JPH04133184A - 室内3次元モデル作成方法とその装置 - Google Patents

室内3次元モデル作成方法とその装置

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JPH04133184A
JPH04133184A JP2254206A JP25420690A JPH04133184A JP H04133184 A JPH04133184 A JP H04133184A JP 2254206 A JP2254206 A JP 2254206A JP 25420690 A JP25420690 A JP 25420690A JP H04133184 A JPH04133184 A JP H04133184A
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准一 星野
Tetsuya Uemura
哲也 植村
Isao Masuda
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種シミュレーション、3次元CADの入力、
室内への機器配置選択、室内移動ロボットの環境地図作
成などのための室内3次元モデル自動作成方法とその装
置に関する。
〔従来の技術、および1発明が解決しようとする課題〕 各種シミュレーション、3次元CADの入力。
室内への機器配置選択、室内移動ロボットの環境地図作
成などのために行う3次元復元技術としては、エツジを
検出して断片的な線図から立体を構成する技法がよく使
用されている。
たとえば、室内復元としては、単眼で得た画像から構造
線を検出してモデルを当てはめる手法が提案されている
(たとえば、 Tsukiyama+et、 al’I
ncrementalReconstructon o
f a 5cene Modelfor Mobile
 Robots frols a 5equence 
of Monocular Images 、 Pro
c、 IEEE rnt、 WorkShop rnt
ell。
Robots and Systems+ 1988.
 pp、665−670.参照)、また、屋外ではステ
レオ画像から構造線を検出してモデルを当てはめる手法
が提案されている(たとえば、 E、LJalker、
 et、al、 ” Geometric Reaso
ning for constructing 3D 
5ence Descriptions  from 
 Image  、  Artificial  In
telligence  37+  1988、 pp
、275−290.参照)。
しかしながら、上述した手法を適用した場合。
通常の室内では構造を決定する重要な境界線が障害物で
遮られてその画像からは検出できない、あるいは、壁面
と同じ色で構成されているためその画像からは検出でき
ない場合が多いという問題に遭遇している。また、断片
的な縁にモデルを当てはめる場合、1シーン中の物体の
数が増加するに伴って組合せ数が増大するという問題に
遭遇している。
また、奥行きを検出するための従来の手法としては、ア
クティブセンシングによる計測方法、たとえば、tam
e−of−flight法(たとえば、 M、Herb
ert、 el al、 ”3D Vision Te
chniques for Autono+wous 
Vehicles 、 Technical Repo
rtCMU−R1−TR−88−12+ Carneg
ie Mellon IJniversity1988
参照)、光切断法(たとえば、 S、5hiraiet
  al、、  ’Recognition  of 
 Po1yhedrons  with  a  Ra
nge Finder 、 Proc、 2nd Jo
int Conf、 on Artificial I
ntell、、 1971. pp、80−87参照)
などが提案されており、各種の高速化の手法も検討され
ている(たとえば、に、にanada、 el al、
、 ’A VLSI 5ensor Ba5ed Ra
ngefinding 5ysteca 、 5th 
Int、 Symp、Robotics Res、+ 
1989. pp、28−31+および、T。
Yoshimi、 et al、、”Multi Li
ght 5ources Range Finder 
System 、  Proc、  LAPRWork
shop on C,ν、!1988、 PP、245
−248参照)。
しかしながら、これらの手法は、原理的にドアや窓のよ
うに境界で奥行きの差がほとんどないような面を検出で
きないという問題がある。
したがって9本発明は上述した問題を解決すべく、室内
の枠組みを構成する平面を簡便に検出して室内復元の信
鎖性を向上させ、がっ、復元過程を簡略して復元を高速
で行い得る室内3次元モデル作成方法とその装置を提供
することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題を解決するため2本発明においては。
モデル作成対象空間にグリッド(格子状)光を投影し、
その対象空間の投影像を撮影し、該撮影画像をパターン
画像と通常画像とに分割し1分割されたパターン画像に
基づいて対象空間の平面の位置およびその傾きを検出し
、この処理と並行して該分割された通常画像に基づいて
領域を分割し。
該位置および傾きならびに領域分割データがら対象空間
の平面を検出し、該平面検出データに基づいて構造解析
して対象空間を復元する室内3次元モデル作成方法、お
よび、この方法を用いた装置を提供する。
〔作用〕
以下、上記作用を分脱する。
(1)平面計測 第1図は復元しようとする室内1の斜視図を示す。この
室内に対してグリッド光を放射する光源2が設けられて
いる。また、光源2からのグリッド光を受けた室内1の
投影像を観測する撮像手段3が光源2とは異なる位置に
配設されている。室内1内のグリッド投影光のある格子
の交点の近傍の領域「を取り出したときの第1図の幾何
学モデルを第2図に示す。
第2図において、撮像手段3の座標系を(Ox、y、x
)とし、光源2の座標系を(0°、Xy、z’)とする
。光源2の座標系(OX”、y  、z”)は撮像手段
3の座標系(Ox、y、z)に対して位置の傾きとが既
知である。なお、これらの座標系は直交座標系には限定
されない。グリッド光の垂直面の法線をX とし、水平
面の法線をyoとし、これらの面rにおけるグリッド光
による投影像をそれぞれLL、L2とする。点Pは面r
上にある投影像LL、L2の交点Nは点Pにおける面「
の法線を示す。U、  Vを画像平面「に投影された投
影像LL、L2の単位方向ベクトルとし、Wを画像面F
上の交点Pを指向す単位ベクトルとすると、交点Nは下
記第1弐で表される。
N  //   (x’  x  (VxW))x  
((y’  xUxW)) −((x’  −W)V−(x’  ・V)W)x((
y’  ・W)U−(y” ・U)W’1・ ・ (1
) ただし、グリッド光が撮像手段3の中心0を通る場合を
除く。
この式が成立することの証明は論文[平面の検出に基づ
く室内の復元」 (星野、他、コンピュータビジョン6
5−3.1990.3.27)を参照されたい。
また、3次元空間内の任意の点をp=(x、y2)とお
くと、縦方向のグリッド光の方程式は第2式で表せる。
X” ・ (p−0” )=0    ・・(2)交点
PをP=kWと置いて第2式に代入すると、交点Pは次
の式で表せる。
P= ((x’  −o’ )/ (x’  ・W):
lW・ ・(3) グリッド光として縦方向にn本、横方向にm本のスリッ
ト光で構成されるグリ・ノド光を室内1に投影した場合
、nxm個の交点の近傍領域について、上記方法で面の
位置Pおよび法線Nを求める平面の位置と傾きを計測す
るためには投影像からグリッドを構成する各線分の区別
を行うとともに1画像面上での交点の位置をも求める。
この区別および交点の位置を迅速にかつ信転性高く求め
る方法について述べる。
第3図および第4図に示すように3画像面Sと同じ位置
に仮想的な面S′をとり、仮想面S”上で投影像を管理
する。仮想面S”上で各スリット光の無限遠点での位置
を予め計算しておく。
投影像の変位は、第3図に示すように、投影面までの長
短距離を16i11+ 各スリット光の座標系原点まで
の距離をTH,TV、焦点距離をfとすると、エピポー
ラ線上での最大幅C,,Cvは視差拘束により、下記の
如く規定される。
C,=fTM  /1.i、l        ・ ・
(4)Cv =fTv/1.i、        ・ 
−(5)したがって1画像面S上の投影像の点列は、第
4図に示すように1幅がC,、CV、の仮想的な面S°
の格子上の各点に1対lに写像することができる。仮想
的な面S゛上の各点が対応する画像面S上の点の位置を
持つことにより、従来技術のように時間のかかるラベル
付けを行うことなく投影像を区別できる。その結果とし
て、複数のプロセッサに割り当てて計算させることが容
易になる。
交点の正確な位置は直線を当てはめて計算することによ
って求めることができる。
(2)平面領域の抽出 交点近傍の領域について1通常の室内では、パターン光
の投影像か室内画像かいずれか一方では連続した平面か
否か判別出来ない場合が多い。たとえば、ドアと壁面の
ように奥行きの変化がほとんどない場合、あるいは、同
じ色で壁面が構成されており明度の変化がほとんど識別
できない領域がある。これに関して2本発明においては
、グリッドの投影像から計算した不連続度と画像の双方
から平面の連続性を判定して領域を決定する。
グリッドを構成する線分Ll、L2の画像面S上おける
形状は、グリッドの近傍領域「が平面のときは直線とな
り、空間的な不連続がある場合は折れ曲がるか切断され
る。2次元平面上での直線を ρ=x c o s θ+ysinθ   −−(6)
で表し、直線パラメータρ、θから面の連続性を間接的
に判定する。
この判定においては、ざらざらした面にパターン光が当
たった場合の細かい揺らぎあるいは突発的なノイズに左
右されないようにしておく。
領域r内でLlを構成する各点から2点(x=y1.(
χ=、)’J)を取り出し、直線パラメータ〔ρ1J)
、(θij〕を求める。
ρ=J=  (Xt  Yr   Xj VJ )/・
 ・ ・(7) θ6;=  t a n−’ ((Xt   XJ) 
/(yt−3’、)〕 ・ ・ ・(8) 第5図に示すように、直線パラメータ〔ρ、J〕〔θ、
1〕のヒストグラムを作成し、各ヒストグラムを2つの
クラスを分類したときの分離度をλ1、λ2とする。こ
のとき、投影像から求めた領域「の不連続度dを次の式
で表す。
d=1−λ 1 ・ λ2        ・ ・(9
)上述した処理を画像面S内の(mxn)個のグ’J 
yドの交点近傍の集合R* = (rh (k=。
1、 − ・、 mxl−1) 〕について行った結果
をdkとする。以上により、集合R9内の領域は属性と
して不連続度d、に加えて3次元空間内での法線N、お
よび位置Pkを持っている。
画像上方との融合を図るため以下の処理を行うまず、室
内画像を小領域に分割したときの小頭域内の分散をσ1
とし、しきい値をthとすると。
σ、<thの領域を面とみなして領域分割を行い領域の
集合RO= (r’ * )を得る。
ついで、投影像から求めた領域の集合R9と上記集合R
0を重ね合わせる。R0内のある領域r3内の不連続度
dkが観測誤差以上である場合3次元内では異なる面か
ら構成されていると考えられる。不連続度d、は交点近
傍における領域について求めているから境界の位置は正
確には求めることができない。そこで、空間内での交点
を求めて透視変換を行い、集合R9内での不連続と判断
する領域のみを、第6図に示すように1強制的に切断す
る。
集合R0を初期値として全てのN¥iについて上記処理
操作を行い、それによって得られた領域の集合をRrE
(r=)とする。
(3)室内構造の復元 領域の集合R,を組み合わせて局所3D空間の復元を行
う、まず1画像面上での集合R7の隣接関係を求めて面
の位置関係を基に分類する。その結果を階層的に管理さ
れたグラフで表現して構造線の復元を行う。以下、その
処理内容を詳述する(3−1)2次元平面上での隣接関
係 画像面S上の領域r i IE Rtとある点pに対し
て最短距離d(p、r、i)を下記式で定義する。
d (p、r+i)  = win d(p、q)q6
r五 ・ ・ ・ (10) このときのボロノイ領域は、第7図に示すように、下記
式で表される。
V(r、)  □  CpG S l d (p、r、
i)  <d(p、r、j) ■j+i] ・ ・ ・(11) 全ての領域についてボロノイ領域を求めて、境界線を共
有する2つの領域を隣接しているとみなす。隣接してい
る2つの領域をr、、r、の関係を技e、□で表し、技
の集合をE= (eij)とするとき、領域R2の隣接
関係は平面グラフG= (R。
E)で表すことができる。
(3−2)隣接関係の分類 丘!二上 集合Rf内の全ての領域r、についてr、と隣接した領
域に対して不連続度と平面の位置および傾きから境界の
種類を判定する。たとえば、第8図に示すように、室内
を構成する平面の隣接関係を3種類、折れ目1段差境界
1面内境界に分類する。これら3種類の定義を下記に記
す。
折れ目(Ceases) :壁面と床の境界など連続し
ている面が面の方向が不連続になっている部分。
段差境界(Jun+p boundaries)  :
机と床の境界など1面の奥行きが不連続になっている部
分。
面内境界(Lines)  :奥行きや傾きの不連続性
はないが2画像から境界として認められる部分。ドアと
壁面の境界など、室内を構成する単位とは異なる面と考
える。
ゲ」[二% 領域r、と領域rj との境界e(r;、rJ)におい
て、その近傍のグリッド像から判定した不連続度をdう
とする。第9図に示すように、隣接した領域の境界付近
の位置P、、P、、 法線N、、N、と位置および傾き
計測の誤差分布関数f、、f2を用いて、2つの平面の
位置と傾きの一致度ε1.ε2を求める。
e+  =f+  (l  z  ・(P;  PJ)
  l )・ ・ ・ (12) ez  =fz (I Nt   N、 1)    
・ ・ ・(13)これらε1.ε2と投影像から判定
した不連続度dkから隣接関係が折れ目9段差境界1面
内境界である確率P (A/X)、P (B/X)、P
 (C/X)を求める。
P (X/ω) P(ω/X )= P(X/A)+  P(X/B)+  P(X/C)・
 ・ ・(14) ただし、ω・[A、B、CI である。
P(X/A)= d、、・εt(1ez )    ・
(15)P(X/B)=  dij(1−e I)(1
−ez )  ・・(16)P(χ/C)・(1−d 
、、)ε1・ε2  ・・(17)第1O図(a)〜(
d)は3種類の分類を各層に対応づけて表し、各層を組
み合わせて全体の室内を復元することを示すグラフであ
る。この図は床などの面の関係のほかに壁面とドアなど
の2次元平面の関係をも表している。室内環境の認識、
ロボットにおけるナビゲーシヨンの際には段差境界1面
内境界などの情報が必要になるが、3次元構造を復元す
るときには面の交線として計算できるのは折れ目しがな
い。これらの区別を容易にするため2層(layerニ
レイヤー)という概念を導入する。
第1O図(a)〜(d)に示した例示において。
レイヤー1は面内境界、レイヤー2は折れ目、レイヤー
3は段差境界を割当ている。上位のレイヤーにあるノー
ドを下位のレイヤーに継承するとき部分グラフGiをマ
ージする。たとえば、第11図において、レイヤー1で
領域rl とr2とをマージして新しい領域rll を
生成する。このとき領域rl’ の隣接する面は領域r
、とr2とを部分グラフとするカットセットから求める
ことができる。これらの処理を行った結果として、レイ
ヤー2は壁面と床などの室内の枠組を構成する面の3次
元空間内での連結関係を示している。またレイヤー3に
表れているノードは机、黒板などの単体で存在し9周囲
とのつながりを持たない平面を示している。
11腺夏1豆 構造線を復元する場合はレイヤー2の上にある面の境界
を計算して交線を求め、その他のレイヤーの境界は画像
中の領域の境界を近似して求める。このとき、3つの線
分が交わっている交点は誤差のため必ずしも1点で交わ
らない。そこで、第12図に示したように ある3つの
ノードをとったときにレイヤー2の上で閉曲線をなして
いる所に交点があることを利用して一致させる。第12
図はレイヤー2上でのグラフと縁(エツジ)との関係を
示す。
また本発明の3次元モデルを作成する装置は上述した処
理を行う。
〔実施例〕
本発明の室内3次元モデル作成方法とその装置の1実施
例を第13図を参照して述べる。
室内1に対して、グリッド光放射手段(プロジェクタ)
としての光源2であるHe−Neレーザ2Aがグリッド
光を放射する。室内1の投影像は撮像手段3としてのC
CDカメラ3Aによって撮影されるCCDカメラ3Aに
は信号処理装置4が接続されている。信号処理装置4は
映像分離部412位置および傾き検出部42.領域分割
部43.平面検出部44、構造解析部45.出力部46
が図示の如く接続されている。信号処理装置4はマイク
ロプロセッサを用いて構成している。
第13図に示した装置の概略動作について述べるHe−
Neレーザ2Aによってグリッド光を室内1に投影し、
CCDカメラ3Aで投影像を撮影する。信号処理装置4
内の映像分離部41は格子状のパターン像と通常の室内
画像を分離する。分離されたグリッド像は位置および傾
き検出部42に入力され、室内画像は領域分割部43に
人力される。位置および傾き検出部42の出力と領域分
割部43の出力は平面検出部44に入力されて室内の枠
組を構成する平面が求められる。すなわち、パターン像
と通常像の両者について信号処理を行う。構造解析部4
5において平面間の構造の解析が行われ、出力部46、
たとえば、CRTデイスプレーに3次元復元された様子
のグラフィク表示3機器配置表示が行われる以下、第1
3図の装置の主要部の詳細な動作について述べる。
映像分離部41によって分離されたグリッド像は位置お
よび傾き検出部42に入力されてグリ・ノド像の各線分
のみかけ上の傾きと交点の位置、そしてHe−Neレー
ザ2AとCCDカメラ3Aとの座標位置関係から平面の
3次元位置とその傾きが計測される。その計測方法は、
前述した第1式〜第3式を参照して述べた計測原理に基
づく。
一方1通常の室内画像は領域分割部43に入力される。
領域分割部43は、前述した原理に基づき室内画像を小
領域に分割したときの階調値の分散を求め、しきい値以
下の領域を面とみなして領域分割を行う。
位置および傾き検出部42の出力である平面の位置とそ
の傾き、ならびに、領域分割部43の領域分割結果が平
面検出部44に人力される。この平面検出部44におい
て、領域分割部43において検出できなかった空間的な
不連続を位置および傾き検出部42の3次元情報を補っ
て検出する。すなわち、同一領域内に観測誤差以上の頌
きの不連続があった場合、3次元空間内で面の交線を求
め、透視変換を行って強制的に領域を分割する。平面検
出部44の出力としては、平面の3次元空間内での位置
P、法線Nおよび領域の形状が得られる。
平面検出部44の出力は構造解析部45に入力される。
構造解析部45は、まず、第7図に示すボロノイ図を用
いて画像面内でどの平面が隣接しているかどうかを求め
る。隣接している2つの領域をri。
r、の関係を前述したように技eijで表し 61域間
の関係をグラフG= (R,E)で表す。次いで、隣接
している平面の関係を折れ目1段差境界および面内境界
の3種類に分類する。次いで、構造解析部45は2以上
の結果に基づいてグラフGを第10図(a)〜(d)に
示したようにレイヤー1〜3からなる部分グラフに分割
する。そして、このグラフを用いて室内の構造線(ワイ
ヤーフレーム)を計算する。ここで、室内の構造線を復
元する際に計算で境界線を求めることができるのは折れ
目(レイヤー2)だけである。したがって、他の境界は
領域の形状から求める。
以上によれば、ノイズや障害物などにより領域の一部が
欠けた場合でも隣接関係はほとんど変わらないので平面
の交線として構造線を安定に復元させることができる。
ス」1医 以上の例示した本発明の実施例に基づく実験例を以下に
示す。
CCDカメラ3Aからの撮影画像を信号処理装置4の入
力信号処理回路(図示せず)において、512x512
画素、各画素が256階調のデータに量子化した。この
量子化データについて上述した処理を行った。なお、H
e−Neレーザ2Aから室内1への各スリット光の位置
、角度の読み取り精度はそれぞれ1mm、0.1度であ
った。量子化データのピークを検出して2値化を行い複
数のデータについてHough変換を施して仮の直線を
当てはめた後近傍の点列について最小2乗近似を用いて
正確な直線を予測した。
平面計測の原理を確認するため、予め位置と傾きが既知
である面にHe−Neレーザ2Aからグリッド光を投影
してCCDカメラ3Aが撮影した画像を用いて計測した
。投影面までの距離を4mに一定に保ち、−61度〜+
61度の範囲で2軸となす角度を変化させて測定を行っ
た結果を第14図に示す。
横軸は方角(度)、縦軸は測定値誤差(度)を示す。誤
差の平均は0.81度、標準偏差は0.43度出あった
また、投影面を角度を一定に保ち、Z軸方向に29m〜
4.7mの範囲で30cmづづ移動させて測定を行った
結果を第15図に示す。横軸は位置(cm)、縦軸は測
定誤差(cm)を示す。誤差は04〜2.3%、平均1
.2%、標準偏差6.63cmであった。
誤差の要因は9面の実測誤差、He−Neレーザ2Aと
CCDカメラ3Aの設定誤差に依存するところが大きい
が、そのノイズ、細かい障害物に対して影響を受けない
3次元モデルの復元(再現)が可能である。
以上、3次元モデル作成について述べたが1本発明を各
種のシミュレーション、3次元CAD、室内移動(警戒
)ロボットなどに適用できることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上述べたように2本発明の室内3次元モデル作成方法
とその装置によれば、室内を構成する大きな平面を基に
して復元を行うので、照明などによる局所的なノイズや
小さい障害物が存在しても隣接関係はほとんど変化せず
、安定に3次元構造の復元ができ、信顛性の高い3次元
モデル作成が可能となる。
また本発明によれば、光源からグリッド光を室内に投影
することにより、多数の測定点が同時に得ることができ
る。そして2本発明に基づく方法によれば、各想定点に
ついて複数独立して同時的に処理することができるから
、モデル作成または復元を高速に行うことができる。
さらに1本発明によれば、グリッド光の投影によって得
られた3次元画像情報と通常の画像による2次元情報を
併用しており、奥行きの変化の少ないドア、窓なども識
別でき、室内を正確に復元することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用する例示としての室内。 光源および措像手段の斜視図。 第2図は第1図を幾何学的に表した図。 第3図は本発明における視差拘束を示す図。 第4図は本発明の仮想面の概念を示す図。 第5図は本発明の不連続度のヒストグラム第6図は本発
明の領域切断を示す図。 第7図は本発明におけるボロノイ図の定義を示す図。 第8図および第9図は本発明における例示としての隣接
関係の分類を図解する図 第10図(a)〜(d)は本発明における隣接関係をレ
イヤーの概念を用いて表した例示的な図第11図は本発
明におけるグラフ変換を示す図第12図は本発明におけ
る例示としてレイヤー2のグラフとエツジの関係を示す
図 第13図は本発明の室内3次元モデル作成装置の構成図
。 第14図および第15図は第13図の室内3次元モデル
作成装置を用いた実験結果を示すグラフである。 (符号の説明) 1 ・ ・ 2 ・ ・ 2A・ 3 ・ ・ 3A・ 4 ・ ・ 41 ・ ・ 42 ・ ・ 43 ・ ・ 44 ・ ・ 45 ・ ・ 46 ・ ・ 室内。 光源。 He−Neレーザ 撮像手段。 CODカメラ。 信号処理装置 映像分離部 位置および傾き検出部。 領域分割部。 平面検出部 構造解析部。 出力部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、モデル作成対象空間にグリッド光を投影し該対象空
    間の投影像を撮影し、 該撮影画像をパターン画像と通常画像とに分割し、 該分割されたパターン画像に基づいて該対象空間の平面
    の位置およびその傾きを検出し、この処理と並行して該
    分割された通常画像に基づいて領域を分割し、 該位置および傾き、ならびに、該領域分割データから該
    対象空間内の平面を検出し、 該平面検出データに基づいて構造解析して 該対象空間を復元する室内3次元モデル作成方法。 2、対象空間にグリッド光を投影する光源、該対象空間
    の投影像を撮影する撮像手段、 該撮像手段からの撮影画像をパターン画像と通常画像と
    に分割する手段、 分割されたパターン画像に基づいて該対象空間の平面の
    位置およびその傾きを検出する手段、該位置および傾き
    の検出処理と並行して該分割された通常画像に基づいて
    領域を分割する手段、該位置および傾き、ならびに、該
    領域分割データから該対象空間の平面を検出する手段、 該平面検出データに基づいて構造解析して該対象空間を
    復元する手段、 を具備する室内3次元モデル作成装置。
JP02254206A 1990-09-26 1990-09-26 室内3次元モデル作成方法とその装置 Expired - Fee Related JP3095406B2 (ja)

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