たばこ巻との接続には、チップペーパー
が使用される。近年では、フィルター吸口端を通過する
煙成分量を低減する為に、通気性のある巻取紙と、静電
気、レーザ等で開孔したチップペーパーとを組合わせた
開孔フィルターを用い、フィルター側面から空気を流入
させる手段が多用されている。このような開孔フィルタ
ーでは、吸口端においてフィルター周辺部から流入空気
が、中央部からたばこ煙が喫煙者の口腔内に導入される
。
[発明が解決しようとする課題]
このようなたばこ煙が中心部に集中する流れにおいては
、フィルタ一部におけるcoの拡散か少なく、しかも喫
味上、香味か薄れ、渋みが増加し、煙の柔らかさが欠け
るという欠点を有していた。
、フィルタ一部におけるcoの拡散か少なく、しかも喫
味上、香味か薄れ、渋みが増加し、煙の柔らかさが欠け
るという欠点を有していた。
[課題を解決する為の手段]
上記目的を達成する本発明に係るたばこフィルターにあ
っては、フィルターの中心軸近傍へ空気を導入する為の
半径方向空気導入孔を有することを特徴とする。
っては、フィルターの中心軸近傍へ空気を導入する為の
半径方向空気導入孔を有することを特徴とする。
また本発明に係る他のたばこフィルターにあっては、中
心軸に沿って設けられ且つたばこ刻み側端部を閉じられ
た通気部と、上記通気部に連通ずる空気導入部と、上記
通気部の周囲に設けられた煙流通部とを具備することを
特徴とする。
心軸に沿って設けられ且つたばこ刻み側端部を閉じられ
た通気部と、上記通気部に連通ずる空気導入部と、上記
通気部の周囲に設けられた煙流通部とを具備することを
特徴とする。
[作 用コ
上記構成により本発明たばこフィルターにあっては、空
気導入孔からフィルターの中心に空気が取込まれ、吸口
端中央部から空気が喫煙者の口腔内に導入される。空気
導入孔と連通ずる通気孔がフィルターの中心軸に沿って
吸口端まで延びる構造では、フィルダー中心に導入され
た空気と、たばこ煙とが相互拡散混合することなく喫煙
者の口腔内に導入される。この為、従来と異なる香喫味
効果を有するフィルターが提供できる。
気導入孔からフィルターの中心に空気が取込まれ、吸口
端中央部から空気が喫煙者の口腔内に導入される。空気
導入孔と連通ずる通気孔がフィルターの中心軸に沿って
吸口端まで延びる構造では、フィルダー中心に導入され
た空気と、たばこ煙とが相互拡散混合することなく喫煙
者の口腔内に導入される。この為、従来と異なる香喫味
効果を有するフィルターが提供できる。
[実施例コ
第1図は本発明に係るたばこフィルターの第1実施例の
縦断側面図、第2図はその正面図、第3図はその斜視図
である。
縦断側面図、第2図はその正面図、第3図はその斜視図
である。
本フィルターは円筒状で、たばこ本体側に位置する耐熱
性合成樹脂製の成型体12と、吸口端側に位置する繊維
束或いは不織布等からなる濾過体32とからなる。成型
体12及び濾過体32は公知の態様で巻取紙10で巻か
れ、一体的に連結される。
性合成樹脂製の成型体12と、吸口端側に位置する繊維
束或いは不織布等からなる濾過体32とからなる。成型
体12及び濾過体32は公知の態様で巻取紙10で巻か
れ、一体的に連結される。
成型体12には、外筒14と内筒16とが同心円状に形
成され、両筒]4、]6は3つの放射状仕切壁18によ
って接続される。内筒16内には、通気孔22が形成さ
れる。通気孔22は、濾過体32側が開放される一方、
たばこ本体との隣接部が円板状の邪魔板24によって閉
鎖される。また各仕切壁18には、外筒14の外部と通
気孔22とを連通させる放射状の空気導入孔26が穿設
される。
成され、両筒]4、]6は3つの放射状仕切壁18によ
って接続される。内筒16内には、通気孔22が形成さ
れる。通気孔22は、濾過体32側が開放される一方、
たばこ本体との隣接部が円板状の邪魔板24によって閉
鎖される。また各仕切壁18には、外筒14の外部と通
気孔22とを連通させる放射状の空気導入孔26が穿設
される。
成型体]2の外筒14内面、内筒16外面、及び仕切壁
18によって、3つの通煙孔28が形成される。通煙孔
28は成型体12の軸方向に貫通し、即ち、軸方向両側
が開放される。
18によって、3つの通煙孔28が形成される。通煙孔
28は成型体12の軸方向に貫通し、即ち、軸方向両側
が開放される。
濾過体32には、アセテート、パルプ、紙、PP若しく
はポリエステルのような合成繊維等からなるトウ(繊維
束)、或いは不織布等が使用される。またアセテートに
対するトリアセチンのような可塑剤、或いはバインダが
選択的に使用可能となる。
はポリエステルのような合成繊維等からなるトウ(繊維
束)、或いは不織布等が使用される。またアセテートに
対するトリアセチンのような可塑剤、或いはバインダが
選択的に使用可能となる。
巻取紙10は、通気性の高い紙の使用が望ましく、好ま
しい通気度は10000コレスタ(ml/cm2・mi
n ・10cmH20)以上である。
しい通気度は10000コレスタ(ml/cm2・mi
n ・10cmH20)以上である。
本発明フィルターは、巻取紙1oを使用しないノンラッ
プタイプとすることも可能で、この場合、成型体12と
濾過体32とは、たばこ本体と本フィルターとを連結す
るチップペーパー5を利用シて接続される。
プタイプとすることも可能で、この場合、成型体12と
濾過体32とは、たばこ本体と本フィルターとを連結す
るチップペーパー5を利用シて接続される。
上記チップペーパー5には、成型体12の空気導入孔2
6に対応して、開孔6が形成され、これは、比較的多孔
性の紙で、通気度が150コレスタ以下が望ましい。ま
た、通気性のない紙に開孔したチップペーパーを使用す
ることも可能である。
6に対応して、開孔6が形成され、これは、比較的多孔
性の紙で、通気度が150コレスタ以下が望ましい。ま
た、通気性のない紙に開孔したチップペーパーを使用す
ることも可能である。
上記第1実施例の構造のフィルターによれば、喫煙時に
、たばこ煙は邪魔板24により周辺部方向へ逸らされる
と共に、通煙孔28を通り、濾過体32周辺部に導入さ
れる。他方、放射状導入孔26から空気が取込まれ、こ
れは通気孔22を通り、濾過体32中央部に導入される
。
、たばこ煙は邪魔板24により周辺部方向へ逸らされる
と共に、通煙孔28を通り、濾過体32周辺部に導入さ
れる。他方、放射状導入孔26から空気が取込まれ、こ
れは通気孔22を通り、濾過体32中央部に導入される
。
濾過体32内において、上記導入たばこ煙及び空気は相
互に幾分拡散混合される。しがし、たばこ煙は主に濾過
体32周辺部近傍を通過し、ここてチップペーパー5及
び巻取紙10を通して新たに外部から取込まれた幾分か
の空気と混合される。
互に幾分拡散混合される。しがし、たばこ煙は主に濾過
体32周辺部近傍を通過し、ここてチップペーパー5及
び巻取紙10を通して新たに外部から取込まれた幾分か
の空気と混合される。
また通気孔22からの空気は主に濾過体32中央部をそ
のまま通過する。
のまま通過する。
従って、吸口端34においては、周辺部がら主にたばこ
煙が、中央部から主に空気が喫煙者の口腔内に導入され
る。このような位置関係のたばこ煙と空気との組合わせ
は従来のフィルターでは得られないものであり、これは
従来にない新たな喫味を喫煙者に与える。
煙が、中央部から主に空気が喫煙者の口腔内に導入され
る。このような位置関係のたばこ煙と空気との組合わせ
は従来のフィルターでは得られないものであり、これは
従来にない新たな喫味を喫煙者に与える。
また、たばこ煙が濾過体32の周辺部を通過する為、通
常のフィルターと比較して、煙中のc。
常のフィルターと比較して、煙中のc。
の外部への拡散効果が大きくなる。この拡散効果を得る
為、上述のような、通気性の優れた巻取紙10(省略可
能)、チップペーパー5の使用が望ましいものとなる。
為、上述のような、通気性の優れた巻取紙10(省略可
能)、チップペーパー5の使用が望ましいものとなる。
また、たばこ煙か濾過祠を通過する断面積は、通常のフ
ィルターに比べて小さくなるが、流入空気がある為、煙
の通過速度は高くならず、従って、タール、ニコチン等
の濾過率は低下しない。
ィルターに比べて小さくなるが、流入空気がある為、煙
の通過速度は高くならず、従って、タール、ニコチン等
の濾過率は低下しない。
第4図は本発明に係るたばこフィルターの第2実施例の
縦断側面図、第5図はその正面図である。
縦断側面図、第5図はその正面図である。
このフィルターは、たばこ本体側の第1実施例と同一の
成型体12と、吸口端側の第1実施例とは幾分異なった
濾過体32aとからなる。成型体12及び濾過体32a
もまた巻取紙10で一体的に巻かれる。
成型体12と、吸口端側の第1実施例とは幾分異なった
濾過体32aとからなる。成型体12及び濾過体32a
もまた巻取紙10で一体的に巻かれる。
濾過体32aは、円筒状に形成された濾過相部36と、
この軸方向中心に挿入された合成樹脂製などの空気不透
過性のチューブ38とを有する。
この軸方向中心に挿入された合成樹脂製などの空気不透
過性のチューブ38とを有する。
濾過材部36は、所定の繊維束等の、第1実施例の濾過
体32の材料と同一の材料からなる。チューブ38は貫
通通気孔39を形成し、これは成型体12の通気孔22
と整一する。
体32の材料と同一の材料からなる。チューブ38は貫
通通気孔39を形成し、これは成型体12の通気孔22
と整一する。
上記第2実施例の構造のフィルターによれば、濾過体3
2a内において、通煙孔28からのたばこ煙はそのまま
濾過材部36を通過し、また通気孔24からの空気はそ
のまま通気孔39を通過する。即ち、たばこ煙と中心部
の空気とが相互に拡散混合されることかない。この為、
吸口端34から得られる周辺部のたばこ煙と中心部の空
気との分離が明確となり、第1実施例と同じ〈従来にな
い喫味を喫煙者に与える。また、たばこ煙は濾過体32
a周辺部のみで送気され、貫通通気孔を通る希釈空気と
の混合拡散がない為、COの外部への拡散効果がより高
くなる。
2a内において、通煙孔28からのたばこ煙はそのまま
濾過材部36を通過し、また通気孔24からの空気はそ
のまま通気孔39を通過する。即ち、たばこ煙と中心部
の空気とが相互に拡散混合されることかない。この為、
吸口端34から得られる周辺部のたばこ煙と中心部の空
気との分離が明確となり、第1実施例と同じ〈従来にな
い喫味を喫煙者に与える。また、たばこ煙は濾過体32
a周辺部のみで送気され、貫通通気孔を通る希釈空気と
の混合拡散がない為、COの外部への拡散効果がより高
くなる。
第6図は本発明に係るたばこフィルターの第3実施例の
縦断側面図、第7図はその正面図である。
縦断側面図、第7図はその正面図である。
このフィルターは、第1実施例の濾過体32の材料と同
一の材料からなる1つの濾過体42によって構成される
。たばこ本体側には、濾過体42の中心軸近傍へ空気を
導入する為の半径方向空気導入孔44が形成される。こ
の孔44は、レーザ若しくは或いは加熱針によって濾過
体42中心部まで穿孔するか、合成樹脂製細管を強制的
に濾過体42中心部まで挿入配設することによって形成
可能となる。
一の材料からなる1つの濾過体42によって構成される
。たばこ本体側には、濾過体42の中心軸近傍へ空気を
導入する為の半径方向空気導入孔44が形成される。こ
の孔44は、レーザ若しくは或いは加熱針によって濾過
体42中心部まで穿孔するか、合成樹脂製細管を強制的
に濾過体42中心部まで挿入配設することによって形成
可能となる。
上記第3実施例の構造のフィルターは、第1実施例と同
じく吸口端34においては、周辺部から主にたばこの煙
が、中央部から主に空気が喫煙者の口腔内に導入される
。この実施例のフィルターの利点は、特に構造が簡単で
安価に形成できることである。
じく吸口端34においては、周辺部から主にたばこの煙
が、中央部から主に空気が喫煙者の口腔内に導入される
。この実施例のフィルターの利点は、特に構造が簡単で
安価に形成できることである。
第8図は本発明に係るたばこフィルターの第4実施例の
側面図、第9図はその正面図である。
側面図、第9図はその正面図である。
このフィルターは、一体成型の耐熱合成樹脂製成型体6
2からなり、この周囲にチップペーパー5が直接巻回さ
れる。成型体62には、円筒状の中央縮径部64の両側
に、即ち、たばこ本体側及び吸口端34側に、夫々円筒
状の第]拡径部66及び第2拡径部68が形成される。
2からなり、この周囲にチップペーパー5が直接巻回さ
れる。成型体62には、円筒状の中央縮径部64の両側
に、即ち、たばこ本体側及び吸口端34側に、夫々円筒
状の第]拡径部66及び第2拡径部68が形成される。
成型体62の中心軸に沿って通気孔72が形成され、こ
れは、吸口端34側が開放される一方、たばこ本体との
隣接部が円板状の邪魔板74によって閉鎖される。また
拡径部66には、フィルター外部と通気孔72とを連通
させる半径方向空気導入孔76が180°間隔で2箇所
に穿設される。
れは、吸口端34側が開放される一方、たばこ本体との
隣接部が円板状の邪魔板74によって閉鎖される。また
拡径部66には、フィルター外部と通気孔72とを連通
させる半径方向空気導入孔76が180°間隔で2箇所
に穿設される。
第1拡径部66には、縮径部64の外周面を越えた位置
に、軸方向に延びる4つの貫通孔78が等間隔で穿設さ
れる。また第2拡径部68にも、貫通孔78と同し半径
方向位置に貫通孔82が穿設される。
に、軸方向に延びる4つの貫通孔78が等間隔で穿設さ
れる。また第2拡径部68にも、貫通孔78と同し半径
方向位置に貫通孔82が穿設される。
上記第4実施例の構造のフィルターによれば、たばこ煙
は、邪魔板74により周辺部方向へ逸らされ、孔78、
縮径部64とチップペーパー5との間の空間、孔82を
通り、吸口端34の周辺部に至る。また他方、導入孔7
6から空気が取込まれ、これは通気孔72を通り、吸口
端34の中央部に至る。
は、邪魔板74により周辺部方向へ逸らされ、孔78、
縮径部64とチップペーパー5との間の空間、孔82を
通り、吸口端34の周辺部に至る。また他方、導入孔7
6から空気が取込まれ、これは通気孔72を通り、吸口
端34の中央部に至る。
この実施例では、たばこ煙は濾過祠を通過しない為、た
ばこ煙中のタール、ニコチン等は濾過されない。しかし
、たばこ煙がチップペーパー5に隣接する周辺部を通過
する為、煙中のCoは外部へ拡散する。吸口端34には
、濾過されていない周辺部のたばこ煙と中央部の空気と
が完全に分離された状態で導入される為、その喫味は上
記各実施例と同じ〈従来にないものとなる。
ばこ煙中のタール、ニコチン等は濾過されない。しかし
、たばこ煙がチップペーパー5に隣接する周辺部を通過
する為、煙中のCoは外部へ拡散する。吸口端34には
、濾過されていない周辺部のたばこ煙と中央部の空気と
が完全に分離された状態で導入される為、その喫味は上
記各実施例と同じ〈従来にないものとなる。
CO星の測定及び香喫味
以上のような実施例に従って作成したフィルターをたば
こ巻と接続し、香喫味及びフィルター通過後のたばこ煙
中CO量を調査して一般的な開孔フィルター(対照品)
と比較した。COmの測定結果は表1に示した。
こ巻と接続し、香喫味及びフィルター通過後のたばこ煙
中CO量を調査して一般的な開孔フィルター(対照品)
と比較した。COmの測定結果は表1に示した。
なお、たばこ巻には市販のフィルター付きシガレットか
らフィルタ一部を取り除いたものを使用した。また実施
例]及び2では、成形体に合成樹脂製で長さ10Ill
■、空気導入孔直径1mm、通気孔内径3III11に
加工したものを使用し、濾過体には、長さ30ml11
のアセテートフィルター(3Y/36000 )を通気
度10000コレスタのフィルター巻取紙で巻いたもの
を使用した。たばこ巻と成形体と濾過体との接続は、通
気度100コレスタの多孔性チップペーパーを用いて行
い、表1に示す所定の空気流入割合になるように空気導
入孔部に開孔を施した。更に実施例2では、濾過体に内
径311mの合成樹脂製チューブを挿入し、通気孔を形
成した。
らフィルタ一部を取り除いたものを使用した。また実施
例]及び2では、成形体に合成樹脂製で長さ10Ill
■、空気導入孔直径1mm、通気孔内径3III11に
加工したものを使用し、濾過体には、長さ30ml11
のアセテートフィルター(3Y/36000 )を通気
度10000コレスタのフィルター巻取紙で巻いたもの
を使用した。たばこ巻と成形体と濾過体との接続は、通
気度100コレスタの多孔性チップペーパーを用いて行
い、表1に示す所定の空気流入割合になるように空気導
入孔部に開孔を施した。更に実施例2では、濾過体に内
径311mの合成樹脂製チューブを挿入し、通気孔を形
成した。
実施例3では、長さ30mmのアセテートフィルター(
3Y/38000 )を通気度10000コレスタのフ
ィルター巻取紙で巻上げ、半径方向空気導入孔として内
径1mmの合成樹脂チューブを挿入した。
3Y/38000 )を通気度10000コレスタのフ
ィルター巻取紙で巻上げ、半径方向空気導入孔として内
径1mmの合成樹脂チューブを挿入した。
たばこ巻とフィルターとの接続は、通気度1ooコレス
タの多孔性チップペーパーを使用した。更に、表1に示
す所定の空気流入割合になるように空気導入部のチップ
ペーパーに開孔を施した。
タの多孔性チップペーパーを使用した。更に、表1に示
す所定の空気流入割合になるように空気導入部のチップ
ペーパーに開孔を施した。
対照品のフィルターは、長さ30m111のアセテトフ
ィルター(3Y/36000 )を通気度1000oコ
レスタのフィルター巻取紙で巻上げ、通気度0コレスタ
のチップペーパーでたばこ巻とフィルタとを接続した。
ィルター(3Y/36000 )を通気度1000oコ
レスタのフィルター巻取紙で巻上げ、通気度0コレスタ
のチップペーパーでたばこ巻とフィルタとを接続した。
また表1に示す所定の空気流入割合になるようチップペ
ーパーに開孔を施した。
ーパーに開孔を施した。
表1から明らかなように、本発明のフィルタは、同程度
の空気流入割合の対照フィルターに比]2 べ、COの量が少なくなる。
の空気流入割合の対照フィルターに比]2 べ、COの量が少なくなる。
また、本発明のフィルターと対照フィルターとの香喫味
を比較したところ、本発明フィルターは、空気流入割合
の増加に伴って香味は薄くなるが、容質が明るく、煙が
スムースであった。これに対して対照フィルターは空気
流入割合の増加に伴って香味か薄くなり、煙があらく、
渋味や刺激があって、容質が暗い香喫味であった。
を比較したところ、本発明フィルターは、空気流入割合
の増加に伴って香味は薄くなるが、容質が明るく、煙が
スムースであった。これに対して対照フィルターは空気
流入割合の増加に伴って香味か薄くなり、煙があらく、
渋味や刺激があって、容質が暗い香喫味であった。
表 1
フィルター
実施例
実施例
実施例
実施例
実施例
対 照
対 照
空気流入割合 CO量
(%) (mg/本)
58 5.0
7.5
7.2
5.4
7.8
[発明の効果]
本発明たばこフィルターによれば、空気導入孔からフィ
ルターの中心に空気が取込まれ、吸口端中央部から空気
か喫煙者の口腔内に導入される。
ルターの中心に空気が取込まれ、吸口端中央部から空気
か喫煙者の口腔内に導入される。
従って、従来のフィルターとは異なる喫味が得られる。
また、たばこ煙がフィルター周辺部を通過することによ
り、煙中のcoの外部への拡散効果が高くなる。
り、煙中のcoの外部への拡散効果が高くなる。
第1図は本発明に係るたばこフィルターの第1実施例の
縦断側面図、第2図はその正面図、第3図はその斜視図
である。 第4図は本発明に係るたばこフィルターの第2実施例の
縦断側面図、第5図はその正面図である。 第6図は本発明に係るたばこフィルターの第3実施例の
縦断側面図、第7図はその正面図である。 第8図は本発明に係るたばこフィルターの第4実施例の
縦断側面図、第9図はその正面図である。 5・・・チップペーパー 1o・・・巻取紙、12.6
2・・・成型体、22.39.56.72・・・通気孔
、 24 、 邪魔板、 26. 44. 58. 76・・・導入孔、 28. 78.82・・・通煙孔、 32. 42. 52. 54・・・濾過体、 34・・・吸口端
縦断側面図、第2図はその正面図、第3図はその斜視図
である。 第4図は本発明に係るたばこフィルターの第2実施例の
縦断側面図、第5図はその正面図である。 第6図は本発明に係るたばこフィルターの第3実施例の
縦断側面図、第7図はその正面図である。 第8図は本発明に係るたばこフィルターの第4実施例の
縦断側面図、第9図はその正面図である。 5・・・チップペーパー 1o・・・巻取紙、12.6
2・・・成型体、22.39.56.72・・・通気孔
、 24 、 邪魔板、 26. 44. 58. 76・・・導入孔、 28. 78.82・・・通煙孔、 32. 42. 52. 54・・・濾過体、 34・・・吸口端
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、フィルターの中心軸近傍へ空気を導入する為の半径
方向空気導入孔を有することを特徴とするたばこフィル
ター。 2、中心軸に沿って設けられ且つたばこ刻み側端部を閉
じられた通気部と、上記通気部に連通する空気導入部と
、上記通気部の周囲に設けられた煙流通部とを具備する
ことを特徴とするたばこフィルター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25542590A JP3201762B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | たばこフィルター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25542590A JP3201762B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | たばこフィルター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04135475A true JPH04135475A (ja) | 1992-05-08 |
JP3201762B2 JP3201762B2 (ja) | 2001-08-27 |
Family
ID=17278587
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25542590A Expired - Fee Related JP3201762B2 (ja) | 1990-09-27 | 1990-09-27 | たばこフィルター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3201762B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015146583A1 (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-01 | 日本たばこ産業株式会社 | 燃焼型喫煙物品 |
-
1990
- 1990-09-27 JP JP25542590A patent/JP3201762B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2015146583A1 (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-01 | 日本たばこ産業株式会社 | 燃焼型喫煙物品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3201762B2 (ja) | 2001-08-27 |
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Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |