JPH0413297B2 - - Google Patents

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JPH0413297B2
JPH0413297B2 JP58015358A JP1535883A JPH0413297B2 JP H0413297 B2 JPH0413297 B2 JP H0413297B2 JP 58015358 A JP58015358 A JP 58015358A JP 1535883 A JP1535883 A JP 1535883A JP H0413297 B2 JPH0413297 B2 JP H0413297B2
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JP
Japan
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glass
supply
nozzle
particulate material
particles
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JP58015358A
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English (en)
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JPS58140332A (ja
Inventor
Jeemusu Rigubai Marukorumu
Waado Piitaa
Ebason Jon
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PIRUKINTON PLC
Original Assignee
PIRUKINTON PLC
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Publication date
Application filed by PIRUKINTON PLC filed Critical PIRUKINTON PLC
Publication of JPS58140332A publication Critical patent/JPS58140332A/ja
Publication of JPH0413297B2 publication Critical patent/JPH0413297B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/0404Nozzles, blow heads, blowing units or their arrangements, specially adapted for flat or bent glass sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/0417Controlling or regulating for flat or bent glass sheets
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B27/00Tempering or quenching glass products
    • C03B27/04Tempering or quenching glass products using gas
    • C03B27/052Tempering or quenching glass products using gas for flat or bent glass sheets being in a vertical position

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は熱強化ガラス(thermal toughening)
更に特に高温ガラスを粒状材料で急冷するガラス
の熱強化法およびその装置に関するものである。 従来のガラスは加熱したガラス表面上に冷却空
気を向けることにより熱強化している。冷却空気
流の流速を高めることにより強化の度合を高めよ
うとする試みは、必ずしも商業的に受け入れられ
るとは限らなかつた。この理由はガラス表面に対
する機械的損傷、自動車の窓としての使用に対し
てこの強化ガラス板を容認できないものにする光
学欠陥の発生によるからである。 また、例えば英国特許第441017、449602および
449862号明細書に開示されているように、急冷液
体を熱ガラス表面に噴射状にまたは該液体を霧化
状で向ける方法もあつた。 また、粒状材料をガス流に懸濁させた懸濁物を
強化媒体として使用することが提案されていた。
米国特許第3423198号明細書は粒状有機重合体、
特にシリコンゴムまたはポリフルオロカーボンの
ガス懸濁物の使用に関するものである。米国特許
第3764403号明細書には熱ガラスを昇華性二酸化
炭素の雪状物と接触させることが披歴されてい
る。 本発明の主な目的は、強化処理においてガラス
表面からの熱の除去を高めるために粒状材料をガ
ラス表面に向ける、ガラスの熱強化の優れた方法
および装置を提供することにある。 本発明においては、密充填空気混和(aerated)
粒子の流れを生じさせ、かかる流れを流れの全体
をガラス方向に向うその軌道上に維持する速度で
ガラスに向けて放出することを特徴とする、熱ガ
ラスを粒状材料で急冷する熱強化方法を提供す
る。 粒子の流れが0.9〜0.4の範囲の空隙率を有する
のが好ましい。更に好ましくは空隙率が0.76〜
0.4の範囲内である。ガラス表面に対する粒子の
流れの垂直成分の速度は少なくとも1m/secであ
るのが好ましい。 一層小さなガラス物品に関しては、ただ1つの
粒子の流れで十分に全物品の有効なる強化を得る
ことができる。 一層大きなガラス物品、例えば自動車の窓とし
て使用されるガラス板に関しては、ガラスの表面
に放出する上記粒子の流れを複数発生させるのが
好ましい。 急冷中、ガラス板は垂直にし、粒子の流れをこ
のガラス板の表面に向けるのが好ましい。 一方、ガラス板を水平に支持してもよく、粒子
の流れをガラス板に向けて上方および下方に放出
する。 本発明を実施する別の方法は、複数の上記粒子
の流れを発生させ、これら流れを粒状材料の急冷
ガス流動床に沈められているガラスの表面に向け
て放出する。本方法を行なう好ましい方法におい
ては、ガラス板を垂直に吊るし、急冷床に降ろ
し、粒子の流れをガラス板の両面に向け急冷床に
放出する。 空気混和粒子の流れを、空気混和粒状材料を噴
出して流れを形成することにより生じさせるのが
好ましい。 粒子の流れを、空気混和粒状材料の供給材料本
体と連結する配列ノズルから放出することができ
る。 本方法を実施する好ましい方法においては、供
給体が同伴ガスを含有する粒状材料の降下供給体
より成り、付加ガスをノズルに近接する粒子降下
供給体に供給し、ノズル上方の供給体の高さおよ
び付加ガス供給の圧力を調節して、これにより各
流れの全体がガラス方向へ向うその軌道上に維持
される速度となるよう、ノズルからのガラスへの
放出流れ速度を調節する。 ノズルの入口近傍の空気混和材料の圧力は、供
給体の表面上に圧力を維持することにより調節す
ることができる。 粒子の流れを縦二列のノズルから放出し、ノズ
ルの各配列に、空気混和粒状材料の降下供給体か
らの流れを供給し、付加ガスをノズル配列近傍の
流れに供給するのが好ましい。 更に、本方法はノズルが相互に近接する関係に
ある垂直に離間する複数位置においてガスの供給
を各流れに切り換えて、強化すべき次のガラス板
に対して粒子の流れの放出を開始することを特徴
とする。 上記位置へのガス供給の切り換え時間を選択的
に定めることができる。 また本発明は本発明の方法によりガラスを熱強
化するための装置を含み、この装置は空気混和粒
状材料の供給本体を収容する装置、かかる供給材
料から密填空気混和粒子の流れを発生する装置、
かかる流れをガラス表面に向けて放出する装置、
およびこの流れの放出速度を調節する装置を備え
たことを特徴とする。 本発明の装置は、空気混和粒状材料本体用容器
および密充填空気混和粒子の流れを放出するため
にこの容器に連結する配列ノズルを備えることが
できる。 好適例においては、上記容器が空気混和粒状材
料の本体を収容するための供給容器と連結する供
給導管であり、この供給容器を粒子の供給に対し
て有効なる圧力ヘツドを得るように配置し、ガス
抜きおよび供給用の有孔管をノズルの入口に近接
する供給導管内に設ける。 懸垂ガラス板を強化する場合には、この装置は
ノズルの各垂直配列を有する2個の供給導管およ
び各供給導管に連結する2個の供給容器を設け、
上記ノズル配列は懸垂ガラス板に対する垂直処理
空間をノズル出口端間で画成する。 個々の空気スライドにより供給容器を各供給導
管に連結し、これにより粒状材料を供給導管に供
給する際に空気混和状態でこの粒状材料を維持す
ることができる。 更に、本発明の装置は流れから粒状材料を捕集
するためのタンク、タンク上部端から溢れる粒状
材料を捕集するためにタンク近傍に取り付けた粒
状材料用捕集シユート、および捕集シユートから
供給容器上部へ延在する再循環コンベヤーまたは
タンクから溢れる粒状材料を再循環するための容
器を備えることができる。 改良装置においては、上記タンクがタンクの底
にガス供給装置を収容しタンク内に急冷ガス流動
床を作り出し、このタンクを、流れがタンク内の
急冷流動床の中に放出されるように、ノズル配列
の周囲にかかるタンクを上昇操作できるリフトに
取り付ける。 本発明の他の好適例においては、容器の片側に
連結するノズル配列を有する供給体用密閉容器、
およびこの容器の上部に連結して供給体上の容器
内の空間を加圧するガス供給装置を設けることが
できる。 ガラス板を熱強化する場合、空気混和粒状材料
の2個の供給体のために2個の密閉容器を設け、
各容器にノズル配列を設け、かかるノズルの配列
はその配列間で熱ガラス板に対する処理空間を画
成するように配置する。 水平に支持されたガラス板の強化に関しては、
ノズルの水平配列を有する2個の供給導管を設
け、かかる配列は、互いに向い合つた先端を有す
る上側および下側のノズル配列を構成し、かつこ
れらの間にガラス板に対する水平処理空間を画成
する。 次に本発明を添付図面により説明する。 第1〜3図においては、一例としてソーダ石灰
石英ガラス板は長四角形状であるが自動車の風防
ガラス、側部灯または後部灯の形状にカツトでき
る。このガラス板1を、トングバー4から懸垂す
る吊り装置4により従来法でトング2に吊るす。
トングバー4を従来種類のホイスト装置6からホ
イストケーブル5によつて懸垂し、尚このホイス
ト装置6は7で一般に示される従来構造の垂直炉
の屋根の上に取り付ける。ホイストケーブル5は
炉7の屋根におけるスリーブ8を通し、またトン
グバーに通す垂直ガイドレール9は炉の屋根を貫
通して伸びている。炉7の底には水圧作動ドア1
1により閉じることのできる開口10を設ける。
炉をプラツトホーム12上に取り付け、この上方
にホイスト装置6を支持するフレーム構造体13
を設ける。 プラツトホーム12は、床15から上方へ突設
する直立フレーム構造体14の上部に取り付け
る。 2個の直立供給導管28および29は夫々ノズ
ル配列30および31を有し、これらのノズル配
列は導管28および29の前面から内方に向けて
突出させる。導管28および29をフレーム構造
体14に取り付け、ガラス板1に対する処理空間
をノズル出口端間で画成する。ノズル30および
31の夫々の配列は各供給導管28および29の
垂直な内面から突設する「ドミノ−フアイブ」パ
ターンに配列し、これら導管は断面が長方形で、
かつ個々の空気スライド32および33の出力端
から垂直に下方に向けて突出する。空気スライド
32および33は、ノズル30および31に空気
混和状態で供給されるべき粒状材料の柱体を包含
する垂直供給容器34および35の底部から延在
する。 空気スライド32は36で示す多孔性床を有
し、この床を介して空気を充気室37から供給す
る。圧縮空気を圧縮空気本管38から圧力調節器
39を介して充気室37に供給する。空気を供給
容器34の底部近くに有孔散布(sparge)管4
0を介して供給して供給容器34内の粒状材料に
空気を混和し、かつ流動性にする。管40を圧力
調節器41を介して圧縮空気本管38に連結す
る。同様に、本管38からの圧縮空気を、空気ス
ライド33の多孔性床43を介して充気室42か
ら供給容器35の床部近くの有孔散布管44に供
給する。 図示する如く再循環コンベヤー装置を設け、粒
子を細目フイルター45を通つて落下させる供給
容器34の頂部への供給材料の供給を維持する。
直立容器を介して粒状材料を落下する際、容器頂
部から空気を同伴し、この同伴空気はスライド3
2からの空気と一緒に、容器内の粒子に空気を効
果的に混和し、このために粒状材料は流動化し、
液体のように、下方に向けて流れるようになる。
この効果は容器34の底部における散布管40お
よび空気スライド32の多孔性床36を通過する
空気の圧力を調節することにより高められ、これ
により直立供給導管28の頂部に適当な時間に流
れる粒子の流動性を確実にする空気混和の均衡
(balanced)システムが得られる。 ノズル30により上方の直立容器34内の粒状
材料の柱体の通常の表面レベル46の高さは、ノ
ズル30に粒子を供給する際有効な圧力ヘツドが
得られるようにする。いかなる特別なノズル配列
の場合でも、この圧力ヘツドは、密充填空気混和
粒子の流れをノズル30から強化すべきガラスに
向けて放出する速度の調節に寄与する。 反対側に配列したノズル31にも同様に、直立
導管29からの空気混和粒状材料の流れを供給す
る。この導管29は供給容器35の底部から導か
れる空気スライド33から下方に突出する。容器
35の頂部には細目フイルター47があり、容器
35内の粒状材料の柱体の通常表面レベルを48
で示す。 各直立供給導管28および29には、例えば多
孔質焼結金属の複数の有孔ガス供給管49を設け
る。この管49は、ノズルの背後に隣近する導管
と水平に交差して突設し、かつ各導管内の複数の
位置で垂直方向に等間隔で離間する。管49はノ
ズルの入口に水平方向に向け、かつその入口から
水平方向に遠ざけるように、調節できる。管49
が設置されている導管の外側において、各管49
の一端をスプール弁の如き切換弁50に連結す
る。この弁50は圧力調節器51を介して圧縮空
気本管38に連結される第一入口および真空本管
52に連結される第二入口を有する。スプール弁
の操作はタイマー53で制御する。本発明の一つ
の構造例においては、6個の有孔管49を設け、
タイマー53は知られた種類の電子シーケンス制
御器により制御することができ、この制御器は本
管38から管49へのガスの供給、および管49
から真空本管52へのガス抜きの切換え順序を制
御する。 管49を弁50により圧縮空気供給本管38に
連結する場合、管49から放出される空気は直立
導管に落下する供給材料の空気混和粒子への付加
空気を構成する。粒状材料柱体の表面レベル46
および48により示される各供給床の高さ、およ
び各導管28および29における管49への空気
供給の調節圧力はノズル入口における空気混和粒
子内の圧力を定める。この事は、ガラス板をノズ
ル30と31の間の処理空間に懸垂する場合に、
密充填空気混和粒子の流れをガラス板の表面に向
けてノズル30および31から放出する速度を定
める。 有孔管54は各供給導管28および29の頂部
に、すなわち、粒状材料の流れを各導管に導入す
る入口領域に設ける。各管54を切換スプール弁
55により圧縮空気本管38および真空本管52
に連結する。弁55はタイマー56により制御す
る。 各供給容器34および35には、直立デイス
ク・コンベヤー57および58を設ける。コンベ
ヤー57はホツパー59から供給容器34の開口
頂部上に設けた出口60に延在している。ホツパ
ー59は空気スライド61の排出端の下に設け
て、タンク62の上端部63から溢れる粒状材料
を受ける。空気スライド61は水平に対し僅かに
傾けて取り付け、かつ捕集タンク62の一方から
離間する。コンベヤー58はホツパー64から供
給容器35の頂部上に設けた出口65に上方に向
けて延在する。ホツパー64を、第1図に示す如
くやはり僅かに傾けて取り付けた空気スライド6
6の排出端の下に設け、タンク62の他の上端部
63から溢れる粒状材料を受ける。 ホツパー59および64は粗目フイルター67
および68を有し、これらフイルターを介して粒
状材料を空気スライド61および66の排出端か
ら落下させる。 次にガラスを熱強化するための作業サイクルに
ついて説明する。 先ず、供給容器34および35の底部における
有孔管40と44並びに空気スライド32と33
への圧縮空気の供給を調節する。これにより空気
混和粒状材料の供給体は容器34および35にお
いて準備状態に維持される。真空は有孔管49お
よび54に通す。管54によるガス抜きは空気ス
ライド32および33からの出口領域において粒
状材料を緻密にし、かつ供給容器における空気混
和粒状材料の流動性本体からの粒状材料の流れを
阻止する作用をする。管49を介してのガス抜き
は粒状材料がノズル30および31を介して細流
にならないように阻止する。 炉の底部のドア11を開け、トングバー4をホ
イスト装置により降下させ、このために強化すべ
きガラス板1をトングから懸垂することができ
る。 次いでホイスト装置6を作動して、第1および
2図に示す炉の内部の位置にトングバーを引き上
げ、炉ドア11を閉じる。ガラス板は炉内に炉の
壁における電熱器からの放熱によりその軟化点近
くの温度、例えば620゜〜680℃の範囲に加熱する
のに十分な時間にわたつて維持する。ガラス板が
所望温度に達した場合、炉の底部のドアを開き、
このガラス板をノズル30と31の間の垂直処理
空間に一定速度ですみやかに降下させる。ホイス
ト装置6における動的ブレーキ機構は、ガラスが
第1および2図の点線で示す位置、即ちノズル配
列30と31の間に達した場合すみやかに減速す
るようにする。 湾曲した強化ガラス板を製造する必要がある場
合には、曲げダイ(bending dies)を炉と処理空
間の間に既知の方法で設置することができる。先
ず、熱ガラス板を曲げダイの間の位置に降下し、
次いで曲げダイをガラス板に接近して緊締し、ガ
ラス板を湾曲に形成する。次いで、ダイを後退さ
せ、ガラス板を処理空間に降下する。 あるいは、または更に英国特許出願(GB−
A)第2038312に記載されている懸垂技術を、曲
げダイを使用する際の曲げの補助として、あるい
は懸垂ガラス板を湾曲させるのに用いることがで
きる。 ガラス板が処理空間において静止している場
合、タイマー56は、真空から圧縮空気供給に管
54を切り換える切換弁55を作動する。同時
に、最下部の管49に関連するタイマー53は、
最下部の切換弁50を真空から圧縮空気供給に切
り換え、導管28および29の底部において沈滞
する粒状材料の空気混和を開始する。切換順序
(sequence)は弁50の休止状態を圧縮空気本管
に迅速に継続して切り換える。 導管28および29に粒状材料を瞬時に流通す
る。なぜならば供給容器34および35からの空
気混和粒状材料の流れがもはや管54を介するガ
ス抜きにより制御されないので、容器34および
35に存在する圧力ヘツドが直ちに作用し、密充
填空気混和粒子流の放出をノズル配列からガラス
板の表面に向けて開始するためである。 直立供給容器34および35における粒子の落
下供給高さにより決定される有効な圧力ヘツド、
および有孔管49を介して供給される空気の圧力
はノズル配列30および31のすぐ背後にあたる
直立供給導管28および29内の圧力を決定す
る。それ故、密充填空気混和粒子の流れは、処理
空間において各流れの全体をガラス方向に向うそ
の軌道上に維持する速度で、ノズル30および3
1からガラスの表面に放出される。 過剰な粒状材料はタンク62の上端部63およ
び67から溢れ、空気スライド61および66上
のシユートに落下し、ホツパー59および64に
受け入れ、コンベヤー57および58によつて供
給容器34および35の頂部に再循環する。流れ
が開始した直後に、供給容器34および35にお
ける粒状材料の再補給により、46および48に
示すほぼ静止表面レベルに供給床の高さが維持す
る。 ガラス板をその歪み点以下に良く冷却し、かつ
ガラスを周囲温度に向つて継続して冷却するのに
つれ強化応力が誘発される強化期間の終了時にお
いて、タイマー制御はタイマー53および56に
より弁50および55を真空に切り換え、これに
よりノズル背後の導管28および29において粒
状材料を緻密にすることによつて、および各空気
スライドの出口領域において材料を緻密にするこ
とによつてノズルへの流れを抑制する。 供給容器における空気混和供給材料本体の流動
性を維持する。管54を介してのガス抜きが空気
スライドからの空気混和材料の流れを抑制した場
合に、導管28および29における滞留材料が配
列の下部のノズルを通して細流になる傾向がない
場合には、管49を周囲に排気することができ
る。 ガラスに誘発した強化度に影響を及ぼすことが
見出された一要因は、粒子の各流れの空隙率であ
り、この空隙率は後述するが、0.9〜0.4の範囲が
好ましい。ノズル入口での有効な圧力、従つて密
充填空気混和粒子の流れをノズルから放出する速
度は、所望の空隙率で各流れの全体をガラスの方
向に向う軌道上に維持するようにする。 従つて主な制御は空気混和粒状材料の供給床の
高さ、直立導管28および29における有孔管4
9から放出されるガスの圧力、材料の放出を作動
する時間、およびノズルとノズル配列の幾何学形
状である。 図示する如き個々の管49に、またはこれら管
の組に供給する空気の供給量は独立して変えるこ
とができる。この事はノズル配列の部分を介して
粒状材料の流量を独立して調節することができ、
このために急冷の均一性を維持することができ
る。 ガラス板を強化するための装置の1例の配置に
おいては、配列30および31における各ノズル
の長さを30mm、ノズル孔を3mmとした。ノズルは
20mm×20mmのノズル間隔を有する「ドミノ−フア
イブ」配列で配置した。各ノズル配列は1010mm×
620mmの空間を占め、各配列に3200個のノズルを
設けた。二列のノズルの端面間の距離を115mmと
した。供給容器34および35の供給床における
粒状材料の表面レベル46および48の高さは、
ノズル配列30および31の頂部上約2mとした。
ノズル端間の115mmの幅である処理空間は、平坦
なガラス板または自動車の窓に対して一般的であ
る曲線形状に湾曲したガラス板を急冷するのに十
分である。 全体寸法300mm×300mmのソーダ石灰石英ガラス
板を強化した。改ガラス板を予急冷
(prequenching)温度、例えば650℃まで加熱し、
次いでノズル30および31を介して処理空間に
放出した粒子の流れ中で急冷した。 各流れは、流れの境界を拡大することなくかつ
流れ全体をガラス表面に向う軌道上に維持する速
度で、すなわち各流れに乱れを生ずることのない
速度でガラス表面に向けて放出した。一般に流れ
は、流れが任意実質的な程度に下方に向け曲がる
前にガラスに当てた。 各流れは0.9〜0.4の範囲の空隙率を有するのが
好ましいことを確かめた。粒子の各流れの速度の
ガラス面に対する垂直成分は少なくとも1m/s
とした。 空隙率とは粒子の各流れ内における空隙を意味
する。例えば夫々の流れに対し: 空隙率=Vo−Vp/Vo 但しVn=短い長さの流れの容積。 Vp=短い長さの流れ中の粒状材料の容積。 空隙率の値は、粒状材料の充填度が増大するに
つれ減少し、粉末材料に対して粉末の静止パイル
(piles)、または動いている著しく緻密に充填さ
れた粉末体の場合には0.4〜0.5の範囲の値に低く
する。空隙率を0.9以上限界値1.0に向つて大きく
する上記以外の範囲の値は小割合の粉末だけが存
在する純粋なガスを表わす。 粉末材料の流れを、所望とする強化応力をガラ
スに誘発するのに十分な予定期間にわたつてガラ
スに向け、この期間経過後タイマー53により切
換弁50を作動し、有孔管49を真空本管52に
連結する。管49の位置におけるガス抜きは、ノ
ズルを通る粒状材料の流れを抑制し、ノズルから
ガラスに向う粒子の放出を素早く停止する。 同時に、タイマー56によりスプール弁55が
作動して有孔管54を真空本管52に連通する。
空気スライド32および33の出口領域における
粒状材料は速やかに妨害され、次いで供給導管2
8および29への粒状材料の流れを素早く停止す
る。 空気スライド32および33並びに供給容器3
4および35における空気混和粒状材料は、次の
ガラス板の強化のために備えて流動状態で維持す
る。 強化操作の終結において、空気スライド32お
よび33および有孔管40および44への圧縮空
気をスイツチ・オフし、容器34および35およ
び空気スライド32および33内に粒状材料が沈
積するが、しかし次の強化操作を行う前に再び空
気混和するようにする。 次い、本発明の方法によるガラス板を熱強化す
る例を上述するノズルを用いて説明する。 例 1 粒状材料としては次の特性を有するγ−アルミ
ナを用いた: 粒子密度=1.83g/cm3 粒度範囲=20μm〜140μm 平均粒度=60μm 多数の異なる厚さのガラス板を650℃に加熱し、
次いでγ−アルミナの流れを次の条件下で急冷し
た: 供給管49に供給する空気の圧力=0.172MPa ノズルからの出口における流れ速度=1.88m/
s 各ノズルからの全流量=10.1g/s 各流れの空隙率=0.602 1.1〜12cmの厚さのガラス板の強化度を第1表
に示す。
【表】 中心引張応力はヘリウム/ネオン レーザービ
ームをガラスの縁に直接に通す散乱光技術により
測定し、抑制度(retardation fringes)をガラス
表面の最初の20mm〜30mmで測定し、ガラスのこの
区域における平均中心引張応力の測定に与えた。
表面圧縮応力は異なる示差表面屈折計を用いて測
定した。 供給管49に空気を供給する圧力を変えること
は第表に示すようにノズルから放射するγ−ア
ルミナ流の出口速度および各流れの空隙率に影響
を与える。この表は650℃の予急冷湿度に加熱し
た2.3mmおよび3mm厚さのガラス板を強化した結
果を示している。
【表】 これらの結果は、0.035MPaから0.276MPaに空
気供給圧を高めた場合に1.12m/sから2.3m/s
にノズル出口における粒子流の速度に増加するこ
とを示している。空隙率は0.533〜0.714の範囲で
あつた。各流れにおけるγ−アルミナの全流量は
4.34g/sから11.73g/sに増加した。各流れ
全体を保持し、かつ各流れの軌道前のガラス表面
に衝突する流れは任意に評価しうる下方に向う曲
線を画くように思われ、このためにガラス上での
各流れの衝突速度のガラス表面に対して垂直な成
分はノズル出口における測定値よりあまり低くな
かつた。垂直成分は少なくとも1m/sにするの
が好ましく、ガラスに損傷を与えないようにする
ためにガラスの表面に対して垂直な速度成分は
5m/s以上にしないことが好ましいことを確か
めた。 高いガラス温度、例えば670℃において、幾分
高い強化度が得られた。例えば、87MPaの中心
引張応力は管45への空気供給圧を0.276MPaに
した場合に3mm厚さのガラス板に生じた。同じ条
件下で75MPaの中心引張応力は2.3mm厚さのガラ
ス板に生じた。 ガラス表面が加熱され、かつ損傷を受けやすい
該表面に衝突させる粒状材料の速度を高めること
によつて、ガラス表面に損傷を与えないように注
意する必要がある。上限速度は5m/sが適当で
あることを確かめた。 約50〜60mm下方のノズル端間の空間を用いるこ
とができる。空間を高める場合にはガラス板の強
化度は減少するが、すべての他の条件は一定に維
持することができる。 この事は650℃に加熱した2.3mmの厚さのガラス
板を0.172MPaの管45への空気供給圧で強化す
る場合に、ノズル分離を60mmから200mmに変える
ことによつて達成することを示している。この結
果を第表に示す。
【表】 この結果は約120mmから約60mmの範囲にわたつ
てノズル空間を変化することがガラスに衝突させ
る流れの速度を変えおよびガラスに生ずる応力を
変える他の有効手段を与えることを示している。 200mmのノズル離間は自動車用フロントガラス
の場合に普通の湾曲ガラス板の80〜90%、および
リヤおよびサイドガラスの場合に普通ガラスの95
%適応するのに十分である。 例 2 例1と同様の試験を次に示す特性を有するアル
ミナ三水和物を用いて行つた: 粒子密度=2.45g/cm3 粒度範囲=20μm〜160μm 平均粒度=86μm 多数の異なる厚さのガラス板を650℃に加熱し、
次いで次の条件下でアルミナ三水和物の流れで急
冷した: 供給管49への空気供給圧力=0.172MPa ノズルから出口における流れの速度=1.77m/
s 各ノズルからの全流量=10.38g/s 各流れの空隙率=0.68 1.1〜12mm厚さのガラス板の強化度を第表に
示す。
【表】 上表の結果は管49への空気供給の圧力の変化
がノズルから放射する流れの出口速度、流れの空
隙率およびガラス板の強化度に影響を与えること
を示している。650℃に加熱した2mm、2.3mmおよ
び3mmの厚さの各ガラス板にγ−アルミナ流を作
用させた結果を第表に示す。
【表】 この結果は、アルミナ三水和物を用いた場合
に、管49への空気供給の圧力を0.035MPaから
0.276MPaに高めることによつてノズル出口速度
を1.13m/sから2.51m/sに高めることを示し
ている。各流れにおけるアルミナ三水和物の全流
量は5.65g/sから12.44g/sに増加し、流れ
は例1に記載すると同じ形状を有していた。 高いガラス温度、例えば670℃において、
87MPaの高い中心引張応力は空気供給圧を
0.276MPaにした場合に3mm厚さのガラス板にお
いて達成した。 例 3 同じノズル配列および同じ大きさにおいて、95
容量%の例2のアルミナ三水和物と5容量%の重
炭酸ナトリウムとの混合物を厚さ2.3mmおよび全
長300mm×300mmのガラス板を強化するのに用い
た。重炭酸ナトリウムは70μmの平均粒度および
2.6g/cm3の材料密度を有していた。アルミナ三
水和物のみで急冷することによつて高い応力を達
成した。この結果を第表に示す。
【表】 第表に示すように同じ条件下で遥かに高い応
力が3mm厚さのガラス板に生じた。
【表】 例 4 例1〜3において用いたと同じノズル配列を用
いたが、しかしノズル孔は2mmにした。 また、例2におけると同じアルミナ三水和物を
用いた。 2.3mm厚さのガラス板を650℃に加熱し、アルミ
ナ三水和物の流れで急冷した。操作条件および結
果を第表に示す。
【表】 例 5 例1〜3におけると同じノズル配列において、
2.3mm厚さのガラス板を熱強化するのに用いる粒
状材料を「フイライト(Fillite)」粉末とした。
この「フイライト」粉末は発電所ボイラーからの
微粉砕燃料灰から誘導した中空ガラス球で、次に
示す特性を有する: 材料密度=2.6g/cm3 粒子密度=0.38g/cm3 粒度範囲=15μm〜200μm 平均粒度=80μm 供給管45に対する空気供給圧はノズルから
1.4m/sの出口速度および0.76の空隙率を有する
「フイライト」の流れを生成するように調節した。 2.3mm厚さのガラス板を急冷前に650℃に加熱
し、強化ガラス板の中心引張応力は58MPaであ
つた。 例 6 例1〜3におけると同じノズル配列において、
粒状材料として次に示す特徴を有する150メツシ
ユのジルコン砂を用いた: 粒子密度=5.6g/cm3 粒度範囲=30μm〜160μm 平均粒度=110μm 2.3mm厚さのガラス板を強化する場合に達成し
た結果を第表に示す。
【表】 例 7 管49に対する空気供給圧力を変化させないで
ノズル設計を変えることによつて高い出口速度を
達成できたことを確めた。 この事は2つの垂直ノズル配列から放射する例
2に記載すると同じアルミナ三水和物を用いて確
めた。 各配列において、ノズルを20mm対20mmのノズル
相互間の空間をもつて「ドミノ−フアイブ
(domino−five)」配列に配置した。各ノズルの
長さを55mmにし、ノズル孔を3mmにした。各配置
は1010mm×620mmの空間を占め、2つの配列の対
向端間の距離を85mmにした。 2.3mm厚さのガラス板をそれぞれ630℃、650℃
および670℃に加熱し、この配列から放射するア
ルミナ三水和物の流れによつて例2の試験で用い
た0.103MPa、0.172MPaおよび0.276MPaの空気
供給圧力で急冷した。 得られた結果を第表に示す。
【表】 これらの例において、0.87〜0.53の範囲の空隙
率を有する密充填空気混和粒子が効果的であつ
た。 0.76〜0.4の範囲の空隙率は良好な結果を得る
ことができた。フロントガラスとして用いる場合
に、例えばガラス板において可視領域の生ずる異
なる強化効果はガラス板に生ずる高い応力の領域
の所望パターンに従つて各配列にノズルを配置す
ることによつて達成でき、この高い応力の領域は
ガラス板の破損の場合に適当に見ることができる
低い強化応力の領域の間に点在する。 懸垂熱ガラスは垂直フレーム間の処理空間を水
平に輸送した。他の操作手段では、強化すべきガ
ラス板を垂直面に対する角度、例えば垂直に対し
45゜の角度に支持し、垂直に対して同じ角度に定
めた処理空間を通してノズル配列の水平路に移動
させた。 粒子の流れをガラス板の縁に向けて放射し、ガ
ラス板の縁の応力を高めるために、あるノズルを
内方に向けるようにした。他の配列において、ノ
ズル配列の周辺領域におけるノズルを内方に向け
て強化するガラス板の中心に向う一般化流
(generalized flow)を生じさせるようにした。 本発明の実施する装置の他の変型構造の例を第
4図に示す。 流動粒状材料を含有する2個のタンク69およ
び70には孔を設けた側壁71および72を設け
る。ノズル30および31の配列をこれらの側壁
から突出させる。ノズル端間の空間は110mmにし、
熱強化すべきガラス板1をノズル端の間の処理空
間に下げる。 空気混和粒子をタンク69および70内の流動
粒状材料からノズル30および31のそれぞれに
供給する。 タンク69の底部の多孔性隔膜73は充気室7
4の屋根を形成する。この充気室74には流動化
空気を供給ライン75を通して供給する。タンク
69の頂部は屋根76で閉鎖する。この屋根76
には弁79を含む充填導管78に接続する入口ポ
ート77を設けている。弁79を開いた時に、粒
状材料は導管78を通してタンク69に充填す
る。空気導管80は屋根76の孔に連通する。導
管80には弁81を設け、これによつてタンク内
の頂部空間を圧力ライン82に接続できるように
または排出ライン83を介して排気できるように
する。 他の導管84はタンク69の側壁71に近い屋
根76の孔に接続する。この導管84は、屋根7
6から下方に延在する。そらせ板85により流動
床の主部分から分割したタンク69内の流動床の
1部分上に出口を形成する。そらせ板85の下端
はタンクの多孔性床73上に離間して位置させて
タンクの主部分からそらせ板85とタンクの側壁
71との間の空間に矢86で示す流動粒状材料の
流れを通す通路を形成する。この通路を通してノ
ズル30に空気混和粒子を供給する。過剰の流動
化空気は導管84を通して排気する。 同じ符号を同じタンク70の頂部の入口および
出口導管を有する屋根に用いている。 タンク70の底部には多孔性隔膜87を設け、
この隔膜87を通して流動化空気は空気供給導管
89を有する充気室88から供給される。空気混
和粒子の流れは矢86で示すようにそらせ板85
の底部の下のタンク70から供給する。適当量の
選択粒状材料がタンク69および70に充填され
た場合には、弁79を閉じ、弁81によつて圧力
ライン82を導管80に接続し、このために圧力
はタンク69および70内の流動床上に維持され
る。導管75および89を通して充気室74およ
び88に流動化空気を供給する圧力は、2つの流
動床上の頂部空間に維持する矢90で示す圧力が作
用するにもかかわらず適当な流動化条件が得られ
る程度にする。 流動供給床の表面上に維持する圧力90に関し
て導管75および89を通して流動化空気を供給
する圧力を調節することによつて、ノズル30お
よび31の配列に流す空気混和粒子における圧力
は、密充填空気混和粒子の流れ全体をガラスの表
面に向うその流れの軌道に維持できる速度でかか
る流れをガラス表面に向けて放射するように制御
する。空気供給の切換えは第1〜3図に示す例に
記載すると同様に制御する。 ノズル30および31を通して供給する粒状材
料は回収し、別の貯蔵タンクに供給するが、勿論
タンク69および70の導管78に再び供給す
る。 そらせ板85を使用することによつて、タンク
69および70内の流動粒子材料のレベルを、達
成する強化効果に悪影響を与えずに降下すること
ができる。なぜならば、一定圧力がタンク69お
よび70内の流動材料の表面上の頂部空間に維持
できるためである。導管84に通すガスの排気は
ノズルに供給する空気混和粒子における圧力を調
節する役目をする。 第5図は水平に支持するガラス板91の熱強化
に適当な本発明の装置の変形構造を示している。 流動粒状材料を含有する水平に配置した供給導
管92および93はそれぞれノズル30および3
1の上部および下部水平配列を有する。 ノズル30は供給導管92の下面から下方に向
けて突出させ、ノズル31は供給導管93の上面
から上方に向けて突出させる。ガラス板1に対す
る水平処理空間はノズルの端間によつて画成され
る。 垂直供給容器94は上部供給導管92とその上
面を介して接続し、供給容器95は下部供給導管
93と1側面を介して接続する。各供給導管92
および93には有孔管96を配置する。 付加有孔管97および98を供給容器95の基
部に取付け、管98を供給導管93の管96と平
行に接続する。 ガラス板の処理前に、真空を供給導管92およ
び93内の管96に通す。また、真空を供給容器
95の基部における管98に通す。 この手段によつて、供給導管92および93内
の粒状材料を空気の混和しない緻密状態に保持す
る。空気は供給容器95の基部における管97に
連続的に供給し、このために容器95内の粒状材
料をすばやく空気混和することができる。 予急冷温度に加熱したガラス板91はフレーム
99上に支持し、水平処理空間に移動する。次い
で、空気を上部供給導管92内の管96におよび
下部供給導管93内の管96および98に供給す
る。 供給導管92および93内の粒状材料の空気混
和は、ノズル30を下方に向けて通しガラス板の
上面に向けて放射する粒状材料の強化効果がノズ
ル31を上方に向けて通しガラス板の下面に向け
て放射する粒状材料の強化効果と殆んど同じにな
るように行う。 第6図は第1図と同様に示した本発明の装置の
変形構造を示しているが、この構造では供給導管
28および29を、熱ガラス板1を下げる粒状材
料の急冷ガス−流動床内に埋置している。流れ
は、流動床を通して各ノズルからの流れ全体をガ
ラス板に向ける流れの軌道に維持する速度でノズ
ルから流動床に放射する。 ノズル配列30および31並びに流動粒状材料
の供給は第1〜3図において記載すると同じであ
る。 フレーム構造体内の床15上にはベロー101
で包囲した交さ型リフト(scissors−lift)テーブ
ル100を設ける。このテーブル100はその下
部を点線で示している。テーブル100上にはノ
ズル30および31に供給すると同じ粒状材料の
急冷ガス流動床に対する容器102を設ける。こ
の容器は矩形の水平断面を有し、かつ頂部を開放
している。容器102の床は多孔性隔膜103で
形成している。また、この隔膜103は一般に1
04で示す充気室の屋根を構成している。 充気室104は隔壁によつて3つの部分に分割
し、この中心部分はそれ自体の空気供給を有し、
他の2つの外側部分は共通空気供給を有してい
る。空気は充気室の中心部分に外側部分より高い
圧力で供給する。 隔膜103の多孔度は該膜を通る空気流に高い
圧力降下を生ずる程度にする。充気室の中心部分
に対する空気供給の圧力は容器102内の流動床
の中心部分が粒子流動化の静止均一膨脹状態にな
るようにする。容器102に最初に存在する粒状
材料の分量は、流動化空気を充気室104に供給
する場合に流動床の静止表面レベルが容器のほぼ
中間に上昇するようにする。 図面に示していない冷却管を、容器内のその側
壁近くに設けて、例えば60〜80℃程度の適当な急
冷温度で流動床を維持することができる。 交さ型リフト テーブル100を作動すること
によつて、容器102はその下部位置から実線で
示す上昇位置に上昇する。2個の垂直供給導管2
8および29は流動床に埋置し、流動材料は導管
によつて流動床を容器に充填し、容器の頂端で僅
かに流れるように移動する。 空気スライド61は容器の片側から離間して容
器の頂端上から2個の捕集シユート105に流す
粒状材料を受けるようにする。他の2個の捕集シ
ユート105は空気スライド66に放出する。各
シユートはスロート106に下方に通じ、このス
ロート106には流れ口107が枢着している。
容器102が上昇しまたは下降する場合に、スロ
ート107は上方に枢着し、容器102が上昇位
置に位置する場合には、スロート107は下方に
枢着して空気スライド61および66の上に横た
わる。 操作サイクルは第1〜3図に記載すると同様で
ある。炉ドア11が閉じ、懸垂ガラス板が炉内で
加熱された後、交さ型リフト テーブルが作動し
て容器を上昇する。スロート107は上方に枢着
し、このためにスロートは空気スライド61およ
び66から離れる。テーブル100が上昇し始ま
るや否や、コンベヤー57および58が始動す
る。容器がその上昇位置に達した時に、充気室1
04への空気供給を始める。 充気室104に供給される空気は、容器102
内の粒状材料をノズル配列間の処理空間における
粒子流動化の静止均一膨脹状態の粒状材料と共に
流動化する。 次いで、炉ドア11を開き、熱ガラス板を一定
速度で速やかに処理空間に降下させる。ガラス板
の下端が流動粒状材料の水平の静止上面を下方に
通過するや否や、直ちに空気を有孔管49におよ
び空気スライド52および57に通す。空気混和
粒状材料は供給容器34および35からノズルに
粒状材料の合流が処理空間の静止的流動化材料を
通してガラス板に向けて放出するような圧力で流
す。 粒状材料の容器の上端上に流し、供給容器34
および35に再循環して供給流動床の静止表面レ
ベルを維持する。 容器102内における静止流動床は応力のバツ
クグランド レベルをガラス板に与え、ガラス表
面からの熱移動をノズルから沈み流(submerged
streaws)の作用によつて高められ、この沈み流
はガラス表面に達し、このガラス表面における粒
状材料の局部撹拌を高め、粒状材料のみの流れに
より生ずるガラスの応力パターンより一層均一な
応力パターンを生ずる。 第7図はガラス板を湾曲にし、かつ強化する本
発明の装置の他の変形構造を示している。 第7図において、第1〜3図におけると同じ構
造部分は同じ符号で示している。 炉7は装置の底部に設け、湾曲ダイ108およ
び109は炉口10の上に設ける。 ノズル配列30および31を有する供給導管2
8および29は垂直導管の下部分を構成し、その
上部分は供給区域34および35を構成してい
る。第1〜3図に示す構造の空気スライド32お
よび33は必要としない。 導管の上部供給区域34および35における粒
状材料の空気混和は二組の有孔管40によつて行
われる。一組の有孔管40は上部区域のほぼ中間
に設ける。下側の組の有孔管40は上部区域の底
部近くに設ける。各組の有孔管40は圧力調節器
41を介して圧縮空気本管38に接続する。圧縮
空気を管40に連続的に供給することによつて、
上部区域に粒状材料の供給体を空気混和状態に容
易に維持することができる。 下部区域28および29の頂部において、ノズ
ル配列30および31のすぐ上に3個の有孔管5
4のバンクを設け、これらの有孔管はタイマー5
6によつて制御する切換弁55に平行に接続す
る。弁55に対する1つの入口は本管52に直接
に接続する。弁55に対する他の入口は圧力調節
器114を介して圧縮空気本管38に接続する。 下部区域28および29には垂直に離した有孔
管49を設け、この有孔管49はタイマー53に
よつて制御する切換弁50に対をなして接続し、
かつ真空本管52に直接に接続する入口および圧
力調節器51を介して圧縮空気本管38に接続す
る入口を有する。 操作は第1〜3図に示す構造の装置と同様に行
なう。垂直導管の上部区域34および35から出
口区域における3個の有孔管54のバンクに真空
を通すことは、流れを必要とするまで空気混和供
給体を支持するこれらの区域において粒状材料を
積極的に緻密にする作用をする。 熱ガラス板1を炉からダイ108および109
間の曲げ位置に引き上げるダイをガラス板に緊締
する。ダイが湾曲したガラス板を解放した後、ま
たホツトであるこのガラス板を、ノズル配列30
および31の間の処理空間に示す位置に引き上げ
る。 粉末捕集シユート115をノズル配列の下に移
動し、次いで弁55により圧縮空気を管54に通
す。これにより上部区域34および35における
空気混和粒状材料の供給材料本体が解放され、管
49への圧縮空気の順次切り換えの結果として直
立導管における材料の降下流が起こり、ノズルか
ら放出される流れを供給する。これはタイマー5
6により弁55が作動した場合に始まる。 夫々の上述する好適な構造例において、ノズル
の断面形状を円形から変化させることができ、例
えば断面を楕円とすることができる。ノズルの代
りに供給導管28および29の前面を、ガラス板
に向けて放出する密充填空気混和流を生ずること
のできるスロツトまたはスリツト形状の装置を配
列して形成することができる。 本発明においては、中心(central)引張り応
力の高い値および表面圧縮圧力の適度に高い値を
有する熱強化ガラス板を製造する。この中心引張
り応力値は強化ガラスの高い強度を示すものであ
る。 例えば、114MPa〜128MPaの範囲の中心引張
り応力値は、本発明の方法を用いて6mm〜12mmの
範囲の厚さのガラス板において得られた。 本発明において、60MPa〜92MPaの範囲の中
心引張り応力値を有し、厚さが2mm〜3mmの範囲
である一層薄いガラス板、並びに上記範囲の厚さ
で60MPaより低い中心引張り応力、例えば約
46MPaに低下した値を有するガラス板を製造す
ることができた。 一層薄いガラス板でさえ本発明の方法により高
い強度に熱強化することができる。例えば、厚さ
1.1mmで53MPa程度の中心引張応力値を有する強
化ガラスを製造することができた。
【図面の簡単な説明】
第1図はガラス板を熱強化する本発明の方法を
実施する装置の1例構造の1部を切欠にして示し
た側面図、第2図は第1図に示す装置の1部を切
欠にした正面図、第3図は第1図および2図に示
す装置の頂部正面図、第4図は本発明の方法を実
施する装置の他の変形構造を説明する垂直断面
図、第5図は水平に配置したガラス板を熱強化す
る本発明の装置の他の変形構造を説明する垂直断
面図、第6図は急冷ガス流動床を含む第1図に示
す装置の変形構造の1部を切欠にして示した側面
図、および第7図は本発明の方法を実施する装置
の更に他の変形構造の1部を切欠にして示した側
面図である。 1,91…ガラス板、2…トング、3…吊り装
置、4…ドングバー、5…ホイストケーブル、6
…ホイスト装置、7…垂直炉、8…スリーブ、9
…垂直ガイドレール、10…開口(炉口)、11
…水圧作動ドア(炉ドア)、12…プラツトホー
ム、13…フレーム構造体、14…直立フレーム
構造体、15…床、28,29,92,93,9
4…供給導管、30,31…ノズル配列、32,
33,61,66…空気スライド、34,35,
94…供給容器、36,43,73…多孔性床、
37,42,74,88,104…充気室、38
…圧縮空気本管、39,41,51,114…圧
力調節器、40,44,49,54,96,9
7,98…有孔管、45,47…細目フイルタ
ー、46,48…表面レベル、50,55…切換
弁、52…真空本管、53,56…タイマー、5
7,58…コンベヤー、59,64…ホツパー、
60,65…出口、62…捕集タンク、63,6
7…タンク62の上端部、68…粗目フイルタ
ー、69,70…タンク、71,72…側壁、7
3,87,103…多孔性隔膜、75,80,8
4,89…空気供給導管(供給ライン)、76…
屋根、79,81…弁、77…入口ポート、78
…充填導管、82…圧力ライン、83…排出ライ
ン、85…そらせ板、86,90…矢印、90…
圧力、92,93…供給導管、98,96,97
…管、99…フレーム、101…ベロー、100
…交さ型リフト、102…容器、105…捕集シ
ユート、106…スロート、107…流れ口、1
08,109…湾曲ダイ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱ガラスを粒状材料で急冷することによりガ
    ラスを熱強化する方法において、密充填空気混和
    粒子の流れを複数生じさせ、この粒子の流れ夫々
    が0.9〜0.4の範囲の空〓率を有し、これら流れ
    を、各流れの全体がガラス方向に向うその軌道上
    に維持される速度でガラスに向けて放出すること
    を特徴とするガラスの熱強化方法。 2 粒子の各流れが0.76〜0.4の範囲の空〓率を
    有する特許請求の範囲第1項記載の方法。 3 ガラス表面に対する粒子の流れの垂直成分の
    速度が少なくとも1m/secである特許請求の範囲
    第1または2項のいずれか一つの項記載の方法。 4 ガラスが直立しているガラス板であり、この
    ガラス板の表面に粒子の流れを向ける特許請求の
    範囲第1〜3項のいずれか一つの項記載の方法。 5 ガラスが水平に支持されるガラス板であり、
    このガラス板の表面に向けて上方および下方に粒
    子の流れを放出する特許請求の範囲第1〜3項の
    いずれか一つの項記載の方法。 6 粒子の流れを、粒状材料の急冷ガス流動床に
    沈められているガラス表面に向け放出する特許請
    求の範囲第1〜5項のいずれか一つの項記載の方
    法。 7 ガラスが垂直に吊るされかつ急冷床に沈めら
    れているガラス板であり、粒子の流れを上記ガラ
    ス板の両面に向け急冷床に放出する特許請求の範
    囲第6項記載の方法。 8 空気混和粒状材料を供給することにより上記
    空気混和粒子の流れを生じさせて上記流れを形成
    する特許請求の範囲第1〜7項のいずれか一つの
    項記載の方法。 9 粒子の流れを、空気混和粒状材料の供給材料
    本体と連通する配列ノズルから放出する特許請求
    の範囲第8項記載の方法。 10 供給体が同伴ガスを含有する粒状材料の降
    下供給体より成り、付加ガスをノズルに近接する
    粒子の降下供給材料本体に供給し、ノズル上方の
    供給体の高さおよび付加ガスの供給圧力を調節し
    て、これにより各流れの全体がガラス面方向へ向
    うその軌道上に維持される速度となるよう、ノズ
    ルからのガラスへの放出流れ速度を調節する特許
    請求の範囲第9項記載の方法。 11 ノズルの入口近傍の空気混和材料の圧力
    を、供給体の表面より高い圧力に維持することに
    より調節する特許請求の範囲第9項記載の方法。 12 粒子の流れを縦二列のノズルから放出し、
    ノズルの各配列に、空気混和粒状材料の降下供給
    体からの流れを供給し、かつ付加ガスをノズル配
    列近傍の流れに供給する特許請求の範囲第10項
    記載の方法。 13 ノズルが相互に近接する関係にある垂直に
    離間する複数の位置においてガスの供給を各流れ
    に切り換え、強化すべき次のガラス板に対して粒
    子の流れの放出を開始する特許請求の範囲第12
    項記載の方法。 14 上記複数の位置へのガス供給の切り替え時
    間を選択的に定め、最下部の位置から開始する特
    許請求の範囲第13項記載の方法。 15 ガラスを熱強化する装置において、空気混
    和粒状材料の供給体を収容する装置、かかる供給
    材料から密充填空気混和粒子の流れを発生する装
    置、かかる流れをガラス表面に向けて放出する装
    置、およびこの流れの放出速度を調節する装置を
    備えたことを特徴とするガラスの熱強化装置。 16 空気混和粒状材料の供給体用容器、および
    密充填混和粒子の流れをガラス表面に放出するた
    めの容器に連結するノズル配列を備えた特許請求
    の範囲第15項記載の装置。 17 上記容器が空気混和粒状材料の本体を収容
    するための供給材料容器に連結する供給導管であ
    り、上記供給材料容器を粒子の供給に対して有効
    なる圧力ヘツドを得るように配置し、ガス供給用
    の有孔管をノズルの入口に近接する供給導管内に
    設けた特許請求の範囲第16項記載の装置。 18 ノズルの各垂直配列を有する2個の供給導
    管およびこれら導管に連結する2個の供給容器を
    設け、上記配列により懸垂ガラス板に対する垂直
    処理空間をノズル出口端間で画成する特許請求の
    範囲第17項記載の装置。 19 粒状材料を供給導管に供給する際空気混和
    状態でこの粒状材料を維持するために、個々の空
    気スライドにより供給容器を各供給導管に連結し
    た特許請求の範囲第18項記載の装置。 20 流れから粒状材料を捕集するためのタン
    ク、タンク上部端から溢れる粒状材料を捕集する
    ためのタンク近傍に取り付けた粒状材料用捕集シ
    ユート、および捕集シユートから供給容器上部へ
    延在する再循環コンベヤーまたはタンクから溢れ
    る粒状材料を再循環するための容器を備えた特許
    請求の範囲第17〜19項のいずれか一つの項記
    載の装置。 21 上記タンクが、タンク内に急冷ガス流動床
    を作り出すためにタンクの底にガス供給装置を収
    容し、このタンクを、流れがタンク内の急冷流動
    床の中に放出されるように、ノズル配列の周囲に
    かかるタンクを上昇操作できるリフトに取り付け
    た特許請求の範囲第20項記載の装置。 22 容器の片側に連結するノズル配列を有する
    供給体用密閉容器、およびこの容器の上部に連結
    して供給体上の容器内の空間を加圧するガス供給
    装置を設けた特許請求の範囲第16項記載の装
    置。 23 空気混和粒状材料の2個の供給体用に2個
    の密閉容器を設け、各容器がノズル配列を有し、
    これらノズルの配列を、その配列間で熱ガラス板
    に対する処理空間を画成するように配置した特許
    請求の範囲第22項記載の装置。 24 ノズルの水平配列を有する2個の供給導管
    を設け、かかる配列が、互いに向い合つた先端を
    有する上側および下側のノズル配列を構成し、か
    つこれらの間にガラス板に対する水平処理空間を
    画成した特許請求の範囲第17項記載の装置。
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JPS4829948A (ja) * 1971-08-19 1973-04-20

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