JPH04132461U - 電動式ガイドベーン操作機構のストツパ取付構造 - Google Patents
電動式ガイドベーン操作機構のストツパ取付構造Info
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- JPH04132461U JPH04132461U JP1991039380U JP3938091U JPH04132461U JP H04132461 U JPH04132461 U JP H04132461U JP 1991039380 U JP1991039380 U JP 1991039380U JP 3938091 U JP3938091 U JP 3938091U JP H04132461 U JPH04132461 U JP H04132461U
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- guide vane
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- 239000003638 chemical reducing agent Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 1
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガイドベーンの全閉時の衝撃を緩和・分散す
る。 【構成】 電動アクチュエータ10,20は、サーボモ
ータ12,22、減速器13,23、ボールねじ部1
4,24、操作ロッド11,21を有している。操作ロ
ッド21が押し出され操作ロッド11が引き込まれてガ
イドリング2がC方向に回動するとガイドベーンが閉じ
ていく。ガイドベーンが全閉になると、ボールねじ部2
4の先端に備えたストッパS1にナット部24が衝突し
て、ストロークが停止する。
る。 【構成】 電動アクチュエータ10,20は、サーボモ
ータ12,22、減速器13,23、ボールねじ部1
4,24、操作ロッド11,21を有している。操作ロ
ッド21が押し出され操作ロッド11が引き込まれてガ
イドリング2がC方向に回動するとガイドベーンが閉じ
ていく。ガイドベーンが全閉になると、ボールねじ部2
4の先端に備えたストッパS1にナット部24が衝突し
て、ストロークが停止する。
Description
【0001】
本考案は電動式ガイドベーン操作機構のストッパ取付構造に関し、ストッパに
加わる衝撃を緩和するよう工夫したものである。
【0002】
水力発電に用いられる水車は、回転数を一定に保つ必要がある。このため、水
車を回転させる流水の流量をガイドベーンの開閉により調整して水車の回転数を
一定に保っている。
【0003】
ここで図2を参照して、2台の電動アクチュエータを用いてガイドベーンの開
閉をする従来の電動式ガイドベーン操作機構を説明する。水車1には、ガイドベ
ーン(図示省略)が内蔵されるとともに、ガイドベーンに連結されたガイドリン
グ2が備えられている。ガイドリング2には2台の電動アクチュータ10,20
の操作ロッド11,12が連結されている。電動アクチュータ10,20は、調
速機制御装置3の制御指令に応じて電動機制御盤4,5から出力される信号に応
じて作動する。即ち、ガイドベーンを閉めるためガイドリング2をC方向に回動
させる際には、操作ロッド21が伸びるとともに操作ロッド11が縮むように電
動アクチュエータ10,20が作動し、ガイドベーンを開けるためガイドリング
2をO方向に回動させる際には、操作ロッド21が縮むとともに操作ロッド11
が伸びるように電動アクチュエータ10,20が作動する。
なお入口弁6は、電動装置7により開閉されるものであり、通常の発電時には
開放されている。
【0004】
前記電動アクチュエータ10,20は、サーボモータ12,22と減速器13
,23とボールねじ部14,24とで構成されており、サーボモータ12,22
の回転を減速器13,23で減速し、回転運動をボールねじ部14,24にて直
線運動に変換して、操作ロッド11,21を進退させている。
【0005】
電動アクチュエータ10,20により水車1のガイドリング2をC方向に回動
してガイドベーンを全閉にするときには、電動アクチュエータ10,20または
水車1に、機械的なストッパが必要となる。ストッパは、ガイドベーンが全閉状
態になったときに、電動アクチュエータ10,20の動きを機械的に停止させる
ものである。ストッパは通常時(ガイドベーンが開いているとき)には使用しな
いが、全閉時にはストッパには大きな力が作用する。
【0006】
このようにストッパに大きな力が作用するため、ストッパの取付位置は、衝突
時に生ずる大きな応力を考慮して設計する必要がある。
例えばボールねじ部14,24のうち減速器13,23に近い部分で衝突時の
エネルギーを受けるようにストッパを備えると、ストッパから減速器13,23
までの距離が短く応力が局部的に大きくなり破損してしまう恐れがある。また衝
突時に操作ロッド11,21に圧縮力が加わるようにストッパを備えると、操作
ロッド11,21が座屈する恐れがある。
【0007】
本考案は、上記従来技術に鑑み、ストッパへの衝撃を緩和することのできる電
動式ガイドベーン操作機構のストッパ取付構造を提供するものである。
【0008】
上記課題を解決する本考案の構成は、
回動することによりガイドベーンを開閉させるガイドリングと、
モータと、モータの回転を減速する減速器と、減速された回転運動を直線運動
に変換する送りねじ部と、基端が送りねじ部に連結され先端がガイドリングに連
結された操作ロッドとにより構成された2台の電動アクチュエータとを備え、
一方の電動アクチュエータの操作ロッドが押し出されたときに他方の電動アク
チュエータの操作ロッドが引き込まれるように動作してガイドリングを回動させ
る電動式ガイドベーン操作機構において、
ガイドベーンを閉じる方向にガイドベーンを回動させる際に操作ロッドを押し
出す側の電動アクチュエータには、全閉時に送りねじ部のナット部が当接して操
作ロッドのストロークを止めるストッパが、送りねじ部の先端側に取り付けられ
ていることを特徴とする。
【0009】
ガイドベーンの全閉時には、一方の電動アクチュエータにおいてボールねじ部
のナット部がストッパに衝突する。ストッパはボールねじ部の先端に備えている
ので、衝撃力は電動アクチュエータ全体に分散され、しかも操作ロッドには引張
力が作用する。
【0010】
以下に本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。図1は本考案の実施例
を示す。同図に示すように、電動アクチュエータ10,20は、サーボモータ1
2,22と減速器13,23とボールねじ部14,24と操作ロッド11,21
を有している。ガイドリング2をC方向に回動させて水車1のガイドベーン(図
示省略)を閉じるときには、電動アクチュエータ20側の操作ロッド21が押し
出され、電動アクチュエータ10側の操作ロッド11が引き込まれるように、サ
ーボモータ12,22が回転する。ガイドリング2をO方向に回動させてガイド
ベーンを開くときは、サーボモータ12,22は、開放時と逆方向に回転する。
なお、6は入口弁,7は電動装置である。
【0011】
電動アクチュエータ20のボールねじ部24の先端にはストッパS1が備えら
れており、電動アクチュエータ10のボールねじ部14の基端にはバックアップ
用のストッパS2が備えられている。ガイドベーンが全閉になったときにはボー
ルねじ部24のナット部24aがストッパ24に衝突し、操作ロッド21のスト
ローク(図1では上方に向うストローク)が停止するようになっている。このと
き、ボールねじ部14のナット部14aとストッパS2との間には隙間がある。
ストッパS2はバックアップ用であり、ストッパS1が破損しても、ストッパS
2によりストロークを確実に停止するために設けたものである。
【0012】
前述したようにガイドベーンが全閉になったときにはナット部24aがストッ
パS1に衝突する。この衝突時のエネルギーはボールねじ部24の先端部で受け
るため、電動アクチュエータ20全体で衝突による応力を分散して受けることに
なり、ひずみを小さくすることができる。また、ボールねじ部24の先端から減
速器23までの距離があるため、衝突時のエネルギーがボールねじ部24の外筒
の弾性変形により緩和され、減速器23に作用する衝撃力は小さく減速器23が
損傷することはない。更に、操作ロッド21には引張力が証するため、操作ロッ
ド21に座屈が生じることもない。もちろん、電動アクチュエータ10側へ伝わ
る衝撃力は、操作ロッド21,11やガイドリング2により大幅に減衰する。
【0013】
以上実施例とともに具体的に説明したように本考案によれば、ガイドベーンが
全閉になったときにストッパに衝突して生ずる力を、緩和・分散することができ
安全性が高まる。
【図1】本考案の実施例を示す構成図である。
【図2】従来構成を示す構成図である。
1 水車
2 ガイドリング
10,20 電動アクチュエータ
11,21 操作ロッド
12,22 サーボモータ
13,23 減速器
14,24 ボールねじ部
14a,24a ナット部
S1,S2 ストッパ
Claims (1)
- 【請求項1】 回動することによりガイドベーンを開閉
させるガイドリングと、モータと、モータの回転を減速
する減速器と、減速された回転運動を直線運動に変換す
る送りねじ部と、基端が送りねじ部に連結され先端がガ
イドリングに連結された操作ロッドとにより構成された
2台の電動アクチュエータとを備え、一方の電動アクチ
ュエータの操作ロッドが押し出されたときに他方の電動
アクチュエータの操作ロッドが引き込まれるように動作
してガイドリングを回動させる電動式ガイドベーン操作
機構において、ガイドベーンを閉じる方向にガイドベー
ンを回動させる際に操作ロッドを押し出す側の電動アク
チュエータには、全閉時に送りねじ部のナット部が当接
して操作ロッドのストロークを止めるストッパが、送り
ねじ部の先端側に取り付けられていることを特徴とする
電動式ガイドベーン操作機構のストッパ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039380U JPH04132461U (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 電動式ガイドベーン操作機構のストツパ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991039380U JPH04132461U (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 電動式ガイドベーン操作機構のストツパ取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132461U true JPH04132461U (ja) | 1992-12-08 |
Family
ID=31920668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991039380U Pending JPH04132461U (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 電動式ガイドベーン操作機構のストツパ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04132461U (ja) |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP1991039380U patent/JPH04132461U/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980804 |